JP4506966B2 - 合成写真作成装置、合成写真作成方法、合成写真作成プログラム及び、合成写真作成システム - Google Patents

合成写真作成装置、合成写真作成方法、合成写真作成プログラム及び、合成写真作成システム Download PDF

Info

Publication number
JP4506966B2
JP4506966B2 JP2004366583A JP2004366583A JP4506966B2 JP 4506966 B2 JP4506966 B2 JP 4506966B2 JP 2004366583 A JP2004366583 A JP 2004366583A JP 2004366583 A JP2004366583 A JP 2004366583A JP 4506966 B2 JP4506966 B2 JP 4506966B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
image
images
mail
similar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004366583A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006174293A (ja
Inventor
歩 磯村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2004366583A priority Critical patent/JP4506966B2/ja
Publication of JP2006174293A publication Critical patent/JP2006174293A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4506966B2 publication Critical patent/JP4506966B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は画像写真作成装置に係り、特にあらかじめテンプレートに設定された合成位置にユーザ画像を合成して合成写真を作成する合成写真作成装置に関する。
フイルムを使う銀塩カメラに対して電気的に画像を記録するデジタルカメラは、撮影した画像を容易に加工することができるという利点がある。そして、このような加工容易性という利点を利用して、デジタルカメラで撮影した画像を所定のテンプレートに合成し、合成写真を作成するというサービスも種々提案されている。
たとえば、特許文献1では、デジタルカメラで撮影した画像の中から複数の気に入った画像を選択し、所定のテンプレートに貼り付けて1枚のオリジナルな画像を作成するシステムが提案されている。また、特許文献2、3では、デジタルカメラで撮影した人物画像に装飾フレームを重ね合わせて合成し、プリントする方法が提案されており、特許文献4では、画像から人の部分を切り取って、CGや風景画像などの別の背景に画像を合成する方法が提案されている。
特開2000−168187号公報 特開2000−22929号公報 特開2004−178163号公報 特開平10−210340号公報
しかしながら、従来の合成写真の作成システムは、画像合成に関する知識が必要であったり、操作が複雑で面倒であったり、必ずしもユーザが気軽に利用できるものではないという欠点があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ユーザにとって好ましい合成写真を簡単に作成することができる合成写真作成装置、合成写真作成方法、合成写真作成プログラム及び、合成写真作成システムを提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、前記目的を達成するために、あらかじめテンプレート画像に設定された合成位置にユーザ画像を合成して合成写真を作成する合成写真作成装置において、任意の枚数のユーザ画像を取得することが可能なユーザ画像取得手段と、前記ユーザ画像取得手段で取得されたユーザ画像の数が、前記合成位置の数よりも多い場合に、あらかじめ設定された抽出規則に従って前記ユーザ画像取得手段で取得されたユーザ画像の中から前記合成位置と同数のユーザ画像を抽出する画像抽出手段であって、前記ユーザ画像取得手段で取得されたユーザ画像の中から相互に類似するユーザ画像を検出する手段と、相互に類似するユーザ画像が検出された場合に、検出された各ユーザ画像について、主要被写体の鮮鋭度、主要被写体の位置、白飛び及び黒潰れの画素の数の少なくとも一つを検査して順位付けを行い、該順位に基づいて、類似画像を排除する手段とを備え、類似画像排除後のユーザ画像の数が、前記合成位置の数よりも多い場合に、前記類似画像排除後のユーザ画像から前記抽出規則に従って前記合成位置の数と同数のユーザ画像を抽出する画像抽出手段と、前記画像抽出手段で抽出されたユーザ画像を前記テンプレート画像の前記合成位置に合成する画像合成手段と、を備えたことを特徴とする合成写真作成装置を提供する。
請求項2に係る発明は、前記目的を達成するために、前記類似画像を排除する手段は、前記順位付けの結果、最も順位の高いユーザ画像を代表画像として抽出し、他の類似画像を排除することにより、類似画像を排除することを特徴とする請求項1に記載の合成写真作成装置を提供する。
請求項3に係る発明は、前記目的を達成するために、前記画像抽出手段は、前記類似画像排除後のユーザ画像の数が、前記合成位置の数よりも多い場合に、類似画像排除後の各ユーザ画像について、主要被写体の鮮鋭度、主要被写体の位置、白飛び及び黒潰れの画素の数の少なくとも一つを検査して順位付けを行い、該順位に基づいて、前記合成位置の数と同数のユーザ画像を抽出することを特徴とする請求項1又は2に記載の合成写真作成装置を提供する。
請求項4に係る発明は、前記目的を達成するために、前記画像抽出手段は、前記順位に基づいて、前記合成位置の数と同数のユーザ画像を順位の高い順に抽出することを特徴とする請求項3に記載の合成写真作成装置を提供する。
請求項5に係る発明は、前記目的を達成するために、前記ユーザ画像取得手段で取得されたユーザ画像の数が、前記合成位置の数と同じ場合に、各ユーザ画像について、主要被写体の鮮鋭度、主要被写体の位置、白飛び及び黒潰れの画素の数の少なくとも一つを検査して順位付けを行う手段を備え、前記テンプレート画像は、順位に応じて前記合成位置が設定され、前記画像合成手段は、順位に応じて対応する前記合成位置に前記ユーザ画像を合成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の合成写真作成装置を提供する。
請求項6に係る発明は、前記目的を達成するために、前記ユーザ画像取得手段は、前記ユーザ画像を添付して所定のメールアドレス宛に送信された電子メールを受信して、前記ユーザ画像を取得し、最初にユーザ宛てに送信する電子メールに記載すべき事項が登録されたメールデータベースと、前記ユーザ画像取得手段で取得した電子メールに対する返信用の電子メールに記載すべき事項が、送信する順ごとに登録された返信メールデータベースと、サービスが開始されると、最初にユーザ宛てに送信する電子メールを前記メールデータベースに基づいて作成するとともに、前記ユーザ画像取得手段が画像が取得されると、返信用の電子メールを前記返信メールデータベースに基づいて作成するメール作成手段と、前記メール作成手段によって電子メールが作成されると、作成された電子メールを送信するメール送信手段と、を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の合成写真作成装置を提供する。
請求項7に係る発明は、前記目的を達成するために、前記最初に送信する電子メールに記載すべき事項、及び、前記返信用の電子メールに記載すべき事項には、前記画像を送るための情報が含まれることを特徴とする請求項6に記載の合成写真作成装置を提供する。
請求項8に係る発明は、前記目的を達成するために、あらかじめテンプレート画像に設定された合成位置にユーザ画像を合成して合成写真を作成する合成写真作成方法において、ユーザ画像を取得するステップと、取得したユーザ画像の数が、前記合成位置の数よりも多い場合に、あらかじめ設定された抽出規則に従って、前記取得したユーザ画像の中から前記合成位置と同数のユーザ画像を抽出するステップであって、前記取得したユーザ画像の中から相互に類似するユーザ画像を検出するステップと、相互に類似するユーザ画像が検出された場合に、検出された各ユーザ画像について、主要被写体の鮮鋭度、主要被写体の位置、白飛び及び黒潰れの画素の数の少なくとも一つを検査して順位付けを行い、該順位に基づいて、類似画像を排除するステップとを含み、類似画像排除後のユーザ画像の数が、前記合成位置の数よりも多い場合に、前記類似画像排除後のユーザ画像から前記抽出規則に従って前記合成位置の数と同数のユーザ画像を抽出するステップと、抽出されたユーザ画像を前記テンプレート画像の前記合成位置に合成するステップと、を含むことを特徴とする合成写真作成方法を提供する。
請求項9に係る発明は、前記目的を達成するために、前記類似画像を排除するステップは、前記順位付けの結果、最も順位の高いユーザ画像を代表画像として抽出し、他の類似画像を排除することにより、類似画像を排除することを特徴とする請求項8に記載の合成写真作成方法を提供する。
請求項10に係る発明は、前記目的を達成するために、前記合成位置の数と同数のユーザ画像を抽出するステップは、前記類似画像排除後のユーザ画像の数が、前記合成位置の数よりも多い場合に、類似画像排除後の各ユーザ画像について、主要被写体の鮮鋭度、主要被写体の位置、白飛び及び黒潰れの画素の数の少なくとも一つを検査して順位付けを行い、該順位に基づいて、前記合成位置の数と同数のユーザ画像を抽出することを特徴とする請求項8又は9に記載の合成写真作成方法を提供する。
請求項11に係る発明は、前記目的を達成するために、前記合成位置の数と同数のユーザ画像を抽出するステップは、前記順位に基づいて、前記合成位置の数と同数のユーザ画像を順位の高い順に抽出することを特徴とする請求項10に記載の合成写真作成方法を提供する。
請求項12に係る発明は、前記目的を達成するために、あらかじめテンプレート画像に設定された合成位置にユーザ画像を合成して合成写真を作成する機能をコンピュータに実現させる合成写真作成プログラムにおいて、ユーザ画像を取得する機能と、取得したユーザ画像の数が、前記合成位置の数よりも多い場合に、あらかじめ設定された抽出規則に従って、前記取得したユーザ画像の中から前記合成位置と同数のユーザ画像を抽出する機能であって、前記取得したユーザ画像の中から相互に類似するユーザ画像を検出する機能と、相互に類似するユーザ画像が検出された場合に、検出された各ユーザ画像について、主要被写体の鮮鋭度、主要被写体の位置、白飛び及び黒潰れの画素の数の少なくとも一つを検査して順位付けを行い、該順位に基づいて、類似画像を排除する機能とを含み、類似画像排除後のユーザ画像の数が、前記合成位置の数よりも多い場合に、前記類似画像排除後のユーザ画像から前記抽出規則に従って前記合成位置の数と同数のユーザ画像を抽出する機能と、抽出されたユーザ画像を前記テンプレート画像の前記合成位置に合成する機能と、をコンピュータに実現させることを特徴とする合成写真作成プログラムを提供する。
