JP4502668B2 - 構内電話サービス停止障害の際の電話回線切替システム - Google Patents

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本発明は、公衆電話網のように無停電電源付き電話交換装置の電話回線を接続する構内大規模交換システム、例えばLANを用いたIPセントレックスサービスが電源障害を含むシステムダウンとなった際、標準電話機能を有する基本電話機に上記電話回線を切替え接続して外部との通信を容易に確保することができる構内電話サービス停止障害の際の電話回線切替システムに関するものである。
近年、IP(インターネットプロトコル)によりLAN(ローカルエリアネットワーク)を用いて構内電話交換を大規模に行うIPセントレックスシステムが普及しつつある。
従来、このようなIP電話サービスが障害停止になった際の電話回線切替システムには、LAN電話機が、例えば下記特許文献1に提案されている。この電話機は、LANの障害または停電の際に電話回線をLAN側から公衆電話網に切替えている。
また、下記特許文献2では、停電対応機能付LAN電話システムとして、ネットワーク障害または電源供給断の場合には、LANに接続中の電話回路を、停電対応電源付きの構内交換機または公衆交換機の通信回線に接続替えしている。
図1を参照して従来のIP電話サービスにおける障害停止の際の電話回線切替システムについて説明する。
図示されるように、IPセントレックスシステムとなるLAN交換システム100は、LAN電話機210と、LAN電話アダプタ221を介して標準電話機能を有する基本電話機220とに接続している。LAN交換システム100は、電源障害の際に、PFT(電源障害転送)通知をLAN電話機210とLAN電話アダプタ221とに送る。LAN電話機210とLAN電話アダプタ221とのそれぞれはLAN交換システム100に接続されている電話回路を、無停電電源を備える公衆電話局または構内交換機(PABX)である無停電電源付電話交換装置300から接続される電話回線に切替えている。
下記特許文献1,2に含まれるような図1に示されるシステムでは、LAN交換システムに内線として収容される電話機および電話機アダプタに対してPFT通知を行っている。その切替えを委ねられる内線の電話機および電話機アダプタそれぞれは、通常、分散配置されており、かつ切替え先は無停電電源付電話交換装置から接続される外線であるので、電話機側での切替え部分の運用保守が煩雑でかつ困難であることは避けられない。
特開平10−271243号公報 特開2000−92527号公報
解決しようとする課題は、LANなどのIPネットワークで構成されるIPセントレックスシステムなどでシステムダウン相当の障害が発生した際に、IPセントレックス側で接続されている内線電話機の電話回線を無停電電源付電話交換装置の電話回線に接続切替えしているので、通常分散配置される内線電話機は広範囲にわたるため、その保守運用を簡単にすることができないことである。
本発明は、IPセントレックスシステムなどの構内電話交換装置にシステムダウン相当の障害が発生した際に、無停電電源付電話交換装置に切替え接続される電話回線を纏めて保守運用するため、電話回線を前記構内電話交換装置への接続から標準電話機能を有する基本電話機に切替え接続する電話回線切替装置を、構内電話交換装置にあって電話回線を収容接続する位置、すなわち、無停電電源付電話交換装置側に備えることを主要な特徴とする。
この構成に示されるように本発明による電話回線切替装置は内部に電話回線の切替え手段を纏めているので、保守運用が容易である。
また、電話回線切替装置は、更に切替指示通知を外部から受けた際にも前記基本電話機への切替えを実行するので、複数の前記電話回線切替装置を備え、一つを基幹装置、他を増設装置として前記基幹装置から前記増設装置へ前記切替指示通知を送ることができる。従って、セントレックスシステムのような構内電話交換装置における少なくとも一つのTRK−GW(トランキングゲートウェイ)と複数の電話回線切替装置とによる組合せが可能であり、切替えシステムの多様性を取得することができる。
また、無停電電源付電話交換装置から接続を受ける電話回線それぞれの使用状態を監視してその切替状況を保持することが、特に通話中の回線の保持を可能とするので、望ましい。更に、使用状態を外部に表示することが保守者の手動による各種制御も可能にできるので好ましい。
無停電電源付電話交換装置である公衆電話交換局から構内電話交換装置へダイヤルイン回線の接続を受けている場合、少なくとも一つの電話回線切替装置が、予め定められた切替制御回線を用いて電話回線の切替えを公衆電話交換局へ通知し、該当する電話回線をリングダウン着信回線へ切替えさせることができる。
本発明の構内電話サービスが停止するような重大障害発生の際の電話回線切替システムでは、電話回線切替装置が、切替え対象として纏められた複数回線に対し設けられ、かつ無停電電源付電話交換装置から電話回線の接続を受ける構内電話交換装置の主配線盤またはトランキングゲートウェイの直前などに備えられるため、一括して回線切替えすることができるので、容易に保守点検できるという効果がある。
構内電話交換装置にシステムダウン相当の障害が発生した際に、無停電電源付電話交換装置に接続される電話回線を纏めて切替えることにより容易に保守運用するという目的を、無停電電源付電話交換装置から電話回線の接続を受ける構内電話交換装置の主配線盤またはトランキングゲートウェイの直前に本発明による電話回線切替装置を備えることにより、従来のシステム構成を損なわずに実現した。
本発明の実施例1について図2および図3を併せ参照して説明する。
図2は、本発明による全体システムの実施の一形態を示す図であって、特に構内電話交換装置がLAN交換システム100としてIPセントレックスシステムにより示されており、無停電電源付電話交換装置が公衆電話網における公衆電話局である一例が示されている。図3は、図2における発明の主要部分のうち、PFT(電源障害転送)起動に対する一形態を示す説明図である。
構内交換装置のLAN交換システム100に公衆電話網の公衆電話局201から接続される電話回線は局線とも呼ばれ、一般の加入者回線で「L1−L2」構成の2線通話路を有する電話回線により、公衆電話局201から直流電源が供給されている。また、この局線は、LAN交換システム100において外線と呼ばれ、LAN交換システム100で内線電話機を内線番号により直接呼出しするダイヤルイン回線である。
LAN交換システム100は、高度の電話機能を発揮するIP電話用の信号制御方式SIP(セッション初期化プロトコル)に基づき、MDF101、TRK−GW102、LAN103、NAT104、SIPサーバ105、およびSIP電話機106を含むものである。
MDF101は、公衆電話局201から接続される電話回線を収容し内部への接続点となる主配線盤である。TRK−GW102は、LAN交換システム100で外部に接続する電話回線のトランキングゲートウェイで、公衆電話局201からのダイヤルイン回線を収容してLAN103に接続する。LAN103は、SIPサーバ105の制御を受けて、TRK−GW102、NAT104、およびSIP電話機106と接続して相互間のデータを伝送するローカルエリアネットワークである。NAT104は、SIPサーバ105と接続してLAN103上のデータ転送のためにネットワークに対するアドレス変換を行うネットワークアドレストランスレータである。SIPサーバ105はSIPによりLAN103上のデータ転送を制御して高度な電話機能を実現する。SIP電話機106は、SIPサーバ105の制御を受けて電話機能を有する電話端末であり、内線電話機に相当する。
図示されるIPセントレックスシステムでは電源断のようなシステムダウン障害の際には、TRK−GW102からPFT(電源障害転送)情報を送出する。PFT情報はダイヤルイン回線のうちから所定の一回線を取り出し、公衆電話局201の通話用電源の接続を検出することにより取得している。ここでは#1回線が取り出されるものとする。
本発明では、目的を達成するために、電話回線切替装置1−1,1−2、基本電話機2−1〜2−8、および通話状態表示板3が設けられている。電話回線切替装置1−1,1−2は後に詳細を説明する。基本電話機2−1〜2−8それぞれは、公衆電話局201と「L1−L2」構成による2線通話路を有する電話回線を接続し、標準電話回路を有するものである。従って、本実施例では、切替えにより公衆電話局201と直結する基本電話機2−1〜2−8は呼出信号を直接受けるリングダウン着信回線に接続することとなる。
電話回線切替装置1−1,1−2は、一方では接続する公衆電話局201からTRK−GW102への#1〜#4回線、#5〜#8回線それぞれのダイヤルイン回線、合計8回線を、また切替スイッチを介して他方では、MDF101を介してTRK−GW102に接続している。
電話回線切替装置1−1は、基幹装置としてLAN交換システム100のTRK−GW102からPFT起動を切替信号検出部に接続し公衆電話局201からの#1回線を、後に詳述するが、本実施例として切替スイッチの切替なしでTRK−GW102を介して基本電話機2−1に接続すると共に、#2〜#4回線を基本電話機2−2〜2−4それぞれに切替スイッチにより切替え接続する。また、電話回線切替装置1−1は切替情報を切替指示起動として増設装置の電話回線切替装置1−2へ送る。
電話回線切替装置1−2は切替指示起動から切替信号を検出して公衆電話局201からの#5〜#8回線を基本電話機2−5〜2−8それぞれに切替え接続する。更に、電話回線切替装置1−1は、公衆電話局201へ予め定められた電話回線、例えば#0回線を切替制御回線として用いて電話回線の切替中を通知し、公衆電話局201からLAN交換システム100へのダイヤルイン回線を基本電話機2−1〜2−8へのリングダウン着信回線に切替えさせる。切替制御回線は通常、例えば着信専用電話機または交換台へ接続され用いられている。
電話回線切替装置1−1,1−2は、公衆電話局201からの#1〜#8回線それぞれの通話電流を監視しており、その電流状態を通話状態表示板3に表示する一方、基本電話機2−1〜2−8からTRK−GW102への回線切替えの際に回線が通話中の場合にはその回線の接続状態を通話終了まで保持している。
上述したように、構内電話交換装置のLAN交換システムが電源障害でシステムダウンした場合に公衆電話交換網から接続される電話回線に基本電話機を切替え接続する電話回線切替装置がLAN交換システムのMDF近辺に備えられるので、切替え設備の保守運用の実行を容易にすることができる。
上記説明では、構内電話交換装置としてLAN交換システムまたはIPセントレックスシステムを示したが、他のスイッチングシステムでも良い。また、増設の電話回線切替装置が複数あっても基幹装置とは上記増設装置と同様に接続することにより切替え機能を発揮できる。また、一つの構内電話交換装置で複数のTRK−GWそれぞれに対応して同一の接続構成を採用することは、TRK−GW単位での回線切替えによる障害対策が可能となる。更に、一つの電話回線切替装置として4回線ずつ収容するとして図示し説明されているが、この収容回線数は限定されるものではない。
また、後に他の実施例として説明するが、基幹装置および増設装置の何れの電話回線切替装置も同一回路構成が可能である。また、切替えはPFT以外のシステムダウン相当の重大障害にも適用できる。
本発明の実施例2について図4に図2および図3を併せ参照して説明する。
図4に示される実施例2は、図2および図3に示される電話回線切替装置1−1,1−2の機能ブロックを同一回路構成で示したものである。
図示される電話回線切替装置は、通話電流検出回路11、回線切替回路12、電源検出部(CD)13、切替信号検出部14、切替信号出力部15、および切替指示部(TI)16を備える。
通話電流検出回路11は収容する各電話回線に挿入される回路C1〜C4を備える。回線切替回路12は、公衆電話局201からTRK−GW102へ接続される#1〜#4回線それぞれを切替えて、対応する切替え先の基本電話機2−1〜2−4それぞれに接続する。公衆電話局201から接続される#0回線は、切替制御回線として予め設定されているものとし、公衆電話局201へダイヤルインに指定している電話回線をリングダウン着信回線に切り替える指示をする。通常は、構内電話交換機の着信専用電話機2−0または受付けコンソールに接続している。また、スイッチSにより切替制御回線を#0回線とは別の回線、例えば図示されるように#4回線を予備として切り替えて設定することもできる。
電源検出部13はメークブレーク接点cdを、また切替指示部16はメークブレーク接点tiをそれぞれ有するものとする。ここで図示して説明するメークブレーク接点cd,tiは、電源検出部13および切替指示部16の動作により回路を閉成(メーク)または開放(ブレーク)するものであり、その回路構成はリレーでもまた論理回路でも良い。切替信号検出部14はリレーR1〜R5を備える。リレーR1〜R4はメークブレーク接点r1〜r4それぞれを有する。リレーR5は二つのメーク接点r5−1,r5−2を有する。
回路C1〜C4は、公衆電話局201から接続される#1〜#4回線それぞれに挿入され、通話電流を検出する。回路C1〜C4は、それぞれが通話電流を検出している間、通話状態表示板3に検出状態を通知し、かつ切替信号検出部14に有するリレーR1〜R4それぞれの動作状態を保持する。
回線切替回路12はメークブレーク接点r1〜r4を#1〜#4回線それぞれに挿入している。すなわち、例えば#1回線では、公衆電話局201からの#1回線を、メークブレーク接点r1のブレーク側でTRK−GW102へ、かつメーク側で基本電話機2−1へそれぞれ接続して、リレーR1の動作により切替えている。#2、#3、および#4回線も同様である。ただし、#1回線の場合、メークブレーク接点r1のメーク接点側には、基本電話機2−1との間にTI16の動作で回路を閉じるメーク接点tiが挿入される。
電源検出部13は、切替信号検出部14にブレーク接点cdを有し、基幹装置となってPFT起動される際には、図3に示されるようにTRK−GW102を介した#1回線を引き込み、ブレーク接点tiを介して基本電話機2−1まで2線の通信路を接続すると共に、公衆電話局201からの#1回線の供給電源を検出している間、ブレーク接点cdを動作させる。一方、電源検出部13は増設装置として切替指示起動される際には駆動されないので、ブレーク接点cdが切替信号検出部14のリレーR1を他のリレーR2〜R5と同一条件におく。
切替信号検出部14はPFT起動または切替指示起動の受付けにより起動されて切替指示を検出し、リレーR1〜R5を駆動するが、リレーR1は、PFT起動を受付けて動作するブレーク接点cdにより駆動回路を切断される。リレーR1〜R4は、通話電流検出回路11の回路C1〜C4から制御を受け、回路C1〜C4それぞれが動作中、すなわち通話中の場合は、その間に切替え原因が復旧してもその通話状態を保持する。しかしながら、通話中以外の電話回線は復旧するので、切替え原因が復旧した際にリレーR5は復旧して切替制御信号の送出を停止し、リングダウン着信をダイヤルインに戻している。
切替信号出力部15は、メーク接点r5−2を有し、リレーR5が動作している間、グラウンド電位を送出して、公衆電話局201からの回線が基本電話機側に接続中であることを外部に通知する。切替指示部16は、外部から切替指示起動を受けて動作し、切替信号検出部14に通知してリレーR1〜R5を動作させている。
切替制御回線の#0回線には、着信専用電話機2−0が接続されている。メーク接点r5−1は、抵抗器を介したグラウンド電位を、切替接点Sを介して切替制御回線#0へ送出する。すなわち、リレーR5の動作中を公衆電話局201に通知して、#1〜#4回線をダイヤルイン回線からリングダウン着信回線に切替えさせている。スイッチSをメーク側に動作させた際には、グラウンド電位が#4回線に送出される。すなわち、スイッチSにより、切替制御回線を#0回線または#4回線に切替えることができる。
この回路構成は図2および図3において基幹装置として使用されるが、増設装置として用いる場合は、上記図3を参照して説明したように、#1〜#4回線は#5〜#8回線のそれぞれに変更される。PFT起動は「接続無し」とし、基幹装置の切替信号出力部15の出力を切替指示起動として切替指示部16に接続する。また公衆電話局201との切替制御回線が不要なので、着信専用電話機2−0と抵抗器を介したグラウンド電位の送出回路との設備は除いてもよい。
ここでは説明の理解を助けるため、回路の閉成と開放とをメーク接点とブレーク接点とで図示して構成要素の機能を説明したが、論理回路等、他の回路構成でもよいのは明らかである。
次に、PFT起動の際の機能動作について、図3、図4、および図5を併せ参照してPFT起動の際の機能動作について実施例3として説明する。
まず、LAN交換システムのTRK−GW102で電源障害によるPFT起動が生じた場合、図3に示されるように、#1回線における公衆電話局201からの供給電源を基幹装置の電話回線切替装置1−1のPFT起動に接続する。
電話回線切替装置1−1では、PFT起動による公衆電話局201からの供給電源を電源検出部13およびブレーク接点tiを介して基本電話機2−1まで形成される回路により、電源検出部13が電源を検出してPFT起動を受付け(手順S1)する一方、ブレーク接点cdが切替信号検出部14でリレーR1の駆動回路を切離し(手順S2)する。
PFT起動は切替信号検出部14でも直接検出され、リレーR1〜R5を駆動しようとするが、リレーR1は駆動回路をブレーク接点cdにより切断されるので、リレーR2〜R5のみが動作(手順S3)する。従って、回線切替回路12では、メークブレーク接点r2〜r4のみが動作するので、#1回線を除く#2〜#4回線が基本電話機2−2〜2−4それぞれに切替え接続(手順S4)される。
一方、リレーR5のメーク接点r5−1が同時に動作するので、抵抗器および切替スイッチSのブレーク接点から切替制御回線に設定した#0回線を介して公衆電話局201へグラウンド電位を切替制御信号として送出(手順S5)する。また、同時に、切替信号出力部15のメーク接点r5−2が閉じるので、グラウンド電位を切替指示起動として増設装置の電話回線切替装置1−2へ送出(手順S6)する。上記手順S3、S4、および手順S5は、図面では順序付けられているが、同時動作である。
電話回線切替装置1−2では、基幹装置から切替指示起動を切替指示部16が受付け(手順S7)し、切替信号検出部14へ切替信号を通知する。切替指示起動を受付けした切替指示部16は、受付け動作によりメーク接点tiを閉じるので電源検出部13を無関係にし、基本電話機2−1を他の基本電話機2−2〜2−4と同様に回線切替回路12に接続(手順S8)する。
切替信号検出部14は、ブレーク接点cdが動作しないので、切替指示部16からの切替信号を検出した際にリレーR1〜R5を動作(手順S9)させ、回線切替回路12でメークブレーク接点r1〜r4により#5〜#8回線のそれぞれを基本電話機2−1〜2−4それぞれに切替え接続(手順S10)して、切替えの手順を終了する。
この接続状態で基本電話機に着信があり通話中の間、PFT起動または切替指示起動の条件が消去された際には、通話電流検出回路の回路C1〜C4で通話中を検出しているので、切替え信号検出部のリレーRxの動作は保持されており、切替え状態はそのまま維持される。
本発明の実施例4について図2および図6を併せ参照して説明する。
実施例4は、構内電話交換装置を形成するシステムが、サーバ、スイッチなどのサーバ機器ネットワークのハードウェアにおける障害、またはネットワーク経由で監視および制御するSNMPプロトコル、またはネットワークを診断するPINGコマンド等のソフトウェアにおける障害などを監視してシステムダウン相当の重大障害を検出した際に必要な電話回線の切替えについてである。
図2は、本発明による全体システムの実施の一形態を示す図であって、実施例1において説明済みである。図6は、図2における発明の主要部分のうち、LAN交換システム100を含む構内電話交換装置の電源以外の重大障害により、公衆電話局201からの回線を一斉に基本電話機に自動的に切替接続する切替指示起動に対する一形態を示す説明図である。
図6が実施例1の図3との相違は、公衆電話局201からの#1回線が、切替指示起動により他の回線同様に基本電話機へ切り替わることである。他の動作機能に変更はない。
ここで用いられる電話回路切替装置は、上記図4を参照し実施例2として説明したものと同一である。
次に、図4、図6、および図7を併せ参照して切替指示起動の際の機能動作について説明する。
上記実施例3との相違はフローチャートの最初の四手順のみである。
すなわち、基幹装置の電話回路切替装置1−1では、切替指示部16が、検出可能な、例えば上記実施例2と同様なグラウンド電位で切替指示起動をLAN交換システム100から受付け(手順S11)した際に、自己の動作に基づくメーク接点tiの閉成動作により基本電話機2−1を回線切替回路12へ他の基本電話機2−2〜2−4と同様に接続(手順S12)し、かつ、切替信号検出部14を起動する。
切替信号検出部14は、ブレーク接点cdが不動作なのでリレーR1〜R5のすべてを動作(手順S13)させる。従って、回線切替回路12のメークブレーク接点r1〜r4が動作して、公衆電話局201から接続される#1〜#4回線のすべてが基本電話機2−1〜2−4それぞれに切替え接続(手順S14)される。
これに続く手順は上記実施例2と同一なので手順S15から手順S20までは上記図5における説明で手順S5から手順S10を読み替えればよく、その説明は省略する。
加入者用の複数電話回線を引き込む構内電話交換装置でシステムダウンに相当する重大障害が生じた際に、引き込む電話回線をまとめて、標準電話機能を有する基本電話機に切替え接続する電話回線切替装置を備えることによって、これら電話回線を生かすことができるので、公衆電話交換装置または構内電話交換装置を含む無停電電源を有する電話交換装置と接続されるボタン電話装置などのような小規模の電話交換装置にも適用できる。切替え接続は、障害に限らず、保守運用のために、切替指示が利用されてもよい。
構内電話サービスが停止するような障害の際の電話回線切替システムにおけるブロックの従来例を示した説明図である。 構内電話サービスで本発明による電話回線切替システムにおける全体構成の実施の一形態を示した説明図である。(実施例1) 図2の電話回線切替装置における基本構成機能の実施の一形態を示した説明図である。(実施例2) 本発明の電話回線切替装置における機能ブロックの実施の一形態を示した説明図である。(実施例2、実施例3) 図3の電話回線切替装置における主要動作手順の実施の一形態を示したフローチャートである。(実施例2) 図2の電話回線切替装置における基本構成機能の実施の一形態を示した説明図である。(実施例3) 図6の電話回線切替装置における主要動作手順の実施の一形態を示したフローチャートである。(実施例3)
符号の説明
1−1、1−2 電話回線切替装置
2−0 着信専用電話機
2−1〜2−8 基本電話機
3 通話状態表示板
11 通話電流検出回路
12 回線切替回路
13 電源検出部
14 切替信号検出部
15 切替信号出力部
16 切替指示部
100 LAN交換システム
101 MDF(主配線盤)
102 TRK−GW(トランキングゲートウェイ)
201 公衆電話局

Claims (1)

  1. 無停電電源付電話交換装置から少なくとも一つの電話回線接続される構内電話交換装置にシステムダウン相当のサービス停止障害を生じた際でも前記電話回線の保守運用を容易にする電話回線切替システムにおいて、
    標準電話機能を有し前記電話回線に対する少なくとも一つの基本電話機と、
    前記サービス停止障害の通知を受けた際に、前記無停電電源付電話交換装置から接続される前記電話回線を、前記構内電話交換装置への接続から前記基本電話機それぞれに切替える電話回線切替装置と、
    を備え
    前記電話回線切替装置は、前記サービス停止障害の通知を前記構内電話交換装置または外部装置から受けるものであり、
    前記電話回線切替装置を複数備え、一つを基幹装置、他を増設装置として前記基幹装置から前記増設装置に前記サービス停止障害の通知として切替指示起動を送ることを特徴とする構内電話サービス停止障害の際の電話回線切替システム。
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