JP4510224B2 - ホログラム複製方法及びホログラム複製装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホログラム複製方法及びホログラム複製装置に関し、特に、平行な干渉縞からなるホログラム原版から同様のホログラムを連続的に複製する方法と装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、長尺ホログラム感材フィルム上にホログラム原版から多数のホログラムを複製法により作製することはよく知られている。その中、特開平7−114330号等のものは、ホログラム原版の上に長尺ホログラム感材フィルムを間欠的に送りながら貼り付け、間欠露光により順次同じホログラムを並列させながら複製して行くものである。
【0003】
また、特開平2−235085号、特開平3−148687号、特開平4−153686号のものは、回転ドラムの表面にホログラム原版を貼り付けて、そのドラムに長尺ホログラム感材フィルムを巻き付けてドラムの周速と同じ速度で連続的に送りながら連続露光により順次同じホログラムを並列させながら複製して行くものである。
【0004】
また、特開平3−271788号、特開平7−98560号等のものは、ホログラム複製法ではないが、ガラスブロック先端に長尺ホログラム感材フィルムを接触させて連続的に送りながら、全反射を利用してホログラムミラー等を作製するものである。
【0005】
ところで、ホログラムとしては、反射型、透過型何れにおいても、干渉縞が相互に平行な直線群あるいは平面(円筒面も含む)群からなるものがある。例えば、シリンドリカルミラーあるいはシリンドリカルレンズと同様に直線に集光するもの、回折格子、レンチキュラースクリーンと同様の作用を有するもの等である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
さて、上記の従来のホログラム複製法においては、何れも継ぎ目なしにホログラム原版と同様のホログラムを連続して複製することはできなかった。また、ホログラムミラー等を連続的に作製する方法においては、ホログラム原版の複製ではないので、作製されるホログラム製品が極めて限定されてしまう。
【0007】
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、干渉縞が相互に平行な直線群あるいは平面群からなるホログラム原版から同様のホログラムを継ぎ目なしに連続的に複製する方法と装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のホログラム複製方法は、相互に平行な直線状あるいは平面状の干渉縞からなるホログラム原版の複製方法において、ホログラム感材フィルムをホログラム原版に接してホログラム原版の干渉縞の方向の沿って連続的に走行させながら、ホログラム原版に再生照明光を照射してホログラム原版を走行するホログラム感材フィルムに連続的に複製することを特徴とする方法である。
【0009】
この場合、ホログラム感材フィルムとホログラム原版を屈折率整合液を介して接触させることが望ましい。
【0010】
その場合、ホログラム原版を屈折率整合液で満たした液槽中に浸漬させて走行するホログラム感材フィルムと接触させることが望ましい。
【0011】
また、ホログラム原版は、透過型ホログラムでも反射型ホログラムであってもよい。
【0012】
本発明のホログラム複製は、相互に平行な直線状あるいは平面状の干渉縞からなるホログラム原版の複製装置であって、ホログラム感材フィルムをホログラム原版に接してホログラム原版の干渉縞の方向の沿って連続的に走行させながら、ホログラム原版に再生照明光を照射してホログラム原版を走行するホログラム感材フィルムに連続的に複製するホログラム複製装置において、
屈折率整合液で満たした液槽と、前記液槽中にホログラム原版を浸漬させる浸漬保持手段と、前記ホログラム原版に接して前記ホログラム原版の干渉縞の方向の沿って連続的にホログラム感材フィルムを走行させる手段と、前記ホログラム原版に再生照明光を照射する光学系とを備えていることを特徴とするものである。
【0013】
この場合、その液槽は、屈折率整合液を循環濾過する手段を備えていることが望ましい。
【0014】
また、その液槽の下流側に、ホログラム感材フィルムに付着している屈折率整合液を除去する手段を備えていることが望ましい。
【0015】
また、ホログラム原版が透過型ホログラムからなる場合に、浸漬保持手段を通して再生照明光を照射するように構成することが望ましい。
【0016】
また、ホログラム原版が反射型ホログラムからなる場合に、液槽の壁を通して再生照明光を照射するように構成することが望ましい。
【0017】
本発明においては、ホログラム感材フィルムをホログラム原版に接してホログラム原版の干渉縞の方向の沿って連続的に走行させながら、ホログラム原版に再生照明光を照射してホログラム原版を走行するホログラム感材フィルムに連続的に複製するので、相互に平行な直線状あるいは平面状の干渉縞からなるホログラムを継ぎ目なしに効率的に複製することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のホログラム複製方法及びホログラム複製装置を実施例に基づいて説明する。
【0019】
図1は、干渉縞が紙面に平行な直線群あるいは平面群からなる透過型ホログラム原版1から、フォトポリマー等の長尺のホログラム感材フィルム20上に継ぎ目なしに連続的に同様の透過型ホログラムを複製するための複製装置の実施例を示す図である。透過型ホログラム原版1は、下端面が平面あるいは湾曲面になっているガラスのような透明ブロック2の下端面に貼り付けられ、透明ブロック2のホログラム原版1が屈折率整合液(例えば、カーギルオイル)21で満たされた液槽3中に浸され、透明ブロック2上端面が屈折率整合液21の液面から上に出るように、透明ブロック2が取り付けられる。
【0020】
その液槽3中の透明ブロック2のホログラム原版1の上流側(干渉縞の直線あるいは平面を伸ばした一方の方向側)にガイドローラ6を、下流側(干渉縞の直線あるいは平面を伸ばした他方の方向側)にガイドローラ7を配置する。そして、そのガイドローラ6からホログラム原版1の下面に接してガイドローラ7へホログラム感材フィルム20が搬送できるように、ホログラム感材フィルム20がセットされた巻き出しローラ4と巻き取りローラ17が液槽3の両側に配置されており、巻き出しローラ4から連続的に一定速度で巻き出された感材フィルム20は、ガイドローラ5を経て液槽3中のガイドローラ6に送られ、ホログラム原版1の下面に屈折率整合液21を介して接し、ガイドローラ7を経て液槽3から出て、ガイドローラ8〜16を順に経て巻き取りローラ17で巻き取られるようになっている。この際、ホログラム原版1と感材フィルム20の接触圧力がガイドローラ6と7の間の張力の反作用で所定の一定値になるように、透明ブロック2は上下方向位置が調整可能になっている。
【0021】
一方、ホログラム複製のための照明光源としてレーザ光源30が配置されており、そのレーザ光源30から出たレーザ光33は、ビーム拡大器31、方向転換ミラー32を介して透明ブロック2の上端面から透明ブロック2内に入り、透過型ホログラム原版1を上方から照明するようになっている。
【0022】
液槽3中でホログラム複製されたホログラム感材フィルム20に付着している屈折率整合液21を除去するための溶媒(例えば、メチルエチルケトン)26で満たされた屈折率整合液除去溶媒槽25が、液槽3に隣接して下流側に配置されており、ガイドローラ10、11がその溶媒槽25中に浸漬されている。
【0023】
また、その屈折率整合液除去溶媒槽25の下流には、乾燥部27が配置され、そのさらに下流に複製されたホログラム感材フィルム20を後処理して定着固定するための紫外線照射部28が配置されている。
【0024】
なお、液槽3中の屈折率整合液21は、液槽3に供給配管23と排出配管24を介して連結され中に濾過用フィルターを備えた循環ポンプ22により循環濾過されるようになっている。この屈折率整合液21は、ホログラム原版1とホログラム感材フィルム20の屈折率に略一致する屈折率を有するものであって、ある程度粘性があって走行するホログラム感材フィルム20が透明ブロック2の角部29やホログラム原版1と接触することにより擦り傷が生じることを防止するような特性のものが選択される。なお、透明ブロック2の下端面の角部29はこのような擦り傷が生じ難いように角を取り円筒状になるように加工されている。さらに、液槽3の内面は不要な散乱光を防止するために無反処理がされている。
【0025】
このような配置のホログラム複製装置において、巻き出しローラ4からは連続的に一定速度で感材フィルム20が巻き出され、その感材フィルム20はガイドローラ5を経て液槽3中のガイドローラ6に送られ、透明ブロック2の下端のホログラム原版1に屈折率整合液21を介して一定圧の一定状態で接している。その感材フィルム20の連続的な一定速度の走行状態において、レーザ光源30からビーム拡大器31、方向転換ミラー32を介して透明ブロック2に照射されたレーザ光33は、透過型ホログラム原版1を上方から照明し、透過方向に0次透過光34と回折光35が出る。透過型ホログラム原版1は、干渉縞が紙面に平行であって感材フィルム20の走行方向に平行な直線状あるいは平面状の干渉縞からなるものであるので、回折光35は紙面に垂直な方向に回折され、その回折光35と0次透過光34が感材フィルム20中で干渉することにより、ホログラム原版1と同様に、紙面に平行であって感材フィルム20の走行方向に平行な干渉縞を持つ透過型ホログラムが、その干渉縞を連続させて連続的に感材フィルム20の長手方向に複製される。この際、ホログラム原版1及び透明ブロック2と感材フィルム20の間には、液槽3中の屈折率整合液21が介在するので、不要な界面反射が発生せず、効率良くかつ不要干渉縞がなくホログラム複製が行われる。また、その屈折率整合液21が潤滑液として作用することにより、走行する感材フィルム20に擦り傷が生じるのを防いでいる。
【0026】
ホログラム原版1に走行しながら接触して連続的にホログラム原版1の干渉縞が複製された感材フィルム20は、ガイドローラ7を経て液槽3から出て、ガイドローラ8、9を経て屈折率整合液除去溶媒槽25に入り、その中のガイドローラ10、11を経る間にその中の溶媒26で感材フィルム20に付着している屈折率整合液21が除去される。感材フィルム20に付着している溶媒26は、屈折率整合液除去溶媒槽25の下流の乾燥部27で乾燥除去され、その後、紫外線照射部28で後処理としてホログラム露光後の感材フィルム20に紫外線が照射され定着固定される。その後、連続的に複製を終えた感材フィルム20が巻き取りローラ17で連続的に巻き取られる。
【0027】
以上のように、本発明のホログラム複製方法と装置においては、ホログラム感材フィルム20をホログラム原版1に接してホログラム原版1の干渉縞の方向の沿って連続的に走行させながら、ホログラム原版1に再生照明光33を照射してホログラム原版1を走行するホログラム感材フィルム20に連続的に複製するので、従来の間欠露光を行う複製方法や、回転ドラムにホログラム原版を貼り付けて連続的に露光する複製方法では困難であった継ぎ目なしのホログラムを効率的に複製することができる。
【0028】
なお、図1の配置において、屈折率整合液除去溶媒槽25は2段以上の複数段設けるようにしてもよい。また、液槽3に付属させた循環ポンプ22は省いてもよい。
【0029】
ところで、図1の配置は、透過型ホログラム原版1から同じ透過型ホログラムを連続的に複製するものであったが、これを反射型ホログラム原版1’から同じ反射型ホログラムを連続的に複製するための配置に変更することができる。その実施例を図2に示す。
【0030】
図2の装置の図1の装置に対する変更点のみを説明すると、屈折率整合液21を満たす液槽3’は、この例では、透明な容器からなる。そして、反射型ホログラム原版1’を貼り付けるブロック2’は必ずしも透明である必要はない。そして、ホログラム複製のための再生照明光33は、この例の場合は、ブロック2’を通してでなく、透明な液槽3’と反射型ホログラム原版1’に屈折率整合液21を介して走行しながら接触しているホログラム感材フィルム20とを通してブロック2’の下側(あるいは、側面)から照明する。その他は、図1の場合と同様である。
【0031】
このホログラム複製装置においては、巻き出しローラ4からは連続的に一定速度で感材フィルム20が巻き出され、その感材フィルム20はガイドローラ5を経て液槽3’中のガイドローラ6に送られ、ブロック2’の下端の反射型ホログラム原版1’に屈折率整合液21を介して一定圧の一定状態で接している。その感材フィルム20の連続的な一定速度の走行状態において、レーザ光源30からビーム拡大器31、方向転換ミラー32を介して透明な液槽3’の下面に照射されたレーザ光33は、液槽3’の透明底壁と屈折率整合液21を介して、走行しているホログラム感材フィルム20を通して反射型ホログラム原版1’を下方から照明し、反射側に回折光36が出る。この反射型ホログラム原版1’も、干渉縞が紙面に平行であって感材フィルム20の走行方向に平行な直線状あるいは平面状の干渉縞からなるものであるので、回折光36は紙面に垂直な方向に回折され、その回折光36と入射照明光33が感材フィルム20中で干渉することにより、ホログラム原版1’と同様に、紙面に平行であって感材フィルム20の走行方向に平行な干渉縞を持つ反射型ホログラムが、その干渉縞を連続させて連続的に感材フィルム20の長手方向に複製される。この際、ホログラム原版1’及びブロック2’と感材フィルム20の間には、液槽3’中の屈折率整合液21が介在するので、不要な界面反射が発生せず、効率良くかつ不要干渉縞がなくホログラム複製が行われる。また、その屈折率整合液21が潤滑液として作用することにより、走行する感材フィルム20に擦り傷が生じるのを防いでいる。
【0032】
ホログラム原版1’に走行しながら接触して連続的にホログラム原版1’の干渉縞が複製された感材フィルム20は、ガイドローラ7を経て液槽3’から出て、ガイドローラ8、9を経て屈折率整合液除去溶媒槽25に入り、その中のガイドローラ10、11を経る間にその中の溶媒26で感材フィルム20に付着している屈折率整合液21が除去される。感材フィルム20に付着している溶媒26は、屈折率整合液除去溶媒槽25の下流の乾燥部27で乾燥除去され、その後、紫外線照射部28で後処理としてホログラム露光後の感材フィルム20に紫外線が照射され定着固定される。その後、連続的に複製を終えた感材フィルム20が巻き取りローラ17で連続的に巻き取られる。
【0033】
この実施例の場合も、屈折率整合液除去溶媒槽25は2段以上の複数段設けるようにしてもよい。また、液槽3’に付属させた循環ポンプ22は省いてもよい。そして、この場合も、ホログラム感材フィルム20をホログラム原版1’に接してホログラム原版1’の干渉縞の方向の沿って連続的に走行させながら、ホログラム原版1’に再生照明光33を照射してホログラム原版1’を走行するホログラム感材フィルム20に連続的に複製するので、従来の間欠露光を行う複製方法や、回転ドラムにホログラム原版を貼り付けて連続的に露光する複製方法では困難であった継ぎ目なしのホログラムを効率的に複製することができる。
【0034】
以上、本発明のホログラム複製方法及びホログラム複製装置を実施例に基づいて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限定されず種々の変形が可能である。例えば、図2の配置において、感材フィルム20をホログラム原版1’と液槽3’の透明底壁と間に挟んだ状態で走行させるようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のホログラム複製方法及びホログラム複製装置によると、ホログラム感材フィルムをホログラム原版に接してホログラム原版の干渉縞の方向の沿って連続的に走行させながら、ホログラム原版に再生照明光を照射してホログラム原版を走行するホログラム感材フィルムに連続的に複製するので、相互に平行な直線状あるいは平面状の干渉縞からなるホログラムを継ぎ目なしに効率的に複製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の透過型ホログラムを複製するための複製装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の別の実施例の反射型ホログラムを複製するための複製装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…透過型ホログラム原版
1’…反射型ホログラム原版
2…透明ブロック
2’…ブロック
3…液槽
3’…透明液槽
4…巻き出しローラ
5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16…ガイドローラ
17…巻き取りローラ
20…ホログラム感材フィルム
21…屈折率整合液
22…循環ポンプ
23…供給配管
24…排出配管
25…屈折率整合液除去溶媒槽
26…溶媒
27…乾燥部
28…紫外線照射部
29…角部
30…レーザ光源
31…ビーム拡大器
32…方向転換ミラー
33…レーザ光(再生照明光)
34…0次透過光
35…回折光
36…回折光

Claims (8)

  1. 相互に平行な直線状あるいは平面状の干渉縞からなるホログラム原版の複製方法において、ホログラム感材フィルムをホログラム原版に接してホログラム原版の干渉縞の方向の沿って連続的に走行させながら、ホログラム原版に再生照明光を照射してホログラム原版を走行するホログラム感材フィルムに連続的に複製するホログラム複製方法であり、前記ホログラム原版を屈折率整合液で満たした液槽中に浸漬させて前記屈折率整合液を介して走行する前記ホログラム感材フィルムと接触させることを特徴とするホログラム複製方法。
  2. 前記ホログラム原版が透過型ホログラムからなることを特徴とする請求項記載のホログラム複製方法。
  3. 前記ホログラム原版が反射型ホログラムからなることを特徴とする請求項記載のホログラム複製方法。
  4. 相互に平行な直線状あるいは平面状の干渉縞からなるホログラム原版の複製装置であって、ホログラム感材フィルムをホログラム原版に接してホログラム原版の干渉縞の方向の沿って連続的に走行させながら、ホログラム原版に再生照明光を照射してホログラム原版を走行するホログラム感材フィルムに連続的に複製するホログラム複製装置において、
    屈折率整合液で満たした液槽と、前記液槽中にホログラム原版を浸漬させる浸漬保持手段と、前記ホログラム原版に接して前記ホログラム原版の干渉縞の方向の沿って連続的にホログラム感材フィルムを走行させる手段と、前記ホログラム原版に再生照明光を照射する光学系とを備えていることを特徴とするホログラム複製装置。
  5. 前記液槽は、前記屈折率整合液を循環濾過する手段を備えていることを特徴とする請求項記載のホログラム複製装置。
  6. 前記液槽の下流側に、前記ホログラム感材フィルムに付着している前記屈折率整合液を除去する手段を備えていることを特徴とする請求項又は記載のホログラム複製装置。
  7. 前記ホログラム原版が透過型ホログラムからなり、前記浸漬保持手段を通して前記再生照明光を照射するように構成したことを特徴とする請求項からの何れか1項記載のホログラム複製装置。
  8. 前記ホログラム原版が反射型ホログラムからなり、前記液槽の壁を通して前記再生照明光を照射するように構成したことを特徴とする請求項からの何れか1項記載のホログラム複製装置。
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