JP4507574B2 - 授乳用ブラジャー - Google Patents
授乳用ブラジャー Download PDFInfo
- Publication number
- JP4507574B2 JP4507574B2 JP2003401648A JP2003401648A JP4507574B2 JP 4507574 B2 JP4507574 B2 JP 4507574B2 JP 2003401648 A JP2003401648 A JP 2003401648A JP 2003401648 A JP2003401648 A JP 2003401648A JP 4507574 B2 JP4507574 B2 JP 4507574B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- breast
- right cup
- cup
- breast milk
- pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Corsets Or Brassieres (AREA)
Description
しかし、このように母乳パッドをブラジャーの内側に仮止めテープにより接着しても、産婦の動きや産婦の姿勢によってブラジャーの中で母乳パッドが正しい位置からずれてしまうことが生じる。
また産婦が、授乳するためにブラジャーを開いて、授乳のために一方のカップ部から乳房を露出する際に、逆側のカップ部も開いてしまう。このために、授乳中に逆側の乳房の乳首部から逆側のカップ部がはずれてしまうことに伴って母乳パッドがはずれてしまい、逆側の乳房から母乳が漏れ出してしまうことがあった。
このような母乳パッドを取り付けるブラジャーの構造が、幾つか提案されている(たとえば特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
すなわち、特許文献1では、母乳漏れ防止パッドが保持用のゴムひもによりブラジャーのカップ部の内面側に保持されているだけである。このために、授乳期の産婦の動作や姿勢によっては、母乳パッドがブラジャーの内部で正しい位置から簡単にずれてしまう。さらに、漏れ出た母乳はそのまま外部となる衣服等に漏れ出してしまう。
また特許文献2や特許文献3では、母乳パッドがブラジャーのカップ部の内部にある単純な形状のポケットに挟まっているだけであるので、母乳パッドがブラジャーの内部で正しい位置から簡単にずれてしまう。
このように、授乳期の産婦が母乳の漏れを防ぐため使用している母乳パッドは、産婦の動作や姿勢によりずれてしまい、結果的に衣服等に漏れ出してしまう恐れがある。
湾曲状のポケット部の下端が左右のカップ部の内面側に固定されている。湾曲状のポケット部の上端が自由端とされていて、湾曲状のポケット部の中央部が下方に突出した形状になっている。
これにより、母乳パッドの保持部の湾曲状のポケット部は、母乳パッドの周縁部である下縁や側縁を確実に覆うように保持して、左右のカップ部の内面部にそれぞれ位置させることができる。このように湾曲状のポケット部は母乳パッドの周縁部を確実に保持することから、母乳パッドの吸収体の部分が湾曲状のポケット部に重ならないようにすることができる。このことから、母乳パッドの吸収体の部分が乳首部から漏れ出た母乳を吸収することを湾曲状のポケット部は妨げない。
また、湾曲したポケット部は、母乳パッドの最も漏れやすい下縁から側縁にかけて母乳パッドを覆うことができる。このことから、母乳が母乳パッドに十分吸収しきれない場合であっても、母乳パッドから漏れ出る母乳は湾曲状のポケット部の存在により止められるので、母乳が衣服に染み出ることを防げる。
さらに、少なくとも前記湾曲状のポケット部は、吸収性を有していることを特徴とする。
これにより、母乳パッドの下縁から側縁にかけて母乳が漏れ出した場合でも、湾曲状のポケット部は、母乳パッドの下縁から側縁にかけて覆って保持しているので、母乳パッドから漏れ出した母乳を吸収性を有する湾曲したポケット部により吸収することができる。このため、母乳パッドから漏れ出した母乳が衣服に染み出ることをより確実に防ぐことができる。
また、前記湾曲状のポケット部は、前記装着状態において外方に位置する外方部と、前記装着状態において内方に位置する内方部とを有しており、前記外方部が、前記内方部に比べて高い位置まで延伸されていることを特徴とする。
これにより、湾曲状のポケット部は、外方部と内方部を有している。外方部は、装着状態において外方に位置し、内方部は、装着状態において内方に位置する。この外方部が、内方部に比べて高い位置まで延伸されている。
