JP4512761B2 - 動物管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、食品の生産コストの低廉化、生産性及び安全性の向上を図ると共に、トレーサビリティ(生産履歴管理)を非常に容易なものとする動物管理システムに関する。
畜産動物を飼育して畜産物を出荷する畜産産業は、出荷価格の低迷などにより国際競争力が低下している。これに対し、緊急輸入制限(セーフガード)を発動したとしても、暫定措置にすぎないため、個々の動物の管理方法等を見直し、競争力を強化する必要がある。
近年、畜産動物を飼育している戸数は減少しているが、一戸当たりの飼育頭数は逆に増え、労働者も高齢化しているため、動物の管理に要する手間や費用を軽減した効率よい管理により、畜産物の生産性を向上させ、畜産物の生産コストの低廉化を図る必要がある。
畜産動物を飼育するためには、一頭毎の個体識別が必要となるが、例えば、スケッチしてある(または写真に取られた)斑紋や、採取してある鼻紋と実際の家畜とを比較して個体識別したり、識別コードが記入された耳標を家畜に取り付けたり、家畜の耳に桁番号の切込みを入れる耳刻が行われたり、識別コードが書き込まれた小形のデータキャリアを家畜の体内に埋め込むことなどが行われている。
データキャリアを使用した畜産動物の管理方法は、データキャリアが埋設されている部位に質問器を近づけて識別コードを読み出し、読み出した識別コードに基づいてこのデータキャリアとは別に用意されているデータベースに個体情報を書き込んだり、個体情報を読み出しが実施されている。
一方、日本国内においても、BSE(狂牛病)問題から波及して、畜産物の安全性が大きな課題とされ、いつ、どこで、どのように生産・流通したかなどの情報が開示されつつある。また、BSEの発生を契機に、生産履歴管理を追跡するトレーサビリティに対する要請も増し、我が国においても、フランスやオランダなどで導入された、トレーサビリティーが検討され、牛については、2003年6月に法制化され、同年12月より施行されることとなった。
特開平6−327369号公報 特開2003−310077号公報
データキャリアを使用した畜産動物の管理方法は、斑紋,鼻紋を使用した場合のように熟練を必要とせず、耳標の場合のように家畜から脱落することがなく、改竄しにくいため、畜産動物の管理方法として適しているといえる。
また、耳に数字の桁ごとの切込みを入れる耳刻も一般的に広く行われているが、部分的に耳を切り取るため、動物愛護の観点から問題視されている。
しかしながら、データキャリア(タグ)を使用した畜産動物に対して薬剤の投与や飼料の給与を行う際には、例えば、手書きのメモによる記録をパソコンに入力し直す必要があるという問題点があった。
また、いつ、どこで、どのように生産・流通したかなどの情報の開示やトレーサビリティーを行う際には、牛を除き統一的な基準や標準が存在しないという問題点があった。
本発明の目的とするところは、食品の生産コストの低廉化を図ると共に、食品の生産性と安全性の向上に寄与し、動物の飼育状況に関する情報が簡単に入手でき、トレーサビリティも非常に容易なものとなる動物管理システムを提供するものである。
前記課題を解決するため、本発明の第一の動物管理システムは、動物識別特定タグと、注射器と、動物情報運用コンピュータとがネットワークを介して相互に交信可能とされ、注射器は、薬剤投与問合情報処理部と、薬剤投与処理部と、薬剤投与情報処理部とを備え、動物情報運用コンピュータは、動物識別特定タグ情報処理部と薬剤投与情報運用処理部とを備えている。
動物識別特定タグは、動物を識別し特定するための動物識別特定情報を記録したものであり、動物の個々に、例えば、耳標として取り付けられ、個体を同定するIDとしての役割を果たす。
動物識別特定タグとしては、媒体に電波、電磁波を用いたIDシステム(RFIDシステム)に使用されるデータキャリア(タグ)であれば、いずれも用いることができる。動物識別特定タグの伝送方式は、例えば、静電気による誘導作用を利用した静電結合方式、密に結合した電磁誘導作用を利用した電磁結合方式、電磁誘導作用を利用した電磁誘導方式、マイクロ波帯の電波を利用したマイクロ波方式、赤外線等の光を利用した光方式などを挙げることができる。
動物識別特定タグの形状も特に限定されず、例えば、ラベル型、カード型、コイン型、スティック型等のいずれであってもよいが、飼育動物の生後数日内に取り付けた後、生涯にわたって損傷や故障を起こさない耐久性が不可欠である。
