JP4491355B2 - 入退場制御システム、入退場制御方法、制御装置、及びコンピュータプログラム - Google Patents

入退場制御システム、入退場制御方法、制御装置、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、携帯電話機の電話番号を利用し、入退場口の開錠を制御することができる入退場制御システム、入退場制御方法、制御装置、及びコンピュータプログラムに関する。
従来、コインランドリー、ATM、コンビニエンスストア等の複数の利用者の入退場が頻繁に行われる施設では、施設内の備品、又は施設内の設備使用時の利用者に係る所持品の紛失、盗難等を防止すべく、入退場時に正当な利用者であるか否かを確認する手段を用いることが多い。利用者の入退場を確認する手段の一つとして、例えば利用者が入退場口に設置してある入力手段を介して特定の暗証番号を入力し、該暗証番号が正当な利用者に係る暗証番号として登録されているか否かを照合する暗証番号照合が良く用いられる。
しかし、入退場時に正当な利用者であるか否かを確認する場合、暗証番号入力者が本人であるか否かを確認することができず、利用者本人であるか否かを確認することができる識別情報と暗証番号の両方を入力することが多い。この場合、利用者は、識別情報と暗証番号の両方を入力する必要があることから、入退場手続きが煩雑となるという問題点があった。
そこで、例えば特許文献1では、利用者が保持している携帯電話機を利用し、利用者が意識することなく携帯電話機から本人であるか否かを確認する識別情報を入退場口に設置してある制御装置に送信することにより、制御装置は、受信した識別情報に基づいて本人であるか否かを確認し、利用者が入場時に入力すべき暗証番号を発行する入退室管理システムが開示されている。このようにすることで、利用者は、本人であるか否かを確認する識別情報を入力手段を介して入力する必要がないことから、入退場時に煩雑な手続きを行うことなく、セキュリティを高く維持することが可能となる。
特開2000−213126号公報
しかし、上述した従来の入退室管理システムでは、セキュリティをより高く維持するために、暗証番号の桁数がより多くなる傾向にあり、利用者は、ランダムな数字又は英数字の羅列であることが多い暗証番号を入退場ごとに記憶する必要がある。したがって、利用者が一度入場した後、退場し、再度入場する場合に、暗証番号を失念することが多く、その都度暗証番号を再発行する等、入退場時の利便性を損ない、円滑な入退場を阻害するおそれがあるという問題点があった。
また、携帯電話機の電話番号は、携帯電話機の所有者にとっては自明の情報であるのに対して、第三者からは把握することが困難な情報である。したがって、暗証番号の代用機能を備えた情報の1つとして活用することができる。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、携帯電話機の電話番号の一部又は全部により暗証番号を代用することで、セキュリティを高く維持しつつ入場者の利便性を保持することができる入退場制御システム、入退場制御方法、制御装置、及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
また本発明は、一度入場した入場者が再入場する場合に、煩雑な手続きを経ることなく円滑に入場することができる入退場制御システム、入退場制御方法、制御装置、及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1発明に係る入退場制御システムは、入場者に係る携帯電話機と、入場者の入退場口の開錠を制御する制御装置とを備える入退場制御システムにおいて、前記制御装置は、前記携帯電話機に係る電話番号を受付ける手段と、受付けた電話番号に対して発呼する手段と、呼が確立されたか否かを確認する手段と、該手段で呼が確立されたと確認した場合、入力を要求するメッセージを出力する手段と、入力を受け付けたか否かを判断する手段と、該手段で入力を受付けたと判断した場合、受け付けた入力が前記電話番号の一部又は全部であるか否かを判断する手段と、該手段で前記電話番号の一部又は全部であると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出する手段と、受付けた前記電話番号の一部又は全部を記憶手段に所定の時間記憶する手段とを備えることを特徴とする。
また、第2発明に係る入退場制御システムは、第1発明において、前記制御装置は、入退場口が施錠されている場合、受付けた入力が、記憶してある前記電話番号の一部又は全部と一致するか否かを判断する手段と、該手段で一致すると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出する手段とを備えることを特徴とする。
また、第3発明に係る入退場制御システムは、第1又は第2発明において、前記制御装置は、人間に固有の生体識別情報の入力を受付ける手段と、前記電話番号の一部又は全部を、受け付けた生体識別情報に対応付けて、前記記憶手段に記憶する手段と、入退場口が施錠されている場合、生体識別情報の入力を受付ける手段と、受付けた生体識別情報が、記憶してある前記生体識別情報と略合致するか否かを判断する手段と、該手段で略合致すると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出する手段とを備えることを特徴とする。
また、第4発明に係る入退場制御システムは、第3発明において、前記生体識別情報は所定の指の指紋情報であることを特徴とする。
また、第5発明に係る入退場制御方法は、入場者に係る携帯電話機と、入場者の入退場口の開錠を制御する制御装置とを用い、前記入場者の入退場を制御する入退場制御方法において、前記携帯電話機に係る電話番号を受付け、受付けた電話番号に対して発呼し、呼が確立されたか否かを確認し、呼が確立されたと確認した場合、入力を要求するメッセージを出力し、入力を受け付けたか否かを判断し、入力を受付けたと判断した場合、受け付けた入力が前記電話番号の一部又は全部であるか否かを判断し、前記電話番号の一部又は全部であると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出し、受付けた前記電話番号の一部又は全部を記憶手段に所定の時間記憶することを特徴とする。
また、第6発明に係る入退場制御方法は、第5発明において、入退場口が施錠されている場合、受付けた入力が、記憶してある前記電話番号の一部又は全部と一致するか否かを判断し、一致すると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出することを特徴とする。
また、第7発明に係る入退場制御方法は、第5又は第6発明において、人間に固有の生体識別情報の入力を受付け、前記電話番号の一部又は全部を、受け付けた生体識別情報に対応付けて、前記記憶手段に記憶し、入退場口が施錠されている場合、生体識別情報の入力を受付け、受付けた生体識別情報が、記憶してある前記生体識別情報と略合致するか否かを判断し、略合致すると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出することを特徴とする。
また、第8発明に係る入退場制御方法は、第7発明において、前記生体識別情報は所定の指の指紋情報であることを特徴とする。
また、第9発明に係る制御装置は、入場者に係る携帯電話機から情報を取得し、前記入場者の入退場口の開錠を制御する制御装置において、前記携帯電話機に係る電話番号を受付ける手段と、受付けた電話番号に対して発呼する手段と、呼が確立されたか否かを確認する手段と、該手段で呼が確立されたと確認した場合、入力を要求するメッセージを出力する手段と、入力を受け付けたか否かを判断する手段と、該手段で入力を受付けたと判断した場合、受け付けた入力が前記電話番号の一部又は全部であるか否かを判断する手段と、該手段で前記電話番号の一部又は全部であると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出する手段と、受付けた前記電話番号の一部又は全部を記憶手段に所定の時間記憶する手段とを備えることを特徴とする。
また、第10発明に係る制御装置は、第9発明において、入退場口が施錠されている場合、入力を受付ける手段と、受付けた入力が、記憶してある前記電話番号の一部又は全部と一致するか否かを判断する手段と、該手段で一致すると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出する手段とを備えることを特徴とする。
また、第11発明に係る制御装置は、第9又は第10発明において、人間に固有の生体識別情報の入力を受付ける手段と、前記電話番号の一部又は全部を、受け付けた生体識別情報に対応付けて、前記記憶手段に記憶する手段と、入退場口が施錠されている場合、生体識別情報の入力を受付ける手段と、受付けた生体識別情報が、記憶してある前記生体識別情報と略合致するか否かを判断する手段と、該手段で略合致すると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出する手段とを備えることを特徴とする。
また、第12発明に係る制御装置は、第11発明において、前記生体識別情報は所定の指の指紋情報であることを特徴とする。
また、第13発明に係るコンピュータプログラムは、入場者に係る携帯電話機から情報を取得し、前記入場者の入退場口の開錠を制御する制御装置で実行可能なコンピュータプログラムにおいて、前記制御装置を、前記携帯電話機に係る電話番号を受付ける手段、受付けた電話番号に対して発呼する手段、呼が確立されたか否かを確認する手段、該手段で呼が確立されたと確認した場合、入力を要求するメッセージを出力する手段、入力を受け付けたか否かを判断する手段、該手段で入力を受付けたと判断した場合、受け付けた入力が前記電話番号の一部又は全部であるか否かを判断する手段、該手段で前記電話番号の一部又は全部であると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出する手段、及び受付けた前記電話番号の一部又は全部を記憶手段に所定の時間記憶する手段として機能させることを特徴とする。
また、第14発明に係るコンピュータプログラムは、第13発明において、前記制御装置を、入退場口が施錠されている場合、入力を受付ける手段、受付けた入力が、記憶してある前記電話番号の一部又は全部と一致するか否かを判断する手段、及び該手段で一致すると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出する手段として機能させることを特徴とする。
また、第15発明に係るコンピュータプログラムは、第13又は第14発明において、前記制御装置を、人間に固有の生体識別情報の入力を受付ける手段、前記電話番号の一部又は全部を、受け付けた生体識別情報に対応付けて、前記記憶手段に記憶する手段、入退場口が施錠されている場合、生体識別情報の入力を受付ける手段、受付けた生体識別情報が、記憶してある前記生体識別情報と略合致するか否かを判断する手段、及び該手段で略合致すると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出する手段として機能させることを特徴とする。
また、第16発明に係るコンピュータプログラムは、第15発明において、前記生体識別情報は所定の指の指紋情報であることを特徴とする。
第1発明、第5発明、第9発明及び第13発明では、入場者が所持する携帯電話機に係る電話番号を受付け、受付けた電話番号に対して発呼することにより通話状態とする。通話状態となった場合、入場者からの入力を要求するメッセージを音声出力、表示出力等行い、入場者から受付けた入力が入場者の所持する携帯電話機に係る電話番号の一部又は全部である場合に、入退場口を開錠する。再度入場する場合に使用可能とすべく、受付けた電話番号の一部又は全部を記憶手段に所定の時間記憶する。これにより、暗証番号として入場者が所持する携帯電話機に係る電話番号の一部又は全部を用いることができ、入場者が失念することなく本人であるか否かを精度良く確認することができることから、セキュリティを高く維持することが可能となり、不正な入場者による窃盗、盗難、悪戯等の犯罪を未然に防止することが可能となる。
第2発明、第6発明、第10発明及び第14発明では、入退場口が施錠されている場合に受付けた入力が、記憶してある電話番号の一部又は全部と一致する場合に、入退場口を開錠する。これにより、一定の時間記憶手段に記憶されている入場者の所持する携帯電話機に係る電話番号の一部又は全部を、再入場時の暗証番号として用いることができ、入場者が失念することなく本人であるか否かを精度良く確認することができることから、セキュリティを高く維持することが可能となり、不正な入場者による窃盗、盗難、悪戯等の犯罪を未然に防止することが可能となる。
第3発明、第7発明、第11発明及び第15発明では、人間に固有の生体識別情報の入力を受付け、電話番号の一部又は全部を、受け付けた生体識別情報に対応付けて記憶手段に記憶する。入退場口が施錠されている場合、生体識別情報の入力を受付け、受付けた生体識別情報が略合致する場合、入退場口を開錠する。これにより、生体識別情報によっても本人確認を行うことができ、セキュリティを高く維持することが可能となり、不正な入場者による窃盗、盗難、悪戯等の犯罪を未然に防止することが可能となる。
第4発明、第8発明、第12発明及第16発明では、生体識別情報は所定の指の指紋情報である。これにより、入場者の手続きを煩雑にすることなく生体識別情報によるセキュリティの向上を図ることができ、不正な入場者による窃盗、盗難、悪戯等の犯罪を未然に防止することが可能となる。
第1発明、第5発明、第9発明及び第13発明によれば、暗証番号として入場者が所持する携帯電話機に係る電話番号の一部又は全部を用いることができ、入場者が失念することなく本人であるか否かを精度良く確認することができることから、セキュリティを高く維持することが可能となり、不正な入場者による窃盗、盗難、悪戯等の犯罪を未然に防止することが可能となる。
第2発明、第6発明、第10発明及び第14発明によれば、一定の時間記憶手段に記憶されている入場者の所持する携帯電話機に係る電話番号の一部又は全部を、再入場時の暗証番号として用いることができ、入場者が失念することなく本人であるか否かを精度良く確認することができることから、セキュリティを高く維持することが可能となり、不正な入場者による窃盗、盗難、悪戯等の犯罪を未然に防止することが可能となる。
第3発明、第7発明、第11発明及び第15発明によれば、生体識別情報によっても本人確認を行うことができ、セキュリティを高く維持することが可能となり、不正な入場者による窃盗、盗難、悪戯等の犯罪を未然に防止することが可能となる。
第4発明、第8発明、第12発明及第16発明によれば、入場者の手続きを煩雑にすることなく生体識別情報によるセキュリティの向上を図ることができ、不正な入場者による窃盗、盗難、悪戯等の犯罪を未然に防止することが可能となる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る入退場制御システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態1に係る入退場制御システムは、入場者が所持している携帯電話機10と自動通話が可能であり、入退場ゲート40の開錠を制御する入退場ゲートECU20とデータを送受信することが可能に接続してある制御装置30を備えている。携帯電話機10は、無線電話回線を使用する携帯可能な電話機であれば携帯電話に限定されるものではなく、PHS(Personal handyphone system)と称される簡易型携帯電話機であっても良い。
入退場ゲートECU20は、入退場口に設置してある入退場ゲート40の開錠・施錠を行う。入退場ゲートECU20は、制御装置30から開錠指示信号を受信した場合、入退場ゲート40へ開錠信号を送出し、入退場ゲート40が開錠される。これにより入場者が入場することができる。入退場ゲート40は、施錠可能な状態で一定時間経過した場合、自動的に入退場ゲート40を施錠する。なお、開錠・施錠を制御するものに限定されるものではなく、例えば入退場ゲート40の開閉を制御するものであっても良い。
制御装置30は、少なくとも、CPU(中央演算装置)31、ROM32、RAM33、外部の通信手段と接続する通信インタフェース34、データの入力を受け付ける入力部35、表示画面にデータを表示する表示部36で構成される。
CPU31は、内部バス37を介して制御装置30の上述したようなハードウェア各部と接続されており、上述したハードウェア各部を制御するとともに、ROM32に記憶されている処理プログラム、例えば受け付けたデータを一定時間記憶するプログラム、受け付けたデータをRAM33に記憶してあるデータと照合するプログラム、入退場ゲートECU20へ開錠指示信号を送出するプログラム等に従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。
ROM32は、制御装置30として機能させるために必要な処理プログラムを記憶している。RAM33は、DRAM等で構成され、ソフトウェアの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。
通信インタフェース34は内部バス37に接続されており、通信線50を介して入退場制御ECU20とデータ通信することができるよう接続することにより、処理に必要なデータを送受信する。また、携帯電話機2との間で無線でデータの送受信を行うことができる。携帯電話機2との間での通信手段は、携帯電話機2と通信インタフェース34との間をワイヤレスに説即することができるものであれば特に限定されるものではなく、通常の携帯電話による通信のみならず、例えば赤外線(IrDA)のような近距離(数平方m〜数百平方m)無線通信手段であっても良い。
入力部35は、表示画面に表示された入力領域に必要なデータを入力することが可能なキーボード(数値データのみの場合はテンキーボード)等、複数の入力領域が表示されている場合に、どの入力領域に入力するのかを選択するマウス等である。表示部36は、画像を表示出力する液晶表示装置(LCD)、表示ディスプレイ(CRT)等の外部の表示装置の他、内蔵しているLCDであっても良い。なお、入力部35及び表示部36を兼ねたタッチパネルであっても良い。
図2は、本発明の実施の形態1に係る入退場制御システムの制御装置30のCPU31の新規入場時の処理手順を示すフローチャートである。なお、説明を簡単にするために、制御装置30は、入退場口の入退場ゲート40の近傍に設置してあり、タッチパネルである表示部36に必要なデータを表示及び入力するものとする。もちろん、斯かる実施の形態に限定されるものではない。
制御装置30のCPU31は、表示部36に初期画面を表示する(ステップS201)。図3は、表示部36に表示する初期画面の例示図である。初期画面には、新規入場であるか、再入場であるかを選択することが可能な新規入場ボタン11及び再入場ボタン12を備えており、CPU31は、入場者による新規入場ボタン11の選択を受け付けるまで待ち状態とする(ステップS202:NO)。
CPU31が、入場者による新規入場ボタン11の選択を受け付けたと判断した場合(ステップS202:YES)、CPU31は、入場者による携帯電話機10に係る電話番号の入力待ち状態となる(ステップS203:NO)。電話番号の入力は、テンキーボタン13を介して行い、入力結果は表示領域14に表示される。CPU31が、入場者による携帯電話機10に係る電話番号を受け付けたと判断した場合(ステップS203:YES)、CPU31は、受け付けた電話番号に対して発呼する(ステップS204)。
CPU31は、発呼した電話番号で呼が確立したか否かを判断し(ステップS205)、CPU31が、呼が確立したと判断した場合(ステップS205:YES)、CPU31は、受け付けた電話番号の一部を抽出し(ステップS206)、抽出した電話番号の一部を暗証番号としてRAM33に記憶する(ステップS207)。CPU31は、携帯電話機10に対して合成音声により、例えば「あなたの暗証番号はXX○○です。」等の暗証番号を入場者へ通知する音声メッセージを出力する(ステップS208)。なお、CPU31が、呼が確立していないと判断した場合(ステップS205:NO)、CPU31は、正当な入場者でないものと判断して処理を終了する。
CPU31は、入場者による暗証番号入力の待ち状態となり(ステップS209:NO)、CPU31が暗証番号を受け付けたと判断した場合(ステップS209:YES)、CPU31は、受け付けた暗証番号とRAM33に記憶してある電話番号の一部とが一致しているか否かを判断する(ステップS210)。なお、暗証番号の入力は、テンキーボタン13を介して行い、入力結果は表示領域14に表示される。CPU31が、両者が一致していると判断した場合(ステップS210:YES)、CPU31は、入退場ゲートECU20に対して、入退場ゲート40の開錠を指示する開錠指示信号を送出する(ステップS211)。なお、CPU31が、両者が一致していないと判断した場合(ステップS210:NO)、CPU31は、正当な入場者でないものと判断して処理を終了する。
開錠指示信号を受け付けた入退場ゲートECU20は、入退場ゲート20に対して開錠を指示し、入場者が入場することが可能となる。
なお、暗証番号として、携帯電話機の電話番号の全部を用いても良い。また、一部を用いる場合も、図3の例では、「XX○○」に限定されるものではなく、「○○△△」、「△△□□」であっても良いし、桁数も4桁に限定されるものではない。また、暗証番号の通知は、合成音声による音声出力に限定されるものではなく、表示部36への表示出力であっても良い。
図4は、本発明の実施の形態1に係る入退場制御システムの制御装置30のCPU31の再入場時の処理手順を示すフローチャートである。制御装置30のCPU31は、表示部36に初期画面を表示し(ステップS401)、入場者による再入場ボタン12の選択を受け付けるまで待ち状態とする(ステップS402:NO)。
CPU31が、入場者による再入場ボタン12の選択を受け付けたと判断した場合(ステップS402:YES)、CPU31は、入場者による暗証番号の入力待ち状態となる(ステップS403:NO)。暗証番号の入力は、テンキーボタン13を介して行い、入力結果は表示領域14に表示される。
CPU31が、入場者による暗証番号の入力を受け付けたと判断した場合(ステップS403:YES)、CPU31は、受け付けた暗証番号と、RAM33に記憶してある電話番号の一部とが一致するか否かを判断する(ステップS404)。
CPU31が、両者が一致すると判断した場合(ステップS404:YES)、CPU31は、入退場ゲートECU20に対して、入退場ゲート40の開錠を指示する開錠指示信号を送出する(ステップS405)。CPU31が、両者が一致していないと判断した場合(ステップS404:NO)、CPU31は、不正な入場者であると判断し、処理を終了する。
開錠指示信号を受け付けた入退場ゲートECU20は、入退場ゲート20に対して開錠を指示し、入場者が再入場することが可能となる。
また、上述のように制御装置30のCPU31が、入場者から受け付けた入場者に係る電話番号に対して発呼するものに限定されるものではなく、例えば制御装置30に専用の携帯電話機を接続しておき、該専用の携帯電話機に対して入場者に係る携帯電話機10から発呼するものであっても良い。この場合、専用の携帯電話機は、単なる着呼した電話番号を制御装置30のCPU31へ送出する手段として機能し、CPU31は、専用の携帯電話機から受付けた電話番号に基づいて、受け付けた電話番号の一部を抽出し、抽出した電話番号の一部を暗証番号としてRAM33に記憶する。
携帯電話機間で電話番号を受付可能とするため、発呼側である入場者に係る携帯電話機10は、番号通知に設定して発呼する必要がある。したがって、番号非通知に設定してある携帯電話機10を所持している入場者は、入場することができない。番号通知に設定してある携帯電話機10を所持している入場者は、図2のステップS209以下の暗証番号の認証処理を行うことにより、入場することが可能となる。
以上のように本実施の形態1によれば、入場時又は再入場時の暗証番号として入場者が所持する携帯電話機10に係る電話番号の一部又は全部を用いることができ、入場者が失念することなく本人であるか否かを精度良く確認することができることから、セキュリティを高く維持することが可能となり、不正な入場者による窃盗、盗難、悪戯等の犯罪を未然に防止することが可能となる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2に係る入退場制御システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態2に係る入退場制御システムは、基本的な構成が実施の形態1と同様であることから、同一の構成については同一の符号を付することで詳細な説明を省略する。本実施の形態2は、入場者の指紋を検出する指紋センサ38を備える点に特徴を有する。
図6は、本発明の実施の形態2に係る入退場制御システムの制御装置30のCPU31の新規入場時の処理手順を示すフローチャートである。なお、説明を簡単にするために、制御装置30は、入退場口の入退場ゲート40の近傍に設置してあり、タッチパネルである表示部36に必要なデータを表示及び入力するものとする。もちろん、斯かる実施の形態に限定されるものではない。
制御装置30のCPU31は、表示部36に初期画面を表示し(ステップS601)、入場者による新規入場ボタン11の選択を受け付けるまで待ち状態とする(ステップS602:NO)。CPU31が、入場者による新規入場ボタン11の選択を受け付けたと判断した場合(ステップS602:YES)、CPU31は、入場者による携帯電話機10に係る電話番号の入力待ち状態となる(ステップS603:NO)。電話番号の入力は、テンキーボタン13を介して行い、入力結果は表示領域14に表示される。CPU31が、入場者による携帯電話機10に係る電話番号を受け付けたと判断した場合(ステップS603:YES)、CPU31は、受け付けた電話番号に対して発呼する(ステップS604)。
CPU31は、発呼した電話番号で呼が確立したか否かを判断し(ステップS605)、CPU31が、呼が確立したと判断した場合(ステップS605:YES)、CPU31は、受け付けた電話番号の一部を抽出し(ステップS606)、抽出した電話番号の一部を暗証番号としてRAM33に記憶する(ステップS607)。CPU31は、携帯電話機10に対して合成音声により、例えば「あなたの暗証番号はXX○○です。」等の暗証番号を入場者へ通知する音声メッセージ、及び「右手中指の指紋を登録してください。」等の指紋情報の入力メッセージを出力する(ステップS608)。CPU31が、呼が確立していないと判断した場合(ステップS605:NO)、CPU31は、不正な入場者であると判断し、処理を終了する。
CPU31は、入場者による暗証番号及び指紋情報の入力の待ち状態となり(ステップS609:NO)、CPU31が暗証番号及び指紋情報を受け付けたと判断した場合(ステップS609:YES)、CPU31は、受け付けた暗証番号とRAM33に記憶してある電話番号の一部とが一致しているか否かを判断する(ステップS610)。なお、暗証番号の入力は、テンキーボタン13を介して行い、入力結果は表示領域14に表示される。また、指紋情報の入力は、指紋センサ38の撮像部に指定された指を押し付けることにより、画像情報として入力される。
CPU31が、両者が一致していると判断した場合(ステップS610:YES)、CPU31は、受け付けた指紋情報をRAM33に記憶し(ステップS611)、入退場ゲートECU20に対して、入退場ゲート40の開錠を指示する開錠指示信号を送出する(ステップS612)。CPU31が、両者が一致していないと判断した場合(ステップS610:NO)、CPU31は、不正な入場者であると判断し、処理を終了する。
開錠指示信号を受け付けた入退場ゲートECU20は、入退場ゲート20に対して開錠を指示し、入場者が入場することが可能となる。
図7は、本発明の実施の形態2に係る入退場制御システムの制御装置30のCPU31の再入場時の処理手順を示すフローチャートである。制御装置30のCPU31は、表示部36に初期画面を表示し(ステップS701)、入場者による再入場ボタン12の選択を受け付けるまで待ち状態とする(ステップS702:NO)。
CPU31が、入場者による再入場ボタン12の選択を受け付けたと判断した場合(ステップS702:YES)、CPU31は、入場者による暗証番号および指紋情報の入力待ち状態となる(ステップS703:NO)。暗証番号の入力は、テンキーボタン13を介して行い、入力結果は表示領域14に表示される。指紋情報の入力は、例えば右手の中指を指紋センサ38に押し付けることにより、画像情報として入力する。
CPU31が、入場者による暗証番号及び指紋情報の入力を受け付けたと判断した場合(ステップS703:YES)、CPU31は、受け付けた暗証番号と、RAM33に記憶してある電話番号の一部とが一致するか否かを判断する(ステップS704)。
CPU31が、両者が一致すると判断した場合(ステップS704:YES)、CPU31は、受け付けた指紋情報がRAM33に記憶してある指紋情報と合致するか否かを判断する(ステップS705)。指紋情報が合致しているか否かは、両画像情報の一致度を評価値として算出し、算出した評価値が所定値より大きい場合に合致しているものと判断する。
CPU31が、受け付けた指紋情報がRAM33に記憶してある指紋情報と合致すると判断した場合(ステップS705:YES)、CPU31は、入退場ゲートECU20に対して、入退場ゲート40の開錠を指示する開錠指示信号を送出する(ステップS706)。CPU31が、両者が一致しないと判断した場合(ステップS704:NO)、及び、受け付けた指紋情報がRAM33に記憶してある指紋情報と合致しないと判断した場合(ステップS705:NO)、CPU31は、不正な入場者であると判断し、処理を終了する。
開錠指示信号を受け付けた入退場ゲートECU20は、入退場ゲート20に対して開錠を指示し、入場者が再入場することが可能となる。
また、実施の形態1と同様、制御装置30のCPU31が、入場者から受け付けた入場者に係る電話番号に対して発呼するものに限定されるものではなく、例えば制御装置30に専用の携帯電話機を接続しておき、該専用の携帯電話機に対して入場者に係る携帯電話機10から発呼するものであっても良い。この場合、専用の携帯電話機は、単なる着呼した電話番号を制御装置30のCPU31へ送出する手段として機能し、CPU31は、専用の携帯電話機から受付けた電話番号に基づいて、受け付けた電話番号の一部を抽出し、抽出した電話番号の一部を暗証番号としてRAM33に記憶する。なお、携帯電話機の種類によっては、指紋センサを兼用することも可能である。
携帯電話機間で電話番号を受付可能とするため、発呼側である入場者に係る携帯電話機10は、番号通知に設定して発呼する必要がある。したがって、番号非通知に設定してある携帯電話機10を所持している入場者は、入場することができない。番号通知に設定してある携帯電話機10を所持している入場者は、図6のステップS609以下の暗証番号の認証処理を行うことにより、入場することが可能となる。
なお、入場者に固有の生体情報は、指紋情報に限定されるものではなく、眼球の虹彩等、他の生体情報であっても良い。また、本実施の形態2では、再入場時に正当な入場者であるか否かを判断する順序は、最初に暗証番号につき判断し、それから指紋情報等の生体情報につき判断しているが、判断する順序はどちらの判断を先に行っても良い。
以上のように本実施の形態2によれば、入場時又は再入場時の暗証番号として入場者が所持する携帯電話機10に係る電話番号の一部又は全部を用い、本人確認のために人体固有の情報である指紋情報を用いることで、入場者が失念することなく本人であるか否かを精度良く確認することができ、万一暗証番号を不正に取得した場合であっても、不正な入場者による窃盗、盗難、悪戯等の犯罪を未然に防止することが可能となる。
なお、本実施の形態1及び2では、暗証番号及び指紋情報を、所定の時間だけ一時記憶することからRAM33に記憶しているが、特に記憶手段をRAMに限定するものではなく、内蔵するハードディスク等の固定型記憶手段であっても良いし、DVD等の可搬型記憶手段、ネットワークを介して接続可能な遠隔型記憶手段であっても良い。
さらに、本実施の形態1及び2では、暗証番号及び指紋情報を、所定の時間だけ一時記憶することからRAM33に記憶しているが、特に記憶手段をRAMに限定するものではなく、内蔵するハードディスク等の固定型記憶手段であっても良いし、DVD等の可搬型記憶手段、ネットワークを介して接続可能な遠隔型記憶手段であっても良い。
本発明の実施の形態1に係る入退場制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る入退場制御システムの制御装置のCPUの新規入場時の処理手順を示すフローチャートである。 表示部に表示する初期画面の例示図である。 本発明の実施の形態1に係る入退場制御システムの制御装置のCPUの再入場時の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る入退場制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る入退場制御システムの制御装置のCPUの新規入場時の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る入退場制御システムの制御装置のCPUの再入場時の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 携帯電話機
20 入退場ゲートECU
30 制御装置
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 通信インタフェース
35 入力部
36 表示部
37 内部バス
38 指紋センサ
40 入退場ゲート
50 通信線

Claims (16)

  1. 入場者に係る携帯電話機と、入場者の入退場口の開錠を制御する制御装置とを備える入退場制御システムにおいて、
    前記制御装置は、
    前記携帯電話機に係る電話番号を受付ける手段と、
    受付けた電話番号に対して発呼する手段と、
    呼が確立されたか否かを確認する手段と、
    該手段で呼が確立されたと確認した場合、入力を要求するメッセージを出力する手段と、
    入力を受け付けたか否かを判断する手段と、
    該手段で入力を受付けたと判断した場合、受け付けた入力が前記電話番号の一部又は全部であるか否かを判断する手段と、
    該手段で前記電話番号の一部又は全部であると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出する手段と、
    受付けた前記電話番号の一部又は全部を記憶手段に所定の時間記憶する手段と
    を備えることを特徴とする入退場制御システム。
  2. 前記制御装置は、
    入退場口が施錠されている場合、受付けた入力が、記憶してある前記電話番号の一部又は全部と一致するか否かを判断する手段と、
    該手段で一致すると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の入退場制御システム。
  3. 前記制御装置は、
    人間に固有の生体識別情報の入力を受付ける手段と、
    前記電話番号の一部又は全部を、受け付けた生体識別情報に対応付けて、前記記憶手段に記憶する手段と、
    入退場口が施錠されている場合、生体識別情報の入力を受付ける手段と、
    受付けた生体識別情報が、記憶してある前記生体識別情報と略合致するか否かを判断する手段と、
    該手段で略合致すると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の入退場制御システム。
  4. 前記生体識別情報は所定の指の指紋情報であることを特徴とする請求項3記載の入退場制御システム。
  5. 入場者に係る携帯電話機と、入場者の入退場口の開錠を制御する制御装置とを用い、前記入場者の入退場を制御する入退場制御方法において、
    前記携帯電話機に係る電話番号を受付け、
    受付けた電話番号に対して発呼し、
    呼が確立されたか否かを確認し、
    呼が確立されたと確認した場合、入力を要求するメッセージを出力し、
    入力を受け付けたか否かを判断し、
    入力を受付けたと判断した場合、受け付けた入力が前記電話番号の一部又は全部であるか否かを判断し、
    前記電話番号の一部又は全部であると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出し、
    受付けた前記電話番号の一部又は全部を記憶手段に所定の時間記憶することを特徴とする入退場制御方法。
  6. 入退場口が施錠されている場合、受付けた入力が、記憶してある前記電話番号の一部又は全部と一致するか否かを判断し、
    一致すると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出することを特徴とする請求項5記載の入退場制御方法。
  7. 人間に固有の生体識別情報の入力を受付け、
    前記電話番号の一部又は全部を、受け付けた生体識別情報に対応付けて、前記記憶手段に記憶し、
    入退場口が施錠されている場合、生体識別情報の入力を受付け、
    受付けた生体識別情報が、記憶してある前記生体識別情報と略合致するか否かを判断し、
    略合致すると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出することを特徴とする請求項5又は6記載の入退場制御方法。
  8. 前記生体識別情報は所定の指の指紋情報であることを特徴とする請求項7記載の入退場制御方法。
  9. 入場者に係る携帯電話機から情報を取得し、前記入場者の入退場口の開錠を制御する制御装置において、
    前記携帯電話機に係る電話番号を受付ける手段と、
    受付けた電話番号に対して発呼する手段と、
    呼が確立されたか否かを確認する手段と、
    該手段で呼が確立されたと確認した場合、入力を要求するメッセージを出力する手段と、
    入力を受け付けたか否かを判断する手段と、
    該手段で入力を受付けたと判断した場合、受け付けた入力が前記電話番号の一部又は全部であるか否かを判断する手段と、
    該手段で前記電話番号の一部又は全部であると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出する手段と、
    受付けた前記電話番号の一部又は全部を記憶手段に所定の時間記憶する手段と
    を備えることを特徴とする制御装置。
  10. 入退場口が施錠されている場合、入力を受付ける手段と、
    受付けた入力が、記憶してある前記電話番号の一部又は全部と一致するか否かを判断する手段と、
    該手段で一致すると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出する手段と
    を備えることを特徴とする請求項9記載の制御装置。
  11. 人間に固有の生体識別情報の入力を受付ける手段と、
    前記電話番号の一部又は全部を、受け付けた生体識別情報に対応付けて、前記記憶手段に記憶する手段と、
    入退場口が施錠されている場合、生体識別情報の入力を受付ける手段と、
    受付けた生体識別情報が、記憶してある前記生体識別情報と略合致するか否かを判断する手段と、
    該手段で略合致すると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出する手段と
    を備えることを特徴とする請求項9又は10記載の制御装置。
  12. 前記生体識別情報は所定の指の指紋情報であることを特徴とする請求項11記載の制御装置。
  13. 入場者に係る携帯電話機から情報を取得し、前記入場者の入退場口の開錠を制御する制御装置で実行可能なコンピュータプログラムにおいて、
    前記制御装置を、
    前記携帯電話機に係る電話番号を受付ける手段、
    受付けた電話番号に対して発呼する手段、
    呼が確立されたか否かを確認する手段、
    該手段で呼が確立されたと確認した場合、入力を要求するメッセージを出力する手段、
    入力を受け付けたか否かを判断する手段、
    該手段で入力を受付けたと判断した場合、受け付けた入力が前記電話番号の一部又は全部であるか否かを判断する手段、
    該手段で前記電話番号の一部又は全部であると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出する手段、及び
    受付けた前記電話番号の一部又は全部を記憶手段に所定の時間記憶する手段
    として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  14. 前記制御装置を、
    入退場口が施錠されている場合、入力を受付ける手段、
    受付けた入力が、記憶してある前記電話番号の一部又は全部と一致するか否かを判断する手段、及び
    該手段で一致すると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出する手段
    として機能させることを特徴とする請求項13記載のコンピュータプログラム。
  15. 前記制御装置を、
    人間に固有の生体識別情報の入力を受付ける手段、
    前記電話番号の一部又は全部を、受け付けた生体識別情報に対応付けて、前記記憶手段に記憶する手段、
    入退場口が施錠されている場合、生体識別情報の入力を受付ける手段、
    受付けた生体識別情報が、記憶してある前記生体識別情報と略合致するか否かを判断する手段、及び
    該手段で略合致すると判断した場合、入退場口の開錠を指示する信号を送出する手段
    として機能させることを特徴とする請求項13又は14記載のコンピュータプログラム。
  16. 前記生体識別情報は所定の指の指紋情報であることを特徴とする請求項15記載のコンピュータプログラム。
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