したがって、湾曲状のポケット部が母乳パッドを保持する保持領域を広くとることができるだけではなく、寝た姿勢で授乳する等、横向きに寝ることの多い産婦にとって、下側になる外方部からの母乳の漏れをさらに確実に防ぐことができる。
さらに、前記左右のカップ部は、それぞれカップ部本体を有し、前記カップ部本体の内側に前記カップ部の内面層が配置されることで空間が形成されており、前記空間には立体パッドが着脱可能に挿入されている。
このため、これにより、立体パッドによって、乳房の保護を行うと共に、乳房の形状を美しく見せるだけでなく、乳房の形状に近い形状になるように左右のカップ部の形状を保つことができる。つまり、この立体パッドの存在により、ドーム状になるよう設計された母乳パッドについて、乳房の形状にフィットする形状を維持させることができ、母乳パッドの母乳吸収機能を確実に発揮させることができる。また、立体パッドを着脱可能にすることによって、リラックスしたい就寝時等には立体パッドを外した状態にする等、状況に応じて選択した使用が可能となる。
一方のベルト本体と他方のベルト本体は、弾性を有しており、一方のベルト本体とベルト本体の各一方の端部がそれぞれ左右のカップ部の中間領域の近傍に固定されている。係止部は、一方のベルト本体と他方のベルト本体のそれぞれの他方の端部に設けられていて、一方の端部と他方の端部を着脱可能にする。
これにより、カップ部と両脇部および肩紐部が一体化されており、授乳用ブラジャーはたとえばハーフトップ状の形態を得ることができる。このため授乳用ブラジャーは、フィット性が高く、背中全体から乳房を支えることができるため、着用者である産婦が疲れにくい。
第3の発明の構成によれば、左右のカップ部の中間領域が開閉可能とされて、中間領域の内側には下縁部に沿って保持ベルト部が形成されている。左右のカップ部の中間領域の上方には、一方の着脱部が設けられている。左右のカップ部の下縁側または両脇部の下縁側には、一方の着脱部に着脱可能な他方の着脱部が設けられている。
これにより、産婦が授乳を行う際に、たとえば中央領域を開いて一方のカップ部を開いて乳房を露出させた状態で授乳している時に、一方のカップ部は一方の着脱部と他方の着脱部により確実に開いた状態を維持することができる。授乳中にこの開いた一方のカップ部が動かないので、授乳の妨げになることが無くなる。
このようなことは、他方のカップ部を開いて乳房を露出させて授乳する時であっても同様に他方のカップ部は一方の着脱部と他方の着脱部により確実に開いた状態を維持できる。そして、保持ベルト部によって、開かれたカップ部とは逆側のカップ部が開いてしまい、乳房が露出してしまうことが防がれる。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
図1と図2は、本発明の授乳用ブラジャーの好ましい第1の実施形態を示している。
図1は、授乳用ブラジャー10の正面側から見ており、使用者Mに装着した状態の例を示す斜視図である。
図2は、図1の授乳用ブラジャー10を展開して授乳用ブラジャーの内面側を示した図である。使用者Mは授乳期の産婦である。
図1と図2において、授乳用ブラジャー10は、使用者Mの左右の乳房を覆って保持し、しかも母乳の漏れを防ぐための母乳パッド150を確実に保持する母乳パッドの保持部100,101を有しているものである。
右側のカップ部20と左側のカップ部21は、それぞれ対応する乳首を含む乳房を下側から支えるだけでなく、ブラジャー10を装着した状態で、それぞれの乳房を露出可能になっている。つまり右側のカップ部20と左側のカップ部21は、対応する右側の乳房と左側の乳房を覆うようにして保持する。
両脇部23は、右側のカップ部20と左側のカップ部21からそれぞれ側方に延伸して連続して形成されている部分である。肩紐部24,25は、右側のカップ部20と左側のカップ部21からそれぞれ上方Zに延伸されて、使用者Mの背面において、両脇部23に対して一体化されたものである。
上述したように、右側のカップ部20と左側のカップ部21と、両脇部23および肩紐部24,25は、好ましくは一体化して形成されており、この授乳用ブラジャー10は、所謂ハーフトップ状の形状を有しており、感触がよく、吸湿性に優れた伸縮性を有するように、綿やポリエステル等の一面をパイル状として内面に配置している。これによって、授乳用ブラジャー10の肩紐部24,25は比較的幅広に形成されていて、しかも両脇部23の背面側が広く形成されていることにより背中部分において乳房を支える力が強まるようになっていることから、使用者Mが授乳用ブラジャー10を装着した状態であっても、乳房を全体的に支えることで使用者Mは疲れにくく構成されているものである。