動物識別特定情報としては、例えば、動物の飼育者、各動物に付与された個体ID番号、動物の種類、生年月日、生誕場所、雄雌などの情報が含まれる。
動物識別特定タグは耳に取り付けることが好ましい。注射をする際にセンサーから近距離となるからであり、一般的なワクチン接種は、皮下脂肪の少ない耳根部(耳の裏側の付け根)に注射するからである。
動物識別特定タグは、脱落する可能性も否定できないため、同一のタグを両耳に1個ずつ取り付けることが好ましい。
動物識別特定タグとの交信は、例えば、据置型アンテナを付属したRF受信機及び/又は携帯端末(PDA)、専用端末を介して、無線又は有線によるLANのアクセスポイントを経由して行われる。
注射器は、複数の動物識別特定タグを識別して動物を区別し、目的の動物に薬剤を投与するものである。
注射器の動作についての一例を図5及び図6に示す。なお、本発明に用いることができる注射器は、小型で持ち運びが容易であって、例えば、バッテリーで作動し、スイッチを入れた際に自己診断を行うものであってもよい。
薬剤投与問合情報処理部は、注射器情報取得部で取得した、動物に投与する薬剤の名称を含む薬剤情報に基づき、動物に薬剤を投与するのに必要となる薬剤投与必要情報を前記動物情報運用コンピュータから得るための薬剤投与問合情報を、注射器情報出力部から前記動物情報運用コンピュータへ送信する処理を行う、処理動作部である。
薬剤情報としては、例えば、動物に投与する薬剤の名称、薬剤の製造年月日、薬剤の製造者、薬剤に含まれる成分などが挙げられる。
薬剤情報は、薬剤の瓶に付属する情報(例えば、バーコード情報)から取得してもよく、動物情報運用コンピュータから取得してもよい。
薬剤投与問合情報は、注射器を用いて動物に薬剤を投与するのに必要となる薬剤投与必要情報を動物情報運用コンピュータから得るために必要な情報であって、例えば、各動物に付与された個体ID番号、薬剤の名称などの情報が挙げられる。
注射器には、例えば、固有のIPアドレスが付与され、注射器と動物情報運用コンピュータとがネットワークを介して相互に交信可能な状態となっている。ここにいうネットワークの例としては、無線LANを含む構内ネットワーク(LAN)、インターネットなどが挙げられ、具体的には、例えば、飼育舎に無線LANのアクセスポイントを配置し、HUBを介して、有線又は無線でアクセスポイントと動物情報運用コンピュータを接続する。
薬剤投与処理部は、注射器情報取得部で取得した、前記動物情報運用コンピュータから送られた薬剤投与必要情報に基づき、個々の動物に対して薬剤を投与する量を決定すると共に、注射器情報取得部で取得した、各動物識別特定タグから得られた動物識別特定情報と決定した薬剤を投与する量に基づき、当該各動物識別特定タグが取り付けられた動物に対して薬剤を投与する処理を行う、処理動作部である。
薬剤投与処理部における処理により、薬剤投与の手間が軽減され、二度投与や投与し忘れもなくなる。
薬剤投与必要情報としては、例えば、各動物に付与された個体ID番号、動物の種類、薬剤の名称、薬剤の最適投与量、薬剤の投与日、薬剤の投与量、薬剤を投与する場合の注意事項、疾患に関する情報、治療に関する情報などが挙げられる。
薬剤投与処理部による処理の具体的な一例を以下に示す。注射器と動物識別特定タグとの交信により目的の動物が見つかると、注射器に付属する薬剤注入量制御装置により目的の動物に薬剤を投与する量が決定されて、注射筒に薬剤が注入される。注射筒内に存在する薬剤の残量は、注射器内に設置されている薬剤注入量センサによって瞬時に把握され、薬剤注入量制御装置により、薬剤の投与を続けるべきか否か及び薬剤の再投与をすべきか否かの判断がなされる。
なお、注射器には、エアコンプレッサ又は炭酸ガスボンベを接続することは好ましい。注射器から連続的な薬剤の投与が可能となるからである。
薬剤投与情報処理部は、動物に薬剤を投与した際の薬剤投与情報を注射器情報出力部から前記動物情報運用コンピュータにへ送信する処理を行う、処理動作部である。
薬剤投与情報処理部における処理により、手書きのメモによる記録をパソコンに入力し直す必要がなくなり、入力し忘れ、入力ミスなどを防止することができる。
注射器は、注射針を備えていない無針注射器であるのが好ましい。人間より大きな動物に注射針を備えた注射器で薬剤を投与するのはかなりの肉体労働であり、動物に注射針を刺した際、動物が暴れたりすることも多く、注射針が壊れて、動物の体内に針が残留する残針事故が起こることも少なくないが、無針注射器であれば、動物が暴れたりすることもなく、作業時間がかなり短縮化され、残針事故も起きないからであり、さらに、動物識別特定タグとの交信によって薬剤を投与する方向を簡単かつ迅速に変更することができ、薬剤投与の自動化も可能になるからである。
動物情報運用コンピュータは、動物に関する情報を登録し運用するものであって、動物識別特定情報処理部と薬剤投与情報処理部とを備えており、例えば、動物を飼育する場所に近い家屋、納屋、倉庫などに設置される。
動物識別特定タグ情報処理部は、運用情報取得部で取得した、個々の動物に取り付けられた動物識別特定タグに記録された動物識別特定情報を個々の動物毎に識別特定タグ情報データベースへ登録する処理を行う、コンピュータの処理動作部である。
薬剤投与情報運用処理部は、ネットワークを介して運用情報取得部で取得した、各注射器からの薬剤投与問合情報に基づき、個々の動物に特有な情報を登録した動物情報データベース、動物に投与する薬剤に関する情報を登録した薬剤データベース及び各注射器からの前記薬剤投与情報を登録した薬剤投与情報データベースに登録された情報から必要な情報を抽出して、薬剤投与必要情報として編集し、ネットワークを介して運用情報出力部から当該各注射器へ送信すると共に、ネットワークを介して運用情報取得部で取得した、各注射器からの薬剤投与情報を薬剤投与情報データベースに登録する処理を行う、コンピュータの処理動作部である。
本発明において、動物情報運用コンピュータは、飼料給与情報処理部を更に備えている構成にすることができる。
飼料給与情報処理部は、運用情報取得部で取得した、動物に与えた飼料に関する動物飼料給与情報を飼料給与データベースへ登録する処理を行う、コンピュータの処理動作部である。
動物飼料給与情報としては、例えば、給与飼料の飼料名、給与総量、給与時期、給与者、飼料を与えた動物の頭数、一頭当たりの飼料の給与量などが挙げられる。
本発明の第一の動物管理システムにおいて、動物の種類は特に限定されないが、畜産動物、愛玩動物、水産動物、実験動物のいずれかであることが好ましく、畜産動物がより好ましい。なお、畜産動物は、人間に飼養され、人間生活に利用される動物である。愛玩動物は、犬、猫その他の動物等で人が所有又は占有している動物であり、ペットと呼ばれるものである。水産動物は、水中に産する動物である。実験動物は、実験等の利用に供するため、施設で飼養又は保管している動物である。
また、本発明の第一の動物管理システムにおいて、動物は、豚、鶏、牛、馬のいずれかであるのがさらに好ましい。鶏は、羽が生えているが、個体が小さく、各個体がほぼ同じぐらいの大きさだからであり、牛や馬は、表皮が厚く、個体差が大きいため、薬剤の投与量や薬剤投与の際の圧力が異なってくるが、毛の量がほぼ同様だからである。また、動物は、豚であるのがさらに好ましい。豚は、人間と皮膚がよく似ているからである。
本発明の第二の動物管理システムは、動物識別特定タグと、注射器と、動物情報運用コンピュータと、動物情報管理サーバと、クライアントコンピュータとが、ネットワークを介して相互に交信可能とされ、注射器は、薬剤投与問合情報処理部と、薬剤投与処理部と、薬剤投与情報処理部とを備え、動物情報運用コンピュータは、動物識別特定タグ情報処理部と、薬剤投与情報運用処理部とを備え、動物情報管理サーバは、動物情報管理処理部を備えている。
動物識別特定タグ、注射器及び動物情報運用コンピュータは、第一の動物管理システムと同様である。
動物情報管理サーバは、動物情報運用コンピュータに登録された情報を管理するものであって、動物情報管理処理部を備えており、例えば、家畜改良センター、動物管理会社、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)事業会社、農業協同組合などに設置される。
動物情報管理処理部は、管理情報取得部で取得した、動物情報運用コンピュータに登録された情報を動物情報管理データベースに登録する処理を行う、コンピュータの処理動作部である。
また、本発明においては、動物情報管理サーバは、動物飼育情報提供処理部を更に備えている構成にすることができる。
動物飼育情報提供処理部は、管理情報取得部で取得した、クライアントコンピュータから送られた、動物の飼育状況に関する情報の提供を要求する飼育状況情報要求情報を各クライアントコンピュータ毎に飼育状況情報データベースへ登録する処理を行うと同時に、当該飼育状況情報要求情報に基づき、前記動物情報管理データベースに登録されている情報の中から、当該飼育状況情報要求情報によって特定された情報を抽出して編集した飼育状況提供情報を、当該飼育状況情報要求情報と関連付けて、当該飼育状況情報データベースに登録すると共に、当該飼育状況提供情報を管理情報出力部から飼育状況情報要求情報を送ったクライアントコンピュータに送信する処理を行う、コンピュータの処理動作部である。
