JP4486865B2 - ネットワークにおける伝送速度に関する電子情報を取得するための方法及び装置 - Google Patents

ネットワークにおける伝送速度に関する電子情報を取得するための方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、特にIEEE1394バスネットワークにおける、非巡回的なネットワークのノード間での伝送速度に関する電子情報を取得するための方法及び装置に関する。
ネットワークは、データバスを使用して接続され、その間で該バスを介してデータが交換される電気/電子装置から構成されている。電気/電子装置は、ネットワークノード又は単にノードと呼ばれる。ネットワークにおける2つのそれぞれのノード間に正確に1つの伝送経路が存在する場合、ネットワークは非巡回的なネットワークと呼ばれる。
使用されるデータバスと該データバスに接続される電気/電子装置に依存して、異なるネットワーク規格が存在する。最近、多くの注意が注がれているネットワーク規格は、IEEE1394規格である。IEEE1394規格は、特に、いずれかの所望のタイプのマルチメディア装置間でのデータのやり取りをサポートするために適した規格を提供する。IEEE1394規格に準拠して構成されるデータバスは、パーソナルコンピュータ、プリンタ、スキャナ、CD−RWドライブ及びハードディスクのような該パーソナルコンピュータの周辺装置、並びにビデオカメラ又はテレビジョンのような家庭娯楽用の電子装置の両者に接続することができる。
IEEE1394規格又はIEEE1394a規格に準拠したネットワークバスにおいて、全てのノードは、速度S100でデータを伝送することができ、この速度は、約100Mbpsの伝送速度に対応している。ノードは、速度S200、又は速度S200及びS400を任意にサポートすることができる。ビット伝送レイヤのレベルで個々のノード間で交換されるデータの最高の伝送速度、いわゆるPHY伝送速度は、物理的なデータ交換に関与するノードの、いわゆる物理レイヤのチップ(PHYチップ)速度により決定される。さらに、いわゆる物理レイヤのチップ(リンクチップ)をもつそれぞれのノードは、PHYチップを超えるIEEE1394ネットワークのプロトコルヒエラルキーにおいて配置され、コンポーネントを決定する更なる速度を有している。ノードのPHYチップ及びリンクチップは、ノードのPHY速度又はリンク速度よりも低いといわれる異なる最高速度を有することができる。しかし、それぞれのノード自身がデータの伝送に関する開始ノード又は目的地ノードである場合、ノードのリンクチップは、データ伝送においてのみ関与する。ノードは開始ノードと1以上の目的地ノードとの間の伝送リンクにあるため、ノードがデータの伝送を単に通過させる場合、そのPHYチップのみがデータの伝送に関与する。ネットワークバスの開始ノードと1以上の目的地ノードとの間のデータ伝送に関するPHY伝送速度は、開始ノード及び1以上の目的地ノードを含む、伝送リンクにあるノードのPHY速度の最小値に等しい。データの伝送に関する最大の実際の伝送速度は、開始ノードと1以上の目的地ノードに関するリンク速度とデータ伝送に関するPHY伝送速度の最小値に等しい。IEEE1394ネットワークに関して、本発明は、IEEE1394ネットワークでのPHY伝送速度の取得のみに関し、この理由のため、それぞれのノードに関するリンク速度は、更に考慮されない。PHY伝送速度が実際の伝送速度と同じ異なる非巡回型のネットワークについて、関連するノードのPHY速度とは別に、速度決定コンポーネントの更なる速度が考慮される必要がないため、本発明は、実際の伝送速度を取得するために使用することができる。以下では、用語「伝送速度」は、実際の最大の伝送速度の意味で使用され、用語「PHY伝送速度」は、ネットワークステーションの間のデータ伝送のための最大の物理的なデータ伝送のために使用される。
IEEE1394バスネットワークでは、非同期通信リンク及び同期通信リンクの両者がノード間に設けられる。ネットワークにおいて最も高い可能なデータ伝送レートを保証するため、個々のネットワークのノード間での伝送速度を知ることは有益である。ネットワークノード間で最小のサポートされる速度である速度S100で通信が実行される場合、データ交換に関わるノードは、最の低いネットワーク速度よりも高い速度でデータ交換を実行することができるとしても、データバスの帯域幅が加わる。他方で、データ交換に関わるノードのうちの1つのPHY速度よりも高い速度、開始ノードのリンク速度よりも高い速度、又は目的地ノードのリンク速度よりも高い速度で通信を確立するための試みがなされる場合、この試みは、この1つの関与するノードにおいて通過、送信又は受信することができないために失敗する。したがって、ネットワークにおけるいずれかのデータ交換のための最適な伝送速度を定義することができるため、その結果、ネットワークに存在する全てのネットワークノード間の伝送速度を知ることが必要であり、それぞれのPHY伝送速度に関する情報を推定することになる。
非巡回型ネットワークは階層性を有している。いずれかのネットワークノードは、最大の1つの親ノード、及び該親ノードが接続されるゼロ、1又は複数の子ノードを有している。これらの直接隣り合うノードは、隣接ノードと呼ばれる。2つの隣接ノード間のPHY伝送速度は、2つの隣接ノードのPHY速度の最小値から得られるか、又は2つのPHY速度のうちの一方が未知の場合には未知である。
ネットワーク構造が変化する場合、ネットワークのノード間の伝送速度が新たに決定される必要がある。特に、電気/電子装置がデータバスに接続されるか、電気/電子装置がデータバスから接続解除される場合、IEEE1394ネットワークとして具体化されるネットワークのケースでは、データバス上でリセット動作(バスリセット)が実行される。データバスでのリセット動作のケースでは、データバスに接続されるそれぞれのIEEE1394ノードは、自己のID情報アイテム(ID識別)を他のノードに送信する。これにより、ネットワークにおけるそれぞれのノードは、ネットワーク上でどの他のノードが接続されるかに関して通知されることが保証される。いわゆる自己IDパケットで送信される自己ID情報を参照することで、ネットワークバスのバストポロジーを決定する。特に、固有に定義された整数のIDコード番号は、自己IDパケットによりそれぞれのノードに割り当てることができる。バストポロジーにおいてどのノードが隣接しているかは、自己IDパケットのポートステータスフィールド、及びIEEE1394バスのIDコードがバス上の全てのノードのポートステータスに従ってリセット動作後にどのように割り当てられているかに関する情報から得られる。当業者であれば、この点で詳細な説明が与えられないように、IDコード番号を割り当てるための手順に熟知している。さらに、自己IDパケットは、それぞれのノードのPHYノードに関する情報を含んでいる。
米国特許第5,504,757号は、IEEE1394ネットワークにいずれか2つのノード間の伝送速度を決定するための方法を開示しており、この方法では、開始ノード及び目的地ノードについて共通の先行するノードが決定され、このケースでは、開始ノードから共通の先行するノードへの伝送速度、及び目的地ノードから共通の先行するノードへの伝送速度、並びに開始ノードから目的地ノードへの伝送速度は、出力ノードから共通の先行するノードへの伝送速度の最小値、及び目的地ノードから共通の先行するノードへの速度に等しい。公知の方法は、リンク速度を含む実際の伝送速度を取得しないが、むしろPHY伝送速度のみを取得する。提案される方法では、開始ノードから目的地ノードへの伝送速度は、通信リンクがセットアップされる前にそれぞれのケースにおいて直接決定される。
この間に行われたバスリセット動作なしにネットワークの同じノード間で通信リンクが連続して頻繁に実現される場合、最大の伝送速度を決定するための方法ステップが繰返し実行され、これによりコンピュータの処理能力が浪費されることになる。
本発明は、非巡回型ネットワーク、特にIEEE1394バスネットワークでデータ交換を加速することに寄与する方法及び装置を提供することを目的としている。
上記目的は、独立の請求項1に記載の特徴を有する方法、及び独立の請求項10に記載の特徴を有する装置により達成される。
本発明は、非巡回型ネットワークのデータ交換が加速されることは、それぞれの送信のための最大の可能な伝送速度を選択することでもたらされるという考えに基づいている。この伝送速度を決定するため、関与する開始ノードと関与する1以上の目的地ノードとの間のPHY伝送速度に関する情報が必要とされる。非巡回型ネットワークにおける全ての接続リンクのPHY伝送速度を決定するため、ネットワークのトポロジーに関する情報及びネットワークの個々のノードのそれぞれのPHY速度に関する情報を与える電子情報が取得されて評価される。本発明の更なる基本は、ネットワークのノード間での全ての伝送リンクのセットから伝送リンクのサブセットについてのみ、すなわち、ネットワークのノード間の全ての伝送リンクの多数の接続構成についてのみ、PHY伝送速度が取得される必要があるという考えであり、これは、その間でPHY伝送速度が決定される、ノード自身を含めてそれぞれの伝送リンクにあるノードのPHY速度のそれぞれの最小値により行われる。伝送リンクの別のサブセットについて、PHY伝送速度は、PHY伝送速度が1つのサブセットの伝送リンクについて取得されるとき、評価されているPHY速度から取得され、たとえば、ネットワークにおけるノード構成に関する機能としてネットワークにおいてIDコード番号が互いに関してどのように割り当てられるかを示す情報といった、電子的なトポロジー情報から取得される。結果的に、他のサブセットの伝送リンクについて、他のサブセットのそれぞれの伝送リンクにあるノードの全てのPHY速度を取得して評価する必要がない。これにより、PHY伝送速度に関する電子情報を決定するために実行されるべき全体の方法ステップ数が低減され、結果的に、PHY伝送速度の決定を促進することができる。伝送リンクにあるノードのPHY速度に関する電子情報が未知又は無効である場合、PHY伝送速度の決定は、PHY伝送速度に関する情報を未知であるとする特徴付けをも含むことができる。
本方法は、PHY伝送速度に関する取得された電子情報から電子テーブルを形成し、該電子テーブルをテーブルメモリに記憶することでさらに加速される。この実施の形態では、ネットワークのノード間のPHY伝送速度に関する電子情報を供給することで、従来技術に従って先に説明された方法において実行される、不必要な計算ステップを除くことができるという利点が提供される。従来技術に係る方法では、PHY伝送速度が最後に決定されたためにリセット動作が行われていない場合であっても、2つのノード間でのそれぞれのデータ交換の前に、PHY伝送速度が実際に新たに決定される。本発明の実施の形態に係る方法では、2つのノード間のそれぞれのPHY伝送速度は、ネットワークバス上の2つのリセット動作の間で1度だけ決定され、次いで、関連する情報は、PHY伝送速度に関する情報と共に電子テーブルに記憶される。その後、前もって新たにデータを決定する必要なしに、それぞれのPHY伝送速度に関する情報は、ネットワークのノードに関するいずれか所望の組み合わせについてこのテーブルから抽出することができる。PHY伝送速度を2度決定する必要性が除かれる。
本発明に係る方法の別の有利な発展は、1つのサブセットのそれぞれの伝送リンクにあるノードのPHY速度の最小値に関する電子的な取得の間に、考慮されるために既に取得されているPHY伝送速度を提供する。この実施の形態は、1つのサブセットの伝送リンクのPHY伝送速度がそれぞれの伝送リンクにあるノードのPHY速度のそれぞれの最小値により決定されたとき、問題となる伝送リンクのコンポーネントリンクを表す伝送リンクの既に取得されたPHY伝送速度へのリコースを有することができるという利点を提供する。結果として、問題となる伝送リンクのPHY伝送速度は、関与するノードのPHY速度からそれぞれのコンポーネントリンクのPHY伝送速度を本方法が新たに決定する必要なしに、それぞれのコンポーネントリンクのPHY伝送速度から始めて取得することができる。これにより、PHY伝送速度に関する電子情報を決定するため、実行されるべき全体の方法ステップ数を低減することができる。
それぞれのノードにはIDコード番号が割り当てられ、それぞれのノードが多数の隣接ノードに接続されるネットワークにおいて、隣接ノードは、最大で1つの親ノード、及びゼロ、1又は複数の子ノードを備えることが可能であり、それぞれのノードのIDコード番号は、その子ノードの全てのIDコード数よりも大きく、1つの好適な実施の形態は、ネットワークのノードの1つに配置される装置を使用して自動的に実行される以下のステップを備えている。
a)最も小さなIDコード番号をもつノードは、現在の開始ノード(A)及び現在のスイッチングノード(V)として、全てのノードへのPHY伝送速度が未だ決定されていないノードのセットから識別される。
b)最も大きなIDコード番号をもつノードは、現在の開始ノード(A)からのPHY伝送速度が未だ決定されていない現在のスイッチングノード(V)の隣接ノードのセットから、このセットが空ではない場合に現在の目的地ノード(Z)として定義され、さもなければ、ステップe)が実行される。
c)現在の開始ノード(A)から現在の目的地ノード(Z)へのPHY伝送速度(SPD(A,Z))が取得される。
d)現在の目的地ノード(Z)のIDコード番号は、スイッチングノードのIDスタックメモリに記憶され、ステップb)が繰り返される。
e)IDコード番号は、スイッチングノードのIDスタックメモリから読取られ、関連するノードは、現在のスイッチングノード(V)として定義され、ステップb)〜d)は、スイッチングノードのIDスタックメモリが少なくともあるノードのIDコード番号をなお含んでいる限り繰り返される。
f)ステップa)〜e)は、全てのノードへの全てのPHY伝送速度が未だ決定されていないノードのセットが少なくとも2つのノードを備えている限り繰り返される。
本発明の1つの有利な実施の形態は、現在の開始ノード(A)からのPHY伝送速度が未だ決定されていない隣接ノードのセットから現在の目的地ノード(Z)が定義されるとき、そのIDコード番号が現在の開始ノード(A)のIDコード番号よりも小さいノードは考慮されず、現在の開始ノード(A)からそのIDコード番号が現在の開始ノード(A)のIDコード番号よりも小さいノードへのPHY伝送速度の値は、そのIDコード番号が現在の開始ノード(A)のIDコード番号よりも小さいそれぞれのノードから現在の開始ノード(A)への、対応するPHY伝送速度の値に等しく設定される。この実施の形態は、開始ノードから目的地ノードへのPHY伝送速度が、目的地ノードから開始ノードへのPHY伝送速度に等しいという情報が考慮されるという利点を有している。結果として、それぞれのケースにおいて必要なことは、開始ノードから、そのIDコード番号が開始ノードのIDコード番号よりも大きい目的地ノードへのPHY伝送速度を決定することである。
本発明の更なる有利なリファインメントは、現在の開始ノード(A)のPHY速度の値が取得され、この値が未知であるか又は最小のネットワーク速度に対応する場合、現在の開始ノード(A)から、PHY伝送速度が未だ決定されていないノードのセットのうちのノードへの送信のためのPHY伝送速度の値は、現在のノード(A)のPHY速度の値に等しく設定される。この実施の形態は、非巡回型ネットワークでは、開始ノードから全ての他のノードへのPHY伝送速度は、ネットワークの速度値が未知であるか、最小のネットワーク速度に対応する場合、ネットワークの速度値により決定されるという事実を利用している。
本発明に係る方法の異なる実施の形態は、現在の目的地ノード(Z)のPHY速度の値が取得され、現在の目的地ノード(Z)のPHY速度の値が未知であるか又は最小のネットワーク速度の値に等しい場合、及び現在の目的地ノード(Z)が現在の開始ノード(A)の親ノードである場合、現在の開始ノード(A)から、そのIDコード番号が現在の開始ノード(A)のIDコード番号よりも大きいノードへのPHY伝送速度の値は、現在の目的地ノード(Z)のPHY速度の値に等しく設定されるという事実からなる。この実施の形態は、現在の開始ノードから、現在の開始ノードのIDコード番号よりも大きいIDコード番号をもつ目的地ノードへの全ての伝送リンクは、現在の目的地ノードが現在の開始ノードの親ノードであるので、現在の開始ノードと現在の目的地ノードとの間に伝送リンクを備えているという事実を考慮している。結果的に、これらのPHY伝送速度のいずれも、現在の目的地ノードのPHY速度よりも高くなる可能性がない。
本発明の1つの発展は、現在のスイッチングノード(V)のPHY速度の値が取得され、現在のスイッチングノード(V)のPHY速度の値が未知であるか、最小のネットワーク速度に対応する場合、現在の開始ノード(A)から、現在の開始ノード(A)からのPHY伝送速度が未だ決定されておらず、そのIDコード番号が現在の開始ノード(A)のIDコード番号よりも大きく、現在のスイッチングノード(V)のIDコード番号よりも小さいノードのセットのうちのノードへのPHY伝送速度の値は、現在のスイッチングノード(V)のPHY速度の値に等しく設定される。この実施の形態は、現在のスイッチングノードのIDコード番号よりも小さく、その伝送経路が現在のスイッチングノードを含まない現在の開始ノードのIDコード番号よりも大きいIDコード番号をもつ全てのノードへのPHY伝送速度が既に決定されているという事実を考慮している。そのIDコード番号が現在のスイッチングノードのIDコード番号よりも小さく、現在の開始ノードのIDコード番号よりも大きい残りのノードでは、伝送経路は、現在のスイッチングノードを備えている。結果として、現在の開始ノードからそれらのノードへのPHY伝送速度は、現在のスイッチングノードのPHY速度が未知であるか、最小のネットワーク速度に対応する場合、現在のスイッチングノードのPHY速度により決定される。
本発明に係る方法の1つの発展は、現在の開始ノード(A)からのPHY伝送速度が既に決定されているノードのセットのうちのノードの最大のIDコード番号が決定され、現在のスイッチングノード(V)のIDコード番号が最大のIDコード番号に等しく、現在のスイッチングノード(V)のPHY速度の値が未知であるか、最小のネットワーク速度に対応する場合、現在の開始ノード(A)から現在のスイッチングノード(V)のIDコード番号よりも大きいIDコード番号をもつノードへのPHY伝送速度の値は、現在のスイッチングノード(V)のPHY速度の値に等しく設定されるという事実からなる。
本発明に係る装置の1つの実施の形態では、マイクロプロセッサが制御手段、開始ノード定義手段、スイッチングノード定義手段、目的地ノード定義手段、スイッチングノードIDスタックメモリ、及び速度決定手段を備えていることを提供する。この実施の形態は、特に簡単かつコンパクトに製造することができる。
同様に、PHY伝送速度に関する電子情報を決定するための装置に関する他の従属の請求項における発展の特徴は、従属の方法の請求項における関連される特徴と共に特定される有利な点を対応して有している。
本発明は、例示的な実施の形態により、添付図面を参照して以下に更に詳細に説明される。
図1は、非巡回型ネットワーク20のネットワークトポロジーを示している。ネットワークは、ノード0〜5を示している。それぞれのノードには、バスリセットの後に識別子(ID)が割り当てられる。さらに、それぞれのノード0〜5は、物理データを送信及び受信することができるPHY速度を有している。バスリセット動作の後、それぞれのノード0〜5は、自己のIDパケット、又は複数の自己のIDパケットを全ての他のノード0〜5に送信する。ノード0〜5のPHY速度、及びネットワーク20のトポロジーは、PHY速度に関する情報が有効であって、トポロジー情報が一貫していることが規定される自己IDパケットデータにより、固有に定義されるやり方で決定することができる。さらに、自己IDパケットは、ノード0〜5のうちのどのノードが直接隣接しているかを知らせる。2つの隣接するノード間のPHY伝送速度は、隣接するノードのPHY速度の最小値から生じるか、2つのノードのうちの一方又は両方のノードのPHY速度に関する情報が未知であるか又は無効である場合には未知である。どのノードが隣接しているかは、自己IDパケットのポート情報フィールド、及びバス上の全てのノードのポート情報に従ってバスリセット動作(バスリセット)の後に、ネットワーク20におけるIDコード番号がどのように割り当てられているかに関する情報から生じる。
ネットワーク20のバストポロジーは、たとえばIDコード番号2をもつノードといった、ネットワーク20のいずれかの所望のノードを提供し、この場合IDコード番号5をもつノードである最大の親ノード、並びにこの場合IDコード番号0をもつノード及びIDコード番号1をもつノードである直接隣接するものとしての0,1又は複数の子ノードを有する。たとえばノード2といったいずれか所望のノードのIDコード番号が、この場合ノード0及び1である全てのその子ノードのIDコード番号よりも大きいようなやり方で、IDコード番号が割り当てられる。さらに、それぞれのケースにおいてネットワーク20のいずれか2つのノード間に唯一の伝送経路が存在するようなやり方で、ネットワークトポロジーが構成される。かかるネットワークは、非巡回型のネットワークと呼ばれる。
たとえばノード0であるIDコード番号ID(A)をもつ開始ノード(A)から、たとえばIDコード番号5をもつノード5であるIDコード番号ID(Z)をもつ目的地ノード(Z)へのPHY伝送速度を決定するため、開始ノード(A)0とIDコード番号ID(V)=2をもつスイッチングノード(V)2との間のPHY伝送速度SPD(A,Y)が始めに決定される。PHY伝送速度SPD(A,V)は、開始ノード(A)0のPHY速度及びスイッチングノード(V)2のPHY速度のうちの最小値として、固有に定義されるやり方で取得されるか、2つのPHY速度のうちの少なくとも一方が未知である場合には未知である。
続いて、スイッチングノード(V)2と目的地ノード(Z)5との間のPHY伝送速度SPD(V,Z)は、スイッチングノード(V)2のPHY速度と目的地ノード(Z)5のPHY速度と類似のやり方で決定される。PHY伝送速度SPD(A,Z)は、開始ノード(A)0とスイッチングノード(V)2の間のPHY伝送速度SPD(A,Z)、及びスイッチングノード(V)2と目的地ノード(Z)5との間のPHY伝送速度SPD(V,Z)のうちの最小値から、固有に定義されるやり方となる。PHY伝送速度SPD(A,Z)は、2つのPHY伝送速度SPD(A,V)又はSPD(V,Z)のうちの少なくとも一方が未知である場合には未知である。
たとえば、IDコード番号0をもつノードからIDコード番号4をもつノードへのPHY伝送速度が取得される場合、IDコード番号0をもつノードは、開始ノード(A)であり、IDコード番号4をもつノードは、目的地ノード(Z)である。開始ノード(A)0と目的地ノード(Z)4との間の伝送経路では、IDコード番号2をもつノードとIDコード番号5をもつノードとが存在する。IDコード番号2をもつノードとIDコード番号5をもつノードは、スイッチングノードを構成している。PHY伝送速度SPD(A,Z)を決定するために、PHY伝送速度SPD(A,V1)は、開始ノード(A)0と第一のスイッチングノード(V1)2との間ではじめに決定される。次いで、PHY伝送速度SPD(V1,V2)は、第一のスイッチングノード(V1)2と第二のスイッチングノード(V2)5との間で決定される。PHY伝送速度SPD(A,V2)は、PHY伝送速度SPD(A,V1)とSPD(V1,V2)のうちの最小値から生じるか、2つのPHY伝送速度のうちの少なくとも一方が未知である場合には未知である。PHY伝送速度SPD(V2,Z)が第二のスイッチングノード(V2)5と目的地ノード(Z)4との間で決定された後、開始ノード(A)0から目的地ノード(Z)4へのPHY伝送速度SPD(A,Z)は、PHY伝送速度SPD(A,V2)とSPD(V2,Z)のうちの最小値から取得され、2つのPHY伝送速度のうちの少なくとも一方が未知である場合には未知である。このようにして、ローカルネットワークバスのいずれか所望のノード間のPHY伝送速度は、増分的に(incrementally)決定することができる。
PHY伝送速度に関する電子情報を決定するための方法に関する1実施の形態が以下に説明される。バスリセット動作の後、自己IDパケットが受信され、評価のために利用可能とするために記憶媒体に記憶される。また、自己IDパケットからPHY速度とトポロジー情報を決定し、更なる処理のためにこの情報のみを利用可能にすることができる。
はじめに、最も小さいIDコード番号を持つノード、すなわちIDコード番号0をもつノードは、現在の開始ノード、更には現在のスイッチングノードとして識別される。
現在のスイッチングノードの隣接ノードのセットから、それぞれのケースにおいて最も大きいIDコード番号をもつノードが選択され、現在の目的地ノードとして定義される。選択された例(図1参照)では、このノードは、IDコード番号2をもつノードである。現在の開始ノード(A)0から現在のスイッチングノード(V)0へのPHY伝送速度SPD(A,V)は、この場合、開始ノード(SPD(A,V)=SPD(A,A))のPHY速度に等しいか、開始ノードのPHY速度が未知の場合には未知である。さらに、PHY伝送速度SPD(V,Z)は、現在のスイッチングノード(V)0と現在の目的地ノード(Z)2との間で決定される。次いで、PHY伝送速度SPD(A,Z)は、開始ノード(A)0と目的地ノード(Z)2との間で決定され、PHY伝送速度SPD(A,V)及びSPD(V,Z)のうちの最小値から固有に定義されるやり方で取得されるか、2つのPHY伝送速度が未知である場合には未知である。
目的地ノードのIDコード番号は、スイッチングノードのIDスタックメモリに記憶される。特定のPHY伝送速度SPD(A,Z)に関する情報は、PHY伝送速度に関する情報をもつ電子的なテーブルの形式でテーブルメモリに記憶することができる。
その後、最も大きいIDコード番号をもつノードは、現在の開始ノードからのPHY伝送速度が未だ決定されていない現在のスイッチングノードの隣接ノードのセットから選択され、新たな現在の目的地ノードとして定義される。その後、現在の開始ノードから現在の目的地ノードへのPHY伝送速度SPD(A,Z)を決定するための先に説明された方法ステップが新たに実行される。
開始ノードからのPHY伝送速度が未だ決定されていないスイッチングノードの隣接ノードのセットが空である場合、スイッチングノードのIDスタックメモリに最後に記憶されているIDコード番号が読取られ、読取られたIDコード番号に対応するノードは、新たな現在のスイッチングノードとして定義される。
先に説明されたように、次いで、IDコード番号を次々と減少しながら連続して、新たな現在のスイッチングノードから開始して、現在の開始ノードから隣接ノードである新たな現在のスイッチングノードへのPHY伝送速度が決定される。ここで、現在の開始ノードから現在のスイッチングノードへのPHY伝送速度が決定されたとき、テーブルメモリにおいて値が記憶されている場合に、テーブルメモリに記憶されている値へのリコースを有することができる。該新たな現在のスイッチングノードについて現在の開始ノードから開始して、隣接ノードである新たな現在のスイッチングノードへの全てのPHY伝送速度が決定されている場合、スイッチングノードのIDスタックメモリから次のIDコード番号が読まれ、現在のスイッチングノードの定義のための方法ステップが繰り返される。しかし、スイッチングノードのIDスタックメモリが空である場合、現在の開始ノードからネットワーク20の全ての他のノードへのPHY伝送速度が決定される。本方法は、全ての他のノードに対するPHY伝送速度が未だ決定されていないノードのセットから最も小さいIDコード番号をもつノードを選択し、該ノードを現在の開始ノード及び現在のスイッチングノードとして定義することで継続される。このように、ネットワーク20のノード0〜5間の全てのPHY伝送速度(図1参照)は、対で増分的に決定される。
PHY伝送速度に関する情報をもつ電子テーブルは、PHY伝送速度に関する情報から形成され、テーブルメモリに記憶することができる。ネットワークのノード間の特定のPHY伝送速度に関する情報の記憶により、PHY伝送速度を決定するために使用される方法に関わらず、先に説明された従来技術による方法に対して、説明された有利な点が提供される。
説明された方法は、最適化することができる。本方法を最適化する第一のやり方は、開始ノードからのPHY伝送速度が決定されていないスイッチングノードの隣接ノードのセットからノードが選択されるとき、それらのIDコード番号が現在の開始ノードのIDコード番号よりも小さいノードは考慮されないという事実からなる。この最適化は、たとえばIDコード番号0をもつノードである第一のノード、及びたとえばIDコード番号5をもつノードである第二のノードからのPHY伝送速度は、IDコード番号5をもつ第二のノードからIDコード番号0をもつ第一のノードへのPHY伝送速度に等しいという事実に基づいている。結果として、2つのノード間のPHY伝送速度は、1度だけ決定される必要がある。先に提供された方法の実施の形態によれば、それぞれのケースにおいて、そのIDコード番号が現在の開始ノードのIDコード番号よりも大きいノードに対するPHY伝送速度のみを計算することが有利である。この最適化の1つの結果は、ネットワーク20における最も大きなIDコード番号をもつノード、いわゆるルートノード、ここではIDコード番号5をもつノードのための方法ステップがいずれの状況下で実行される必要がないことである。
本方法の第二の最適化では、現在の開始ノードが定義された後、そのPHY速度が決定され、現在の開始ノードのPHY速度が最小のネットワーク速度に対応するか、未知であるかが検出されることが提供される。これが当てはまる場合、現在の開始ノードから全ての他のノードへのPHY伝送速度もまた、PHY伝送速度が現在の開始ノードのPHY速度によりそれぞれのケースにおいて全て決定されるので、最小のネットワーク速度に等しいか、又は未知である。このケースでは、本方法は、現在の開始ノードが新たに決定されて継続される。
本方法の1つの発展は、現在の目的地ノードが現在の開始ノードの親ノードである場合に、PHY速度は現在の目的地ノードについて決定される。現在の目的地ノードのPHY速度が最小のネットワーク速度に対応するか、又は未知である場合、現在の開始ノードとそのIDコード番号が現在の開始ノードのIDコード番号よりも大きいノードとの間のPHY伝送速度の値は、現在の目的地ノードのPHY速度の値に等しく設定され、すなわち、最小のネットワーク速度の値に等しく設定されるか、未知であると定義される。本実施の形態で記載される方法の文脈では、PHY伝送速度の値をPHY速度の値に等しく設定することは、PHY速度が未知である場合にPHY伝送速度の値を未知として定義することを常に含んでいる。その後、本方法は、新たな現在の開始ノードを定義するための方法ステップで継続される。
この最適化を例示するために、図1が説明のために再度参照される。IDコード番号0及び1をもつノードのPHY伝送速度が既に決定されているとすると、IDコード番号2をもつノード2は、現在の出力ノードとして定義される。さらに、IDコード番号2をもつノード2は、現在のスイッチングノードとして定義される。IDコード番号5をもつノード5のみが、現在の開始ノードからのPHY伝送速度が未だ定義されていない隣接するノードのセットと関連付けされる。このノード5は、現在の目的地ノードとして定義される。かかるノードは、同時に、IDコード番号2をもつ現在の開始ノード2の親ノードであるので、そのPHY速度が決定される。かかる速度は、S100であり、最小のネットワーク速度に対応する。IDコード番号2をもつ現在の開始ノード2から現在の開始ノードのIDコード番号よりも大きいIDコード番号をもつノードへの伝送経路は、IDコード番号5をもつ現在の目的地ノード5を含んでおり、現在の開始ノードのIDコード番号よりも大きいIDコード番号をもつこれらのノードへのPHY伝送速度の値、すなわちIDコード番号3,4及び5をもつノードに対するPHY伝送速度は、最小のネットワーク速度S100の値に設定される。本方法は、現在の開始ノードを新たに定義することで継続される。ネットワーク20の全ての他のノードへのPHY伝送速度が未だ決定されていないノードのセットにおける最も小さいIDコード番号をもつノードは、IDコード番号3をもつノード3である。結果的に、IDコード番号3をもつノード3は、現在の開始ノードとして定義され、本方法は、先に説明されたように継続される。
本方法の更なる最適化は、現在のスイッチングノードのPHY速度が決定されることである。現在のスイッチングノードのPHY速度がネットワーク20の参照のネットワーク速度に等しいか、未知である場合、現在の開始ノードから、現在の開始ノードからのPHY伝送速度が未だに決定されておらず、そのIDコード番号が開始ノードのIDコード番号よりも大きく、現在のスイッチングノードのIDコード番号よりも小さいノードのセットのうちのノードへのPHY伝送速度の値は、現在のスイッチングノードのPHY速度の値に等しい。すなわち、現在の開始ノードから、そのIDコード番号が現在の開始ノードのIDコード番号よりも大きく、現在のスイッチングノードのIDコード番号よりも小さく、現在の開始ノードからのPHY伝送速度が未だ決定されていない全てのノードへのPHY伝送速度の値は、最小のネットワーク速度の値に等しく設定されるか、未知として定義される。
このことは、現在の開始ノードからのPHY伝送速度が未だ決定されておらず、そのIDコード番号が現在の開始ノードのIDコード番号よりも大きく、現在のスイッチングノードのIDコード番号よりも小さいノードのセットのうちのノードは、現在のスイッチングネットワークの子ノードから始まるネットワークのブランチにあるという事実の結果である。
この最適化処理は、図2を参照して更に詳細に説明される。IDコード番号0をもつノード60、及びIDコード番号1をもつノードからネットワーク80の他のノード62〜74へのPHY伝送速度が既に決定されている。したがって、IDコード番号2をもつノード62は、現在の開始ノードとして定義される。PHY伝送速度を決定するための方法は、連続して継続される。ここで、IDコード番号2,5,4,3及び11をもつノード62,65,64,63及び71は、現在のスイッチングノードとして使用される。これらの現在のスイッチングノードのための全ての方法ステップが実行された後、IDコード番号10は、スイッチングノードのIDスタックメモリの「トップに」位置され、IDコード番号14は、「その下に」位置される。IDコード番号10は、スイッチングノードのIDスタックメモリから読み取られ、IDコード番号10をもつノード70は、現在のスイッチングノードとして定義される。
現在のスイッチングノードのPHY速度が決定されたとき、IDコード番号10をもつノード70は、最も低いネットワーク速度に対応するPHY速度S100として使用されていることが検出される。IDコード番号2をもつ現在の開始ノード62からのPHY伝送速度が未だ決定されていないノードのセットは、IDコード番号6,7,8,9,12及び13をもつノード66,67,68,69,72及び73を含んでいる。これらのノードのうち、IDコード番号6,7,8及び9をもつノード66,67,68及び69は、IDコード番号2をもつ現在の開始ノード62のIDコード番号よりも大きく、IDコード番号10をもつ現在のスイッチングノード70のIDコード番号よりも小さいIDコード番号を有している。これらのノードは、IDコード番号10をもつ現在のスイッチングノード70の子ノード、すなわちノード66又は69のうちの一方を含む子のブランチに全て位置される。結果として、IDコード番号2をもつ現在の開始ノード62から、IDコード番号2をもつ現在の開始ノード62からのPHY伝送速度が未だ決定されていないノードのセットのうちのIDコード番号6,7,8及び9をもつノード66,67,68及び69へのPHY伝送速度は、IDコード番号10をもつ現在のスイッチングノード70のPHY速度により決定される。IDコード番号2をもつ現在の開始ノード62からIDコード番号6,7,8及び9をもつノード66,67,68及び69へのPHY伝送速度の値は、最も低いネットワーク速度S100の値に等しく設定される。スイッチングノードのIDスタックメモリはIDコード番号14をなお含んでいるので、本方法は、スイッチングノードのIDスタックメモリからIDコード番号14を読み出し、続いて、ノード14を現在のスイッチングノードとして定義することで継続される。
なお、IDコード番号10をもつノード70まで今説明された結論は、本方法において現在のスイッチングノードとして使用されることに留意されたい。IDコード番号10をもつノード70が現在の目的地ノードとして使用される場合には、IDコード番号10をもつノード70のPHY速度は、最も低いネットワーク速度に対応することが既に述べたが、この時に存在する現在の目的地ノードのIDコード番号よりも小さく、現在の開始ノード62からの伝送経路がノード70を含まない現在の開始ノードのIDコード番号よりも大きいIDコード番号をもつ全てのノードへのPHY伝送速度は、既に評価されていることがこの時に保証されない。この特定の例は、図3に関して以下に更に詳細に説明される。
本方法の更なる最適化は、現在のスイッチングノードのPHY速度が最も低いネットワーク速度に対応するか、又は未知である場合、現在の開始ノードからのPHY伝送速度が既に決定されているノードの最大のIDコード番号がさらに決定される。この最も大きいIDコード番号は、現在のスイッチングノードのIDコード番号に対応する場合、現在の開始ノードから、そのIDコード番号が現在のスイッチングノードのIDコード番号よりも大きいノードへのPHY伝送速度の値は、最も低いネットワーク速度の値に等しく全て設定されるか、現在のスイッチングノードのPHY速度が最も低いネットワーク速度に対応するか、未知である場合、未知であると定義される。スイッチングノードのIDスタックメモリは、この場合は空であり、本方法は、ネットワークの他のノードへの全てのPHY伝送速度が未だ決定されていないノードのセットから現在の開始ノードを選択することで継続される。
最後に例示される最適化のケースは、図3を参照して例を介して再び説明される。ネットワーク120の他のノード102〜111へのPHY伝送速度は、IDコード番号0及び1をもつノード100及び101について既に決定されている。IDコード番号2をもつノード102は、現在の開始ノードとして決定される。これは、ノード102は、全ての他のノードへの全てのPHY伝送速度が未だ決定されていないノードのセットのうちで最も小さいIDコード番号を有するためである。方法のシーケンスでは、IDコード番号2,5,4及び3をもつノード102,105,104及び103は、現在のスイッチングノードとして利用される。IDコード番号3をもつ現在のスイッチングノード103が処理された後、スイッチングノードのIDスタックメモリは、IDコード番号8を含んでいる。このIDコード番号は、スタックから読取られ、IDコード番号8をもつ関連するノード108は、現在のスイッチングノードとして定義される。IDコード番号8をもつ現在のスイッチングノード108のPHY速度が決定されたとき、このPHY速度が最も低いネットワーク速度S100に対応するかが検出される。さらに、IDコード番号2をもつ現在の開始ノード102からのPHY伝送速度が既に決定されているノードのセットのうちのノードの最も大きいIDコード番号が決定される。最大のIDコード番号は、このケースではIDコード番号8である。最大のIDコード番号は現在のスイッチングノードのIDコード番号に対応するので、開始ノードからのPHY伝送速度が未だ決定されていないノードのセットは、現在のスイッチングノードがネットワーク120のルートノードではないという条件で、未だ評価されていない子ノードである現在のスイッチングノードのブランチにある全てのノード、及び親ノードである現在のスイッチングノードのブランチにある全てのノードを含んでいる。IDコード番号2をもつ現在の開始ノード102から全てのこれらのノード106,107,109,110及び111への伝送経路は、PHY伝送速度が現在のスイッチングノード108のPHY速度により決定されるように、現在のスイッチングノード108を含んでいる。現在の開始ノード102から、現在のスイッチングノード108のIDコード番号よりも大きいIDコード番号をもつノード109,110及び111へのPHY伝送速度の値は、結果的に、最も低いネットワーク速度の値に等しく設定される。現在のスイッチングノード108のPHY速度が未知である場合、コード番号2をもつ現在の開始ノード102から、現在のスイッチングノード108のIDコード番号よりも大きいIDコード番号をもつノード109,110及び111へのPHY伝送速度の値もまた未知であるとして定義される。
現在の開始ノード102からのPHY伝送速度が未だ決定されておらず、そのIDコード番号が現在の開始ノード102のIDコード番号よりも大きく、現在のスイッチングノード108のIDコード番号よりも小さいノードのセットのIDコード番号6及び7をもつノード106及び107について、IDコード番号2をもつ現在の開始ノード102からのPHY伝送速度の値は、現在のスイッチングノード108のPHY速度の値に等しく設定することができ、現在のスイッチングノード108のPHY速度が未知である場合には未知であるとして定義される。しかし、この結論は、先に既に説明されたように、現在のスイッチングノードのIDコード番号を評価することなしに可能である。
全てのPHY伝送速度は、IDコード番号2をもつ現在の開始ノード102からはじめて決定され、本方法は、後続する現在の開始ノードに関する選択及び定義により継続される。
しかし、図3における例により、IDコード番号8をもつノード108が現在のスイッチングノードである場合にのみ、IDコード番号2をもつ現在の開始ノード102から他のノードへのPHY速度に関して、IDコード番号8をもつノード108のPHY速度から結論を導出することを、再び上手く説明することが可能である。コード番号5をもつノード105が現在のスイッチングノードであるときに本方法について前述のケースであるように、その時に現在のノードであって、そのPHY速度が最も低いネットワーク速度に対応するIDコード番号8を有する目的地ノード108について検出され、この時、IDコード番号2をもつ現在の開始ノード102から、そのそれぞれのIDコード番号が現在の開始ノード102のIDコード番号よりも大きく、現在のスイッチングノード105及び現在の目的地ノード108のそれぞれのIDコード番号よりも小さいIDコード番号3及び4をもつネットワークノード103及び104へのPHY伝送速度は、未だ評価されていない。結果として、IDコード番号8をもつネットワークノード108のPHY速度は、最小のネットワーク速度のみに対応することが検出されるという事実により、IDコード番号をもつ目的地ノード108を含む伝送経路でのPHY伝送速度は、かかるノードにより決定されるが、これらの伝送経路がつながるネットワークノードは、IDコード番号8をもつネットワークノード108が現在の目的地としてなお使用される場合に、容易に確認することができないという指示が提供される。
図4は、非巡回型ネットワークにおけるノード間でPHY伝送速度を決定するための装置に関する例示的な実施の形態を示している。本装置は、ハードウェアを使用して、及びハードウェアとソフトウェアの組み合わせを使用して、その両者で具体化することができる。
本装置40は、記憶媒体41を備えており、この記憶媒体は、本装置が配置される受信手段42にリンクされている。受信手段を使用して受信された自己IDパケットは、記憶媒体に記憶されている。代替的に、評価の間に取得されるトポロジー情報、及びネットワークのノードに関するPHY速度に関する情報のみを記憶媒体に記憶することができる。
本装置40は、開始ノード定義手段43、スイッチングノード定義手段44、目的地ノード定義手段45及び速度決定手段46を備えており、これらは、現在の開始ノード、目的地ノード又はスイッチングノードが定義されたとき、又は現在の開始ノードから現在の目的地ノードへのPHY伝送速度が決定されたとき、記憶媒体に記憶されているデータが読み取られて使用されることができるようなやり方で記憶媒体41にそれぞれリンクされる。
また、本装置40は、ノードのIDコード番号を緩衝記憶するためのスイッチングノードのIDスタックメモリ52を備えている。スイッチングノードのIDスタックメモリ52は、スイッチングノード定義手段44、目的地ノード定義手段45及び制御手段47にリンクされている。
開始ノード定義手段43、スイッチングノード定義手段44、目的地ノード定義手段45、速度決定手段46及びスイッチングノードのIDスタックメモリ52は、現在の開始ノード、現在の目的地ノード及び現在のスイッチングノードを定義して、先に説明された方法に従って、現在の開始ノードから現在の目的地ノードへのPHY伝送速度を決定するために、制御手段47により制御される。また、目的地ノード定義手段45は、現在の目的地ノードが決定されたときに、現在の開始ノードのIDコード番号よりも大きいIDコード番号を持つノードのみが考慮されるように、現在の開始ノードからのPHY伝送速度が未だ決定されていない現在のスイッチングノードの隣接ノードのセットからのプリセレクションを行うための選択手段53を備えている。
速度決定手段46は、ノードのPHY速度を決定するためのPHY速度決定手段48を備えている。速度決定手段は、PHY速度の最小値を決定するために設けられる。また、制御手段47は、ネットワークのトポロジーを決定するためのトポロジー決定手段49を備えている。トポロジーの決定は、たとえば、開始ノードからのPHY伝送速度が未だ決定されていないノードのIDコード番号の決定、若しくは現在のスイッチングノード又は現在の目的地ノードの、現在のスイッチングノードのIDコード番号の決定を含んでいる。
制御手段47は、トポロジー決定手段49及びPHY速度決定手段48により決定された情報に基づいて、現在の開始ノードからPHY伝送速度が未だ決定されていないノードのセットのうちのノードへのPHY伝送速度を取得するための最適化手段50を含んでいる。
また、最適化手段は、現在の開始ノードからのPHY伝送速度が既に決定されているノードのセットから、最大のIDコード番号をもつノードのIDコード番号を決定するための最大ID決定手段54を備えている。
マイクロプロセッサ55は、制御手段47、開始ノード定義手段43、スイッチングノード定義手段44、目的地ノード定義手段45、スイッチングノードのIDスタックメモリ52及び速度決定手段46を含んでいる場合がある。
先に説明された方法に従って速度決定手段46又は最適化手段50を使用して決定されたPHY伝送速度に関する情報は、テーブルメモリ51に記憶される。ここで、かかる情報は、ネットワークのいずれか所望のノード間でのデータ交換のための最適な伝送速度をいずれかの時間で決定することができるために利用可能である。
ネットワークのノード間でPHY伝送速度に関する情報をもつテーブルを決定するために説明された方法、及び該方法を実行するための装置は、IEEE1394規格に準拠して説明された。しかし、本方法及び装置は、説明された利点を得るために、IEEE1394規格に類似した構成の特性をもついずれか所望のネットワーク規格と共に使用することができる。コンピュータ、プリンタ、スキャナ、CDディスクドライブ、ハードディスクドライブ、及び、ビデオカメラ又はテレビジョンのような家庭用娯楽電子装置のようないずれかの所望の電気/電子装置からのネットワークのデータスループットレートは、ユーザのために改善される。
例示的なネットワークトポロジーを示す図である。 異なるネットワークトポロジーを示す図である。 更なるネットワークトポロジーを示す図である。 PHY伝送速度に関する電子情報を決定する装置のブロック図である。
符号の説明
40:装置
41:記憶媒体
42:受信手段
43:開始ノード定義手段
44:スイッチングノード定義手段
45:目的地ノード定義手段
46:速度決定手段
47:制御手段
48:PHY速度決定手段
49:トポロジー決定手段
50:最適化手段
51:テーブルメモリ
52:スイッチングノードのIDスタックメモリ
53:選択手段
54:最大ID決定手段54
55:マイクロプロセッサ

Claims (15)

  1. それぞれのケースにおいてネットワークの2つのノード間に正確に1つの伝送リンクが存在し、前記伝送リンクのそれぞれのPHY伝送速度が前記伝送リンクにあるネットワークのノードのPHY速度の最小値により決定される、特にIEEE1394バスネットワークといった非巡回型ネットワークのノード間の伝送速度に関する電子情報を取得する方法であって、
    伝送リンクにあるノードのPHY速度を取得し、PHY速度の最小値を電子的に取得することで、ネットワークにおける伝送リンクの1つのサブセットについて、それぞれのPHY伝送速度が決定され、
    前記1つのサブセットの伝送リンクにあるノードについて取得されているPHY速度のうちの1つと、ネットワークのノードのうちの1つで形成されている最適化手段を使用して電子的に決定されるネットワークのトポロジーに関する電子的なトポロジー情報とに基づいて、前記伝送リンクの前記1つのサブセットと異なる、前記伝送リンクの別のサブセットについて、それぞれのPHY伝送速度が電子的に決定される、
    ことを特徴とする方法。
  2. PHY伝送速度に関する取得された電子情報から電子テーブルが形成され、該電子テーブルはテーブルメモリに記憶される、
    請求項1記載の方法。
  3. 前記1つのサブセットのそれぞれの伝送リンクにあるノードのPHY速度の最小値は、既に取得されているPHY伝送速度として電子的に取得される
    請求項1又は2記載の方法。
  4. それぞれのノードにはIDコード番号が割り当てられ、それぞれのノードは複数の隣接するノードに直接接続され、前記隣接ノードは、最大で1つの親ノードと、0,1又は複数の子ノードとを含むことができ、それぞれのノードのIDコード番号は、全てのその子ノードのIDコード番号よりも大きく、
    a)ネットワークに関するトポロジー情報とノードのPHY速度情報とを含む電子的な情報を記憶媒体に記憶し
    b)開始ノード定義手段が、全ての他のノードへのPHY伝送速度が未だ決定されていないノードのセットから現在の開始ノードを決定し、前記現在の開始ノードを現在のスイッチングノードとして定義し
    c)IDコード番号をスイッチングノードIDスタックメモリに記憶し
    d)目的地ノード定義手段が、現在の開始ノードからのPHY伝送速度が未だ決定されていない、現在のスイッチングノードの隣接ノードのセットから、このセットが空でない場合に、最も大きいIDコード番号をもつノードを現在の目的地ノードとして定義し
    e)スイッチングノード定義手段が、前記スイッチングノードIDスタックメモリに記憶されているIDコード番号に基づいて、現在のスイッチングノードを定義する
    請求項1乃至3何れか記載の方法。
  5. 現在の開始ノードからのPHY伝送速度が未だ決定されていない隣接ノードのセットから現在の目的地ノードが決定されたとき、そのIDコード番号が現在の開始ノードのIDコード番号よりも小さいノードは考慮されず、現在の開始ノードから、そのIDコード番号が現在の開始ノードのIDコード番号よりも小さいノードへのPHY伝送速度の値は、そのIDコード番号が現在の開始ノードのIDコード番号よりも小さいそれぞれのノードから現在の開始ノードへのPHY伝送速度の対応する値に等しく設定される、
    請求項4記載の方法。
  6. 現在の開始ノードのPHY速度の値が取得され、この値が未知であるか、最も低いネットワーク速度に対応する場合、現在の開始ノードから、現在の開始ノードからのPHY伝送速度が未だ決定されていないノードのセットのうちのノードへのPHY伝送速度の値は、現在の開始ノードのPHY速度の値に等しく設定される、
    請求項4又は5記載の方法。
  7. 現在の目的地ノードのPHY速度の値が取得され、現在の目的地ノードのPHY速度の値が未知であるか、最も低いネットワーク速度の値に等しい場合、及び現在の目的地ノードが現在の開始ノードの親ノードである場合、現在の開始ノードから、そのIDコード番号が現在の開始ノードのIDコード番号よりも大きいノードへのPHY伝送速度の値は、現在の目的地ノードのPHY伝送速度の値に等しく設定される、
    請求項4乃至6の何れか記載の方法。
  8. 現在のスイッチングノードのPHY速度の値が取得され、現在のスイッチングノードのPHY速度の値が未知であるか、最も低いネットワーク速度に対応する場合、現在の開始ノードから、現在の開始ノードからのPHY伝送速度が未だ決定されておらず、そのIDコード番号が現在の開始ノードのIDコード番号よりも大きく、現在のスイッチングノードのIDコード番号よりも小さいノードのセットのうちのノードへのPHY伝送速度の値は、現在のスイッチングノードのPHY速度の値に等しく設定される、
    請求項4乃至7の何れか記載の方法。
  9. 現在の開始ノードからのPHY伝送速度が既に決定されているノードのセットのうちのノードの最大のIDコード番号が決定され、現在のスイッチングノードのIDコード番号が最大のIDコード番号に等しく、現在のスイッチングノードのPHY速度の値が未知であるか、最も低いネットワーク速度に対応する場合、現在の開始ノードから、現在のスイッチングノードのIDコード番号よりも大きいIDコード番号をもつノードへのPHY伝送速度の値は、現在のスイッチングノードのPHY速度の値に等しく設定される、
    請求項8記載の方法。
  10. それぞれのケースにおいてネットワークの2つのノード間に正確に1つの伝送リンクが存在し、前記伝送リンクのPHY伝送速度が前記伝送リンクにあるネットワークのノードのPHY速度の最小値により定義される、特にIEEE1394バスネットワークといった非巡回型ネットワークのノード間の伝送速度に関する電子情報を取得する装置であって、
    伝送リンクにあるノードのPHY速度を電子的に取得するPHY速度決定手段と、
    伝送リンクにあるノードのPHY速度の取得された最小値に基づいてネットワークにおける伝送リンクのサブセットについてPHY伝送速度を電子的に決定する制御手段により定義される、それぞれの伝送リンクにあるノードのPHY速度の最小値を電子的に決定する速度決定手段と、
    前記1つのサブセットの伝送リンクにあるノードの電子的に取得されたPHY速度のうちの1つネットワークのトポロジーに関するトポロジー情報を決定するトポロジー決定手段からのトポロジー情報とに基づいて、前記1つのサブセットとは異なる、伝送リンクの異なるサブセットについてPHY伝送速度を電子的に決定する最適化手段とを有する装置。
  11. PHY伝送速度に関する取得された電子情報の電子的なテーブルを記憶するテーブルメモリを更に有する、
    請求項10記載の装置。
  12. それぞれのノードにはIDコード番号が割り当てられ、それぞれのノードは複数の隣接するノードに直接接続され、前記隣接ノードは、最大で1つの親ノードと、0,1又は複数の子ノードとを含むことができ、それぞれのノードのIDコード番号は、全てのその子ノードのIDコード番号よりも大きく、
    制御手段に接続され、ネットワークに関するトポロジー情報とノードのPHY速度情報とを含む電子的な情報を記憶する記憶媒体と、
    前記記憶媒体及び前記制御手段に接続され、全ての他のノードへのPHY伝送速度が未だ決定されていないノードのセットから現在の開始ノードを決定し、前記現在の開始ノードを現在のスイッチングノードとして定義する開始ノード定義手段と、
    前記制御手段に接続され、IDコード番号を記憶するスイッチングノードIDスタックメモリと、
    前記記憶媒体、前記制御手段及び前記スイッチングノードIDスタックメモリに接続され、現在の開始ノードからのPHY伝送速度が未だ決定されていない、現在のスイッチングノードの隣接ノードのセットから、このセットが空でない場合に、最も大きいIDコード番号をもつノードを現在の目的地ノードとして定義する目的地ノード定義手段と、
    前記記憶媒体、前記制御手段及び前記スイッチングノードIDスタックメモリに接続され、前記スイッチングノードIDスタックメモリに記憶されているIDコード番号に基づいて、現在のスイッチングノードを定義するスイッチングノード定義手段とを備え、
    前記制御手段は、前記記憶媒体、前記開始ノード定義手段、前記目的地ノード定義手段、前記スイッチングノード定義手段、前記スイッチングノードIDスタックメモリ、及び前記目的地ノード定義手段を制御する速度決定手段に接続され、現在の開始ノードからのPHY伝送速度が未だ決定されていない現在の目的地ノードの隣接ノードからなるセットの現在の組み合わせに関する機能として速度決定手段に接続され、前記スイッチングノードIDスタックメモリの内容に関する機能として前記スイッチングノード定義手段を制御し、全ての他のノードへのPHY伝送速度が未だ決定されていないノードのセットに関する現在の組み合わせの機能として前記開始ノード定義手段を制御する、
    請求項10又は11記載の装置。
  13. 前記目的地ノード定義手段は、現在の目的地ノードが定義されたとき、現在の開始ノードのIDコード番号よりも大きいIDコード番号をもつノードのみが考慮されるという結果により、現在の開始ノードからのPHY伝送速度が未だ決定されていない現在のスイッチングノードの隣接ノードのセットから予選択を行う選択手段を備える、
    請求項12記載の装置。
  14. 前記最適化手段は、現在の開始ノードからのPHY伝送速度が既に取得されているノードのセットから最大のIDコード番号をもつノードのIDコード番号を決定する最大ID決定手段を備える、
    請求項10乃至13の何れか記載の装置。
  15. マイクロプロセッサが前記制御手段、前記開始ノード定義手段、前記スイッチングノード定義手段、前記目的地ノード定義手段、前記スイッチングノードIDスタックメモリ及び前記速度決定手段を備える、
    請求項12乃至14の何れか記載の装置。
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