JP4502793B2 - 撮影映像処理システム - Google Patents

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Description

この発明は、例えばヘリコプタに搭載された撮影装置から送信された映像を、地理情報
システムの地図上に重ね合わせて表示することにより、震災など地上の状況の判別を容易
に、かつ精度よく行えるようにした撮影映像処理システムに関するものである。
特許文献1に示された従来の撮影映像処理システムは、撮影装置(=カメラ)等を搭載
したヘリコプタなどの飛行体(=機体)から成る機上系と、機上系からの信号を受信して
処理する地上に設置された地上系とによって構成される。
機上系は、主に空中から地表を撮影する撮影装置、撮影装置の位置を三次元的に特定す
るための機体位置検出部、機体姿勢を取得する機体姿勢検出部、撮影装置で撮影された撮
影映像と機体位置検出部で取得された情報とを送信する送信部を有する。
すなわち、機上系において、機体には空中から地上を撮影する撮影装置であるカメラが
搭載されている。機体は、アンテナによるGPS信号受信により現在の位置情報を得て、
機体位置検出を行う機体位置検出部、及び機体の姿勢すなわち仰角(=ピッチ)とロール
角を検出する機体姿勢検出を行う機体姿勢検出部を備えている。
撮影装置であるカメラは、地上を撮影し、その映像信号を出力すると共にカメラの絞り、ズームなどのカメラ情報も併せて出力する。カメラは、ジンバルに取り付けられ、このジンバルは、カメラの回転角、傾き(=チルト)を検出するカメラ姿勢検出部を有しておりその値を出力する。
機体姿勢検出部からの出力信号、カメラの映像信号、カメラ情報信号、カメラ姿勢検出
部からの出力信号は、一時記憶にてバッファされ、機体位置検出部からの出力信号のタイ
ミングに同期してデータを出力し、多重変調部で変調手段により多重変調され、信号変換
部でデジタル信号に信号変換され、追尾機能を有するアンテナから地上系に向けて送信さ
れる。
地上系は、主に空中の撮影装置が撮影した地表の撮影映像及び撮影装置の撮影位置を3
次元的に特定するための情報を入力する入力部、入力した情報に対し、信号処理を行うた
めの信号処理部、画面に地図を表示する地理情報システム、信号処理部で処理された情報
を含めて映像処理し、表示部に表示する地図処理部から成る。
すなわち、機上系からの信号を追尾機能を有するアンテナで受信し、信号変換部で信号
変換し、多重復調部を経て、映像信号とその他機体位置、機体姿勢、カメラ姿勢、カメラ
情報等の情報信号を取り出す。取り出されたこれらの信号を信号処理部で信号処理し、映
像信号は、動画データ(Mpeg)、静止画データ(Jpeg)として格納され、次のス
テップである地図処理部での地図処理に用いられる。その他、地理情報システムの2次元
地図データ、地勢データを含めた情報信号も地図処理部での地図処理に用いられる。
撮影映像処理システムの地図処理部は、映像信号である動画データ、静止画データと機
体位置、機体姿勢、カメラ姿勢の情報信号及び地理情報システムの2次元地図データ、3
次元地勢データにより処理を行うもので、主に撮影装置の撮影位置を3次元的に特定する
ための情報に基いて、撮影装置が撮影した撮影映像の撮影範囲に対応する地理情報システ
ムの地図上の撮影範囲を求め、この求められた撮影範囲に併せて、撮影範囲に撮影映像を
変形された撮影映像を重ね合わせて表示する。
地図処理部では、まず、空中における撮影位置を3次元的に特定し、カメラと機体の地
表面に対する姿勢に基いて、撮影した地表面の撮影範囲(画枠)計算を行う。次に、この
画枠に合わせて映像変形を行う。この映像変形は、映像が地図に一致する台形あるいは菱
形に近い形等になるよう映像を変形するものである。次に、変形した映像を地理情報シス
テムの地図上に重ね合わせ(貼り合わせ)、その後これをCRTなどでモニタ表示する。
モニタ表示される画面では、撮影画像、撮影画枠、飛行軌跡が連続的に表示される。
地図上に撮影画像を重畳するにあたり、地図と映像のずれを少なくする手法として、上
述の特許文献1のように、機体位置検出部からの位置情報出力タイミングを基準に、同期
して各データを取り出す方法や、特許文献2のように、ずれ時間を検出し、各データと共
にずれ時間を記録し、再生時に補正する方法がある。
特開2003−316259号公報(第5〜12頁、図1) 特開2002−330377号公報(第6〜11頁、図1)
従来の撮影映像処理システムでは、前述のとおり、複数の情報を複数の装置により取得
するが、例えばGPSによる位置情報取得周期は1Hz、映像情報は30Hz、撮影情報
は数十Hzと取得周期が異なる上、それぞれ非同期のデータであるために、地図と映像の
