JP4492932B2 - 演奏音判定装置および演奏音判定プログラムおよび該プログラムを記録した媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、自然楽器の演奏音判定システムに関し、特に、楽音判定の基礎情報としてのアタック(楽器音の立ち上がり)を検出するのに好適な演奏音判定装置、演奏音判定プログラムおよび記録媒体に関する。
例えば、特公平2−705号公報に開示されているように、鍵盤楽器の演奏を独習するための押鍵指示手段を有する電子楽器が知られている。この電子楽器では、記憶された演奏情報が表示回路に順次読み出され、鍵盤の各鍵に対応して設けられた表示ランプがこの演奏情報に従って点灯される。演奏者による操作鍵はキースキャン回路で検出され、この操作鍵の音高が表示ランプで指示された演奏情報の音高と一致した場合に次の演奏情報が表示回路に読み出される。
しかし、このような押鍵指示手段は、キースキャン回路を備えた電子楽器では容易に実現できるが、キーススキャン回路を持たないアコースティックピアノのような自然楽器では実現が困難である。自然楽器にキースキャン回路を設けることが考えられるが、キースキャン回路に必要なキースイッチや表示ランプを鍵毎に後付けする作業が繁雑であり、手軽には行えない。
キースキャン回路を用いる代わりに、演奏による楽音の周波数分析により操作鍵を検出することが考えられる。例えば、特公平1−51200公報に記載された表示装置では、音声信号の周波数分析結果に基づいて判定された音声信号の音高を、ディスプレイ上の五線譜に音符として表示する。
しかし、ピアノ音のような倍音成分を多く含む楽音の音高検出では、押鍵の倍音成分つまり高調波成分によって音高を誤判断してしまったり、オクターブ間隔の二つの和音と該和音の下の単音との判別(例えば、C3とC4の和音とC3単音との判別)ができなかったりすることがある。これらは互いに倍音構成が似ているからである。
また、同時に複数の基音とその倍音を発生する楽器の演奏に対応したMIDIコードを生成する装置が提案されている(特許第2890831号公報)。この装置では、演奏楽音の波形データから基音に対応した周波数成分の波形データを抽出し、かつそのエンベロープデータを検出する手段を備える一方、楽器が発生する各基音毎にそのエンベロープ波形に対応して基音エンベロープデータを記憶している記憶手段を備え、検出されたエンベロープデータと記憶されている基音エンベロープデータとを相互相関によって比較し、楽器音を判定する。この装置では、構成が非常に複雑であって、特に、ソフトウェアでエンベロープデータの比較や楽器音の判定をリアルタイムで処理するのが困難である。
特許第2806047号公報には、シンセサイザで種々の楽器音を種々の音程で順次組合わせて作成した信号と入力信号とを比較して楽音から採譜する装置が提案されている。しかし、この装置では、和音も含めたすべての組み合わせの音と比較する必要があるので、計算時間が膨大になるという問題がある。
特公平2−705号公報 特公平1−51200公報 特許第2890831号公報 特許第2806047号公報
上述のように、キースキャン手段を有していないアコースティックピアノでは、指示通りに押鍵できたかどうかの判定ができないし、マイクロフォンから入力された楽音から押鍵の正確さをリアルタイムで判定するのは容易ではないという問題点があった。
そこで、本出願人は、各音高のパワースペクトルを単音モデルとして記憶しておき、押鍵指示に従って演奏された音のパワースペクトルとこの単音モデルとを比較し、両者のパワースペクトルの距離が予定の範囲内の場合に押鍵指示を次に進める方法を提案した(特願2003−134372号)。この方法は、演奏音からピッチ等のパラメータを検出するのと比較して計算が単純で、しかも、演奏しようとする楽器を実際に弾いて、その音に基づいてモデルを作成できるので、調律のずれ具合にかかわらず演奏音が正しいかどうかを判定することができる。
この方法では、アタックのパワースペクトル同士を比較して演奏音が正しいかどうかを判断するのが好ましい。アタック検出は、マイクロフォンからの入力音に対する高速フーリエ変換(FFT)を行い、検出されたパワースペクトルが、前回検出されたパワースペクトルに対してどの程度増加しているかによって行うことができる。