請求項13に係る発明は、前記目的を達成するために、前記類似画像を排除する機能は、前記順位付けの結果、最も順位の高いユーザ画像を代表画像として抽出し、他の類似画像を排除することにより、類似画像を排除することを特徴とする請求項12に記載の合成写真作成プログラムを提供する。
請求項14に係る発明は、前記目的を達成するために、前記合成位置の数と同数のユーザ画像を抽出する機能は、前記類似画像排除後のユーザ画像の数が、前記合成位置の数よりも多い場合に、類似画像排除後の各ユーザ画像について、主要被写体の鮮鋭度、主要被写体の位置、白飛び及び黒潰れの画素の数の少なくとも一つを検査して順位付けを行い、該順位に基づいて、前記合成位置の数と同数のユーザ画像を抽出することをコンピュータに実現させることを特徴とする請求項12又は13に記載の合成写真作成プログラムを提供する。
請求項15に係る発明は、前記目的を達成するために、前記合成位置の数と同数のユーザ画像を抽出する機能は、前記順位に基づいて、前記合成位置の数と同数のユーザ画像を順位の高い順に抽出することをコンピュータに実現させることを特徴とする請求項14に記載の合成写真作成プログラムを提供する。
請求項16に係る発明は、前記目的を達成するために、ユーザから電子メールでユーザ画像を受け取り、あらかじめテンプレート画像に設定された合成位置にユーザ画像を合成して合成写真を作成するサービスを提供する合成写真作成システムであって、ユーザから電子メールで受け取ったユーザ画像をユーザのメールアドレスに関連付けて登録するユーザデータベースと、前記ユーザデータベースに登録されたユーザ画像を読み出し、前記テンプレート画像に設定された合成位置にユーザ画像を合成して合成写真を作成する画像処理サーバであって、前記ユーザ画像取得手段で取得されたユーザ画像の数が、前記合成位置の数よりも多い場合に、あらかじめ設定された抽出規則に従って前記ユーザ画像取得手段で取得されたユーザ画像の中から前記合成位置と同数のユーザ画像を抽出する画像抽出手段であって、前記ユーザ画像取得手段で取得されたユーザ画像の中から相互に類似するユーザ画像を検出する手段と、相互に類似するユーザ画像が検出された場合に、検出された各ユーザ画像について、主要被写体の鮮鋭度、主要被写体の位置、白飛び及び黒潰れの画素の数の少なくとも一つを検査して順位付けを行い、該順位に基づいて、類似画像を排除する手段とを備え、類似画像排除後のユーザ画像の数が、前記合成位置の数よりも多い場合に、前記類似画像排除後のユーザ画像から前記抽出規則に従って前記合成位置の数と同数のユーザ画像を抽出する画像抽出手段と、前記画像抽出手段で抽出されたユーザ画像を前記テンプレート画像の前記合成位置に合成する画像合成手段とを備えた画像処理サーバと、を備えたことを特徴とする合成写真作成システムを提供する。
本発明によれば、ユーザ画像取得手段でユーザ画像を取得すると、テンプレートに設定された合成位置と同数のユーザ画像が、あらかじめ設定された抽出規則に従って抽出される。そして、その抽出されたユーザ画像がテンプレートに設定された合成位置に合成されて、合成写真が作成される。
本発明によれば、ユーザ画像を取得するユーザ画像取得手段が、電子メールの受信手段で構成され、所定のメールアドレス宛にユーザ画像を添付して送信された電子メールを受信することにより、ユーザ画像を取得する。
本発明によれば、ユーザ画像取得手段で取得されたユーザ画像の中に同種の画像が存在する場合、その中で使用する画像が一つに絞られる。そして、その一つに絞られたユーザ画像と残りのユーザ画像の中から合成位置と同数のユーザ画像が、あらかじめ設定された抽出規則に従って抽出される。
本発明によれば、合成位置と同数のユーザ画像を抽出する際、又は、同種のユーザ画像の中から一のユーザ画像を抽出する際、各ユーザ画像について、主要被写体の鮮鋭度、主要被写体の位置、白飛び及び黒潰れの画素の数の少なくとも一つを検査して順位付けを行い、上位のユーザ画像を抽出する。
本発明に係る合成写真作成装置によれば、ユーザにとって好ましい合成写真を簡単に作成することができる。
以下、添付した図面を参照しながら本発明に係る合成写真作成装置、合成写真作成方法、合成写真作成プログラム及び、合成写真作成システムの好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、本発明に係る合成写真作成装置を用いた合成写真作成システムのシステム構成図である。
同図に示すように、この合成写真作成システム1は、主として遊園地やテーマパークなどの一定の施設において、ユーザが所有するカメラ付き携帯電話機2で撮影した画像を所定のテンプレートに合成して合成写真を作成するサービス(名称:ケータイスナップラリー)のシステムとして運用される。ユーザは、一定のテーマに従って自己が所有するカメラ付き携帯電話機2で施設内の展示物などを撮影し、撮影した画像を電子メールに添付して所定のメールアドレスに送信する。合成写真作成装置3は、そのメールアドレスに送信された電子メールを受信し、受信した電子メールに添付された画像(ユーザ画像)をテンプレートに貼り付けて合成写真を作成する。作成された合成写真は、施設内に設置された画像表示端末4のディスプレイに表示され、ユーザからのプリント注文に応じて印画紙にプリントされる。
この合成写真作成システム1で使用されるユーザのカメラ付き携帯電話機2は、カメラ機能と電子メール機能とWWWブラウズ機能とを備えた一般的な携帯電話機で構成されており、携帯通信網5を介してインターネット6に接続される。
一方、合成写真作成装置3は、図1に示すように、WWW(World Wide Web)サーバ10、メールサーバ12、データベース(DB)サーバ14、画像処理サーバ16、プリントサーバ18等で構成され、各サーバは、LANによって相互に通信可能に接続されている。そして、ルータ22を介してインターネット6に接続されている。
WWWサーバ10は、WWWサービスを提供するソフトウェアが動作する一般的なコンピュータで構成されており、本システムのユーザに対して後述するWWWサービスを提供する。
メールサーバ12は、メールサービスを提供するソフトウェアが動作する一般的なコンピュータで構成されており、本システムのユーザに対して電子メールの送信及び受信サービスを提供する。
データベースサーバ14は、データベース(DB)の保持、管理を行うソフトウェアが動作する一般的なコンピュータで構成されており、後述する所定のデータベース(ユーザDB、メールDB、返信メールDB、宛先DB、テンプレートDB、コンテンツDB)を保持、管理する。
画像処理サーバ16は、所定の画像処理を行うソフトウェアが動作する一般的なコンピュータで構成されており、画像の合成処理を行う。なお、この画像処理サーバ16で行われる画像処理の具体的な内容については、後に詳述する。
プリントサーバ18は、接続された各プリンタ20を制御し、画像処理サーバ16で作成された合成写真画像のプリント制御を行う。
合成写真作成装置3を構成する各サーバは互いに連携して動作し、ユーザに対して合成写真の作成サービスを提供する。
画像表示端末4は、所定の画像表示プログラムが動作する一般的なコンピュータで構成されており、モニタ、マウス、キーボードを備えている。この画像表示端末4は、LANによって合成写真作成装置3と接続されており、合成写真作成装置3は、この画像表示端末4からの要求に応じて所定の合成写真画像をモニタに表示する。
次に、上記のごとく構成された本実施の形態の合成写真作成システム1の合成写真作成装置3によって提供される合成写真の作成サービスについて、サービス開始からプリント作成までの処理を順を追って説明する。
なお、以下においては、ロボットが展示された博覧会において、ユーザが撮影したロボットの画像をテンプレートに合成して合成写真を作成するサービスに本実施の形態の合成写真作成システム1を適用した場合を例に説明する。この博覧会では、固有のID番号が記載された入場券が発行されるものとし、ユーザは、この入場券を持って博覧会場に入場するものとする。
図2は、サービス開始までに行うユーザの処理とそれに伴う合成写真作成装置3の動作処理の手順を示すフローチャートである。
まず、サービス開始に先立って、ユーザは所定の手順に従ったユーザ登録を行う。まず、ユーザは、自己が所有するカメラ付き携帯電話機2のブラウジング機能を利用して、WWWサーバ10が提供するホームページにアクセスする(ステップS10)。
図3(a)は、WWWサーバ10が提供するホームページにアクセスした際のカメラ付き携帯電話機2のモニタの表示例を示している。同図に示すように、モニタには、本システムが提供するサービスについての概要が記載される。サービスを利用する場合、ユーザはカメラ付き携帯電話機2を操作して、ホームページに表示された「■はじめる方はこちら」のボタンをクリックする。このボタンがクリックされると、ユーザのカメラ付き携帯電話機2のモニタには、リンク先のWebページであるユーザ登録の手順が記載されたWebページが表示される。
図3(b)は、ユーザ登録の登録手順が記載されたWebページにアクセスした際のカメラ付き携帯電話機2のモニタ表示例を示している。同図に示すように、モニタにはユーザ登録の手順についての説明が表示される。この表示に従ってユーザは、カメラ付き携帯電話機2を操作する。すなわち、まず、モニタに表示された「■メールを送る」のボタンをクリックする。このボタンがクリックされると、カメラ付き携帯電話機2は、メールソフトが起動され、宛先が規定のメールアドレスに設定された電子メールがモニタに表示される。ユーザは、このモニタに表示された電子メールを本文に何も記載せず、また、宛先を変えずにそのまま送信する(ステップS11)。すなわち、空メールを送信する。
送信された電子メール(空メール)は、メールサーバ12で受信され(ステップS12)、メールサーバ12で受信された電子メールに基づいてDBサーバ14でユーザDBのユーザのメールアドレスの登録が行われる(ステップS13)。