合成表示結果にずれが生じる問題が発生する。
ずれを少なくする手法として、特許文献1による手法では、最大1フレーム分の映像の
ずれが発生する可能性があり、特許文献2による方法によれば、映像再生側は専用装置を
用いない場合、ずれを補正することができない。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、機上系から映像
情報・機体位置情報・撮影情報を同期化して地上に伝送することにより、地上系の表示に
おける地図データと映像情報との重ね合わせ位置の誤差を少なくすることのできる撮影映
像処理システムを得ることを目的としている。
この発明に係わる撮影映像処理システムにおいては、機体に搭載された機上装置によって地表を撮影した映像情報を機上装置から地上装置に送信し、地上装置で映像情報を地図データに重畳させて表示する撮影映像処理システムにおいて、
機上装置は、
地表を撮影し、映像情報をフレームごとの映像取得時刻とともに出力する撮影装置、
この撮影装置の撮影情報をデータ取得時刻とともに取得する撮影情報取得手段、
GPSにより機体の3次元の位置をデータ取得時刻とともに取得する機体位置検出手段、
この機体位置検出手段によって取得された機体位置情報のデータ取得時刻に最も近い映像情報のフレーム切替時刻を基準にして、機体位置情報及び撮影情報の補正計算を行うことにより、映像情報に撮影情報及び機体位置情報を同期させる同期手段、
この同期手段により同期された撮影情報及び機体位置情報を映像情報の一部に変換する多重変調手段、
及びこの多重変調手段により変換された撮影情報及び機体位置情報を含む映像情報を地上装置に送信する送信手段を備え、
地上装置は、
機上装置から受信した映像情報から撮影情報及び機体位置情報を分離する多重復調手段、
及びこの多重復調手段により分離された撮影情報及び機体位置情報に基づき、映像情報を地図データに重畳させて表示する地図処理手段を備えたものである。
この発明は、以上説明したように、機体に搭載された機上装置によって地表を撮影した映像情報を機上装置から地上装置に送信し、地上装置で映像情報を地図データに重畳させて表示する撮影映像処理システムにおいて、
機上装置は、
地表を撮影し、映像情報をフレームごとの映像取得時刻とともに出力する撮影装置、
この撮影装置の撮影情報をデータ取得時刻とともに取得する撮影情報取得手段、
GPSにより機体の3次元の位置をデータ取得時刻とともに取得する機体位置検出手段、
この機体位置検出手段によって取得された機体位置情報のデータ取得時刻に最も近い映像情報のフレーム切替時刻を基準にして、機体位置情報及び撮影情報の補正計算を行うことにより、映像情報に撮影情報及び機体位置情報を同期させる同期手段、
この同期手段により同期された撮影情報及び機体位置情報を映像情報の一部に変換する多重変調手段、
及びこの多重変調手段により変換された撮影情報及び機体位置情報を含む映像情報を地上装置に送信する送信手段を備え、
地上装置は、
機上装置から受信した映像情報から撮影情報及び機体位置情報を分離する多重復調手段、
及びこの多重復調手段により分離された撮影情報及び機体位置情報に基づき、映像情報を地図データに重畳させて表示する地図処理手段を備えたので、映像情報、機体位置情報及び撮影情報を同期させて、地上装置に送信することにより、高精度の地図データと映像情報の重畳を実現することができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1に基いて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1による撮影映像処理システムを示す機能構成図である。
図1において、この発明の撮影映像処理システムは、ヘリコプタ等の機体等に搭載され、撮影装置等を有する機上系100(機上装置)と、地上にて機上系100からの信号を受信して処理する地上系200(地上装置)から成る。
機上系100は、上空から地表を撮影するカメラである撮影装置102を有し、撮影装
置102は、撮影した映像情報を出力すると共にカメラの絞り、ズームなどのカメラ情報
も併せて出力する。機上系100は、さらに撮影装置102の位置を3次元的に特定する
ための情報をGPS信号受信部106を介して取得する機体位置検出部107(機体位置
検出手段)、及び機体の姿勢すなわち仰角(=ピッチ)とロール角を検出して機体姿勢検
出を行う機体姿勢検出部103(機体姿勢検出手段)を有している。撮影装置102であ
るカメラは、ジンバルに取り付けられ、このジンバルは、カメラの回転角、傾き(=チル
ト)を検出して、撮影方向を取得するカメラ姿勢検出部104(撮影方向取得手段)を有
する。ここで、上述のカメラ情報と、機体姿勢と、撮影方向とにより、撮影情報が形成さ
れる。すなわち、機体姿勢検出部103とカメラ姿勢検出部104は、撮影情報取得手段
を構成する。
また、機上系100は、上記映像情報、撮影装置の位置情報、撮影情報を、映像のフレ
ームに同期させる同期部105(同期手段)を有し、この同期部105から出力されたデ
ータを多重変調部108(多重変調手段)で多重変調し、信号変換部109でデジタル信
号に信号変換し、追尾機能110を有するアンテナ(送信手段)から地上系200に向け
て送信する。
地上系200は、主に空中の撮影装置102が撮影した地表の映像情報及び撮影装置1
02の撮影位置を3次元的に特定するための情報、さらに撮影情報が入力され、この入力
された情報に対し、信号処理を行うための信号処理部204と、画面に地図を表示する地
理情報システムと、信号処理部204で処理された情報を含めて映像処理し、地図データ
に重畳させてモニタ表示部210に表示する地図処理部209とを有している。
すなわち、機上系100からの信号を追尾機能201を有するアンテナで受信し、信号
変換部202で信号変換し、多重復調部203(多重復調手段)によって、映像情報、位
置情報、撮影情報の信号を取り出す。
多重復調部203によって取り出されたこれらの信号を信号処理部204で信号処理
し、映像情報は、動画データ(Mpeg)205、静止画データ(Jpeg)206とし
て格納され、次のステップである地図処理部209での地図処理に用いられる。その他、
地理情報システムの2次元地図データ208、地勢データ207を含めた情報信号も地図
処理部209での地図処理に用いられる。
地上系200の地図処理部209(地図処理手段)は、映像情報である動画データ20
5、静止画データ206と、機体位置情報、撮影情報の各信号及び地理情報システムの2
次元地図データ208、3次元地勢データ207を用いて処理を行うもので、主に撮影装
置102の撮影位置を3次元的に特定するための機体位置情報に基いて、撮影装置102
が撮影した映像情報の撮影範囲に対応する地理情報システムの地図上の撮影範囲を求め、
この求められた撮影範囲に併せて、撮影映像を変形し、撮影範囲にこの変形された撮影映
像を重ね合わせて表示する。
地図処理部209では、まず、空中における撮影位置を3次元的に特定し、カメラと機
体の地表面に対する姿勢に基いて、撮影した地表面の撮影範囲(画枠)計算を行う。この
画枠に合わせて映像変形を行う。この映像変形は、映像が地図に一致する台形あるいは菱
形に近い形等になるよう映像を変形するものである。次に、変形した映像を地理情報シス
テムの地図上に重ね合わせ(貼り合わせ)、その後、これをCRTなどのモニタ表示部2
10にモニタ表示する。
モニタ表示される画面では、図3のように、撮影画像、撮影画枠、飛行軌跡が連続的に
表示される。
図2は、この発明の実施の形態1による撮影映像処理システムにおける各データの取得
タイミングを表す図である。
図3は、この発明の実施の形態1による撮影映像処理システムによって表示される画面
を示す図である。
図3において、飛行軌跡は、左から右上へ折線として描かれている。画枠は、図中の台
形の外枠であり、台形の中の画像が撮影画像である。この図3では、撮影画像が左から右
に連続的に表示されている。
次に、動作について説明する。
追尾機能110を有するアンテナから地上系200に送信するデータの取得周期を、例
えばGPSによる位置情報取得周期は1Hz、映像情報は30Hz、撮影情報は100H
zとする。
同期部105は、システムにおける正確な時間を生成する時刻生成部と、最も取得周期
の長い位置情報取得周期1秒に、GPS内の位置情報計算時間を加えた値以上のデータを、最低でも格納可能な容量の各データのバッファメモリとを有している。これにより、映像については、各フレーム毎の画像取得時刻、撮影情報を、位置情報については、各々のデータ取得時刻をシステム内の正確な時刻により管理することができる。
ここで位置情報については、GPSにて取得したデータには、緯度・経度・高度、GP
S時刻があり、システムにおける位置情報取得時刻(=GPS時刻)をT、GPS内部で
位置情報の計算が終了し、位置情報が出力されるシステム上の時刻をtとすると、
位置データ取得遅延時間=位置情報出力時刻t−位置情報取得時刻T
の関係が成り立つ。
図2に各々のデータサンプリング時刻を示す。
従来の撮影映像処理システムでは、位置情報出力(時刻t)をトリガとして、位置情報
取得時刻Tにおける映像情報及び撮影情報をバッファメモリより取得することから、映像
情報は1フレーム目、撮影情報は撮影情報2のデータをバッファメモリから読み取り、位
置情報と併せて地上に送信していたが、この方法では、映像情報または撮影情報のデータ
更新周期分の誤差が発生する。
このため、本発明では、映像情報を基準とし、位置情報取得時刻Tに最も近いフレーム
の切替時刻T’を基準にして、位置情報、撮影情報の補正計算を行い、これらのデータを
地上に送信することにより、高精度の地図映像重畳を可能にした。
また、誤差要因としては、位置データ取得遅延時間の他に、多重復調処理時間のずれ、
信号処理時間のずれなどが考えられ、これらの処理時間を考慮した補正計算を行うことも
可能である。
実施の形態1によれば、映像情報を基準とし、位置情報取得時刻Tに最も近い映像フレ
ームの切替時刻T’を基準にして、位置情報、撮影情報の補正計算を行い、これらのデー
タを地上に送信するので、高精度の地図映像重畳を実現することができる。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2による撮影映像処理システムを示す機能構成図である

図4において、100、102〜110、200〜210は図1におけるものと同一の
ものである。図4では、機上系100に静止画作成部111を設けている。
実施の形態2は、実施の形態1と同様に機上系100において、同期化したデータから
、属性情報として撮影時刻、位置情報(緯度、経度、高度)、撮影情報(機体姿勢、カメ
ラの3次元的な傾き、画角など)を含む静止画を作成する静止画作成部111(静止画作
成手段)を設け、作成された静止画と動画を多重変調する。
地上系200には、受信した静止画から、映像情報と、時刻、位置情報、撮影情報を分
離する静止画解析部(静止画解析手段)211を設け、分離した情報を用いて、静止画と
地図データとの重畳を行うことにより、実施の形態1のように映像情報から静止画を作成
するための遅延時間が発生することなく、さらに高精度の地図映像重畳を行うことが可能
となる。
次に、動作について説明する。
図4で、機上系100にて、同期部105にて同期された映像のフレームデータ、位置
情報、撮影情報より静止画作成部111にて静止画を作成する。作成された静止画は、動
画の映像情報と共に多重変調部108にて変調され、信号処理部109にてデジタル変換
され、追尾機能110を有するアンテナから地上系200に送信される。
地上系200では、受信した信号を多重復調部203により復調し、信号処理部204
にて動画データ205と静止画データ206に格納する。さらに静止画解析部211によ
り、静止画に記録された位置情報、撮影情報を取り出し、地図処理部209にて地図デー
タに静止画データを重畳してモニタ表示部210によりモニタ表示する。
実施の形態2によれば、機上系100にて静止画を作成し、地上に伝送することにより
、地上における多重復調及び信号処理(動画から静止画を作成する)に要する時間のずれ
をキャンセルすることが可能になる。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3による撮影映像処理システムを示す機能構成図である

図5において、100、102、105〜111は図4におけるものと同一のものであ
る。図5では、図4の機体姿勢検出部103及びカメラ姿勢検出部104に代えて、撮影
装置102の傾きを検出する3軸傾きセンサ112(3次元撮影方向取得手段)が設けら
れ、撮影情報取得手段を構成している。
実施の形態1及び実施の形態2においては、撮影情報の内の撮影方向を取得するために
、機体姿勢検出部103と、機体外部に取り付けたジンバルのカメラ姿勢検出部104を
用いていたが、機体姿勢とジンバルのカメラ姿勢の取得は、絶対的なカメラの撮影方向を
取得することが目的であるので、実施の形態3は、図5のように、例えば3軸傾きセンサ
112を取り付けた撮影装置102を機体内部に持ち込み、撮影と共に撮影方向を取得す
るようにした。
これにより、機体外部のジンバルが不要となり、例えばヘリコプタの窓からハンディカ
メラにより撮影を行うなど、容易に運用を行うことが可能となる。
ここで、3軸傾きセンサ112としては、地磁気センサ、ジャイロ及び加速度センサを
組み合わせた構成の装置や、超音波センサとジャイロにより機体内部における方向を求め
、機体姿勢情報との合成により撮影角度を計算する方法等がある。
実施の形態3によれば、3軸傾きセンサ112を取り付けた撮影装置102を機体内部
に持ち込み、撮影と共に撮影方向を取得するようにしたので、機体外部のジンバルが不要
となり、例えばヘリコプタの窓からハンディカメラにより撮影を行うなど、容易に運用を
行うことが可能となる。
この発明の実施の形態1による撮影映像処理システムを示す機能構成図である。 この発明の実施の形態1による撮影映像処理システムにおける各データの取得タイミングを表す図である。 この発明の実施の形態1による撮影映像処理システムによって表示される画面を示す図である。 この発明の実施の形態2による撮影映像処理システムを示す機能構成図である。 この発明の実施の形態3による撮影映像処理システムを示す機能構成図である。
符号の説明
100 機上系
102 撮影装置
103 機体姿勢検出部
104 カメラ姿勢検出部
105 同期部
106 GPS信号受信部
107 機体位置検出部
108 多重変調部
109 信号変換部
110 追尾機能
111 静止画作成部
112 3軸傾きセンサ
200 地上系
201 追尾機能
202 信号変換部
203 多重復調部
204 信号処理部
205 動画データ
206 静止画データ
207 地勢データ
208 二次元地図データ
209 地図処理部
210 モニタ表示部
211 静止画解析部

Claims (4)

  1. 機体に搭載された機上装置によって地表を撮影した映像情報を上記機上装置から地上装置に送信し、地上装置で上記映像情報を地図データに重畳させて表示する撮影映像処理システムにおいて、
    上記機上装置は、
    地表を撮影し、映像情報をフレームごとの映像取得時刻とともに出力する撮影装置、
    この撮影装置の撮影情報をデータ取得時刻とともに取得する撮影情報取得手段、
    GPSにより上記機体の3次元の位置をデータ取得時刻とともに取得する機体位置検出手段、
    この機体位置検出手段によって取得された上記機体位置情報のデータ取得時刻に最も近い映像情報のフレーム切替時刻を基準にして、上記機体位置情報及び上記撮影情報の補正計算を行うことにより、上記映像情報に上記撮影情報及び上記機体位置情報を同期させる同期手段、
    この同期手段により同期された上記撮影情報及び上記機体位置情報を上記映像情報の一部に変換する多重変調手段、
    及びこの多重変調手段により変換された上記撮影情報及び上記機体位置情報を含む映像情報を上記地上装置に送信する送信手段を備え、
    上記地上装置は、
    上記機上装置から受信した映像情報から上記撮影情報及び上記機体位置情報を分離する多重復調手段、
    及びこの多重復調手段により分離された上記撮影情報及び上記機体位置情報に基づき、上記映像情報を地図データに重畳させて表示する地図処理手段を備えたことを特徴とする撮影映像処理システム。
  2. 機体に搭載された機上装置によって地表を撮影した映像情報を上記機上装置から地上装置に送信し、地上装置で上記映像情報を地図データに重畳させて表示する撮影映像処理システムにおいて、
    上記機上装置は、
    地表を撮影し、映像情報をフレームごとの映像取得時刻とともに出力する撮影装置、
    この撮影装置の撮影情報をデータ取得時刻とともに取得する撮影情報取得手段、
    GPSにより上記機体の3次元の位置をデータ取得時刻とともに取得する機体位置検出手段、
    この機体位置検出手段によって取得された上記機体位置情報のデータ取得時刻に最も近い映像情報のフレーム切替時刻を基準にして、上記機体位置情報及び上記撮影情報の補正計算を行うことにより、上記映像情報に上記撮影情報及び上記機体位置情報を同期させる同期手段、
    この同期手段により同期された上記映像情報と上記撮影情報と上記機体位置情報とから静止画情報を作成する静止画作成手段、
    この静止画作成手段により作成された静止画と上記映像情報とを多重変調する多重変調手段、
    及びこの多重変調手段により多重変調されたデータを上記地上装置に送信する送信手段を備え、
    上記地上装置は、
    上記機上装置から受信した上記データから上記映像情報と静止画情報を分離する多重復調手段、
    この多重復調手段により分離された静止画情報から上記撮影情報及び上記機体位置情報を取り出す静止画解析手段、
    及びこの静止画解析手段により取り出された上記撮影情報及び上記機体位置情報に基づき、上記静止画情報を地図データに重畳させて表示する地図処理手段を備えたことを特徴とする撮影映像処理システム。
  3. 上記撮影情報取得手段は、上記撮影装置の姿勢を検出して撮影方向を取得する撮影方向取得手段と、上記機体の姿勢を検出する機体姿勢検出手段とにより構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の撮影映像処理システム。
  4. 上記撮影情報取得手段は、上記撮影装置に取り付けられ、上記撮影装置の3次元の撮影方向を取得する3次元撮影方向取得手段により構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の撮影映像処理システム。
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