JP4510110B2 - 通信システム及び構内電話交換装置 - Google Patents

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Description

この発明は、インターネットプロトコル(以下、「IP」と称する)を利用して、IP電話端末の回線交換を行う複数の構内電話交換装置(以下、「IP−PBX」と称する)を利用して、広範囲なグループ会議を実現する通信システムに関するものである。
インターネットの利用者が増加し、IP通信のインフラも充実している今日では、電話会社だけでなく、インターネットサービスプロバイダであるISPなどが、IPネットワーク網を利用する様々なVoIP通信サービスを提供している。
VoIP通信は基本的に時間に依存することなく、無料の通信、或いは、定額の通信を構築することが容易であるため、VoIP通信を利用する会議が頻繁に行われるようになっている。
例えば、以下の特許文献1には、IPネットワーク網にぶら下がっている複数のIP電話端末から送信された音声データが会議トランクに集約されて、会議グループ毎に音声パケットが生成された後、その会議トランクが音声パケットを各会議グループに所属している配信先のIP電話端末に送信することで、VoIP会議グループ通信を実現している通信システムが開示されている。
特開2000−349756号公報(段落番号[0005]、図1)
従来の通信システムは以上のように構成されているので、複数のIP電話端末から送信された音声データが会議トランクに集約される関係上、IPネットワーク網にぶら下がっているIP電話端末の台数が増加すると、会議トランクの負荷が過大になり、パケットロスやジッタの発生を招くことがあるなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、IP電話端末の台数が増加しても、IPネットワーク網におけるトラフィックの集中を抑制して、パケットロスやジッタの発生を抑えることができる通信システム及び構内電話交換装置を得ることを目的とする。
この発明に係る通信システムは、自装置の配下にあるIP電話端末から送信された1以上の音声データを合成して音声パケットを生成し、その音声パケットを他の構内電話交換装置にマルチキャスト配信する音声パケット配信手段と、他の構内電話交換装置からマルチキャスト配信された音声パケットを受信する音声パケット受信手段と、グループ構成表保持手段に保持されているグループ構成表を参照して、その音声パケット受信手段により受信された音声パケットに含まれている各音声データの送信元のIP電話端末が所属しているグループを確認し、その音声パケットに含まれている各音声データをグループ単位で分別する音声データ分別手段とを設け、音声データ送信手段が音声データ分別手段により分別されたグループ単位の音声データを当該グループに所属している自装置の配下にあるIP電話端末に送信するようにしたものである。
この発明によれば、自装置の配下にあるIP電話端末から送信された1以上の音声データを合成して音声パケットを生成し、その音声パケットを他の構内電話交換装置にマルチキャスト配信する音声パケット配信手段と、他の構内電話交換装置からマルチキャスト配信された音声パケットを受信する音声パケット受信手段と、グループ構成表保持手段に保持されているグループ構成表を参照して、その音声パケット受信手段により受信された音声パケットに含まれている各音声データの送信元のIP電話端末が所属しているグループを確認し、その音声パケットに含まれている各音声データをグループ単位で分別する音声データ分別手段とを設け、音声データ送信手段が音声データ分別手段により分別されたグループ単位の音声データを当該グループに所属している自装置の配下にあるIP電話端末に送信するように構成したので、IP電話端末の台数が増加しても、IPネットワーク網におけるトラフィックの集中を抑制して、パケットロスやジッタの発生を抑えることができる効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による通信システムを示す構成図であり、図において、IP−PBX1n(n=1,2,3,・・・,N)はIPネットワーク網2に接続されており、IPを利用してIP電話端末の回線交換を行う構内電話交換装置である。
HUB3は複数台のIP電話端末4m(m=1,2,3,・・・,M)をIP−PBX11に収容するスイッチング機器である。