図1に示す授乳用ブラジャー10は、開閉手段30と保持ベルト部60および左右の母乳パッドの保持部100,101を有している。
この開閉手段30は、所謂複数のスナップボタン31,32,33を有している。この開閉手段30のスナップボタンの数は、図1に示す例では3つを示しているがこの数に限るものではなく、またスナップボタンだけでなく、通常のホックやボタン、面テープ等の係合手段を適宜選択することができる。
スナップボタン31,32,33は、右側のカップ部20と左側のカップ部21の中間領域34を着脱可能に開閉できるようになっている。スナップボタン31,32,33は同じ構造のものである。
図2に示すように、各スナップボタン31ないし33は、オス部材31A,32A,33Aとメス部材31B,32B,33Bを有している。対応するオス部材とメス部材を着脱可能に嵌めることにより、図1に示すように右側のカップ部20と左側のカップ部21は、中間領域34において連結することができる。
図3は、図1における授乳用ブラジャー10の右側のカップ部20と左側のカップ部21のA−A線における断面構造例を示している。
図1に示す右側のカップ部20は、図3に示す右側の乳首11Aを含む乳房11を覆って保持する。図1に示す左側のカップ部21は、図3に示す乳首11Bを含む乳房12を覆って保持する。右側のカップ部20と左側のカップ部21の構造はほぼ同じであるので、図3において共通して図示している。
この立体パッド84は、ポリウレタンやポリエステル等をモールド加工することで薄く立体的なドーム状に形成されたものであって、後述する各ポケット部と同等または僅かに大きなの外形寸法を有しており、右側のカップ部20と左側のカップ部21のそれぞれのカップ本体80の空間83内に配置されることによって、左右のカップ部20,21の形状が乳房の形状に近い形状になるように形成することができる。これによって、乳房を保護等できるだけでなく、たとえばドーム状とされている母乳パッド150も、より乳房の形状にフィットする形状となり、母乳パッド150の機能を確実に発揮させることができる。しかも立体パッド84を着脱可能としているため、使用シーンに合わせた状態を選択して使用することができる。
図3では、母乳パッド150の形状例を示している。母乳パッド150は、母乳が漏れないように吸収できる能力があれば、特に材質に限定されず、紙製のものや布製のもの、紙製であっても弾性体等によって変形させたものや、加熱加工によって変形させたもの等、ドーム状に形成されたものを使用者が適宜選択して採用することができる。
図3の母乳パッド150は、その表面側には母乳を通さないたとえば樹脂フィルム151を有している。このフィルム151の表面には接着部153が設けられている。この接着部153は、図3に示すように内面層81に対して母乳パッド150を仮止めできる程度に接着する機能を有している。
図3に示すように母乳パッド150の樹脂フィルム151の内面側には、パルプやレーヨン、ポリプロピレン等の繊維と吸水ポリマー等によって構成された吸収体や、液体を透過する表面材等によって構成された母乳の吸収材155が形成されている。この吸収材155側が図3に示す乳首11A,11Bに接して、乳首から漏れる母乳を吸収するようになっている。
図1と図2の母乳パッドの保持部100,101は、図1における中間領域34を挟んで左右対称形状になっている。母乳パッドの保持部100は、右側のカップ部20の内面側に配置され、母乳パッドの保持部101は、左側のカップ部21の内面側に配置されている。
この母乳パッドの保持部100は、右側のカップ部20の図3に示す内面層(内面部の一例)81と、湾曲状のポケット部200とにより構成されている。同様にして、もう1つの母乳パッドの保持部101は、左側のカップ部21の図3に示す内面層(内面部の一例)81と、湾曲状のポケット部201とにより構成されている。
湾曲状のポケット部200,201の断面構造は、図3に示しており、湾曲状のポケット部200,201は、内部にポケット芯地210を有している。ポケット芯地210はスポンジ状の材料で形成されており、確実に母乳パッド150を抑えるためのコシを持ちつつ、湿気感を感じさせず、洗濯時等に乾きやすいよう保水性のない通気性のよい材料とされている。湾曲状のポケット部200と湾曲状のポケット部201は、その上端215が自由端とされており、下端216がカップ部20の内面層81に対してもしくはカップ部21の内面層81に対して固定されている。
