JP4490819B2 - 循環的な磁気共鳴撮像方法 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気共鳴撮像(MRI)の分野に関連し、特に、対象が磁場を通って連続的に動かされるMRIに関連する。
多くの医療診断手順において、対象の比較的大きい体積の画像表現を発生することが所望であるか、更には必要である。特許文献1は、薄い円筒状の均質な磁場の体積を用いて、円筒状の均質な磁場の体積を通して対象を連続的に動かすことにより対象の細長い部分の3次元診断画像を発生することが可能な磁気共鳴撮像システムを示す。これは、均質な磁場の体積を通る患者の動きに従ってRF周波数を変化させることによって達成される。RFパルスの周波数は、選択されたスライス位置が(動いている)患者に対して一定のままであるように、均質な磁場の体積に沿ってシフトされるにつれて線形に変化される。
米国特許第5,423,315号明細書
従来技術のアプローチは、画像処理の観点からは不利である。他の不利点は、データ取得に必要な時間が比較的長いことである。
従って、本発明は、磁気共鳴撮像用の改善された方法、コンピュータプログラムプロダクト、及び装置を提供することを目的とする。
本発明は、磁場によって与えられる撮像体積を通って対象が連続的に動かされている間の循環的な画像データ取得を可能とする改善された磁気共鳴撮像方法を提供する。循環的なデータ取得は、撮像体積を通って動かされる少なくとも2つの連続するサブ体積を網羅する。サブ体積に関するデータ取得は、真の3次元撮像法によって、又は、サブ体積が2次元スライスのスタックを含むマルチスライス撮像法によって行われる。
本発明によれば、対象は撮像体積を通って所定の経路に沿って動かされる。しばしば、所定の経路は直線である。かかる直線は、円筒状の磁石を有するMR系において通常用いられる。他の実施例では、所定の経路は湾曲したものでありうる。かかる湾曲した所定の経路は、例えばC字型磁石を有する所謂オープンMR系において使用されうる。
更に、サブ体積は、特に直線である所定の経路がサブ体積に対して本質的に垂直であるような向きとされうる。或いは、サブ体積は、所定の経路に対して傾斜されるような向きとされうる。特に、MR心臓用途では、体の主軸に対する対象の心臓の向きを考慮に入れるよう、サブ体積は所定の経路に対して望ましくは傾斜している。
本発明の望ましい実施例によれば、磁気共鳴画像データ取得の解像度は、磁場を通る対象の動きの速度を決定する基礎を成す。
本発明の望ましい実施例によれば、画像データ取得速度を高めるため、並列撮像技術が用いられる。これは、それに従って対象の動きの速度を高める。望ましくは、多数の受信チャネルを通じた同時受信に基づく並列撮像技術が用いられる。望ましくは、SENSEタイプの並列撮像技術(「SENSE:Sensitivity Encoding for Fast MRI」,Klaas P. Pruessmann外、Magnetic Resonance in Medicine 42: 第952〜962頁(1999年))が用いられる。
本発明の望ましい実施例について、図面を参照して詳述する。図1は、安定した磁場を発生する第1の磁石系2と、X、Y、Z方向に傾斜を有する追加的な磁場を発生する幾つかの傾斜磁場コイル3とを含む磁気共鳴装置1を示す図である。図示の座標系のZ方向は、従来の磁石系2における安定した磁場の方向に対応する。使用される測定座標系x、y、zは、図1に示すX、Y、Z系とは独立に選定されうる。傾斜磁場コイルは、電源装置4によって給電される。RF送信コイル5は、RF磁場を発生するよう動作し、RF送信器及び変調器6に接続される。
受信コイルは、例えば人間又は動物の体である検査されるべき対象7内でRF磁場によって発生される磁気共鳴信号を受信するのに用いられる。このコイルは、RF送信コイル5と同じコイルでありうる。更に、磁石系2は、検査されるべき身体7の一部を収容するのに充分に大きい検査空間を囲む。RFコイル5は、この検査空間内の検査されるべき身体7の一部の周り又は上に配置される。RF送信コイル5は、送信/受信回路9を介して信号増幅及び復調ユニット10に接続される。
制御ユニット11は、RFパルス及び傾斜磁場パルスを含む特殊なパルスシーケンスを発生するよう、RF送信及び変調器6と、電源装置4とを制御する。復調ユニット10から得られる位相及び振幅は、処理ユニット12に印加される。処理ユニット12は、変換により画像を形成するよう、与えられた信号値を処理する。この画像は、例えばモニタ13により視覚化されうる。
望ましくは、磁気共鳴装置1は、多数の受信チャネルを通じた同時受信用の多数の受信コイルを有する。かかる配置は、SENSEといった特定の撮像技術の適用を可能とする。
並列撮像技術用の受信コイルは、多数の素子又はチャネルから構成され、夫々が多かれ少なかれ独立に動作し、視野(FOV)の異なったセグメントに対して敏感となるようにされる。コイルは、概して、FOV全体に亘って均質な励起プロファイルを有する別個のより大きい送信コイルと組み合わされて動作する。マルチチャネル受信コイルの重要な利点は、高SNRを与えることであり、並列撮像と組み合わされると、拡散撮像及びBOLD機能撮像のような用途のためのEPIといったシングルショットMRI技術の使用を容易とする。「Design of a SENSE-Optimized High-Sensitivity MRI Receive Coil for Brain Imaging」、Jacco A. de Zwart外、Magnetic Resonance in Medicine 47: 第1218〜1227頁、(2002年)は、かかる並列撮像技術の用途のためのマルチチャネルコイルの設計を示す。
図2は、連続的に動く患者に対して循環的な磁気共鳴画像データ取得を行う方法を示すフローチャートである。ステップ200において、患者が直線に沿って撮像体積を通って連続的に動かされている間、磁場によって与えられる撮像体積内の第1のサブ体積jが選択される。サブ体積は、サブ体積と患者の相対的な位置が一定に維持されるよう、患者と共に撮像体積を通って動く。画像データ取得のパラメータ、即ち、動きの速度、撮像体積の寸法、サブ体積の寸法、及び解像度は、撮像体積内のサブ体積の動きの時間が、所望の解像度で磁気共鳴画像データ取得を行うのに充分であるよう選択される必要がある。
ステップ202において、サブ体積jについての磁気共鳴データ取得は、サブ体積が撮像体積を通って動いている間に行われる。これは、3次元画像データ取得法によって、又は、マルチスライス撮像法によって行われうる。これについて、図3乃至図9及び図10を参照して詳述する。
サブ体積jについてのデータ取得が完了すると、ステップ204において添字jがインクリメントされ、制御はステップ200へ戻る。ステップ200において、先行するサブ体積の近傍の続くサブ体積jが選択される。このサブ体積jについて、ステップ202において他のデータ取得ステップが行われ、ステップ204において再びインクリメントされる等が行われる。
この方法は、患者の体の関心となる部分のセクションに対する全ての画像データが取得されるまで続く。
本発明は、患者が比較的高速で磁場を通って動くこと、また、磁場が比較的小さいものでありうることを特に利点とする。これは、患者が磁気ボア内にいることによって生じうる心理的な「トンネル効果」がなくされるか減少されるため、画像データ取得中の患者の快適さを高める。
画像取得の速度、従って動きの速度は、更に、SENSE等の並列撮像技術を適用することによって高められ得る。
図3は、3次元撮像の場合を例示する図である。磁気共鳴装置(例えば図1の磁気共鳴装置1)の磁気ボアによって与えられる磁場内に均質な撮像体積が形成される。撮像体積300は、半径方向に均質であると考えられ、患者支持寝台302の動きの方向に沿って同質に切ったものとされる。円筒状の磁石内では、これはz軸と称される。
ここで考える例では、患者の体のセクション304が撮像される。撮像を行うために、セクション304を網羅するサブ体積又は所謂「スラブ」jのシーケンスが定義される。ここで考える例では、9つのスラブj=1乃至j=9がある。
磁気共鳴画像データ取得のために、撮像体積300内に入ったばかりのスラブのうちの1つが選択される。ここで考える例では、スラブj=5である。スラブj=5が患者支持台302及びz軸によって定義される直線に沿って患者と共に寝台の動きの方向に動いている間、スラブj=5に関して、磁気共鳴画像データ取得のための傾斜磁場パルス306のシーケンスが印加される。
換言すれば、アクティブなスラブ体積j=5は、このスラブj=5に対して3次元データ取得が行われている間、患者の動きと同じ速度で直線に沿って撮像体積300を通って動かされる。スラブj=5についてのデータ取得が終了すると、後続のスラブj=6が選択され、この後続のスラブj=6に対して磁気共鳴画像データ取得が行われる。
従って、厚さLのスラブが、このスラブについてのデータ取得の始まりにおいて撮像体積300の片側のセクション304から選択される3次元方法を用いて撮像が行われる。撮像体積300の寸法は、シームレスな中断されないデータ取得のために2つの連続するサブ体積を適応させることが可能であるよう、Lの少なくとも2倍である必要があることに留意すべきである。
望ましくは、3次元スキャンは、位相エンコードの2つの軸と、周波数エンコードの1つの軸を用いる。この方法では、周波数エンコード方向はLR(x)方向であり、位相エンコード方向はAP(y)及びHF(z)方向であることが望ましく、HF方向は患者支持台の動きの方向である。
例えば、z方向上に網羅されるべき全視野(FOV)は、45cmであると想定する。データ取得は、夫々がL=5cmの厚さである9つのスラブ内で行われうる。z軸に沿った最終的な行列の寸法が255画素であれば、各スラブは1画素当たり2mmの解像度で25画素を網羅する。
本発明の循環的且つ連続的なデータ取得アプローチは、以下の多くの利点を有する。
最初のスラブと最後のスラブでは、寝台のただ1つの開始期間及び停止期間があり、スラブ取得の間に更なる時間遅延はない。寝台が動き始めると、寝台を一定の速度で動かし続けることが容易であり、それにより寝台位置の正確な知識の必要性を低下させる。
連続的な寝台の動きを用いたデータ取得は、寝台が動いている間に撮像されているスラブを「追跡」することによって達成される。言い替えれば、選択されたスラブ内で、各エンコード段階は、均質性の体積に対して増分的に異なった台の位置で行われ、スライス選択もまた正確に台の位置に従って行われる。選択されたスラブが台と共に動くにつれて、スライス位置は、各kzエンコード段階で、又は各TRで更新されるため、均質性の体積に対する寝台及び対象の位置とは独立に、拡張された対象に対して同じ選択されたスラブが常に励起される。
スライス方向に沿って位相エンコードするときの追加的な要件は、各z位相エンコード段階がスライスを傾斜磁場系に対して異なった位置として生ずるために累積するゼロ次の位相誤差を除去する必要性である。このゼロ次の位相累積についての補正は、受信時に累積した位相を打ち消す増分的な位相オフセットを合成器に追加することによって行われうる。この増分的な位相オフセットの値は、アイソセンタに対するスライス位置から決定され、各スライスオフセットに必要な周波数オフセットに似ている。
寝台の速度は、スラブ全体(kyエンコード×kzエンコード)及びスラブ厚Lを取得するのに必要な時間によって決定される。均質な体積は、z方向上はスラブ厚Lの少なくとも2倍の長さであり、従って、スラブは、その最終位置が1つの完全なスライス厚だけ変位しているよう均質な領域を横切る。各ループ内のエンコード段階の順序は、自由に選択される(例えば例えば線形又はセントリックである)。寝台位置及びスライス位置(寝台に従う)は、kz方向上(kzは最も外側のループであると想定する)内の各インクリメント又は各TRのいずれかと共にインクリメントされる。スライス位置が各TRごとに更新されると、任意のループの順序(yの中にz、又はその逆)が選択されうる。従って、スラブ厚Lに対して、距離Lを進行するのに必要な時間はM(ky)×N(kz)×TRである。但し、M(ky)及びN(kz)は、夫々、スラブ毎のyエンコード段階及びzエンコード段階の数である。
現在スラブが最終的にLだけ変位されると、当該スラブに対して全てのkzエンコードが取得される。すると、取得は、均質な体積に対して元のスライス位置で再び始まる。連続的な寝台の位置により、拡張された対象の異なった部分(次の連続的なスラブ)が、均質な体積内に存在する。このスラブが、単一のスラブ厚Lだけ変位されるまで均質な体積を横切っている間、データ取得はスラブ追跡と共に継続される。このサイクルは、全てのスラブが均質な体積を通るまで繰り返される。
この循環的な処理は、図4乃至図9中、2つの連続するスラブ(slab)j=5及びj=6に対してより詳細に示される。図4、図5、及び図6は、時間TRの増分でのスラブj=5についてのデータ取得処理を示し、i=m・nである。
図6中に示す位置では、図7、図8、及び図9に示すように続くデータ取得に対して続くスラブj=6が選択されるよう、スラブj=5に対するデータ取得は完了している。
以下、N(kz)=25及びM(ky)=256のときのL=5cmのスラブ厚さについての適用の例を示す。スラブ当たり256×256×25の最終的な行列の大きさでは、動き補償を含み、8msのTRが可能である。スラブ当たりの総時間は、約50秒であり、kzエンコード段階当たりの時間は段階当たり2秒である(256kyエンコード段階についての時間)。この場合、トラッキング・スライス選択位置は、少なくとも2秒毎に更新される必要がある。50秒間で5cmを横切るのに必要な寝台速度は、1秒当たり0.1cm(1秒当たり1mm)である。9個の位置(256×256×225行列)を網羅するのに必要な総時間は、従って450秒であり、即ち7:30分である。これは比較的長い時間である。しかしながら、通常の手段によれば、かかるスキャンは、全体の45cmのFOVが撮像されうる場合は同じ量の時間がかかりうる。
体は生まれながらにはAP方向上の方が細いため、kyではより少ないエンコード段階が使用される可能性が高い。更に、適切なRFコイルを用いてAP方向にSENSEを用いることも可能である。2であるSENSE減少率を256から192へのkyエンコード段階の減少と組み合わせると、ただ2:50分の全取得時間で256×192×225の画像行列寸法を生じさせる、ただ256×96×25×9位置の全取得行列が生ずる。この場合、寝台の速度は、約2.5mm毎秒(19秒間で5cm)へ増加され、トラキングスライス位置は少なくとも768ミリ秒毎に更新される必要がある。
トラッキングスライス位置は、ky×kz(例えば、i=m×n)の全添字iに従ってインクリメントされる。この添字は、0から2400まで(例えば96×25)である。換言すれば、スライス位置は、各TR毎に連続的に変化され、それにより寝台の位置を正確に追跡する。2400ステップで5cm動かされねばならない厚さ5cmのスライスは、各TR毎に21μm動く。
zに沿った均質な領域の範囲は、この方法の効率には重要ではない。取得時間は、純粋にTRと最終的な行列寸法によって決定される。この方法の1つの制約条件は、台の動きの方向が常にスライス選択軸及びエンコード方向の1つの軸に沿ったものでなくてはならないことである。しかしながら、方法は、標準2次元撮像法と同じSNRの利点を有し、FFE、B−FFE、TSE、GRASE、及びEPIを含む全ての3次元取得方法と互換性がある。
図10は、マルチスライスデータ取得技術を用いる他の実施例を示す図である。この例では、3次元データ取得は、各スラブを多数の2次元スライス308へ細分化することによって行われる。これは、傾斜磁場パルス310のシーケンスによって反映される。
この場合、z位相エンコードはなくされ、2次元スタックの中心は台の位置を追跡するようにされる。いったんスライスの2次元スタックが均質性の体積を横切ると、次の連続的なスタックは、3次元の場合と全く同様に取得のために利用可能である。
マルチスタック2次元アプローチは、寝台の動きが用いられない通常の場合を正確に真似たものであるため有利である。多数のスタックが連結されているとき、個々のスライス間の遷移もまた誤差の傾向があまりない。z位相エンコードがなくされているため、z方向上の解像度がスタック内の各スライスの厚さによって制限されているが、スキャン時間はより速くなる可能性がある。