FFTは所定のFFT窓の長さ毎に区切って実施され、当該窓時間でアタックが検出されない場合は、次の窓時間内で再度FFTを実施する。しかし、FFTの窓時間は長いので、このように窓の長さ毎に区切って処理を行っていたのではアタックの検出が遅れてしまう。特に、アルペジオのように複数音を素速く演奏する場合にはアタック検出が間に合わない。例えば、アコースティックピアノの最高音の場合、音の持続時間が約40m秒程度しかないが、11025Hzで1024ポイントのFFTでは窓時間が約93m秒となり、アタックの瞬間を捉えることができない。
本発明は、上記課題に鑑み、ピアノ等、自然楽器が指示通りに弾けたかどうかを判定する際に必要なアタックの検出を確実に行うことができる自然楽器の演奏音判定システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決し、目的を達成するための本発明は、演奏指示に従って演奏された自然楽器演奏音のデジタルデータに対してFFT窓毎にFFT処理をして該デジタルデータのパワースペクトルを計算するFFT手段と、前記各FFT処理毎に計算されたパワースペクトルのパワーが前回計算時より予定以上増大したか否かによって該自然楽器演奏音のアタックがあったか否かを判断するアタック検出手段と、前記アタックがあったと判定された以降に算出されたパワースペクトルと予め記憶されている自然楽器音の音高毎のパワースペクトルのうち前記演奏指示に含まれる音高のものとの距離が予定のしきい値以内であるか否かを判断する比較手段と、前記FFT手段のFFT窓を、前後のFFT窓同士が部分的に重複するように設定する手段とを具備した点に第1の特徴がある。
また、本発明は、前記演奏指示を、予め選択された曲の演奏情報に従ってコンピュータの表示装置に表示するとともに、前記距離が予定のしきい値以内であるときに、前記演奏情報に従って次の演奏指示を表示する押鍵指示手段を具備した点に第2の特徴がある。
また、本発明は、前記FFT窓同士の重複期間を決定するシフト時間を予め設定しておき、後続の前記FFT手段および前記アタック検出手段の処理が開始される時間までに、先行する前記FFT手段および前記アタック検出手段の処理が終了しない場合に前記シフト時間を拡大する手段をさらに備えた点に第3の特徴がある。
また、本発明は、前記演奏情報に基づいて、演奏速度が速い所定のフレーズを予め検出する高速部検出手段手段と、前記フレーズに対応する演奏指示の演奏音に対しては、前記アタック検出手段による処理を省略するとともに、前記比較手段による判断を、アタックの有無に拘わらず、演奏指示後の入力音について実行する手段を備えた点に第4の特徴がある。
第1の特徴によれば、演奏指示に従って演奏された楽器音のパワースペクトルの増大量が予定以上であったときにアタックがあったと判断される。そして、この楽器演奏音のパワースペクトルが予め記憶されている自然楽器音の音高毎のパワースペクトルのうち前記演奏指示に含まれる音高のものと一致したときに指示どおりに演奏されたと判定されて演奏指示が進行される。
特に、アタックの判断ではFFT窓が部分的に重複するように設定されるので、先のFFT窓に関する計算に続く次のFFT窓に関する計算は、入力データがFFT窓の長さの分だけ新たに入力されなくても、FFT窓を部分的に重複させるためにシフトさせた時間分のデータが先の計算後に入力されていれば実行できる。したがって、先行するFFT窓の直後に現れているアタックは、次にFFT窓の長さ分のデータが入力されるまで待たなくても、先のFFT窓に関する計算に続けて短時間内に実行される次のFFT窓に関する計算で検出される。
第2の特徴によれば、前記演奏指示は、コンピュータの表示装置に表示され、演奏音のパワースペクトルと予め記憶されている自然楽器音のパワースペクトルとが略一致したときに演奏指示が進行される。
第3の特徴によれば、コンピュータの能力に応じて、FFT窓の重複時間を決定するシフト時間を調節することができるので、コンピュータの能力内でできるだけ高速でアタックの有無を判断することができる。
アルペジオ等、演奏速度が速い演奏ではアタックの有無を判断してからパワースペクトルの比較を行ったのでは、演奏者の速い演奏に判定が追いつかない。第4の特徴によれば、このような速い演奏においては、アタックの有無を判断することなくパワースペクトルの一致を判断することができる。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の楽音判定装置の一実施形態に係るアコースティックピアノ(以下、特に電子ピアノと区別しない場合は、単に「ピアノ」と呼ぶ)のレッスンシステムのブロック構成図である。このレッスンシステムでは、予め準備された演奏情報に基づいてピアノの鍵もしくは音高の指示、および押鍵タイミングの指示を含む押鍵指示を表示し、演奏者はこの押鍵指示に従って順次演奏を進めていく。具体的処理は、モデル作成フェーズとレッスンフェーズとからなる。モデル作成フェーズでは、レッスンに先立ち、レッスンに使用するピアノの各鍵の発生音のパワースペクトルを単音モデルとして記憶する。そして、レッスンモードでは、押鍵指示のための表示を行うとともに(押鍵指示は、図12に関して後述する)、押鍵指示に従って行われる演奏音のパワースペクトルと前記単音モデルとを比較し、両者のパワースペクトルが予定の距離内にあれば押鍵指示を先に進める。
図1に示すレッスンシステムは、CPU1、ROM2、RAM3、音源装置4、スピーカ5、A/D変換器6、入力装置(キーボードやマウス)7、および表示装置8を含むパーソナルコンピュータで要部を構成することができる。表示装置8としては液晶ディスプレイやブラウン管等、パーソナルコンピュータの処理結果を表示するための周知の表示手段を使用することができる。パーソナルコンピュータには外部記憶装置9が接続され、かつA/D変換器6を介してマイクロフォン10が接続される。マイクロフォン10はピアノPの発生音を採取するために設けられるものであり、ピアノP内に配置されるのが望ましい。
CPU1は、音量測定部11、スペクトル作成部12,アタック検出部13、スペクトル比較部14、および押鍵指示部15を要部機能として備える。音量測定部11は、マイクロフォン10から入力された音のレベル(音量)を検出する。スペクトル作成部12は、マイクロフォン9およびA/D変換器6を通じて入力されたデジタル楽音信号からパワースペクトルを得るFFT機能を有する。FFTによって得られたパワースペクトルはRAM3に記憶される。アタック検出部13は、検出されたパワースペクトルに基づいてアタックを検出する。スペクトル比較部14はモデル作成フェーズおよびレッスンフェーズにおいてスペクトル作成部12でそれぞれ作成されたパワースペクトルの距離を比較して演奏が押鍵指示通り行われたかどうかを判断する。押鍵指示部15は、演奏情報に従って表示装置8への押鍵指示表示のための表示データを作成する。表示データは入力装置7から入力される演奏開始指示に応答して作成され表示装置8に入力される。
図2は、レッスンで表示装置8に押鍵指示を表示したり伴奏をしたりするのに使用される演奏情報のフォーマット例である。演奏情報には、少なくともイベントデータ、およびイベントデータの読み出しタイミングを指示するタイミングデータとが記憶されている。イベントデータはノートナンバを含むノートオンデータおよびノートオフデータからなる。タイミングデータは、例えば、一つのイベント終了から次のイベント発生までの時間情報として設定される。イベントデータとタイミングデータは、図示のように、アドレス進行に従って記憶される。この演奏情報は、RAM3もしくは外部記憶装置9に記憶しておくことができる。
図3は、モデル作成フェーズに関するCPU1の処理を示すフローチャートである。ステップS1では、曲の選択を促す画面を表示装置8に表示する。選曲されたならば(ステップS2肯定)、ステップS3に進んで、選ばれた曲の演奏情報を走査してその曲の音域を検出する。この音域で単音モデルを作成するためである。単音モデル作成する音域は、選曲に従って行うのでなくてもよい。例えば、演奏者が直接音域を入力してもよいし、選曲に代えて技量のレベルを選択できるように画面表示してもよい(図9に関して後述)。また、演奏者が直接音域を入力する際の参考となるように選曲された曲の音域を表示してもよい(図10に関して後述)。
ステップS4では、収録する単音モデルの音高を決定する。最初は上記音域中の最低音を収録音高として決定する。ステップS5では、単音モデル収録用の押鍵指示(レッスンフェーズでの押鍵指示と区別して、「モデル押鍵指示」という)として表示装置8に収録音高を表示する(図11に関して後述する)。モデル押鍵指示は、表示装置8によらず音源装置4を使って音高に対応した楽音データを作成し、スピーカ5で発音させるようにしてもよい。また、発音による指示は表示装置8による表示と併せて行ってもよい。
