JP4507268B2 - 鋳造金属インゴットの製造方法 - Google Patents
鋳造金属インゴットの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4507268B2 JP4507268B2 JP2000383106A JP2000383106A JP4507268B2 JP 4507268 B2 JP4507268 B2 JP 4507268B2 JP 2000383106 A JP2000383106 A JP 2000383106A JP 2000383106 A JP2000383106 A JP 2000383106A JP 4507268 B2 JP4507268 B2 JP 4507268B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- molding machine
- sodium
- ingot
- cast
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Mold Materials And Core Materials (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、鋳造金属インゴットの製造方法、特に数キロ単位の鋳造金属インゴットの製造方法に関し、より詳細には溶融金属を成型器へ鋳込んだ場合に発生する成型器と金属インゴットの付着を防止させる鋳造金属インゴットの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開昭54−117320号公報には、加熱された場合その大部分は変化を受けず、又反応もせずそのままの状態で残留するような石灰系物質、アルミナ系物質、黒鉛炭素系物質、シリカ系物質の粉粒体と、これら物質の多孔質体を混合し、この混合物を主成分となし、これにバインダー溶液と必要に応じて安定剤等を混合してなるインゴットケース用離型剤が記載されている。
【0003】
特開昭56−145994号公報には、構造式にOH基を有する雲母粉末と初溜点が230℃以上のろうを主成分とする混合物で、両成分の割合(ろう/雲母)が重量比で1.5以上9以下の範囲内である、金型に塗布して焼き付けを防止する離型剤が記載されている。
【0004】
特開昭58−26019号公報には、シリコン融点以上の軟化点を持つ材質より成り、かつ底部の一部を脱着できるように構成した鋳型を用い、該鋳型の内側にシリコンカーバイトをコーティングした後、窒化シリコン等の粉末離型剤を塗布し、該鋳型の中で多結晶シリコンを鋳造する多結晶シリコンインゴットの鋳造法が記載されている。
【0005】
特開昭58−32504号及び特開昭58−32505号公報には、目的として、それぞれフッ化炭素又はフッ素樹脂を共析させた金属メッキ層を表面に有する加工型を用いて金属リチウムを機械的に加工する金属リチウムの加工方法が記載されている。
【0006】
特開昭61−95736号公報には、アルミニウムまたはその合金のインゴットを鋳造するための潤滑剤として、合成グリセリントリオレートまたは大部分が合成グリセリントリオレートである混合物を使用する、インゴット表面に高温引裂き発生回数が少なく、かつ消費率が少ない鋳造方法が記載されている。
【0007】
特開昭62−107842号公報には、232℃で特定の粘度を有するアルファーオレフィン オリゴマー、脂肪酸エステル、トリグリセライド等を含有する、溶融金属、特にアルミニウム含有合金やリチウム含有合金の連続注型用の離型組成物または金型滑剤、および金型中への溶融金属の注型、注型方法が記載されている。
【0008】
特開平6−212184号公報には、マレイン酸共重合体のアルカリ金属塩を0.1〜30重量%とイソフタル酸及びアジピン酸のアルカリ金属塩またはイソフタル酸、アジピン酸及びオルトフタル酸のアルカリ金属塩を0.1〜30重量%と水溶性高分子化合物0.1〜10重量%を有し、残部が水からなり、100〜500℃の範囲の温度の金型に対して良好な潤滑被膜を形成し、かつ潤滑製に優れた塑性加工用水溶性潤滑離型剤が記載されている。
【0009】
特開平7−90291号公報には、無機粉体(雲母、タルク)と、シリコーン、ワックス、油脂及び金属石鹸から選ばれる1種又は2種以上と、界面活性剤と、スメクタイトクレー及び水溶性高分子とからなる、金属の汚れがなく、分散が安定で、離型性がよく、耐熱性が良好な水溶性ダイカスト用離型剤が記載されている。
【0010】
特開平9−295102号公報には、離型剤成分が、平均粒径0.3〜5.0μmの鱗片状の天然黒鉛粉末からなる黒鉛系固体潤滑剤0.04〜1.5重量%と、平均粒径0.8〜10.0μmの鱗片状の窒化ホウ素、二硫化モリブデン及びタルク粉末から選ばれる1種又は2種以上からなる非黒鉛系固体潤滑剤0.08〜2.0重量%とを混合したものであって、優れた離型性や鋳込み時の潤滑性が得られることはもとより、得られた鋳物表面の外観や耐蝕性を損ねることなく、鋳物製品の品質安定性を確保することが可能な金型鋳造用離型剤と、その離型剤を用いた軽金属の金型鋳造法が記載されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
鋳造される金属のうち、アルカリ金属特に金属ナトリウムは主に還元剤及び有機化合物の触媒に利用されており、主に溶融塩電解で生成され、コンテナ−に受け、タンク等に貯蔵される。この金属ナトリウムは、還元用や触媒用等として使用するために、数百グラムから数キログラム単位のインゴットに加工されるが、そのインゴット製造過程において、溶融ナトリウムを成型器へ鋳込んだ際に、成型器とナトリウムインゴットが付着して離型が困難となる等の問題があった。上述したように、鋳造金属を成型器から付着しないように離型する方法としては幾つか知られているが、いずれの場合も、金属ナトリウム以外の成分が表面に付着するため、金属ナトリウムに類似する成分以外の不純物を嫌う用途においては使用することができないという問題があった。
本発明は、特に鋳造アルカリ金属の製造方法において、溶融金属成型器への鋳込、冷却後、成型器に金属インゴット容易に離型でき、問題となる不純物の少ない製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、鋳造に際して、成型器内面に溶融金属の炭酸塩の層を形成させることにより、成型器への金属インゴットの付着が防止できることを見出し、ナトリウムとは異質の不純物を少なくすることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0013】
すなわち、本発明は、
(1)成型器に溶融金属を鋳込み、成型器中の溶融金属を冷却する鋳造金属インゴットの製造方法において、当該金属の炭酸塩からなるコ−ティング層がその内壁に形成された成型器を用いることを特徴とする鋳造金属インゴットの製造方法、
(2)金属がアルカリ金属であることを特徴とする(1)に記載の鋳造金属インゴットの製造方法、
(3)アルカリ金属がナトリウムであることを特徴とする(2)に記載の鋳造金属インゴットの製造方法、
に関する。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明のアルカリ金属インゴット等の鋳造金属インゴットの製造方法は、その内壁に当該金属の炭酸塩からなるコ−ティング層が形成された成型器に、溶融した当該金属を鋳込み、成型器中の溶融金属を冷却することを特徴とする。
【0015】
本発明の鋳造金属インゴットの製造方法における金属としては、成型器中に溶融物を鋳込んで鋳造金属インゴットを製造することが行われている金属であればどのような金属でもよく、例えば、リチウム、ナトリウム等のアルカリ金属の他、リチウム、ナトリウム含有合金等のアルカリ金属含有合金、アルミニウムやアルミニウム含有合金、マグネシウムやマグネシウム含有合金を例示することができる。また、アルカリ金属やアルカリ金属含有合金としては、上記リチウム、ナトリウム、カリウムやリチウム、ナトリウム、カリウム含有合金等を例示することができる。
【0016】
また、本発明において鋳造金属インゴットとは、溶融金属を柱状形状の成型器に注入して凝固して得られる柱状の金属の鋳塊をいう。そして、本発明の鋳造金属インゴットの製造方法は、アルカリ金属の中でも、特に成型器に付着しやすいナトリウムに好適に用いられる。
【0017】
本発明における成型器としては、溶融金属が注入される鋳型を形成することができるものであればどのようなものでもよいが、例えば、成型器本体及び定盤とから構成されるものを挙げることができる。成型器本体の上部と下部には、通常、定盤及び鋳込み装置のフランジ部と螺合するためのフランジ部が設けられている。また、成型器本体の形状としては、円錐台形状、角部が丸くなった角錐台形状、円柱状形状、角部が丸くなった角柱状形状等を例示することができるが、凝固後のインゴットのスムーズな成型器からの離型の点から円錐台形状が好ましい。また、成型器の材質としては、鉄、ステンレス鋼、銅などを例示することができ、成型器の肉厚が1〜10mm程度のものが通常使用される。
【0018】
本発明において成型器の内壁に形成される金属の炭酸塩からなるコーティング層は当該金属の炭酸塩からなるコーティング層であり、例えば金属がナトリウムの場合、金属炭酸塩からなるコーティング層は炭酸ナトリウムからなるコーティング層を意味する。上記例示した合金の場合には、それぞれ対応する金属の炭酸塩を混合して用いることができる。そして、かかる金属炭酸塩からなるコーティング層の成型器内壁への形成は、どのような方法により行ってもよいが、例えば、金属がナトリウム等のアルカリ金属の場合は、炭酸ナトリウム水溶液またはメタノール等のアルコール溶液を、刷毛塗り、スプレーによる吹きつけ等により塗布し、溶媒を乾燥させることにより、形成させることができる。コーティング層の厚みは、特に制限されないが、例えばJIS K 540に記載された指擦り試験で、内壁表面からはがれ落ちない程度の厚みであれば、任意の厚みに設定できる。
【0019】
また、これら金属炭酸塩からなるコーティング層はプレコート層を介して成型器内面に形成させることもできる。プレコート層としては、従来公知の離型剤等により形成されるコーティング層であればであればどのようなものでもよいが、溶融金属の鋳込み温度においても安定な離型剤を用いたコーティング層が好ましく、具体的には引火点流動パラフィンやシリコンオイルを例示することができる。また、金属炭酸塩からなるコーティング層を形成するときには、成型器内壁への付着性を高めるため、内壁表面をサンドペーパー研磨であらかじめ傷を付けておくことが好ましい。
以下実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明の範囲は実施例に限定されるものではない。
【0020】
【実施例】
実施例1
ステンレス製成型器(内径底51×内径開口部71×内径高36×肉厚0.4mm)内面に形成させる炭酸ナトリウム粉末をメタノ−ル溶媒に分散し懸濁化させ、▲1▼その炭酸ナトリウム分散液を刷毛で成型器内へ塗布し、▲2▼ドラヤ−による温風で加熱し乾燥させた。この▲1▼および▲2▼の操作を5〜10回程度繰り返し行うことにより成型器内面に一定の厚みの炭酸ナトリウム層を形成した。
窒素雰囲気のボックス内において、マントルヒ−タ−内にステンレス製の柄杓を置き、その中に固体金属ナトリウムを70g程度入れ、100℃〜120℃に加熱溶融し、その後炭酸ナトリウムコ−ティングされた成型器内へ全量鋳込み、冷却後、成型器から金属ナトリウムを離型した。成型器内に金属ナトリウムの付着は見られなかった。この操作を繰り返し行ったところ、15回の連続成型が可能となった。
【0021】
実施例2
ステンレス製成型器(内径底83×内径開口部87×内径高60×肉厚1〜3mm)内面にAA40番サンドペ−パ−で傷を付けた。ステンレス製成型器内面に形成させる炭酸ナトリウム粉末を無水エタノールに分散し懸濁化させ、▲1▼その炭酸ナトリウム分散液を刷毛で成型器内へ塗布し、▲2▼ドラヤ−による温風で加熱し乾燥させた。この▲1▼および▲2▼の操作を5〜10回程度繰り返し行うことにより成型器内面に一定の厚みの炭酸ナトリウム層を形成した。
大気中において、溶融金属ナトリウム貯槽から120℃の溶融金属ナトリウム約200gを成型器内に計り取り、直ちに金属製の蓋を成型器開口部に置き、自然放冷させ、金属ナトリウムインゴットを成型器から離型した。その際、成型器内面には、金属ナトリウムの付着は見られなかった。この操作を繰り返し行ったところ、20回の連続成型が可能となった。
【0022】
実施例3
ステンレス製成型器(内径底51×内径開口部71×内径高36×肉厚0.4mm)内面に形成させる炭酸ナトリウム粉末を水溶媒に分散し懸濁化させ、▲1▼その炭酸ナトリウム分散液を刷毛で成型器内へ塗布し、▲2▼ドラヤ−による温風で加熱乾燥し、全体に炭酸ナトリウム層が形成された後、▲3▼乾燥機で100℃×2時間保持させ、残りの水分を追い出した。この▲1▼〜▲3▼の操作を2〜5回程度繰り返し行うことにより成型器内面に一定の厚みの炭酸ナトリウム層を形成した。
窒素雰囲気のボックス内において、マントルヒーター内にステンレス製の柄杓を置き、その中に固体金属ナトリウムを70g程度入れ、100℃〜120℃に加熱溶融し、その後炭酸ナトリウムコーティングされた成型器内へ全量鋳込み、自然放冷させ、金属ナトリウムインゴットを成型器から離型した。その際、成型器内面には、金属ナトリウムの付着は見られなかった。この操作を繰り返し行ったところ、10回の連続成型が可能となった。
【0023】
比較例1
窒素雰囲気のボックス内において、マントルヒーター内にステンレス製の柄杓を置き、その中に固体金属ナトリウムを70g程度入れ、100℃〜120℃に加熱溶融し、その後ステンレス製成型器(内径底51×内径開口部71×内径高36×肉厚0.4mm)内へ鋳込み、自然放冷させ、金属ナトリウムインゴットを成型器から離型した。その際、成型器内面には、金属ナトリウムの付着は見られ、連続成型は不可能であった。
【0024】
比較例2
大気中において、AA40番サンドペーパーで内面に傷を付けたステンレス製成型器(内径底83×内径開口部87×内径高60×肉厚1〜3mm)へ溶融金属ナトリウム貯槽から120℃の溶融金属ナトリウム約200gを計り取り、直ちに金属製の蓋を成型器開口部に置き、自然放冷させ、金属ナトリウムインゴットを成型器から離型した。その際、成型器内面には、金属ナトリウムの付着は見られ、連続成型は不可能であった。
【0025】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の方法によれば、溶融金属の炭酸塩層を成型器内側に形成させることにより、溶融金属を成型器へ鋳込み、冷却後離型時に発生する成型器と金属との付着を防止し、連続的に金属インゴットを製造することができ、さらに金属とは異質の不純物を軽減することができる。
Claims (2)
- 成型器に溶融金属を鋳込み、成型器中の溶融金属を冷却する鋳造金属インゴットの製造方法において、当該金属がアルカリ金属であり、当該金属の炭酸塩からなるコ−ティング層がその内壁に形成された成型器を用いることを特徴とする鋳造金属インゴットの製造方法。
- アルカリ金属がナトリウムであることを特徴とする請求項1に記載の鋳造金属インゴットの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000383106A JP4507268B2 (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | 鋳造金属インゴットの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000383106A JP4507268B2 (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | 鋳造金属インゴットの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002178135A JP2002178135A (ja) | 2002-06-25 |