この湾曲状のポケット部200,201は、外方部250と内方部251を有している。この外方部250は、授乳用ブラジャー10を装着した状態において、外方に位置する部分であり、内方部251は、授乳用ブラジャー10を装着した状態において内方に位置する部分である。つまり、外方部250は両脇部23側に位置し、内方部251は中間領域34側に位置している。
この湾曲状のポケット部200,201は、外方部250の高さDが内方部251の高さdに比べて大きく設定されるのが好ましい。この高さDは、外方部250の先端から中央部252の底部までの高さである。高さdは、内方部251の先端から中央部252の底部までの高さである。内方部250と外方部251は、ポケット部の両端部である。
これにより、母乳パッド150は、湾曲状のポケット部200,201に対して装着が容易になる。しかも、湾曲状のポケット部200,201の両端部である内方部251と外方部250が肌にあたることによる違和感を低減することができる。
具体的には、湾曲状のポケット部200,201に対しては、たとえば母乳パッド150の下縁157と左右の側縁158,158を挿入するようにして位置させる。この状態では、母乳パッド150の吸収材155は、直接湾曲状のポケット部200には覆われないように配置されることが好ましく、ポケット部200,201が湾曲状とされていることで、吸収材155を迂回して、母乳パッド150の周縁部で保持するよう構成されている。
なお、ポケット部200,201と授乳用ブラジャー10の材質としては、綿、ポリエステル、ポリウレタン、レーヨン、シルク、テンセル、などの繊維を単一もしくは2種類以上を編みたてしたパイル地、ジャガード、天竺、フライス等を採用できる。
図4に示す保持ベルト部60は、一方のベルト本体300と他方のベルト本体301と、係止部303とで構成されている。
一方のベルト本体300と他方のベルト本体301は、ともに弾性を有する材料により作られている平ゴム状の部材であり、違和感を低減し、アンダーゴム73による保持に影響を与えないよう、アンダーゴム73よりも僅かに細く、張力(引張時に引き戻す力)も弱い平ゴム状の弾性体が採用されている。図2では、一方のベルト本体300と他方のベルト本体301とオス部材304およびメス部材305を示している。
一方のベルト本体300の一方の端部321は、図2と図4(A)に示すように下縁28の中間領域の近傍であって、カップ部20の下側に位置するように固定されている。他方のベルト本体301の一方の端部331は、図2と図4(A)に示すように下縁29の中間領域の近傍であって、カップ部21の下側に位置するように固定されている。
係止部303は、図4(A)に示すようにオス部材304とメス部材305により構成されている。一方のベルト本体300の他方の端部322にはオス部材304が固定されている。他方のベルト本体301の他方の端部332にはメス部材305が固定されている。オス部材304とメス部材305はそれぞれたとえば成形品により作られている。オス部材304の突部306が、図4(A)の矢印E方向にメス部材305の穴部307に嵌まり込むことにより、図4(A)の離れた状態から図4(B)の連結状態を構成することができる。
なお、係止部303はこの他にも、スナップボタン等のボタンや各種ホック、面テープ等によって構成できる。しかし、面テープやスナップボタン等のように取り外し方向がベルト本体300,301の引っ張り方向と同一のものでは、授乳中に係止が外れてしまう恐れがあるため、突部306が形成されているように、係止部303は取り外し方向がベルト本体300,301の引っ張り方向と異なる方向のものとされることが好ましい。
図1と図2に示す開閉手段30の各スナップボタン31ないし33を外して、右側のカップ部20と左側のカップ部21の連結を中間領域34において外した時に、右側のカップ部20の下縁28と左側のカップ部21の下縁29が保持ベルト部60により連結されている状態を維持できる。
これによって、一方のベルト本体300と他方のベルト本体301の他方の端部322,332同士を係止部303で連結することにより、図1の中間領域34を開放した状態であっても、授乳用ブラジャー10の左右のカップ部20,21を保持することができる。
しかも、各ベルト本体300,301の略中央部に係止部303が形成されているため、左右においてバランス良く保持でき、しかも、授乳用ブラジャー10を着脱する際に、係止部303を操作しやすい。
なお、図1に示す保持ベルト部60の全長の例としては、130mmである。
