JP4494408B2 - 軟骨治療プローブ - Google Patents

軟骨治療プローブ Download PDF

Info

Publication number
JP4494408B2
JP4494408B2 JP2006532277A JP2006532277A JP4494408B2 JP 4494408 B2 JP4494408 B2 JP 4494408B2 JP 2006532277 A JP2006532277 A JP 2006532277A JP 2006532277 A JP2006532277 A JP 2006532277A JP 4494408 B2 JP4494408 B2 JP 4494408B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrosurgical instrument
head
conductive surface
conductive
instrument according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006532277A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007519427A (ja
Inventor
マシュー・ミッチェル
コビ・イキ
ビル・アンブリスコ
ダグラス・エム・ローラング
アラン・ピー・ギャノン
リチャード・エム・ラナリ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Smith and Nephew Inc
Original Assignee
Smith and Nephew Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Smith and Nephew Inc filed Critical Smith and Nephew Inc
Priority claimed from PCT/US2004/002654 external-priority patent/WO2005048859A1/en
Publication of JP2007519427A publication Critical patent/JP2007519427A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4494408B2 publication Critical patent/JP4494408B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Surgical Instruments (AREA)

Description

本出願は、米国特許法第119条第e項に基づき、2003年1月31日付けで出願された“Cartilage Treatment Probe”と題する米国特許予備出願シリアル番号第60/443,840号明細書の優先権を主張するものである。
本発明は、一般に、軟骨の治療のためのプローブに関するものである。
関節軟骨は、例えば軟骨軟化症や変形性関節症といったような疾病を受ける傾向があり、これにより、軟骨のフィブリル化すなわち軟骨の摩損を引き起こす傾向がある。損傷した軟骨は、強度や弾性を効果的に維持することができず、また、負荷による応力を効果的に最小化することができない。治療せずに放置しておくと、疾病は、経時的に悪化する傾向があり、関節軟骨の完全な損失につながりかねない。このような疾病を治療することによって、円滑で安定な関節表面を再確立することが望ましい。
米国特許予備出願シリアル番号第60/443,840号明細書
小さな質量のあるいは小さな表面積の電極を介して供給されたラジオ波周波数エネルギーを使用することにより、軟骨のフィブリル化を迅速に創面切除することができ、軟骨表面を円滑なものとしてシールすることができる。この際、典型的には軟骨細胞壊死および/または健全組織の過剰な除去といったような周辺の損傷を最小化することができる。軟骨細胞は、軟骨の生存性および成長を維持する細胞である。このような細胞は、45℃以上の温度にさらされた時には、壊死する。壊死の後には、軟骨細胞は、再生しない傾向がある。
プローブは、以下の様々な特徴点のうちの1つ以上の特徴点を備えることができる。軟骨を過度に除去してしまうことを制限し得るような、非導電性バンパー。複雑な幾何形状であっても最適の関節表面接触をもたらすようなフレキシブルチップ。これは、対象をなす組織サイトに対しての良好なアクセス可能性と安全な操作とをもたらす。デバイスを蒸発モードで動作させ得るとともに、稚拙な技術でもって操作されることあるいは誤用されることを効果的に最小化し得るような、ソフトウェア制御。プローブは、好ましくは、蒸発モードで動作し、RFエネルギーの大部分が、創面切除および円滑化に使用され、過剰エネルギーが小さいことのために、周辺組織を加熱することがなく、過度の軟骨細胞の壊死を引き起こすことがない。
プローブは、例えば、シャフトと導電性表面とを備えている。実施形態においては、導電性表面は、シャフトに対して直接的にあるいは間接的に回転可能に連結され、シャフトの先端部のところにおいてヘッドまたはバンパー上に配置されている。器具は、フレキシブル部分を備えることができ、このフレキシブル部分は、シャフトの一部をなすことも、また、シャフトに対して取り付けられることも、できる。
本発明の一見地においては、電気外科的器具は、シャフトと、フレキシブル部分と、フレキシブル部分を介してシャフトに連結されたヘッドと、を備えている。ヘッドは、さらに、フレキシブル部分に対して回転可能に連結される。ヘッドは、導電性表面を備え、フレキシブル部分は、組織表面に向けて導電性表面を付勢し得るよう構成されている。
この見地における様々な実施形態は、以下の様々な特徴点のうちの1つまたは複数のものを備えることができる。
フレキシブル部分は、ニチノール(登録商標)製ワイヤ、ニチノール(登録商標)製チューブ、スプリング、あるいは、シャフトの先端部を備えている。先端部は、波形形状とされている、あるいは、シャフトの残部と同様の横断面形状を有している。フレキシブル部分は、少なくとも1つの方向に屈曲し得るよう構成され、ヘッドは、その方向に対して実質的に垂直な軸回りに回転し得るよう構成される。ヘッドは、さらに、フレキシブル部分回りにおいて、3次元的に回転し得るよう構成される。ヘッドおよびフレキシブル部分は、ボールとソケットとからなるジョイントによって連結される。
ヘッドは、スロットを備え、このスロット回りにおいて、ヘッドが回転可能とされている。スロットは、フレキシブル部分またはワイヤを回転可能に受領する横方向スロットでとされ。ワイヤは、剛直なものとすることができ、フレキシブル部分に対して連結することができる。これに代えて、ヒンジが、ヘッドとフレキシブル部分との間に配置される。ヒンジは、ヘッドおよびフレキシブル部分に対して隣接しておりかつこれらを連結する。ヒンジは、このヒンジに隣接しているヘッドおよびフレキシブル部分よりも薄い部分を有している。
ヘッドは、組織表面内への導電性表面の浸透を制限し得るよう導電性表面に関連して配置された非導電性表面を備えている。非導電性表面は、実質的に平面である。導電性表面は、非導電性表面から突出することも、また、非導電性表面と実質的に面一なものとすることも、できる。導電性表面は、非導電性表面より小さな表面積を有している。
ヘッドは、導電性表面を有している電極を備えている。電極は、T字形状あるいはL字形状を有している。器具は、さらに、リターン電極を備えている。この場合、導電性表面およびリターン電極は、電気外科用電源のそれぞれ反対の極性の極に対して接続され得るよう構成されている。
図示の実施形態においては、ヘッドは、第1部分および第2部分を備えている。第1部分は、突起を備え、第2部分は、突起を受領する穴を形成している。突起は、穴内に突起を固定し得るように変形する。第1部分は、グルーブを備え、第2部分は、グルーブと位置合わせされたリッジを備えている。特別の実施形態においては、ヘッドは、実質的に平行六面体形状を有している。
他の特別の実施形態においては、器具は、さらに、シャフトに連結されたシースを具備し、このシースが、可動とされていて、フレキシブル部分およびヘッドを少なくとも部分的にカバーし得るものとされている。
他の見地においては、電気外科手術を行う方法において、器具のヘッドの導電性表面を、組織表面に対して隣接して配置する。その際、ヘッドを、器具のシャフトに対して回転可能なものとする。この方法においては、シャフトを組織表面に対して移動させ、その際、導電性表面が組織表面に対して実質的に平行なままであるように、ヘッドを回転させる。この方法においては、器具のフレキシブル部分を使用して、導電性表面を、組織表面に向けて付勢することができる。
他の見地においては、電気外科的器具は、シャフトと、シャフトに対して連結されたヘッドと、を備えている。ヘッドは、導電性表面を備えている。ヘッドは、ヘッドが組織表面上にわたって移動する際に導電性表面が組織表面に対して実質的に平行であるように、シャフトに対して回転可能とされている。
他の見地においては、電気外科的器具は、シャフトと、このシャフトに対して連結されかつこのシャフトに対して回転可能とされたヘッドと、を備えている。ヘッドは、組織を治療し得るよう、ヘッドの一方側にのみ配置された導電性部分を備えている。
他の見地においては、電気外科的器具は、シャフトと、シャフトに対して連結されさらに導電性表面を有したヘッドと、を備えている。ヘッドは、導電性表面が組織表面上にわたって移動する際に、シャフトに対して回転し得るとともに、組織表面上にわたってスライドし得るように、構成されている。
他の見地においては、電気外科手術を行う方法において、器具のヘッドの導電性表面を、組織表面に対して隣接して配置する。ヘッドは、シャフトに対して回転可能なものとされる。この方法においては、ヘッドを、組織表面上にわたってスライドさせる。ヘッドは、このスライドを容易なものとし得るよう、シャフトに対して回転される。
他の見地においては、軟骨軟化症を治療する方法において、器具のヘッドの導電性表面を、軟骨表面に対して隣接して配置する。ヘッドは、器具のシャフトに対して回転可能なものとされる。この方法においては、シャフトを、軟骨表面に対して移動させ、その際、ヘッドを軟骨表面に対して回転させる。この方法においては、導電性表面に対して電気エネルギーを印加し、これにより、軟骨軟化症を治療する。
他の見地においては、電気外科的器具は、シャフトと、弾性的なフレキシブル部分と、ヘッドと、を備えている。ヘッドは、弾性的なフレキシブル部分に対して回転可能に連結され、ヘッドは、弾性的なフレキシブル部分を介して、シャフトに対して連結される。ヘッドは、導電性部分を含む実質的に平面状の組織接触表面を備えている。
この見地における様々な実施形態は、以下の様々な特徴点のうちの1つまたは複数のものを備えることができる。シャフトが、長手方向軸を形成し、ヘッドが、シャフトからオフセットされている。弾性的なフレキシブル部分が、シャフトの先端部を備えている。実質的に平面状の接触表面が、非導電性部分を備えている。非導電性部分は、導電性部分より大きな表面積を有している。電力線が、導電性部分に対して接続される。
他の見地においては、電気外科的器具は、組織の一領域に対してエネルギーを印加するための導電手段を具備している。この器具は、組織の一領域に向けて導電手段を付勢し得るよう導電手段に対して連結された屈曲手段を具備している。この器具は、屈曲手段に対して導電手段を回転させるための回転手段を具備している。
他の見地においては、電気外科的器具は、シャフトと、組織表面に対してエネルギーを印加するための導電手段と、シャフトに対して導電手段を回転させるための回転手段と、を具備している。
この見地における様々な実施形態は、以下の様々な特徴点のうちの1つまたは複数のものを備えることができる。
電気外科的器具は、組織表面に向けて導電手段を付勢し得るよう導電手段に対して連結された屈曲手段を具備している。屈曲手段は、フレキシブル部分を備えている。フレキシブル部分は、組織表面に向けて導電性表面を付勢し得るよう構成されている。導電手段は、導電性表面を備えている。回転手段は、屈曲手段に対して回転可能とされたヘッドを備え、このヘッドは、導電性表面を備えている。
電気外科的器具は、弾性的なフレキシブル部分を備えている。導電手段は、導電性表面を備えている。回転手段は、弾性的なフレキシブル部分を介してシャフトに対して連結されたヘッドを備え、このヘッドは、弾性的なフレキシブル部分に対して回転可能に連結され、ヘッドは、導電性部分を有した実質的に平面状の組織接触表面を備えている。
導電手段は、導電性表面を備えている。回転手段は、シャフトに対して連結されたヘッドを備え、このヘッドは、導電性部分を有している。ヘッドは、ヘッドが組織表面上にわたって移動する際に導電性表面が組織表面に対して実質的に平行であるように、シャフトに対して回転可能とされている。
回転手段は、シャフトに対して連結されたヘッドを備え、このヘッドは、シャフトに対して回転可能とされている。導電手段は、導電性表面を備え、この導電性表面は、ヘッドの一方側においてのみ設けられている。
導電手段は、導電性表面を備えている。回転手段は、シャフトに対して連結されたヘッドを備え、ヘッドは、導電性表面を備えている。ヘッドは、導電性表面が組織表面上にわたって移動する際に、シャフトに対して回転し得るとともに、組織表面上にわたってスライドし得るように、構成されている。
他の見地においては、電気外科手術を行う方法において、器具のヘッドの導電性表面を、組織表面に対して隣接して配置する。ヘッドは、器具のシャフトに対して回転可能なものとされる。
この見地における様々な実施形態は、以下の様々な特徴点のうちの1つまたは複数のものを備えることができる。本発明による方法においては、シャフトを組織表面に対して移動させ、その際、導電性表面が組織表面に対して実質的に平行なままであるように、ヘッドを回転させる。この方法においては、ヘッドを、組織表面上にわたってスライドさせ、このスライドを容易なものとし得るよう、ヘッドを、シャフトに対して回転させる。この方法においては、シャフトを、組織表面をなす軟骨表面に対して移動させ、その際、ヘッドを軟骨表面に対して回転させる。この方法においては、導電性表面に対して電気エネルギーを印加し、これにより、軟骨軟化症を治療する。
以下においては、1つまたは複数の実施形態の詳細に関し、添付図面を参照しつつ説明する。以下の説明および図面により、また、特許請求の範囲により、他の特徴点は、明瞭となるであろう。
図1に示すように、軟骨治療プローブ10は、ラジオ波周波数電源に対して接続するための基端部12と、シャフト14と、先端側に位置した活性チップ16と、を備えている。シャフト14は、ステンレススチール製チューブ17(図3参照)から形成されており、例えば熱収縮チューブといったような絶縁体によって被覆されているとともに、シース18によって囲まれている。
図2および図3に示すように、チップ16は、シャフト14の先端20から突出している。チップ16は、バンパーまたはヘッド22を備えている。バンパー22は、例えば電気絶縁性セラミックやテトラフルオロエチレン(TFE)材料といったような1つまたは複数の電気絶縁材料から形成されているとともに、全体的に平面状とされた組織接触表面22aを有している。バンパー22は、フレキシブル部分すなわちニチノール(登録商標)製ワイヤ26に対してバンパー22を回転可能に連結するための横方向スロット24を形成している。
図4に示すように、ニチノール(登録商標)製(すなわち、ニッケルチタン合金製)ワイヤ26は、横方向スロット24内において、緩く保持されている。後述するように、ワイヤ26は、超弾性状態である。ワイヤ26は、保持ディスク28によって所定位置に保持されている。保持ディスク28は、バンパー22に対して接着されているかあるいはバンパー22内へとスナップ嵌合されており、バンパー22を、ニチノール(登録商標)製ワイヤ26回りにおいて回転自由としている。ワイヤ26の基端部30,32は、例えばシャフト14の先端20内へと挿入することによってあるいはステンレススチール製チューブ17に対してクリンプ止めすることによってといったような手法によって、シャフト14の先端20に対して取り付けられている。バンパー22は、ワイヤ26によって規定された軸回りに回転する。この回転軸は、シャフト14の長手方向軸に対して実質的に垂直である。しかしながら、このような向きは、変更することができる。ニチノール(登録商標)製ワイヤ26は、弛緩状態においては、図2に示すように、バンパー22が、シャフト14の長手方向軸に対して距離Dの分だけなおかつ角度αの分だけオフセットするように、構成されている。これにより、バンパー22による組織に対するアクセスを容易に行うことができる。
