JP4508263B2 - パワーアシスト装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、パワーアシスト装置の技術に関し、より詳しくは、パワーアシスト装置の制御方法に関する。
従来、工業製品の製造現場等において、作業者による重量物(ワーク)の搬送を補助する装置としてパワーアシスト装置が用いられている。
ワークの組み付け作業は、ワークの搬送と位置決めから成り立つ作業であるが、作業者とパワーアシスト装置でワークを協調搬送することにより、ワークの搬送に必要な力はパワーアシスト装置に負担させることができ、ワークの位置決めについてもパワーアシスト装置にティーチングすることで効率よく位置決めをすることができる。つまり、パワーアシスト装置を用いるねらいは、作業者の労力軽減を図るとともに、作業性の向上を図ることにある。
従来のパワーアシスト装置では、搬送対象物たるワークを保持するためのワーク保持装置を備える構成が知られている。また、ワーク保持装置には、把持部たるハンドルを設けており、作業者は該ハンドルを把持してワーク保持装置を所望する方向に操作する構成としている。さらに、ハンドルの作業者が自然に握る部位の近傍には、デッドマンスイッチを設けており、作業者がハンドルを握っている間は、デッドマンスイッチが押圧され、また、作業者が把持部から手を離すと、デッドマンスイッチの押圧が解除される構成としている。
そして、デッドマンスイッチの押圧状態から、ワーク保持装置が作業者によって操作中であるか否かを検知し、ワーク保持装置が作業者によって操作中でないこと(即ち、作業者がハンドルから手を離している)を検知すると、パワーアシスト装置を支持するアームに備えられる各ジョイント(関節)部をロックして、ワーク保持装置およびワークの姿勢(傾きや搬送方向)を保持する構成としている。また、ワーク保持装置が作業者によって操作中であること(即ち、作業者がハンドルを握っている)を検知すると、各ジョイント(関節)部のロックを解除して、パワーアシスト装置によるアシストを受けながら、ワーク保持装置およびワークの姿勢(傾きや搬送方向)を作業者が自由に変更できる構成としている。
このように、作業者がハンドルに触れている間は、アームや各ジョイント部の動作を調整して、ワークの姿勢を制御し、作業者がハンドルから手を離すと、アームや各ジョイント部の動作を規制して、作業者が手をハンドルから手を離したときのワークの姿勢を保持する構成としたパワーアシスト装置が公知となっており、例えば、以下に示す特許文献1および特許文献2にその技術が開示されている。
このような従来のパワーアシスト装置を用いてワークの搬送を行う場合、作業者がハンドルから手を離すと、そのときのワークの姿勢に関わらずワークの姿勢が保持されてしまうため、作業者がハンドルから手を離したときのワークの姿勢如何によっては、作業者が所望するワークの姿勢に対して大きく傾斜している状態でワークの姿勢が保持されてしまう場合がある。
そして、作業者が所望するワークの姿勢に対して大きく傾斜している状態でワークの姿勢が固定されてしまうと、ワークが搬送経路の周囲やワークの組み付け対象物と接触してしまう場合があり、ワークを破損してしまうことがあった。また、このような場面では、作業者がブレーキ機構を解除した後に再びハンドルを操作し、作業者が所望するワークの姿勢となるように修正しなければならず、ワークの搬送効率が低下する原因ともなっていた。
特開平11−245124号公報 特開2005−28492号公報
本発明は、係る現状を鑑みて成されたものであり、パワーアシスト装置を用いてワークを搬送する際にワークが破損することを防止しつつ、パワーアシスト装置によるワークの搬送効率を改善するために、搬送途中においてワークの姿勢を容易に安定させることができるパワーアシスト装置およびその制御方法を提供することを課題としている。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、ワークを保持するためのワーク保持装置と、該ワーク保持装置を支持するアームと、前記ワーク保持装置を前記アームに対して多自由度の方向または一自由度の方向に回転可能に支持するジョイント部と、該ジョイント部が回転を許容する各自由度の方向に対して前記ワーク保持装置の回転を規制するブレーキ機構と、該ブレーキ機構を制御する制御装置と、作業者によって前記ブレーキ機構を規制状態から解除状態に、または、解除状態から規制状態に切替えるためのスイッチと、前記ジョイント部が回転を許容する各自由度の方向に対して前記ワーク保持装置の回転角度を検出する角度センサと、を備えるパワーアシスト装置であって、前記制御装置は、作業者が前記スイッチを操作し前記ブレーキ機構を解除状態とすることにより、前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対して前記ワーク保持装置の回転の規制を解除したあとに、前記ブレーキ機構を作動状態とするべく前記作業者が前記スイッチを再び操作するとき、前記角度センサにより検出する前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対する前記ワーク保持装置の回転角度が、予め定めた下限角度を超えており、かつ、予め定めた上限角度未満である場合には、前記ブレーキ機構を規制状態として前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対する前記ワーク保持装置の回転を規制し、前記ワーク保持装置の回転角度が、予め定めた下限角度以下である場合か、または、予め定めた上限角度以上である場合には、前記ブレーキ機構の解除状態を維持して前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対する前記ワーク保持装置の回転を規制しないものである。
請求項2においては、前記角度センサにより検出する前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対する前記ワーク保持装置の回転角度が、予め定めた下限角度以下である場合か、または、予め定めた上限角度以上である場合には、前記ワーク保持装置は、作業者が前記スイッチを操作していなくても、作業者により前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対して回転可能であるものである。
請求項3においては、ワークを保持するためのワーク保持装置と、該ワーク保持装置を支持するアームと、前記ワーク保持装置を前記アームに対して多自由度の方向または一自由度の方向に回転可能に支持するジョイント部と、該ジョイント部が回転を許容する各自由度の方向に対して前記ワーク保持装置の回転を規制するブレーキ機構と、該ブレーキ機構を制御する制御装置と、作業者によって前記ブレーキ機構を規制状態から解除状態に、または、解除状態から規制状態に切替えるためのスイッチと、前記ジョイント部が回転を許容する各自由度の方向に対して前記ワーク保持装置の回転角度を検出する角度センサと、を備えるパワーアシスト装置の制御方法であって、作業者が前記スイッチを操作し前記ブレーキ機構を解除状態とすることにより、前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対する前記ワーク保持装置の回転の規制を解除したあとに、前記ブレーキ機構を作動状態とするべく前記作業者が前記スイッチを再び操作するとき、前記角度センサにより検出する前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対する前記ワーク保持装置の回転角度が、予め定めた下限角度を超えており、かつ、予め定めた上限角度未満である場合には、前記ブレーキ機構を作動状態として前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対する前記ワーク保持装置の回転を規制し、前記ワーク保持装置の回転角度が、予め定めた下限角度以下である場合か、または、予め定めた上限角度以上である場合には、前記ブレーキ機構の解除状態を保持して前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対する前記ワーク保持装置の回転を規制しないものである。
請求項4においては、前記角度センサにより検出する前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対する前記ワーク保持装置の回転角度が、予め定めた下限角度以下である場合か、または、予め定めた上限角度以上である場合には、前記ワーク保持装置は、作業者が前記スイッチを操作していなくても、作業者により前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対して回転可能であるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、ワーク保持装置が、ワークと組み付け対象物等が接触する姿勢に保持されることを防止できる。これにより、搬送中にワークや組み付け対象物が破損することを防止できる。
請求項2においては、ワーク保持装置が、ワークと組み付け対象物等が接触する姿勢であるときに、ワーク保持装置の姿勢を容易に修正することができる。これにより、パワーアシスト装置によるワークの搬送効率を向上させることができる。
請求項3においては、ワーク保持装置が、ワークと組み付け対象物等が接触する姿勢に保持されることを防止できる。これにより、搬送中にワークや組み付け対象物が破損することを防止できる。
請求項4においては、ワーク保持装置が、ワークと組み付け対象物等が接触する姿勢であるときに、ワーク保持装置の姿勢を容易に修正することができる。これにより、パワーアシスト装置によるワークの搬送効率を向上させることができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
まず始めに、本発明の一実施例に係るパワーアシスト装置1の全体構成について、図1〜図3を用いて説明する。図1は本発明の一実施例に係るパワーアシスト装置の全体構成を示す模式図、図2は本発明の一実施例に係るワーク保持装置を示す平面および側面模式図、図3は本発明の一実施例に係る制御装置の接続状況を示す模式図である。
尚、説明の便宜上、図1中に示すXYZ座標系にパワーアシスト装置が設けられているものとし、X軸回りの回転をロール回転、Y軸回りの回転をピッチ回転、Z軸回りの回転をヨー回転と規定して以後の説明を行っていくものとする。
図1に示す如く、本実施例に示すパワーアシスト装置1は、多関節型ロボット2、ワーク保持装置3およびフリージョイント4、制御装置5、デッドマンスイッチ6・6・・・等により構成している。
本実施例に示す多関節型ロボット2は、天井面等に吊り下げられるように支持されており、関節部分にモータ2a・2bを備えている。尚、本実施例に示す多関節型ロボット2は、天井面に固定支持される構成としているが、例えば、ホイスト等によって走行可能に支持される構成とすることも可能である。また、本発明を適用するパワーアシスト装置1に用いるロボットは、多関節型ロボット2に限定するものではなく、フリージョイント4を介してワーク保持装置3を支持し得るものであればよく、他の構成のロボット等を用いることも可能である。
図1および図2に示す如く、ワーク保持装置3は、略平板状の本体部3aと、搬送対象物(ワーク)たるウィンドウ10の保持部となる吸盤3b・3b・・・と、ハンドル3c・3cと、力センサ3d・3dと、接圧センサ3e・3e・・・等を備えており、本体部3aに固設されるフリージョイント4を介して多関節型ロボット2に連結される構成としている。
吸盤3b・3b・・・は、該吸盤3b・3b・・・による吸着作用のON−OFFが切替可能な構成としている。また、吸盤3b・3b・・・には、接圧センサ3e・3e・・・を内蔵しており、吸着保持されたウィンドウ10が外界と接触する際に受ける圧力(反力)を検知することができる構成としている。さらに、作業者の把持部となるハンドル3c・3cの基部には、力センサ3d・3dを備える構成としている。
またワーク保持装置3のハンドル3c・3cには、デッドマンスイッチ6・6・・・が設けられている。デッドマンスイッチ6・6・・・は、作業者がハンドル3c・3cを把持する際に自然に操作できる位置に配置されるスイッチであり、作業者のワーク保持装置3の把持状態(即ち、操作状態)を検知するために設けられるものである。尚、本実施例では、デッドマンスイッチ6・6・・・をハンドル3c・3c上に合計4箇所配設する例を示しているが、デッドマンスイッチ6・6・・・の配置場所や配置個数によって、本発明を限定するものではない。
フリージョイント4は、ロール・ピッチ・ヨーの各回転方向に対して相互に干渉することなく自由に回転できる構成とした継手部材である。また、フリージョイント4にはブレーキ機構4aを備えており、制御装置5からの指令に基づいてロール・ピッチ・ヨーの回転方向ごとに独立して回転を規制することができる構成としている。
また、フリージョイント4は、角度センサ7を備えており、ロール・ピッチ・ヨーの各回転方向におけるフリージョイント4の回転角度(後述する回転角度θ)を検出することができる構成としている。尚、本発明に適用する角度センサ7の構成はこれに限定するものではなく、例えば、ワーク保持装置3に付設する態様で個別の角度センサを設ける構成等を採用することも可能であり、ワーク保持装置3の傾斜角度を適切に検出できる構成であればよい。
ブレーキ機構4aは、作業者がデッドマンスイッチ6・6・・・を操作するON(またはOFF)信号が制御装置5に入力されると、制御装置5により作動状態が切替えられる構成としている。尚、本実施例では、デッドマンスイッチ6・6・・・が操作されることにより、ブレーキ機構4aの作動状態が切替えられる構成としているが、ブレーキ機構4aの作動状態を切替えるためのスイッチを別途設ける構成とすることも可能である。
このようにパワーアシスト装置1は、多関節型ロボット2にフリージョイント4を介してワーク保持装置3を連結し、これにより多自由度を備える構成としたロボットであり、前記多関節型ロボット2、ワーク保持装置3、フリージョイント4および制御装置5等によりウィンドウ10を搬送するための搬送具を構成している。
尚、本発明を適用するロボットは、多自由度を備えているものに限らず、1自由度のみを有するロボットであっても本発明を適用することが可能である。
制御装置5は、多関節型ロボット2、ワーク保持装置3、フリージョイント4等と接続されるものであるが、制御装置5と各部との接続状況を、ここでさらに詳述する。
図3に示す如く、制御装置5は、多関節型ロボット2のモータ2a・2b、ワーク保持装置3の力センサ3d・3dおよび接圧センサ3e・3e・・・、フリージョイント4のブレーキ機構4a、デッドマンスイッチ6・6・・・等と接続されている。
制御装置5を多関節型ロボット2のモータ2a・2bと接続することにより、制御装置5からの指示に基づいて、多関節型ロボット2の姿勢を制御する構成としている。
また制御装置5をワーク保持装置3の力センサ3d・3dと接続することにより、作業者がハンドル3c・3cを把持してワーク保持装置3を所望する方向へ操作するときに、制御装置5によって、そのときの操作方向や操作力等を検知する構成としている。つまり、力センサ3d・3dにより作業者の操作状態に関する検知情報が制御装置5に入力されると、この検知情報に基づいて、作業者の所望する操作方向を判断し、モータ2a・2bの動作を制御して多関節型ロボット2の姿勢を制御する構成としている。
尚、本実施例では、力センサ3d・3dとして6分力ロードセルを用いる構成としている。
また制御装置5をワーク保持装置3の接圧センサ3e・3e・・・と接続することにより、接圧センサ3e・3e・・・による検知圧から、ウィンドウ10が組み付け対象位置のボディに対して規定値通りの押圧力で押圧されているか否かを判断したり、また複数の接圧センサ3e・3e・・・による検知圧の偏り具合を検知したりすることによってウィンドウ10がボディに対して均等に押圧されているか否かを、制御装置5によって判断する構成としている。
また制御装置5をフリージョイント4のブレーキ機構4aと接続することにより、制御装置5からの指示に基づいて、フリージョイント4の回転を規制したり、また規制を解除したりする構成としている。これにより、ワーク保持装置3の姿勢を規制することが可能となっている。
また制御装置5をデッドマンスイッチ6・6・・・と接続することにより、制御装置5によって、作業者によるワーク保持装置3の把持状態を検知する構成としている。つまり、デッドマンスイッチ6・6・・・のON(またはOFF)信号を制御装置5に入力することによって、制御装置5によって、作業者がワーク保持装置3を把持している(即ち、操作状態にある)か否かを判断する構成としている。
また制御装置5には、ワーク保持装置3の位置情報に関するマップが予め記憶されている。位置情報に関するマップには、搬送対象物(ウィンドウ10等)の搬送経路として適当な軌道に関する情報(軌道情報)が含まれており、この軌道情報に基づいて軌道に沿ってワーク保持装置3が変位するように多関節型ロボット2の動作を制御する構成としている。また、制御装置5に記憶されるマップ情報には、ワーク保持装置3が位置する領域別に設定される制御動作に関する情報が含まれており、ワーク保持装置3の位置情報に対応させて、モータ2a・2bやブレーキ機構4aの動作を制御する構成としている。
さらに制御装置5には、自動車の車種情報に関するマップが予め記憶されている。そして、組み付け対象となる自動車の車種に応じて、前述した軌道情報を選択的に切り替えるようにしたり、また、ウィンドウ装着時の適正角度に関する情報等を自動的に変更したりする構成としている。
次に、本発明の一実施例に係るパワーアシスト装置1によるウィンドウ10の一連の組み付け作業工程について、図4〜図10を用いて説明をする。図4は本発明の適用に係るウィンドウとその組み付け対象部(ボディ)の概略を示す説明図、図5はボディのウィンドウ取付面を示す拡大説明図、図6は本発明の一実施例に係るパワーアシスト装置の制御方法によるワーク保持装置の動作(ロック制御領域進入時)を示す模式図、図7(a)はワーク保持装置のロール状態(水平時)を示す模式図、図7(b)はワーク保持装置のロール状態(傾斜過大時(正側))を示す模式図、図7(c)はワーク保持装置のロール状態(傾斜過大時(負側))を示す模式図、図8(a)はワーク保持装置のロール状態(許容角度範囲の傾斜時(正側))を示す模式図、図8(b)はワーク保持装置のロール状態(許容角度範囲の傾斜時(負側))を示す模式図、図9は本発明の一実施例に係るパワーアシスト装置の制御フローを示すフローチャート図、図10は本発明の一実施例に係るパワーアシスト装置の制御方法によるワーク保持装置の動作(ワーク挿入時)を示す模式図である。
尚、説明の便宜上、図4中に示すXYZ座標系にパワーアシスト装置が設けられているものとし、X軸回りの回転をロール回転、Y軸回りの回転をピッチ回転、Z軸回りの回転をヨー回転と規定して以後の説明を行っていくものとする。また、各軸回りの回転は、図4中に矢印で図示した各回転方向を各軸回りの正側の回転方向とし、その逆の各回転方向を各軸回りの負側の回転方向として以下の説明を行うものとする。
本発明の適用に係るパワーアシスト装置およびその制御方法の説明に際し、パワーアシスト装置を用いて自動車のボディに対してウィンドウの組み付けを行う一連の作業を例示して説明を行う。尚、本実施例では、パワーアシスト装置をウィンドウの組み付け作業に用いているが、本発明の適用に係るパワーアシスト装置の用途を限定するものではない。
図4および図5に示す如く、本実施例で示す自動車のボディ11に形成されるウィンドウ取付面11aに対するウィンドウ10の組み付け作業では、ウィンドウ10を角度γで傾斜させた状態でボディ11とラゲッジハッチ12との間の隙間Wを通過させてウィンドウ取付面11aに搬送する必要がある。また、ウィンドウ10の周縁部には接着剤13が塗布されており、ウィンドウ10の搬送途中に、ボディ11の不要な場所に接着剤13が付着することが無いように搬送する必要がある。
つまり、係るパワーアシスト装置1を用いたウィンドウ10の組み付け作業では、搬送途中にウィンドウ10の姿勢が乱れると、ウィンドウ10がボディ11およびラゲッジハッチ12と接触し、ウィンドウ10やボディ11およびラゲッジハッチ12の破損を招く恐れや、ボディ11およびラゲッジハッチ12の不要な場所に接着剤13が付着してしまう恐れがある。
尚、本実施例では、ウィンドウ10をY軸回りの正側の回転方向に角度γだけ傾斜させているため、X軸と成す角度が角度γとなるR軸(図4参照)を仮に設定し、R軸回りにウィンドウ10がロール回転できる構成としたパワーアシスト装置1を用いて以下の説明を行う。
本発明に係るパワーアシスト装置1では、特にR軸回りの回転方向に対して、搬送途中のワークが過大にロール回転して姿勢が乱れてしまうことを防止するようにしており、これにより、ワークを組み付け対象物の隙間を通過させて搬送するような場合であっても、ワーク等の破損や汚損を防止するとともに、効率よくワークを搬送することができる構成としている。
尚、本実施例では、説明の便宜上、ワークがR軸回りにロール回転する状況を例示しているが、ワークと該ワークの組み付け箇所の位置関係によって、着目すべき軸(つまり、どの軸回りに対する回転姿勢を制御すべきかということ)は異なってくるため、着目する軸は適宜選択することが可能である。即ち、本発明に係る制御方法は任意の方向の軸に対して適用することが可能であり、本実施例に示すR軸回りの回転姿勢を制御する場合に限定して適用するものではない。
また、本発明に係るパワーアシスト装置は、ワークを組み付け対象物の隙間を通過させて搬送するような場合に特に有効であるが、そのような場合に限らず、ワークと組み付け対象物が接触する可能性が低いような場合であっても本発明を適用することが可能であり、そのような場合にも効率よくワークを搬送することができる等の効果を奏するものである。
以下に、本発明の適用に係るパワーアシスト装置1によるウィンドウ10の組み付け作業について、具体的に説明をする。
図6に示す如く、本実施例では、ワーク保持装置3が予め設定したロック制御を行う領域に進入した時点から、本発明に係る制御方法を適用するようにしている。
ここで、ワーク保持装置3およびウィンドウ10を、図6中に示す矢印A方向の矢視から見ると、ウィンドウ10がボディ11に対して略平行である場合には、図7(a)のような状態となっている。この状態でウィンドウ10は、隙間Wの範囲内に納まっており、このようにウィンドウ10とボディ11が略平行となる状態を保持して搬送すれば、ウィンドウ10を隙間Wの周辺部(ボディ11やラゲッジハッチ12等)に接触させることなく挿入することができる。
しかし、図7(b)・(c)に示す如く、ワーク保持装置3およびウィンドウ10がR軸回りに回転し、ウィンドウ10がボディ11に対して傾斜した状態になると、ウィンドウ10の高さHが隙間Wの範囲内に納まらなくなってしまう。そして、このような傾斜状態を保持したままウィンドウ10の搬送を継続すれば、ウィンドウ10がボディ11やラゲッジハッチ12と接触してしまう。
ただし、ワーク保持装置3およびウィンドウ10がR軸回りに回転するとき、必ずウィンドウ10の高さHが隙間Wの範囲内に納まらなくなってしまうのではなく、ウィンドウ10がボディ11に対して傾斜した状態であっても、ウィンドウ10の高さHが隙間Wの範囲内に納まる場合がある。
それは、図8(a)・(b)に示すような場合であり、ウィンドウ10が、図8(a)・(b)に示すような傾斜角度である場合には、ウィンドウ10がボディ11に対して傾斜した状態を保持したまま搬送が継続されたとしても、ウィンドウ10を、ボディ11やラゲッジハッチ12と接触させることなく、隙間Wに挿入することができる。
本実施例では、ウィンドウ10や隙間Wの寸法に応じて、ワーク保持装置3およびウィンドウ10がR軸回りに回転してもウィンドウ10の高さHが隙間Wの範囲内に納まる正側の最大(上限)の回転角度θHと、負側の最大(下限)の回転角度θLを予め求めておくようにしている。そして、制御装置5によって、ワーク保持装置3およびウィンドウ10のR軸回りの回転角度θが、求めた角度範囲(θL<θ<θH)を保持するようにワーク保持装置3の姿勢を制御することにより、ウィンドウ10をボディ11やラゲッジハッチ12に接触させることなく、隙間Wに挿入させるようにしている。
次に、本発明の一実施例に係るパワーアシスト装置の制御方法について説明する。
図6および図9に示す如く、ワーク保持装置3が予め設定したロック制御を行う領域に進入すると制御が開始され、まず、デッドマンスイッチ6・6・・・の押圧状態に基づく判定を、制御装置5により行うようにしている(Step−1)。
ここで、作業者によりデッドマンスイッチ6・6・・・が押圧され、デッドマンスイッチ6のON(またはOFF)信号が制御装置5に入力されると、制御装置5からの信号によりR軸回りの回転を規制するブレーキ機構4aを解除し、作業者がワーク保持装置3をR軸回りに自由に回転させることができる状態とする(Step−5)。
一方、作業者によりデッドマンスイッチ6・6・・・が押圧されておらず、デッドマンスイッチのON(またはOFF)信号が制御装置5に入力されていない場合には、角度センサ7により、R軸回りのワーク保持装置3の回転角度θを検出する(Step−2)。
そして、角度センサ7により検出したR軸回りのワーク保持装置3の回転角度θに基づく判定を、制御装置5により行うようにしている(Step−3)。
ここで、角度センサ7により検出したR軸回りのワーク保持装置3の回転角度θが、予め求めておいた角度範囲(即ち、θL<θ<θH)に該当していれば、制御装置5からの信号によりR軸回りの回転を規制するブレーキ機構4aを作動させて、作業者の操作によるR軸回りのワーク保持装置3の回転を規制する(Step−4)。
この場合、以後パワーアシスト装置1によるウィンドウ10の搬送を継続しても、ウィンドウ10は、ボディ11やラゲッジハッチ12に接触することなく、隙間Wに挿入することができるので、このときの回転角度θを保持するべく、ブレーキ機構4aを作動させるようにしている。
一方、検出したR軸回りのワーク保持装置3の回転角度θが、予め求めておいた角度範囲(即ち、θL<θ<θH)に該当しなければ、制御装置5からは信号が発せられないためR軸回りの回転を規制するブレーキ機構4aは作動させず(即ち、ブレーキ機構4aの解除状態を保持し)、R軸回りのワーク保持装置3の操作を規制しないようにしている(Step−5)。
この場合、以後パワーアシスト装置1によるウィンドウ10の搬送を継続すると、ウィンドウ10が、ボディ11やラゲッジハッチ12に接触してしまい、隙間Wに挿入することができないので、このときの回転角度θを修正するべく、ブレーキ機構4aを作動させない状態を保持するようにしている。
そして、制御ステップが(Step−4)または(Step−5)まで進行すると、次に再び(Step−1)に戻って、(Step−1)〜(Step−4)および(Step−5)の各ステップを繰り返し実行するようにしている。
従来のパワーアシスト装置では、作業者がデッドマンスイッチから手を離すと同時に、フリージョイントのブレーキ機構を作動させて、ワーク保持装置がそのときの姿勢を保持するようにしている。
一方、本発明に係るパワーアシスト装置1の制御方法では、検出したR軸回りのワーク保持装置3の回転角度θが、予め設定した角度の範囲(即ち、θL<θ<θH)に該当しなければ、作業者がデッドマンスイッチ6・6・・・から手を離した状態であっても、ワーク保持装置3をR軸回りに回転させることができるようにしている。
さらに作業者は、デッドマンスイッチ6・6・・・から手を離しても、ウィンドウ10をR軸回りに回転させることができる状態(言い換えれば、ロックされていない状態)を知覚することにより、ワーク保持装置3およびウィンドウ10のR軸周りの回転角度θが未だ予め求めておいた角度範囲(即ち、θL<θ<θH)に該当していないことが判る。
作業者がこの情報を知覚することによって、作業者はR軸回りのワーク保持装置3の回転角度θが、予め設定した角度の範囲(即ち、θL<θ<θH)に該当するように、ワーク保持装置3の姿勢を修正しようと試みることができるが、このとき本発明に係るパワーアシスト装置1の制御方法では、作業者がデッドマンスイッチ6・6から手を離した状態であっても、ワーク保持装置3をR軸回りに回転させることができるため、余計なスイッチ操作等をすることなく、容易にワーク保持装置3の回転角度θを修正することができる。
そして作業者が、ワーク保持装置3およびウィンドウ10を、予め求めておいた角度範囲(即ち、θL<θ<θH)に近づくようにワーク保持装置3を回転させていくと、予め求めておいた角度範囲に該当するに至った時点で、制御装置5からの信号が発せられてブレーキ機構4aが作動し、自動的にワーク保持装置3の姿勢がロックされた状態となる。
つまり、本発明に係るパワーアシスト装置1の制御方法では、作業者は、デッドマンスイッチ6から手を離した状態で、ロックされる角度までワーク保持装置3を回転させるだけで、ウィンドウ10がボディ11やラゲッジハッチ12と接触する可能性のない角度で、ワーク保持装置3の姿勢を容易にロックすることができ、パワーアシスト装置1によるワークの搬送効率を高めることができる。
そして図10に示す如く、ワーク保持装置3がロック状態になったことを確認した後に、パワーアシスト装置1によるウィンドウ10の搬送を継続することにより、ウィンドウ10をボディ11やラゲッジハッチ12に接触させることなく、ウィンドウ10を隙間Wに容易に挿入し、ウィンドウ取付面11aの直上に適切に配置することができるのである。
即ち、本発明に係るパワーアシスト装置1およびその制御方法においては、角度センサ7により検出するフリージョイント4が回転を許容する任意の自由度の方向へのワーク保持装置3の回転角度θが、予め定めた下限角度θL以下である場合か、または、予め定めた上限角度θH以上である場合には、ワーク保持装置3は、作業者がデッドマンスイッチ6・6を操作していなくても、作業者によりフリージョイント4が備える任意の自由度の方向へ回転可能な構成としている。
このような構成とすることにより、ワーク保持装置3が、ワークたるウィンドウ10と組み付け対象物たるボディ11等が接触する可能性がある姿勢であるときに、ワーク保持装置3の姿勢を容易に修正することができるのである。またこれにより、ワーク保持装置3の姿勢を修正する操作に手間取ることがなくなり、パワーアシスト装置1によるウィンドウ10の搬送効率を向上させることができるのである。
また、言い換えれば、本発明に係るパワーアシスト装置1の制御方法では、ワーク保持装置3は、制御装置5によって制御され、ウィンドウ10がボディ11やラゲッジハッチ12と接触してしまう回転角度ではロックされることがないので、ウィンドウ10、ボディ11およびラゲッジハッチ12等の破損を防止することができる。
即ち、本発明に係るパワーアシスト装置1およびその制御方法においては、ワークたるウィンドウ10を保持するためのワーク保持装置3と、ワーク保持装置3を支持する多関節型ロボット2と、ワーク保持装置3を多関節型ロボット2に対して多自由度の方向または一自由度の方向に回転可能に支持するフリージョイント4と、フリージョイント4が回転を許容する各自由度の方向において、ワーク保持装置3の回転を規制するブレーキ機構4aと、ブレーキ機構4aを制御する制御装置5と、作業者によってブレーキ機構4aを規制状態から解除状態に、または、解除状態から規制状態に切替えるためのデッドマンスイッチ6・6・・・と、フリージョイント4が回転を許容する各自由度の方向において、ワーク保持装置3の回転角度を検出する角度センサ7と、を備えるパワーアシスト装置1の制御方法であって、作業者がデッドマンスイッチ6を操作しブレーキ機構4aを解除状態とすることにより、フリージョイント4が回転を許容する任意の自由度の方向へのワーク保持装置3の回転の規制を解除したあとに、ブレーキ機構4aを作動状態とするべく作業者がデッドマンスイッチ6を再び操作するとき、角度センサ7により検出するフリージョイント4が回転を許容する任意の自由度の方向へのワーク保持装置3の回転角度θが、予め定めた下限角度θLを超えており、かつ、予め定めた上限角度θH未満である場合には、ブレーキ機構4aを作動状態としてフリージョイント4が回転を許容する任意の自由度の方向へのワーク保持装置3の回転を規制し、または、ワーク保持装置3の回転角度θが、予め定めた下限角度θL以下である場合か、または、予め定めた上限角度θH以上である場合には、ブレーキ機構4aの解除状態を維持してフリージョイント4が回転を許容する任意の自由度の方向へのワーク保持装置3の回転を規制しないように制御する構成としている。
このような構成とすることにより、ワーク保持装置3が、ワークたるウィンドウ10と組み付け対象物たるボディ11等が接触する姿勢に保持されることを防止できるのである。またこれにより、搬送中にウィンドウ10やボディ11等が破損することを防止できるのである。
尚、本実施例では、フリージョイント4として多自由度の回転を許容するジョイント部材を採用した例を示しているが、例えば、前述したR軸回りの回転のみを許容するようなジョイント部材をフリージョイント4として採用した場合であっても本発明に係るパワーアシスト装置1の制御方法を適用することができ、フリージョイント4が回転を許容する自由度の数で本発明を限定するものではない。
本発明の一実施例に係るパワーアシスト装置の全体構成を示す模式図。 本発明の一実施例に係るワーク保持装置を示す平面および側面模式図。 本発明の一実施例に係る制御装置の接続状況を示す模式図。 本発明の適用に係るウィンドウとその組み付け対象部(ボディ)の概略を示す説明図。 ボディのウィンドウ取付面を示す拡大説明図。 本発明の一実施例に係るパワーアシスト装置の制御方法によるワーク保持装置の動作(ロック制御領域進入時)を示す模式図。 (a)ワーク保持装置のロール状態(水平時)を示す模式図、(b)ワーク保持装置のロール状態(傾斜過大時(正側))を示す模式図、(c)ワーク保持装置のロール状態(傾斜過大時(負側))を示す模式図。 (a)ワーク保持装置のロール状態(許容角度範囲の傾斜時(正側))を示す模式図、(b)ワーク保持装置のロール状態(許容角度範囲の傾斜時(負側))を示す模式図。 本発明の一実施例に係るパワーアシスト装置の制御フローを示すフローチャート図。 本発明の一実施例に係るパワーアシスト装置の制御方法によるワーク保持装置の動作(ワーク挿入時)を示す模式図。
符号の説明
1 パワーアシスト装置
2 多関節型ロボット(アーム)
3 ワーク保持装置
4 フリージョイント(ジョイント部)
4a ブレーキ機構
5 制御装置
6 デッドマンスイッチ(スイッチ)
7 角度センサ
10 ウィンドウ(ワーク)

Claims (4)

  1. ワークを保持するためのワーク保持装置と、
    該ワーク保持装置を支持するアームと、
    前記ワーク保持装置を前記アームに対して多自由度の方向または一自由度の方向に回転可能に支持するジョイント部と、
    該ジョイント部が回転を許容する各自由度の方向に対して前記ワーク保持装置の回転を規制するブレーキ機構と、
    該ブレーキ機構を制御する制御装置と、
    作業者によって前記ブレーキ機構を規制状態から解除状態に、または、解除状態から規制状態に切替えるためのスイッチと、
    前記ジョイント部が回転を許容する各自由度の方向に対して前記ワーク保持装置の回転角度を検出する角度センサと、
    を備えるパワーアシスト装置であって、
    前記制御装置は、
    作業者が前記スイッチを操作し前記ブレーキ機構を解除状態とすることにより、
    前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対して前記ワーク保持装置の回転の規制を解除したあとに、
    前記ブレーキ機構を作動状態とするべく前記作業者が前記スイッチを再び操作するとき、
    前記角度センサにより検出する前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対する前記ワーク保持装置の回転角度が、
    予め定めた下限角度を超えており、かつ、
    予め定めた上限角度未満である場合には、
    前記ブレーキ機構を規制状態として前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対する前記ワーク保持装置の回転を規制し、
    前記ワーク保持装置の回転角度が、
    予め定めた下限角度以下である場合か、または、
    予め定めた上限角度以上である場合には、
    前記ブレーキ機構の解除状態を維持して前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対する前記ワーク保持装置の回転を規制しない、
    ことを特徴とするパワーアシスト装置。
  2. 前記角度センサにより検出する前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対する前記ワーク保持装置の回転角度が、
    予め定めた下限角度以下である場合か、または、
    予め定めた上限角度以上である場合には、
    前記ワーク保持装置は、
    作業者が前記スイッチを操作していなくても、
    作業者により前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対して回転可能である、
    ことを特徴とする請求項1記載のパワーアシスト装置。
  3. ワークを保持するためのワーク保持装置と、
    該ワーク保持装置を支持するアームと、
    前記ワーク保持装置を前記アームに対して多自由度の方向または一自由度の方向に回転可能に支持するジョイント部と、
    該ジョイント部が回転を許容する各自由度の方向に対して前記ワーク保持装置の回転を規制するブレーキ機構と、
    該ブレーキ機構を制御する制御装置と、
    作業者によって前記ブレーキ機構を規制状態から解除状態に、または、解除状態から規制状態に切替えるためのスイッチと、
    前記ジョイント部が回転を許容する各自由度の方向に対して前記ワーク保持装置の回転角度を検出する角度センサと、
    を備えるパワーアシスト装置の制御方法であって、
    作業者が前記スイッチを操作し前記ブレーキ機構を解除状態とすることにより、
    前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対する前記ワーク保持装置の回転の規制を解除したあとに、
    前記ブレーキ機構を作動状態とするべく前記作業者が前記スイッチを再び操作するとき、
    前記角度センサにより検出する前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対する前記ワーク保持装置の回転角度が、
    予め定めた下限角度を超えており、かつ、
    予め定めた上限角度未満である場合には、
    前記ブレーキ機構を作動状態として前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対する前記ワーク保持装置の回転を規制し、
    前記ワーク保持装置の回転角度が、
    予め定めた下限角度以下である場合か、または、
    予め定めた上限角度以上である場合には、
    前記ブレーキ機構の解除状態を保持して前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対する前記ワーク保持装置の回転を規制しない、
    ことを特徴とするパワーアシスト装置の制御方法。
  4. 前記角度センサにより検出する前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対する前記ワーク保持装置の回転角度が、
    予め定めた下限角度以下である場合か、または、
    予め定めた上限角度以上である場合には、
    前記ワーク保持装置は、
    作業者が前記スイッチを操作していなくても、
    作業者により前記ジョイント部が回転を許容する任意の自由度の方向に対して回転可能である、
    ことを特徴とする請求項3記載のパワーアシスト装置の制御方法。
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