図1の例では、図面の簡単化のため、HUB3がIP−PBX11にのみ接続されているが、IP−PBX1n(n=2,3,・・・,N)にも同様のHUB3が接続されて、複数台のIP電話端末4mがIP−PBX1nに収容されている。
IP電話端末41,43はaグループに所属しているIP電話端末であり、IP電話端末42,45はbグループに所属しているIP電話端末であり、IP電話端末44,46はcグループに所属しているIP電話端末である。
図1では、6台のIP電話端末4mがIP−PBX11に収容されている例を示しているが、これに限るものではなく、5台以下のIP電話端末4m、または、7台以上のIP電話端末4mがIP−PBX11に収容されていてもよい。
図2はIP−PBX1nの内部を示す構成図であり、図において、グループ構成表保持部11は自装置の配下にあるIP電話端末4mが所属しているグループを示すグループ構成表(例えば、自装置がIP−PBX11である場合、IP電話端末41〜46が所属しているグループを示すグループ構成表であり、以降、「自局内グループ構成表」と称する)を保持し、また、グループ構成表受信部14により受信されたグループ構成表(例えば、自装置がIP−PBX11である場合、IP−PBX12〜1Nの配下にあるIP電話端末4mが所属しているグループを示すグループ構成表であり、以降、「他局内グループ構成表」と称する)を保持しているメモリである。なお、グループ構成表保持部11はグループ構成表保持手段を構成している。
グループ構成表送信部12はグループ会議を開始する前に、グループ構成表保持部11に保持されている自局内グループ構成表をネットワークI/F部13に出力することにより、自局内グループ構成表をIPネットワーク網2経由で他のIP−PBX1nに配信する処理を実施する。
ネットワークI/F部13はIPネットワーク網2に対するインタフェースであり、他のIP−PBX1nと音声パケットやグループ構成表などを送受信する処理を実施する。
グループ構成表受信部14はグループ会議を開始する前に、ネットワークI/F部13を介して、他のIP−PBX1nから送信された他局内グループ構成表を受信し、その他局内グループ構成表をグループ構成表保持部11に格納する処理を実施する。
音声データ収集部15は自装置の配下にあるIP電話端末(例えば、自装置がIP−PBX11である場合、IP電話端末41〜46)から送信された1以上の音声データを受信する処理を実施する。
音声データ加算部16は音声データ収集部15により受信された音声データのうち、同一グループに所属するIP電話端末4mから送信された音声データ同士を加算して音声パケットを生成する処理を実施する。
例えば、自装置がIP−PBX11である場合、aグループに所属しているIP電話端末41,43から送信された音声データを加算して音声パケットa1を生成し、また、bグループに所属しているIP電話端末42,45から送信された音声データを加算して音声パケットb1を生成し、また、cグループに所属しているIP電話端末44,46から送信された音声データを加算して音声パケットc1を生成する。
音声パケット多重化部17は例えば自装置がIP−PBX11である場合、音声データ加算部16により生成された音声パケットa1,b1,c1を多重化して、多重化音声パケットa1+b1+c1をネットワークI/F部13に出力することにより、多重化音声パケットa1+b1+c1をIPネットワーク網2経由で他のIP−PBX12〜1Nにマルチキャスト配信する処理を実施する。
なお、音声データ収集部15、音声データ加算部16及び音声パケット多重化部17から音声パケット配信手段が構成されている。
音声データ格納部18は音声データ収集部15により受信された音声データを一時的に格納するメモリである。なお、音声データ格納部18は音声データ格納手段を構成している。
音声パケット受信部19は例えば自装置がIP−PBX11である場合、ネットワークI/F部13を介して、他のIP−PBX12〜1Nからマルチキャスト配信された多重化音声パケットa2〜d2,a3〜d3,・・・,aN〜dNを受信する処理を実施する。なお、音声パケット受信部19は音声パケット受信手段を構成している。
音声データ分別部20はグループ構成表保持部11に保持されているグループ構成表を参照して、音声パケット受信部19により受信された多重化音声パケットa2〜d2,a3〜d3,・・・,aN〜dNに含まれている各音声データの送信元のIP電話端末4mが所属しているグループを確認し、その多重化音声パケットa2〜d2,a3〜d3,・・・,aN〜dNに含まれている各音声データをグループ単位で分別する処理を実施する。なお、音声データ分別部20は音声データ分別手段を構成している。