JP4507268B2 true JP4507268B2 (ja) | 2010-07-21 |
Family
ID=18850814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000383106A Expired - Fee Related JP4507268B2 (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | 鋳造金属インゴットの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4507268B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0829393B2 (ja) * | 1987-07-07 | 1996-03-27 | 花王株式会社 | 有機粘結剤鋳型用浸硫防止塗型剤 |
JP2000288691A (ja) * | 1999-04-06 | 2000-10-17 | Nippon Soda Co Ltd | 鋳造アルカリ金属インゴットの製造方法 |
-
2000
- 2000-12-18 JP JP2000383106A patent/JP4507268B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002178135A (ja) | 2002-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4425411A (en) | Mold with thermally insulating, protective coating | |
CN104588573B (zh) | 一种水基石墨润滑脱模剂 | |
JPH069730B2 (ja) | ダイカスト用粉末離型剤 | |
CN103553686A (zh) | 一种镁铝尖晶石质泡沫陶瓷过滤器及其制备方法 | |
CN102601338B (zh) | 一种离心铸造生产镁合金大型环件的方法 | |
CN104399891A (zh) | 一种熔模精密制壳工艺与负压造型技术相结合的铸造方法 | |
JP4507268B2 (ja) | 鋳造金属インゴットの製造方法 | |
CN109759540B (zh) | 铝合金铸造用砂芯激冷涂料及其制备方法 | |
CN102836951A (zh) | 一种铝合金消失模铸造涂料及其制备方法 | |
RU2297300C1 (ru) | Защитно-разделительное покрытие и способ его нанесения | |
CN102814348B (zh) | 一种钛合金管材减壁拉拔用润滑剂及其使用方法 | |
JP2000312949A (ja) | 鋳造金属インゴットの製造方法 | |
JP4350212B2 (ja) | マグネシウム合金の高耐食性鋳造品の製造法及び高耐食性鋳造品 | |
CN104550672A (zh) | 阻燃陶瓷型壳的制备工艺 | |
WO2013046370A1 (ja) | 鋳造用部材及び鋳造方法、並びに、それに用いる潤滑剤の製造方法 | |
JP4464214B2 (ja) | 低速射出金型鋳造用の水性離型剤 | |
CN1608768A (zh) | 铁模铸锅方法 | |
JP5264188B2 (ja) | 金型鋳造用離型剤 | |
US1290010A (en) | Process of making castings of rare-earth metals and their alloys. | |
JPH04279242A (ja) | ダイカスト用粉末離型剤 | |
EP2744612B1 (en) | Method for producing investment castings | |
JPH04279244A (ja) | 低圧鋳造用粉末離型剤 | |
CN117123730A (zh) | 一种铜及铜合金铸造结晶器用涂料及制备和使用方法 | |
US1570802A (en) | Means for preventing adherence of cast metal to the mold | |
JPH0759344B2 (ja) | 金型鋳造用粉末離型剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070703 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100115 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100312 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100412 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100425 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4507268 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |