JP4923680B2 - 飼育支援システムおよび飼育支援方法 - Google Patents

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この発明は、家畜の飼育を支援する飼育支援システムおよび家畜が異なる区画の間の移動に使用するゲートの開閉を制御するゲート制御方法に関し、特に家畜の詳細な管理と飼育の省力化を実現する飼育支援システムおよびゲート制御方法に関するものである。
近年、家畜の管理や消費者に対する情報提供の必要性から、家畜を個体単位で識別し、飼育履歴を蓄積することが求められている。このため、例えば特許文献1は、動物が運ぶ耳タグトランスポンダによって、餌を食べるときやゲートを通過するときを検出する技術を開示している。
また、特許文献2は、畜産動物管理用IDタグによって畜産動物の体温を検出し、さらに、検出した当該畜産動物の体温情報を含めた個体情報を一括に管理する技術を開示しており、特許文献3は、動物への薬の投与に関する情報を自動的に記録するシステムを開示している。
特表2001−500733号公報 特開2003−333950号公報 特表2003−528590号公報
ところで、家畜の飼育ではその成長段階に応じて必要な処置や与えるべき餌などが異なるので、従来は管理や飼育を容易にするために小単位で飼育するとともに、成長に合わせて異なる畜舎への移動を行なっていた。たとえば、養豚においては、体重が30kgまでは子豚舎において飼育し、その後肥育舎に移動させて100kgまで飼育し、さらに出荷準備舎に移動させていた。
しかし、小単位で飼育すると一つの区域が狭くなり、家畜にストレスが生じる。このため、養豚では腹単位(同一日に同一の母豚から生まれた豚)、雌雄別で群形成をすることでストレスを緩和する、などの対応が必要であった。
しかしながら、従来の技術では、畜舎の移動などは人手によって行なわれていたために、非常に大きな労力が必要であった。また、同一の単位での家畜には同一の飼育がおこなわれるため、例えば同一ロット(同一分娩日の兄弟姉妹)に異なる飼育を施して飼育状況を比較するなどの育種価解析を行なうことが困難であった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消し、課題を解決するためになされたものであり、家畜の詳細な管理と飼育の省力化を実現する飼育支援システムおよびゲート制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に係る飼育支援システムは、家畜の飼育を支援する飼育支援システムであって、前記家畜に付され、当該個体に関する情報を記憶する情報記憶手段と、前記家畜が異なる区画の間の移動に使用するゲートと、前記情報記憶手段から読み出した情報に基づいて前記ゲートの開閉を制御するゲート制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば飼育支援システムは、家畜に付され、当該個体に関する情報を記憶する情報記憶手段から情報を読み出し、読み出した情報を用いて家畜が異なる区画の間の移動に使用するゲートの開閉を制御する。
また、本発明に係る飼育支援システムは、上記の発明において、前記情報記憶手段は、当該個体の飼育計画情報を記憶し、前記ゲート制御手段は、前記飼育計画情報を用いて前記ゲートの開閉を制御することを特徴とする。
本発明によれば飼育支援システムは、家畜に付され、当該個体の飼育計画情報を記憶する情報記憶手段から情報を読み出し、読み出した飼育計画情報を用いて家畜が異なる区画の間の移動に使用するゲートの開閉を制御する。
また、本発明に係るゲート制御方法は、家畜が異なる区画の間の移動に使用するゲートの開閉を制御するゲート制御方法であって、前記家畜に付された家畜情報管理装置から当該個体の飼育計画情報を読み出す読み出し工程と、前記飼育計画情報に基づいて前記ゲートの開閉を判断する制御判断工程と、を含んだことを特徴とする。
本発明によればゲート制御方法は、家畜に付された家畜情報管理装置から当該個体の飼育計画情報を読み出し、飼育計画情報に基づいてゲートの開閉を判断する。
本発明によれば飼育支援システムは、家畜に付され、当該個体に関する情報を記憶する情報記憶手段から情報を読み出し、読み出した情報を用いて家畜が異なる区画の間の移動に使用するゲートの開閉を制御するので、家畜の詳細な管理と飼育の省力化を実現する飼育支援システムを得ることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば飼育支援システムは、家畜に付され、当該個体の飼育計画情報を記憶する情報記憶手段から情報を読み出し、読み出した飼育計画情報を用いて家畜が異なる区画の間の移動に使用するゲートの開閉を制御するので、家畜の詳細な管理と飼育の省力化を実現する簡易な構成の飼育支援システムを得ることができるという効果を奏する。
また、本発明によればゲート制御方法は、家畜に付された家畜情報管理装置から当該個体の飼育計画情報を読み出し、飼育計画情報に基づいてゲートの開閉を判断するので、家畜の詳細な管理と飼育の省力化を実現するゲート制御方法を得ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る飼育支援システムおよびゲート制御方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である養豚用の飼育支援システムの概要構成を示す概要構成図である。同図に示すように、家畜(豚)には無線通信可能なRFID(Radio Frequency Identification)端末として機能するICタグ10が付されている。このICタグ10は耳につける電子耳標でもよいし、首輪など他の形態であっても良い。また、畜舎は複数の区間(エリア)に区分けされ、家畜が区間の間の移動に使用するゲートにはその開閉を制御するゲート制御装置20を設けている。
本発明では、ICタグ10にその個体に関する情報、特に飼育計画を記憶させておき、ゲート制御装置20が飼育情報を読み取ってその個体を誘導すべき区間のゲートを開くことによって、家畜を自動的に適切な区間に誘導する。
例えば、図1における第1区間を家畜に飼料を与える区画、第2区画を他の畜舎につながる移動用の区画とすれば、他の畜舎への移動が必要となった個体のみを自動的に第2区画に誘導し、他の個体には飼料を与えることができる。
ICタグ10は、その内部に無線通信部11および記憶部12を有する。無線通信部11は、ゲート制御装置20と無線通信する通信手段である。また、記憶部12は個体に関する各種情報を記憶する記憶手段であり、具体的には、その個体の固有の情報(個体情報12a)、その個体の飼育計画(飼育計画情報12b)、その個体に施した処置の履歴(処置履歴12c)などを記憶する。
ゲート制御装置20は、その内部にICタグ読み書き部21、制御判定部22、区画情報記憶部23およびゲート制御部24を有する。ICタグ読み書き部21はICタグ10と無線通信し、記憶部12に記憶された情報の読み出しや記憶部12に対する情報の書き込みを実行する。
区画情報記憶部23は、第1区画や第2区画を特定する情報を記憶している。制御判定部22は、ICタグ10から読み出した情報と区画情報記憶部23が記憶している区画情報とを用いて、ゲートG1とゲートG2のいずれを開放するかを判定する。ゲート制御部24は、この判定結果に基づいてゲートの開閉制御を実行する。
たとえば、休憩区間にいる家畜が餌を求めて移動し、ゲートG0に入ると、一旦ゲートG0が閉じられ、ゲートエリア内の家畜に付されたICタグ10から個体情報や飼育計画情報が読み出される。制御判定部22は、個体情報、飼育計画情報、および区画情報を用いてゲートG1とゲートG2のうち、家畜を誘導すべき区画に対応するゲートを開放する。そして、家畜が開放されたゲートを通過した後に、開放したゲートを閉じ、ゲートG0を開いて次の家畜がゲートエリアに入れるようにする。
このように、ICタグ10から読み出した個体情報と飼育計画情報を用いてゲートを制御することにより、家畜を任意の区画に自動的に誘導することが可能となる。また、ゲート制御装置20にゲート制御の条件を持たせず、適宜、ICタグ10ゲート制御の条件を読み出して制御判定を行なうので、ゲート制御を簡易な構成で実現することができる。さらに、複数のゲート制御装置を設ける場合においてもゲート制御装置間をネットワーク接続する必要は無く、ICタグ10が記憶する飼育計画情報に沿って複数のゲート制御装置を協働させることが可能である。
ICタグ10が記憶する情報の具体例を図2に示す。同図においては、個体情報12aとしてその個体を一意に特定する識別番号と、出生年月日、性別、品種、親情報、出荷予定日齢が記憶されている。
出生年月日は、その個体の日齢に基づくゲート制御に利用される。また、性別は、性別毎に異なる飼料や投与すべき薬品の種類などの選択に使用することができる。品種は、生産管理などに用いられるほか、出荷までの日数や体重の変化などの判定に用いることができる。
親情報は、例えば同じ母豚から生まれた豚を集める場合や、同一ロット(同一分娩日の兄弟姉妹)に異なる飼育を施して飼育状況を比較する場合などに用いることができる。また、出荷予定日齢は、出荷日の判定や異常検出に使用することができる。
飼育計画情報12bは、その個体の飼育計画を示す情報であり、同図においては、離乳日齢、予防接種、飼料、豚舎移動条件、出荷条件、異常判定条件を有する。
離乳日齢は、その個体を母豚から離して豚舎に入れる日齢を示し、予防接種は各薬品をどの日齢で投与するかを指定する条件である。日齢については、個体情報の出生年月日から算出することができる。
また、飼料は成長段階のそれぞれで異なる畜舎において、どのような飼料を与えるかを示す情報であり、豚舎移動条件は、豚舎を移動させるか否かを判定する条件である。同様に、出荷条件はその個体を出荷する条件を示し、異常判定条件は個体に異常が発生しているか否かの判定条件である。
処置履歴12cは、その個体に対して施した処置の履歴を時間順に記憶した情報であり、同図においては「2005/3/22 子豚舎に移動」「2005/3/26 薬品m1投薬」「2005/3/26 薬品m2投薬」「2005/4/2 肥育舎に移動」「2005/4/10 薬品m1投薬」を記憶している。
このようにICタグ10にその個体の飼育計画や、ゲートの制御判定に必要な情報と条件を記憶しておくことで、個体毎に異なる飼育計画を設定し、設定した計画に沿って簡易に飼育を行うことができる。そのため、図3に示すように、同一ロットの家畜P1と家畜P2について異なるゲート制御を行なって、それぞれに指定した餌を与えることも容易である。
かかる飼育支援システムを採用した畜舎の構成例を図4に示す。同図に示す畜舎は、休憩区画、移動区画、飼料区画、糞尿・給水区画を有し、飼料区画から糞尿・給水区画へと、糞尿・給水区画から休憩区画へは一方通行である。そして、休憩区画から出る家畜は、本発明に係る飼育支援システムにより飼料区画と移動区画のいずれかに自動的に誘導される。
豚は習性として、餌を取る場所を生活する場所を分け、水を飲むと排泄を行なう。そのため、休憩区画に居る豚は空腹になると自らゲートに入って飼料区画に移動し、その後、水を飲んで排泄し、休憩区画に戻る。また、次の畜舎に移動する条件が整った豚については、空腹時に自らゲートに入った後、自動的に次の畜舎に移動することとなる。
このように、家畜の習性を利用することで、人手によって行なわれていた畜舎の移動などを自動化し、また、排泄場所を特定することで清掃などの労力も軽減することができる。さらに、小単位で飼育する必要がなくなるので、休憩区画を大きく設計して家畜に与えるストレスを無くすことができる。
この畜舎を用いた農場の構成例を図5に示す。同図では、体重30kgまでの豚を飼育する子豚舎、体重30kgから100kgまでの豚を飼育する肥育舎、体重100kgから出荷までの飼育に用いる出荷準備舎を有し、それぞれの移動を本発明にかかる飼育支援システムによって行なっている。そのため、豚の離乳時から出荷に至るまでを全て効率化することができる。
なお、図4および図5に示した構成では、飼育支援システムによるゲート制御をもって飼料区画と移動区画(および治療エリア)を分けているが、例えば複数の異なる飼料を与える場合には畜舎内に複数の飼料区画を設けてゲート制御によって誘導する、など適宜変更して実施することができることは言うまでもない。また、誘導先の区画数(および対応するゲート数)についても任意の数とすることができる。
つぎに図1に示したゲート制御装置20の処理動作について図6のフローチャートを参照して説明する。同図に示す処理フローは、家畜がゲートG0を通過した場合に開始する。まず、ゲート制御装置20は、家畜に付されたICタグ10から個体情報および飼育計画情報を読み取る(ステップS101)。
つづいて、区画情報記憶部23から区画情報を読み出し(ステップS102)、第1区画に対応する飼育計画の条件が満たされているか否かを判定する(ステップS103)。その結果、第1区画に対応する飼育計画の条件が満たされているならば(ステップS103,Yes)、第1区画のゲートG1を開放し(ステップS104)、処理を終了する。
一方、第1区画に対応する飼育計画の条件が満たされていない場合(ステップS103,No)、第2区画に対応する飼育計画の条件が満たされているか否かを判定する(ステップS105)。その結果、第2区画に対応する飼育計画の条件が満たされているならば(ステップS105,Yes)、第2区画のゲートG2を開放し(ステップS106)、処理を終了する。
また、第2区画に対応する条件が満たされていないならば(ステップS105,No)、エラー出力を行なって(ステップS107)、処理を終了する。なお、ここに示した処理フローはあくまで一例であり、適宜変更が可能であることは言うまでもない。
つぎに、飼育支援システムの変形例について説明する。図7は、ゲートの通過時に家畜に関する情報を測定する機能を持たせた飼育支援システムの構成例である。
同図に示す構成では、ゲートエリア内の家畜に関する情報、例えば体重や体温を測定するセンサ40を設けている。このセンサ40によって測定した情報は、ゲート制御装置20a内部のセンサ情報取得部25に送られ、制御判定部22による判定に用いられると共に、ICタグ10aに飼育履歴12dとして書き込まれる、もしくは飼育管理データベース30に個体の識別番号と関連付けて登録される。
その他の攻勢および動作については図1に示した飼育支援システムと同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
以上説明してきたように、本実施例にかかる飼育支援システムおよびゲート制御方法では、家畜に付したICタグ10の内部に個体識別情報と飼育計画情報を持たせ、ゲート制御装置は、ICタグ10から読み出した個体情報と飼育計画情報を用いてゲートを制御するので、家畜を任意の区画に自動的に誘導し、もって家畜の詳細な管理と飼育の省力化を実現することができる。
また、家畜の個別の飼育を簡易に実現し、さらに家畜に施した処置の履歴や体重の変化などをICタグ内にて管理することで家畜に関する情報を一元管理することが可能であるので、消費者に対する情報提供や育種価解析にも有効である。
なお、本実施例はあくまで一例であり、本発明はこれに限定されること無く適宜変形して実施することができる。例えば、本実施例では養豚を例に説明を行なったが、本発明は任意の家畜の飼育を支援することができるものである。
(付記1)家畜の飼育を支援する飼育支援システムであって、
前記家畜に付され、当該個体に関する情報を記憶する情報記憶手段と、
前記家畜が異なる区画の間の移動に使用するゲートと、
前記情報記憶手段から読み出した情報に基づいて前記ゲートの開閉を制御するゲート制御手段と、
を備えたことを特徴とする飼育支援システム。
(付記2)前記情報記憶手段は、当該個体の飼育計画情報を記憶し、前記ゲート制御手段は、前記飼育計画情報を用いて前記ゲートの開閉を制御することを特徴とする付記1に記載の飼育支援システム。
(付記3)前記情報記憶手段は、当該個体が移動すべき区画の判定条件を記憶し、前記ゲート制御手段は、前記ゲートによって隔てられた各区間を識別する情報と前記判定条件とを用いて前記ゲートを制御することを特徴とする付記2に記載の飼育支援システム。
(付記4)前記ゲート制御手段は、複数の区画にそれぞれ対応する複数のゲートのうち、前記家畜を誘導すべき区画のゲートを選択して開放することを特徴とする付記1,2または3に記載の飼育支援システム。
(付記5)前記ゲート制御手段は、前記家畜の日齢、性別、親情報、出荷予定日、体重、体温のうち少なくともいずれかの情報、もしくは該情報をもちいた飼育計画に基づいて前記ゲートの制御を行なうことを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の飼育支援システム。
(付記6)前記ゲート近傍に前記家畜に関する情報を検知する検知手段をさらに備え、前記ゲート制御手段は、前記検知手段が検知した情報をさらに用いて前記ゲートを制御することを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の飼育支援システム。
(付記7)前記ゲート近傍に前記家畜に関する情報を検知する検知手段をさらに備え、前記検知手段が検知した情報を前記情報記憶手段に記憶することを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の飼育支援システム。
(付記8)家畜に付される家畜情報管理装置であって
当該個体飼育計画情報を記憶する情報記憶手段と、
無線通信を行なう通信手段と、
を備えたことを特徴とする家畜情報管理装置。
(付記9)家畜が異なる区画の間の移動に使用するゲートの開閉を制御するゲート制御装置であって、
前記家畜に付された家畜情報管理装置から当該個体の飼育計画情報を読み出す読み出し手段と、
前記飼育計画情報に基づいて前記ゲートの開閉を判断する制御判断手段と、
を備えたことを特徴とするゲート制御装置。
(付記10)家畜が異なる区画の間の移動に使用するゲートの開閉を制御するゲート制御方法であって、
前記家畜に付された家畜情報管理装置から当該個体の飼育計画情報を読み出す読み出し工程と、
前記飼育計画情報に基づいて前記ゲートの開閉を判断する制御判断工程と、
を含んだことを特徴とするゲート制御方法。
(付記11)家畜が異なる区画の間の移動に使用するゲートの開閉を制御するゲート制御プログラムであって、
前記家畜に付された家畜情報管理装置から当該個体の飼育計画情報を読み出す読み出しステップと、
前記飼育計画情報に基づいて前記ゲートの開閉を判断する制御判断ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とするゲート制御プログラム。
以上のように、本発明に係る飼育支援システムおよびゲート制御方法は、家畜の飼育支援に有用であり、特に特に家畜の詳細な管理と飼育の省力化に適している。
本発明の実施の形態である養豚用の飼育支援システムの概要構成を示す概要構成図である。 ICタグの記憶内容を説明する説明図である。 ゲート制御による家畜の誘導について説明する説明図である。 飼育支援システムを採用した畜舎の構成について説明する説明図である。 飼育支援システムを採用した農場の構成について説明する説明図である。 図1に示したゲート制御装置の処理動作を説明するフローチャートである。 ゲートの通過時に家畜に関する情報を測定する機能を持たせた飼育支援システムの構成図である。
符号の説明
10,10a ICタグ
11 無線通信部
12 記憶部
12a 個体情報
12b 飼育計画情報
12c 処置履歴
13d 飼育履歴
20,20a ゲート制御装置
21 ICタグ読み書き部
22 制御判定部
23 区画情報記憶部
24 ゲート制御部
25 センサ情報取得部
30 飼育履歴データベース
G0,G1,G2 ゲート

Claims (3)

  1. 家畜の飼育を支援する飼育支援システムであって、
    前記家畜に付され、当該個体の出生年月日と、当該個体の親情報と、前記出生年月日及び親情報が同一である個体ごとに異なる当該個体の飼育計画情報とを含む情報を記憶する情報記憶手段と、
    前記情報記憶手段から読み出した当該個体の飼育計画情報に基づいて、前記家畜が異なる区画の間の移動に使用するゲートの開閉を制御するゲート制御手段と、
    を備えたことを特徴とする飼育支援システム。
  2. 前記情報記憶手段は、当該個体が移動すべき区画の判定条件を記憶し、
    前記ゲート制御手段は、前記ゲートによって隔てられた各区間を識別する情報と前記判定条件とを用いて前記ゲートを制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の飼育支援システム。
  3. 家畜の飼育を支援する飼育支援システムが行う飼育支援方法であって、
    前記家畜に付され、当該個体の出生年月日と、当該個体の親情報と、前記出生年月日及び親情報が同一である個体ごとに異なる当該個体の飼育計画情報とを含む情報を記憶する情報記憶手段から当該個体の飼育計画情報を読み出す読み出し工程と、
    前記情報記憶手段から読み出した当該個体の飼育計画情報に基づいて、前記家畜が異なる区画の間の移動に使用するゲートの開閉を制御するゲート制御工程と、
    を含んだことを特徴とする飼育支援方法。
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