本発明は、z方向上10cm程度の短い均質性の体積で円筒状の磁石内の少なくとも45cmのHF(頭から足までの)FOVを撮像することを可能とするという利点があることに留意されたい。連続的な寝台の動き、3次元データ取得、及び連続的な円筒状の臼ライス追跡により、FOV全体が利用可能であれば必要であろうスキャン時間と同じスキャン時間を実現することが可能である。3次元取得により、SNRパフォーマンスは、薄いスライス取得を用いる他の寝台移動式MR法よりもはるかに良い。
この技術はまた、各3次元体積が単純に2次元スライスによって置き換えられるマルチスタック2次元取得と適合することが示されている。
方法は、FFE、B−FFE、TSE、GRASE、EPI及びスパイラル/ラジアルの派生物を含む全ての2次元及び3次元MR取得方法と互換性がある。
尚、撮像体積を通る患者及びサブ体積の動きは連続的である一方で、データ取得が行われている間、動きの速度は変えられうる。
本発明の方法の実施例によるプログラムされた制御ユニットを有するMR装置を示す図である。 循環的な磁気共鳴撮像データ取得の方法を示す図である。 3次元撮像法を示す図である。 サブ体積についての3次元撮像データ取得を示す図である。 サブ体積についての3次元撮像データ取得を示す図である。 サブ体積についての3次元撮像データ取得を示す図である。 続くサブ体積についての3次元撮像データ取得を示す図である。 続くサブ体積についての3次元撮像データ取得を示す図である。 続くサブ体積についての3次元撮像データ取得を示す図である。 循環的なマルチスライス撮像法を示す図である。
符号の説明
1 磁気共鳴装置
2 磁石系
3 傾斜磁場コイル
4 電源装置
5 送信コイル
6 変調器
7 対象
9 送信/受信回路
10 復調ユニット
11 制御ユニット
12 処理ユニット
13 モニタ
300 撮像体積
302 患者支持台
304 セクション
306 傾斜磁場パルス
308 スライス
310 傾斜磁場パルス

Claims (18)

  1. (a)撮像体積内に磁場を与える段階と、
    (b)所定の経路に沿って対象を連続的に動かす段階と、
    (c)前記対象とともに動かされる前記撮像体積のサブ体積を定義し、前記サブ体積は、前記撮像体積内の前記サブ体積の動きの時間が所定の解像度での磁気共鳴画像データ取得を行うのに充分であるように選択される、段階と、
    (d)前記サブ体積に対する3次元又はマルチスライスの磁気共鳴画像データ取得を行う段階を実行し、前記サブ体積は、前記撮像体積に対する前記対象の位置とは独立に、常に前記対象に対して励起される段階と、
    (e)前記所定の経路上で前記サブ体積の近傍にある後続のサブ体積を定義し、該後続のサブ体積は前記対象とともに動かされ、前記後続のサブ体積は、前記撮像体積内の前記後続のサブ体積の動きの時間が所定の解像度での磁気共鳴画像データ取得を行うのに充分であるように選択され、その後に、前記後続のサブ体積に対する3次元又はマルチスライスの磁気共鳴画像データ取得を行う更なる段階を実行する段階とを有する、
    磁気共鳴撮像方法。
  2. 前記サブ体積に対する前記磁気共鳴画像データ取得を行う段階にマルチスライス撮像法が用いられる場合に、前記サブ体積は前記所定の経路に沿った2次元スライスのスタックを含む、請求項記載の方法。
  3. 前記サブ体積を前記対象とともに動かすために、台の位置を追跡するためにスライスの組の中心が用いられる、請求項2記載の方法。
  4. 前記サブ体積は、前記所定の経路に沿って、3cm乃至7cmの、望ましくは5cmの範囲に亘って延在する、請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の方法。
  5. 前記動きの速度は、0.5mm乃至5mm毎秒であり、望ましくは1mm乃至2.5mm毎秒である、請求項1乃至4のうちいずれか一項記載の方法。
  6. 前記磁気共鳴画像データ取得は、並列撮像技術によって行われる、請求項1乃至5のうちいずれか一項記載の方法。
  7. SENSE方式の並列撮像技術が用いられる、請求項6記載の方法。
  8. 前記磁気共鳴画像データ取得は循環的に繰り返され、前記サブ体積の夫々に対して1回の繰り返しが行われる、請求項1乃至7のうちいずれか一項記載の方法。
  9. 前記サブ体積は前記所定の経路に沿って第1の延在範囲を有し、前記撮像体積は前記所定の経路に沿って第2の延在範囲を有し、前記第2の延在範囲は前記第1の延在範囲の少なくとも2倍である、請求項1乃至8のうちいずれか一項記載の方法。
  10. 磁場によって与えられる撮像体積のサブ体積を定義し、サブ体積を対象と共に所定の経路に沿って連続的に動かし、前記サブ体積は、前記撮像体積内の前記サブ体積の動きの時間が所定の解像度での磁気共鳴画像データ取得を行うのに充分であるように選択される、段階と、
    前記サブ体積に対する3次元又はマルチスライスの磁気共鳴画像データ取得を行う段階を実行し、前記サブ体積は、前記撮像体積に対する前記対象の位置とは独立に、常に前記対象に対して励起される段階と、
    前記所定の経路上で前記サブ体積の近傍にある後続のサブ体積を定義し、該後続のサブ体積は前記対象とともに動かされ、前記後続のサブ体積は、前記撮像体積内の前記後続のサブ体積の動きの時間が所定の解像度での磁気共鳴画像データ取得を行うのに充分であるように選択される、段階と、
    前記後続のサブ体積に対する3次元又はマルチスライスの磁気共鳴画像データ取得を行う後続の段階を実行する段階と、を実行するための、磁気共鳴撮像用のコンピュータプログラム。
  11. 前記プログラムは、並列撮像技術のために使用されるよう適合される、請求項10記載のコンピュータプログラム。
  12. 撮像体積内に磁場を与える手段と、
    所定の経路に沿って連続的に対象を動かす手段と、
    前記撮像体積のサブ体積内での3次元又はマルチスライスの磁気共鳴画像データ取得のための制御信号を発生させ、前記サブ体積は前記対象とともに前記所定の経路に沿って動かされ、前記サブ体積は、前記撮像体積内の前記サブ体積の動きの時間が所定の解像度での3次元又はマルチスライスの磁気共鳴画像データ取得及び前記所定の経路上で前記サブ体積の近傍にある後続のサブ体積内の後続の3次元又はマルチスライスの磁気共鳴画像データ取得を行うのに充分であるように選択され、前記サブ体積は、前記撮像体積に対する前記対象の位置から独立に、前記対象に対して常に励起され、前記後続のサブ体積は、前記撮像体積内の前記後続のサブ体積の動きの時間が所定の解像度での3次元又はマルチスライスの磁気共鳴画像データ取得を行うのに充分であるように選択される、制御ユニットと、を有する磁気共鳴撮像装置。
  13. 前記動かす手段は、前記対象を0.5mm乃至5mm毎秒、望ましくは1mm乃至4mm毎秒で動かすよう適合される、請求項12記載の磁気共鳴撮像装置。
  14. 多数の受信チャネルを介した同時受信に基づく並列撮像技術用の手段を更に有する、請求項12又は13記載の磁気共鳴撮像装置。
  15. 前記制御ユニットは前記磁気共鳴画像データ取得の循環的な繰り返しを行うよう適合される、請求項12乃至14のうちいずれか一項記載の磁気共鳴撮像装置。
  16. 前記サブ体積は、前記所定の経路に沿って第1の延在範囲を有し、前記撮像体積は前記所定の経路に沿って第2の延在範囲を有し、前記第2の延在範囲は前記第1の延在範囲の少なくとも2倍である、請求項12乃至15のうちいずれか一項記載の磁気共鳴撮像装置。
  17. 前記所定の経路は直線であり、前記磁場を与える手段は円筒状の磁石を有する、請求項12乃至16のうちいずれか一項記載の磁気共鳴撮像装置。
  18. 前記所定の経路は曲線であり、前記磁場を与える手段は、C字型磁石等のオープン磁気共鳴系を有する、請求項12乃至16のうちいずれか一項記載の磁気共鳴撮像装置。
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