JP4489642B2 - 光ディスク装置 - Google Patents
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Description
そのため、基準となる記録波形に対して、使用する個々の光ディスク固有の記録パラメータ(以下、これをライトストラテジという。)を定めて良好な記録品質を維持する方式が採用されている。
記録パルスの先端部に付加パルスを加える方法は、レーザの照射が熱に変換されにくいピットの先端部に対して、付加的に記録パワーを与えることにより、形成されるピット先端部の形状を良くする作用がある。
また、市場には、ドライブメーカが把握しきれないほどの大量の種類におよぶ光ディスクが流通していることから、市場に流通しているすべての光ディスクについて予め適切なライトストラテジを用意することは不可能である。
請求項1に係る発明は、光情報記録媒体にマークおよびスペースを形成して情報の記録あるいは再生を行う光ディスク装置であって、該光情報記録媒体内のテストエリアに記録された情報のデビエーションを測定し、ライトストラテジを設定するライトストラテジ設定手段と、該ライトストラテジ設定手段により設定されたライトストラテジを用いて前記テストエリアに情報を記録し、該記録された情報のデビエーションを再評価して該デビエーションが所定の範囲内になるように、前記ライトストラテジ設定手段による処理を繰り返し実行して、最適なライトストラテジを決定するライトストラテジ決定手段と、該決定したライトストラテジを記憶するライトストラテジ記憶手段とを有することを特徴とする光ディスク装置を提案している。
また、光ディスクの特性のみならず、光ディスク装置側の特性(例えば、レーザーダイオードの波長やビーム径、信号のなまり等)をも加味した最適なライトストラテジを短時間に設定することができるという効果がある。
さらに、固有の光ディスクに対して、最適化したライトストラテジを基準として、さらによりよいライトストラテジを設定すべく、再評価する機能を有していることから、特定の光ディスク装置に特定の光ディスクを使用すれば、使用頻度に応じて記録品位の向上が期待できるという効果がある。
光ピックアップ2は、図示しないレーザーダイオード等のレーザー光源や、コリメータレンズ、フォーカスアクチュエータあるいはトラッキングアクチュエータとによって駆動される対物レンズ、偏光ビームスプリッタ、シリンドリカルレンズ等の光学部品、及びA,B,C,Dの4つの領域に分割され、光を電気信号に変換する4分割あるいは2分割のフォトディテクタ(PD)あるいは記録再生時のレーザー出力をモニターするフロントモニタダイオード等を備えている。
記録パルス列補正部10は、制御部11からRAM7内に格納された補正値を入力し、これに基づいて記録パルス列を使用する光ディスクに最適な記録パルス列に補正する。
光ディスク装置に光ディスク1がセットされると、光ピックアップ2が光ディスク1の所望の位置に移動して、セットされた光ディスク1のディスクIDを読み込み、この情報を制御部11に出力する。制御部11は入力したIDからこの光ディスク1に対応した基本情報を取得し、OPC動作により暫定的な記録パワーを設定する(ステップ101)。
本実施例においては、各マークおよびスペースの組合せによる存在確率を利用して、他のスペースあるいはマークの長さが変化したときの影響度を求め、これを利用して各マークおよびスペース固有の伸縮量を算定している。
よって、各マークおよびスペースの組合せによる存在確率を利用すれば、特定のマークあるいはスペースの長さが変化した場合の他のマークあるいはスペースの長さに関する影響度を把握することが可能となる。
本実施例の補正値算出方法は、先程、説明した最小分解能に相当する伸縮に対応する固有の伸縮量を用いて、基準ライトストラテジで情報を記録した場合のストラテジを最小分解能以下に押さえ込むことにより、最適なライトストラテジを設定するものである。
Claims (6)
- 光情報記録媒体にマークおよびスペースを形成して情報の記録あるいは再生を行う光ディスク装置であって、
該光情報記録媒体内のテストエリアに記録された情報のデビエーションを測定し、ライトストラテジを設定するライトストラテジ設定手段と、
該ライトストラテジ設定手段により設定されたライトストラテジを用いて前記テストエリアに情報を記録し、該記録された情報のデビエーションを再評価して該デビエーションが所定の範囲内になるように、前記ライトストラテジ設定手段による処理を繰り返し実行して、最適なライトストラテジを決定するライトストラテジ決定手段と、
該決定したライトストラテジを記憶するライトストラテジ記憶手段と、
を有するとともに、
前記デビエーション設定手段が光情報記録媒体に記録されたマーク長およびスペース長を計測する計測手段と、
該計測結果を記憶する計測値記憶手段と、
各マークおよびスペースの理論長を記憶する理論長記憶手段と、
前記計測値記憶手段に記憶されたマーク長およびスペース長と前記理論長記憶手段に記憶されたマーク長およびスペース長に基づいて、前記ライトストラテジを変化させたことによる各マークおよびスペースのデビエーション値を算出するデビエーション値算出手段と、
該算出されたデビエーション値と、各マークおよびスペースの存在確率からすべてのマークおよびスペース固有の伸縮量を算出する伸縮量算出手段と、
該算出されたすべてのマークおよびスペース固有の伸縮量と存在確率に基づいて、すべてのマークおよびスペースのデビエーション値が所定の範囲になるように、基準ライトストラテジに対する補正値を算出し、該補正値に基づいてライトストラテジを補正するライトストラテジ補正手段と、を有する
ことを特徴とする光ディスク装置。 - 前記記録された情報が、第1のマークのあとに前記第1のマークに対応する第1のスペース、あるいは第2のスペースのあとに前記第2のスペースに対応する第2のマークが少なくとも存在することを特徴とする請求項1に記載された光ディスク装置。
- 前記ライトストラテジ記憶手段に記憶されたライトストラテジを用いて、前記光情報記録媒体のプログラムエリアに情報の記録を行うとともに、所定のブロックを記録した後に、情報の記録動作を一旦中断し、前記ライトストラテジ設定手段が測定したデビエーションを再評価して該デビエーションが所定の範囲内になるように、前記ライトストラテジ設定手段による処理を繰り返し実行して、最適なライトストラテジを更新するライトストラテジ更新手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載された光ディスク装置。
- 前記ライトストラテジ更新手段による1回あたりの最大更新量が予め決められていることを特徴とする請求項3に記載された光ディスク装置。
- 前記ライトストラテジ更新手段が、ライトストラテジの設定を再度実行するときに、β値またはHFモジュレーションの値を求めるとともに、該求められたβ値またはHFモジュレーションの値が予め定められた目標値になるように、記録パワーも設定することを特徴とする請求項3に記載された光ディスク装置。
- 前記ライトストラテジ決定手段により決定されたライトストラテジを光情報記録媒体のID情報と関連付けて記憶するデータテーブルを有し、該データテーブルに記憶された光情報記録媒体については、前記ライトストラテジ設定手段が該データテーブルに記憶されたライトストラテジを用いて記録された情報のデビエーションを測定することを特徴とする請求項1に記載された光ディスク装置。
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