ステップS6では、音量測定部11での音量測定を開始する。音量測定は離鍵指示まで継続される。ステップS7で音量がアタック検出のためのしきい値を超えているか否かが判断され、この判断が肯定ならばアタックを検出したとしてステップS8に進む。ステップS8では、FFTによりパワースペクトルを計算し、このパワースペクトルおよびパワースペクトル計算時の音量をRAM3に一時的に保存する。
ステップS9では、表示装置8に離鍵を促す指示をする。離鍵指示は表示装置11での表示またはスピーカ5による音もしくは音声の指示であってもよい。ステップS10では、音量が無音検出のためのしきい値以下になったかどうかをを判断する。音量がこのしきい値以下になれば実質的に無音と判断され、ステップS11に進む。
ステップS11では、モデル押鍵指示から離鍵指示までの音量の最大値が許容範囲に入っているかどうかが判断される。最大音量が許容範囲にない場合は、極端に強くまたは極端に弱く弾かれたためと判断され、単音モデルとして適当でないので、再度押鍵を要求するためにステップS5に進む。アタックを検出したとみなしたときの音量から判断するのではなく、測定した音量の最大値によって押鍵強さが適当であるかどうかを判断するのは、アタック時点で音量が最大になるとは限らず、通常はアタック検出後に音量は最大値となるからである。なお、押鍵強さは、音量によって判断するのに代えて振幅の最大値によって判断してもよい。
正しく押鍵されたと判断されたならば、ステップS12に進み、ステップS8で一時的に保存したパワースペクトルおよび音量をこの音高の単音モデルとして対応づけてRAM3もしくは外部記憶装置9に記憶する。
ステップS11が否定の場合は、押鍵強さを変えて弾くようにメッセージを表示してからステップS5に進むようにしてもよい。例えば、許容範囲に対して音量が大きいときは「もっと弱く弾いてください」と表示し、許容範囲に対して音量が小さいときは「もっと強く弾いてください」と表示する。
ステップS13では、ステップS3で決定された音域の最終音(最高音)の単音モデルを作成したかどうかを判断し、最終音の単音モデルを作成したのでなければ、ステップS14で、音高を1段階高くした後、ステップS5に進む。ステップS14では、音高を音階に従って直上の音高に上げるのではなく、白鍵および黒鍵について、それぞれ個別に連続して押鍵できるように音高を上げていくのがよい。音階に従って順に音高を上げていくと白鍵と黒鍵を交互に弾く場合が生じ、モデル押鍵指示と対応しない鍵を弾く誤りが起こりやすいからである。
最終音まで単音モデルを作成したならば、ステップS13は肯定となって、このモデル作成フェーズの処理を終了する。
図4は、レッスンフェーズに関するCPU1の処理を示すフローチャートである。ステップS21では、ステップS12で記憶した単音モデルを読み込む。ここでは最新に記憶された単音モデル、もしくは前回のレッスンで使用した単音モデルを自動的に読み込んでもよいし、記憶されている単音モデルを表示装置8に表示して演奏者が選択したものを読み込んでもよい。ステップS22では、レッスンする曲の選択を促す画面を表示装置8に表示する。この画面は、RAM3もしくは外部記憶装置9に予め記憶されているレッスン曲データに基づいて曲の一覧表として作成される。記憶されているレッスン曲のうち演奏者の技量レベルに応じた曲のみを表示するようにしてもよい。
ステップS23では、レッスン曲が選ばれたかどうかが判断され、レッスンする曲が選曲されたならば(ステップS23肯定)、ステップS24に進んで、選ばれた曲の演奏情報をRAM3もしくは外部記憶装置9から読み出す。
ステップS25では、選ばれた曲の演奏情報中のすべての音の高さが、選択された単音モデルの音域内に含まれているかどうかを判断する。この判断が肯定ならば、ステップS26に進むが、否定であれば、改めて選曲を促すためにステップS22に戻る。なお、選曲に戻ってもよいし、単音モデルの選択をやり直すようにしてもよい。