例えば、多重化音声パケットa2〜d2,a3〜d3,・・・,aN〜dNに含まれている各音声データをaグループの音声データa2〜aN、bグループの音声データb2〜bN、cグループの音声データc2〜cN、dグループの音声データd2〜dNに分別する処理を実施する。
音声データ送信部21は例えば自装置がIP−PBX11である場合、音声データ分別部20により分別されたaグループの音声データをaグループに所属しているIP電話端末41,43に送信し、bグループの音声データをbグループに所属しているIP電話端末42,45に送信し、cグループの音声データをcグループに所属しているIP電話端末44,46に送信する処理を実施する。また、音声データ分別部20により分別されたグループ単位の音声データを送信する際、音声データ格納部18に一時的に格納されている音声データも一緒にIP電話端末に送信する処理を実施する。
ただし、音声データ送信部21はIP−PBX11の配下にある何れのIP電話端末41〜46もdグループに所属していないので、dグループの音声データd2〜dNについては破棄する。
なお、音声データ送信部21は音声データ送信手段を構成している。
図3はIP−PBX11がIP電話端末41〜46の音声データから音声パケットを生成して他のIP−PBX12〜1Nにマルチキャスト配信する処理を示す説明図である。
また、図4はIP−PBX11が他のIP−PBX12〜1Nからマルチキャスト配信された音声パケットを受信して音声データをIP電話端末41〜46に送信する処理を示す説明図である。
次に動作について説明する。
この実施の形態1では、説明の便宜上、IP−PBX11には会議グループとして、aグループに所属しているIP電話端末41,43と、bグループに所属しているIP電話端末42,45と、cグループに所属しているIP電話端末44,46とが存在しているものとする。
また、他のIP−PBX12〜1Nには、共通の会議グループが存在しているものとする。即ち、aグループに所属しているIP電話端末47,48と、bグループに所属しているIP電話端末49と、cグループに所属しているIP電話端末410,411と、dグループに所属しているIP電話端末412,413とが存在しているものとする。
IP−PBX11のグループ構成表保持部11には、以下に示すような自局内グループ構成表が保持されている。
自局内グループ構成表
a : IP電話端末41,43
b : IP電話端末42,45
c : IP電話端末44,46
IP−PBX11のグループ構成表送信部12は、グループ会議を開始する前に、グループ構成表保持部11に保持されている自局内グループ構成表をネットワークI/F部13に出力することにより、自局内グループ構成表をIPネットワーク網2経由で他のIP−PBX12〜1Nに配信する。
他のIP−PBX12〜1Nのグループ構成表送信部12も、IP−PBX11と同様に、グループ会議を開始する前に、グループ構成表保持部11に保持されている自局内グループ構成表(IP−PBX11から見ると、他局内グループ構成表)をネットワークI/F部13に出力することにより、IPネットワーク網2経由で、自局内グループ構成表を他のIP−PBXに配信する。
IP−PBX11のグループ構成表受信部14は、グループ会議を開始する前に、ネットワークI/F部13を介して、他のIP−PBX1nから送信された他局内グループ構成表を受信し、その他局内グループ構成表をグループ構成表保持部11に格納する。
これにより、IP−PBX11のグループ構成表保持部11には、自局内グループ構成表のほかに、以下に示すような他局内グループ構成表が保持される。
他局内グループ構成表
a : IP電話端末47,48
b : IP電話端末49
c : IP電話端末410,411
d : IP電話端末412,413
IP−PBX11の音声データ収集部15は、配下のIP電話端末41〜46から送信された1以上の音声データを受信し(図3のステップST1)、それらの音声データを音声データ加算部16に出力するとともに、それらの音声データを音声データ格納部18に一時的に格納する。
IP−PBX11の音声データ加算部16は、音声データ収集部15から1以上の音声データを受けると、グループ構成表保持部11に保持されている自局内グループ構成表を参照して、配下のIP電話端末41〜46が所属しているグループを確認する。
そして、音声データ加算部16は、音声データ収集部15から出力された1以上の音声データのうち、同一グループに所属するIP電話端末4mから送信された音声データ同士を加算して、音声パケットを生成する(ステップST2)。
例えば、aグループに所属しているIP電話端末41,43から送信された音声データを加算して音声パケットa1を生成する。
このとき、IP電話端末41からだけ音声データが送信され、IP電話端末43から音声データが送信されてこない場合でも、IP電話端末41の音声データとIP電話端末43の音声データ(予め設定されているデフォルトの音声データであり、例えば、無音の音声データ)を加算して音声パケットa1を生成する。
同様に、bグループに所属しているIP電話端末42,45から送信された音声データを加算して音声パケットb1を生成し、また、cグループに所属しているIP電話端末44,46から送信された音声データを加算して音声パケットc1を生成する。
IP−PBX11の音声パケット多重化部17は、音声データ加算部16が音声パケットa1,b1,c1を生成すると、その音声パケットa1,b1,c1を多重化して、多重化音声パケットa1+b1+c1を生成する(ステップST3)。
そして、音声パケット多重化部17は、その多重化音声パケットa1+b1+c1をネットワークI/F部13に出力することにより、その多重化音声パケットa1+b1+c1をIPネットワーク網2経由で他のIP−PBX12〜1Nにマルチキャスト配信する(ステップST4)。
IP−PBX11の音声パケット受信部19は、他のIP−PBX12〜1NがIP−PBX11と同様にして、多重化音声パケットa2〜d2,a3〜d3,・・・,aN〜dNをマルチキャスト配信すると、ネットワークI/F部13を介して、他のIP−PBX12〜1Nからマルチキャスト配信された多重化音声パケットa2〜d2,a3〜d3,・・・,aN〜dNを受信する(図4のステップST11)。
IP−PBX11の音声データ分別部20は、音声パケット受信部19が多重化音声パケットa2〜d2,a3〜d3,・・・,aN〜dNを受信すると、グループ構成表保持部11に保持されている他局内グループ構成表を参照して、他のIP−PBX12〜1Nの配下にあるIP電話端末47〜413が所属しているグループを確認する(ステップST12)。
そして、音声データ分別部20は、多重化音声パケットa2〜d2,a3〜d3,・・・,aN〜dNに含まれている各音声データをグループ単位で分別する(ステップST13)。
即ち、音声データ分別部20は、多重化音声パケットa2〜d2,a3〜d3,・・・,aN〜dNに含まれている各音声データのうち、aグループに所属していることが確認されたIP電話端末47,48が送信元の音声データa2〜aNについては、aグループの音声データa2〜aNとして分別する。
同様に、bグループに所属していることが確認されたIP電話端末49が送信元の音声データb2〜bNについては、bグループの音声データb2〜bNとして分別する。
また、cグループに所属していることが確認されたIP電話端末410,411が送信元の音声データc2〜cNについては、cグループの音声データc2〜cNとして分別する。
また、dグループに所属していることが確認されたIP電話端末412,413が送信元の音声データd2〜dNについては、dグループの音声データd2〜dNとして分別する。
IP−PBX11の音声データ送信部21は、音声データ分別部20が多重化音声パケットa2〜d2,a3〜d3,・・・,aN〜dNに含まれている各音声データをグループ単位で分別すると、グループ構成表保持部11に保持されている自局内グループ構成表を参照して、IP−PBX11の配下にあるIP電話端末41〜46が所属しているグループを確認する(ステップST14)。
そして、音声データ送信部21は、aグループに所属していることが確認されたIP電話端末41,43宛の音声データとして、音声データ分別部20により分別されたaグループの音声データa2〜aNを割り当てるようにする(ステップST15)。
また、音声データ格納部18に一時的に格納されている音声データのうち、aグループに所属しているIP電話端末41,43が送信元の音声データがあれば、IP電話端末41宛の音声データとして、さらに、音声データ格納部18に一時的に格納されているIP電話端末43が送信元の音声データを割り当てるようにする(ステップST15)。