図2に示すような授乳用ブラジャー10の展開した状態から、図1に示すように使用者Mが授乳用ブラジャー10を装着する。この場合には、図1に示す保持ベルト部60により右側のカップ部20と左側のカップ部21は着脱可能に連結するとともに、開閉手段30のスナップボタン31ないし33を用いて、右側のカップ部20と左側のカップ部21の中間領域34を着脱可能に止める。
この連結状態では、係止部303のオス部材304とメス部材305の内面側は、被覆部323と被覆部333により被覆されていることから、係止部303が使用者の肌面に直接触れることが無いので、保持ベルトの係止部303があっても不快感が生じない。
図2に示すように母乳パッド150の吸収材155側が乳房11,12側にくるようにし、母乳パッド150のたとえば下縁157と両側の側縁158,158が、湾曲状のポケット部200あるいは湾曲状のポケット部201の中央部252と外方部250および内方部251に挿入されて確実に保持することができる。
この場合に、外方部250と内方部251は先端にいくに従って先細りになっていることから、母乳パッド150は外方部250と内方部251側から中央部252に向けて容易に装着することができる。
このことから、ポケット部200が妨げることなく、確実に母乳が母乳パッド150の吸収材155に吸収される。仮に吸収材155が吸収しきれなくなった母乳があふれて湾曲状のポケット部200側に母乳が伝わってきたとしても、湾曲状のポケット部200は母乳を吸収できる吸収性材料により作られているので、漏れてきた母乳が衣服側に染み出すことを防ぐことができる。
このように、母乳パッド150を確実に保持しつつ、母乳パッド150の吸収材155における吸収体の領域と湾曲状のポケット部200,201を可能な限り重ならずにすることができ、湾曲状のポケット部200,201の存在によって、母乳パッド150の吸収体の部分が母乳を吸収する際の吸収機能を妨げることが無い。そして吸水機能を有する湾曲状のポケット部200,201は、もっとも漏れ出しやすい母乳パッド150の下縁157から側縁158にかけて覆うことができることから、母乳パッド150からの母乳の漏れ出しをも湾曲状のポケット部200,201により防ぐことができる。
この状態では、保持ベルト部60が、右側のカップ部20の下縁28と左側のカップ部21の下縁29を連結したままの状態になっている。この保持ベルト部60は開閉手段30が連結した状態では、好ましくは保持ベルト部60は使用者Mの体に締め付けるものではなく張力がゼロの状態を維持している。
このような授乳の形態は、図5に示すように左側のカップ部21を開くのとは反対に、右側のカップ部20を開く場合であっても同様に左側のカップ部21は乳房12を覆う状態を保持することから、乳首12Aから漏れてくる母乳は左側のカップ部21の母乳パッド150により吸収することができるとともに、左側のカップ部21の母乳パッド150の位置ずれを確実に防ぐことができる。
図7ないし図9は、本発明の授乳用ブラジャーの第2の実施形態を示している。
本発明の第2の実施形態の授乳用ブラジャー10は、基本的には図1に示す授乳用ブラジャー10と構造が同じである。そこで、図7に示す授乳用ブラジャー10の構成要素が、図1に示す授乳用ブラジャー10の構成要素と同じである場合には、同じ符号を記してその説明を用いる。
図7に示す授乳用ブラジャー10の湾曲状のポケット部400,401の形状と、保持ベルト部360の形状が異なる。そして図7に示す授乳用ブラジャー10は、さらに脱着手段600を有している。
図9に示すように、保持ベルト部360は、ベルト本体361とスナップボタンのメス部材362を有している。ベルト本体361の一方の端部363は、右側のカップ部20の下縁28の下側に固定されている。スナップボタンのメス部材362はベルト本体361の自由端である他方の端部364に設けられている。
メス部材362は、図8に示す下縁29の内面側のスナップボタンのオス部材369に対して着脱可能に連結されている。ベルト本体361は、弾性を有している。このように構成されることで、第1の実施の形態における保持ベルト部60と同様に、一方のカップ部を開いた際に、他方のカップ部が開かれることを防ぐことができる。
右側のカップ部20の脱着手段であるメス部材701は、右側のカップ部20の中間領域34における上側に位置している。オス部材700は右側のカップ部20の下縁28の表面側に設けられており、左側のカップ部21の脱着手段であるオス部材31Aは、開閉手段30の上側となるオス部材31Aをそのまま使用することができ、メス部材703は左側のカップ部21の下縁29の表面側に設けられている。
メス部材701は、一方の着脱部であり、オス部材700は他方の着脱部である。
オス部材31Aは、一方の着脱部であり、メス部材703は他方の着脱部である。
たとえば一方の着脱部であるメス部材701を、保持用オス部材701aから取り外し、図7か図8に示すようにK方向に手で開くことにより、図8に示すように右側の乳房11を露出させることができ、一方の着脱部であるメス部材701は、他方の着脱部であるオス部材700に対して着脱可能に連結する。
これによって、右側のカップ部20が開いた状態を保持することができる。この場合には図9に示すように左側のカップ部21は、左側の乳房12を覆った状態で保持している。このために、左側のカップ部21内の母乳パッド150の位置ずれが生じることなく、左側の乳房12からの母乳の漏れを母乳パッド150により確実に防ぐことができる。
このようにできるのは、保持ベルト部360が、右側のカップ部20の下縁28と左側のカップ部21の下縁29を連結しているからである。
ここでは脱着手段600はスナップボタンのオス部材とメス部材によるものを示したが、この他にも通常のホックやボタン、面テープ等の係合手段を適宜選定できる。
なお、第1の実施形態の構成要素と、第2の実施形態の構成要素を組み合わせて使用することも勿論可能である。
これによって、乳房から漏れ出す母乳が母乳パッドにより確実に吸収できる。
母乳パッドで吸収された母乳が母乳パッドの保持部側に漏れたとしても、母乳パッドの保持部は母乳の吸収性を有しているので、母乳が衣服に染み出すことを防ぐことができる。
授乳中においては、1つの乳房を露出させた状態であっても、もう1つの乳房はカップ部により確実に覆っておけるので、もう1つの乳房からの母乳の漏れを母乳パッドにより防ぐことができる。
しかも、授乳中に一方のカップ部を開いた際に、開いた状態で固定することができる。
湾曲状のポケット部の形状は、上端が自由端であり下端がカップ部の内面側に固定されていて、中央部の下方に突出している形状であれば、図示例に限るものではない。
たとえば図7においては、オス部材700が右側のカップ部20の下縁28に設けられ、オス部材703が左側のカップ部21の下縁29に設けられている。しかし、これに限らず、オス部材700は両脇部の下縁に設けてもよく、オス部材703は両脇部の下縁に設けてもよい。
第1の実施形態と第2の実施形態に用いられているオス部材とメス部材はその設定位置を反対にしてもよい。
母乳パッドの形状は図示例のものに限らず、他の形状のものを採用してもよい。
上記実施形態の各構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせることができる。
Claims (3)
- 乳房に当接する左右のカップ部と、
前記左右のカップ部からそれぞれ側方に延伸された両脇部と、
前記左右のカップ部から上方に延伸されて、背面において前記両脇部と一体化された肩紐部と、を有する授乳用ブラジャーであって、
装着した状態で前記左右のカップ部が前記乳房を露出可能に構成されて、
前記左右のカップ部の内面には、母乳パッドを保持するための母乳パッドの保持部が形成されており、
前記母乳パッドの保持部は、
前記左右のカップ部の内面部と、
下端が前記左右のカップ部の内面部に固定されており、上端が自由端とされて、中央部が下方に突出したほぼU字型形状をした湾曲状のポケット部と
を備え、
前記湾曲状のポケット部は、
水分の吸収性を有しているとともに、装着状態において、前記U字型に関し、外方に位置する外方部と、前記装着状態において内方に位置する内方部とを有しており、前記外方部が、前記内方部に比べて高い位置まで延伸されていて、
前記左右のカップ部は、それぞれカップ部本体を有し、前記カップ部本体の内側に前記カップ部の内面層が配置されることで空間が形成されており、前記空間には立体パッドが着脱可能に挿入されている
ことを特徴とする授乳用ブラジャー。 - 前記左右のカップ部と前記両脇部および前記肩紐部が一体化されており、
前記左右のカップ部の中間領域が開閉手段によって開閉可能とされ、
前記左右のカップ部の中間領域における内側には、下縁側に沿って保持ベルト部が形成されており、
前記保持ベルト部は、
弾性を有して、それぞれ一方の端部が左右の前記カップ部の中間領域の近傍にそれぞれ固定されている一方のベルト本体と他方のベルト本体と、
前記一方のベルト本体と他方のベルト本体のそれぞれ他方の端部に設けられて、各前記他方の端部を着脱可能にする係止部と、で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の授乳用ブラジャー。 - 前記左右のカップ部の中間領域が開閉手段によって開閉可能とされ、
前記左右のカップ部の中間領域における内側には、下縁側に沿って保持ベルト部が形成されており、
前記左右のカップ部の中間領域の上方には、それぞれ一方の着脱部が設けられており、前記左右のカップ部または前記両脇部の下縁側には、前記一方の着脱部に着脱可能な他方の着脱部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の授乳用ブラジャー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003401648A JP4507574B2 (ja) | 2003-12-01 | 2003-12-01 | 授乳用ブラジャー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003401648A JP4507574B2 (ja) | 2003-12-01 | 2003-12-01 | 授乳用ブラジャー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005163205A JP2005163205A (ja) | 2005-06-23 |
| JP4507574B2 true JP4507574B2 (ja) | 2010-07-21 |
Family
ID=34725511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003401648A Expired - Fee Related JP4507574B2 (ja) | 2003-12-01 | 2003-12-01 | 授乳用ブラジャー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4507574B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10595569B2 (en) | 2014-07-09 | 2020-03-24 | Japanese Foundation For Cancer Research | Clothing |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2429898A (en) * | 2005-09-08 | 2007-03-14 | Richard Adams | A nursing bra |
| GB2439269B (en) * | 2006-06-20 | 2008-09-24 | Ukadike Chris Ugbolue | Improvements relating to maternity bras |
| JP5114142B2 (ja) * | 2007-09-13 | 2013-01-09 | ピジョン株式会社 | 授乳用ブラジャー |
| CN106510008A (zh) * | 2017-01-10 | 2017-03-22 | 上海工程技术大学 | 一种哺乳内衣及其制作工艺 |
| CN108208955A (zh) * | 2018-01-31 | 2018-06-29 | 广州速塑内衣有限公司 | 多功能零压养胸美背哺乳文胸 |
| KR102354063B1 (ko) * | 2021-08-25 | 2022-01-20 | 이수지 | 모유 흡수패드의 교체가 가능한 수유 브래지어 |
| KR102696508B1 (ko) * | 2022-09-30 | 2024-08-16 | 서애실 | 수유용 브래지어 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4019441Y1 (ja) * | 1964-02-03 | 1965-07-07 | ||
| JPS60132736U (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-04 | ピジヨン株式会社 | 余乳処理用パツド保持バンド |
| JPH033525Y2 (ja) * | 1986-12-29 | 1991-01-30 | ||
| JPH023405U (ja) * | 1988-06-20 | 1990-01-10 | ||
| JPH1037003A (ja) * | 1996-07-22 | 1998-02-10 | Gunze Ltd | 婦人用肌着 |
| JP3997389B2 (ja) * | 2001-06-07 | 2007-10-24 | モリト株式会社 | マタニティブラジャー |
-
2003
- 2003-12-01 JP JP2003401648A patent/JP4507574B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10595569B2 (en) | 2014-07-09 | 2020-03-24 | Japanese Foundation For Cancer Research | Clothing |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2005163205A (ja) | 2005-06-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6659841B2 (en) | Nursing bra | |
| JP5114142B2 (ja) | 授乳用ブラジャー | |
| US6036577A (en) | Disposable breast pad | |
| US12022891B2 (en) | Nursing brassiere | |
| US6015331A (en) | Nighttime nursing tube bra | |
| US12250976B2 (en) | Nursing bra | |
| BR112018002762B1 (pt) | Corpete tubular para facilitar bombeamento de leite do tipo mãos-livres e método para fabricar um corpete tubular | |
| US20120129428A1 (en) | Adhesive nursing pad | |
| JP4507574B2 (ja) | 授乳用ブラジャー | |
| WO2013180644A1 (en) | Nursing garment with built-in bra | |
| JP7368686B2 (ja) | 上半身衣類および上半身衣類の製造方法 | |
| JP2018066076A (ja) | 男性用下着及び吸水性パッド | |
| JP7154993B2 (ja) | カップ部を有する衣類 | |
| AU2021107364A4 (en) | Moisture absorbent bra | |
| CN210471069U (zh) | 一种方便哺乳期使用的针织内衣 | |
| CN208639640U (zh) | 孕产背心 | |
| JPH033525Y2 (ja) | ||
| JP4507589B2 (ja) | 授乳用ブラジャー | |
| CN218529067U (zh) | 一种具有肚脐防护作用的纸尿裤 | |
| CN210750881U (zh) | 一种芒硝回奶外敷罩 | |
| JP2001303309A (ja) | ブラジャー | |
| JP3220908U (ja) | 男性用下着及び吸水性パッド | |
| CN108720099A (zh) | 孕产背心 | |
| JP5457533B1 (ja) | ファスナー開閉式授乳服 | |
| CN212814297U (zh) | 一种哺乳期文胸 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061121 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090123 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090130 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090331 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090908 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091109 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100422 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100426 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4507574 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |