JP4510360B2 - アナログランダムアクセスメモリを使用したビーム成形システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に超音波画像形成システムに関し、より詳細には、超音波画像形成システムにおける使用向けのアナログのアンダムアクセスメモリ(RAM)素子を使用したビーム成形システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
超音波画像形成システムが利用できるようになってきており、非破壊試験及び医療分野において一般に使用される。医療向けの超音波画像形成システムは、人体の内部構造をリアルタイムで非破壊的に見ることができる。超音波画像形成システムは、2次元又は3次元画像形成のいずれかが可能である。
【0003】
超音波画像形成システムは、他の構成要素の中でも、超音波プローブ(超音波トランスデューサアレイを含む)、処理及び制御エレクトロニクス(ビームフォーマの送受信を含む)、ディスプレイ、及び超音波プローブを処理及び制御エレクトロニクスに接続するケーブルを含んでいる。超音波トランスデューサは、1次元又は2次元アレイのいずれかで典型的に機器構成される。1次元トランスデューサアレイは、縦方向に配置された1行の超音波トランスデューサ素子を含んでいる。2次元の超音波トランスデューサアレイは、列及び行に配置される超音波トランスデューサ素子を含んでいる。
【0004】
トランスデューサアレイの配置に関わらず、パルスを送信する間は、電気的エネルギーは、トランスデューサ素子により音響エネルギーに変換され、ターゲット方向に送信される。音響エネルギーは、ターゲットから反射して、トランスデューサ素子に戻る。トランスデューサ素子により受けた音響エネルギーは、電気信号に変換され、受信信号として超音波画像形成システムに接続された受信処理回路に通過される。典型的な2次元超音波トランスデューサアレイは、数百又は数千の個々のトランスデューサ素子を含んでいる。それぞれのトランスデューサ素子により供給される電気信号は、少数のチャネルに多重化され、次いで処理回路に結合される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
音響エネルギーがそれぞれのトランスデューサ素子により受信されたとき、信号の特性を変更して超音波画像を改善することが望ましいことがある。信号を変更するための1つのかかる方法は、他のチャネルに関して1つのチャネルにおいて信号を遅延することである。これは、一般にビーム成形として言及される。ビーム成形を使用することにより、受信信号の成分は変更された、表示される超音波画像が改善される。従来のビーム成形技術は、それぞれの受信チャネルについての複雑なデジタル処理回路を使用する複数のビーム成形要素を典型的に使用している。この複雑なデジタル処理回路の使用により、複雑化された処理要素が必要とされ、超音波システムのコストを増加する傾向がある。
【0006】
したがって、超音波画像形成システムにおけるそれぞれのチャネルについて、低コストかつ簡単な構成によるビーム成形システムを提供することが望まれる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
簡単かつ低コストな超音波ビーム成形システムは、アナログのランダムアクセスメモリ(RAM)素子をそれぞれのビーム成形チャネルについて使用している。本システムは、プロセッサ及び超音波トランスデューサアレイを含んでいる。超音波トランスデューサアレイは、複数のトランスデューサ素子を含んでおり、それぞれのトランスデューサ素子は、複数のチャネルのうちの1つに接続されている。また、本システムは、複数のトランスデューサ素子のそれぞれからの出力信号を受けるために適合されるビームフォーマ、及び該ビームフォーマに位置され、複数のチャネルのそれぞれに接続される遅延素子を含んでいる。この遅延素子は、アナログのランダムアクセスメモリ(RAM)素子を備えている。
【0008】
本発明による他のシステム、方法及び効果は、以下の添付図面及び詳細な記載の説明を通して当業者には明らかになるであろう。全てのかかる追加のシステム、方法、機能及び効果は、この記載に含まれるべきであり、本発明の範囲に含まれるべきであり、特許請求の範囲により保護されるべきである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明のビーム成形システムは、ハードウェア、ソフトウェア又はその組合せで実現することができる。好適な実施の形態では、ビーム成形システムは、ハードウェアとソフトウェア、又はメモリに記憶され、適切な命令実行システムにより実行されるファームウェアの組合せを使用して実現される。
【0010】
代替的な実施の形態として、ハードウェアで実現される場合、ビーム成形システムは、当該技術分野において公知である以下の技術のいずれか又は組合せにより実現することができる。これらは、データ信号に応じてロジック機能を実現するためのロジックゲートを有するディスクリートロジック回路、適切な組合せロジックゲートを有する特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルゲートアレイ(PGA)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)等である。
【0011】
ビーム成形システムのソフトウェアの部分は、論理的機能を実現するための実行可能な命令からなる序列のリストを備えており、コンピュータベースのシステム、プロセッサを含むシステム又は命令実行可能なシステム又は装置から命令を取り出すことができ、該命令を実行することができる他のシステムのような命令実行システム又は装置により、又は命令実行システム又は装置とともに使用するためのコンピュータ読取り可能な媒体で実現することができる。
【0012】
本実施の形態の文脈において、「コンピュータ読取り可能な媒体」は、命令実行システム又は装置により、又は該命令実行システム又は装置とともに使用するためのプログラムを含み、該プログラムを記憶して、伝達、伝搬又は伝送することができる何れかの手段とすることができる。このコンピュータ読み取り可能な媒体は、たとえば、限定されるものではないが、電気的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、或いは半導体システム、装置、素子又は伝搬媒体とすることができる。
【0013】
コンピュータ読取り可能な記録媒体のさらに特別な例(不完全なリスト)は、以下であり、これは、1つ以上の配線を有する電気的な接続(電子的)、携帯用コンピュータディスケット(磁気的)、ランダムアクセスメモリ(RAM)(電子的)、リードオンリメモリ(ROM)(電子的)、消去及び再書込み可能なリードオンリメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)(電子的)、光ファイバ(光学的)、携帯用コンパクトディスクリードオンリメモリ(CDROM)(光学的)である。
【0014】
なお、コンピュータ読取り可能な媒体は、たとえば、紙又は他の媒体の光学的走査を介して、プログラムを電気的に取得し、コンパイル、翻訳、さもなければ必要であれば適切なやり方で処理してコンピュータメモリに記憶することができる、プログラムがプリントされる紙又は別の適切な媒体とすることもできる。
【0015】
ここで、図面を参照して、図1は、本発明の1態様に従い構築される簡略化された超音波システム100を説明する概略図である。超音波システム100は、インタフェースケーブル104を介してプローブアセンブリ(ASSY)106に接続されるプロセッサ102を含んでいる。プロセッサ102は、ポータブルプロセッサ又は大型のオフィススタイルの完全に機能が充実された超音波処理システムとすることができる。
【0016】
プローブアセンブリ106は、複数の超音波トランスデューサ素子を含む超音波トランスデューサアレイ202を含んでいる。該アレイのうちの例示的な1つが参照符号202を使用して例示されている。超音波トランスデューサアレイは、1次元又は2次元アレイである場合がある。
【0017】
さらに、超音波トランスデューサアレイは、アレイにおけるそれぞれの素子204が送信サイクル及び受信サイクルの間に個々に制御可能である2次元アレイである場合がある。かかるアレイは、「マトリクスアレイ」として言及されることがある。マトリクスアレイは、2次元に連続的に接続されるトランスデューサ素子を含んでいる。
【0018】
プローブアセンブリ106は、ターゲット108に音響エネルギーを送り、反射された音響エネルギーをターゲット108から受ける。ターゲット108から反射される音響エネルギーは、トランスデューサアレイ202により受けて、それぞれのトランスデューサ素子204により電気信号に変換される。
【0019】
プローブアセンブリが処理回路を含んでいる場合、受けた音響エネルギーは、プローブアセンブリにおいて部分的に処理して、更なる処理のためにプロセッサ102に送出することができる。処理の後、受けた音響エネルギーから生成された画像は、次いで、プロセッサ102に接続されるディスプレイに表示される。
【0020】
図2は、図1の超音波システム100の例示的なアーキテクチャを説明する機能ブロック図である。図2に例示されるアーキテクチャは、本発明が実現される場合がある単なる1つの超音波システムのアーキテクチャであり、他の超音波システムのアーキテクチャを本発明から得ることもできる。プローブアセンブリ106は、トランスデューサアレイ202を含んでいる。
【0021】
トランスデューサ有り202は、たとえば、限定されるものではないが、フェーズドアレイ、リニアアレイ、カーブドリニアアレイ又はマトリクスアレイのように配列される多数の個々の超音波トランスデューサ素子204(図1参照)を含んでいる。いずれかのトランスデューサアレイを、開示されるシステムに使用することも意図されるが、説明のために、48の素子からなるフェーズドアレイトランスデューサに関して記載される。
【0022】
トランスデューサアレイ202は、コネクション205を介して、48の信号(それぞれにトランスデューサ素子について1つのチャネル)を送信/受信(T/R)スイッチ206に伝達する。T/Rスイッチ206は、送信エネルギーを受信エネルギーから隔離するためのスイッチング機能を提供する。T/Rスイッチ206は、コネクション208を介して、「フロントエンドASIC」として一般に言及される複数のプロセッサと通信する。このプロセッサのうちの例示的な1つがフロントエンドASIC210として例示されている。
【0023】
フロントエンドASIC210は、典型的にはアナログのASICデバイスであり、コネクション208を介して、48の超音波トランスデューサ信号の一部を受ける。1つのフロントエンドASIC210を使用して説明されるが、複数のフロントエンドASICが典型的に採用されて、コネクション208を介して受けた48の全ての超音波トランスデューサ信号を処理することもできる。
【0024】
フロントエンドASIC210は、電力増幅、フィルタリング及びフロントエンドでの時間利得補償(TGC:Time Gain Compensation)を実行する。このTGCは、超音波信号をターゲット内の複数の深度から受けるときに必要とされる。かかる例では、超音波エネルギーの深さに関して飛行時間の増加を補償するために、利得は相応して典型的に増加される。
【0025】
この飛行時間は、送出された超音波エネルギーがトランスデューサ素子からターゲットへ、さらにトランスデューサ素子に戻るために必要な時間量を言及する。フロントエンドASIC210は、コネクション212を介して、増幅、フィルタリング及び利得補償された超音波エネルギー信号を複数のアナログ/デジタルコンバータ(ADC)に供給する。このADCの例示的な1つは、参照符号214を使用して説明されている。
【0026】
複数のADC214は、コネクション212での48のアナログ信号を、たとえば8ビットコンバータ技術を使用してデジタルビットストリームに変換する。ADC214は、コネクション216を介して、デジタルビットストリームをビームフォーマ300に供給する。1つのブロックとして示されているが、フロントエンドASIC210及びADC214は、トランスデューサアレイ202に含まれるトランスデューサ素子から受けた複数の信号を処理するために十分な複数のブロックで典型的に実現される。
【0027】
ビームフォーマ300は、複数の遅延素子を含んでいる。それぞれの遅延素子は、48のチャネルのうちの1つに対応しており、トランスデューサアレイ202から受けたエネルギーを表す信号を成形する。コネクション228のビームフォーマ300の出力は、加算装置230において結合され、1つのビーム成形された出力信号がコネクション232に提供される。コネクション232の1つのビーム成形された出力信号は、「バックエンドASIC」234として一般に言及される処理装置に供給される。
【0028】
このバックエンドASIC234は、検出機能及び追加のバックエンドでのTGC機能を提供する。検出機能は、コネクション232で生成された無線周波数(RF)のデータストリームを、2次元のカラーフロー画像形成における使用のためのベースバンド直交データとともに、2次元の構造上の画像形成のためにサンプル採取される対数振幅データに変換する。
【0029】
バックエンドASIC234は、複数のASICを使用して実現される場合があるが、コネクション252を介して、プロセッサ258及びスタティック/ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)256と通信する。プロセッサ258は、SDRAM又はフラッシュメモリ248に含まれているコードを実行することにより、超音波システム100の動作及び機能を制御する。
【0030】
また、説明のために、限定されないものとして、Motorola社から製造販売されている7xxPowerPC(登録商標)プロセッサシリーズとすることができる。さらに、(以下に詳細に記載される)ビームフォーマ300に含まれるアナログのRAMは、メモリ素子242の一部とすることができ、プロセッサ258によりアクセスすることができる。
【0031】
バックエンドASIC234は、コネクション240を介して、メモリ素子242と通信する。メモリ素子242は、フラッシュメモリ248及びデータ記憶素子244を含んでいる。データ記憶素子244は、はじめにフラッシュメモリ248にロードするために使用することができ、ディスプレイ238に表示される情報をエクスポートするために使用することができる。ディスクリートなコネクションを使用して示されているが、プロセッサ258、SDRAM256及びメモリ242は、共通のバスを通して提供される場合がある。
【0032】
また、バックエンドASIC234は、表示素子238にコネクション236を介して表示するための超音波画像を提供するために、スキャンコーバータ機能を提供する。たとえば、表示素子238は、プローブアセンブリ106及びプロセッサ102により生成された超音波画像を見るために使用される液晶ディスプレイ(LCD)モニタとすることができる。
【0033】
明確さのために省略されているが、ポータブルプロセッサ102もまた、バッテリ、又は図2に開示される全ての素子に電力投入するためのACアダプタのような電源を含んでいる。バックエンドASIC234は、コネクション254を介して、送信ASIC260と通信する。本実施の形態で記載される他のASICと同様に、送信ASIC260は、複数のASICとして典型的に実現されるが、簡単さのために1つの送信ASIC260を使用して説明される。
【0034】
送信ASIC260は、送信パルスを発生し、このパルスは、トランスデューサアレイ202におけるトランスデューサ素子204を励起するために使用される。送信パルスは、コネクション224を介して、T/Rスイッチ206に伝達される。コネクション216とコネクション254の組合せは、図1のインタフェースケーブルを形成することになる。ある用途では、TX ASIC260の機能は、フロントエンドASIC210に組込まれ、他の用途では、TX ASICはプロセッサ102に組込まれることがある。
【0035】
図3は、図2のビームフォーマを説明する機能ブロック図である。それぞれの処理チャネル216−1〜216−nは、トランスデューサ素子204−1〜204−nのうちの1つからの信号を受ける。したがって、処理チャネルが同じであるので、1つのチャネルのみについて説明される。受信信号処理の間、それぞれのトランスデューサ素子204は、音響エネルギーをターゲットから受け、音響エネルギーを電気信号に変換する。電気信号は、コネクション216−1を介して増幅器304−1に供給される。
【0036】
増幅器304−1は、受信された信号をビームフォーマ300により更なる処理を可能とするために十分なレベルに増幅する。増幅及び受信された信号は、コネクション306−1を介して、ビームフォーマ300内に位置される対応する遅延素子350−1に供給される。
【0037】
この例において説明されるように、それぞれのトランスデューサ素子が1つのチャネルを備えるように、48のトランスデューサ素子が存在する。したがって、それぞれがビームフォーマ300における遅延素子350のうちの1つに供給される信号を有する、48のチャネルが存在する。したがって、ビームフォーマ300内に48の遅延素子350が存在する。
【0038】
それぞれの遅延素子350は、アナログのランダムアクセスメモリ(RAM)素子を備えており、コネクション314を介して、制御プロセッサ312からの制御信号により制御される。コネクション314の信号は、制御プロセッサ312からの信号に依存して、それぞれの遅延素子を一時的に機能停止する。
【0039】
制御プロセッサ312により決定される適切な時間で、遅延素子350−1の出力は、コネクション308−1を介して、加算素子310に供給される。加算素子310は、それぞれの遅延素子350の出力を結合して、コネクション228にビーム成形された信号出力を提供する。
【0040】
図4は、図3の遅延素子350を説明する回路図である。受信された信号は、コネクション216を介して、増幅器304に供給される。増幅器304の出力は、コネクション306を介して、複数の書込みスイッチに供給される。該スイッチの例示的な1つは参照符号358を使用して説明されている。コネクション306の入力信号は、書込みスイッチ358を介して、それぞれ連続的なサンプルが対応する容量素子362に保持されてサンプル採取される。
【0041】
遅延時間では、容量素子362に保持される電荷は、読出しスイッチ364を介して、容量素子362から「読み出される」。信号が容量素子362から読み出され、電荷インテグレータ378により収集及び処理のために、コネクション376に送出される。コネクション308の電荷インテグレータ378の出力は、それぞれの遅延素子350の遅延されたチャネル出力である。
【0042】
書込みスイッチ358は、書込みシフトレジスタ351において循環するデジタル論理“1”、すなわち「論理1」により制御される。書込みシフトレジスタ351は、複数のレジスタ位置を含んでおり、該レジスタ位置の例示的な1つは参照符号354を使用して説明される。それぞれのレジスタ位置354は、書込みスイッチ358のうちの1つに対応している。
【0043】
レジスタ位置354において論理1が現れたとき、対応する書込みスイッチ358は、コネクション356の信号を介して作動される。閉じているとき、書込みスイッチ358は、コネクション306に存在する入力信号を対応する容量素子362に記憶する。
【0044】
それぞれの書込みスイッチ358は、連続的なサンプルクロックレートで連続的に作動される。これは、論理1が書込みシフトレジスタ351のそれぞれのレジスタ位置354を通して循環するためである。それぞれの書込みスイッチ358が閉じたとき、コネクション306の入力信号の瞬間的な値は、対応する容量素子に記憶される。
【0045】
容量素子362の全体のアレイがそれぞれ書込まれるとき、論理1は、循環して第1のシフトレジスタ位置354に戻り、したがって、第1の書込みスイッチ358を作動させる。本質的に、書込みシフトレジスタ351は、「アナログのリングバッファ」である。書込みシフトレジスタ351の長さは、十分な焦点合わせ、及び受けたビームの操作を受け入れるために、チャネル間で必要とされる最大遅延よりも典型的に大きい。
【0046】
また、読出しシフトレジスタ371は、書込みシフトレジスタ351において循環している論理1に関して遅延される、循環する「論理1」を搬送する。所与のサンプルが容量素子362のうちの1つに書込まれた後に、同時に、容量素子362に接続される対応する読出しスイッチ364が閉じる。
【0047】
「論理1」がレジスタ位置374に存在するときに、読出しスイッチ364が閉じて、容量素子362に記憶されている値がコネクション376を通して読み出される点で、読出しスイッチ364は、コネクション366を介して、シフトレジスタ位置374により制御される。
【0048】
その瞬間での容量素子362の電荷は、コネクション376を介して、電荷インテグレータ378に転送される。電荷インテグレータ378は、増幅器386、容量素子384及びスイッチ382を含んでいる。電荷インテグレータ378は、コネクション376の連続信号を受けて、連続的に時間変動する電圧出力をコネクション308に提供する。
【0049】
所与のサンプルの容量素子362への書込みと、容量素子362からの該サンプルの読み出しとの間の遅延は、この信号チャネルに適用される焦点調整/操作遅延である。この遅延は、1つのサンプルクロック周期に関する分解能を有しており、本実施の形態では、1/4λである。ここで、λは、受信された信号の波長である。
【0050】
更なる遅延の分解能は、デジタルスキャニング装置において使用される技術に類似したスケーラブルフィルタステージ(図示せず)により提供することができる。しかし、本実施の形態で記載されるシステムでは、3つのフィルタがデジタルよりはむしろアナログである。
【0051】
読出し遅延時間は、コネクション314を介して、制御プロセッサ(図3の符合312参照)から供給される機能停止信号314により動的に変化させることができる。機能停止信号314がアサートされたとき、読出しシフトレジスタ371において循環している「論理1」は、書込みシフトレジスタ351において循環している論理1が進み続ける間は進まない。結果として、機能停止信号がコネクション314にアサートされるときは何時でも、読出し時間は、書込み時間よりも更に遅れる。
【0052】
このようにして、コネクション216の入力と、コネクション308の出力の間の遅延を制御することができる。コネクション308の遅延素子350の出力は加算され(図3の加算器310)、結合された信号を形成し、コネクション228にビーム成形された信号出力を形成する(図3)。
【0053】
上述したように、本発明の好適な実施の形態に対して、本発明の原理から実質的に逸脱することなしに、多くの変更及び変形がなされる場合があることは、当業者には明らかであろう。たとえば、本発明は、任意の超音波画像形成システムに使用することができる。全てのかかる変更及び変形は、特許請求の範囲に定義されたように、本発明の範囲に含まれていることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】簡略化された超音波システムを説明する概念図である。
【図2】図1の超音波システムを説明する機能ブロック図である。
【図3】図2のビームフォーマを説明する機能ブロック図である。
【図4】図3の遅延素子を説明する機能ブロック図である。
【符号の説明】
100:プローブ
102:プロセッサ
104:インタフェースケーブル
106:プローブアセンブリ
108:ターゲット
202:超音波トランスデューサアレイ
204:超音波トランスデューサ素子
Claims (11)
- アナログのランダムアクセスメモリ(RAM)を含む遅延素子を有する超音波画像形成システムにおける受信ビームフォーマであって、
前記遅延素子は、
循環型シフトレジスタとして構成され、複数の書込みシフトレジスタのメモリ位置を含む書込みシフトレジスタと、
受信された音響信号を表す入力のアナログ電気信号を受ける入力ラインと、
前記入力ラインに接続され、それぞれの書込みスイッチが前記書込みシフトレジスタの前記複数の書込みシフトレジスタのメモリ位置のうちの1つにより制御される複数の書込みスイッチと、論理「1」が特定の書込みシフトレジスタのメモリ位置にあるとき、前記特定の書込みシフトレジスタのメモリ位置により制御される前記書込みスイッチが閉じられ、
それぞれの容量素子が前記複数の書込みスイッチのうちの1つに接続される複数の容量素子と、書込みスイッチが閉じられたとき、接続された容量素子が前記入力ラインの受信された入力の電気信号の実質的に瞬間的な値を記憶し、
循環型シフトレジスタとして構成され、複数の読取りシフトレジスタのメモリ位置を含む読取りシフトレジスタと、
それぞれの読取りスイッチが前記複数の容量素子のうちの1つに接続され、前記読取りシフトレジスタの複数の読取りシフトレジスタのメモリ位置のうちの1つにより制御される複数の読取りスイッチと、論理「1」が特定の読取りシフトレジスタのメモリ位置にあるとき、前記特定の読取りシフトレジスタのメモリ位置により制御される前記読取りスイッチが閉じられ、
アナログ電気信号を出力し、前記複数の読取りスイッチに接続される出力ラインであって、読取りスイッチが閉じたとき、前記接続された容量素子の記憶された電気信号の値が前記出力ラインに読み出される出力ラインとを有し、
前記アナログRAMは、前記入力ライン、前記複数の書込みスイッチ、前記複数の容量素子、前記複数の読取りスイッチ及び前記出力ラインから構成される、
ことを特徴とする受信ビームフォーマ。 - 前記複数の書込みスイッチのそれぞれは、前記複数の書込みシフトレジスタのメモリ位置をシフトする論理「1」に応答して順次に閉じられ、前記複数の読取りスイッチのそれぞれは、前記複数の読取りシフトレジスタのメモリ位置をシフトする論理「1」に応答して順次に閉じ、ある容量素子に接続される書込みスイッチが閉じられる時間と前記容量素子に接続される読取りスイッチが閉じられる時間との間に遅延が存在する、
請求項1記載の受信ビームフォーマ。 - ある容量素子に接続される書込みスイッチが閉じられる時間と前記容量素子に接続される読取りスイッチが閉じられる時間との間の遅延は、前記受信された入力電気信号に印加される焦点を操作する遅延である、
請求項2記載の受信ビームフォーマ。 - 前記遅延は、1サンプルクロック周期の分解能を有する、
請求項3記載の受信ビームフォーマ。 - 前記遅延は、λを受信された音響信号の波長として、(1/4)λの分解能を有する、
請求項3記載の受信ビームフォーマ。 - 前記遅延素子は、当該受信ビームフォーマにおける複数の遅延素子のうちの1つであり、複数の超音波トランスデューサ素子のそれぞれからの出力信号は、入力のアナログ電気信号として当該受信ビームフォーマに位置される前記複数の遅延素子のそれぞれに印加される、
請求項1記載の受信ビームフォーマ。 - 前記読取りシフトレジスタに接続される機能停止信号のラインを更に有し、機能停止信号は、前記読取りシフトレジスタにおける次のメモリ位置に論理「1」をシフトさせない、
請求項2記載の受信ビームフォーマ。 - 前記書込みシフトレジスタの長さは、論理「1」が該書込みシフトレジスタを循環してシフトして同じメモリ位置に戻るのに要する全体の時間が、受信されたビームの適切な焦点及び操作を行なうためにチャネル間の最大の遅延時間よりも大きくなるように選択され、
1つのチャネルは1つのトランスデューサ素子の出力信号であり、前記複数の遅延素子のそれぞれは1つのチャネルを受ける、
請求項6記載の受信ビームフォーマ。 - 遅延素子におけるアナログのランダムアクセスメモリ(RAM)を使用した受信ビームの成形方法であって、
当該方法は、
循環型シフトレジスタとして構成される書込みシフトレジスタにおける複数のメモリ位置のそれぞれを通して論理「1」を循環させるステップと、
前記論理「1」が特定の書込みシフトレジスタのメモリ位置にあるとき、入力ラインに接続される複数の書込みスイッチのうちの対応するスイッチを閉じ、これにより、複数の容量素子のうちの1つに前記入力ラインの実質的に瞬間的なアナログ値を遅延するステップと、前記複数の容量素子のうちの1つは、閉じられた書込みスイッチに接続され、
循環型シフトレジスタとして構成される読取りシフトレジスタにおける複数のメモリ位置のそれぞれを通して論理「1」を循環させるステップと、
前記論理「1」が特定の読取りシフトレジスタのメモリ位置にあるとき、前記複数の容量素子のうちの1つに接続される複数の読取りスイッチのうちの対応する1つを閉じ、これにより、前記複数の容量素子のうちの接続された容量素子に記憶されているアナログ値を出力ラインに読み出すステップと、
を含むことを特徴とする方法。 - 前記読取りシフトレジスタに接続される機能停止信号のラインに機能停止信号をアサートするステップを更に含み、
前記機能停止信号は、前記読み取りシフトレジスタを循環する前記論理「1」を前記読取りシフトレジスタにおける次のメモリ位置にシフトさせない、
請求項9記載の方法。 - アナログのランダムアクセスメモリ(RAM)を使用した受信された超音波信号をビーム成形するプログラムを含むコンピュータ読取り可能な記録媒体であって、
前記プログラムは、コンピュータに、
循環型シフトレジスタとして構成され、複数の書き込みシフトレジスタのメモリ位置を含む書込みシフトレジスタを制御するステップと、前記書込みシフトレジスタは、入力ラインに接続される複数の書込みスイッチを制御し、前記書込みスイッチのそれぞれは、前記書込みシフトレジスタの前記複数の書き込みシフトレジスタのメモリ位置のうちの1つにより制御され、論理「1」が特定の書込みシフトレジスタのメモリ位置にあるとき、前記特定の書込みシフトレジスタのメモリ位置により制御される前記書込みスイッチが閉じられ、
循環型シフトレジスタとして構成され、複数の読取りシフトレジスタのメモリ位置を含む読取りシフトレジスタを制御するステップとを含み、前記読取りシフトレジスタは、複数の読取りスイッチを制御し、前記読取りスイッチのそれぞれは、前記読取りシフトレジスタの前記複数の読取りシフトレジスタのメモリ位置のうちに1つにより制御され、論理「1」が特定の読取りシフトレジスタのメモリ位置にあるとき、前記特定の読取りシフトレジスタのメモリ位置により制御される前記読取りスイッチが閉じられ、
前記アナログRAMは、前記複数の書込みスイッチ、前記複数の読取りスイッチ、及び複数の容量素子を有し、それぞれの容量素子は、前記複数の書込みスイッチのうちの1つと前記複数の読取りスイッチのうちの1つに接続され、書込みスイッチが閉じられたとき、前記接続された容量素子は、前記入力ラインで受信された入力電気信号の実質的に瞬間的な値を記憶し、読取りスイッチが閉じられたとき、前記接続された容量素子で記憶されている電気信号の値は、出力ラインに読み出される、
方法を実行させる命令を含むコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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