JP4489840B1 - 電気錠システム - Google Patents

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Abstract

【課題】各戸のセキュリティを確保しつつ、識別情報の書き換えも容易に行うことができる電気錠及び電気錠システムを提供する。
【解決手段】実施形態に係る電気錠10は、ドアの解錠及び施錠を行う電気錠10において、ドアの外側を撮影するための撮影装置11と、ドアの施錠及び解錠を行うための駆動部25と、ユーザが設定するドアを解錠するための識別情報であるユーザ画像を記録しておくユーザ画像メモリ21と、他のドアも解錠できる共通の識別情報であるマスタ画像を記録しておくマスタ画像メモリ22と、撮影装置11、駆動部25、ユーザ画像メモリ21及びマスタ画像メモリ22と接続され、撮影装置11で撮影された画像がユーザ画像又はマスタ画像と一致したときに駆動部25を駆動して電気錠10を解錠するように制御する制御部20と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、集合住宅等の各ドアに設置される電気錠に関し、特に複数の電気錠を管理する電気錠システムに関する。
従来の集合住宅においては、各戸に独立したシリンダー錠が設置される場合が多かったが、近年、指紋や虹彩等の人間の身体的特徴を用いた生体認証や、磁気カードや非接触型のICカードによる電子的なID認証等が採用された電気錠システムが広く普及し始めている。
例えば、下記特許文献1,2には、生体認証やICカードを用いた集合住宅における電気錠システムが開示されている。
特開2002−13327号公報 特開2005−232754号公報
しかし、ICカードや身体的特徴を識別情報として用いる場合には、ICカードや身体的特徴がいったん複製されてしまうと、識別情報の変更が困難である。すなわち、ICカードを識別情報として用いている場合には、新規IDが記録されたICカードを別途用意する必要があるし、指紋を識別情報として用いている場合には、識別情報を変更することは不可能である。
また、上記電気錠システムは、管理センターに設置されたサーバにより集中して識別情報を管理する中央管理システムを採用しているため、新しい識別情報に変更する場合には、管理センターにおいて、管理者権限により変更する必要があり、各戸の住人が自由に識別情報を変更することはできない。これでは、ユーザ(住人)がICカード等を紛失してしまった場合に、自分の部屋の電気錠の識別情報変更を迅速に行うことができない。
また、中央管理システムを採用している場合、各戸の識別情報を集中的に管理することができ、利便性は高いが、管理者が不正を働こうとすれば、各戸の識別情報を自由に書き換えることができ、各戸のセキュリティを確保するのは困難である。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、各戸のセキュリティを確保しつつ、識別情報の書き換えも容易に行うことができる電気錠システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明に係る電気錠システムは、ドアの外側を撮影するための撮影装置と、ドアの施錠及び解錠を行うための駆動部と、ドアを解錠するための識別情報であってユーザが各人用に設定するユーザ画像を記録しておくユーザ画像メモリと、他のドアも解錠できる共通の識別情報であるマスタ画像であって、管理者によって管理されるマスタ画像を記録しておくマスタ画像メモリと、前記撮影装置、前記駆動部、前記ユーザ画像メモリ及び前記マスタ画像メモリと接続された制御部であって、前記撮影装置で撮影された画像が前記ユーザ画像メモリに記録されているユーザ画像又は前記マスタ画像メモリに記録されているマスタ画像と一致したときに前記駆動部を駆動して当該電気錠を解錠するように制御する制御部と、を有するドアの解錠及び施錠を行う電気錠を複数備えると共に、前記複数の電気錠に接続された管理サーバを備え、前記マスタ画像メモリは、前記管理サーバからのみ書き換え可能であることを特徴とする。
また、本発明に係る電気錠システムは、さらに、前記管理サーバが、前記ユーザ画像メモリにアクセスできないように構成されていることを特徴とする。

本発明に係る電気錠システムによれば、ユーザが識別情報の書き換えを容易に行うことができると共に、セキュリティを向上させることができる。
図1は、本実施形態に係る電気錠システムの全体構成を概略的に示す模式図である。 図2は、本実施形態に係る電気錠の室内側の正面図である。 図3は、本実施形態に係る電気錠の構成を概略的に示す模式図である。 図4は、本実施形態に係る二次元バーコードを携帯電話の画面に表示した状態を示す平面図である。 図5は、本実施形態の変形例に係る電気錠の構成を概略的に示す模式図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る電気錠システムの全体構成を概略的に示す模式図である。図2は、本実施形態に係る電気錠の室内側の正面図である。図3は、本実施形態に係る電気錠の構成を概略的に示す模式図である。
本実施形態では、集合住宅であるマンションに設置された電気錠システムであって、所定の画像を電子錠の識別情報(識別画像)として用いる電気錠システムについて説明する。図1に示すように、電気錠システム1は、各戸の玄関ドアにそれぞれ設置される複数の電気錠10−1,10−2,…と、全ての電気錠10を管理するために管理室等に設置された管理サーバ50と、全電気錠10と管理サーバ50とを接続する通信回線40とを備えている。
図1には、電気錠10の室外側が示されており、電気錠10の室外側には、撮影用のカメラ11、認証ボタン12、ドアを開閉するためのハンドル13が設置されている。カメラ11は、CCD等の撮像素子を備えており、認証ボタン12が押されたときに、カメラ11の前に位置する物を撮影し、その撮影画像データを後述する制御部に送るように機能する。
図2に示すように、電気錠10の室内側には、編集ボタン16a〜16d、サムターン15が設置されている。編集ボタン16は、各戸の住人であるユーザが、識別情報を編集(登録、削除等)する際に使用するボタンである。
図3において、図中左側が玄関ドアの室外側、図中右側が玄関ドアの室内側を示している。上述したように、電気錠10の室外側には、カメラ11、認証ボタン12が設置され、室内側には、編集ボタン16が設置されている。
また、電気錠10は、内部に、制御部20、ユーザ画像メモリ21、マスタ画像メモリ22及び駆動部25を備えている。制御部20は、電気錠10の動作を制御するための制御部であり、演算装置と、認証等の制御を実現するためのプログラムを記録する記憶装置とを有している。
制御部20は、配線30によりユーザ画像メモリ21と接続され、配線31によりカメラ11及び認証ボタン12と接続され、配線32により編集ボタン16と接続されている。また、制御部20は、配線33により駆動部25と接続され、配線34によりマスタ画像メモリ22及び管理サーバ50へとつながる通信回線40に接続されている。
ユーザ画像メモリ21は、各戸のユーザが電気錠10を開閉するための識別情報として登録したユーザ識別画像を記録するメモリである。マスタ画像メモリ22は、電気錠システム1に含まれる全ての電気錠10を開閉するためのマスタ識別画像(マスターキーに相当)を記録するメモリであり、例えば、出荷時に共通のマスタ画像が記録される。本実施形態では、ユーザ画像メモリ21とマスタ画像メモリ22は、独立した別体のメモリチップとして設置されている。
本実施形態では、ユーザ画像メモリ21は、配線30によって制御部20とのみ接続されており、制御部20以外からはユーザ画像メモリ21にアクセスすることができない。また、マスタ画像メモリ22は、配線34によって、制御部20に接続されると共に通信回線40にも接続されている。よって、管理サーバ50からマスタ画像メモリ22にアクセスすることが可能である。一方、管理サーバ50は、ユーザ画像メモリ21にアクセスすることはできない。
また、制御部20は、マスタ画像メモリ22に記録されているマスタ画像を読み出すためにマスタ画像メモリ22に対してアクセスすることは可能であるが、マスタ画像の記録や編集等を行うことはできない。マスタ画像メモリ22への記録や編集処理は、管理サーバ50からのみ行うことができるように構成されている。また、駆動部25は、電磁駆動手段や電気モータ等を備え、デッドボルトを出し入れして、電気錠10の施錠、解錠を行う。
以上、電気錠システム1の構成について詳細に説明したが、続いて、電気錠システム1の使用態様について、(1)各戸のユーザによるユーザ識別情報の登録処理、(2)ユーザによる解錠操作処理、(3)ユーザによる施錠処理、(4)マスタ画像関連処理の順に説明する。なお、以下に説明する制御部20の処理は、内部に記録されているプログラムを制御部20が実行することで実現され、管理サーバ50の処理は、管理サーバ50内に記録されているプログラムを管理サーバ50の演算装置が実行することで実現される。
(1)ユーザ識別情報の登録処理
電気錠10が設置された部屋のユーザ(住人)が、部屋の玄関ドアを解錠するための識別情報として、自分で用意したユーザ画像を電気錠10のユーザ画像メモリ21に登録する場合について説明する。
ここで、ユーザ画像としては、任意の画像を登録することができ、例えば、毎日持ち歩いている腕時計やキーホルダー、自分の顔等の生体情報などを登録しておけば、家に識別画像を置き忘れて電気錠10−1を解錠できないといったことを防止できる。本実施形態では、携帯電話の画面に表示させた二次元バーコード(例えば、QRコード(登録商標))をユーザ画像として登録する場合について説明する。図4は、二次元バーコードを携帯電話の画面上に表示した場合を示す平面図である。
まず、ユーザは、インターネット上でのサービスやフリーソフト等を使って所望の二次元バーコードを作成し、自分の携帯電話60の画面61上に作成した二次元バーコード70を表示させる。図4に示すように二次元バーコード70を表示させた状態で、カメラ11の前に携帯電話画面61を置き、ユーザがユーザ画像登録用の編集ボタン16を押すと、カメラ11によって撮影された二次元バーコード70の画像が、解錠のための識別情報(識別画像)としてユーザ画像メモリ21に記録される。
もちろん、ユーザ画像メモリ21には複数の画像を記録することができるので、ユーザが自分用の識別情報を複数登録しても良いし、家族が複数人いる場合には、各人用の識別画像をそれぞれ登録することができる。
なお、本実施形態では、セキュリティを確保するためにユーザ画像登録用の編集ボタン16がドアの内側にあるのに対して、撮影用のカメラ11がドアの外側にあるため、ユーザ画像登録の際には、ドアを開けた状態で行う必要がある。
(2)解錠操作処理
まず、ユーザが、ユーザ画像として登録した二次元バーコード70を携帯電話画面61上に表示した状態でカメラ11の前に携帯画面61をさらし、認証ボタン12を押すと、カメラ11によって二次元バーコード70が撮影される。
カメラ11によって撮影された画像データは、制御部20へと送られる。制御部20は、受け取った撮影画像が、ユーザ画像メモリ21及びマスタ画像メモリ22に記録されている何れかの識別画像と一致するか否かを判定する。一致すると判定した場合には、駆動部25へ解錠指令信号を送る。解錠指令信号を受け取った駆動部25が作動し、デッドボルトをドアが開閉可能な位置に移動させることで、ドアが解錠される。
一方、制御部20は、受け取った撮影画像が、ユーザ画像メモリ21及びマスタ画像メモリ22に記録されている何れの画像とも一致しない場合には、ユーザに対して、図示しないスピーカー等から「その画像は登録されていません」といったメッセージを発信し、解錠動作を行わない。
(3)ユーザによる施錠処理
本実施形態では、電気錠10を施錠する際にもユーザ画像として登録した二次元バーコードを用いる。つまり、ドアを閉じ、電気錠10が解錠されている状態で、解錠時と同様に認証処理を行い、認証されれば、電気錠10が施錠される。
具体的には、解錠状態の電気錠10に対して、ユーザがユーザ画像として登録した二次元バーコード70を携帯電話画面61上に表示した状態でカメラ11の前に携帯画面61をさらし、認証ボタン12を押すと、カメラ11によって二次元バーコード70が撮影される。
カメラ11によって撮影された画像データは、制御部20へと送られる。制御部20は、受け取った撮影画像が、ユーザ画像メモリ21及びマスタ画像メモリ22に記録されている何れかの識別画像と一致するか否かを判定する。一致すると判定した場合には、駆動部25へ施錠指令信号を送る。施錠指令信号を受け取った駆動部25が作動し、デッドボルトをドアが開閉不可能となる位置に移動させることで、ドアが施錠される。
このように、施錠の際にもユーザ画像を用いた認証処理を行うことで、登録したユーザ画像が確実に登録され、正常に認証処理を行えるか否かを確認することができる。解錠に先立って、施錠時に認証確認を行っておけば、特にユーザ画像登録直後の解錠時の認証エラーにより閉め出されるといった事態を防止できる。また、登録したユーザ画像を室内に置き忘れることによる閉め出しも防止することができる。
(4)マスタ画像関連処理
マスタ画像は、管理サーバ50によって管理される全ての電気錠10を解錠するためのマスタ鍵としての機能を実現する識別情報である。管理サーバ50によって管理される全ての電気錠10のマスタ画像メモリ22に対して、出荷時に同じマスタ画像を記録しておいても良いし、設置後、集合住宅の管理者等によって管理サーバ50を介して登録するようにしても良い。
また、管理サーバ50は、全ての電気錠10のマスタ画像メモリ22と通信回線40等を介して接続されているので、管理者は、管理サーバ50を介して、マスタ画像の追加や削除、変更等が可能である。
マスタ画像の追加にあたっては、管理者等は、予めPCを使って作成した二次元バーコードのマスタ画像の画像データを、通信回線40を介して全ての電気錠10に送信し、それぞれのマスタ画像メモリ22へ記録する。また、マスタ画像を削除する場合には、管理者から所定のマスタ画像の削除指令を受けた管理サーバ50が、通信回線40を介して全ての電気錠10のマスタ画像メモリ22へアクセスし、所定のマスタ画像の消去を行う。
このように、管理サーバ50を操作できる者は、全ての電気錠10のマスタ画像を管理することができるので、管理サーバ50へのアクセス制限は、厳密に行う必要がある。例えば、管理サーバ50への設置場所へ入室できる者を厳密に制限したり、管理サーバ50のマスタ画像管理プログラムを実行可能な者を、本実施形態のような画像の識別情報や生体の識別情報によって認証するようにすれば良い。
以上、詳細に説明した本実施形態に係る電気錠システムによれば、電気錠を解錠するための識別情報(ユーザ画像)をユーザが手軽に書き換えることができるので、従来のように錠を交換するのに時間がかかる場合と比べて、セキュリティを格段に向上させることができる。
例えば、識別画像を記録した携帯電話や、識別画像を印刷したキーホルダーを紛失した場合には、従来のようにドアに設置された錠前を交換する必要もなく、ユーザが当該識別情報をユーザ画像メモリから消去することで、即座にセキュリティを回復させることが可能となる。
また、本実施形態では、各ユーザ独自の識別画像を記録しておくユーザ画像メモリを、マスタ画像メモリとは別体に独立させて設置すると共に、複数の電気錠を管理する管理サーバからはアクセスできないように構成しているので、悪意を持った管理者等により管理サーバを介して各戸ドアの識別画像を書き換えられるといった事態が発生することがなく、住人に対して高いレベルのセキュリティを提供することができる。
一方、各戸に設置された電気錠には、同じシステム内の全ての電気錠に共通の識別画像であるマスタ画像を記録するマスタ画像メモリが設置されているので、ユーザがユーザ画像を失念してしまった場合や重大な事故が発生した場合には、マスタ画像を用いることで所望の電気錠を解錠することも可能である。
なお、本発明の実施の形態は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能であることは言うまでもない。例えば、本実施形態では、マンション等の集合住宅に本発明を適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明は、オフィスビルや複数の商業施設が集積したショッピングモール等にももちろん適用できる。
また、上記実施形態では、複数の電気錠を管理する電気錠システムとして説明したが、管理サーバに接続されていないスタンドアローンの電気錠であっても、ユーザが手軽に独自の識別画像を登録することでセキュリティを確保できるといった作用効果を奏することができる。なお、複数のスタンドアローン電気錠をアパート等の集合住宅に設置する場合には、製品出荷時に、ユーザが後で書き換えできないメモリ領域にマスタ画像を記録しておくことが望ましい。
また、上記実施形態では、ユーザ画像メモリへのユーザ画像の登録にあたって、カメラで撮影するように構成したが、携帯電話やパソコン上で作成した画像を記録媒体や通信ケーブル等を用いてユーザ画像メモリに記録するように構成しても良い。特に、二次元バーコードをユーザ画像として登録する場合には、劣化のない画像データをそのまま登録するほうがカメラで撮影された劣化した画像データを登録するよりも認識率を向上させることができる。
また、上記実施形態では、二次元バーコードを携帯電話内に記録しておき、解錠する際には、携帯画面上に表示した二次元バーコードをカメラに撮影させるようにしているが、二次元バーコードを印刷した紙をラミネートで覆った物や、二次元バーコードを印刷したアルミプレート等を識別情報が印字されたキーホルダーをユーザに携帯させ、解錠の際にはこられをカメラに撮影させるようにしても良い。
また、上記実施形態では、ユーザ画像メモリやマスタ画像メモリは、電気錠の筐体内に制御部や駆動部と一緒に設置されているが、メモリを別の場所に設置しても良い。もちろん、別の場所に設置した場合には、制御器とユーザ画像メモリ及びマスタ画像メモリを有線又は無線で接続しておく。
また、上記実施形態では、ドアの外側を撮影する認証用カメラをユーザ画像登録時の撮影カメラとして兼用しているが、別途、室内側にユーザ画像登録用のカメラを設置しても良い。図5は、室内側にユーザ画像登録用カメラを別途設ける変形例の構成を示す模式図である。
図5に示すように、本変形例に係る電気錠10’は、ドアの内側に設置された内側撮影装置としてのユーザ画像登録用カメラ18を備えることを特徴としており、その他の構成は、図3に示した上記実施形態と同様である。よって、同様の構成には、同じ番号を付して説明を省略する。
制御部20に接続されたユーザ画像登録用カメラ18は、電気錠10’の本体とは別体に、例えば、リビング等に設置され、ユーザが室内でユーザ画像を登録する際の撮影に使用される。このように、ユーザ画像登録用カメラ18を電気錠10’と離れた場所に設置する場合には、ユーザ画像登録用の編集ボタンをユーザ画像登録用カメラ18の近くにも設置することが望ましい。もちろん、ユーザ画像登録用カメラ18は、室内側を撮影するように電気錠10’本体内に設置しても良いし、ドアの外側のカメラ11とユーザ画像登録用カメラ18の双方でユーザ画像を登録できるように構成しても良い。
このように、電気錠10’の室内側にもユーザ画像撮影用のカメラを設ければ、ドアを閉めた状態でユーザ画像登録を行うことができ、セキュリティをさらに向上させることができる。但し、登録用撮影カメラが認証用撮影カメラ11と別のカメラとなり、明暗等の撮影条件も異なってしまうため、認証の際の認識率が低下しないように留意する必要がある。
1 電気錠システム
10,10’ 電気錠
11 カメラ
12 認証ボタン
13 ハンドル
15 サムターン
16 編集ボタン
20 制御部
21 ユーザ画像メモリ
22 マスタ画像メモリ
25 駆動部
30〜34 配線
40 通信回線
50 管理サーバ
60 携帯電話

Claims (3)

  1. ドアの外側を撮影するための撮影装置と、
    ドアの施錠及び解錠を行うための駆動部と、
    ドアを解錠するための識別情報であってユーザが各人用に設定するユーザ画像を記録しておくユーザ画像メモリと、
    他のドアも解錠できる共通の識別情報であるマスタ画像であって、管理者によって管理されるマスタ画像を記録しておくマスタ画像メモリと、
    前記撮影装置、前記駆動部、前記ユーザ画像メモリ及び前記マスタ画像メモリと接続された制御部であって、前記撮影装置で撮影された画像が前記ユーザ画像メモリに記録されているユーザ画像又は前記マスタ画像メモリに記録されているマスタ画像と一致したときに前記駆動部を駆動して当該電気錠を解錠するように制御する制御部と、を有するドアの解錠及び施錠を行う電気錠を複数備えると共に、
    前記複数の電気錠に接続された管理サーバを備え、前記マスタ画像メモリは、前記管理サーバからのみ書き換え可能であることを特徴とする電気錠システム
  2. 前記管理サーバは、前記ユーザ画像メモリにアクセスできないように構成されていることを特徴とする請求項1記載の電気錠システム。
  3. 前記電気錠は、ドアの内側を撮影するための内側撮影装置をさらに備え、前記ユーザ画像は、前記内側撮影装置によって撮影された画像であることを特徴とする請求項2記載の電気錠システム。
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