ここで、ユーザDBは、図4に示すように、ユーザのメールアドレスにユーザの入場券ID、性別、年代、コース、ユーザ画像(撮影No.1、撮影No.2、…)、合成写真画像を関連付けて登録することにより作成され、DBサーバ14の所定の記憶領域に保管される。このうち「メールアドレス」の欄には、上記のようにユーザのカメラ付き携帯電話機2から送信された電子メール(空メール)のメールアドレスが登録され、「入場券ID」の欄には、後述するようにユーザが所有する入場券に付されたID番号が登録される。また、「性別」、「年代」の欄には、後述するユーザ登録画面で入力されたユーザの性別、年代が登録され、「コース」の欄には、後述するコース選択画面で選択されたコースに付されている番号が登録される。また、「ユーザ画像(撮影No.1、撮影No.2、…)」の各欄には、後述するように、ユーザのカメラ付き携帯電話機2から送信されてくる電子メールに添付された画像データ(ユーザ画像)が登録され、「合成写真画像」の欄には、作成された合成写真の画像データが登録される。
DBサーバ14は、メールサーバ12で空メールが受信されると、その空メールの送信元メールアドレス(すなわち、ユーザのメールアドレス)に基づいてユーザDBのメールアドレスの登録を行う(ステップS13)。
ユーザのメールアドレスの登録が完了すると、メールサーバ12は、送信元のメールアドレス、すなわち、空メールを送信したユーザのメールアドレスにユーザ登録用の電子メール(ユーザ登録を案内する電子メール)を送信する(ステップS14)。ユーザは、このメールサーバ12から送信された電子メールを自己が所有するカメラ付き携帯電話機2で受信する(ステップS15)。
図3(c)は、ユーザ登録用の電子メールを開いたときのユーザのカメラ付き携帯電話機2のモニタの表示例を示している。同図に示すように、このユーザ登録用の電子メールには、本文にユーザ登録を行うためのWebページのURL(Uniform Resource Locator)が記載されており、このURLをクリックすると、ブラウザが起動し、当該URLのWebページ(ユーザ登録用のWebページ)にカメラ付き携帯電話機2がアクセスして(ステップS16)、モニタに該当するWebページが表示される。
なお、このユーザ登録用の電子メールに記載されるURLは、ユーザごとに設定され、WWWサーバ側でアクセスしたユーザが特定できるようにされている。
図5(a)は、ユーザ登録用のWebページにアクセスした際のカメラ付き携帯電話機2のモニタ表示例を示している。同図に示すように、ユーザ登録用のWebページには、入場券IDと性別と年代の入力欄が表示される。ユーザは、このモニタの表示に従ってカメラ付き携帯電話機2を操作することにより、入力欄に所要の情報を入力する(ステップS17)。入力後、「次へ」のボタンをクリックすると、入力された情報がWWWサーバ10に送信される。
一方、ユーザのカメラ付き携帯電話機2は、「次へ」のボタンがクリックされると、そのリンク先であるコース選択のWebページにアクセスする。図5(b)は、コース選択のWebページのモニタ表示例を示している。同図に示すように、本実施の形態の合成写真作成システム1では、合成するユーザ画像の数に応じて3つのコースが選択できるようにされている。すなわち、(1)ユーザが会場内で撮影したロボットの画像2枚を使用して合成写真を作成するコース(「2枚コース」)と、(2)ユーザが会場内で撮影したロボットの画像3枚を使用して合成写真を作成するコース(「3枚コース」)、(3)ユーザが会場内で撮影したロボットの画像4枚を使用して合成写真を作成するコース(「4枚コース」)とを選択できるようにされている。
図6〜図8は、各コースで用いられるテンプレートの一例を示す図である。このうち、図6は「2枚コース」用のテンプレートであり、同図に示すように、「2枚コース」用のテンプレートには、あらかじめ2箇所にユーザ画像の合成位置(ユーザ画像合成位置)が設定されている。また、各ユーザ画像合成位置の上部には、そのユーザ画像合成位置に合成されるユーザ画像の撮影時間の合成位置(撮影時間合成位置)が設定されており、テンプレート右下位置には、撮影日の合成位置(撮影日合成位置)が設定されている。
図7は「3枚コース」用のテンプレートであり、同図に示すように、「3枚コース」用のテンプレートには、あらかじめ3箇所にユーザ画像合成位置が設定されており、各ユーザ画像合成位置の上部には撮影時間合成位置が設定されている。また、テンプレート右下位置には、撮影日合成位置が設定されている。
図8は「4枚コース」用のテンプレートであり、同図に示すように、「4枚コース」用のテンプレートには、あらかじめ4箇所にユーザ画像合成位置が設定されており、各ユーザ画像合成位置の上部には撮影時間合成位置が設定されている。また、テンプレート右下位置には、撮影日合成位置が設定されている。
これらのテンプレートの画像データは、テンプレートDBとして各コースに関連付けられてDBサーバ14に格納されている。
ユーザは、図5(b)に示すモニタの表示に従ってカメラ付き携帯電話機2を操作することにより、利用するコースを選択する(ステップS18)。選択は、利用するコースのボタンをクリックすることにより行われ、利用するコースのボタンがクリックされると、選択されたコースの情報がWWWサーバ10に送信される。
また、この利用するコースのボタンがクリックされると、ユーザのカメラ付き携帯電話機2は、そのリンク先であるコース説明のWebページにアクセスする。図5(c)は、コース説明のWebページのモニタ表示例を示している。同図に示すように、このWebページには、選択したコース(ここでは、「3枚コース」)に用いられるテンプレートの画像と、その説明が表示される。ユーザは、このモニタの表示を確認し、サービスを開始する場合は、当該Webページに表示された「参加する」のボタンをクリックする。「参加する」のボタンがクリックされると、サービス開始の指示がWWWサーバ10に送信される(ステップS19)。
このサービス開始の指示がWWWサーバ10に送信されると、DBサーバ14は、WWWサーバ10に送信された情報(入場券ID、性別、年代、コース)を対応するメールアドレスのユーザDBに登録し(ステップS20)、合成写真の作成サービスの提供を開始する(ステップS21)。
また、「参加する」のボタンをクリックすると、ユーザのカメラ付き携帯電話機2は、そのリンク先であるサービス開始のWebページにアクセスする。図5(d)は、サービス開始のWebページのモニタ表示例を示している。同図に示すように、このWebページには、サービスが開始された旨のメッセージと、そのサービスに関する簡単な説明が表示される。ユーザは、このWebページを確認して、サービスが開始されたことを認識する。
以上一連の工程でユーザ登録の処理が完了し、選択したコースの合成写真作成サービスが開始される。
次に、サービスが開始されてから合成写真が作成されるまでの処理を図6に示すフローチャートに従って説明する。なお、以下においては、利用コースとして、「3枚コース」が選択された場合を例に説明する。
図9は、サービス開始から合成写真作成までの合成写真作成装置3の処理動作の手順を示すフローチャートである。
サービスが開始されると、メールサーバ12は、サービス開始を通知する電子メールをユーザのメールアドレス宛に送信する(ステップS30)。ユーザは、このメールサーバ12から送信された電子メールを自己が所有するカメラ付き携帯電話機2で受信する。
図10(a)は、このメールサーバ12から送信されたサービス開始を通知する電子メールを開いたときのユーザのカメラ付き携帯電話機2のモニタの表示例を示している。同図に示すように、この電子メールの本文には、ユーザが選択したコースについての利用方法の案内が記載されるとともに、画像(写真)を送るためWebページのURLが記載される。ここでは、たとえば、ユーザが会場内のロボットを撮影して電子メールで送信すること、送られた画像の中から選りすぐりの3枚を使って合成写真を作成すること等が記載される。
なお、図10(a)に示すように、ユーザに送信される電子メールには、ユーザに対して親近感を与えるため、仮想の送り主(たとえば、博覧会にマスコットキャラクターが存在する場合には、そのマスコットキャラクター)から語りかけるような表現をもって本文及び題名が記載される。
また、利用方法はコースごとに変わるため、本文の記載内容もユーザが選択したコースに応じて変えられる。このメール本文の記載内容はメールDBとして、DBサーバ14に記録されており、メールサーバ12は、ユーザが選択しているコースに対応する内容の本文をメールDBから読み出して電子メールを作成し、ユーザに送信する。
ユーザは、このサービス開始を通知する電子メールに従ってロボットの画像を撮影する。撮影後、メールサーバ12から送信されてきた電子メールの本文に記載されたURLのWebページをクリックし、当該Webページにアクセスする。
図10(b)は、画像を送るためのWebページのモニタ表示例を示している。同図に示すように、このWebページには、挨拶文や注意事項などとともに、画像を送るためのボタン(「■写真を送る」)が表示される。ユーザは、画像を送信する場合、このWebページに表示された画像を送るためのボタン(「■写真を送る」)をクリックする。
なお、この画像を送るためのWebページにユーザのカメラ付き携帯電話機2がアクセスすると、そのアクセスの情報がユーザのカメラ付き携帯電話機2に記録される。この情報は、ユーザが再度当該Webページにアクセスした際、WWWサーバ10に送信される。WWWサーバ10は、このユーザのカメラ付き携帯電話機2から送信される情報を参照してユーザを特定する。
ユーザが、画像を送るためのボタンをクリックすると、カメラ付き携帯電話機2は、メールソフトが起動され、宛先が規定のメールアドレスに設定された電子メールがモニタに表示される。ユーザは、このモニタに表示された電子メールに撮影した画像を添付し、宛先を変えずに送信する。
ここで、この電子メールの宛先に設定されるメールアドレスは、図11に示すように、各テンプレートごとに設定されており、宛先DBとして各コースに関連付けられてDBサーバ14に格納されている。たとえば、「2枚コース」用のテンプレートには「template_2mai@event1.***.co.jp 」というメールアドレスが、「3枚コース」用のテンプレートには「template_3mai@event1.***.co.jp 」というメールアドレスが、「4枚コース」用のテンプレートには「template_4mai@event1.***.co.jp 」というメールアドレスが、それぞれ設定される。
上記のように、本実施の形態では、「3枚コース」が選択されているので、宛先には「template_3mai@event1.***.co.jp 」というメールアドレスが宛先に設定される。ユーザは、この自動設定された宛先を変えずに、撮影した画像(ユーザ画像)を電子メールに添付して送信する。
メールサーバ12は、各メールアドレス宛の電子メールの有無を判定し(ステップS31)、電子メールが送信されていると判定すると、その電子メールを受信する(ステップS32)。
DBサーバ14は、このメールサーバ12に受信された電子メールの送信元のメールアドレスに基づいてユーザDBを特定し、当該電子メールに添付されているユーザ画像をユーザDBに登録する(ステップS33)。