ステップS26では、選ばれたレッスン曲の最初の楽音の音高を、変数としてRAM3にセットする。そして、ステップS27ではこの音高に対応する鍵を弾くことができるように指示(押鍵指示)を行う。押鍵指示は、詳細を後述するように表示装置8に鍵盤もしくは楽譜を表示することによって行う。ステップS28では、単音モデルのうちから押鍵指示の音高に対応するものを読み出す。
ステップS29では、スペクトル作成部12の機能により、マイクロフォン10からの入力音のパワースペクトルを算出する。ステップS30では、アタックが既に検出されているか否かを判断する。通常アタックが検出されるのは、音が立ち上がる瞬間のみであり、必ずしも再びアタック検出時のパワースペクトルと単音モデルとが一致するとは限らない。したがって、アタックが一度検出された後、同じ楽音が発生されている間は、このステップS30の判断によって2度目以降のアタック検出を回避する。最初はこのステップS30の判断は否定であり、2度目以降に判断が肯定となり、ステップS31に進んでアタック検出を行う。アタック検出はパワースペクトルのパワー増加分が予定量を超えたか否かによって判断する。アタックが検出されたならばステップS32が肯定となり、ステップS33でアタック検出フラグをセットしてステップS34に進む。
ステップS34では、スペクトル比較部14の機能により、ステップS29で計算されたパワースペクトルと単音モデルとが一致しているかどうかを判断する。この判断は、単音モデルのパワースペクトルとステップS29で計算されたパワースペクトルとの距離の合計によって行う。つまり各周波数成分毎に互いの距離を算出し、その合計がしきい値を超えているか否かによって両スペクトルが一致しているか否かを判断する。両パワースペクトルの単純比較でもよいし、互いの音量の違いに応じて正規化したパワースペクトル同士の比較であってもよい。また、ユークリッド距離を使用するのがよい。ユークリッド距離によれば、二つの値の差が2乗されて、その結果、該差が強調され、二つの値の一致の判別が容易だからである。
なお、パワースペクトルの比較に際して、スペクトル作成部12から入力されるパワースペクトルのレベルが、単音モデルのパワースペクトルのレベルに対してどれだけ不足しているかを各周波数成分毎に算出し、その不足分の合計を算出するようにしてもよい。ピアノ等、残響が多く残る楽器には、この方が好都合である。
両パワースペクトルが一致していない場合は、ステップS29に戻る。両パワースペクトルが一致していた場合はステップS35に進んでアタック検出フラグをリセットする。
ステップS36では、演奏情報の最後の楽音について単音モデルとの一致が終了したか否かが判断される。最後の楽音についての単音モデルとの比較処理が終了していない場合は、ステップS37において、演奏情報の次の楽音データの音高を、変数としてRAM3にセットし、ステップS27に進む。
最後の楽音についての前記比較処理が終了した場合は、ステップS38に進んでもう一度同じ曲についてレッスンを行うかどうかを演奏者に選択させる表示をしたり、ステップS39に進んで別の曲のレッスンを行うかどうかを演奏者に選択させる表示をしたりする。
ステップS38が肯定の場合はステップS26に進むし、ステップS39が肯定ならばステップS22に進む。ステップS36およびステップS39が否定ならば、レッスンフェーズを終了する。
次に、アタック検出をより確実に行うことができる処理について説明する。図5は、入力データの入力タイミングとFFT窓の位置とを示す図である。アタック検出は、マイクロフォン10から入力された音のデータに対して、このように区切られたFFT窓毎に行われる。
図6は、入力データの入力タイミングと処理タイミングとの関係を示す図である。例えば、入力データがタイミングt0から蓄積開始されて、タイミングt1でFFTに必要な分が蓄積されると、その入力データに関して計算が開始され、タイミングt2で計算が終了してアタックか否かの判断がなされる。そして、アタックが検出されなければ、タイミングt1〜t3間のデータが採取されるのを待ってタイミングt3で再び計算が開始され、タイミングt4で計算が終了してアタックか否かの判断がなされる。この計算タイミングによれば、例えば、タイミングt1とt2との間で生じたアタックは、タイミングt4において、つまり実際のアタック時から、ほぼFFT窓の長さ分遅れた時点で検出される。
そこで、次のようにして、このようなアタック検出の遅れを解消する。図7は、アタック検出の遅れを解消できる入力データの入力タイミングと処理タイミングとの関係を示す図である。図7において、タイミングt1で、タイミングt0からタイミングt1の間に入力されたデータに対してFFT処理を開始し、さらにタイミングt1からから時間ΔLずらした時点t20で、その時点t20直前のFFT窓時間に相当する時間Tの入力データに対してFFT処理を開始する。時間ΔLは予め設定される値で、例えば、FFT窓の1/4の長さに設定しておく。このFFT処理に基づくアタック有無は計算開始から処理時間ΔT経過後のタイミングt21で検出される。つまり、タイミングt1の直後に生じたアタックがタイミングt21で検出される。同様にタイミングt0から時間2ΔL、3ΔL…、のように、順次、FFT窓を予定のシフト時間ΔLずつずらした時間の入力データについてFFT処理を行う。したがって、図6に関して説明した例のようにタイミングt4でアタック検出される処理よりも短時間でアタック検出することができる。
図8は、FFT窓をずらしてFFT処理を行ってアタック検出遅れを解消する図7の処理に係る入力データの入力タイミングとFFT窓の位置とを示す図である。
なお、CPU1の処理能力によって、FFT処理に時間がかかる場合、つまりタイミングt1から開始される処理時間ΔTが、ずらした時間(シフト時間)ΔLより長い場合は、シフトΔL時間を処理時間ΔTと同じか、処理時間ΔTより長くなるように延長する。一方、処理時間ΔTが、シフト時間ΔLより長い場合は、シフトΔL時間を処理時間ΔTに合わせて短縮することもできる。こうして、FFT処理の時間に応じてできるだけ素速くアタック検出することができる。
また、1回のFFT処理で1度しかアタック検出できないので、一つのFFT窓内で2回アタックがあるような場合、例えば、アルペジオのように速いフレーズでは、後の音のアタックを検出することができない。この場合、押鍵指示が進行しないことになる。そこで、このような速いフレーズのときはアタック検出をスキップして処理を先に進めることができる。アルペジオ等であるか否かは予め演奏情報を先読みして判断する処理ルーチンを設けておくことによって検出することができる。つまり演奏情報を予め読み取って、アルペジオなど演奏速度が速いフレーズの位置(発生タイミング)を予め記憶しておく。そして、このフレーズの発生タイミングでの楽音に対する処理では、図4のステップS29でパワースペクトルを算出したならば、アタックの検出如何にかかわらず、直ちに単音モデルとの比較(ステップS34)に移行する。
アタックの有無を判断するのに使用されるパワースペクトルの増加分のしきい値は、モデル作成フェーズにパワースペクトルと併せて記憶した音量に応じて連動させてもよい。また、アタック検出処理(ステップS31,S32)を繰り返してもアタックが検出されない場合は、しきい値設定画面を表示装置8に表示して演奏者にしき値の調節を促してもよい。
アタックを検出した後に、パワースペクトル中に次に弾くべき音のピークが立っているかチェックして、余分な音ではアタックを検出しないようにすることもできる。
図9は、技量レベルに応じた音域を表示画面上で設定するための表示装置8上の表示例を示す図である。図9には、鍵盤図形Kを表示し、この鍵盤図形K上に、技量レベルを示す「入門」、「初級」、「中級」および「上級」の文字と、各技量レベルのそれぞれに対応した音域を矢印で表示する。この各技量レベルのいずれかを選択すれば、各レベルに対応した図示の範囲の音域が設定される。例えば、この画面の技量レベルを示す各文字上にカーソルを合わせて指示を入力すれば、各レベルに対応した図示の範囲がレッスン音域として設定されるようにする。
図10は、音域設定の際の入力の参考になるように表示される画面の例を示す図である。図10において、表示された鍵盤図形Kの鍵のうち、白鍵および黒鍵とは異なる色で示した鍵16が、選曲されたレッスン曲に含まれる音高に対応する鍵である。図では着色できないので、鍵16には、他の黒鍵および白鍵と区別するため粗いドット模様を付した。演奏者はこの音高の表示を参考に、これらの鍵16のすべてを含むように音域を設定することができる。例えば、任意の二つの鍵を表示画面上で指示し、これらの鍵をそれぞれ最低音および最高音とする音高の範囲をレッスン音域として設定するとよい。
図11は、モデル押鍵指示の表示例を示す図である。図11において、表示装置8に表示された鍵盤図形Kには、他の鍵と区別できるように色もしくは模様を付けた鍵17によって、単音モデル作成のための押鍵すべき鍵盤位置を示している。演奏者はこの表示された鍵盤図形K上の鍵17に従って実際のピアノの鍵を押すことができる。なお、図中の白鍵上に示したマーク18は押鍵位置を認識しやすくするためのものである。このマーク18で示された鍵と同じ音高に対応する実際のピアノの鍵に、単音モデル作成に先だってシール等を付しておくことにより、表示された鍵盤図形Kと実際のピアノの鍵盤との対応がつきやすくなる。
図12は、レッスンフェーズにおける押鍵指示の一例を示す図である。同図ではピアノロールつまりスクロール表示方式で押鍵指示をしている。表示装置8の表示画面81には鍵盤図形Kが表示されていて、鍵盤図形Kの上方には押鍵指示マークMが表示される。表示画面81は上下が時間軸であり、押鍵指示マークMと鍵盤図形Kとの距離は、押鍵指示マークMの下方の鍵を押す時までの時間に対応する。つまり、鍵盤図形Kにより近い押鍵指示マークMの下方にある鍵は、より早い時期に弾くべき鍵である。押鍵指示マークMは、押鍵すべき鍵に対応する位置に、音符長さに対応した長さで表示され、演奏音および単音モデルのパワースペクトルが互いに一致すると、下方にスクロールされる。現在押鍵されているべき鍵はマークmで示される。小節線BLで示すように、この例では2小節分の押鍵指示が同時に一画面上に表示されているが、同時に表示する画面の大きさつまり表示される演奏情報の範囲は任意である。このように演奏情報に基づく押鍵指示マークと鍵盤図形とを同時に表示し、押鍵指示マークをスクロール表示する演奏指示装置は、例えば、特開平9−305171号公報に開示されている。
なお、押鍵指示の表示形式は、鍵盤図形に対してマークをスクロールする方式に限らず、楽譜形式、つまり五線譜上に表示された音符をスクロールする方式であってもよい。また、ピアノPの鍵盤に沿って各鍵毎に対応する位置にLED(発光ダイオード)を配した表示器を設置し、押鍵すべき鍵に対応するLEDを点灯させて押鍵指示を表示するものであってもよい。
図3および図4に示したフローチャートや変形例に係る処理はCPU1で実行可能なようにプログラムされ、CDやROM等、周知の記録媒体に記録して提供されることができる。
上記実施形態では、単音モデルを現にレッスンに使用するピアノPの演奏音に基づいて作成し、この単音モデルとピアノPの演奏音との比較を行った。これによって、ピアノPが仮に調律が正しく行われていない場合であっても、同じピアノPの演奏音同士の比較で判断するので、押鍵指示通りに弾けたかどうか判断が確実である。
しかし、本発明は、これに限らず、他のピアノの演奏音から別途作成した単音モデルを外部記憶装置9から読み込んでピアノPの演奏音のパワースペクトルと比較する場合にも適用できる。
また、本発明は、ピアノの押鍵判定に限らず、オルガン、アコーディオン、ハーモニカ、リコーダ、ギター等、各種自然楽器の演奏音判定に適用することができる。
本発明の一実施形態に係るピアノのレッスンシステムの構成を示すブロック図である。 演奏情報のフォーマット例を示す図である。 モデル作成フェーズに関するCPUの処理を示すフローチャートである。 レッスンフェーズに関するCPU1の処理を示すフローチャートである。 入力データの入力タイミングとFFT窓の位置との関連を示す図である。 入力データの入力タイミングと処理タイミングとの関係を示す図である。 アタック検出の遅れを解消できる入力データの入力タイミングと処理タイミングとの関係を示す図(その2)である。 アタック検出の遅れを解消できる例に係る入力データの入力タイミングとFFT窓の位置との関連を示す図である。 技量レベルに応じた音域を表示画面上で設定するための表示装置上の表示例を示す図である。 音域設定の際の入力の参考になるように表示される画面の例を示す図である。 モデル押鍵指示の表示例を示す図である。 レッスンフェーズにおける押鍵指示の一例を示す図である。
符号の説明
1…CPU、 2…ROM、 4…音源装置、 5…スピーカ、 6…A/D変換器、 7…入力装置、 8…表示装置、 9…外部記憶装置、 10…マイクロフォン、 11…音量測定部、 12…スペクトル作成部、 13…アタック検出部、 14…スペクトル比較部、 15…押鍵指示部

Claims (7)

  1. 演奏指示に従って演奏された自然楽器演奏音のデジタルデータに対してFFT窓毎にFFT処理をして該デジタルデータのパワースペクトルを計算するFFT手段と、
    前記各FFT処理毎に計算されたパワースペクトルのパワーが前回計算時より予定以上増大したか否かによって該自然楽器演奏音のアタックがあったか否かを判断するアタック検出手段と、
    前記アタックがあったと判定された以降に算出されたパワースペクトルが予め記憶されている自然楽器音の音高毎のパワースペクトルのうち前記演奏指示に含まれる音高のものとの距離が予定のしきい値以内であるか否かを判断する比較手段と、
    前記FFT手段のFFT窓を、前後のFFT窓同士が部分的に重複するように互いにシフトさせる手段と、
    前記FFT窓同士の重複期間を決定するシフト時間を予め設定しておき、後続の前記FFT手段および前記アタック検出手段の処理が開始される時間までに、先行する前記FFT手段および前記アタック検出手段の処理が終了しない場合に前記シフト時間を拡大する手段とを具備したことを特徴とする演奏音判定装置。
  2. 前記演奏指示を、予め選択された曲の演奏情報に従ってコンピュータの表示装置に表示するとともに、前記距離が予定のしきい値以内であるときに、前記演奏情報に従って次の演奏指示を表示する押鍵指示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の演奏音判定装置。
  3. 前記演奏情報に基づいて、演奏速度が速い所定のフレーズを予め検出する高速部検出手段手段と、
    前記フレーズに対応する演奏指示の演奏音に対しては、前記アタック検出手段による処理を省略するとともに、
    前記比較手段による判断を、アタックの有無に拘わらず、演奏指示後の入力音について実行する手段とを備えたことを特徴とする請求項1または2記載の演奏音判定装置。
  4. 演奏指示に従って演奏された自然楽器演奏音のデジタルデータに対してFFT窓毎にFFT処理をして該デジタルデータのパワースペクトルを計算するFFT手段と、
    前記各FFT処理毎に計算されたパワースペクトルのパワーが前回計算時より予定以上増大したか否かによって該自然楽器演奏音のアタックがあったか否かを判断するアタック検出手段と、
    前記アタックがあったと判定された以降に算出されたパワースペクトルが予め記憶されている自然楽器音の音高毎のパワースペクトルのうち前記演奏指示に含まれる音高のものとの距離が予定のしきい値以内であるか否かを判断する比較手段と、
    前記FFT手段のFFT窓を、前後のFFT窓同士が部分的に重複するように互いにシフトさせる手段と、
    前記FFT窓同士の重複期間を決定するシフト時間を予め設定しておき、後続の前記FFT手段および前記アタック検出手段の処理が開始される時間までに、先行する前記FFT手段および前記アタック検出手段の処理が終了しない場合に前記シフト時間を拡大する手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  5. 前記演奏指示を、予め選択された曲の演奏情報に従ってコンピュータの表示装置に表示するとともに、前記距離が予定のしきい値以内であるときに、前記演奏情報に従って次の演奏指示を表示する押鍵指示手段としてコンピュータを機能させるプログラムを備えた請求項4記載の演奏音判定プログラム。
  6. 前記演奏情報に基づいて、演奏速度が速い所定のフレーズを予め検出する高速部検出手段手段と、
    前記フレーズに対応する演奏指示の演奏音に対しては、前記アタック検出手段による処理を省略するとともに、
    前記比較手段による判断を、アタックの有無に拘わらず、演奏指示後の入力音について実行する手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを備えた請求項4または5記載の演奏音判定プログラム。
  7. 請求項4〜6のいずれかに記載の演奏音判定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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