同様に、IP電話端末43宛の音声データとして、音声データ格納部18に一時的に格納されているIP電話端末41が送信元の音声データを割り当てるようにする(ステップST15)。
これにより、IP電話端末41宛の音声データは“a2,a3,・・・,aN,a1(送信元がIP電話端末41の音声データを除く)”になり、IP電話端末43宛の音声データは“a2,a3,・・・,aN,a1(送信元がIP電話端末43の音声データを除く)”になる。
bグループに所属していることが確認されたIP電話端末42,45宛の音声データについては、音声データ分別部20により分別されたbグループの音声データb2〜bNが割り当てられる。
また、音声データ格納部18に一時的に格納されている音声データのうち、bグループに所属しているIP電話端末42,45が送信元の音声データがあれば、IP電話端末42宛の音声データとして、さらに、音声データ格納部18に一時的に格納されているIP電話端末45が送信元の音声データが割り当てられる。また、IP電話端末45宛の音声データとして、音声データ格納部18に一時的に格納されているIP電話端末42が送信元の音声データが割り当てられる(ステップST15)。
これにより、IP電話端末42宛の音声データは“b2,b3,・・・,bN,b1(送信元がIP電話端末42の音声データを除く)”になり、IP電話端末45宛の音声データは“b2,b3,・・・,bN,b1(送信元がIP電話端末45の音声データを除く)”になる。
cグループに所属していることが確認されたIP電話端末44,46宛の音声データについては、音声データ分別部20により分別されたcグループの音声データc2〜cNが割り当てられる(ステップST15)。
また、音声データ格納部18に一時的に格納されている音声データのうち、cグループに所属しているIP電話端末44,46が送信元の音声データがあれば、IP電話端末44宛の音声データとして、さらに、音声データ格納部18に一時的に格納されているIP電話端末46が送信元の音声データが割り当てられる。また、IP電話端末46宛の音声データとして、音声データ格納部18に一時的に格納されているIP電話端末44が送信元の音声データが割り当てられる(ステップST15)。
これにより、IP電話端末44宛の音声データは“c2,c3,・・・,cN,c1(送信元がIP電話端末44の音声データを除く)”になり、IP電話端末46宛の音声データは“c2,c3,・・・,cN,c1(送信元がIP電話端末46の音声データを除く)”になる。
IP−PBX11の音声データ送信部21は、上記のようにして、配下にあるIP電話端末41〜46宛の音声データを割り当てると、その割り当てた音声データをIP電話端末41〜46に送信する(ステップST16)。
ただし、音声データ送信部21は、IP−PBX11の配下にある何れのIP電話端末41〜46もdグループに所属していないので、音声データ分別部20により分別されたdグループの音声データd2〜dNについては破棄する。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、IP−PBX11の配下にあるIP電話端末41〜46から送信された1以上の音声データを合成して音声パケットを生成する音声データ加算部16と、音声データ加算部16により生成された音声パケットを多重化して、多重化音声パケットを他のIP−PBX12〜1Nにマルチキャスト配信する音声パケット多重化部17と、他のIP−PBX12〜1Nからマルチキャスト配信された音声パケットを受信する音声パケット受信部19と、グループ構成表保持部11に保持されている他局内グループ構成表を参照して、その音声パケット受信部19により受信された音声パケットに含まれている各音声データの送信元のIP電話端末が所属しているグループを確認し、その音声パケットに含まれている各音声データをグループ単位で分別する音声データ分別部20とを設け、音声データ送信部21が音声データ分別部20により分別されたグループ単位の音声データを当該グループに所属しているIP−PBX11の配下にあるIP電話端末41〜46に送信するように構成したので、IP電話端末の台数が増加しても、IPネットワーク網におけるトラフィックの集中を抑制して、パケットロスやジッタの発生を抑えることができる効果を奏する。
即ち、各IP−PBX11〜1Nが独自に配下のIP電話端末の音声データから音声パケットを生成して、その音声パケットを他のIP−PBXにマルチキャスト配信する一方、他のIP−PBXからマルチキャスト配信された音声パケットに含まれている各音声データをグループ単位で分別して、そのグループ単位の音声データを当該グループに所属しているIP−PBX11の配下にあるIP電話端末41〜46に送信するように構成したので、各IP−PBX11〜1Nの配下にあるIP電話端末の台数が増加しても、従来例のように、1つの会議トランクにIP電話端末の音声データが集約されることがない。このため、IP電話端末の台数が増加しても、IPネットワーク網2におけるトラフィックの集中が抑制され、パケットロスやジッタの発生を抑えることができる。
また、この実施の形態1によれば、IP−PBX11の配下にあるIP電話端末41〜46から送信された音声データを一時的に格納する音声データ格納部18を設け、音声データ送信部21が音声データ分別部20により分別されたグループ単位の音声データを当該グループに所属しているIP−PBX11の配下にあるIP電話端末に送信する際、音声データ格納部18に格納されている音声データが当該グループに所属しているIP電話端末から送信された音声データであれば、送信元のIP電話端末を除く当該グループに所属しているIP電話端末に対して上記音声データを一緒に送信するように構成したので、広範囲なグループ会議を実現することができる効果を奏する。
また、この実施の形態1によれば、音声データ分別部20により分別されたグループ単位の音声データが、IP−PBX11の配下にある何れのIP電話端末も所属していないグループに係る音声データであれば、その音声データを破棄するように構成したので、不要な会議グループの音声処理を行う必要がなくなり、グループ会議の音声処理性能が高められる効果を奏する。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、IP−PBX11〜1Nの配下にあるIP電話端末4mがHUB3と有線で接続されているものについて示したが、IP電話端末4mが必ずしも有線で接続されている必要はなく、例えば、無線LANアクセスポイントと無線で接続されている無線IP電話機(IP電話端末)が、その無線LANアクセスポイントを介してIP−PBX11〜1Nと接続されていてもよい。
実施の形態3.
上記実施の形態1では、特に言及していないが、IP−PBX11〜1Nの配下にあるIP電話端末4mの中に、発呼機能を備えていないIP電話端末が含まれていてもよい。
即ち、IP電話端末がIPアドレスを有していれば、IP−PBX11〜1Nが当該IP電話端末に対してアクセスすることができるので、そのIP電話端末が必ずしも発呼機能を備えていなくてもよい。
この発明の実施の形態1による通信システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1による構内電話交換装置の内部を示す構成図である。 IP−PBX11がIP電話端末41〜46の音声データから音声パケットを生成して他のIP−PBX12〜1Nにマルチキャスト配信する処理を示す説明図である。 IP−PBX11が他のIP−PBX12〜1Nからマルチキャスト配信された音声パケットを受信して音声データをIP電話端末41〜46に送信する処理を示す説明図である。
符号の説明
n,11〜1N IP−PBX(構内電話交換装置)、2 IPネットワーク網、3 HUB、 4m,41〜46 IP電話端末、11 グループ構成表保持部(グループ構成表保持手段)、12 グループ構成表送信部、13 ネットワークI/F部、14 グループ構成表受信部、15 音声データ収集部(音声パケット配信手段)、16 音声データ加算部(音声パケット配信手段)、17 音声パケット多重化部(音声パケット配信手段)、18 音声データ格納部(音声データ格納手段)、19 音声パケット受信部(音声パケット受信手段)、20 音声データ分別部(音声データ分別手段)、21 音声データ送信部(音声データ送信手段)。

Claims (8)