ユーザ画像の登録が完了すると、メールサーバ12は、当該電子メールを送信したユーザのカメラ付き携帯電話機2(メールアドレス)に対して送信したユーザ画像が登録された旨を通知する電子メールを送信する(ステップS34)。ユーザは、このメールサーバ12から送信された電子メールを自己が所有するカメラ付き携帯電話機2で受信する。
図12(a)は、このメールサーバ12から送信された登録完了を通知する電子メール(返信メール)を開いたときのユーザのカメラ付き携帯電話機2のモニタの表示例を示している。同図に示すように、この返信メールの本文には、所定のメッセージと画像を送るためWebページのURLが記載される。
ここで、この返信メールの記載内容は、ユーザが選択したコースと送信した電子メールの順番に応じて変化する。DBサーバには、この返信メールに記載される内容が返信メールDBとしてコースごとに関連付けられて格納されている。
図13は、この返信メールDBの一例を示している。同図に示すように、返信メールDBは、A、B、C、Dの4つの項目からなり、各項目の記載内容は、各コースごと送られた電子メールの順番に応じて登録されている。
ここで、図14に示すように、項目Aには、返信メールの題名(Sub:Subject )の欄に記載される内容が登録されており、項目B〜Dには、本文に記載される内容が登録されている。
この返信メールDBに従うと、たとえば「3枚コース」を選択して、1枚目の画像(1通目の電子メール)を送信すると、項目Aの欄(題名)に「1枚目受け取ったぞ!」とう内容が、項目Bの欄(本文第1センテンス)に「ロボゾーじゃ。写真受け取ったぞ!ふむ良い写真じゃの〜。」という内容が、項目Cの欄(本文第2センテンス)に「これはかっこいいロボットじゃ!」という内容が、項目Dの欄(本文第3センテンス)に「まだまだ始まったばかりじゃぞ!ここからも「写真を送るページ」に行かれるぞ!■写真を送る」という内容が設定された電子メールが作成される。
また、たとえば「2枚コース」を選択して、2枚目の画像(2通目の電子メール)を送信すると、項目Aの欄(題名)に「2枚目受け取ったぞ!」とう内容が、項目Bの欄(本文第1センテンス)に「ロボゾーじゃ。今度のも良い写真じゃの〜。」という内容が、項目Cの欄(本文第2センテンス)に「おぬしなかなかの腕前じゃの〜!これはかっこいい写真プリントになりそうじゃ。」という内容が、項目Dの欄(本文第3センテンス)に「これで写真プリントが作れるが、まだまだ写真は送れるぞ!がんばっていい写真を撮るのじゃ!■写真を送る ■写真プリントを作る」という内容が設定された電子メールが作成される。
このように、メールサーバ12は、返信メールDBを参照し、ユーザから送信されてきたメールの順、及び、ユーザが送信してきた宛先メールアドレス(コース)に応じて返信メールを作成する。そして、作成した返信メールをユーザのカメラ付き携帯電話機2に送信する(ステップS33)。
図12(a)は、「3枚コース」を選択し、1枚目の画像(1通目の電子メール)を送信した時の返信メールの記載内容を示している。ユーザは、この返信メールの記載内容に従って次の画像(2枚目の画像)を撮影する。そして、この返信メールに記載されたWebページにアクセスし、1枚目の画像の送信時と同じ手順で2枚目の画像を送信する。
すなわち、まず、返信メールの本文に記載されたURLのWebページをクリックし、画像を送るためのWebページにアクセスする。なお、この際、ユーザは画像を送るためのWebページのURLを直接アドレスの入力欄に入力してアクセスするようにしてもよいし、また、このURLをお気に入り等に登録している場合には、その登録した情報を利用してアクセスするようにしてもよい。
図12(b)は、画像を送るためのWebページのモニタ表示例を示している。同図に示すように、このWebページには、挨拶文や注意事項などとともに、画像を送るためのボタンが表示される。画像を送信する場合、ユーザは、カメラ付き携帯電話機2を操作して、このWebページに表示された画像を送るためのボタンをクリックする。
画像を送るためのボタンがクリックされると、カメラ付き携帯電話機2のメールソフトが起動され、宛先が規定のメールアドレスに設定された電子メールがモニタに表示される。ユーザは、このモニタに表示された電子メールに撮影した画像を添付し、宛先を変えずに送信する。
なお、後述するように、ユーザから送信されたユーザ画像の総数が、各コースに設定されているユーザ画像合成位置の数(たとえば、「2枚コース」ならば2枚、「3枚コース」ならば3枚、「4枚コース」ならば4枚)に達すると、ユーザは所定のWebページ上で合成写真の作成を指示できる。WWWサーバ10は、返信メールの送信後、この合成写真の作成指示の有無を判定する(ステップS35)。そして、WWWサーバ10で合成写真の作成指示ナシと判断されると、ステップS31の処理に戻り、上記のユーザ画像の受信、登録処理が再度実行される。
すなわち、まず、メールサーバ12は、各メールアドレス宛の電子メールの有無を判定する(ステップS31)。そして、電子メールが送信されていると判定すると、その電子メールを受信する(ステップS32)。
DBサーバ14は、このメールサーバ12に受信された電子メールの送信元のメールアドレスに基づいてユーザDBを特定し、当該電子メールに添付されているユーザ画像をユーザDBに登録する(ステップS33)。
ユーザ画像の登録が完了すると、メールサーバ12は、当該電子メールを送信したユーザのカメラ付き携帯電話機2(メールアドレス)に対して送信したユーザ画像が登録された旨を通知する電子メールを送信する(ステップS34)。ユーザは、このメールサーバ12から送信された電子メールを自己が所有するカメラ付き携帯電話機2で受信する。
なお、この際、メールサーバ12は、上述した1通目の返信メールと同様にDBサーバ14に格納された返信メールDBを参照し、ユーザから送信されてきたメールの順番、及び、ユーザが選択したコース(宛先メールアドレス)に応じて返信メールを作成する。
図15(a)は、このメールサーバ12から送信された登録完了を通知する電子メール(返信メール)を開いたときのユーザのカメラ付き携帯電話機2のモニタの表示例を示している。同図に示すように、この返信メールの本文には、所定のメッセージと画像を送るためWebページのURLが記載される。ユーザは、この返信メールの記載内容に従って次の画像(3枚目の画像)を撮影する。そして、この返信メールに記載されたWebページにアクセスし、1、2枚目の画像の送信時と同じ手順で3枚目の画像を送信する。
図15(b)は、画像を送るためのWebページのモニタ表示例を示している。同図に示すように、このWebページには、挨拶文や注意事項などとともに、画像を送るためのボタンが表示される。画像を送信する場合、ユーザは、カメラ付き携帯電話機2を操作して、このWebページに表示された画像を送るためのボタンをクリックする。
画像を送るためのボタンがクリックされると、カメラ付き携帯電話機2のメールソフトが起動され、宛先が規定のメールアドレスに設定された電子メールがモニタに表示される。ユーザは、このモニタに表示された電子メールに撮影した画像を添付し、宛先を変えずに送信する。
なお、前記同様にWWWサーバ10は、メールサーバ14が返信メールを送信すると、その後、ユーザからの合成写真の作成指示の有無を判定する(ステップS35)。そして、このWWWサーバ10が、合成写真の作成指示ナシと判断すると、ステップS31の処理に戻り、上記のユーザ画像の受信、登録処理が再度実行される。
すなわち、まず、メールサーバ12は、各メールアドレス宛の電子メールの有無を判定する(ステップS31)。そして、電子メールが送信されていると判定すると、その電子メールを受信する(ステップS32)。
DBサーバ14は、このメールサーバ12に受信された電子メールの送信元のメールアドレスに基づいてユーザDBを特定し、当該電子メールに添付されているユーザ画像をユーザDBに登録する(ステップS33)。
ユーザ画像の登録が完了すると、メールサーバ12は、当該電子メールを送信したユーザのカメラ付き携帯電話機2(メールアドレス)に対して送信したユーザ画像が登録された旨を通知する電子メールを送信する(ステップS34)。ユーザは、このメールサーバ12から送信された電子メールを自己が所有するカメラ付き携帯電話機2で受信する。
なお、この際、メールサーバ12は、上述した1、2通目の返信メールと同様にDBサーバ14に格納された返信メールDBを参照し、ユーザから送信されてきたメールの順番、及び、ユーザが選択したコース(宛先メールアドレス)に応じて返信メールを作成する。
図16(a)は、このメールサーバ12から送信された登録完了を通知する電子メール(返信メール)を開いたときのユーザのカメラ付き携帯電話機2のモニタの表示例を示している。同図に示すように、この返信メールの本文には、所定のメッセージとともに、画像を送るためWebページのURLと、写真プリント(合成写真)の作成を依頼するためのWebページのURLが記載される。
このように、ユーザが送信したユーザ画像の数が、ユーザが選択したコースに設定されているユーザ画像合成位置の数に達すると、ユーザは、合成写真の作成を依頼することができるようになる。ユーザは、この返信メールの記載内容に従って次の画像の撮影し、画像を送信する。または、写真プリントの作成を依頼をする。
画像を送信する場合は、返信メールの記載内容に従って次の画像(4枚目の画像)を撮影する。そして、この返信メールに記載された画像を送るためのWebページにアクセスし、1〜3枚目の画像の送信時と同じ手順で4枚目の画像を送信する。
図16(b)は、画像を送るためのWebページのモニタ表示例を示している。同図に示すように、このWebページには、挨拶文や注意事項などとともに、画像を送るためのボタンが表示される。画像を送信する場合、ユーザは、カメラ付き携帯電話機2を操作して、このWebページに表示された画像を送るためのボタンをクリックする。
画像を送るためのボタンがクリックされると、カメラ付き携帯電話機2のメールソフトが起動され、宛先が規定のメールアドレスに設定された電子メールがモニタに表示される。ユーザは、このモニタに表示された電子メールに撮影した画像を添付し、宛先を変えずに送信する。
一方、写真プリントの作成を依頼する場合は、写真プリントを作成するためのWebページにアクセスする。なお、この返信メールに記載されるURLは、ユーザごとに設定され、アクセスしたユーザが特定できるようにされている。
図16(c)は、写真プリントを作成するためのWebページのモニタ表示例を示している。同図に示すように、このWebページには、写真プリント(合成写真)の作成を確認するメッセージとともに、写真プリントの作成を指示するためのボタン(「■いいよ」)が表示される。
ここで、ユーザが「■いいよ」のボタンをクリックすると、作成指示情報がユーザのカメラ付き携帯電話機2からWWWサーバ10に送信される。WWWサーバは、この作成指示情報の受信して、写真プリントの撮影指示の有無を判定する(ステップS35)。そして、WWWサーバ10で作成指示アリと判断されると、画像処理サーバ16において該当するユーザの合成写真の作成処理が行われる(ステップS36)。
このように、ユーザが選択したコースのテンプレートに設定されているユーザ合成位置の数以上のユーザ画像をユーザが電子メールに添付して送信すると、写真プリント(合成写真)の作成が可能になり、ユーザからの指示をもって写真プリントの作成処理が開始される。
次に、ユーザから送信された画像に基づいて写真プリント(合成写真)を作成する手順を図17に示すフローチャートに従って説明する。
図17は、合成写真の作成処理の手順を示すフローチャートである。WWWサーバ10で合成写真の作成指示が受信されると、まず、画像処理サーバ16は、該当するユーザのユーザDBを特定する(ステップS40)。そして、そのユーザDBに基づいてDBサーバ14からユーザが選択したコースのテンプレートを読み出す(ステップS41)。ここでは、「3枚コース」が選択されているので、「3枚コース」用のテンプレート(図7参照)が読み出される。
次に、画像処理サーバ16は、ユーザDBに登録されているユーザ画像を読み出す(ステップS42)。そして、読み出したユーザ画像の数をカウントし、テンプレートに設定されているユーザ画像合成位置の数と比較して、ユーザ画像の数がユーザ画像合成位置の数と同じか否か判定する(ステップS43)。
この結果、ユーザ画像の数がユーザ画像合成位置の数と同じでない(ユーザ画像の方が多い)と判定すると、画像処理サーバ16は、使用するユーザ画像を選別するため、まず、類似画像の排除の処理を実行する(ステップS44)。この処理は、図18に示すフローチャートに従って次のように行われる。
図18は、類似画像の排除の処理の手順を示すフローチャートである。同図に示すように、まず、読み出したユーザ画像の中から相互に類似するユーザ画像を検出する(ステップS60)。この類似画像の検出は、公知の方法を用いるものとし、たとえば、各ユーザ画像ごとに相関処理することにより、他のユーザ画像との相関値を求め、その相関値が所定の閾値以上のユーザ画像を類似画像として検出する。本実施の形態では、まず、比較するユーザ画像の階調を8階調程度にし、色も4色程度にして、サイズを縮小する(たとえば、64×64程度)。次いで、その状態で画像同士の相関を計算(1色ごとに4回、それぞれの同じ位置(x 、y)にある画素値同士の相関を計算し、積算する)する。そして、算出した相関値が所定の閾値以上の画像を類似画像と判断する。なお、閾値は任意に設定できるものとし、被写体等に応じて調整する。
次に、この検出結果に基づいて類似画像の有無を判定する(ステップS61)。この結果、類似画像ナシと判定した場合は、処理を終了し、図17に示すフローチャートに戻って、次のステップS45の処理に移行する。
一方、類似画像アリと判定した場合は、検出されたユーザ画像を抽出する(ステップS62)。そして、抽出したユーザ画像の中から一のユーザ画像を選出するため、次の画像評価処理を実行する(ステップS63)。この画像評価処理は、抽出した各ユーザ画像について、主要被写体の鮮鋭度(ピント状態)、主要被写体の位置、白飛び及び黒潰れ画素の数について検査し、所定の基準の下で点数付けすることにより行われる。
ここで、各項目の検査に関しては、公知の検査方法を用いるものとし、主要被写体の鮮鋭度の検査に関しては、たとえば画像の周波数解析を行って検査する。本実施の形態では、ユーザ画像に微分フィルタをかけてエッジ部を抽出し、抽出したエッジ部の画素数をカウントして、鮮鋭度を検査する。この場合、エッジ部の画素数が多いほど鮮鋭度が高いと判断される。
また、主要被写体の位置の検査については、たとえば、構図テンプレートとの比較を行って、あるいは特定の被写体の撮影であれば、教師データとの比較を行って検査する。また、たとえば、人物画像の場合には、画像中の人物の顔の位置を検出し、所定の基準点からの距離に基づいて検査する。人物の顔の位置は、画像から略円形の肌色領域を検出し、その肌色領域の中心を人物の顔の位置とし、画像中に設定された所定の基準点との距離を検出する。基準点は、たとえば画像の中心のやや上側に設定し、この基準点との距離が近い程、評価を高く設定する。肌色領域が複数抽出された場合には、その複数の肌色領域の重心と基準点との距離を検出して評価する。また、肌色領域の形状についても検査し、肌色領域が略円形に近いほど、評価を高く設定する。この他、画像中の彩度が高い領域と低い領域が、中央と外側(たとえば、背景が緑でピンクの花など)、外側と中央(逆のパターンで派手な背景に灰色のロボット)の関係に近いほうが、よい主要被写体の位置(よい構図)と評価する。
また、白飛び及び黒潰れの画素の数の検査については、たとえば256階調の画像であれば、画素値0の画像が黒潰れの画素、画素値255の画像が白飛び画素であるので、画像中における画素値0の画素と画素値255の画素の画素数をカウントし、おのおのについて画像全体に占める割合を算出する。そして、画素値0の画素の割合が少ない画像(白飛びが少ない画像)ほど、また、画素値255の画素の割合が少ない画像(黒潰れの少ない画像)ほど高い評価に設定する。
点数付けに関しては、たとえば、減点方式とし、検査結果が悪くなるに従って持ち点から減点されてゆく方式を採用する。たとえば、主要被写体の鮮鋭度の検査に関しては、鮮鋭度が低下するに従って持ち点が減点されてゆくようにする。また、主要被写体の位置の検査に関しては、主要被写体の位置が悪くなるに従って持ち点が減点されてゆくようにする。また、白飛び及び黒潰れ画素の数の検査に関しては、白飛び及び黒潰れ画素の数が多くなるに従って持ち点が減点されてゆくようにする。
この結果、抽出した各画像について、点数が付けられる。画像処理サーバ16は、この各ユーザ画像に付けられた点数が一番高い画像を代表画像として抽出する(ステップS64)。
以上一連の工程で類似画像の排除の処理が完了する。この後、図17に示すフローチャートのステップS45の処理に移行する。すなわち、類似画像排除後のユーザ画像の数をカウントし、ユーザ画像の数がユーザ画像合成位置の数と同じか否か判定する(ステップS45)。
この結果、ユーザ画像の数がユーザ画像合成位置の数と同じでない(ユーザ画像の方が多い)と判定すると、画像処理サーバ16は、合成に使用するユーザ画像を選定するため、画像の評価処理を実行する(ステップS46)。この画像評価処理は、上述した類似画像の排除処理の際に実施した画像評価処理と同様に各ユーザ画像について、主要被写体の鮮鋭度、主要被写体の位置、白飛び及び黒潰れ画素の数について検査し、所定の基準の下で点数付けすることにより行われる。
この結果、各ユーザ画像について点数が付けられるので、画像処理サーバ16は、ユーザ画像合成位置と同じ数のユーザ画像を点数が高い順に抽出する(ステップS47)。本例では、「3枚コース」が選択されているので、点数が高い順に3枚のユーザ画像が抽出される。
画像合成に使用するユーザ画像の選定が終了すると、画像処理サーバ16は選定した各ユーザ画像について撮影日時の情報を取得する(ステップS48)。この撮影日時の情報は、たとえば、ユーザ画像の画像データに付加されているタグ情報から取得する。すなわち、一般にデジタルカメラ(カメラ付き携帯電話機を含む)で撮影された画像データは、Exif等の所定の画像記録フォーマットに従って記憶メディアに記録されるが、この所定の画像記録フォーマットに従って記録された画像データには、撮影時の露出情報(シャッター速度、絞り値、感度等)や日時情報、焦点距離情報等の情報がタグ情報としてが付加されている。したがって、このタグ情報を参照することにより、画像の撮影日時を取得することができる。
選定した各ユーザ画像の撮影日時の情報を取得すると、画像処理サーバ16は、選出した各ユーザ画像を点数が高い順に対応するユーザ画像合成位置に貼り付けて、各ユーザ画像をテンプレートに合成する(ステップS49)。たとえば、本例の場合、「3枚コース」が選択されているので、図7に示すように、点数が一番高いユーザ画像をテンプレート上の撮影No.1の位置に、次に点数の高いユーザ画像をテンプレート上の撮影No.2の位置に、その次に点数の高いユーザ画をテンプレート上の撮影No.3の位置に、それぞれ貼り付けて、テンプレートにユーザ画像を合成する。
次に、画像処理サーバ16は、合成した各ユーザ画像の撮影時間の情報から撮影時間の画像を生成し、対応する合成位置に合成する(ステップS50)。すなわち、撮影No.1の合成位置近傍に設定されている撮影時間合成位置には、撮影No.1に合成されたユーザ画像の撮影時間の画像を合成し、撮影No.2の合成位置近傍に設定されている撮影時間合成位置には、撮影No.2に合成されたユーザ画像の撮影時間の画像を合成し、撮影No.3の合成位置近傍に設定されている撮影時間合成位置には、撮影No.3に合成されたユーザ画像の撮影時間の画像を合成する。
なお、撮影時間の画像は、画像処理サーバ16が、取得したユーザ画像の撮影時間の情報に応じて所定のフォントで自動生成するものとする。
次に、画像処理サーバ16は、合成した各ユーザ画像の撮影日の情報から撮影日の画像を生成し、撮影日合成位置に合成する(ステップS51)。
なお、撮影日の情報は、ユーザ画像のタグ情報から取得するのではなく、サービスの利用日の情報から取得するようにしてもよい。また、撮影日当日に合成写真を作成する場合には、作成日の情報を撮影日の情報として取得するようにしてもよい。
また、撮影日の画像も撮影時間の情報と同様に取得した撮影日の情報に応じて画像処理サーバ16が所定のフォントで自動生成するものとする。
以上一連の工程で合成写真が作成される。DBサーバ14は、作成された合成写真の画像データを画像処理サーバ16から取得し、該当するユーザのユーザDBに登録する(ステップS52)。
なお、上記のステップS43及びステップS45でユーザ画像の数が、ユーザ画像合成位置と同じと判定すると、画像処理サーバ16は、ステップS53以降の処理に移行し、抽出した全てのユーザ画像を使って合成写真を作成する。
まず、合成する順位を決定するため、各ユーザ画像について画像の評価処理を実行する(ステップS53)。この画像評価処理は、上述した類似画像の排除処理の際に実施した画像評価処理と同じである。すなわち、各ユーザ画像について、主要被写体の鮮鋭度、主要被写体の位置、白飛び及び黒潰れ画素の数について検査し、所定の基準の下で点数付けすることにより行われる。
次に、画像処理サーバ16は、各ユーザ画像について撮影日時の情報を取得する(ステップS54)。
次に、画像処理サーバ16は、各ユーザ画像を点数が高い順に対応するユーザ画像合成位置に貼り付けて、各ユーザ画像をテンプレートに合成する(ステップS55)。
次に、画像処理サーバ16は、合成した各ユーザ画像の撮影時間の情報から撮影時間の画像を生成し、対応する合成位置に合成する(ステップS56)。
次に、画像処理サーバ16は、合成した各ユーザ画像の撮影日の情報から撮影日の画像を生成し、撮影日合成位置に合成する(ステップS57)。
以上一連の工程で合成写真が作成される。DBサーバ14は、上記と同様に作成された合成写真の画像データを画像処理サーバ16から取得し、該当するユーザのユーザDBに登録する(ステップS52)。
図19は、「3枚コース」を選択した場合に作成される合成写真の一例を示す図である。同図に示すように、ユーザが撮影した3枚の画像がユーザ画像合成位置に合成され、合成された各ユーザ画像の撮影時間の画像が、撮影時間合成位置に合成される。そして、撮影日の画像が、撮影日合成位置に合成される。
他のコースの合成写真も同様の手順で作成される。そして、以上のようにして作成された合成写真をユーザは、博覧会の会場内に設置された画像表示端末4(ここでは、サービスセンターに設置するものとする)で閲覧する。
図20は、画像表示端末4による合成写真画像の表示処理の手順を示すフローチャートである。
まず、ユーザは、画像表示端末4が設置された会場内のサービスセンターに赴き、画像表示端末4のキーボードから入場券IDを入力する(ステップS80)。
画像表示端末4は、DBサーバ14のユーザDBにアクセスし、入力された入場券IDに対応する合成写真の画像データを検索する(ステップS81)。そして、検索された合成写真の画像データを読み出し(ステップS82)、読み出した画像データが表す合成写真の画像をモニタに表示する(ステップS83)。
図21は、合成写真画像のモニタの表示例を示している。ユーザは、このモニタに表示された合成写真画像を閲覧する。
なお、同図に示すように、このモニタの表示画面には、「プリント注文」ボタンと「終了」ボタンが用意されており、「プリント注文」ボタンをクリックすると、表示された合成写真画像のプリント注文を行うことができるようにされている。また、「終了」ボタンをクリックすると、画像表示を終了できるようにされている。
画像表示端末4は、このプリント注文の有無を判定し(ステップS84)、プリント注文アリと判定すると、プリントサーバ18にプリント指示を送信する(ステップS85)。プリントサーバ18は、このプリント指示に応じて該当する合成写真画像をDBサーバ14のユーザDBから読み出し、プリンタ20で印画紙に印画する。ユーザは、このプリンタ20で印画紙に印画された写真プリントを受け取る。
また、画像表示端末4は、モニタ画面に表示された「終了」ボタンのクリックを検出して、終了指示の有無を判定し(ステップS85)、終了指示アリと判断すると、合成写真画像の表示を終了する(ステップS86)。
以上説明したように、本実施の形態の合成写真作成装置によれば、所定のコースを選択(テンプレートを選択)し、カメラ付き携帯電話機2で画像を撮影し、撮影した画像を電子メールに添付して所定のメールアドレス宛に送信するだけで、難しい画像合成に関する知識や面倒な操作を行うことなく、簡単に好ましい合成写真を作成することができる。
また、ユーザが、合成可能な数(テンプレートに設定されているユーザ画像合成位置の数)よりも多いユーザ画像を送信した場合には、自動で類似画像を排除し、合成に適した画像を自動で選出して合成写真を作成するので、ユーザは画像の選択などの面倒な処理を行わなくても、簡単に好ましい合成写真を作成することができる。
特に、子供が本システムを利用した場合、子供は合成可能な数を意識して撮影することが少なく、また、合成に適した画像を選別する知識も持たない場合が多いので、本実施の形態のように、合成に適した画像を自動で選出して合成写真を作成することは、特に有効に作用する。
また、本実施の形態では、ユーザが画像を電子メールを送信すると、それに対する返信メールがユーザのカメラ付き携帯電話機2に送られてくるため、ユーザはメールのやり取りをしながら作業を進めることができ、楽しみながら合成写真の作成作業を行うことができる。
また、本実施の形態では、Webページ上で画像の送信先を選択すると、その送信先に対応した宛先の電子メールが自動起動されるようになっているため、ユーザは煩わしい宛先の入力操作を行うことなく、簡単に所定の宛先に画像を添付した電子メールを送信することができる。なお、画像送信に際しては、ユーザが手動で宛先を入力するようにしてもよい。また、メールサーバ12からユーザのカメラ付き携帯電話機2に送信されてくる電子メールに返信して、ユーザ画像を送信するようにしてもよい。なお、この場合は、電子メールの本文に当該電子メールに返信してユーザ画像を送信する旨を記載することが好ましい。
なお、本実施の形態では、カメラ付き携帯電話機を用いてユーザ画像の撮影、Webページの閲覧、電子メールの送受信を行うようにしているが、ユーザ画像の撮影手段、Webページの閲覧手段、及び、電子メールの送受信手段は、これに限定されるものではない。たとえば、デジタルカメラでユーザ画像を撮影し、その画像データをノートパソコンやPDA等に取り込み、これらの機器を使用してWebページの閲覧及び電子メールの送受信を行うようにしてもよい。
また、本実施の形態では、ユーザ画像合成位置と同数のユーザ画像を抽出する際、まず、類似画像を排除し、その後、各ユーザ画像について画像評価を行って、点数が高い順にユーザ画像を抽出するようにしているが、ユーザ画像の抽出規則は、これに限定されるものではない。合成に適した画像を一定の規則に基づいて抽出できれば、他の方法を採用するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、ユーザ画像合成位置と同数のユーザ画像を抽出する際の画像評価の方法として、各ユーザ画像について、主要被写体の鮮鋭度(ピント状態)、主要被写体の位置、白飛び及び黒潰れ画素の数について検査し、所定の基準の下で点数付けすることにより行っているが、画像評価の方法は、これに限定されるものではない。たとえば、たとえば、主要被写体の鮮鋭度の検査のみを行って画像の評価を行うようにしてもよいし、また、主要被写体の位置の検査のみを行って画像の評価を行うようにしてもよい。同様に白飛び及び黒潰れ画素の数の検査のみを行って画像の評価を行うようにしてもよい。また、これら以外の基準を用いて画像の評価を行ってもよい。
さらに、本実施の形態のように、複数の項目の検査を実施して総合的に画質を評価する場合には、各検査項目の点数に重み付けをするようにしてもよい。たとえば、主要被写体の鮮鋭度の検査項目については、他の検査項目の持ち点よりも高く設定する。
また、本実施の形態では、まず、類似画像を排除した後、合成に使用する画像の選出処理を行っているが、類似画像の排除を行わずに、合成に使用する画像の選出処理を行うようにしてもよい。
また、本実施の形態では、作成した合成写真画像を印画紙に印画してユーザに提供するようにしているが、電子データとしてユーザに提供するようにしてもよい。たとえば、作成した合成写真の画像データをCD−ROM等に格納して提供したり、電子メールに添付して提供したり、所定のWebページからダウンロードさせて提供させたりするようにしてもよい。
また、本実施の形態では、画像の閲覧を会場内に設置された画像表示端末4で行うようにしているが、画像の閲覧方法は、これに限定されるものではない。たとえば、所定のWebページ上で公開し、当該Webページにアクセスして閲覧するようにしてもよい。この場合、当該ユーザのみが閲覧できるようにすることが好ましい。たとえば、入場券IDをパスワードに設定して、第三者の閲覧を制限するようにしてもよい。
さらに、本実施の形態では、ユーザから送信されてきたユーザ画像をそのままユーザ画像合成位置に合成するようにしているが、画像の天地(上下)を画像処理サーバで判断し、天地が反転している場合には、その旨をユーザに電子メールで通知し、画像の変更を促すようにしてもよい。同様に、ユーザから送信されてきたユーザ画像の回転を判断し、画像が回転している場合は、その旨をユーザに電子メールで通知し、画像の変更を促すようにしてもよい。
また、ユーザ画像の天地が逆転、又は、ユーザ画像が回転している場合には、自動で修正するようにしてもよい。たとえば、被写体候補が限られている場合は、被写体用のDBを用意しておき、このDBを参照して画像の天地、回転を判断し、自動で修正されるようにする。あるいは、被写体に天地、回転が判断できるような共通のマーカを用意し、そのマーカを認識して画像の天地、回転を修正する。
また、人物の顔画像に関しては、画像中の顔領域を自動認識し、顔が所定の大きさになるように、自動でトリミングするようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、WWWサービスをWWWサーバ10で行い、電子メールの送受信サービスをメールサーバ12で行い、DBの保持、管理をDBサーバ14で行い、画像の合成処理を画像処理サーバ16で行い、画像のプリント処理をプリントサーバ18で行うようにしているが、これらの処理を一つのサーバコンピュータで行うようにしてもよい。
さらに、合成写真作成装置の設置場所は、特に限定されるものではなく、本システムを運用する施設内に設置してもよいし、遠隔地に設置するようにしてもよい。また、合成写真作成装置を構成する各サーバを各々別の場所に設置するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、ユーザから送信されてくる電子メールに対する返信メールの記載内容は、返信メールDBに基づきユーザが選択したコースごと、送信した順番に応じて変化させるようにしているが、返信メールの作成ルールは、これに限定されるものではない。たとえば、ユーザから送信されてきた電子メールの送信時間(又は受信時間)に応じて返信メールの記載内容を変えるようにしてもよい。また、画像データに付加されたタグ情報を参照し、特定の策定情報に応じて返信メールの記載内容を変えるようにしてもよい。たとえば、送信された画像の撮影日時に応じて返信メールの記載内容を変えるようにする。また、たとえば、送信された画像のGPS情報に応じて返信メールの記載内容を変えるようにする。この場合、撮影日時、GPS情報等の特定の撮影情報に応じた返信メールDBを用意する。
このように、ユーザに返信する返信メールの内容は、ユーザから送信されてくる電子メールの何らかの情報に基づいて変えるようにすればよい。
なお、本実施の形態のように、ユーザの性別や年代等の情報が取得できている場合には、ユーザの性別、年代等に応じて返信メールの本文及び題名の表現方法を変えるようにすることが好ましい。
また、本実施の形態では、はじめにコース(テンプレート)を選択して、画像の撮影を行い、全ての撮影が完了した後、合成写真の作成を行うようにしているが、全ての撮影が完了した後、使用するテンプレートを選択し、合成写真を作成するようにしてもよい。また、全てのテンプレートについて合成写真を作成するようにしてもよい。この場合、作成した合成写真の中から任意の一枚をユーザに選択させるようにしてもよい。
