JP4486773B2 - sewing machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
1針毎に被縫製物を搬送方向へ所定の送りピッチで搬送する布送り装置と、縫針を被縫製物の搬送方向と直交する方向へ任意の移動量で移動可能な針振り装置を備え、針振り装置による縫針の移動量を変更することにより被縫製物上に単位模様を繰り返して縫い目模様を形成するミシンは従来から公知である。このようなミシンにおいては、前記縫い目模様を形成するために要する縫針の移動量を決定する縫い目データが針数に対応して格納された記憶手段と、この縫い目データに基づいて、各針毎に針振り装置による縫針の移動量を変更して縫い目模様を形成する模様縫い制御手段を備えている。また、ミシンにおいて、縫い始め或いは縫い終わりの糸端のほつれを防止するために止め縫いを行うことも従来から公知である。
【0003】
被縫製物の搬送方向に直交する向きへ縫針を移動させるミシンにおいて形成される縫い目模様として、図10(a)に示すように模様開始点から模様終了点に至るまで縫い幅Wが一定のジグザグ(千鳥)模様50と、図10(b)に示すように縫い幅が連続的に変化する単位模様56Aを繰り返し形成する縫い目模様56がある。なお、被縫製物は布送り装置によりC方向へ搬送され、縫針は針振り装置によりAB方向に移動する。図10(b)では円形の模様を例示しているが、図11は縫い幅が変化する単位模様56Aの他の例として、24針にて形成されるスカラップ模様を示している。図11(a)は円弧部分が右方を向いたスカラップ模様、図11(b)は円弧部分が左方を向いたスカラップ模様である。スカラップ(Scallop)模様は三日月型の貝殻形状の模様であり、例えばガードルやボディスーツ等の被縫製物のフロント部の縫製に用いられ、被縫製物に高級感を与える。
【0004】
図12(a)は千鳥模様50の縫い始め及び縫い終わりの止め縫い52,54の一例を示す。この止め縫い52,54を行う際の縫針の移動量は、千鳥模様50を形成するために要する縫針の移動量をそのまま用い、布送り装置による被縫製物の送りピッチを小さくすることにより行われている。図12(b)は、送りピッチを変更しないで図12(a)の止め縫い52,54を行った場合の縫い目模様を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、縫い幅が連続的に変化する縫い目模様56の場合には、止め縫いを行うために、縫針の移動量として、縫い目模様を形成するための縫い目データに基づいて決定される移動量をそのまま用い、被縫製物の搬送ピッチを小さくする方法を採用すると、見栄えが悪くなる。図13に示したスカラップ模様の場合を例として説明すると、(a)に示すように縫い目模様56の縫い始めの止め縫い58及び縫い終わりの止め縫い60は(b)の縫い目模様56の縫い始めの部分57及び縫い終わりの部分59を単に送り方向に縮めた形状であるため、図示した例の場合には、止め縫い58,60の一部が極端に左方へ突出した形状となり、見栄えが悪い。
【0006】
このような被縫製物に所定の縫い目模様を繰り返し形成するミシンに用いられる止め縫いデータの作成装置として、特開2000−157766に開示されている例がある。この装置は縫い目データの任意の針数に対応する止め縫いデータに基づく縫針の移動量を、その任意の針数に対応する縫い目データと、その縫い目データに近隣する縫い目データからなる少なくとも2つの縫い目データに基づく縫い目の移動量の平均値近傍となるように導き出すものである。この方法は、設定された止め縫いの針数の全てについて上記のような計算をする必要がある。また、この装置には、被縫製体の1ステップ毎の搬送に対応して格納された止めテーブルを備えているため、模様メモリ中の記憶領域が多く必要となりコストアップとなった。
【0007】
本発明の目的は、縫い幅が連続的に変化する縫い目模様の止め縫いを、模様メモリ中の記憶領域が小さく、簡単、且つ見栄え良く行うことができるミシンを提供することにある。
本発明の他の目的は、簡単な方法で確実に縫い始め或いは縫い終わりの糸端のほつれを防止することができるミシンを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、
上下動可能な縫い針と、
1針毎に被縫製物を搬送方向へ所定の送りピッチで搬送する布送り装置と、
前記送りピッチを変更可能な送りピッチ変更装置と、
前記縫い針を前記搬送方向と直交する方向の任意の針振り位置に移動可能な針振り装置と、
所定の針数により形成されると共に、複数の異なる縫い幅が連続的に変化し、且つ中央が最も広い縫い幅の貝殻形状のスカラップ模様を選択する縫い目模様選択手段と、
被縫製物上に前記スカラップ模様を形成するための針振り位置を決定する縫い目データを各針数に対応させて記憶した記憶手段と、
止め縫いの針数を設定する止め縫い針数設定手段と、
前記スカラップ模様の縫い目データに基づいて、各針毎に前記針振り装置による針振り位置を変更することにより、被縫製物上に、前記縫い目模様選択手段により選択された前記スカラップ模様を繰り返して縫い目模様を形成する模様縫い制御手段と、
前記被縫製物に形成する、前記スカラップ模様の針数を設定する模様縫い針数設定スイッチと、
縫い終わりの止め縫いデータを、前記スカラップ模様縫いの最終針の縫い目データと、前記スカラップ模様縫いの最終針の縫い目データの次の縫い目データとを交互に繰り返したデータとして作成するか、または、前記スカラップ模様縫いの最終針の縫い目データと、前記スカラップ模様縫いの最終針の縫い目データの1針前の縫い目データとを交互に繰り返したデータとして作成する止め縫いデータ作成装置と、
前記模様縫い針数設定スイッチで設定された針数分のスカラップ模様縫いが終了した後、縫い終わりの止め縫いが選択されている場合、前記止め縫い針数設定手段により設定された針数にわたって、且つ前記縫い終わりの止め縫いデータに基づいて、各針毎に前記針振り装置による針振り位置を変更することにより被縫製物上に止め縫いを形成する止め縫い制御手段を備え、
止め縫いの際には前記送りピッチ変更装置により被縫製物の送りピッチを前記所定の送りピッチよりも小さくすることを特徴とするミシンが提供される。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のミシンにおいて、
前記止め縫いデータ作成装置は、
縫い始めの止め縫いデータを、前記スカラップ模様縫いの第0針における縫い目データと第1針の縫い目データを交互に繰り返したデータとして作成する一方、
前記止め縫い制御手段は、縫い始めの止め縫いが選択されている場合、被縫製物上に止め縫いを形成することを特徴とするミシンが提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるミシンの実施の形態を説明する。図1及び図2に示すように本実施の形態によるミシンは、ミシンフレーム1と、ミシンフレーム1内に回転可能に支持されたミシン主軸2と、主軸2に連動して上下動可能な針棒3と、同じく主軸2に連動して被縫製物を搬送方向(図2のC方向)へ搬送するための送り運動を行う送り歯(布送り装置)4と、針棒3を被縫製物6の搬送方向と直交する方向(図1のAB方向)へ任意の移動量で移動可能な針振り装置100を備える。針棒3の下端には縫針5が固定されている。
【0013】
被縫製物6を支持するミシンベッド7の上方には、送り歯4に対向して布押え8が配置されている。この布押え8は縫製の際に下降して被縫製物6を押える。送り歯4は、主軸2に連動して上下左右に楕円形の運動軌跡Dを描き、ミシンベッド7の下方から上方へ浮上している間、送り歯4との間に挟持された被縫製物6を搬送方向Cへ搬送する。ミシンフレーム1には更に、送りピッチ調整ダイヤル9と、止め縫い用送りピッチ調整ダイヤル40と、操作パネル10が取付けられている。送りピッチ調整ダイヤル9は、1針毎の搬送量(送りピッチ)を設定する。また、止め縫い用送りピッチ調整ダイヤル40は、止め縫いの際の送りピッチを設定する。そして、送りピッチ調整ダイヤル9と止め縫い用送りピッチ調整ダイヤル40とで設定された送りピッチは、送り機構を構成する送り調節体(図示省略)の移動により、設定された一方の送りピッチが選択される。
通常、送り調節体はバネにより一方向に付勢される。そして、被縫製物は、送りピッチ調整ダイヤル9の設定量により送られる。また、止め縫いの際は、図3に示す、止め縫いソレノイド41が駆動し、前記バネの付勢力に抗して、送り調節体を移動する。そして、被縫製物は、止め縫い用送りピッチ調整ダイヤル40の送りピッチで送られる。止め縫いソレノイド41と止め縫い用送り送りピッチ調整ダイヤル40と送り調節体とで、送りピッチ変更装置を構成する。
【0014】
操作パネル10には所定の針数により形成される単位模様を選択する縫い目模様選択スイッチ10a、止め縫い方式選択スイッチ10b、止め縫いの針数を設定する止め縫い針数設定スイッチ10c、模様開始位置選択スイッチ10d、縫い目の針数を設定する模様縫い針数設定スイッチ10e等が設けられている。止め縫い方式選択スイッチ10bは様々な止め縫い方式のいずれを採用するかを選択するためのスイッチであるが、以下においては本発明による止め縫い方式が選択された場合についてのみ説明する。操作パネル10ではこの他、縫い始めの止め縫いの有無、縫い終わりの止め縫いの有無その他様々な選択或いは設定を行うことが可能となっている。
【0015】
針振り装置100は、針棒支持台11と、ステッピングモータ12と、針振りリンク13と、針棒支持台軸14とを備えている。針棒支持台11は針棒3を、上下動可能なように支持する。ステッピングモータ12は、その出力軸12aを正逆いずれの方向にも間欠回動可能である。
【0016】
ステッピングモータ12の出力軸12aには針振り駆動腕15が固定され、針振り駆動腕15には針振りリンクピン13aを介して針振りリンク13の一端が回動可能に連結されている。針棒支持台軸14は、針棒支持台軸抱き16を介して一端が針振りリンクピン13bにより針振りリンク13の他端に連結されると共に、他端が針棒支持台11に固定されている。この針棒支持台軸14は、ミシンフレーム1に取付けられている第1及び第2の針棒支持台軸受17a,17bに軸方向の摺動が可能なように支持されている。
【0017】
ステッピングモータ12の出力軸12aが回転すると、針振り駆動腕15及び針振りリンク13を介して、針棒支持台軸14が往復運動をする。この針棒支持台軸14の往復運動による針棒3の往復運動と、それに直交する布送りの組み合せにより、様々な模様縫いがなされる。
【0018】
次に図3に示すブロック図に基づいて本実施の形態によるミシンの制御系を説明する。制御装置20は、縫製作業プログラム等のミシンを制御するために必要なプログラムやデータが記憶されるROM22、各種計算及び処理を行うCPU24及びRAM(記憶手段)26を備えている。RAM26には、被縫製物6上に所定の針数からなる単位模様56Aを形成するために要する縫針5の移動量を決定する縫い目データを各針毎に対応させて記憶されると共にCPU24によって計算されたデータ等が記憶される。CPU24は入出力インターフェース28に接続されている。
【0019】
入出力インターフェース28の入力部にはペダルスイッチ30、操作パネル10の縫い目模様選択スイッチ10a、止め縫い方式選択スイッチ10b、止め縫い針数設定スイッチ10c、模様開始位置選択スイッチ10d及び模様縫い針数設定スイッチ10eが接続されている。ペダルスイッチ30は足踏み式のもので、前踏みにより模様縫いの開始信号、踏み返しにより模様縫いの終了信号を出力する。
【0020】
ミシンの主軸2を回転駆動するミシンモータ32と、針棒3を移動するためのステッピングモータ12はそれぞれモータドライバ33,34を介して入出力インターフェース28の出力部に接続されている。
【0021】
図4(a)は24針で形成されるスカラップ模様の単位模様56A、(b)は、RAM26内に記憶される単位模様56Aの縫い目データを説明するための図である。(a)においてM0,M1,M2・・・は各針落ち点を示し、その添字は針数を表す。Oは縫針5の基準位置を示し、この基準位置から各針落ち点までの距離Dxが縫い目データであり、この縫い目データを針数に対応させてRAM26内に記憶されている。すなわちD0,D1,D2・・・は縫い目データを示し、その添字は対応する針数を表す。この単位模様56Aは被縫製物上へ繰り返し形成されるので、第24針目の針落ちの縫い目データD24の次は第1針目の針落ちの縫い目データD1となる。
【0022】
なお、模様開始位置選択スイッチ10dでは、例えばスカラップ模様56Aの場合には、スカラップ模様56Aの中央の最も縫い幅の広い位置から縫い始める「山始まり」と、最初の最も縫い幅の狭い位置から縫い始める「谷始まり」を選択することができる。図4は「谷始まり」の場合の縫い目模様56及び縫い目データを示しており、「山始まり」の場合は図4の針落ち点M12を第0針として縫い目模様を開始する。
【0023】
次に図5及び図6のフローチャートに基づいて本実施の制御装置20による制御動作を説明する。なお、このフローチャートは制御装置20による制御動作のみを示し、オペレータによる操作は示されていない。例えば、このフローチャートによる動作の前に、オペレータが操作パネル10のスイッチ群を操作することにより縫い目模様及び止め縫い方式が選択され、止め縫い針数及び模様開始位置が設定されているものとする。
【0024】
図中のS1,S2,・・・は処理順(ステップ)の番号を示す。先ずS1でペダルスイッチ30の前踏みによる縫製開始要求があるか否かが判断され、要求があればS2に進み、縫い始めの際の止め縫いが選択されているか否かが判断される。選択されている場合には、S2aで止め縫いソレノイド41が駆動され、止め縫い用送りピッチ調整ダイヤル40で設定された送りピッチに切り換える。次ぎに、S3で止め縫いデータを作成する。この止め縫いデータの作成方法は図7に示すように、縫い目模様56の第0針の縫い目データD0と第1針の縫い目データD1を止め縫い針数設定スイッチ10cで設定された針数分だけ交互に繰り返して止め縫いデータとする。なお、図7では止め縫いの設定針数を5とした例を示している。また、模様縫い針数として説明の便宜上、単位模様56Aを構成する針数Mxを示しているので、24針の次を1針としているが、模様縫い針数設定スイッチ10eで設定される針数は各単位模様56Aでの針数の累計であり、従って、24針の次は25針として計算されるものである。
【0025】
S3で止め縫いデータを作成した後、S4へ進んで縫製動作が行われる。すなわち、作成された止め縫いデータに基づいて、ステッピングモータ12を所定ステップ駆動して針振り装置100により縫針5を搬送方向と直交する方向へ移動し、縫針5を上下動する。更に、止め縫い用送りピッチ調整ダイヤル40で設定された送りピッチで、被縫製物6を搬送方向へ1針分、送り歯4によって搬送する。S5では止め縫い針数設定スイッチ10cで設定された止め縫い針数に達したかどうかが判断され、達していない場合にはS4を繰り返すことにより図7に示すように設定針数の止め縫い58が実行される。
【0026】
S5で止め縫い針数が設定針数に達すると、S5aに進む。S5aで止め縫いソレノイド41の通電が停止され、送りピッチ調整ダイヤル9で設定された通常の送りピッチに切り換わる。S5aの終了及びS2で縫い始めの際の止め縫いが選択されていない場合にはS6に進んで、模様縫いの為の縫い目データをRAM26から読み出す。続いてS7へ進んで、S6で読み込んだ縫い目データにより、ステッピングモータ12を所定ステップ駆動して針振り装置100により縫針5を搬送方向と直交する方向へ移動し、縫針5を上下動し、更に送り歯4によって被縫製物6を搬送方向へ1針分搬送する。S8ではペダルスイッチ30の踏み返しにより縫製終了要求があるか否か或いは模様縫い針数設定スイッチ10eで設定された模様縫い針数に達したかどうかが判断され、縫製終了要求がない場合及び設定針数に達していない場合にはS7を繰り返すことにより所要の模様縫いが実行される。
【0027】
模様縫いが終了すると、S9に進んで、縫い終わりの際の止め縫いが選択されているか否かが判断され、選択されている場合には、S9aで止め縫いソレノイド41が駆動され、止め縫い用送りピッチ調整ダイヤル40で設定された送りピッチに切り換える。次ぎに、S10で止め縫いデータを作成する。この止め縫いデータの作成方法は図8に示すように、模様縫い終了時点における縫い目模様56の最終針(図示した例ではM15)の縫い目データD15と次の針落ち点M16の縫い目データD16を止め縫い針数設定スイッチ10cで設定された針数分だけ交互に繰り返して止め縫いデータとする。なお、図8では止め縫いの設定針数を4とした例を示している。
【0028】
続いてS11へ進んで1針分の縫製動作が行われる。S12では止め縫い針数設定スイッチ10cで設定された止め縫い針数に達したかどうかが判断され、達していない場合にはS11を繰り返すことにより図8に示すように設定針数の止め縫い60が実行される。設定針数の止め縫いが終了すると、S12aに進む。S12aで止め縫いソレノイド41の通電が停止され、送りピッチ調整ダイヤル9で設定された通常の送りピッチに切り換わる。次ぎに、S13へ進んで糸切りが行われて、縫製作業が終了する。
【0029】
なお、図7及び図8で示した例はいずれも模様開始位置選択スイッチ10dで、「谷始まり」を選択した例を示したが、「山始まり」を選択した場合の縫い始めの止め縫い58の例を図9に示す。
【0030】
以上、本発明によるミシンを図面に示した実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこの実施の形態には限定されず、種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では図4(a)に示すように、縫い針5の基準位置O(基線)から各針落ち点までの距離Dx(縫目データ)により、縫い針の移動量を決定し、針振り位置が変更された。これに代えて、縫目データを基準位置Oからの位置データ(絶対位置)として備え、針振り位置を変更して、スカラップ模様等を作成することも容易に考えられる。
【0031】
例えば、縫い始めの止め縫いの場合、縫い目模様56の第0針の縫い目データD0と第1針の縫い目データD1を交互に繰り返して縫いデータを作成する例を示したが、第1針の縫い目データD1に代えて第2針の縫い目データD2、或いは第3針の縫い目データD3を用いることができる。同様に、縫い終わりにおける止め縫いの場合、模様縫い終了時点における縫い目模様56の最終針M15の縫い目データD15と次の針落ち点M16の縫い目データD16を交互に繰り返して止め縫いデータを作成する例を示したが、次の針落ち点M16の縫い目データD16に代えてその1針手前の針落ち点M14の縫い目データD14、或いは更にその手前の針落ち点M13の縫い目データD13を用いることができる。
【0032】
また、上記2つの縫い目データから導かれる縫い幅に所定の係数を乗じて得られる縫い幅となるように止め縫いデータを作成することもできる。この場合の係数は操作パネル10にて任意の値(例えば0.1〜1.0)に設定可能とすることが好ましい。また、この際、縫い始めの止め縫いは左針落ち点を基準に、縫い終わりの止め縫いは最終針落ち位置を基準に、それぞれ縫い目を形成すると縫製後の見栄えがよい。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、止め縫いデータ作成装置により、被縫製物上の止め縫いが行われる位置に最も近い位置における縫い目模様の縫い目データ及びその近傍における縫い目データの2つのデータのみに基づいて止め縫いデータを作成し、設定された止め縫い針数にわたって、止め縫いデータに基づいて、1針毎に針振り装置による針振り位置を変更することにより被縫製物上に止め縫いを形成する止め縫い制御手段を備え、止め縫いの際には被縫製物の送りピッチを所定の送りピッチよりも小さくするので、縫い幅が連続的に変化する縫い目模様の止め縫いデータを簡単に作成することが出来、且つ該止め縫いを見栄え良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるミシンの実施の形態の主要部を示す図である。
【図2】 本実施の形態の主要部を示す図である。
【図3】 本実施の形態のブロック図である。
【図4】 (a)は24針で形成されるスカラップ模様の単位模様、(b)は、RAM内に記憶される単位模様の縫い目データを説明するための図である。
【図5】 本実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【図6】 本実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【図7】 (a)は本実施の形態による模様縫い及び止め縫いを示す図、(b)はその縫い目データ及び止め縫いデータを示す図である。
【図8】 (a)は本実施の形態による模様縫い及び止め縫いを示す図、(b)はその縫い目データ及び止め縫いデータを示す図である。
【図9】 スカラップ模様の「山始まり」を選択した場合の模様縫い及び縫い始めの止め縫いの例を示す図である。
【図10】 針振り装置を有するミシンで縫製可能な模様を示す図で、(a)は千鳥模様、(b)は円形の単位模様を繰り返す模様を示す図である。
【図11】 スカラップ模様を示す図で、(a)は円弧部分が右方を向いたスカラップ模様、(b)は円弧部分が左方を向いたスカラップ模様を示す。
【図12】 (a)は千鳥模様の縫い始め及び縫い終わりの止め縫いの一例を示し、(b)は止め縫いを行わないで(a)の千鳥模様を形成した場合の縫い目模様を示す。
【図13】 (a)はスカラップ模様の縫い始め及び縫い終わりの止め縫いの一例を示し、(b)は止め縫いを行わないで(a)のスカラップ模様を形成した場合の縫い目模様を示す。
【符号の説明】
4 送り歯(布送り装置)
5 縫針
6 被縫製物
9 送りピッチ調整ダイヤル
10 操作パネル
10a 縫い目模様選択スイッチ
10c 止め縫い針数設定スイッチ
12 ステッピングモータ
20 制御装置
26 RAM
40 止め縫い用送りピッチ調整ダイヤル(送りピッチ変更装置)
41 止め縫いソレノイド(送りピッチ変更装置)
56 縫い目模様
56A 単位模様
58,60 止め縫い
100 針振り装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a sewing machine.
[0002]
[Prior art]
A cloth feed device that conveys the sewing product at a predetermined feed pitch in the conveyance direction for each stitch, and a needle swing device that can move the sewing needle in an arbitrary amount of movement in a direction orthogonal to the conveyance direction of the sewing product, 2. Description of the Related Art A sewing machine that forms a stitch pattern by repeating a unit pattern on a workpiece by changing a movement amount of a sewing needle by a needle swing device has been conventionally known. In such a sewing machine, storage means for determining the amount of movement of the sewing needle required to form the stitch pattern is stored for each needle based on the stitch data and storage means for storing the stitch data corresponding to the number of stitches. Pattern sewing control means for changing the amount of movement of the sewing needle by the needle swing device to form a stitch pattern is provided. In addition, it is also well known in the art to perform back stitching in order to prevent fraying of the thread end at the start or end of sewing in a sewing machine.
[0003]
As a stitch pattern formed in the sewing machine that moves the sewing needle in a direction orthogonal to the conveyance direction of the workpiece, a zigzag with a constant sewing width W from the pattern start point to the pattern end point as shown in FIG. There is a (staggered)
[0004]
FIG. 12A shows an example of staggered
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of the
[0006]
Japanese Patent Laid-Open No. 2000-157766 discloses an example of a device for creating backstitch data used in a sewing machine that repeatedly forms a predetermined stitch pattern on such a workpiece. This device determines the movement amount of the sewing needle based on the stop stitch data corresponding to the arbitrary number of stitches of the stitch data, and includes at least two stitches composed of the stitch data corresponding to the arbitrary stitch number and the stitch data adjacent to the stitch data. This is derived so as to be close to the average value of the movement amount of the seam based on the data. In this method, it is necessary to perform the calculation as described above for all the set number of stitches for back stitching. Further, since this apparatus is provided with a stop table stored corresponding to the conveyance of the sewing object for each step, a large storage area in the pattern memory is required, resulting in an increase in cost.
[0007]
It is an object of the present invention to provide a sewing machine that can perform stitch sewing of a stitch pattern whose stitch width continuously changes with a small storage area in a pattern memory and simple and good-looking.
Another object of the present invention is to provide a sewing machine that can reliably prevent fraying of the thread end at the start or end of sewing in a simple manner.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to
A sewing needle that can move up and down;
A cloth feeding device that conveys the sewing product at a predetermined feeding pitch in the conveying direction for each stitch;
A feed pitch changing device capable of changing the feed pitch;
A needle swing device capable of moving the sewing needle to an arbitrary needle swing position in a direction orthogonal to the transport direction;
A seam pattern selecting means for selecting a shell-shaped scalloped pattern having a stitch width which is formed at a predetermined number of stitches and continuously changes in a plurality of different stitch widths and has the widest center width.
Storage means for storing stitch data for determining the needle swing position for forming the scalloped pattern on the sewing product in correspondence with the number of stitches;
The number of backtack stitches setting means for setting the number of backtack stitches,
Based on the stitch data of the scalloped pattern, the scalloped pattern selected by the stitched pattern selecting means is repeated on the workpiece by changing the stitching position by the stitching device for each needle. Pattern sewing control means for forming a pattern;
A pattern sewing needle number setting switch for setting the number of stitches of the scallop pattern to be formed on the sewing product;
A stop sewing data of sewing end, said a scalloped pattern sewing of the last stitch of the stitch data, the scallop pattern sewing of whether to create a stitch data of the last stitch and the next stitch data as repeated data alternately, or, the and stitch data of the last stitch scallop pattern stitch, a stitch data creating apparatus for creating a repetitive data one stitch before the stitch data in alternating stitch data of the last needle of the scalloped pattern sewing,
After the scallop pattern sewing for the number of stitches set by the pattern sewing needle number setting switch is finished, when the back stitch at the end of sewing is selected, the number of stitches set by the back stitch needle number setting means is In addition, the sewing machine includes a backtack control means for forming a backtack on the workpiece by changing the needle swinging position by the needle swinging device for each needle based on the backtack data at the end of sewing,
A sewing machine is provided in which the feed pitch of the workpiece is made smaller than the predetermined feed pitch by the feed pitch changing device at the time of back stitching.
The invention according to
The backtack data creation device
The back stitch data at the start of sewing is created as data in which the stitch data at the 0th needle of the scalloped stitch and the stitch data at the 1st needle are alternately repeated ,
A sewing machine is provided in which the backstitch control means forms a backstitch on the workpiece when the backstitch at the start of sewing is selected.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the sewing machine according to the present invention will be described. As shown in FIGS. 1 and 2, the sewing machine according to the present embodiment includes a
[0013]
A
Usually, the feed adjusting body is biased in one direction by a spring. Then, the workpiece is fed by the set amount of the feed
[0014]
The
[0015]
The
[0016]
A needle
[0017]
When the
[0018]
Next, the control system of the sewing machine according to the present embodiment will be described based on the block diagram shown in FIG. The
[0019]
The input section of the input /
[0020]
The
[0021]
4A is a diagram for explaining stitch data of the
[0022]
In the case of the pattern start
[0023]
Next, the control operation by the
[0024]
In the figure, S1, S2,... Indicate processing order (step) numbers. First, in S1, it is determined whether or not there is a sewing start request by stepping on the
[0025]
After the backtack data is created in S3, the process proceeds to S4 and a sewing operation is performed. That is, the stepping
[0026]
When the number of backtack stitches reaches the set number of stitches in S5, the process proceeds to S5a. In S5a, the energization of the backtack solenoid 41 is stopped, and the normal feed pitch set by the feed
[0027]
When the pattern sewing is completed, the process proceeds to S9, where it is determined whether or not the backtacking at the end of sewing is selected. If it is selected, the backtack solenoid 41 is driven in S9a to The feed pitch is adjusted to the feed pitch set by the feed
[0028]
Subsequently, the process proceeds to S11 where a sewing operation for one stitch is performed. In S12, it is determined whether or not the number of backtack stitches set by the backtack stitching
[0029]
7 and 8 both show an example in which “start of valley” is selected by the pattern start
[0030]
As mentioned above, although the sewing machine by this invention was demonstrated based on embodiment shown in drawing, this invention is not limited to this embodiment, A various change is possible.
For example, in the above embodiment, as shown in FIG. 4A, the movement amount of the sewing needle is determined by the distance Dx (stitch data) from the reference position O (base line) of the
[0031]
For example, in the case of stop stitching at the start of sewing, an example in which the stitch data is generated by alternately repeating the stitch data D0 of the zeroth stitch and the stitch data D1 of the first stitch of the
[0032]
In addition, the backstitch data can be created so as to obtain a stitch width obtained by multiplying the stitch width derived from the two stitch data by a predetermined coefficient. It is preferable that the coefficient in this case can be set to an arbitrary value (for example, 0.1 to 1.0) on the
[0033]
【The invention's effect】
According to the present invention, the backtack data creation device is based on only two data, that is, the seam data of the seam pattern at the position closest to the position where the backsew is performed on the sewing product and the seam data at the vicinity thereof. Backtack control that creates backtack on the sewing product by creating data and changing the needle swing position by the needle swing device for each stitch based on backsew data over the set number of backstitch needles Means, and in the case of backstitching, the feed pitch of the workpiece is made smaller than the predetermined feed pitch, so it is possible to easily create backstitch data for a stitch pattern in which the sewing width changes continuously, In addition, the back stitch can be performed with good appearance.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a main part of an embodiment of a sewing machine according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a main part of the present embodiment.
FIG. 3 is a block diagram of the present embodiment.
4A is a diagram for explaining stitch unit data of a scallop pattern formed by 24 needles, and FIG. 4B is a diagram for explaining stitch data of a unit pattern stored in a RAM.
FIG. 5 is a flowchart showing the operation of the present embodiment.
FIG. 6 is a flowchart showing the operation of the present embodiment.
7A is a diagram showing pattern stitching and backstitching according to the present embodiment, and FIG. 7B is a diagram showing stitch data and backstitch data.
FIG. 8A is a diagram showing pattern stitching and backstitching according to the present embodiment, and FIG. 8B is a diagram showing stitch data and backstitch data.
FIG. 9 is a diagram illustrating an example of pattern sewing and back stitching at the start of sewing when “mountain start” of the scalloped pattern is selected.
FIGS. 10A and 10B are diagrams showing patterns that can be sewn with a sewing machine having a needle swing device, wherein FIG. 10A shows a staggered pattern, and FIG. 10B shows a pattern that repeats a circular unit pattern.
11A and 11B are diagrams showing a scalloped pattern, in which FIG. 11A shows a scalloped pattern with an arc portion facing right, and FIG. 11B shows a scalloped pattern with an arc portion facing left.
12A shows an example of staggered stitches at the start and end of a staggered pattern, and FIG. 12B shows a stitch pattern when the staggered pattern of FIG.
FIG. 13A shows an example of a scallop stitch at the start and end of sewing, and FIG. 13B shows a stitch pattern when the scallop pattern of FIG.
[Explanation of symbols]
4 Feed dog (cloth feed device)
5 Sewing needle 6
40 Back feed stitch adjustment dial (feed pitch changing device)
41 Backtack solenoid (feed pitch changing device)
56
Claims (2)
1針毎に被縫製物を搬送方向へ所定の送りピッチで搬送する布送り装置と、
前記送りピッチを変更可能な送りピッチ変更装置と、
前記縫い針を前記搬送方向と直交する方向の任意の針振り位置に移動可能な針振り装置と、
所定の針数により形成されると共に、複数の異なる縫い幅が連続的に変化し、且つ中央が最も広い縫い幅の貝殻形状のスカラップ模様を選択する縫い目模様選択手段と、
被縫製物上に前記スカラップ模様を形成するための針振り位置を決定する縫い目データを各針数に対応させて記憶した記憶手段と、
止め縫いの針数を設定する止め縫い針数設定手段と、
前記スカラップ模様の縫い目データに基づいて、各針毎に前記針振り装置による針振り位置を変更することにより、被縫製物上に、前記縫い目模様選択手段により選択された前記スカラップ模様を繰り返して縫い目模様を形成する模様縫い制御手段と、
前記被縫製物に形成する、前記スカラップ模様の針数を設定する模様縫い針数設定スイッチと、
縫い終わりの止め縫いデータを、前記スカラップ模様縫いの最終針の縫い目データと、前記スカラップ模様縫いの最終針の縫い目データの次の縫い目データとを交互に繰り返したデータとして作成するか、または、前記スカラップ模様縫いの最終針の縫い目データと、前記スカラップ模様縫いの最終針の縫い目データの1針前の縫い目データとを交互に繰り返したデータとして作成する止め縫いデータ作成装置と、
前記模様縫い針数設定スイッチで設定された針数分のスカラップ模様縫いが終了した後、縫い終わりの止め縫いが選択されている場合、前記止め縫い針数設定手段により設定された針数にわたって、且つ前記縫い終わりの止め縫いデータに基づいて、各針毎に前記針振り装置による針振り位置を変更することにより被縫製物上に止め縫いを形成する止め縫い制御手段を備え、
止め縫いの際には前記送りピッチ変更装置により被縫製物の送りピッチを前記所定の送りピッチよりも小さくすることを特徴とするミシン。A sewing needle that can move up and down;
A cloth feeding device that conveys the sewing product at a predetermined feeding pitch in the conveying direction for each stitch;
A feed pitch changing device capable of changing the feed pitch;
A needle swing device capable of moving the sewing needle to an arbitrary needle swing position in a direction orthogonal to the transport direction;
A seam pattern selecting means for selecting a shell-shaped scalloped pattern having a stitch width which is formed at a predetermined number of stitches and continuously changes in a plurality of different stitch widths and has the widest center width.
Storage means for storing stitch data for determining a needle swing position for forming the scalloped pattern on the workpiece to be sewn corresponding to the number of stitches;
The number of backtack stitches setting means for setting the number of backtack stitches,
Based on the stitch data of the scalloped pattern, the scalloped pattern selected by the stitched pattern selecting means is repeated on the workpiece by changing the stitching position by the stitching device for each needle. Pattern sewing control means for forming a pattern;
A pattern sewing needle number setting switch for setting the number of stitches of the scallop pattern to be formed on the sewing product;
A stop sewing data of sewing end, said a scalloped pattern sewing of the last stitch of the stitch data, the scallop pattern sewing of whether to create a stitch data of the last stitch and the next stitch data as repeated data alternately, or, the A backtack data creation device for creating stitch data of the last stitch of scalloped pattern sewing and stitch data of one stitch before the stitch data of the last stitch of scalloped pattern stitching as alternately repeated data ;
After the scalloped pattern sewing for the number of stitches set by the pattern stitching needle number setting switch is finished, when the back stitching at the end of sewing is selected, over the number of stitches set by the backsew stitch number setting means, In addition, it comprises a backtack control means for forming a backtack on the sewing product by changing the needle swing position by the needle swinging device for each needle based on the backtack data at the end of sewing,
A sewing machine characterized in that the feed pitch of the sewing product is made smaller than the predetermined feed pitch by the feed pitch changing device at the time of back stitching.
縫い始めの止め縫いデータを、前記スカラップ模様縫いの第0針における縫い目データと第1針の縫い目データを交互に繰り返したデータとして作成する一方、
前記止め縫い制御手段は、縫い始めの止め縫いが選択されている場合、被縫製物上に止め縫いを形成することを特徴とする請求項1記載のミシン。The backtack data creation device
The back stitch data at the start of sewing is created as data in which the stitch data at the 0th needle of the scalloped stitch and the stitch data at the 1st needle are alternately repeated ,
The sewing machine according to claim 1, wherein the backtack control means forms a backtack on the sewing product when backtacking at the start of sewing is selected.
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