  1. インターネットプロトコルを利用して、IP電話端末の回線交換を行う複数の構内電話交換装置がIPネットワーク網に接続されている通信システムにおいて、上記複数の構内電話交換装置は、自装置及び他の構内電話交換装置の配下にあるIP電話端末が所属しているグループを示すグループ構成表を保持しているグループ構成表保持手段と、自装置の配下にあるIP電話端末から送信された1以上の音声データを合成して音声パケットを生成し、上記音声パケットを他の構内電話交換装置にマルチキャスト配信する音声パケット配信手段と、他の構内電話交換装置からマルチキャスト配信された音声パケットを受信する音声パケット受信手段と、上記グループ構成表保持手段に保持されているグループ構成表を参照して、上記音声パケット受信手段により受信された音声パケットに含まれている各音声データの送信元のIP電話端末が所属しているグループを確認し、上記音声パケットに含まれている各音声データをグループ単位で分別する音声データ分別手段と、上記音声データ分別手段により分別されたグループ単位の音声データを当該グループに所属している自装置の配下にあるIP電話端末に送信する音声データ送信手段とを備えていることを特徴とする通信システム。
  2. 自装置の配下にあるIP電話端末から送信された音声データを一時的に格納する音声データ格納手段を設け、音声データ送信手段が音声データ分別手段により分別されたグループ単位の音声データを当該グループに所属している自装置の配下にあるIP電話端末に送信する際、上記音声データ格納手段に格納されている音声データが当該グループに所属しているIP電話端末から送信された音声データであれば、送信元のIP電話端末を除く当該グループに所属しているIP電話端末に対して上記音声データを一緒に送信することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 音声データ送信手段は、音声データ分別手段により分別されたグループ単位の音声データが、自装置の配下にある何れのIP電話端末も所属していないグループに係る音声データであれば、上記音声データを破棄することを特徴とする請求項1または請求項2記載の通信システム。
  4. 複数の構内電話交換装置の配下にあるIP電話端末の中に、無線LANアクセスポイントと無線で接続されている無線IP電話機が含まれていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の通信システム。
  5. 複数の構内電話交換装置の配下にあるIP電話端末の中に、発呼機能を備えていないIP電話端末が含まれていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の通信システム。
  6. 自装置及び他の構内電話交換装置の配下にあるIP電話端末が所属しているグループを示すグループ構成表を保持しているグループ構成表保持手段と、自装置の配下にあるIP電話端末から送信された1以上の音声データを合成して音声パケットを生成し、上記音声パケットを他の構内電話交換装置にマルチキャスト配信する音声パケット配信手段と、他の構内電話交換装置からマルチキャスト配信された音声パケットを受信する音声パケット受信手段と、上記グループ構成表保持手段に保持されているグループ構成表を参照して、上記音声パケット受信手段により受信された音声パケットに含まれている各音声データの送信元のIP電話端末が所属しているグループを確認し、上記音声パケットに含まれている各音声データをグループ単位で分別する音声データ分別手段と、上記音声データ分別手段により分別されたグループ単位の音声データを当該グループに所属している自装置の配下にあるIP電話端末に送信する音声データ送信手段とを備えた構内電話交換装置。
  7. 自装置の配下にあるIP電話端末から送信された音声データを一時的に格納する音声データ格納手段を設け、音声データ送信手段が音声データ分別手段により分別されたグループ単位の音声データを当該グループに所属している自装置の配下にあるIP電話端末に送信する際、上記音声データ格納手段に格納されている音声データが当該グループに所属しているIP電話端末から送信された音声データであれば、送信元のIP電話端末を除く当該グループに所属しているIP電話端末に対して上記音声データを一緒に送信することを特徴とする請求項6記載の構内電話交換装置。
  8. 音声データ送信手段は、音声データ分別手段により分別されたグループ単位の音声データが、自装置の配下にある何れのIP電話端末も所属していないグループに係る音声データであれば、上記音声データを破棄することを特徴とする請求項6または請求項7記載の構内電話交換装置。
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