JP4490758B2 - 送電系統用の事故特定装置 - Google Patents

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Description

この発明は、並行2回線区間(2回線併用区間)を有する送電系統に好適に適用することができる送電系統用の事故特定装置に関する。
送電線において、事故点位置を精度よく標定することができるマトリックス方式の事故特定装置が知られている(特許文献1)。
このものは、たとえば並行2回線の特別高圧送電線に対し、キルヒホッフの第1法則、第2法則を適用して基本式を定立し、マトリックス計算により事故点位置を高速標定する技術であり、事故点位置を標定するフォルトロケータ装置や、事故時の系統擾乱に関する事故データ収集用のオシロ装置などに加えて、事故区間を除去するためのしゃ断器操作用のリレーと組み合わせ、保護リレー装置としても十分実用可能な精度と応答性とを備えている。
特開2002−64926号公報
かかる従来技術によるときは、事故点位置(以下、事故地点ともいう)は、区間の途中における事故を想定して特定しているので、基本式中に事故点位置を示す変数k(0≦k≦1)が入り、並行2回線区間の終端近傍の事故標定誤差が大きくなりがちであるという問題があった。
そこで、この発明の目的は、各ブランチの始端または終端における事故点電流を想定して固定マトリックスを作成することによって、基本式そのものを簡略化し、並行2回線区間の終端近傍の事故をも精度よく標定することができる送電系統用の事故特定装置を提供することにある。
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、系統の設備データに基づき、各ブランチの始端または終端に仮想する事故時の事故点電圧、事故点電流算出用の固定マトリックスを作成して記憶させる事前計算手段と、データサンプリングごとに作動し、計測端の電圧、電流をサンプリングして更新記憶させる常時監視手段と、事故発生時に常時監視手段によって起動される事故時計算手段とを備えてなり、事前計算手段は、各ブランチの始端または終端における事故点電流を想定して固定マトリックスを作成し、事故時計算手段は、事前計算手段によって記憶される固定マトリックスと、常時監視手段によって収集される事故時のサンプリングデータとを使用して各ブランチの両端の事故点リアクタンスを算出し、事故ブランチ、事故地点を特定することをその要旨とする。
なお、事前計算手段は、並行2回線区間の終端の母線に仮想の移相器を想定して固定マトリックスを作成することができる。
また、事故時計算手段は、非計測端における事故前の負荷、発電機出力を併せ使用して各ブランチの両端の事故点リアクタンスを算出することができ、両端の事故点リアクタンスが異符号のブランチを事故ブランチとして特定することができ、事故ブランチにおいて、事故点リアクタンスがゼロとなる地点を事故地点として特定することができる。
ただし、この発明において、「ノード」とは、送電線の接続点、分岐点をいい、「区間」とは、送電線のノードからノードまでをいい、「ブランチ」とは、各区間の各回線をいうものとする。
かかる発明の構成によるときは、事前計算手段は、各ブランチの始端または終端における事故を仮想し、系統の設備データに基づいて、各区間について、ブランチの始端、終端ごとの固定マトリックスを算出する。そこで、事故地点を示す変数k(0≦k≦1)が基本式中に入らず、基本式そのものを簡略化し、マトリックス計算を簡略化することができる。一方、各ブランチの両端における事故点電流を想定することは、各ブランチの両端の事故点インピーダンスを想定することに他ならず、事故点インピーダンスのリアクタンス分、すなわち事故点リアクタンスは、事故地点においてゼロとなり、事故ブランチの両端において異符号となって、事故ブランチの検出判定、事故地点の特定にダイレクトに使用することができる。
なお、常時監視手段のデータサンプリングは、たとえば系統周波数の10倍以上の高頻度に設定することが好ましい。また、事故時計算手段は、事故発生直後の事故電流の直流分の影響を小さくするために、事故発生からたとえば位相角90°以上の時間経過後のデータを事故時のサンプリングデータとして使用することが好ましい。そこで、常時監視手段は、たとえば過去の1サイクル分のサンプリングデータを更新記憶するものとする。
常時監視手段は、サンプリングデータとして、系統の計測端に設ける電圧変成器、電流変成器の各計測値を計測端の電圧、電流として読み取る。また、事故時計算手段は、各ブランチの両端の事故点リアクタンスの符号に着目し、各ブランチの両端における事故点リアクタンスが異符号のブランチを事故ブランチとして特定することができ、事故ブランチの両端間において、事故点リアクタンスがゼロとなる地点を区間の亘長に対する比例按分によって求め、事故地点として特定することができる。一般に、事故点インピーダンスのリアクタンス分、すなわち事故点リアクタンスは、事故点抵抗に較べて無視し得るオーダであり、実際の事故地点から偏移するに従って、送電線インピーダンスのリアクタンス分相当だけ正または負方向にシフトすることがわかっているからである。
事前計算手段は、各区間の並行ブランチの終端の母線に仮想の移相器を想定することによって、各回線に事故電流が不平衡に流れる事故を矛盾なく模擬することができ、並行2回線区間の終端近傍の事故標定精度を向上させることができる。
事故時計算手段は、非計測端における事故前の負荷、発電機出力を併せ使用することにより、各ブランチの両端の事故点リアクタンスの計算精度を高め、事故標定精度を向上させることができる。なお、非計測端の負荷、発電機出力は、たとえばテレメータを介してデータ収集するものとし、事故発生から系統周波数のnサイクル(n=1、2…)前のデータを使用する。ただし、整数nは、系統の周波数変動の影響を排除するために、n=1とすることが好ましい。また、負荷は、定電流特性とし、事故の前後において負荷電流が一定であるものとし、発電機は、事故の前後において内部誘起電圧が不変とみなして算出する発電機電流の固定分を抽出し、事故点リアクタンスの算出に使用するものとする。
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
送電系統用の事故特定装置10は、事前計算手段11、常時監視手段13、事故時計算手段14を備えてなる(図1)。ただし、事故特定装置10は、並行2回線区間を有する送電系統を対象とするフォルトロケータ装置、オシロ装置、または保護リレー装置として使用するものとする。
事前計算手段11には、図示しないデータ入力装置を介し、保護対象となる送電系統の設備データが入力されている。また、事前計算手段11の出力は、記憶手段12に接続され、記憶手段12の出力は、事故時計算手段14に接続されている。
常時監視手段13の出力は、記憶手段12、事故時計算手段14に個別に接続されている。また、事故時計算手段14の出力は、たとえばプリンタ装置、ディスプレイ装置、トリップ信号St1、St2用の出力リレーなどを含む出力手段15に接続されている。なお、常時監視手段13には、送電系統の計測端に設ける電圧変成器PT、電流変成器CTの他、テレメータTMの各計測値が入力されている(図5のモデル系統図)。ただし、図5のモデル系統図には、系統内のしゃ断器CBに加えて、非計測端の負荷WL 、発電機出力WG のデータを収集するテレメータTMが併せて図示されている。また、図5〜図15には、事前計算手段11、常時監視手段13、事故時計算手段14によって実行される一連の計算内容の技術的根拠が数式により詳細に説明されている。
事前計算手段11は、送電系統の設備データが入力されると、図2のプログラムフローチャートに従って作動する。
すなわち、プログラムは、設備データの入力データを保存すると(図2のプログラムステップ(1)、以下、単に(1)のように記す)、図11の(3.13)、(3.14)式に従って、
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の各区間について、ブランチの始端、終端ごとに算出される。なお、事前計算手段11は
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れているように、並行2回線区間の各ブランチの終端の母線に仮想の移相器Vh(1)、V
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記憶手段12に出力して記憶させる(3)。
常時監視手段13は、たとえば系統電圧波形の30°ごと、すなわち系統周波数の10倍以上の高頻度に設定されるデータサンプリングごとに起動され、図3のプログラムフローチャートに従って作動する。
プログラムは、まず、電圧変成器PT、電流変成器CTの各計測値、すなわち計測端の電圧VPT、電流ICTと、テレメータTMを介して収集される非計測端の負荷WL 、発電機出力WG とを読み取ってサンプリングデータとして入力し(図3のプログラムステップ(1)、以下、単に(1)のように記す)、それらのサンプリングデータを記憶手段12に出力して記憶させる(2)。つづいて、プログラムは、送電系統内に事故が発生しているか否かを判別し(3)、事故発生のときは、事故時計算手段14を起動して終了する(4)。また、事故発生でないときは(3)、そのまま終了し、次回の起動に備えて待機する。ただし、記憶手段12には、事故前の電圧VPT、電流ICT、負荷WL 、発電機出力WG 用のメモリエリアとして、少なくとも系統周波数の1サイクル分相当が用意されており、したがって、プログラムは、データサンプリングごとにサイクリックに作動することにより、少なくとも事故直前の過去の1サイクル分のサンプリングデータを記憶手段12に順次更新記憶させることができる。
なお、図3のプログラムステップ(3)において、事故発生の有無は、電圧VPT、電流ICTの急変に基づいて判別することができる。たとえば、1線地絡事故があると、事故相の対地電圧がゼロに近付き、健全相の対地電圧が31/2倍近くに跳ね上がる上、電圧VPTのベクトル和に相当する零相電圧が出現する。また、2線以上の地絡、短絡事故では、大きな線間短絡電流が発生する。
事故時計算手段14は、常時監視手段13のプログラムステップ(4)によって起動されると、図4のプログラムフローチャートに従って作動する。ただし、図4のプログラムステップ(1)〜(11)は、事故時計算手段14に対応しており、プログラムステップ(12)〜(17)は、出力手段15に対応している。
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もに、計測端の電圧VPT、電流ICT、非計測端の負荷WL 、発電機出力WG を記憶手段12から読み出して入力する(図4のプログラムステップ(1)、以下、単に(1)のように記す)。ただし、負荷WL 、発電機出力WG は、事故発生から系統周波数の1サイクル前のデータを記憶手段12から読み出すものとする。また、電圧VPT、電流ICTは、事故発生からたとえば位相角90°相当程度の時間経過後のデータを読み出すものとする。
その後、プログラムは、電圧VPT、電流ICTをフーリエ変換してベクトル値としての
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づいて、プログラムは、各ブランチの始端、終端について、図13の(4.1)、(4.2)式によ
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を算出し、さらに、図12の(3.15)〜(3.17)式を適用して各ブランチの両端における事故
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、プログラムは、図13の(4.3)式により、事故線を判定することができる。
その後、プログラムは、事故線を含むブランチごとに図13の(4.4)式を適用して事故ブランチを特定し(10)、図13の(4.5)式を適用して、事故地点を特定することができる(11)。すなわち、事故ブランチは、各ブランチの両端における事故点リアクタンスXf(NF)、Xf(NT)の符号が異なることを検出して判別することができ、事故地点は、事故点リアクタンスXf(NF)、Xf(NT)を区間の亘長によって比例按分することにより特定することができる。ただし、このようにして特定される事故ブランチは、複数の候補が見出される可能性がある。
プログラムは、その後、特定された事故ブランチの番号NB、事故地点の相対位置k(0≦k≦1)に基づいて、事故しゃ断に適切なしゃ断器CBを特定してトリップ信号St1、St2を出力するとともに((14)、(16)、図14)、事故ブランチの番号NB、事故地点の相対位置kを外部に出力して(17)、終了する。ただし、図4のプログラムステップ(12)は、事故標定誤差ε(%)を見込み、事故ブランチの終端側の母線の近傍に事故地点が特定されたとき、相手端しゃ断器CBの引外し後に自端の事故ブランチしゃ断器CBを引き外すシリーズトリップ((15)、(16))を実現するための分岐判断である。すなわち、図4のプログラムステップ(14)、(16)からのトリップ信号St1、St2は、それぞれ直接トリップ用、シリーズトリップ用のトリップ信号を示している。
事故特定装置10のシミュレーション試験結果を図16、図17に示す。シミュレーション試験は、図16(A)の66kV並行2回線4端子送電系統を想定し、2回線を併用する各電気所母線には、定電流特性の負荷L1 〜L3 を想定した。
図16(B)は、同図(A)の区間S2 のブランチB3 のk=0.95において1線地絡事故を模擬し、各ブランチの両端の事故点リアクタンスXf の計算結果を示したものである。事故点リアクタンスXf は、並行2回線区間の終端の各電気所母線に仮想の移相器Vh(1)、Vh(2)が挿入されているため、各ブランチごとに存在している。また、事故点リアクタンスXf は、電源側から負荷側に向けて減少し、区間S2 のブランチB3 、B4 が事故ブランチであると判定でき、たとえば図13の(4.3)式を適用して、ブランチB3 のa相が事故線であり、ブランチB3 が事故ブランチとして特定され(NBsol =3)、ブランチB3 の両端の事故点リアクタンスXf =0.156、−0.005を比例按分して、k=Ksol =0.972として事故地点を特定している。事故標定誤差Δk=0.972−0.950=0.022であり、良好な事故標定結果を得た。
試験結果を図17にまとめて示す。ただし、図17において、比較例は、特開2002−64926号公報の従来法によるシミュレーション結果である。また、図17のケース1〜4は、すべて1線地絡事故であり、ケース5は、2回線またがりの4線地絡事故である。各ブランチの終端近傍の事故について、比較例の平均事故標定誤差10.2%に対し、実施例のそれは2.3%であり、大きく改善されている。
この発明の技術的な特徴をまとめると、次のとおりである。
Figure 0004490758
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リアクタンスXf を求めるので(図12の(3.15)、(3.16)式)、論理が単純明解であり
、運用・保守担当者が理解しやすい。
b.保護区間の境界点で事故点リアクタンスXf を判定するため、事故区間(事故ブラン
チ)の特定精度が高く、多端子送電線の保護に適している。
c.送電線の中性点接地方式に関係なく、また、非接地系の配電線にも適用できるので、
汎用性に富んでいる。
全体構成ブロック系統図 プログラムフローチャート(1) プログラムフローチャート(2) プログラムフローチャート(3) 計算内容説明図(1) 計算内容説明図(2) 計算内容説明図(3) 計算内容説明図(4) 計算内容説明図(5) 計算内容説明図(6) 計算内容説明図(7) 計算内容説明図(8) 計算内容説明図(9) 計算内容説明図(10) 計算内容説明図(11) シミュレーション試験説明図 シミュレーション試験結果説明図表
符号の説明
PT…電圧
CT…電流
L …負荷
G …発電機出力
Figure 0004490758
Figure 0004490758
Figure 0004490758
f …事故点リアクタンス
h(1)、Vh(2)…移相器
11…事前計算手段
13…常時監視手段
14…事故時計算手段

特許出願人 辻 浩 一
代理人 弁理士 松 田 忠 秋

Claims (5)

  1. 系統の設備データに基づき、各ブランチの始端または終端に仮想する事故時の事故点電圧、事故点電流算出用の固定マトリックスを作成して記憶させる事前計算手段と、データサンプリングごとに作動し、計測端の電圧、電流をサンプリングして更新記憶させる常時監視手段と、事故発生時に前記常時監視手段によって起動される事故時計算手段とを備えてなり、前記事前計算手段は、各ブランチの始端または終端における事故点電流を想定して固定マトリックスを作成し、前記事故時計算手段は、前記事前計算手段によって記憶される固定マトリックスと、前記常時監視手段によって収集される事故時のサンプリングデータとを使用して各ブランチの両端の事故点リアクタンスを算出し、事故ブランチ、事故地点を特定することを特徴とする送電系統用の事故特定装置。
  2. 前記事前計算手段は、並行2回線区間の終端の母線に仮想の移相器を想定して固定マトリックスを作成することを特徴とする請求項1記載の送電系統用の事故特定装置。
  3. 前記事故時計算手段は、非計測端における事故前の負荷、発電機出力を併せ使用して各ノードの事故点リアクタンスを算出することを特徴とする請求項1または請求項2記載の送電系統用の事故特定装置。
  4. 前記事故時計算手段は、両端の事故点リアクタンスが異符号のブランチを事故ブランチとして特定することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載の送電系統用の事故特定装置。
  5. 前記事故時計算手段は、事故ブランチにおいて、事故点リアクタンスがゼロとなる地点を事故地点として特定することを特徴とする請求項4記載の送電系統用の事故特定装置。

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