図2を再び参照すれば、バンパー22は、約1.27〜3.81mm(約0.05〜0.15インチ)という範囲の高さHを有し、好ましくは、約2.29mm(約0.09インチ)という高さHを有し、約2.54〜4.83mm(約0.10〜0.19インチ)という範囲の幅Wを有し、好ましくは、約3.56mm(約0.14インチ)という幅Wを有し、また、約2.54〜7.62mm(約0.10〜0.30インチ)という範囲の長さLを有し、好ましくは、約5.08mm(約0.20インチ)という長さLを有している。バンパー22は、シャフト14の長手方向軸から、約0.25〜10.2mm(約0.01〜0.40インチ)という範囲の距離Dの分だけ、好ましくは、約3.81mm(約0.15インチ)という距離Dの分だけ、オフセットされている。距離Dは、図2に示すように、シャフト14の長手方向軸から、長手方向軸と平行なラインであるとともに横方向スロット24と交差するラインまでの距離として、測定される。角度αは、約30°である。角度αは、長手方向軸の両サイドにおいて、約0°から少なくとも約45°という範囲とすることができる。
図3および図4を再び参照すれば、チップ16は、「T」字形状の電極34を備えている。このT字形電極34は、ステム38と、頂部44と、を有している。電極34は、例えばステンレススチール製のフラットシートまたはワイヤといったような導電性材料から形成される。バンパー22は、穴36を形成しており、また、「T」字形状のステム38は、穴36内に位置している。電力線40が、ステム38の端部に対して溶接されているあるいは他の手法で取り付けられている。電力線40は、フレキシブルであるようにかつ嵩低いものであるように選択された薄いフレキシブルな導体ストリップである。チップ16の基端部においては、電力線40は、チューブ17と、このチューブ17を囲んでいる熱収縮チューブと、の間に配置されており、電源ケーブルへの接続のためにプローブ10の基端部にまで延出されている。バンパー22は、さらに、組織接触表面22a内に切欠42を形成している。この切欠42内に、「T」字形状の頂部44が、位置しており、これにより、組織に対してエネルギーを印加するための、電極の導電性活性部分46を形成している。頂部44は、部分46の導電性表面を形成する部分であって、実質的に平面である。しかしながら、他の表面形状を使用することもできる。
図5に示すように、「T」字形状の頂部44は、導電性部分46が組織接触表面22aと面一であるようにして、あるいは、導電性部分46が組織接触表面22aから約0.00762〜0.1016mm(約0.0003〜0.004インチ)だけ突出するようにして、バンパー22内に位置している。また、導電性部分46は、約0.00762〜0.1016mm(約0.0003〜0.004インチ)という分だけ、組織接触表面22aから引っ込むことができる。電極の導電性活性部分46は、約0.194〜4.19mm 約0.0002〜0.0065平方インチ)という範囲の、好ましくは、0.581〜2.32mm (約0.0009〜0.0036平方インチ)という範囲の、より好ましくは、約1.03〜1.35mm (約0.0016〜0.0021平方インチ)という範囲の、最も好ましくは、1.16mm (約0.0018平方インチ)という、小さな表面積を有している。部分46の表面積は、組織接触表面22aの表面積よりも、実質的に小さい。組織接触表面22aの表面積は、例えば、約6.45〜36.8mm (約0.01〜0.057平方インチ)という範囲、好ましくは、約18.1mm (約0.028平方インチ)、とすることができる。バンパー22は、組織内への電極34の浸透深さを制限するための物的障壁として機能する。バンパー22は、さらに、部分46を除いては、電極34からの電流の向きを制限し得るよう電極34の残部を遮蔽する。電力線40と電極34のステム38とは、絶縁材料(示されない)によって囲まれている。このため、部分46だけが、バンパー22の組織接触表面22a上において露出されている。
使用時には、図6および図7に示すように、プローブ10は、治療対象をなす組織表面50に隣接して配置することができる。これにより、部分46の導電性表面は、組織表面50と実質的に平行とすることができる。ラジオ波周波数電力を、ラジオ波周波数電源(示されない)から、部分46へと供給する。ラジオ波周波数電源は、例えば、米国マサチューセッツ州 Andover 所在の Smith & Nephew 社から市販されている Vulcan(登録商標)電源といったようなものとされる。プローブ10を組織表面50上にわたって移動させる際には、バンパー22が、ニチノール(登録商標)製ワイヤ26回りに自由に回転し、これにより、組織接触表面22aが組織表面50上にわたってスライドすることを容易なものとし得るとともに、導電性部分46の表面が組織表面50に対して実質的に平行に維持されることを容易なものとすることができる。ニチノール(登録商標)製ワイヤ26は、多方向において非常にフレキシブルなものであって、チップ16に対して、シャフト14に関してのある範囲のフレキシブルさを付与し、これにより、複雑な幾何形状上にわたって移動した際にでも、バンパー22と、電極34の導電性活性部分46とが、関節組織表面に対して実質的に当接したままとされる。超弾性状態とされたニチノール(登録商標)の変形に対する抵抗性は、一定である。これにより、スプリング作用がもたらされ、バンパー22および導電性部分46は、ニチノール(登録商標)製ワイヤが変形することのために、複雑な幾何形状のところを通ったとしても、組織表面50の湾曲に追従し得るとともに、関節軟骨表面50に対してほぼ一定の制御された押圧力を維持することができる。ニチノール(登録商標)製ワイヤ26のスプリング作用は、また、プローブ10が組織表面50に向けて押圧された際には、組織表面50に向けてバンパー22を付勢する。ニチノール(登録商標)製ワイヤ26は、スプリングと見なすことができ、例えばステンレススチールスプリングワイヤといったような他のスプリングやスプリング材料を使用することができる。
図8に示すように、シース18は、ステンレススチール製チューブ17に対して前方側へとスライドすることができ、これにより、チップ16をカバーすることができる。これにより、関節包内への挿入および関節包からの除去に際して。フレキシブルチップ16に対して一時的な剛性を付与することができる。シース18は、リブ52(図1)を備えている。このリブ52は、シース18を延出させたりあるいは引っ込めたりするに際してシース18を把持することを容易なものとする。チップ16をカバーした状態では、シース18は、また、チップ16を保護するとともに、チップ16が組織に対して引っ掛かってしまうことを制限する。
電力は、好ましくはインピーダンスフィードバックループによる制御の下で、プローブ10に対して供給される。これにより、プローブを、蒸発モードに維持することができる。加えて、プローブが組織上にわたって移動していない場合にはインピーダンスが上昇することにより、インピーダンスフィードバックを使用することによって、プローブが移動していないことを認識することができる。この制御を使用することにより、電源を切ることができ、また、アラームを鳴らすことができる。プローブ10は、また、例えばチップ16内に取り付けられたサーミスタといったような1つまたは複数の温度センサを有することができる。これにより、チップ16のところにおいてあるいはチップの近傍において、温度を観測することができる。温度センサと電源とは、フィードバック制御システムを介して接続することができる。これにより、チップ16のところにおける温度あるいはチップの近傍における温度に基づいて、プローブに対して供給されるエネルギー量を制御することができ、これにより、組織表面50の温度を制御することができる。このような制御システムは、例えばソフトウェアの中で、実施することができる。
小さな表面積を有した電極の使用は、小さな電力でもってプローブを蒸発モードで機能させることを可能とし、組織内への小さな熱的侵入をもたらす。これにより、
細胞壊死の程度を、好ましくは約200μmよりも小さなものに、維持することができる。これにより、最小の組織除去および最小の細胞壊死でもって、関節表面の軟骨を表面円滑化することができる。プローブ10の使用は、例えば、軟骨軟化症という傷害について、等級IIおよびIIIの場合に外部ブリッジシステムに関して示され、また、等級IVの場合のリムの安定化に関して、示される。プローブ10を使用することの追加的な利点は、関節表面をシールすることであり、これにより、軟骨の劣化プロセスを停止またはスピードダウンさせることであると、考えられる。
プローブ10は、単極デバイスとして示されてきた。単極デバイスは、両極性デバイスと比較して、ある種の利点を有している。例えば、単極デバイスの方がサイズが小さいことにより、小さな関節スペースに対するアクセスが容易である。また、関節スペース内に1つの電極しか存在しないことのために、使用者は、組織とリターン電極との間の接続を間違えてしまうということを気にする必要がない。しかしながら、図9に関して後述するように、プローブは、シャフト上に、あるいは、プローブ上の他のところに、リターン電極を備えることにより、両極性のものとすることができる。
ステンレススチール製チューブ17は、その長さ全体に沿って管腔を形成する必要はなく、チューブ17の先端20に対して両端部30,32を取り付け得るよう、ニチノール(登録商標)製ワイヤ26の両端部30,32を受領し得るだけで良い。例えば、チューブ17は、その長さの大部分に沿って中実のものとすることができる。これにより、プローブに対して付加的な剛性を付与することができる。そして、チューブ17は、先端20のところに1つまたは2つの開口を有することができ、これら開口の中に、ニチノール(登録商標)製ワイヤ26の両端部30,32を挿入することができる。
図9に示すように、軟骨治療プローブの代替可能な実施形態900は、活性チップ916を備えている。活性チップ916は、上述したのと同様に、シャフト14の先端20に対して取り付けられている。活性チップ916は、バンパーすなわちヘッド922を備えている。バンパー922は、組織接触表面922aを有している。組織接触表面922aは、活性電極930の導電性表面935を備えている。これにより、組織に対してエネルギーを供給することができる。導電性表面935は、丸められており、組織接触表面922aから外向きに、およそ0.00762〜0.1016mm(約0.0003〜0.004インチ)といったようなわずかな量だけ、突出している。これに代えて、導電性表面935は、組織接触表面922aと面一なものとすることも、あるいは、組織接触表面922aよりも凹んだものとすることも、できる。上述したように、導電性表面935は、組織接触表面922aよりも、実質的に小さな表面積を有している。
バンパー922は、ニチノール(登録商標)製ワイヤ940を受領するための、あるいはより一般的にはフレキシブル部材を受領するための、横方向スロット924を形成している。これにより、上述したように、シャフト14に対してバンパー922を回転可能に連結することができる。ニチノール(登録商標)製ワイヤ940の部分942は、スロット924内に位置しているとともに、スリーブ944によって囲まれている。これにより、ニチノール(登録商標)製ワイヤ940回りにおけるバンパー922の回転を容易なものとすることができる。スロット924は、非導電性のフィラー材料928によって閉塞されている。フィラー材料928は、バンパー922と同じ材料とすることも、あるいは、異なる材料とすることも、できる。これにより、バンパー922をニチノール(登録商標)製ワイヤ940回りに回転可能としつつ、スロット924内にニチノール(登録商標)製ワイヤ940を保持することができる。
活性電極930は、L字形状とされ、バンパー922は、活性電極930を受領し得るよう、対応したL字形状の開口925を形成している。また、L字形状の開口925内においては、活性電力線950の先端部952は、活性電極930の上面934に対して、溶接あるいは他の手法によって取り付けられている。活性電力線950の先端部952、および、活性電極930の上面934は、電気絶縁性フィラー954によって閉塞されている。フィラー954は、バンパー922と同じ材料とすることも、あるいは、異なる材料とすることも、できる。したがって、活性電極930は、導電性表面935のところにおいてのみ露出され、バンパー922は、バンパー922の一方サイド(組織接触表面922a)に位置した組織だけを治療し得るよう、導電性部分を備えている。電極930および開口925が、バンパー922に対して電極930を取り付け得るような任意の適切な幾何形状を有し得ることは、理解されるであろう。
シャフト14は、また、リターン電力線962に対して接続されたリターン電極960の導電性表面を備えている。リターン電極960は、シャフト14の外表面に対して面一なものとして図示されている。しかしながら、リターン電極960は、シャフトから突出することも、また、シャフト14内へと引っ込むことも、できる。例えば、シャフト14は、絶縁体によって被覆されたステンレススチール製チューブから形成することができ、リターン電極960は、絶縁体上に配置することができる。他の絶縁層を、リターン電極960の一部上に、および/または、リターン電力線962の一部上に、配置することができる。また、リターン電極960および/またはリターン電力線962は、ステンレススチール製チューブから形成することができる。
活性電力線950、および、リターン電力線962は、例えば上述したVulcan(登録商標)電源といったような二極性の電気外科用の電源(示されない)の各極に接続される。したがって、プローブ900は、二極性モードで動作し、電流は、主に、導電性表面935から、組織表面を通ってあるいはその近傍を通って、リターン電極960へと、流れる。リターン電極を、プローブ10の他の場所に配置し得ること、例えば、バンパー22上にあるいはニチノール(登録商標)製ワイヤ940上に配置し得ることは、理解されるであろう。
図10に示すように、軟骨治療プローブの代替可能な実施形態1000は、活性チップ1016を備えている。この活性チップ1016は、上述したように、シャフト14の先端20に対して取り付けられている。活性チップ1016は、バンパーすなわちヘッド1022を備えている。バンパー1022は、組織接触表面1022aを有している。バンパー1022の組織接触表面1022aは、組織に対してエネルギーを印加し得るよう、電極1030の導電性表面1035を備えている。導電性表面1035は、丸められているとともに、組織接触表面1022aから、およそ0.00762〜0.1016mm(約0.0003〜0.004インチ)といったような少量だけ、凹んでいる。これに代えて、導電性表面1035は、上述したように、組織接触表面1022aに対して面一なものとすることも、また、組織接触表面1022aから突出したものとすることも、できる。上述したように、導電性表面1035は、また、組織接触表面1022aの表面積よりも、実質的に小さな表面積を有している。
上述したように、バンパー1022は、シャフト14に対してバンパー1022を回転可能に連結し得るよう、ニチノール(登録商標)製ワイヤとされたフレキシブル部分1040を受領する横方向スロット1024を形成している。バンパー1022は、上側バンパー部分1060(図11〜図13)と、下側バンパー部分1070(図14〜図16)と、を備えている。上側バンパー部分1060と下側バンパー部分1070とは、互いに同じあるいは互いに異なる非導電性材料から形成されており、例えばセラミックやTFEから形成されている。
図10〜図13に示すように、上側バンパー部分1060は、横方向スロット1024と、上側係合表面1062と、上側係合表面1062から下向きに突出した円柱状突起1064と、を備えている。上側バンパー部分1060は、さらに、L字形状電極1030の頂部1034を受領し得るよう構成された上側電極受領開口1066と、電力線1050の端部1052と、を備えている。図10および図12に示すように、上側電極受領開口1066は、上側係合表面1062と交差する長方形部分1067と、バンパー1022の上面1022bと交差するテーパー状部分1068と、を備えている。
図10および図14〜図16に示すように、下側バンパー部分1070は、組織接触表面1022aと、下側係合表面1072と、を備えている。下側バンパー部分1070は、さらに、上側バンパー部分1060の突起1064を受領するための実質的に円形の突起受領穴1074を備えている。この穴1074は、テーパー状部分1075を備えている。このテーパー状部分1075は、組織接触表面1022aの近くのポイントにおけるより大きな直径から、穴1074のほぼ中間のより小さな直径のところにまで、テーパー状となっている。穴1074は、さらに、直径が一定の部分1076を備えている。直径が一定の部分1076は、後述するように、穴1076の中間ポイントから、下側係合表面1072のところにまで、延在している。下側バンパー部分1070は、さらに、L字形状電極1030の下側部分1032を受領するための下側電極受領開口1078を備えている。
バンパー1022は、スロット1024を通してニチノール(登録商標)製ワイヤ1040を通過させ、後述するように、電極1030を着席させ、突起受領穴1074を通して突起1064を通過させることによって、上側バンパー部分1060の上側係合表面1062と下側バンパー部分1070の下側係合表面1072とを位置合わせさせることにより、組み立てられる。L字形状電極1030は、下側部分1032が下側電極受領開口1078内に着座しかつ上側部分1034が上側電極受領開口1066の長方形部分1067内に着座するようにして、電極受領開口1066,1078内に着座する。電極1030の下側部分1032は、組織接触表面1022aのところにおいて露出される。これにより、導電性表面1035が形成される。突起1064を加熱することにより、突起1064が変形し、これにより、突起1064が、突起受領穴1074のテーパー状部分1075を充填し、上側バンパー部分1060を下側バンパー部分1070に対してロックする。この時点で、突起1064は、組織接触表面1022aと面一であるものとされる。
電力線1050の端部1052は、テーパー状部分1068を通過し、上側開口1066の長方形部分1067へ通り抜けて、電極1030に対して電気的に接続される。これにより、電極1030に電気エネルギーを伝達することができる。電力線1050のうちの、バンパー1022の外部に位置する部分は、電気絶縁材料によってカバーされる。組み立てた状態では、電極1030の導電性表面1035だけが、バンパー1022の組織接触表面1022a上において、露出される。電力線1050は、導電性表面1035に対して単極エネルギーを供給し得るよう、電気外科用電源(示されない)に対して接続される。
図17に示すように、軟骨治療プローブの代替可能な実施形態1700は、活性チップ1716を備えている。活性チップ1716は、フレキシブル部分1740と、バンパーすなわちヘッド1722と、ヒンジ(あるいは、リビングヒンジ、living hinge)1745と、を備えている。フレキシブル部分1740は、例えば超音波溶接といったような手法によって、シャフト14(例えば図1に示すようなもの)の先端20に対して連結される。フレキシブル部分1740は、弾性的にフレキシブルであり、長方形横断面形状を有しており、例えばプラスチックといったような弾性材料または超弾性材料から形成されている。上述したように、フレキシブル部分1740は、バンパー1722を付勢する。
バンパー1722は、組織接触表面1722aを備えている。組織接触表面1722aは、組織に対してエネルギーを印加し得るよう、L字形状電極1730の導電性表面1735を備えている。導電性表面1735は、丸められているとともに、組織接触表面1722aから少量だけ突出しており、上述したように、組織接触表面1722aの表面積よりも実質的に小さな表面積を有している。これに代えて、導電性表面1735は、上述したように、組織接触表面1722aに対して面一なものとすることも、また、組織接触表面1722aよりも凹んだものとも、することができる。電極1730は、組織接触表面1722a上においては、導電性表面1735のところにおいてのみ露出されている。
図17および図18に示すように、バンパー1722は、下側バンパー部分1770と上側バンパー部分1760とを備えている。下側バンパー部分1770および上側バンパー部分1760は、互いに同じであるかあるいは互いに異なる非導電性材料から形成されており、例えば、セラミックやTFEから形成されている。下側バンパー部分1770は、組織接触表面1722aの部分を備えている。下側バンパー部分1770は、実質的にT字形状のものとされ、先端部1772と基端部1773とを備えている。基端部1773から横向きに突出しているものは、側方リッジ1774(そのうちの1つだけが示される)である。先端部1772は、L字形状電極1730の底部1732を受領するための電極受領開口1776を備えている。
上側バンパー部分1760は、頂壁1762と、バンパー1722を先端側から見た時にU字形状を形成するような側面付随壁1764と、を備えている。側面付随壁1764の各々は、組織接触表面1722aの一部を形成する端部1765を有している。個々の側面付随壁1764の内表面1761は、下側バンパー部分1770の側方リッジ1774を受領するためのグルーブ1766を形成している。頂壁1762の内表面1763と内表面1761とは、L字形状電極1730の頂部1734を受領するスペース1767を形成する。
バンパー1722は、L字形状電極1730の底部1732を下側バンパー部分1770の開口1776内に挿入することにより、組み立てられる。下側バンパー部分1770の基端部1773は、上側バンパー部分1760内に挿入される。この場合、側方リッジ1774が、グルーブと位置合わせされあるいはグルーブ1766内に嵌入され、なおかつ、電極1730の頂部1734が、内表面1761および1763によって規定されたスペース1767内に受領される。上側バンパー部分1760および下側バンパー部分1770は、摩擦適合によって、あるいは、例えば接着剤といったような他の手段によって、互いにロックされる。組み立てられたバンパー1722は、電極1730への取付のために、電力線(示されない)を受領し得るよう構成された背面開口1768を形成している。電極1734と内表面1731,1733との間の残りのスペースは、例えばセラミックやプラスチックエポキシといったような非導電性材料によって充填される。
バンパー1722は、フレキシブル部分1740とバンパー1722との間に配置されたヒンジ1745によって、フレキシブル部分1740に対して回転可能に連結される。ヒンジ1745は、フレキシブル部分1740およびバンパー1722と一体化された薄い材料からなる部分1747を備えている。この部分1747は、およそ0.152mm(約0.006インチ)という厚さを有している。しかしながら、他の寸法を使用することができる。フレキシブル部分1740と、上側バンパー部分1760と、ヒンジ1745とは、例えば、単一ピース材料から成型される。ヒンジ1745は、例えばポリプロピレンやポリエチレンといったような、破損することなく多数回にわたって屈曲し得るような、フレキシブル材料から構成される。ヒンジ1745は、矢印1780によって示されるように、バンパー1722を、薄い部分1747回りに、フレキシブル部分1740に対して、回転可能とする。
図19および図20に示すように、軟骨治療プローブの代替可能な実施形態1900は、シャフト1914と、ワイヤ1980と、バンパーすなわちヘッド1922と、を備えている。バンパー1922は、ワイヤ1980によって、シャフト1914のフレキシブルな先端部1940に対して間接的に回転可能に連結されている。ワイヤ1980を弾性的でフレキシブルなものとすることに代えて、ワイヤ1980は、例えばステンレススチールやプラスチックといったような剛直な材料から形成されている。フレキシブルさは、シャフト1914のフレキシブルな先端部1940によって提供されている。フレキシブルな先端部1940は、弾力的にフレキシブルな波状形状構造を形成し得るよう、複数の切欠1942を備えている。隣接した切欠1942どうしの間のポイントにおいては、フレキシブルな先端部1940は、円形の横断面を有しているとともに、シャフト1914のうちの、フレキシブル部分1940よりも基端側に位置する残部の横断面と実質的に同様の横断面を有している。
バンパー1922は、例えばバンパー22,922,1022,1722のいずれかとすることができ、電極(示されない)を備えている。上述したように、バンパー1922は、ワイヤ1980に対して回転可能に連結されている。上述したように、バンパー1922がシャフト1914の長手方向軸から所定距離だけオフセットされるように、ワイヤ1980は、曲がっている。これにより、組織表面に対して、バンパー1922の組織接触表面1922aを使用して、容易にアクセスし得るものとされている。バンパー1922は、長手方向軸に対して全体的に平行であるものの、上述したように、所定角度だけオフセットすることができる。例えば、フレキシブル部分1940を曲げることによって、所定角度だけオフセットすることができる。
図21に示すように、軟骨治療プローブの代替可能な実施形態2100は、活性チップ2116を備えている。活性チップ2116は、バンパーヘッド2122を備えている。バンパー2122は、弾性的なフレキシブル部分2140に対して回転可能に連結されている。バンパー2122は、上側バンパー部分2160と、下側バンパー部分2170と、を備えている、各バンパー部分は、非導電性材料から形成されており、例えばセラミックやプラスチックから形成されている。上側バンパー部分2160および下側バンパー部分2170は、例えば、接着剤を塗ることによって、あるいは、溶接を行うことによって、あるいは、超音波溶接を行うことによって、あるいは、上述したような他のメカニズムのうちの1つを使用することによって、互いに連結される。上述したように、フレキシブル部分2140は、シャフト14に対して連結される。
下側バンパー部分2170は、上述したように、組織接触表面2122aと、L字形状電極2130を受領するためのL字形状凹所2172と、を備えている。L字形状電極2130は、組織接触表面2122aに対して面一なものとされた導電性表面2135を備えている。これに代えて、導電性表面2135は、組織接触表面2122aから突出することも、また、組織接触表面2122aよりも凹むことも、できる。導電性表面2135は、組織接触表面2122aよりも、実質的に小さな表面積を有している。
上側バンパー部分2160は、凹所2162と、実質的にドーム形状の部材2166を係合関係でもって受領するキャビティ2164と、を形成している。部材2166は、例えばニチノール(登録商標)製チューブとされたフレキシブル部材2140の先端部に対して、固定的に取り付けられている。部材2166とキャビティ2164とは、ボールとソケットとからなるジョイントとして機能し、バンパー2122を、ドーム形状部材2166およびフレキシブル部材2140回りにおいて、3次元的に回転させることができる。3次元的な回転は、組織表面が複雑な幾何形状を有していたにしても組織表面上にわたって組織接触表面2122aがスライドすることを容易なものとし、なおかつ、導電性部分2135の表面を、組織表面と実質的に平行なままに維持することができる。部材2166および/またはキャビティ2164が、係止部分を有し得ることは、理解されるであろう。また、部材2166および/またはキャビティ2164が、多少の移動の自由度を可能とし得るよう、異なる形状のものとし得ることは、理解されるであろう。さらに、凹所2162およびキャビティ2164は、上側バンパー部分2160の中において、例えば図示の位置よりも基端側の位置あるいは先端側の位置といったように、配置することができる。
フレキシブル部材2140を通して、および、部材2166内の開口2155を通して、電力線2150が延出されている。電力線2150の先端部2152は、L字形状電極2130に対して電気的に接続されている。これにより、導電性表面2135に対してエネルギーを供給することができる。先端部2152は、バンパー2122がフレキシブル部分2140に対して回転した際に電極2130から外れてしまわないよう、十分な緩みを有している。上述したように、電力線2150の基端部は、電気エネルギー源(示されない)に対して接続される。電力線2150が、フレキシブル部材2140を通り抜けることなく、電極2130に対して接続し得ることは、理解されるであろう。
様々な実施形態について説明した。それでもなお、様々な修正を行い得ることは、理解されるであろう。例えば、バンパーは、シャフトに対して、直接的にあるいは間接的に回転可能なものとして、連結することができる。加えて、バンパーは、例えば平行六面体や三角プリズムやドーム形状半体といったような任意の適切な形状とされ、平面状の組織接触表面を有したような、任意の適切な数の側面を有することができる。また、バンパー1022においては、突起1064は、加熱以外の手法によって、例えば機械的な変形といったような手法によって、変形させることができる。さらに、上側バンパー部分1060と下側バンパー部分1070とは、例えば摩擦係合や押圧係合や接着剤といったような他の機構によって、互いに連結することができる。あるいは、それらは、単一ピースとして形成することができる。フレキシブル部分26,940,1040は、超弾性状態ではないニチノール(登録商標)製ワイヤとすることができる、あるいは、例えばステンレススチール製スプリングやプラスチック製スプリングといったような他の弾性部材または超弾性部材とすることができる。シャフトとニチノール(登録商標)製ワイヤとの双方は、付加的なフレキシブルさをもたらし得るよう、弾性的にフレキシブルなものとすることができる。加えて、フレキシブル部分の屈曲動作は、図示の方向とは異なる方向とすることができる。同様に、バンパーは、図示された向きの軸とは異なる軸回りに、回転することができる。また、フレキシブル部分26,940,1040,1740の基端部は、例えば収縮や溶接や押圧嵌合といったような任意の適切な手段によって、シャフトに取り付けることができる。電極は、例えばステンレススチールやタングステンや金や銀や白金といったような任意の生体適合性かつ導電性の材料から形成することができる。実施形態の導電性表面は、例えば、組織接触表面に対して面一なものとすることも、また、組織接触表面から突出したものとすることも、また、組織接触表面よりも凹んだものとすることも、できる。加えて、導電性表面は、例えば、平面状のものとも、湾曲したものとも、することができる。さらに、プローブは、2つ以上の導電性表面および/またはリターン電極を備えることができる。例えば、バンパー上に、複数の導電性表面からなる配列を備えること
ができる。様々な実施形態に関して説明された特徴点は、限定的なものではない。様々な特徴点は、組み合わせることも、交換することも、省略することも、また、追加することも、できる。したがって、これらの実施形態や他の実施形態も、特許請求の範囲内である。
軟骨治療プローブの一実施形態を示す側面図である。 図1のプローブにおける活性チップを示す側面図である。 図1のプローブにおける活性チップを示す平面図である。 図1のプローブにおける活性チップを示す底面図である。 図1のプローブにおける活性チップを示す端面図である。 図1のプローブにおける活性チップを、関節表面上に配置された状態で示す図である。 図1のプローブにおける活性チップを、関節表面上に配置された状態で示す図である。 図1のプローブにおける活性チップを示す図であって、プローブの外側シースが、チップ上へと進められている。 軟骨治療プローブの第2実施形態を示す側面図である。 軟骨治療プローブの第3実施形態を示す側面図である。 図10の軟骨治療プローブにおける上側バンパー部分を示す平面図である。 図10の軟骨治療プローブにおける上側バンパー部分を示す側面図である。 図10の軟骨治療プローブにおける上側バンパー部分を示す正面図である。 図10の軟骨治療プローブにおける下側バンパー部分を示す平面図である。 図10の軟骨治療プローブにおける下側バンパー部分を示す側面図である。 図10の軟骨治療プローブにおける下側バンパー部分を示す正面図である。 軟骨治療プローブの第4実施形態を示す側面図である。 図17の軟骨治療プローブを示す分解斜視図である。 軟骨治療プローブの第5実施形態を示す側面図である。 図19の軟骨治療プローブを示す平面図である。 軟骨治療プローブの第6実施形態を示す側面図である。
符号の説明
10 軟骨治療プローブ(電気外科的器具)
14 シャフト
16 活性チップ
18 シース
22 バンパー(ヘッド)
22a 組織接触表面
24 横方向スロット
26 フレキシブル部分
34 電極
40 電力線
50 組織表面

Claims (49)

  1. 電気外科的器具であって、
    シャフトと;
    組織表面に対してエネルギーを印加するための導電手段と;
    この導電手段を、前記シャフトに対して回転させるための回転手段と;
    を具備し、
    さらに、組織表面に向けて前記導電手段を付勢し得るよう前記導電手段に対して連結された屈曲手段を具備していることを特徴とする電気外科的器具。
  2. 請求項記載の電気外科的器具において、
    前記屈曲手段が、フレキシブル部分を備えていることを特徴とする電気外科的器具。
  3. 請求項記載の電気外科的器具において、
    前記導電手段が、導電性表面を備えていることを特徴とする電気外科的器具。
  4. 請求項記載の電気外科的器具において、
    前記屈曲手段が、組織表面に向けて前記導電性表面を付勢し得るよう構成されたフレキシブル部分を備えていることを特徴とする電気外科的器具。
  5. 請求項記載の電気外科的器具において、
    前記回転手段が、前記屈曲手段に対して回転可能とされたヘッドを備え、
    このヘッドが、前記導電性表面を備えていることを特徴とする電気外科的器具。
  6. 請求項記載の電気外科的器具において、
    前記回転手段が、前記屈曲手段に対して回転可能とされたヘッドを備え、
    このヘッドが、前記導電性表面を備えていることを特徴とする電気外科的器具。
  7. 請求項記載の電気外科的器具において、
    前記回転手段が、前記屈曲手段に対して回転可能とされたヘッドを備えていることを特徴とする電気外科的器具。
  8. 請求項1記載の電気外科的器具において、
    前記導電手段が、導電性表面を備えていることを特徴とする電気外科的器具。
  9. 請求項1記載の電気外科的器具において、
    さらに、弾性的なフレキシブル部分を具備し、
    前記導電手段が、導電性表面を備え、
    前記回転手段が、前記弾性的なフレキシブル部分を介して前記シャフトに対して連結されたヘッドを備え、
    このヘッドが、前記弾性的なフレキシブル部分に対して回転可能に連結され、
    前記ヘッドが、前記導電性部分を有した実質的に平面状の組織接触表面を備えていることを特徴とする電気外科的器具。
  10. 請求項記載の電気外科的器具において、
    前記実質的に平面状の接触表面が、非導電性部分を備えていることを特徴とする電気外科的器具。
  11. 請求項1記載の電気外科的器具において、
    前記導電手段が、導電性表面を備え、
    前記回転手段が、前記シャフトに対して連結されたヘッドを備え、
    このヘッドが、前記導電性表面を備え、
    前記ヘッドが、前記ヘッドが組織表面上にわたって移動する際に前記導電性表面が組織表面に対して実質的に平行であるように、前記シャフトに対して回転可能とされていることを特徴とする電気外科的器具。
  12. 請求項11記載の電気外科的器具において、
    さらに、フレキシブル部分を具備し、
    前記ヘッドが、前記フレキシブル部分を介して前記シャフトに対して連結されていることを特徴とする電気外科的器具。
  13. 請求項1記載の電気外科的器具において、
    前記回転手段が、前記シャフトに対して連結されたヘッドを備え、
    このヘッドが、前記シャフトに対して回転可能とされ、
    前記導電手段が、前記ヘッド上に配置された導電性表面を備え、
    この導電性表面が、前記ヘッドの一方の側面上にのみ配置されていることを特徴とする電気外科的器具。
  14. 請求項13記載の電気外科的器具において、
    さらに、フレキシブル部分を具備し、
    前記ヘッドが、前記フレキシブル部分を介して前記シャフトに対して連結されていることを特徴とする電気外科的器具。
  15. 請求項1記載の電気外科的器具において、
    前記導電手段が、導電性表面を備え、
    前記回転手段が、前記シャフトに対して連結されたヘッドを備え、
    このヘッドが、前記導電性表面を備え、
    前記ヘッドが、前記導電性表面が組織表面上にわたって移動する際に、前記シャフトに対して回転し得るとともに、組織表面上にわたってスライドし得るように、構成されていることを特徴とする電気外科的器具。
  16. 請求項15記載の電気外科的器具において、
    さらに、フレキシブル部分を具備し、
    前記ヘッドが、前記フレキシブル部分を介して前記シャフトに対して連結されていることを特徴とする電気外科的器具。
  17. 請求項5,9,10,12,14,または,16に記載の電気外科的器具において、
    前記フレキシブル部分が、少なくとも1つの方向に屈曲し得るよう構成され、
    前記ヘッドが、前記方向に対して実質的に垂直な軸回りに回転し得るよう構成されていることを特徴とする電気外科的器具。
  18. 請求項2,4,5,9,10,12,14,または,16に記載の電気外科的器具において、
    前記フレキシブル部分が、ニッケルチタン合金製ワイヤを備えていることを特徴とする電気外科的器具。
  19. 請求項2,4,5,9,10,12,14,または,16に記載の電気外科的器具において、
    前記フレキシブル部分が、ニッケルチタン合金製チューブを備えていることを特徴とする電気外科的器具。
  20. 請求項2,4,5,9,10,12,14,または,16に記載の電気外科的器具において、
    前記フレキシブル部分が、スプリングを備えていることを特徴とする電気外科的器具。
  21. 請求項2,4,5,9,10,12,14,または,16に記載の電気外科的器具において、
    前記フレキシブル部分が、前記シャフトの先端部を備えていることを特徴とする電気外科的器具。
  22. 請求項21記載の電気外科的器具において、
    前記先端部が、波状形状をなすものとされていることを特徴とする電気外科的器具。
  23. 請求項21記載の電気外科的器具において、
    前記先端部が、前記シャフトの残部の横断面形状と同様の横断面形状を有していることを特徴とする電気外科的器具。
  24. 請求項6,9,10,12,14,または,16に記載の電気外科的器具において、
    前記ヘッドが、前記フレキシブル部分回りに3次元的に回転可能なものとして構成されていることを特徴とする電気外科的器具。
  25. 請求項24記載の電気外科的器具において、
    前記ヘッドと前記フレキシブル部分とが、ボールとソケットとからなるジョイントによって連結されていることを特徴とする電気外科的器具。
  26. 請求項5〜7のいずれかにまたは9〜16のいずれかに記載の電気外科的器具において、
    前記ヘッドが、スロットを備え、
    このスロット回りにおいて、前記ヘッドが回転可能とされていることを特徴とする電気外科的器具。
  27. 請求項26記載の電気外科的器具において、
    前記スロットが、前記フレキシブル部分を回転可能に受領する横方向スロットであることを特徴とする電気外科的器具。
  28. 請求項26記載の電気外科的器具において、
    前記スロットが、前記フレキシブル部分に対して連結されたワイヤを回転可能に受領する横方向スロットであることを特徴とする電気外科的器具。
  29. 請求項28記載の電気外科的器具において、
    前記ワイヤが、剛直なものであることを特徴とする電気外科的器具。
  30. 請求項6,9,10,12,または,14に記載の電気外科的器具において、
    さらに、前記ヘッドと前記フレキシブル部分との間に配置されたヒンジを具備していることを特徴とする電気外科的器具。
  31. 請求項30記載の電気外科的器具において、
    前記ヒンジが、前記ヘッドおよび前記フレキシブル部分に対して隣接しておりかつこれらを連結しており、
    前記ヒンジが、このヒンジに隣接している前記ヘッドおよび前記フレキシブル部分よりも薄い部分を有していることを特徴とする電気外科的器具。
  32. 請求項5,6,または,9〜16のいずれかに記載の電気外科的器具において、
    前記ヘッドが、組織表面内への前記導電性表面の浸透を制限し得るよう前記導電性表面に関連して配置された非導電性表面をさらに備えていることを特徴とする電気外科的器具。
  33. 請求項32記載の電気外科的器具において、
    前記非導電性表面が、実質的に平面状のものであることを特徴とする電気外科的器具。
  34. 請求項32記載の電気外科的器具において、
    前記非導電性表面が、前記導電性表面と実質的に面一であることを特徴とする電気外科的器具。
  35. 請求項32記載の電気外科的器具において、
    前記導電性表面が、前記非導電性表面から突出していることを特徴とする電気外科的器具。
  36. 請求項32記載の電気外科的器具において、
    前記導電性表面が、前記非導電性表面よりも凹んでいることを特徴とする電気外科的器具。
  37. 請求項32記載の電気外科的器具において、
    前記導電性表面が、第1表面積を有し、
    前記非導電性表面が、第2表面積を有し、
    前記第1表面積が、前記第2表面積よりも小さいことを特徴とする電気外科的器具。
  38. 請求項5,6,または,9〜16のいずれかに記載の電気外科的器具において、
    前記ヘッドが、電極を備え、
    この電極が、前記導電性表面を備えていることを特徴とする電気外科的器具。
  39. 請求項38記載の電気外科的器具において、
    前記電極が、T字形状を有していることを特徴とする電気外科的器具。
  40. 請求項38記載の電気外科的器具において、
    前記電極が、L字形状を有していることを特徴とする電気外科的器具。
  41. 請求項3,または,6〜16のいずれかに記載の電気外科的器具において、
    さらに、リターン電極を具備し、
    前記導電性表面および前記リターン電極が、電気外科用電源の各極に対して接続され得るよう構成されていることを特徴とする電気外科的器具。
  42. 請求項5〜7,または,9〜16のいずれかに記載の電気外科的器具において、
    前記ヘッドが、第1部分および第2部分を備えていることを特徴とする電気外科的器具。
  43. 請求項42記載の電気外科的器具において、
    前記第1部分が、突起を備え、
    前記第2部分が、前記突起を受領する穴を形成していることを特徴とする電気外科的器具。
  44. 請求項43記載の電気外科的器具において、
    前記突起が、前記穴内に前記突起を固定し得るように変形することを特徴とする電気外科的器具。
  45. 請求項42記載の電気外科的器具において、
    前記第1部分が、グルーブを備え、
    前記第2部分が、グルーブと位置合わせされたリッジを備えていることを特徴とする電気外科的器具。
  46. 請求項5〜7,または,9〜16のいずれかに記載の電気外科的器具において、
    前記ヘッドが、実質的に平行六面体形状を有していることを特徴とする電気外科的器具。
  47. 請求項5,9,10,12,14,または,16に記載の電気外科的器具において、
    さらに、前記シャフトに連結されたシースを具備し、
    このシースが、可動とされていて、前記フレキシブル部分および前記ヘッドを少なくとも部分的にカバーし得るものとされていることを特徴とする電気外科的器具。
  48. 請求項5〜7,または,9〜16のいずれかに記載の電気外科的器具において、
    前記シャフトが、長手方向軸を形成し、
    前記ヘッドが、前記長手方向軸からオフセットされていることを特徴とする電気外科的器具。
  49. 請求項3,または,6〜16のいずれかに記載の電気外科的器具において、
    さらに、前記導電性部分に対して接続された電力線を具備していることを特徴とする電気外科的器具。
JP2006532277A 2004-01-30 2004-01-30 軟骨治療プローブ Expired - Fee Related JP4494408B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/US2004/002654 WO2005048859A1 (en) 2003-01-31 2004-01-30 Cartilage treatment probe

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007519427A JP2007519427A (ja) 2007-07-19
JP4494408B2 true JP4494408B2 (ja) 2010-06-30

Family

ID=38344778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006532277A Expired - Fee Related JP4494408B2 (ja) 2004-01-30 2004-01-30 軟骨治療プローブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4494408B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101374734B1 (ko) * 2005-11-23 2014-03-17 코비디엔 엘피 정밀 절제 장치
WO2017037789A1 (ja) 2015-08-28 2017-03-09 オリンパス株式会社 手術システム及び手術システムの作動方法
US10265549B2 (en) 2015-09-28 2019-04-23 Olympus Corporation Treatment method

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007519427A (ja) 2007-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101797181B (zh) 在心脏管状区域处或其附近使用的有多个电极组件的导管
EP4122414A1 (en) Mapping grid with high density electrode array
US8996091B2 (en) Basket catheter having multiple electrodes
CN112826587B (zh) 具有温度感测阵列的心包导管
US8066700B2 (en) Cartilage treatment probe
US20020077626A1 (en) Bipolar electrosurgical handpiece for treating tissue
US9370397B2 (en) Cartilage treatment probe
US10143518B2 (en) Catheter with distal section having side-by-side loops
JP2005144142A (ja) 組織治療用電気外科手術用電極
US20240315771A1 (en) Basket catheter with mushroom shape distal tip
KR102092926B1 (ko) 카테터 및 이를 포함하는 신경차단 장치
JP4494408B2 (ja) 軟骨治療プローブ
JP3911877B2 (ja) 医療用電気処置器具
WO2022187096A1 (en) Catheter for ablating tissue within a human or animal body
JP2016507341A (ja) 1つまたは複数の能動チップによって選択的に操作可能な組織焼灼カニューレ/電極アセンブリ
US20240156524A1 (en) Electrode catheter with corrugated support structure
CN116458989A (zh) 用于形成用于改进的组织接触和电流递送的球状篮的单螺旋电极组件的系统和方法
JPH0994254A (ja) アブレーションカテーテル
JPH09215698A (ja) 双極子電気手術用処置器具
WO2018063934A1 (en) Radio frequency ablation for treatment of cardiac arrhythmias

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100309

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100407

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees