JP4499574B2 - 球形対象の運動の追跡のためのシステム - Google Patents

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Description

(発明の分野)
本発明は、一般に、診断用画像処理に関し、より詳細には、球形対象表面の位置および運動の感知のためのデバイスおよびシステム、ならびにこのような運動を検出し、そして対象表面の一連の時間的画像フレームを位置決めするための方法に関する。
(関連分野の説明)
任意の眼手順における第1の工程は、眼の病理を診断し、そして/またはその構造を特徴付けすることである。人の眼の視力低下を矯正するための屈折矯正手術の分野において、眼のトポグラフィーおよびパキメトリー(pachymetry)ならびに低視力を生じる異常の性質および大きさについての正確な情報を集めることが重要である。この診断情報の収集は、代表的に、患者をいくつかの型の機器と係合し、そして標的を確実に観察する必要があり、一方で、診断情報は、通常、1秒以下〜数秒の範囲の時間間隔の間に撮った複数のビデオ画像により取得される。これは、眼の衝動性眼球運動および測定手順の間に人が凝視を変える時間に対して、相対的に長い時間フレームである。随意のまたは不随意の眼の運動は、特定の測定パラメーターの不正確な記録を引き起こし得、そして得られる視力矯正用途が最適ではなくなる。
この点において、本発明者らは、診断手順の間、眼の運動を補償する方法の必要性を認識している。本発明は、患者の眼の運動のモニタリングおよび補償を参照して記載されるが、本明細書中に開示される装置および方法は、球形対象表面または疑似球形対象表面を有する任意の対象の運動のモニタリングおよび補償に適用されることが理解される。
(発明の要旨)
本発明の実施形態は、球形表面または疑似球形表面を有する対象の運動の空間的位置をモニタリングするため、およびこの対象の運動を追跡するためのデバイスに関する。好ましい対象は、人の眼の角膜である。このデバイスは、投射要素を備え、この投射要素は、光の少なくとも4つのスポットを表面上に投射するための少なくとも1つの光放射要素を利用し、ここで、この表面上のスポットのうちの少なくとも2つは、同じ平面上にあってはならない。さらに、画像捕捉要素は、対象表面の画像の一連のリアルタイムビデオフレーム、およびこの表面上で照射された光スポットを捕捉する。計算要素は、画像捕捉要素と共に作動し、そして画像捕捉要素から画像を受信し、各画像フレームにおいて各照射光スポットを位置決めし、そして各画像フレームにおける画像スポット間の関係を決定する。このデバイスは、好ましくは、4つの光放射要素を有し、この光放射要素は、4つの対応する光スポットを表面に投射する;より好ましくはこのデバイスは、6個の光放射要素を備え、これらの光放射要素は、6個の対応する光スポットを表面の一部に照射する。本発明のデバイスの実施形態の好ましい局面によると、列/切り換え要素は、6個の光放射要素と共に使用され、これによりこれらの6個の光放射要素のうち4個が、任意の所定の瞬間に角膜表面上に光スポットを形成し得る。このことは、競合光源が、特定の用途(例えば、角膜パキメトリーを測定するための光のスキャンスリット)において使用される場合に有用である。競合光源を使用しない用途(例えば、光学コヒーレンストモグラフィー(OCT)およびB/Cスキャン)は、4つの光スポットしか必要としない。光源のタイプは、重要ではなく、これには、例えば、レーザーダイオード、付随のフォーカシングオプティクスを有するすスーパー発光ダイオード、または光源が対象の表面に焦点合わせするのを可能にする光学的付随物を有する白熱光源のような光源が挙げられ得る。これらの光源は、対象表面の基準軸に対して垂直の平面と同一平面配置で配置され、この対象表面の基準軸は、記載を明瞭にするために、好ましくは、モニタリングされる眼の角膜の光軸である。光源の各々は、眼の中心から縁境界までの距離の約1/2〜2/3のいずれかの場所であるパターンで、被験体の眼の角膜に定められる。この投射パターンは、角膜の中心が、光散乱を含まないままであるようにし、このことは、角膜の中心を観察するかまたは被験体の眼の虹彩を通して観察することが望まれる場合、重要であり得る。対象表面に光スポットを形成する光ビームの各々は、角膜に衝突する場合に、角膜の断片化された細胞構造に起因して、拡散して散乱する。この散乱は角膜の表面上の光の小さな散乱点として見える。これらのスポットの互いの関係が、画像化され、次いで、診断手順の各ビデオフレームの間で、捕捉される。空間で眼の運動を追跡することを可能にするのは、このスポットの関係である。
空間における球の中心は、4つの同一直線上にない点が、3つ全ての軸(x、yおよびz)で規定される場合、これらの点によって数学的に決定され得る。これらの4つの点は、球の表面を規定する。球がこれらの点の位置によって決定され得、そして光の4つの点が与えられ、そして基準と比較される場合、この球の相対位置が決定され得る。従って、コントロール画像が、このような比較のために、本発明に従って確立される。球の画像と4つの入射光ビームとが、画像化デバイスによって捕捉され、そして得られた画像が、これらのスポットを位置決めするために処理される場合、連続する画像スポットの間の比較は、スポット位置の差異を生じ、各フレームを用いて、患者の眼の運動の振幅および方向を捕捉する。各画像が捕捉され、そしてスポットが同定されると、画像フレームの時間的順序における各画像の補償ベクトルが構築される。対象が前に動く場合、画像の間で、次の画像におけるスポットは、さらに離れて広がる。目的が上もしくは下、または左もしくは右に動く場合、スポットは、この運動に対して非対称に動く。
画像捕捉システムがこれらの画像を捕捉した後に、これらの画像は計算デバイスに送信される。この計算デバイスは、各画像上の各スポットを位置決めする。次いで、この計算デバイスは、各フレームにあるスポットの各々の運動を比較し、そして画像を拡大縮小、回転および移動させて、正確に再構築する。補償ベクトルが作成され、そして各フレームを基準の均一な中心フレームに論理的にシフトさせるために使用され、従って、ビデオ画像捕捉プロセスの間に、光源の任意の運動を補償する。計算デバイスは、画像を再構築し、同時に、運動の変化を補償し、そして画像を互いに対して再位置決めし、ここで各球形表面は、中心上で同心円状である。このことは、3つ全ての軸に沿った運動補償を可能にする。
本発明は、同一直線上追跡システムとは別個の利点を提供する。例えば、一旦、光散乱スポットが表面画像上で同定されると、補償ベクトルが迅速に作成される。本発明に従う方法論は、独特であり、数値的であり、かつ容易に確認される。光スポットは同一直線上にないので、各画像は、捕捉された眼に対して固有である。本発明は、運動を示すために光反射に頼らず、従って、ほとんど反射しない角膜が容易に追跡され得る。
本発明のこれらおよび他の利点および目的は、以下の詳細な説明から容易に明らかとなる。しかし、詳細な説明および特定の実施例は、本発明の好ましい実施形態を示すものの、例示目的のみのために示されることが理解されるべきである。なぜなら、本発明の概念および範囲内の種々の変更および改変が、本明細書中の記載および図面、ならびに特許請求の範囲に基づいて当業者に明らかとなるからである。
(発明の好ましい実施形態の詳細な説明)
本発明の実施形態は、添付の図面を参照して、以下に詳細に記載され、これらの図において、同じ参照番号は、全体にわたって、類似の参照を表す。
図1は、患者の眼の角膜表面104(これは、定義によれば、球形または擬似球形である)の空間的位置をモニタリングし、そして運動を追跡するための、システム100の好ましい実施形態を示す。図1はまた、眼の角膜のような、球形または擬似球形の対象の表面の複数の画像を位置合わせするための、画像位置合わせシステム100を示す。システムおよびデバイス100は、一般に、投影構成要素102(図2に示されるような)、画像捕捉構成要素120、および画像捕捉構成要素120に作動可能に接続された計算構成要素160を備える。図2aおよびbに示されるように、投影構成要素102は、少なくとも1つの発光要素110を備え、そしてこの投影構成要素は、少なくとも4つの光のスポット112a〜dを、(球形または擬似球形の)表面104に投影する。スポット112のうちの少なくとも2つは、図2(a)において111で示されるように、表面上で同一平面内にない。このことは、z方向に沿って表面104の運動および位置を追跡するための、必要条件である。表面104上の少なくとも3つの残りの光のスポットは、この表面のx−y運動を追跡するために必要である。
一般に、三次元空間中、4つの点(x,y,z)、(x,y,z)、(x,y,z)、(x,y,z)にが与えられると、これらの点をその表面に有する球の方程式は、以下の行列式を解くことによって、見出される:
Figure 0004499574
この行列式が、第1行を使用する小行列による展開を使用して見出される場合、この球の方程式は、以下のように書かれ得る:
Figure 0004499574
小行列Mijの項において、
1.1 (x+y+z)M11−xM12+yM13−zM14+M15=0
(x,y,z)を中心とする、半径rの球の一般的な方程式は、以下である:
1.2 (x−x+(y−y+(z−z=r
方程式1.2を、以下のように書き換える:
1.3 x−2xx+x +y−2xx+y +z−2zz+z −r=0
1.3を並べ替えて、以下を得る:
1.4 x+y+z−2xx−2xx−2zz+x +y +z −r=0
方程式1.1を並べ替えて、以下を得る:
1.5 (x+y+z)−xM12/M11+yM13/M11−zM14/M11+M15/M11=0
方程式1.4および1.5からの項を同等とすることによって球の中心および半径が求まる。すなわち:
=0.5M12/M11
=0.5M13/M11
=0.5M14/M11
r=(x +y +z )−(M15/M11
これらは、M11=0については解けないことに注目のこと。このことは、二次の項(x、y、z)が存在しないことに対応する。この場合、球を取り扱わず、そして点は、同一平面または3つが同一線上である。
本発明による、一般化したデバイスの実施形態は、図2bを参照して理解され得る。4つの発光要素110a〜dが、ハウジング113内で同一平面内に配置されている。発光要素110は、好ましくは、対象表面104に投影される、細い、平行化された光のビームを発光する、ピンレーザーである。示されるように、対象表面104は、中心174、虹彩境界170、および角膜縁境界176を有する角膜表面を表す。図2bおよび図6に示されるように、発光要素110と、角膜表面上のその対応する光スポット112との間の距離は、極値経路(extremum path)400を採る;すなわち、ハウジング113の右下の位置の発光要素110aは、対象表面の左上部分の光スポット112aを形成する経路で、そのビームを投影する。同様に、左上の発光要素110dは、対象表面の右下部分の光スポット112dを形成するように、ビーム経路を投影する。これらの光源と照射スポットとの間の最大距離の極値経路は、図6に示されるような、表面に当たるビームの鋭角に起因して、眼上に、放物線の形状の光スポットを作製する。さらに、ビーム経路の好ましい角度配向は、推定の反射よりむしろ、角膜(または他の画像化されている表面)の間質細胞から拡散によって反射されるスポットを作製する。これらは、対象表面の任意のx方向運動、y方向運動、またはz方向運動に対する、それらの非常に運動感受性の性質による。好ましくは、角膜表面上に形成される各光スポットは、例えば、拘束された瞳孔領域に対して小さく、そして図2bに示されるように、眼の角膜の中心位置174から約1/2〜約2/3と、角膜縁境界176との間に位置する。
操作の際に、角膜表面は、拡散により反射される放物線形状の光スポットによって照射され、そして診断の時間間隔にわたって、画像捕捉デバイス(例えば、ビデオカメラ)が、時間的に連続的な、角膜表面およびその表面上の光スポットの画像を捕捉する。単一の画像フレームは、当該分野において周知の方法によって画像処理されて、調査中の対象についての球状参照フレームを確立し得る。各画像が捕捉され、そしてスポットが同定されるにつれて、フレームの時間的連続物における各画像についての補償ベクトルが構築される。試験の間の眼の自発的運動および非自発的運動に起因して、角膜表面上の光スポットの相対位置はシフトし、そして新たな位置が、各連続的な画像フレームにおいて捕捉される。眼の運動が空間において追跡されることを可能にするものは、スポットのこの関係である。次いで、各画像において構築された補償ベクトルが、各画像フレームを均一な参照の中心フレームに論理的にシフトさせるために使用され得、これによって、ビデオ画像捕捉プロセスの間の光源の任意の運動を補償する。画像の受信、各画像フレームにおけるスポットの位置決め、および各画像フレームにおける画像スポットの間の関係の決定は、計算構成要素160およびその付随するソフトウェアによって達成される。一旦、球表面の中心位置x、y、z、および半径rが、各画像フレームに対して決定されると、各画像フレームは、コントロール画像について参照され得、そして画像は、互いに対して位置合わせされて、より正確な診断測定を生じる。
図1に関して言及される、本発明の好ましい局面において、投影構成要素102は、6つのピンレーザー110a〜fを備え、これらは、6つの対応するビームを角膜表面104に投影して、6つの対応する拡散光スポット112a〜fを、角膜表面上に形成する。図3は、このデバイスの極値経路構成(図2aに示される4ビーム系に類似し、ハウジング113の上中央に位置する発光要素110bが追加されている)が、角膜表面上の下中央領域112bに投影し、そしてハウジング113の下中央の発光要素110eが、角膜表面上の上中央のスポット112eにそのビームを投影することを示す。図4に示されるように、光スポット112a〜fは、光のスポットの実質的に垂直な3つの対112a、d;112b、e;および112c、fとして配置される。
6つの発光要素を有することの利点は、以下のように説明される。角膜の後表面および前表面の局所解剖学および位置は、屈折手術の領域における価値のある診断測定を提示する。特定の診断デバイスが、この情報を獲得するために使用され得、そしてOCTデバイスおよび超音波デバイス(特定の走査アルゴリズムを提供する)を備える。これらのデバイスの作動原理に起因して、診断測定の間の眼の位置および運動をモニタリングするためには、本明細書中に記載されるように、4つのみの光スポットを用いて角膜表面を照射することで、十分である。これらの型の機器の使用に伴う、当業者によって理解される欠点が存在する。これらの欠点は、本発明に密接には関連せず、従って、さらに詳細に議論される必要はない。代替の測定方法論は、本細書中で競合光源と称されるものを使用してそれらの測定データを獲得するデバイスにおいて、実施される。例えば、Orbscan(登録商標)トポグラフィーマッピングシステム(Bausch & Lomb Incorporated,Rochester,New York)は、レーザーによって発生する光のスリットを利用し、これは、眼にわたって前後に走査され、そしてこの眼の種々の表面から反射される。このことは、図4に図式的に示されており、ここで、3つの連続的な画像150’、150”、および150’’’が示されている。最も左の画像から開始して、角膜表面104は、列A、BおよびCとして表される、6つの光スポット112を用いて示される。列Aは、光スポット112a、112dの対からなり、これらは、示されるように、垂直に一緒に整列している。同様に、列Bは、光スポットの対112b、112eからなり、そして列Cは、光スポットの対112c、112fからなる。レーザー光スリット300は、眼の右側で開始して、図150’において、角膜表面上に投影される。レーザースリットは、角膜の前表面(線300の後ろ)から反射し、そしてまた、曲線302として示されるように、角膜後表面から反射する。レーザースリットが角膜の表面上を右から左へと走査されるにつれて、いくつかの地点において、レーザースリット300が、列Cの垂直に配向した光のスポット112c、112fと共に整列することが見られ得る。フレーム150”によって示されるような、いくらか後の時点において、レーザースリット300は、光スポット112b、112eを含む列Bを覆い隠す(すなわち、列Bと競合する)。図150’’’に示されるように、レーザースリットがその走査を完了すると、列Aの照射スポットは覆い隠される。競合光源300に対する補償のために、列切り換え制御(図示せず)がこのデバイスに組み込まれ、その結果、任意の列または光スポットの対が、競合光源によって覆い隠される場合に、オフに切り替えられ得る。この様式で、ビデオ画像捕捉持続時間全体の間に、角膜表面を照射する、少なくとも4つの光スポットが存在する。
この実施形態の代替の好ましい局面は、図5に関して示される。図5において、2つの光スポットも、いずれの対(列)の光スポットも、垂直に共整列していない。従って、右から左へと移動するレーザースリット300が、最初に光スポット112aを覆い隠す場合、列Aは不活性化され、その結果、列BおよびCからの4つの光のスポットは、角膜表面を照射し続ける。同様に、次に覆い隠される光スポットは、112fであり、この光スポットが、競合レーザースリット300によって覆い隠される場合、列AおよびBが眼を照射している状態で、列C(112f、c)は、オフにされる。
代替の局面において、発光要素から角膜表面上の対応する光スポットへの各伝搬経路の角度配向は、他の全ての伝播配向と異なり、角膜表面を不規則な様式で照射し得る。
本発明を説明するために、種々の有利な実施形態が選択されたが、変化および変更が、添付の特許請求の範囲に定義されるような本発明の範囲から逸脱することなくなされ得ることが、当業者によって理解される。
図1は、本発明の実施形態に従う6光要素投射要素および画像捕捉要素の概略図である。 図2aは、本発明の実施形態に従う極値光投射経路の側面図である。図2bは、本発明の実施形態に従う4ビーム投射の前面図である。 図3は、図1bの図と類似した図であり、本発明の実施形態に従う対称6ビーム投射を示す。 図4は、図2に例示される設定において生じるような、列/切り換え光制御システムの3連の図である。 図5は、図3の図に類似した図であり、本発明の実施形態に従う6個の光スポットの代替の配置を示す。 図6は、本発明の実施形態に従う、対象表面への光伝達の概略図である。

Claims (33)

  1. 球形表面または疑似球形表面を有する対象の空間的位置をモニタリングし、該対象の運動を追跡するためのデバイスであって、
    該デバイスは、
    少なくとも1つの光放射要素を備える投射要素であって、該投射要素が、光の少なくともつのスポットを該表面に投射し、該少なくとも4つのスポットのうち少なくともつが該表面上で同一平面上にない、投射要素と、
    該表面上での光の少なくとも4つのスポットの時間的に複数の画像フレームを捕捉するように適合された画像捕捉要素と、
    該画像捕捉要素に作動可能に連結された計算要素であって、該計算要素は、(i)該画像捕捉要素から画像を受信し、(ii)各画像フレーム中の各スポットを位置決めし、(iii)各画像フレームに対して画像化スポットにより決定される球の中心を同定するように適合されている、計算要素
    を備える、デバイス。
  2. 記表面上の光の画像化スポットの各々が、x軸、y軸およびz軸の各々について規定されている、請求項1に記載のデバイス。
  3. 記投射要素が、少なくとも4つの光放射要素を含み、該投射要素が、光の4つのスポットを前記表面に投射する、請求項1に記載のデバイス。
  4. 記投射要素が、6個の光放射要素を含み、該投射要素が、少なくとも4つの同定可能な光のスポットを前記表面に投射する、請求項1に記載のデバイス。
  5. 記少なくとも1つの光放射要素が、白熱光源である、請求項1に記載のデバイス。
  6. 前記少なくとも1つの光放射要素が、レーザーである、請求項1に記載のデバイス。
  7. 前記光放射要素が、レーザーである、請求項3に記載のデバイス。
  8. 前記光放射要素が、レーザーである、請求項4に記載のデバイス。
  9. 記光の少なくとも4つのスポットが、角膜表面に投射され請求項1に記載のデバイス。
  10. 記光の少なくとも4つのスポットが、最初の位置における前記角膜表面の軸に対して垂直の平面に固定された光源から投射される、請求項9に記載のデバイス。
  11. 記角膜表面に投射される光の少なくとも4つのスポットが、該角膜表面の虹彩領域と比較して小さな表面積を有し、さらに、各光スポットが、基点を有するビームにおいて、該角膜表面に投射され、該基点が、該基点から該角膜表面までの最大距離を提供する、請求項10に記載のデバイス。
  12. 記角膜表面上の各光スポットが、該角膜表面の中心から該角膜縁の境界までの距離の約1/2と2/3との間の距離に位置する、請求項11に記載のデバイス。
  13. 膜表面上の各光スポットが、放物面の表面形状を有する、請求項1に記載のデバイス。
  14. 前記画像捕捉要素が、カメラである、請求項1に記載のデバイス。
  15. 前記少なくとも4つの光放射要素の任意の選択された対を制御するための列切り換えシステムをさらに備える、請求項3に記載のデバイス。
  16. 前記6個の光放射要素の任意の選択された対を制御するための列切り換えシステムをさらに備える、請求項4に記載のデバイス。
  17. 記計算要素が、各画像フレーム中の各球面が基準中心の周りで同心であるような様式で、各画像を互いに位置決めするようにさらに適合される、請求項1に記載のデバイス。
  18. 前記デバイス自体が、角膜トポグラフィーデバイスの要素である、請求項1に記載のデバイス。
  19. 移動している球形対象表面または疑似球形対象表面の複数の画像を位置決めするための画像位置決めシステムであって、
    該システムは、
    少なくとも4つの別個の位置において、該球形対象表面または疑似球形対象表面を少なくとも4つの対応する光スポットで照射するための、固定された相対位置における少なくとも4つのレーザースポットデバイスであって、少なくとも1つの位置が、少なくとも3つの他の位置と同一平面上にない、レーザースポットデバイスと、
    該球形対象表面または疑似球形対象表面、ならびに該少なくとも4つの照射された位置の時間的に複数の画像フレームを捕捉するための画像ディテクターと、
    該画像ディテクターに作動可能に接続された、ソフトウェアを備える計算要素であって、該計算要素は、捕捉された画像フレームに基づいて、該球形対象表面または疑似球形対象表面の中心位置(x,y,z)、および半径rを決定し、該決定された中心位置(x ,y ,z )、および半径rに基づいて、複数の画像フレームの各々を複数の画像フレームの他のものに対して位置決めする計算要素
    を備える、システム。
  20. 前記少なくとも4つのレーザースポットデバイスを、固定された相対位置に維持するためのハウジングをさらに備える、請求項19に記載のシステム。
  21. レーザースポットデバイスとその対応する照射位置との間の距離が、最大距離である、請求項19に記載のシステム。
  22. 個の別個の位置における前記球形対象表面または疑似球形対象表面を6個の対応する光スポットで照射するための、固定された相対位置における6個のレーザースポットデバイスを備え、少なくとも1つの位置が、5個の他の位置に対して同一平面上にない、請求項19に記載のシステム。
  23. 記レーザースポットデバイスおよび付随する6個の光スポットが、3つの列対にグループ化される、請求項22に記載のシステム。
  24. 前記レーザースポットデバイスの任意の選択された対を制御するための列切り換えシステムをさらに備える、請求項23に記載のシステム。
  25. 前記レーザースポットデバイスの任意の2つの選択された対が、全ての画像フレーム捕捉の間に、前記表面を照射する、請求項24に記載のシステム。
  26. 光スポットが、前記対象表面からの拡散反射である、請求項19に記載のシステム。
  27. 記少なくとも4つの別個の位置のどれもが、水平方向でも垂直方向でも同一直線上にない、請求項19に記載のシステム。
  28. 記6個の別個の位置のどれもが、水平方向でも垂直方向でも同一線上にない、請求項22に記載のシステム。
  29. レーザースポットデバイスが、いずれの他の経路配向とも異なる、前記対象表面の基準軸に対して角度のある配向を有する経路に沿って、その個々の光スポットを投射する、請求項19に記載のシステム。
  30. 記動いている球形対象表面または疑似球形対象表面が、患者の眼の角膜表面である、請求項19に記載のシステム。
  31. 前記システム自体が、眼用診断システムの要素である、請求項19に記載のシステム。
  32. 記眼用診断システムが、角膜トポグラフィー測定システムである、請求項31に記載のシステム。
  33. 記角膜トポグラフィー測定システムが、スリットスキャンシステムである、請求項32に記載のシステム。
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