JP4511542B2 - サニャック干渉計用固有振動数検出器 - Google Patents

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Description

本発明は、一般には、サニャック干渉計に関し、より詳細には、光ファイバ・ジャイロスコープの検知コイルの固有振動数を検出することに関する。
光ファイバ・ジャイロスコープ(FOG、fiber optic gyroscope)検知コイルの固有振動数(「適切な」振動数と呼ばれることもある)は、ナビゲーションFOG及び高性能グレードFOGの動作にとって、極めて重要なパラメータである。固有振動数は、本質的に検知コイルの光路長によって定義される。多くの率出力誤差の源は、固有振動数でバイアス変調を行うことによって低減され、又は実質上除去される。一般的に言うと、FOGが高性能要件に適合するためには、バイアス変調を固有振動数の少なくとも数ppmの範囲内で実行しなければならない。現在、新しい応用例は、こうしたタイプのジャイロに対して、より厳しい性能要件を求めつつある。
広い温度範囲にわたって動作しなければならないナビゲーション・グレードFOGでは、バイアス変調を固有振動数に維持する現況技術の方法は、固有振動数を間接的に測定する方法を利用する。固有振動数は、コイルの温度測定値と、較正ルックアップ・テーブル上の較正係数から推定される。この方法は、較正のための広範な試験をとりわけ必要とし、且つ固有振動数の間接的測定であるので精度の限界を有するという欠点を有する。
宇宙ベースの照準応用例及び潜水艦ナビゲーション応用例のための高性能FOGは、現在、ファイバ・コイルの温度制御を使用して、固有振動数を一定値付近に維持している。次いで、温度制御型又は補償型水晶発振器から振動数を導出することにより、バイアス変調振動数が固有振動数付近に維持される。この方法は、1年から2年の比較的短い期間、比較的穏やかな実験室環境下でジャイロ動作を固有振動数に維持する場合に良好に働く。しかし、多年(例えば10年以上)にわたる動作での水晶発振器のドリフトは、高性能に対して求められるものよりも、通常は大きい。更に、ファイバ・コイル自体のエージング効果により、コイルの固有振動数が、多年にわたって著しくドリフトする可能性がある。
ナビゲーションFOGと高性能グレードFOGの両方について、固有振動数に対してバイアス変調を制御するより良い方法は、固有振動数検出器と、ジャイロ・オペレーションを固有振動数に自動的に維持するサーボ制御ループとを利用することである。固有振動数検出器は、バイアス変調がコイル固有振動数のとき、ヌルであるエラー信号を供給する。サーボ・ループは、固有振動数検出器からのエラー信号をヌルにすることによってバイアス変調をコイル固有振動数に維持する。
固有振動数検出は、幾つかの方法によって実施することができる。米国特許第5,090,809号に記載されているそのような一方法は、レート信号の直角位相を復調して固有振動数についての情報を抽出することを含む。この方法は、固有振動数エラー信号を生成するのにスプリアス(spurious)強度変調の形の位相変調器の不完全性に依拠する。この手法の欠点は、固有振動数の変化に対する固有振動数エラー信号の感度が光学構成部品の不完全性に依存することであり、これは、受け入れられるレベルであることがあり、又は受け入れられるレベルでないことがあり、装置ごとに激しく変化することがある。この欠点を克服するために、この特許は、位相変調器の長さを低減することにより、又は光回路に強度変調器を追加することにより、スプリアス強度変調の大きさを増加させることが望ましいことがあることを教示している。この方法は、光回路に著しい複雑さを追加し、追加の強度変調を導入し、それが他のタイプのジャイロ・エラーを生み出す可能性がある。この手法の別の欠点は、レート信号の直角位相を復調して固有振動数エラー信号を抽出することを含む検出プロセスである。実際の装置の復調プロセスを、厳密にレート信号の直角位相(90度異相)内で行うことはできないので、レート信号チャネルと固有振動数エラー信号チャネルとの間で何らかのクロストークが生じる。このクロストークは、固有振動数サーボの性能を制限する。更に、固有振動数復調器が、レート復調器と同じ振動数で動作しているので、固有振動数復調器は、同一振動数のどんな干渉にも敏感となる。この干渉は、静電結合又は電磁結合、或いはグランド線又は電源線上の電圧降下によるスプリアス信号を引き起こす信号電流の形である可能性がある。信号干渉はまた、このタイプの固有振動数サーボの性能も制限する可能性がある。