クライアントコンピュータは、動物情報管理サーバから必要な情報の提供を受けるものであって、例えば、生産者組合、養豚組合、飼料会社、注射器等の器具メーカー、食肉組合、医薬会社、薬剤流通会社、食肉流通会社、家畜改良センターなどに設置される。
飼育状況情報要求情報としては、例えば、クライアントコンピュータ識別番号、各動物に付与された個体ID番号、動物の種類、生年月日、生誕場所、雄雌、などが挙げられる。
飼育状況提供情報としては、例えば、クライアントコンピュータ識別番号、各動物に付与された個体ID番号、動物の種類、生年月日、生誕場所、雄雌、両親に関する情報、疾患に関する情報、治療に関する情報、薬剤投与情報、投与した薬剤に関する情報、動物飼料給与情報などが挙げられる。
本発明の第二の動物管理システムにおいて、動物の種類は特に限定されないが、畜産動物、水産動物、実験動物のいずれかであることが好ましく、畜産動物がより好ましい。
また、本発明の第二の動物管理システムにおいても、上述した理由から、動物は、豚、鶏、牛、馬のいずれかであるのがさらに好ましい。
本発明により、動物に簡単かつ確実に薬剤を投与することができ、さらに、薬剤を投与し忘れたり、薬剤を複数回投与したりすることがなくなるため、食品の生産性と安全性の向上に寄与するという効果がある。
本発明により、動物の個々についての薬剤の投与や飼料の給与に関するデータが自動的に動物情報運用コンピュータ及び/又は動物情報管理サーバに登録されるため、薬剤の投与や飼料の給与に関するデータ入力などの手間が軽減され、誤入力なども排除することができるという効果がある。
本発明において、注射器を無針注射器とすることにより、薬剤投与の際、動物が暴れたりすることがなくなり、人間より大きな動物に薬剤投与する肉体労働が飛躍的に軽減されるだけでなく、注射針が壊れて動物の体内に針が残留する残針事故が起こることもなくなり、食品の安全性も向上するという効果がある。
本発明の第二の動物管理システムにより、動物の飼育状況に関する情報が簡単に入手することが可能となり、畜産物、水産物、実験動物などのトレーサビリティも非常容易になるという効果がある。
その他、本発明により、畜産農家、養殖業者、管理者などの作業を省力化し、データ分析が可能となるため、畜産農家、養殖業者などの経営改善に寄与するという効果も生じる。
以下、本発明をさらに詳細に説明する。図1及び図2は、本発明の動物管理システムの基本的な構成を説明するものである。
本発明の動物管理システム1は、動物識別特定タグ2と、注射器3と、動物情報運用コンピュータ4と、動物情報管理サーバ5と、クライアントコンピュータ6から構成され、ネットワーク7を介して相互に交信可能とされている。
注射器3は、注射器情報取得部31と、薬剤投与問合情報処理部32と、薬剤投与処理部33と、薬剤投与情報処理部34と、注射器情報出力部35とを備えている。
注射器情報取得部31は、薬剤情報、薬剤投与必要情報及び動物識別特定情報を取得する。
薬剤投与問合情報処理部32は、注射器情報取得部31で取得した薬剤情報に基づき、薬剤投与必要情報を動物情報運用コンピュータ4から得るための薬剤投与問合情報を、注射器情報出力部35から動物情報運用コンピュータ4へ送信する処理を行う、処理動作部である。
薬剤投与処理部33は、注射器情報取得部31で取得した動物情報運用コンピュータから送られた薬剤投与必要情報に基づき、個々の動物に対して薬剤を投与する量を決定すると共に、注射器情報取得部31で取得した、各動物識別特定タグ2から得られた動物識別特定情報と決定した薬剤を投与する量に基づき、各動物識別特定タグ2が取り付けられた動物に対して薬剤を投与する処理を行う、処理動作部である。
薬剤投与情報処理部34は、動物に薬剤を投与した際の薬剤投与情報を注射器情報出力部35から動物情報運用コンピュータ4にへ送信する処理を行う、処理動作部である。
注射器情報出力部35は、薬剤投与問合情報及び薬剤投与実施情報を動物情報運用コンピュータ4に送信する。
動物情報運用コンピュータ4は、運用情報取得部41、運用データベース部42、動物識別特定タグ情報処理部43、薬剤投与情報運用処理部44、飼料給与情報処理部45、運用情報出力部46とを備えている。
運用情報取得部41は、動物識別特定情報、薬剤投与問合情報及び動物飼料給与情報を取得する。
運用データベース部42は、図3に図示するように、識別特定タグ情報データベース42aと、動物情報運用データベース42bと、薬剤データベース42cと、薬剤投与情報データベース42dと、飼料給与データベース42eとを備えている。
識別特定タグ情報データベース42aには、個々の動物毎に、動物の飼育者、各動物に付与された個体ID番号、動物の種類、生年月日、生誕場所及び雄雌の情報が互いに関連付けて登録されている。
動物情報運用データベース42bは、個々の動物に特有な情報を登録したものであり、動物情報運用データベース42bには、個々の動物毎に、各動物に付与された個体ID番号、両親に関する情報、疾患に関する情報、治療に関する情報、生後日数と体重の推移や皮下脂肪厚などの生育に関する情報、主なワクチン接種に関する情報、給与した飼料の種類や量に関する情報などが互いに関連付けて登録されている。
薬剤データベース42cは、動物に投与する薬剤に関する情報を登録したものであり、薬剤データベース42cには、各薬剤毎に、薬剤の名称、薬剤の製造年月日、薬剤の製造者、薬剤に含まれる成分、薬剤の最適投与量、薬剤を投与する場合の注意事項を含む薬剤情報が互いに関連付けて登録されている。
薬剤投与情報データベース42dは、各注射器からの薬剤投与情報を登録したものであり、薬剤投与情報データベース42dには、個々の動物毎に、各動物に付与された個体ID番号、注射器のIPアドレスに関する情報、投与した薬剤の名称、薬剤の投与日、薬剤の投与量を含む動物への薬剤投与情報が互いに関連付けて登録されている。
飼料給与データベース42eは、動物に飼料を給与した際に生じた情報であり、飼料給与データベース42eには、個々の動物毎に、各動物に付与された個体ID番号、動物の種類、生年月日、生誕場所、雄雌、飼料を給与した者、給与飼料の飼料名、給与総量、給与時期、給与者、飼料を与えた動物の頭数、一頭当たりの飼料の給与量を含む動物飼料給与情報が互いに関連付けて登録されている。
動物識別特定タグ情報処理部43は、運用情報取得部41で取得した、個々の動物に取り付けられた動物識別特定タグ2に登録された動物識別特定情報を識別特定タグ情報データベース42aへ登録する処理を行う、コンピュータの処理動作部である。
薬剤投与情報運用処理部44は、ネットワーク7を介して運用情報取得部41で取得した、各注射器3からの薬剤投与問合情報に基づき、動物情報データベース42b、薬剤データベース42c及び薬剤投与情報データベース42dに登録された情報から必要な情報を抽出して、薬剤投与必要情報として編集し、ネットワーク7を介して運用情報出力部46から当該各注射器3へ送信すると共に、ネットワーク7を介して運用情報取得部41で取得した、各注射器3からの薬剤投与情報を薬剤投与情報データベース42dに登録する処理を行う、コンピュータの処理動作部である。
飼料給与情報処理部45は、運用情報取得部41で取得した、動物に与えた飼料の種類、給与総量、給与時期、給与者を含む、動物に与えた飼料に関する動物飼料給与情報を飼料給与データベース42eへ登録する処理を行う、コンピュータの処理動作部である。
運用情報出力部46は、薬剤投与必要情報を各注射器3へ送信する。
動物情報管理サーバ5は、管理情報取得部51、管理データベース部52、情報管理処理部53、動物飼育情報提供処理部54、管理情報出力部55とを備えている。
管理情報取得部51は、動物情報運用コンピュータ4に登録された情報及び飼育状況情報要求情報を取得する。
管理データベース部52は、図4に図示するように、動物情報管理データベース52aと、飼育状況情報データベース52bとを備えている。
動物情報管理データベース52aには、動物情報運用コンピュータ4に登録されている識別特定タグ情報データベース42a、動物情報運用データベース42b、薬剤データベース42c、薬剤投与情報データベース42d、飼料給与データベース42eに記録された情報が登録されている。飼育状況情報データベース52bには、各クライアントコンピュータ6毎に、動物の飼育状況に関する情報の提供を要求する飼育状況情報要求情報と、飼育状況情報要求情報に基づき動物情報管理データベース52aに登録されている情報の中から飼育状況情報要求情報によって特定された情報を抽出して編集した飼育状況提供情報とが、互いに関連付けて登録されている。
情報管理処理部53は、管理情報取得部51で取得した、動物情報運用コンピュータ4に登録された情報を動物情報管理データベース52aに登録する処理を行う、コンピュータの処理動作部である。
動物飼育情報提供処理部54は、管理情報取得部51で取得した、クライアントコンピュータ6から送られた飼育状況情報要求情報を各クライアントコンピュータ6毎に飼育状況情報データベース52bへ登録する処理を行うと同時に、飼育状況情報要求情報に基づき、動物情報管理データベース52aに登録されている情報の中から、飼育状況情報要求情報によって特定された情報を抽出して編集した飼育状況提供情報を、飼育状況情報要求情報と関連付けて飼育状況情報データベース52bに登録すると共に、飼育状況提供情報を管理情報出力部55から飼育状況情報要求情報を送ったクライアントコンピュータ6に送信する処理を行う、コンピュータの処理動作部である。
管理情報出力部55は、飼育状況情報要求情報を送信したクライアントコンピュータ6に対し、飼育状況提供情報を送信する。
本発明の動物管理システムにより、動物に薬剤の投与がどのように行われ、薬剤投与情報がどのように動物情報運用コンピュータ4に登録されるかについての一例を図7に基づき説明する。
動物の飼育者、各動物に付与された個体ID番号、動物の種類、生年月日、生誕場所、雄雌などの情報を記録した一組の動物識別特定タグ2、2を作成する(ステップ101)。動物識別特定タグ2、2に記録された動物識別特定情報は、動物情報運用コンピュータ4にある動物識別特定タグ情報処理部43により、個々の動物毎に、識別特定タグ情報データベース42aに登録される(ステップ102)。識別特定タグ情報データベース42aへの登録が終了したら、飼育房にいる全ての豚の両耳のそれぞれに同一の情報が記録された動物識別特定タグ2、2を取り付ける(ステップ103)。
注射器3のスイッチを入れると、自己診断が行われる(ステップ104)。不良個所がない場合には、待機状態の表示がなされ、注射器3のIPアドレスが無線LANのアクセスポイントを介して動物情報運用コンピュータ4に送信される。不良個所がある場合には、不良個所の表示がなされる。
注射器3の本体に薬剤のボトルが装着される(ステップ105)と、注射器3は、薬剤のボトル中にあるバーコード群を読み取り、取得した薬剤の名称を含む薬剤情報に基づいて作成した薬剤投与問合情報が動物情報運用コンピュータ4に送信される(ステップ106)。
動物情報運用コンピュータ4は、薬剤投与情報運用処理部44において、注射器3からの薬剤投与問合情報に基づき、動物情報データベース42b、畜産動薬剤データベース42c及び薬剤投与情報データベース42dに登録された情報から必要な情報を抽出して、薬剤投与必要情報として編集し、注射器3に送信する(ステップ107)。
注射器3の薬剤投与処理部33では、飼育舎に設けられた無線LANのアクセスポイントを介して、動物識別特定タグ2、2と交信し、目的の動物の所在地を把握する。その後、注射器3のトリガーを引くと、薬剤投与処理部33において、動物情報運用コンピュータ4から送られた薬剤投与必要情報に基づき、目的の動物に対する薬剤を投与する量が決定される(ステップ108)。
薬剤の投与量が決定されると、注射器3の注射筒に薬剤が注入され、目的の動物に薬剤が投与される(ステップ109)。注射筒内に存在する薬剤の残量は、薬剤投与処理部33に設置された薬剤注入量センサによって瞬時に把握され、薬剤投与処理部33で薬剤の投与を続けるべきか否か及び薬剤の再投与をすべきか否かの判断がなされる。
動物に薬剤を投与した際の薬剤投与情報は、薬剤投与情報処理部34による処理により、動物情報運用コンピュータ4に送信される(ステップ110)。
本発明の動物管理システムにより、動物飼料給与情報がどのように動物情報運用コンピュータ4に登録されるかについての一例を図8に基づき説明する。
飼育舎に飼育されている豚に飼料を与えると同時に、飼料容器に付属するバーコード群の情報をRF受信機で読み取り、専用端末及び無線LANのアクセスポイントを経由して動物情報運用コンピュータ4に送信する(ステップ201)。
これらの情報を運用情報取得部41で取得した動物情報運用コンピュータ4は、飼料給与情報処理部45により、飼料給与データベース42eに、給与飼料の飼料名、給与時期、給与者についての情報が互いに関連付けて登録される(ステップ202)。
これとは別に、動物情報運用コンピュータ4に対し、給与飼料の飼料名、給与時期、給与者、給与総量、飼料を与えた動物の頭数についての給与飼料情報を送信する(ステップ203)。
これらの情報を運用情報取得部41で取得した動物情報運用コンピュータ4は、飼料給与情報処理部45において、一頭当たりの飼料の給与量を計算し、給与飼料の飼料名、給与時期、給与者、給与総量、飼料を与えた動物の頭数についての情報と互いに関連付けて、飼料給与データベース42eに登録される(ステップ204)。
本発明の第二の動物管理システムにより、クライアントコンピュータ6から送られた飼育状況情報要求情報に基づき、飼育状況提供情報をクライアントコンピュータ6にどのように提供するかについての一例を図9に基づき説明する。
クライアントコンピュータ6から送られた飼育状況情報要求情報は、動物情報管理サーバ5内にある管理情報取得部51において取得され(ステップ301)、動物飼育情報提供処理部54で、各クライアントコンピュータ6毎に飼育状況情報データベース52bへ登録される(ステップ302)。
動物飼育情報提供処理部54では、飼育状況情報要求情報に基づき、動物情報管理データベース52aに登録されている情報の中から、飼育状況情報要求情報によって特定された情報が抽出され(ステップ303)、この抽出された情報が飼育状況提供情報として編集される(ステップ304)。
飼育状況提供情報は、動物飼育情報提供処理部54により、飼育状況情報要求情報と関連付けて飼育状況情報データベース52bに登録され(ステップ305)、管理情報出力部55から飼育状況情報要求情報を送ったクライアントコンピュータ6に送信される(ステップ306)。
本発明の動物管理システムの基本的な構成を説明する概念図。 本発明の動物管理システムの基本的な構成を説明する図。 本発明の動物管理システムにおける運用データベース部の構成を説明する図。 本発明の動物管理システムにおける管理データベース部の構成を説明する図。 本発明の動物管理システムの実施に用いることができる注射器の動作の一部の具体例を説明するフロー図。 本発明の動物管理システムの実施に用いることができる注射器の動作の他の一部の具体例を説明するフロー図。 本発明の動物管理システムにおける動物への薬剤の投与方法の一例及び動物情報運用コンピュータへの薬剤投与情報の登録方法の一例を説明するフロー図。 本発明の動物管理システムにおける動物情報運用コンピュータへの動物飼料給与情報の登録方法の一例を説明するフロー図。 本発明の第二の動物管理システムにおけるクライアントコンピュータへの飼育状況提供情報の提供方法の一例を説明するフロー図。
符号の説明
1 動物管理システム
2 動物識別特定タグ
3 注射器
4 動物情報運用コンピュータ
5 動物情報管理サーバ
6 クライアントコンピュータ
7 ネットワーク
31 注射器情報取得部
32 薬剤投与問合情報処理部
33 薬剤投与処理部
34 薬剤投与情報処理部
35 注射器情報出力部
41 運用情報取得部
42 運用データベース部
42a 識別特定タグ情報データベース
42b 動物情報運用データベース
42c 薬剤データベース
42d 薬剤投与情報データベース
42e 飼料給与データベース
43 動物識別特定タグ情報処理部
44 薬剤投与情報運用処理部
45 飼料給与情報処理部
46 運用情報出力部
51 管理情報取得部
52 管理データベース部
52a 動物情報管理データベース
52b 飼育状況情報データベース
53 情報管理処理部
54 動物飼育情報提供処理部
55 管理情報出力部

Claims (5)

  1. 動物の個々に取り付け動物識別特定情報記用の動物識別特定タグと、複数の動物識別特定タグを区別して目的の動物に薬剤を投与する注射器と、当該動物に関する情報を登録し運用する動物情報運用コンピュータとがネットワークを介して相互に交信可能とされており
    前記注射器は、注射器情報取得部で得た、動物に投与する薬剤の名称を含む薬剤情報に基づき、動物に薬剤を投与するのに必要となる薬剤投与必要情報を前記動物情報運用コンピュータから得るための薬剤投与問合情報を、注射器情報出力部から前記動物情報運用コンピュータへ送信する処理を行う、薬剤投与問合情報処理部と、
    注射器情報取得部で取得した、前記動物情報運用コンピュータから送られた薬剤投与必要情報に基づき、個々の動物に対して薬剤を投与する量を決定すると共に、注射器情報取得部で取得した、各動物識別特定タグから得られた動物識別特定情報と決定した薬剤を投与する量に基づき、当該各動物識別特定タグが取り付けられた動物に対して薬剤を投与する処理を行う、薬剤投与処理部と、
    動物に薬剤を投与した際の薬剤投与情報を注射器情報出力部から前記動物情報運用コンピュータに送して処理する薬剤投与情報処理部とを備え、
    前記動物情報運用コンピュータは、運用情報取得部で取得した、個々の動物に取り付けられた動物識別特定タグに記録された動物識別特定情報を個々の動物毎に識別特定タグ情報データベース及び動物に与えた飼糧に関する動物飼料給与情報を登録する処理を行う、動物識別特定タグ情報処理部と、
    ネットワークを介して運用情報取得部で取得した、各注射器からの薬剤投与問合情報に基づき、個々の動物に特有な情報を登録した動物情報データベース、動物に投与する薬剤に関する情報を登録した薬剤データベース及び各注射器からの前記薬剤投与情報を登録した薬剤投与情報データベースに登録された情報から必要な情報を抽出して、薬剤投与必要情報として編集し、ネットワークを介して運用情報出力部から当該各注射器へ送信すると共に、ネットワークを介して運用情報取得部で取得した、各注射器からの薬剤投与情報を薬剤投与情報データベースに登録する処理を行うようにした薬剤投与情報運用処理部とを備えていることを特徴とする動物管理システム。
  2. 動物の個々に取り付けられる、動識別特定情記録用の動物識別特定タグと、複数の動物識別特定タグを区別して目的の動物に薬剤を投与する注射器と、当該動物に関する情報を登録し運用する動物情報運用コンピュータと、当該動物情報運用コンピュータに登録された情報を管理する動物情報管理サーバと、動物情報管理サーバから必要な情報の提供を受けるクライアントコンピュータとが、ネットワークを介して相互に交信可能とされており
    前記注射器は、注射器情報取得部で取得した、動物に投与する薬剤の名称を含む薬剤情報に基づき、動物に薬剤を投与するのに必要となる薬剤投与必要情報を前記動物情報運用コンピュータから得るための薬剤投与問合情報を、注射器情報出力部から前記動物情報運用コンピュータへ送信する処理を行う、薬剤投与問合情報処理部と、
    注射器情報取得部で取得した、前記動物情報運用コンピュータから送られた薬剤投与必要情報に基づき、個々の動物に対して薬剤を投与する量を決定すると共に、注射器情報取得部で取得した、各動物識別特定タグから得られた動物識別特定情報と決定した薬剤を投与する量に基づき、当該各動物識別特定タグが取り付けられた動物に対して薬剤を投与する処理を行う、薬剤投与処理部と、
    動物に薬剤を投与した際の薬剤投与情報を注射器情報出力部から前記動物情報運用コンピュータに送して処理する薬剤投与情報処理部とを備え、
    前記動物情報運用コンピュータは、運用情報取得部で取得した、個々の動物に取り付けられた動物識別特定タグに記録された動物識別特定情報を個々の動物毎に識別特定タグ情報データベースへ登録する処理を行う、動物識別特定タグ情報処理部と、
    前記ネットワークを介して運用情報取得部で取得した、各注射器からの薬剤投与問合情報に基づき、個々の動物に特有な情報を登録した動物情報データベース、動物に投与する薬剤に関する情報を登録した薬剤データベース及び各注射器からの前記薬剤投与情報を登録した薬剤投与情報データベースに登録された情報から必要な情報を抽出して、薬剤投与必要情報として編集し、ネットワークを介して運用情報出力部から当該各注射器へ送信すると共に、ネットワークを介して運用情報取得部で取得した、各注射器からの薬剤投与情報を薬剤投与情報データベースに登録する処理を行う薬剤投与情報運用処理部とを備え、
    前記動物情報管理サーバは、管理情報取得部で取得した、クライアントコンピュータから送られた動物の飼育状況に関する情報の提供を要求する飼育状況情報要求情報を、各クライアントコンピュータ毎に飼育状況情報データベースへ登録する処理を行うと同時に、当該飼育状況情報要求情報に基づいて、前記動物情報管理データベースに登録されている情報の中から、当該飼育状況情報要求情報によって特定された情報を抽出して編集した飼育状況提供情報を、当該飼育状況情報要求情報と関連付けて、当該飼育状況情報データベースに登録すると共に、当該飼育状況提供情報を管理情報出力部から飼育状況情報要求情報を送ったクライアントコンピュータに送信する処理を行う、動物飼育情報提供処理部を備えていることを特徴とする動物管理システム。
  3. 物は、畜産動物、愛玩動物、水産動物、実験動物のいずれかであることを特徴とする請求項1又は2記載の動物管理システム。
  4. 動物は、豚、鶏、牛、馬のいずれかであることを特徴とする請求項1又は2に記載の動物管理システム。
  5. 注射器は、注射針を備えていない無針注射器であることを特徴とする請求項1又は2のいずれか一つ記載の動物管理システム。
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