さらに、本実施の形態では、ユーザ画像に加えて、そのユーザ画像の撮影時間、撮影日の画像をテンプレートに合成するようにしているが、合成する画像は、これに限定されるものではない。たとえば、ニュースや占いなどの情報を格納したDB(コンテンツDB)を用意し、サービスを利用した日のニュースや占いなどの情報をユーザ画像と共にテンプレートに合成するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、本発明に係る合成写真作成システムを博覧会場で実施する場合を例に説明したが、この他に遊園地や動物園、水族館等のテーマパーク、観光地などで実施することもできる。
本発明に係る合成写真作成システムの一実施形態の構成を示すシステム構成図 サービス開始までに行うユーザの処理とそれに伴う合成写真作成装置の動作処理の手順を示すフローチャート Webページにアクセスしたカメラ付き携帯電話機のモニタ表示例 ユーザDBの説明図 Webページにアクセスしたカメラ付き携帯電話機のモニタ表示例 「2枚コース」用のテンプレートの一例を示す図 「3枚コース」用のテンプレートの一例を示す図 「4枚コース」用のテンプレートの一例を示す図 サービス開始から合成写真作成までの合成写真作成装置の処理動作の手順を示すフローチャート Webページにアクセスしたカメラ付き携帯電話機のモニタ表示例 宛先DBの説明図 Webページにアクセスしたカメラ付き携帯電話機のモニタ表示例 返信メールDBの説明図 返信メールDBの説明図 Webページにアクセスしたカメラ付き携帯電話機のモニタ表示例 Webページにアクセスしたカメラ付き携帯電話機のモニタ表示例 合成写真の作成処理の手順を示すフローチャート 類似画像の排除処理の手順を示すフローチャート 「3枚コース」を選択した場合に作成される合成写真の一例を示す図 画像表示端末による合成写真画像の表示処理の手順を示すフローチャート 画像表示端末への合成写真画像の表示例を示す図
符号の説明
1…合成写真作成システム、2…カメラ付き携帯電話機、3…合成写真作成装置、4…画像表示端末、5…携帯通信網、6…インターネット、10…WWWサーバ、12…メールサーバ、14…データベースサーバ、16…画像処理サーバ、18…プリントサーバ、20…プリンタ、22…ルータ

Claims (16)

  1. あらかじめテンプレート画像に設定された合成位置にユーザ画像を合成して合成写真を作成する合成写真作成装置において、
    任意の枚数のユーザ画像を取得することが可能なユーザ画像取得手段と、
    前記ユーザ画像取得手段で取得されたユーザ画像の数が、前記合成位置の数よりも多い場合に、あらかじめ設定された抽出規則に従って前記ユーザ画像取得手段で取得されたユーザ画像の中から前記合成位置と同数のユーザ画像を抽出する画像抽出手段であって、前記ユーザ画像取得手段で取得されたユーザ画像の中から相互に類似するユーザ画像を検出する手段と、相互に類似するユーザ画像が検出された場合に、検出された各ユーザ画像について、主要被写体の鮮鋭度、主要被写体の位置、白飛び及び黒潰れの画素の数の少なくとも一つを検査して順位付けを行い、該順位に基づいて、類似画像を排除する手段とを備え、類似画像排除後のユーザ画像の数が、前記合成位置の数よりも多い場合に、前記類似画像排除後のユーザ画像から前記抽出規則に従って前記合成位置の数と同数のユーザ画像を抽出する画像抽出手段と、
    前記画像抽出手段で抽出されたユーザ画像を前記テンプレート画像の前記合成位置に合成する画像合成手段と、
    を備えたことを特徴とする合成写真作成装置。
  2. 前記類似画像を排除する手段は、前記順位付けの結果、最も順位の高いユーザ画像を代表画像として抽出し、他の類似画像を排除することにより、類似画像を排除することを特徴とする請求項1に記載の合成写真作成装置。
  3. 前記画像抽出手段は、前記類似画像排除後のユーザ画像の数が、前記合成位置の数よりも多い場合に、類似画像排除後の各ユーザ画像について、主要被写体の鮮鋭度、主要被写体の位置、白飛び及び黒潰れの画素の数の少なくとも一つを検査して順位付けを行い、該順位に基づいて、前記合成位置の数と同数のユーザ画像を抽出することを特徴とする請求項1又は2に記載の合成写真作成装置。
  4. 前記画像抽出手段は、前記順位に基づいて、前記合成位置の数と同数のユーザ画像を順位の高い順に抽出することを特徴とする請求項3に記載の合成写真作成装置。
  5. 前記ユーザ画像取得手段で取得されたユーザ画像の数が、前記合成位置の数と同じ場合に、各ユーザ画像について、主要被写体の鮮鋭度、主要被写体の位置、白飛び及び黒潰れの画素の数の少なくとも一つを検査して順位付けを行う手段を備え、
    前記テンプレート画像は、順位に応じて前記合成位置が設定され、
    前記画像合成手段は、順位に応じて対応する前記合成位置に前記ユーザ画像を合成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の合成写真作成装置。
  6. 前記ユーザ画像取得手段は、前記ユーザ画像を添付して所定のメールアドレス宛に送信された電子メールを受信して、前記ユーザ画像を取得し、
    最初にユーザ宛てに送信する電子メールに記載すべき事項が登録されたメールデータベースと、
    前記ユーザ画像取得手段で取得した電子メールに対する返信用の電子メールに記載すべき事項が、送信する順ごとに登録された返信メールデータベースと、
    サービスが開始されると、最初にユーザ宛てに送信する電子メールを前記メールデータベースに基づいて作成するとともに、前記ユーザ画像取得手段が画像が取得されると、返信用の電子メールを前記返信メールデータベースに基づいて作成するメール作成手段と、
    前記メール作成手段によって電子メールが作成されると、作成された電子メールを送信するメール送信手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の合成写真作成装置。
  7. 前記最初に送信する電子メールに記載すべき事項、及び、前記返信用の電子メールに記載すべき事項には、前記画像を送るための情報が含まれることを特徴とする請求項6に記載の合成写真作成装置。
  8. あらかじめテンプレート画像に設定された合成位置にユーザ画像を合成して合成写真を作成する合成写真作成方法において、
    ユーザ画像を取得するステップと、
    取得したユーザ画像の数が、前記合成位置の数よりも多い場合に、あらかじめ設定された抽出規則に従って、前記取得したユーザ画像の中から前記合成位置と同数のユーザ画像を抽出するステップであって、前記取得したユーザ画像の中から相互に類似するユーザ画像を検出するステップと、相互に類似するユーザ画像が検出された場合に、検出された各ユーザ画像について、主要被写体の鮮鋭度、主要被写体の位置、白飛び及び黒潰れの画素の数の少なくとも一つを検査して順位付けを行い、該順位に基づいて、類似画像を排除するステップとを含み、類似画像排除後のユーザ画像の数が、前記合成位置の数よりも多い場合に、前記類似画像排除後のユーザ画像から前記抽出規則に従って前記合成位置の数と同数のユーザ画像を抽出するステップと、
    抽出されたユーザ画像を前記テンプレート画像の前記合成位置に合成するステップと、
    を含むことを特徴とする合成写真作成方法。
  9. 前記類似画像を排除するステップは、前記順位付けの結果、最も順位の高いユーザ画像を代表画像として抽出し、他の類似画像を排除することにより、類似画像を排除することを特徴とする請求項8に記載の合成写真作成方法。
  10. 前記合成位置の数と同数のユーザ画像を抽出するステップは、前記類似画像排除後のユーザ画像の数が、前記合成位置の数よりも多い場合に、類似画像排除後の各ユーザ画像について、主要被写体の鮮鋭度、主要被写体の位置、白飛び及び黒潰れの画素の数の少なくとも一つを検査して順位付けを行い、該順位に基づいて、前記合成位置の数と同数のユーザ画像を抽出することを特徴とする請求項8又は9に記載の合成写真作成方法。
  11. 前記合成位置の数と同数のユーザ画像を抽出するステップは、前記順位に基づいて、前記合成位置の数と同数のユーザ画像を順位の高い順に抽出することを特徴とする請求項10に記載の合成写真作成方法。
  12. あらかじめテンプレート画像に設定された合成位置にユーザ画像を合成して合成写真を作成する機能をコンピュータに実現させる合成写真作成プログラムにおいて、
    ユーザ画像を取得する機能と、
    取得したユーザ画像の数が、前記合成位置の数よりも多い場合に、あらかじめ設定された抽出規則に従って、前記取得したユーザ画像の中から前記合成位置と同数のユーザ画像を抽出する機能であって、前記取得したユーザ画像の中から相互に類似するユーザ画像を検出する機能と、相互に類似するユーザ画像が検出された場合に、検出された各ユーザ画像について、主要被写体の鮮鋭度、主要被写体の位置、白飛び及び黒潰れの画素の数の少なくとも一つを検査して順位付けを行い、該順位に基づいて、類似画像を排除する機能とを含み、類似画像排除後のユーザ画像の数が、前記合成位置の数よりも多い場合に、前記類似画像排除後のユーザ画像から前記抽出規則に従って前記合成位置の数と同数のユーザ画像を抽出する機能と、
    抽出されたユーザ画像を前記テンプレート画像の前記合成位置に合成する機能と、
    をコンピュータに実現させることを特徴とする合成写真作成プログラム。
  13. 前記類似画像を排除する機能は、前記順位付けの結果、最も順位の高いユーザ画像を代表画像として抽出し、他の類似画像を排除することにより、類似画像を排除することを特徴とする請求項12に記載の合成写真作成プログラム。
  14. 前記合成位置の数と同数のユーザ画像を抽出する機能は、前記類似画像排除後のユーザ画像の数が、前記合成位置の数よりも多い場合に、類似画像排除後の各ユーザ画像について、主要被写体の鮮鋭度、主要被写体の位置、白飛び及び黒潰れの画素の数の少なくとも一つを検査して順位付けを行い、該順位に基づいて、前記合成位置の数と同数のユーザ画像を抽出することをコンピュータに実現させることを特徴とする請求項12又は13に記載の合成写真作成プログラム。
  15. 前記合成位置の数と同数のユーザ画像を抽出する機能は、前記順位に基づいて、前記合成位置の数と同数のユーザ画像を順位の高い順に抽出することをコンピュータに実現させることを特徴とする請求項14に記載の合成写真作成プログラム。
  16. ユーザから電子メールでユーザ画像を受け取り、あらかじめテンプレート画像に設定された合成位置にユーザ画像を合成して合成写真を作成するサービスを提供する合成写真作成システムであって、
    ユーザから電子メールで受け取ったユーザ画像をユーザのメールアドレスに関連付けて登録するユーザデータベースと、
    前記ユーザデータベースに登録されたユーザ画像を読み出し、前記テンプレート画像に設定された合成位置にユーザ画像を合成して合成写真を作成する画像処理サーバであって、前記ユーザ画像取得手段で取得されたユーザ画像の数が、前記合成位置の数よりも多い場合に、あらかじめ設定された抽出規則に従って前記ユーザ画像取得手段で取得されたユーザ画像の中から前記合成位置と同数のユーザ画像を抽出する画像抽出手段であって、前記ユーザ画像取得手段で取得されたユーザ画像の中から相互に類似するユーザ画像を検出する手段と、相互に類似するユーザ画像が検出された場合に、検出された各ユーザ画像について、主要被写体の鮮鋭度、主要被写体の位置、白飛び及び黒潰れの画素の数の少なくとも一つを検査して順位付けを行い、該順位に基づいて、類似画像を排除する手段とを備え、類似画像排除後のユーザ画像の数が、前記合成位置の数よりも多い場合に、前記類似画像排除後のユーザ画像から前記抽出規則に従って前記合成位置の数と同数のユーザ画像を抽出する画像抽出手段と、前記画像抽出手段で抽出されたユーザ画像を前記テンプレート画像の前記合成位置に合成する画像合成手段とを備えた画像処理サーバと、
    を備えたことを特徴とする合成写真作成システム。
JP2004366583A 2004-12-17 2004-12-17 合成写真作成装置、合成写真作成方法、合成写真作成プログラム及び、合成写真作成システム Active JP4506966B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004366583A JP4506966B2 (ja) 2004-12-17 2004-12-17 合成写真作成装置、合成写真作成方法、合成写真作成プログラム及び、合成写真作成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004366583A JP4506966B2 (ja) 2004-12-17 2004-12-17 合成写真作成装置、合成写真作成方法、合成写真作成プログラム及び、合成写真作成システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006174293A JP2006174293A (ja) 2006-06-29
JP4506966B2 true JP4506966B2 (ja) 2010-07-21

Family

ID=36674531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004366583A Active JP4506966B2 (ja) 2004-12-17 2004-12-17 合成写真作成装置、合成写真作成方法、合成写真作成プログラム及び、合成写真作成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4506966B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5791336B2 (ja) * 2011-04-01 2015-10-07 キヤノン株式会社 画像処理装置及びその制御方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000078503A (ja) * 1998-08-31 2000-03-14 Konica Corp プリント作成システム
JP2000168187A (ja) * 1998-12-07 2000-06-20 Dainippon Printing Co Ltd 街頭端末を利用した画像加工システム
JP2000232617A (ja) * 1999-02-10 2000-08-22 Konica Corp カメラ及び画像データ記録システム
JP2001326806A (ja) * 2000-05-17 2001-11-22 Konica Corp 画像処理システム
JP2002111995A (ja) * 2000-09-27 2002-04-12 Fuji Photo Film Co Ltd 画像編集装置および方法ならびに画像印刷制御装置および方法
JP2004048284A (ja) * 2002-07-10 2004-02-12 Konica Minolta Holdings Inc プリント作成システム
JP2004186886A (ja) * 2002-12-02 2004-07-02 Canon Inc カメラ
JP2004230588A (ja) * 2003-01-28 2004-08-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd プリンタ装置
JP2004297134A (ja) * 2003-03-25 2004-10-21 Fuji Photo Film Co Ltd 合成画像提供システム、画像合成装置ならびにプログラム
JP2006050497A (ja) * 2004-08-09 2006-02-16 Casio Comput Co Ltd 画像撮影装置及び画像処理システム

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000078503A (ja) * 1998-08-31 2000-03-14 Konica Corp プリント作成システム
JP2000168187A (ja) * 1998-12-07 2000-06-20 Dainippon Printing Co Ltd 街頭端末を利用した画像加工システム
JP2000232617A (ja) * 1999-02-10 2000-08-22 Konica Corp カメラ及び画像データ記録システム
JP2001326806A (ja) * 2000-05-17 2001-11-22 Konica Corp 画像処理システム
JP2002111995A (ja) * 2000-09-27 2002-04-12 Fuji Photo Film Co Ltd 画像編集装置および方法ならびに画像印刷制御装置および方法
JP2004048284A (ja) * 2002-07-10 2004-02-12 Konica Minolta Holdings Inc プリント作成システム
JP2004186886A (ja) * 2002-12-02 2004-07-02 Canon Inc カメラ
JP2004230588A (ja) * 2003-01-28 2004-08-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd プリンタ装置
JP2004297134A (ja) * 2003-03-25 2004-10-21 Fuji Photo Film Co Ltd 合成画像提供システム、画像合成装置ならびにプログラム
JP2006050497A (ja) * 2004-08-09 2006-02-16 Casio Comput Co Ltd 画像撮影装置及び画像処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006174293A (ja) 2006-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7969454B2 (en) Composite photograph creation system and composite photograph creation apparatus
US11714523B2 (en) Digital image tagging apparatuses, systems, and methods
US8356033B2 (en) Album system, photographing device, and server
WO2010047336A1 (ja) 画像撮影システム及び画像撮影方法
US20120023436A1 (en) User interface for selecting a photo tag
CN100451803C (zh) 焦点状态显示设备和焦点状态显示方法
JPWO2010047337A1 (ja) 情報処理装置の動作制御システム及び動作制御方法
CA2630944C (en) User interface for editing photo tags
JP7144571B2 (ja) 情報機器、及びカメラ画像共有システム
EP1816836A2 (en) Apparatus and method for managing images of mobile terminal
US9197768B2 (en) Cooperation system, mobile information device, cooperation processing method, and non-transitory computer-readable recording medium encoded with cooperation processing program
JP2006238190A (ja) 電子アルバム作成方法及び装置
JP4506966B2 (ja) 合成写真作成装置、合成写真作成方法、合成写真作成プログラム及び、合成写真作成システム
JP4432765B2 (ja) 画像処理システム
JP2004040205A (ja) 画像編集システム
JP3482603B1 (ja) 新聞制作用画像の送受信装置
WO2023021759A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法
JP2006238191A (ja) 合成写真作成装置
JP2002183743A (ja) 情報システム、記録媒体
KR20140130974A (ko) 모바일 전자카드 서비스방법
JP2005051665A (ja) 撮影システム及びプログラム
CN115767291A (zh) 虚拟拍照方法、装置、设备及存储介质
JP2009060423A (ja) 撮影装置及び撮影方法
JP2008236109A (ja) 撮像装置、情報表示方法、およびプログラム
JP2009211609A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070111

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070628

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100407

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100420

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4506966

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250