別の手法が、米国特許第5,090,809号に勝る改良である米国特許第5,734,469号に記載されている。この手法も、レート信号の直角位相を復調することを含む。しかし、50−50デューティ・サイクルの方形波バイアス変調を実施することにより、固有振動数の変化に対する固有振動数エラー信号の感度が求められ、それが向上する。この方法の利点は、固有振動数エラー信号の感度を向上させるために光学構成部品の変更が不要であることである。しかし、この発明は、米国特許第5,090,809号についての先の段落で述べた直角位相検出に関連する同じ欠点を有する。更に、実施された実験室試験は、この方法、即ち直角位相検出を含むどんな方法も、高性能応用例に対して十分正確ではない可能性があることを示している。
従って、FOGのファイバ・ループの固有振動数を容易かつ正確に検出することができ、その結果、所望の安定性及び性能を有するFOGが、長期間の広い温度範囲にわたって動作することのできる方式を提供することは、依然として必要である。
(発明の簡単な概要)
本発明は、従来技術の方法に関連する欠点を伴わない、固有振動数を検出する改良型の方法を提案する。具体的には、本発明による方法を利用することは、追加の光学構成部品を必要とせず、位相変調器又はバイアス変調の不完全性を必要とせず、直角位相復調を必要としない。更に、この新しい方法では、固有振動数及びバイアス変調振動数の0.3ppbの振動数分離の変化を検出できることが実証された。この性能のレベルは、ナビゲーションFOGと高性能グレードFOGとの両方について十分過ぎるほどであると考えられる。
より具体的には、本発明は、検知コイルを通じて伝播する光波に加えられる追加の位相変調の使用を含む。この追加の位相変調は、ジャイロ動作振動数と固有振動数との間の振動数差に比例する「エラー」信号を生成する。サーボ・ループは、「エラー」信号をヌルに駆動することにより、固有振動数に対してジャイロ動作振動数を制御する。
好ましい実施形態では、本発明は、光ファイバ・ジャイロ(FOG)を備え、よく知られているように、光ファイバ・ジャイロ(FOG)は、光源と、光源に結合されたファイバ・カップラと、ファイバ・カップラを介して光源から受け取った光を変調することのできる光集積回路チップ(IOC)と、IOCと通信する検知コイルと、バイアス変調信号を光に付与するバイアス変調ジェネレータと、検知コイルの回転速度を表す検知コイルから戻る光を受ける光検出器と、を含む。本発明の原理によれば、FOGはまた、第2変調信号、好ましくは正弦波信号を光に付与する第2変調ジェネレータと、光検出器によって少なくとも間接的に生成された信号と通信する高振動数復調器と、高振動数復調器と通信する低振動数復調器と、を含む。動作の際に、高振動数復調器は、基準振動数として第2の正弦波変調信号を受け取り、低振動数復調器は、基準振動数としてバイアス変調信号を受け取り、低振動数復調器の出力は、第2変調信号の振動数と固有振動数の偶数高調波との振動数差の大きさ及び符号を表す。
次いでこの情報を使用して、ジャイロの動作振動数を検知コイルの固有振動数に維持することができ、それによって性能の向上が達成される。
この固有振動数検出器は、サニャック干渉計を使用するその他のタイプのセンサにも使用することができる。例えば、固有振動数サーボを使用して、リング干渉計を使用する光ファイバ電流センサの性能を改善することができる。更に、コイルの固有振動数が所望の測定量に敏感となるように他のタイプのセンサを構築することができる。
なお、以下の詳細な説明を関連する図面と共に読むときに、本発明の機能及び付随する利点をより完全に理解されよう。
本発明は、通常のジャイロ動作中にコイルの固有振動数を検出する改良型の方法を提案する。この改良型の方法は、検知コイルを通じて伝播する光波に加えられる追加の位相変調の使用を含む。この追加の位相変調は、ジャイロ動作振動数と固有振動数との間の振動数差に比例する「エラー」信号を生成する。サーボ・ループは、「エラー」信号をヌルに駆動することにより、固有振動数に対してジャイロ動作振動数を制御する。
図1に、位相変調器に関連する固有振動数の概念を説明する助けとなる、検知コイルと、位相変調器を備える光集積回路チップとの図を示す。光ループ全体は、Y接合部から、光集積回路チップを通り、ファイバ・コイルを通り、光集積回路チップを通ってY接合部に戻る光路を含む。位相変調が、光ループ内の地点aで加えられた場合、変調後反時計回り(CCW、counter−clockwise)光波は、地点aから、ファイバ・コイルを通って地点bまで移動し、次いでY接合部まで移動しなければならなくなるのに対して、変調後時計回り(CW、clockwise)光波は、地点aから、ファイバ・コイルを通って移動することなく直接Y接合部まで短距離を移動するだけでよい。従って、変調後CCW光波は、変調後CW光波と比べてかなりの遅延を受けることになる。変調後CCW光波と変調後CW光波との間の相対的時間遅延は、光が地点aからコイルを通って地点bまで移動するのにかかる時間τである。ただし、地点b及びaは、Y接合部から同じ光路長を有する。CCW光波とCW光波の変調間の360度の整数倍の位相ずれを与える位相変調が生成される場合、CW波とCCW波が干渉するとき、CW波に対する位相変調は、CCW波に対する位相変調と全く同じとなる。この条件下では、反時計回りに伝播する光波との間の位相変調差は存在せず、従って、2つの波の間の干渉による強度変動は生じない。この状態は、変調振動数が固有振動数fe1の偶数倍に設定されるときに生じる。固有振動数fe1は、以下によって与えられる:
e1=1/(2*τ)=c/(2*L
(式1)。
上式で、Lは、地点aからファイバ・コイルを通って地点bまでの光路長であり、cは、真空中の光速度である。位相変調が、光ループ内の地点aに加えられた場合、この位相変調器に関連する固有振動数fe2は、以下によって与えられる:
e2=1/(2*τ)=c/(2*L
(式2)。
上式で、τは、光が地点aからファイバ・コイルを通って地点bまで移動する時間であり、Lは、地点aからファイバ・コイルを通って地点bまでの光路長である。上記の説明は、位相変調器に関連する固有振動数が光ループ内の位相変調器の位置に依存することを示している。
図3に、改良型固有振動数検出器を使用する単純な開ループIFOGの機能図を示す。ここでは、話を簡単にするための一例として、開ループIFOGを使用する。しかし、本発明は、閉ループIFOGでも同様に機能する。光源100からの光は、ファイバ・カップラ102を通って光集積回路チップ(IOC)104まで通過し、光集積回路チップ(IOC)では、光がY接合部106によって2つの波に分割される。この2つの光波は、検知コイル108を互いに逆方向に伝播し、次いでY接合部106で再合成される。次いで、再合成された波は、ファイバ・カップラ102に戻り、ファイバ・カップラ102は、光の一部を光検出器110に転送する。光検出器110での光度は、互いに逆方向に伝播する波の間の位相差に依存する。位相差は、コイル108の感知軸に沿った回転によって、又は互いに逆方向に伝播する波に時変位相変調を加えることによって生成される可能性がある。
バイアス変調は、非常に低い回転速度に対するジャイロスコープの感度を改善するために使用される。バイアス変調ジェネレータ112は、IOC位相変調器114aの1つに、振動数fの正弦波又は方形波駆動信号を印加する。これは、光検出器110で振動数fの回転速度に比例する信号を生成する。光検出器110は、光信号を電気信号に変換し、電気信号は、増幅器及びフィルタを通常は備える信号調整回路120を通過する。次いで、振動数fの回転信号は、ジャイロ信号処理機能122によって復調され、ジャイロ信号処理は、速度に比例するdc信号を出力する。
本発明によれば、正弦波変調ジェネレータ130は、振動数fの正弦波信号を生成して、別のIOC位相変調器114bを駆動する(第2位相変調器は本発明には不要であり、従って位相変調器114aを駆動するように正弦波変調ジェネレータ130を構成できることを当業者は理解されよう。更に、ジェネレータ130が方形波などの非正弦波信号を生成するように構成される場合でも本発明はなお機能し、それを行って変調ジェネレータ130の設計を単純化することができる)。理想的なケースでは、振動数fが、固有振動数fe1の偶数高調波に厳密に設定される場合、変調振動数fで位相差は生成されず、従って正弦波駆動信号は、光検出器110で信号を生成しない。しかし、正弦波駆動振動数fが、コイル固有振動数fe1の偶数高調波から逸脱する場合、結果として光検出器110で「エラー」信号が生じる。図2に、正弦波信号振動数fが、固有振動数fe1の偶数倍に等しくなく、厳密ではないが方形波バイアス変調振動数fの約2倍である場合にどのように固有振動数エラー信号が生成されるかを示す。上の余弦曲線1は、光検出器での光度を、光検出器で干渉する互いに逆方向に伝播する光波間の全位相差Δφの関数として示す。曲線2は、正味の位相変調を時間の関数として示す。正味の位相変調は、方形波バイアス変調と正弦波変調の合成である。検出器での干渉計強度出力である曲線3は、曲線2の点を曲線1上に平行移動することによって求めることができる。この例では、バイアス変調は、π/2と−π/2の間で交番する方形波であり、実際のバイアス変調に関して典型的な振幅である。バイアス変調がπ/2及び−π/2から切り替わるとき、曲線1の傾きは負から正に切り替わる。傾きの符号が交番するので、振動数fで生成された信号正弦波位相変調は、バイアス変調fで変調される。従って、エラー信号が、振動数fの周りの側波帯として発生する。側波帯は、振動数f+/−n*fとなる。ただしnは、整数である。
固有振動数を検出するために、光検出器信号が、2つの位相敏感復調器によって復調される。まず、光検出器信号が、高振動数復調器132によって振動数fで復調される。次いで、高振動数復調器132の出力が、低振動数復調器134によって振動数fで復調される。「低振動数」復調器の出力は、固有振動数エラー信号であり、これは、固有振動数の正弦波駆動と偶数高調波の間の振動数差の大きさ及び符号を表す。2つの復調器の順序は、低振動数復調器が高振動数fを通過するように構成される限り、切り換えることができる。振動数f及びfを選択する際に、注意を払わなければならない。振動数fが、振動数fの厳密な偶数倍となるように選択された場合、固有振動数検出器及びジャイロ・レート出力の性能が不十分となる可能性がある。振動数fの厳密な偶数倍からわずかに異なる振動数fを設定することにより、固有振動数検出器を、多くのエラー源の影響を受けないようにすることができる。この関係は以下によって与えられる:
=(m*f)−Δf
(式3)。上式で、mは偶数であり、Δfは比較的小さい振動数偏位である。バイアス変調用の1組の位相変調器と、光ループ中の異なる地点の、正弦波変調用の別の1組の位相変調器とを備える光集積回路チップを使用するFOGでは、好ましい方法は、正弦波変調振動数fが固有振動数fe1の偶数倍であるときに、変調振動数fが固有振動数fe2となるように、振動数差Δfを選ぶことである。このようにして、固有振動数から離れた動作に関連するジャイロ・レート・エラーが、固有振動数エラー信号がゼロであるときに解消され、又は最小限に抑えられる。振動数Δfは、正弦波位相変調器とバイアス位相変調器の間の光路長と、選ばれた偶数高調波数mとによって決定される。固有振動数検出器の感度は、偶数高調波数mに比例する。従って、ジャイロ電子回路がほとんど減衰なしに約fの振動数のエラー信号を通過させることができる限り、より大きいmを選ぶことで、正弦波変調の振幅を増大させることなく、固有振動数検出器の感度を向上させることができる。多くの因子によって感度を向上させる能力を有することは、従来技術に勝って本発明が有する主な利点である。4kmのファイバのコイルを有する典型的な高性能FOGでは、mが約64であり、Δfが24Hzである。
従来技術に勝って本発明が有する別の主な利点は、非同期2重復調プロセスである。Δfがゼロでない式3を満たすf及びfを選ぶことにより、2重復調プロセスが多くのエラー源の影響を受けないようにされる。一例は、信号干渉によって引き起こされるエラーである。第1復調器は、振動数fの奇数倍で生じない任意の信号を拒絶し、第2復調器は、振動数fの奇数倍で生じない任意の信号を拒絶する。組み合わせた復調器は、振動数f+/−n*fを有する信号だけを通過させる。ただし、nは整数である。高調波fの信号を高調波fの信号と混合するのに非線形プロセスが必要となるので、大部分の信号干渉源は、振動数f+/−n*fとはならない。
本発明を実施するのに2つの別々の位相変調器は不要である。光ループの異なる地点にある2組の位相変調器を有することは、比較的長い光集積回路チップを必要とする。ある応用例は、可能な限りFOGを小さくすることを必要とする。これらの小型のFOGは、2組の別々の位相変調器を有する比較的長い光集積回路チップを収容するのに十分な空間をそのパッケージ内に有さず、従って1組の位相変調器だけを備える光集積回路チップを有する。このタイプのFOGでは、正弦波変調が、バイアス変調と同じ位相変調器に印加される。Δfがゼロに等しくない式3に示す同じ振動数関係式を維持することが、やはり重要である。この場合、固有振動数検出器出力は、正弦波変調振動数fが固有振動数fe2の偶数倍であるときに、やはりゼロとなる。しかし、バイアス変調振動数は、もはや厳密に固有振動数fe2ではない。固有振動数からずれて動作することに関連するレート・エラーは、比較的小さいがゼロではない振動数差Δfを選ぶことによって、最小限に抑えることができる。一例は、1kmのコイルを有するFOGである。この場合の固有振動数は、約100kHzとなる。mを64となるように選び、Δfを16Hzとなるように選んだ場合、バイアス変調振動数は、固有振動数からわずか2.5ppmずれるだけであり、小さいFOGを含む大部分の応用例に対して十分過ぎるほどである。
非理想的な場合、正弦波振動数fが固有振動数の厳密に偶数倍ではないとき、固有振動数検出器にゼロ出力値を有するようにさせる何らかのエラー機構が存在する可能性がある。サーボ・ループが、固有振動数検出器の出力をゼロに維持している場合、正弦波変調は、光検出器110で望ましくない残留信号を生成する。回転速度を検出するメイン・ループ信号処理は、残留信号に敏感である可能性があり、その結果、振動数Δfで回転速度が誤って表示される。多くの応用例では、振動数Δfが十分高い場合、このことは、問題ではない。しかし、振動数Δfでの正弦波レート・エラーを許容することのできないジャイロ応用例が存在する可能性がある。幸いにも、この効果を除去する方式がある。
回転速度の誤った表示を生成することなく追加の変調を使用する一方式は、参照により本明細書に組み込まれる米国特許第5,781,300号に記載されている。米国特許第5,781,300号に記載の方式は、後方散乱によるバイアス・エラーを低減する正弦波変調を追加することを含む。その後、この方式は、本発明による固有振動数を検出する優れた方式であることが判明した。より具体的には、正弦波変調振動数が、特別な条件を満たす固有振動数の偶数高調波に設定された場合、メイン・ジャイロ信号処理は残留信号の影響を受けないことが確認された。特別の条件は、メイン・ジャイロ信号処理がどのように行われるかによって決定される。方形波バイアス変調を使用する大部分のFOGは、しばしば、バイアス変調があるレベルから別のレベルに遷移を行うときはいつでも、光信号中に望ましくないグリッチ(glitch)を含む。こうしたグリッチがジャイロ信号処理を通過することが可能である場合、レート・エラーが生じる。グリッチの効果は、グリッチがかなりの振幅を有する信号の部分を遮断することによって、大きく低減することができる。これは通常、グリッチがかなりの振幅を有するときに対応するA/Dサンプルを処理しないことによって行われる。グリッチ中のサンプルを遮断するプロセスは、レート信号の復調プロセスを、バイアス変調振動数の整数倍のスプリアス信号に敏感にさせる。スプリアス信号が、ゲート期間内に生じるスプリアス信号の整数のサイクルが存在しないような振動数である場合、レート・エラーがスプリアス信号から生じる。しかし、スプリアス信号が、ゲート期間内で生じるスプリアス信号の整数のサイクルが存在するような振動数である場合、レート・エラーは生じない。正弦波位相変調に対する特別な条件は、整数の正弦波位相変調サイクルがΔfがゼロのときにゲート期間内に適合するように整数mを選ぶことである。Δfを十分小さく保つ限り、この特別な条件からのわずかなずれによるこのレート・エラーはなお小さい。
図4に、ジャイロの動作振動数を制御するサーボ・ループで改良型固有振動数検出器を使用する閉ループFOGの機能図を示す。この構成では、正弦波変調は、様々なタイプのジャイロ・エラーを抑制するのに使用される同一の変調(エラー抑制変調)である。ダイレクト・デジタル・シンセサイザ(DDS)回路210は、エラー抑制変調を生成する。帯域フィルタ212は、エラー抑制変調からスプリアス信号を除去するために、使用される。
現況技術のFOGは、デジタル信号処理を使用する。良く知られているように、アナログ・フロント・エンド電子回路220によって、光検出器信号が増幅され、濾波され、デジタル化される。デジタル信号処理は、通常、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)230で使用される。図4に、一方はレート・ループ処理用、他方は固有振動数検出器用の2つの経路232、234に分割されるデジタル信号を示す。
マスタ・クロックDDS回路240は、水晶発振器242からマスタ・クロック振動数を導出する。マスタ・クロック振動数は、FPGA230中の論理機能をクロックするのに使用される。バイアス変調振動数は、FPGA230によって生成され、マスタ・クロック振動数から導出される。
図3を参照して説明したように、本発明のデジタル固有振動数検出器は、2つのデジタル復調器132、134と、それに加えてサンプル・レジスタ236とを備えることが好ましい。第1復調器132は、振動数fで復調し、第2復調器134は、振動数fで復調する。サンプル・レジスタ236の出力は、固有振動数検出器の出力である。閉ループ動作では、サーボ機能238は、マスタ・クロック240の振動数を調節することによって、コイル固有振動数fe1の偶数高調波にエラー抑制振動数を維持する。エラー抑制振動数とバイアス変調振動数は共にマスタ・クロック振動数から導出されるので、このサーボ・ループは、バイアス変調振動数をコイル固有振動数fe2に自動的に維持する。
図5に、本発明による固有振動数検出器のデジタル実装のブロック図を示す。この設計は、連続的非同期2重復調を使用する。固有振動数検出器論理機構は、すべてのレジスタがそれによって刻時される同期クロック入力として、マスタ・クロック振動数fmclk入力の立上りを使用する。fmclk/2入力は、fmclk信号と同期し、fmclk/2に等しい。
好ましくは、クロックf及びfは、非同期50パーセント・デューティ・サイクル方形波入力であり、fは、fのm倍から小さい振動数差を引いたものに等しく、mは整数である。クロックfは、受信され、位相調節制御論理機構239に送られ、位相調節後のf信号f1θが生成される。位相調節制御論理機構239は、f1θを生成するθ(k:0)バス入力を使用して、360/2度単位のf入力のプログラム可能位相調節を実現する。ただし、kは整数である。
第1復調器132は、位相調節後のf1θ信号の正の半分にわたってαを合計し、f1θの負の半分にわたってαを減算し、αεを生成する。f1θの立上りと同時に、第1復調器132の内容αεが、第2復調器134に転送され、次いでその後でゼロにリセットされる。第2復調器134は、fの正の半分にわたってαεを合計し、fの負の半分にわたってαεを減算し、φεを生成する。この動作は、継続的に実行される。
サンプル信号fが、立上り検出論理機構310から生成される。立上り検出論理機構310は、1/fmclkよりも長い周期を有する正パルスfを受け取り、パルス幅周期1/fmclkを有するアクティブ高サンプル信号fを生成する。fの立下りと同時に、第2復調器134の内容φがサンプリング・レジスタ236に転送され、φε(n)が生成される。ただし、nは整数である。転送と同時に、第2復調器134が、ほぼゼロにリセットされる。この動作が継続的に実行される。
ゲーティング制御論理機構312は、第1復調器132から第2復調器134への復調転送の省略を実現する。fmclk/2よりも長い周期を有する論理高ゲート信号fgate入力は、fを生成し、fgateとfmclk/2の4倍との和の期間、第1復調器132から第2復調器134への変調サイクル転送の省略を引き起こす。
本発明の好ましい実施形態の上述の開示は、例示及び説明のために提示した。これは網羅的なものではなく、開示の厳密な形態に本発明を限定するものでもない。上記の開示に照らして、本明細書に記載の実施形態の多くの変形形態及び修正形態が、当業者には明らかとなるであろう。本発明の範囲は、本明細書に添付の特許請求の範囲とその均等物だけによって定義されるべきである。
更に、本発明の代表的実施形態を説明する際に、本明細書は、本発明の方法及び/又はプロセスを特定の順序のステップとして提示することがあった。しかし、方法又はプロセスが本明細書に記載のステップの特定の順序に依拠しない範囲で、方法又はプロセスを、記載の特定の順序のステップに限定すべきではない。当業者は理解するであろうが、他の順序のステップも可能である。従って、本明細書に記載の特定の順序のステップを、特許請求の範囲に関する限定と解釈すべきではない。更に、本発明の方法及び/又はプロセスを対象とする特許請求の範囲は、その書かれた順序のステップの実施に限定されるべきではなく、順序を変更してもなお本発明の精神及び範囲内にとどまることができることを当業者は容易に理解されよう。
本発明を例示する助けとなる表示を有する検知コイルを示す図である。 本発明に従って固有振動数エラー信号がどのように特定の条件下で生成されるかを示す図である。 本発明による固有振動数検出器を組み込む開ループ干渉光ファイバ・ジャイロの機能図である。 本発明による固有振動数検出器を組み込む閉ループ光ファイバ・ジャイロの機能図である。 本発明による固有振動数検出器のデジタル実装のブロック図を示す図である。

Claims (3)

  1. 光ファイバ・ジャイロ内の検知コイルの固有振動数を検出するシステムであって、前記光ファイバ・ジャイロは、光源と、前記光源に接続されたファイバ・カップラと、前記ファイバ・カップラを介して前記光源から受け取った光を変調することのできる光集積回路チップと、前記光集積回路チップと通信する検知コイルと、第1変調信号を前記光に付与する第1変調ジェネレータと、前記検知コイルの回転速度を表す前記検知コイルから戻る光を受ける光検出器と、を備え、前記システムは、
    前記光に第2変調信号を付与する第2変調ジェネレータと、
    前記光検出器によって少なくとも間接的に生成された信号と通信する高振動数復調器と、
    前記高振動数復調器と通信する低振動数復調器と、
    を備え、
    前記高振動数復調器は、基準振動数として前記第2変調信号を受け取り、前記低振動数復調器は、基準振動数として前記第1変調信号を受け取り、
    前記低振動数復調器の出力は、前記第2変調信号の振動数と前記検知コイルの固有振動数の偶数高調波との振動数差の大きさ及び符号を表す、システム。
  2. 請求項1に記載のシステムであって、前記第1変調ジェネレータは、バイアス変調信号を生成する、システム。
  3. 請求項1に記載のシステムであって、前記第2変調ジェネレータは、正弦波信号を生成する、システム。
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