JP4485577B2 - パリティ生成回路,パリティ生成回路用構成回路,情報処理装置,及びエンコーダ - Google Patents

パリティ生成回路,パリティ生成回路用構成回路,情報処理装置,及びエンコーダ Download PDF

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Description

本発明は、2進数の入力データに対するプライオリティエンコーダからの出力データに対してパリティを生成するための技術に関する。
従来から、2進数で表わされる入力データに対して、この入力データの先頭ビットから見て最初に“0”もしくは“1”が出現するビット位置を出力データとして出力するプライオリティエンコーダがある。
従来、このプライオリティエンコーダの出力データ(プライオリティエンコーダ結果)にパリティビットを付加することはなかった。なお、パリティの生成方法に関しては、従来から種々の技術が提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。
しかし、近年、エラー検知をより細かくしたいという要望が高まっており、高信頼性プロセッサにはエラー検出をするために、従来では対象としていなかったような演算回路に対してもパリティビットを付加して信頼性を向上している。その一環として、プライオリティエンコーダ(例えば、データの正規化処理のためのシフト量演算に使われる回路であって、入力データの先頭ビットからのゼロの数を計数するリーディングゼロカウンタ(Leading Zero Counter))の出力データにパリティビットを付加することが望まれている。
そこで、プライオリティエンコーダの出力データに対してパリティを生成する方法として、例えば、図14に示す第1の方法や図15に示す第2の方法が容易に想到される。
なお、以下の説明において、プライオリティエンコーダは、2進数入力データの先頭から最初の“0”の位置(ビット位置)を出力データとして出力するものである場合を例にあげて説明する。
また、パリティビットは、データのエラーを検出するために、データに含まれる“1”もしくは“0”の個数を、偶数,奇数で表わす信号であり、以下の説明において、プライオリティエンコーダの出力データに含まれる“1”の個数が奇数ならば、パリティビットが“1”になる場合を例にあげて説明する。
まず、第1の方法として、図14に示すごとく、プライオリティエンコーダ100の出力側にEXOR(EXclusive OR;排他的論理和)回路102をそなえ、このEXOR回路102がプライオリティエンコーダ100の出力データの排他的論理和を取ることによって、当該出力データのパリティを生成する方法が考えられる。
さらに、第2の方法として、図15に示すごとく、複数の論理積回路103(図15には論理積回路103−0〜103−2のみ表記)と、一つの論理和回路104とからなるパリティ生成回路105において、プライオリティエンコーダ(図示略)への入力データ(入力信号;Z0〜Zn)に基づいてプライオリティエンコーダの出力データのパリティを生成する方法が考えられる。
具体的には、複数の論理積回路103が並列的にそなえられ、最上位の論理積回路103(ここでは論理積回路103−0)から順に、入力データが2ビットずつ追加されながら入力され、各論理積回路103は入力データが特定パターンのときのみ“1”を出力するように構成されている。なお、論理積回路103の数は、入力データのビット数と各論理積回路103に追加されていくビット数とに対応している。
つまり、図15に示すごとく、最上位の論理積回路103−0には入力データZn、及び、入力データZn−1の反転データが入力される。これにより、論理積回路103−0からは、入力データZnが“1”であり、且つ、入力データZn−1が“0”である場合にのみ、“1”が出力される。
また、論理積回路103−1には入力データZn,Zn−1に加えて、入力データZn−2、及び、入力データZn−3の反転データが入力される。これにより、論理積回路103−1からは、入力データZn〜Zn−2がすべて“1”であり、且つ、入力データZn−3が“0”である場合にのみ、“1”が出力される。
さらに、論理積回路103−2には入力データZn〜Zn−3に加えて、入力データZn−4、及び、入力データZn−5の反転データが入力される。これにより、論理積回路103−2からは、入力データZn〜Zn−4がすべて“1”であり、且つ、入力データZn−5が“0”である場合にのみ、“1”が出力される。
そして、最下位の論理積回路103では、入力データZn〜Z0のすべてが入力され、論理積が算出される。
次いで、パリティ生成回路105では、論理和回路104が、これら複数の論理積回路103のすべての出力の論理和を算出することによって、その算出結果をパリティビットとして出力する。
特開2000−20332号公報
しかしながら、図14を参照しながら上述した第1の方法では、プライオリティエンコーダ100の出力を用いてパリティを生成するので、プライオリティエンコーダ100の処理時間にパリティ生成のディレイが単純に加えられることになり、パリティビットを付加しない従来のプライオリティエンコーダに対して処理時間が増大して高速化が困難になってしまう。
また、図15を参照しながら上述した第2の方法では、入力データZn〜Z0のうちの上位データ(ここでは入力データZnが最上位データ)は多数の論理積回路103に入力しなければならず、回路が複雑化してしまう。例えば、入力データZn,Zn−1はすべての論理積回路103に入力しなければならず、回路が非常に複雑化してしまう。
さらに、第2の方法では、並列的にそなえられた複数の論理積回路103のうちの下位側の論理積回路103には多数の入力データが入力されることになるので、回路が複雑化してしまうとともに、論理積回路103での処理時間が長くなってしまう。例えば、最下位の論理積回路103ではすべての入力データZn〜Z0の論理積を算出しなければならず、ディレイが増大してしまう。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、処理時間を増大させることなく、また、回路を複雑化することなく、プライオリティエンコーダの出力データに対するパリティを生成できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のパリティ生成回路は、2進数入力データを入力され該2進数入力データの先頭ビットから見て最初に“0”もしくは“1”が出現するビット位置を出力データとして出力するエンコーダに並設されるとともに、構成回路をツリー状に多段接続することにより構成され、前記2進数入力データが入力され、入力された前記2進数入力データに基づいて、該エンコーダからの前記出力データのパリティを生成するものであって、該構成回路は、それぞれ1ビットの第1〜4信号が入力され、前記第1〜4信号に基づいて、前記第1信号の否定論理と前記第3信号との論理積と、前記第1信号と前記第4信号の否定論理の論理積と、の論理和をパリティ生成用信として生成して出力するとともに前記第1信号と前記第2信号との論理積を論理積信号として生成し、前記2進数入力データが入力される構成回路において、前記第1信号および第2信号は、それぞれ、前記2進数入力データにおける前記先頭ビット側から連続する2ビットのうち、先頭ビット側のビットデータおよび他方のビットデータであり、前記第3信号および第4信号は、 “0”または“1”のいずれか一方の値であり、前記2進数入力データが入力される構成回路以外の構成回路において、前記第1信号および第2信号は、それぞれ、前段における2つの構成回路のうち、先頭ビット側の構成回路からの論理積信号および他方の構成回路からの論理積信号であり、前記第3信号および第4信号は、それぞれ、前記前段における2つの構成回路のうち、先頭ビット側の構成回路からのパリティ生成用信号および他方の構成回路からのパリティ生成用信号であることを特徴としている。
また、上記目的を達成するため、本発明のパリティ生成回路用構成回路は、2進数入力データを入力され該2進数入力データの先頭ビットから見て最初に“0”もしくは“1”が出現するビット位置を出力データとして出力するエンコーダに並設されるとともに、前記2進数入力データが入力され、入力された前記2進数入力データに基づいて、このエンコーダからの前記出力データのパリティを生成するパリティ生成回路を構成すべく、該パリティ生成回路においてツリー状に多段接続される構成回路であって、それぞれ1ビットの第1〜4信号が入力され、前記第1〜4信号に基づいて、前記第1信号の否定論理と前記第3入力信号との論理積と、前記第1信号と前記第4信号の否定論理との論理積と、の論理和を生成してパリティ生成用信号として次段の構成回路に出力する論理回路と、前記第1信号と前記第2信号との論理積を生成して論理積信号として前記次段の構成回路に出力する論理積回路とをそなえ、前記2進数入力データが入力される構成回路において、前記第1信号および第2信号は、それぞれ、前記2進数入力データにおける前記先頭ビット側から連続する2ビットのうち、先頭ビット側のビットデータおよび他方のビットデータであり、前記第3信号および第4信号は、 “0”または“1”のいずれか一方の値であり、前記2進数入力データが入力される構成回路以外の構成回路において、前記第1信号および第2信号は、それぞれ、前段における2つの構成回路のうち、先頭ビット側の構成回路からの論理積信号および他方の構成回路からの論理積信号であり、前記第3信号および第4信号は、それぞれ、前記前段における2つの構成回路のうち、先頭ビット側の構成回路からのパリティ生成用信号および他方の構成回路からのパリティ生成用信号であることを特徴としている。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、2進数入力データを入力され該2進数入力データの先頭ビットから見て最初に“0”もしくは“1”が出現するビット位置を出力データとして出力するエンコーダと、このエンコーダに並設されるとともに、前記2進数入力データが入力され、入力された前記2進数入力データに基づいて、該エンコーダからの前記出力データのパリティを生成するパリティ生成回路とをそなえ、このパリティ生成回路が、構成回路をツリー状に多段接続することにより構成され、
該構成回路は、それぞれ1ビットの第1〜4信号が入力され、前記第1〜4信号に基づいて、前記第1信号の否定論理と前記第3信号との論理積と、前記第1信号と前記第4信号の否定論理の論理積と、の論理和をパリティ生成用信として生成して出力し、前記2進数入力データが入力される構成回路において、前記第1信号および第2信号は、それぞれ、前記2進数入力データにおける前記先頭ビット側から連続する2ビットのうち、先頭ビット側のビットデータおよび他方のビットデータであり、前記第3信号および第4信号は、 “0”または“1”のいずれか一方の値であり、前記2進数入力データが入力される構成回路以外の構成回路において、前記第1信号および第2信号は、それぞれ、前段における2つの構成回路のうち、先頭ビット側の構成回路からの論理積信号および他方の構成回路からの論理積信号であり、前記第3信号および第4信号は、それぞれ、前記前段における2つの構成回路のうち、先頭ビット側の構成回路からのパリティ生成用信号および他方の構成回路からのパリティ生成用信号であることを特徴としている。
また、上記目的を達成するため、本発明のエンコーダは、2進数入力データを入力され該2進数入力データの先頭ビットから見て最初に“0”もしくは“1”が出現するビット位置を出力データとして出力するものであって、前記出力データのパリティを生成するパリティ生成回路をそなえ、このパリティ生成回路が、構成回路をツリー状に多段接続することにより構成され、該構成回路は、それぞれ1ビットの第1〜4信号が入力され、前記第1〜4信号に基づいて、前記第1信号の否定論理と前記第3信号との論理積と、前記第1信号と前記第4信号の否定論理の論理積と、の論理和をパリティ生成用信として生成して出力し、前記2進数入力データが入力される構成回路において、前記第1信号および第2信号は、それぞれ、前記2進数入力データにおける前記先頭ビット側から連続する2ビットのうち、先頭ビット側のビットデータおよび他方のビットデータであり、前記第3信号および第4信号は、 “0”または“1”のいずれか一方の値であり、前記2進数入力データが入力される構成回路以外の構成回路において、前記第1信号および第2信号は、それぞれ、前段における2つの構成回路のうち、先頭ビット側の構成回路からの論理積信号および他方の構成回路からの論理積信号であり、前記第3信号および第4信号は、それぞれ、前記前段における2つの構成回路のうち、先頭ビット側の構成回路からのパリティ生成用信号および他方の構成回路からのパリティ生成用信号であることを特徴としている。
このように、本発明によれば、パリティ生成回路が、エンコーダへの入力データを用いて、エンコーダの処理と並行してパリティを生成することができ、処理時間を増大させることがない。
また、パリティ生成回路が、複数の第1構成回路を並列的にそなえる第1段生成部と、この第1段生成部からの第1信号及び第2信号に基づいてパリティを生成する第2段生成部とをそなえて構成されているので、一つの入力データを多数のゲートに入力させる必要がなく、回路が複雑にならず、簡素な構成でパリティを生成することができる。
本発明の第1〜第4実施形態としての情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態としての情報処理装置のパリティ生成回路の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態としての情報処理装置のパリティ生成回路のパリティ生成回路用構成回路の構成を示す回路図である。 図3に示すパリティ生成回路用構成回路における入力データと出力データとの関係を示す図である。 本発明の第2実施形態としての情報処理装置のパリティ生成回路の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態としての情報処理装置のパリティ生成回路の第1構成回路の構成を示す回路図である。 本発明の第3実施形態としての情報処理装置のパリティ生成回路の構成を示す図である。 本発明の第3実施形態としての情報処理装置のパリティ生成回路のパリティ生成回路用構成回路の構成を示す回路図である。 図8に示すパリティ生成回路用構成回路における入力データと出力データとの関係を示す図である。 本発明の第4実施形態としての情報処理装置のパリティ生成回路の構成を示す図である。 本発明の第4実施形態としての情報処理装置のパリティ生成回路の第1構成回路の構成を示す回路図である。 本発明の変形例としての情報処理装置の一部(主に修正部)の構成を示す図である。 本発明の変形例としての情報処理装置の一部(主に修正部)の構成を示す図である。 プライオリティエンコーダの出力データに対してパリティを生成する第1の方法を実現する構成を示す図である。 プライオリティエンコーダの出力データに対してパリティを生成する第2の方法を実現する回路図の一部を示す図である。
符号の説明
1,1a,1b,1c 情報処理装置
2,100 プライオリティエンコーダ(エンコーダ)
3,3a,3b,3c,105 パリティ生成回路
4,4a,4b,4c 第1段生成部
5,5b 第2段生成部
5−1 前段生成部
5−2 後段生成部
6,6c 修正部
6a,11a,11b,11e,12b〜j NOTゲート
6b,11f,11h,12r,12u,12v,103−0〜103−2 ANDゲート
6d,6e,104 ORゲート
10−1〜10−15,10a−1〜10a−8,10b−1〜10b−5,10c−1〜10c−4 パリティ生成回路用構成回路(10−1〜10−8,10a−1〜10a−8,10b−1〜10b−4,10c−1〜10c−4:第1構成回路,10−9〜10−12,10b−5:第2構成回路)
11c,11d,12n〜q 論理ゲート
11g,12a,12s バッファゲート
12k〜m,12t NANDゲート
102 EXOR(EXclusive OR)回路(排他的論理和回路)
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
〔1〕本発明の第1実施形態について
まず、図1を参照しながら、本発明の第1実施形態としての情報処理装置の構成について説明する。この図1に示すように、本情報処理装置1は、プライオリティエンコーダ(エンコーダ)2及びパリティ生成回路3をそなえて構成されている。
これらプライオリティエンコーダ2及びパリティ生成回路3のそれぞれには入力データZ15〜Z0が入力される。ここで、入力データZ15〜Z0は、2進数(“1”もしくは“0”)で表わされる16ビットの一連のデータであり、入力データZ15が最上位(先頭ビット)であり、入力データZ0が最下位となる。
プライオリティエンコーダ2は、入力データZ15〜Z0の先頭ビット(入力データZ15)から見て最初に“0”が出現するビット位置を出力データ(プライオリティエンコーダ結果)として出力するものである。なお、プライオリティエンコーダ2からの出力データは2進数データであり、この出力データが示すビット位置は、最初に出現した“0”の位置であってもよいし、先頭ビットから当該“0”までの“1”の数であってもよい。
パリティ生成回路3は、プライオリティエンコーダ2に並設され、プライオリティエンコーダ2からの出力データのパリティP´を生成するものであり、図2に示すごとく、複数のパリティ生成回路用構成回路(以下、単に構成回路という)10−1〜10−15をそなえて構成されている。なお、以下の説明において、複数の構成回路10−1〜10−15を特に区別する必要がない場合には単に符号“10”を用いて説明する。
図2に示すごとく、パリティ生成回路3は、複数の構成回路10−1〜10−15がツリー状に多段接続されて構成されており、ここでは、構成回路10−1〜10−8から第1段生成部4が構成され、構成回路10−9〜10−15から第2段生成部5が構成されている。なお、パリティ生成回路3では複数の構成回路10−1〜10−15のそれぞれは同一の構成である。
第1段生成部4としての構成回路10−1〜10−8(以下、構成回路10−1〜10−8のことを第1構成回路10−1〜10−8ともいう)は、構成回路10−1から構成回路10−8に向けて順に並列的に配置され、構成回路10−1〜10−8のそれぞれが、入力データZ15〜Z0のうちの先頭ビットから所定ビット数(好ましくは、2のn乗(nは1以上の整数);ここでは2ビット)を順に担当するように構成されている。
ここでは、構成回路10−1に入力データZ15,Z14が入力され、構成回路10−2に入力データZ13,Z12が入力され、構成回路10−3に入力データZ11,Z10が入力され、構成回路10−4に入力データZ9,Z8が入力され、構成回路10−5に入力データZ7,Z6が入力され、構成回路10−6に入力データZ5,Z4が入力され、構成回路10−7に入力データZ3,Z2が入力され、構成回路10−8に入力データZ1,Z0が入力される。
そして、複数の構成回路10−1〜10−8のそれぞれは、自身に入力された所定ビット数(ここでは2ビット)のビットデータについてのパリティ生成用の仮パリティビットP(第1信号)を生成して出力するとともに(図中の“P”参照)、担当する所定ビット数のビットデータがすべて“1”もしくは“0”(ここでは“1”)であるか否かを示すG信号(第2信号)を生成して出力する(図中の“G”参照)。
なお、図2において、各構成回路10−1〜10−8における符号“A1”,“A0”,“B1”,“B0”は、それぞれ、入力(もしくは、入力ポート)を示すものであり、入力A1,A0は担当する入力データZ15〜Z0のいずれかであり、入力A1は上位側の入力データ、入力0は下位側の入力データである。また、入力B1,B0は強制的に“0”にされている。
また、構成回路10−9〜10−15における入力A1,A0,B1,B0は前段に接続された構成回路10からの仮パリティビットPもしくはG信号であり、これらについては、後述の第2段生成部5の説明部分において詳細に説明する。
ここで、図3を参照しながら構成回路10の構成について説明する。なお、図3に示す構成は、複数の構成回路10−1〜10−15のすべてに共通する。
構成回路10は、NOTゲート11a,11b,11e、論理ゲート11c,11d、及びANDゲート11fをそなえて構成されている。
特に、構成回路10は、次式(1)により、仮パリティビットPが算出されて出力されるように、NOTゲート11a,11b,11e及び論理ゲート11c,11dをそなえて構成されている。なお、下記式(1)において、XA1は入力A1の反転を示し、XB0は入力B0の反転を示している。
P=XA1・B1+A1・XB0 ・・・(1)
また、構成回路10は、次式(2)によってG信号が算出されて出力されるように、ANDゲート11fをそなえて構成されている。
G=A0・A1 ・・・(2)
つまり、G信号は、入力A0と入力A1との論理積である。
なお、上記式(1),(2)によれば、図4の表13に示すごとく、仮パリティビットPやG信号が生成される。つまり、入力“A1A0”が“00”もしくは“01”のとき、仮パリティビットPは入力B1になり、G信号は“0”になる。
また、入力“A1A0”が“10”のとき、仮パリティビットPは入力B0の反転(“XB0”)になり、G信号は“0”になる。
さらに、入力“A1A0”が“11”のとき、仮パリティビットPは入力B0の反転(“XB0”)になり、G信号は“1”になる。
次に、第2段生成部5について説明すると、第2段生成部5は、第1段生成部4における複数の第1構成回路10−1〜10−8からの仮パリティビットP及びG信号に基づいて、エンコーダ2の出力データのパリティP´を生成するものであり、構成回路10−9〜10−12(以下、構成回路10−9〜10−12のことを第2構成回路10−9〜10−12ともいう)からなる前段生成部5−1と、構成回路10−13〜10−15からなる後段生成部5−2とをそなえて構成されている。
前段生成部5−1としての構成回路10−9〜10−12は、構成回路10−9〜10−12に向けて順に並列的に配置され、構成回路10−9〜10−12のそれぞれが、前段の第1段生成部4の複数の第1構成回路10−1〜10−8からの仮パリティビットP及びG信号を先頭ビット側から所定ビット数(好ましくは、2のn乗(nは1以上の整数);ここでは2ビット)を順に担当するように構成されている。
ここで、構成回路10−9〜10−12の構成は、図3に示すごとく、構成回路10−1〜10−8と同様に構成されているが、構成回路10−9〜10−12において入力A1として前段に接続された第1構成回路のうちの上位側の構成回路のG信号が入力され、入力A0として前段に接続された第1構成回路のうちの下位側の構成回路のG信号が入力される。
さらに、構成回路10−9〜10−12において入力B1として前段に接続された第1構成回路のうちの上位側の構成回路の仮パリティビットPが入力され、入力B0として前段に接続された第1構成回路のうちの下位側の構成回路の仮パリティビットPが入力される。
具体的には、構成回路10−9〜10−12のそれぞれは、2つの第1構成回路を前段に接続され、構成回路10−9はその前段に第1構成回路10−1,10−2を接続され、構成回路10−10はその前段に第1構成回路10−3,10−4を接続され、構成回路10−11はその前段に第1構成回路10−5,10−6を接続され、構成回路10−12はその前段に第1構成回路10−7,10−8を接続されている。
したがって、構成回路10−9の入力A1として第1構成回路10−1のG信号が入力され、入力A0として第1構成回路10−2のG信号が入力され、入力B1として第1構成回路10−1の仮パリティビットPが入力され、入力B0として第1構成回路10−2の仮パリティビットPが入力される。
また、構成回路10−10の入力A1として第1構成回路10−3のG信号が、入力A0として第1構成回路10−4のG信号が、入力B1として第1構成回路10−3の仮パリティビットPが、入力B0として第1構成回路10−4の仮パリティビットPが、それぞれ入力される。
さらに、構成回路10−11の入力A1として第1構成回路10−5のG信号が、入力A0として第1構成回路10−6のG信号が、入力B1として第1構成回路10−5の仮パリティビットPが、入力B0として第1構成回路10−6の仮パリティビットPが、それぞれ入力される。
また、構成回路10−12の入力A1として第1構成回路10−7のG信号が、入力A0として第1構成回路10−8のG信号が、入力B1として第1構成回路10−7の仮パリティビットPが、入力B0として第1構成回路10−8の仮パリティビットPが、それぞれ入力される。
そして、第2構成回路10−9〜10−12のそれぞれは、入力A1,A0及び入力B1,B0に基づいて、上記式(1)により前段の第1構成回路からの仮パリティビットP(第1信号)にかかるビットデータについてのパリティ生成用の仮パリティビットP(第3信号)を生成して出力する。
さらに、第2構成回路10−9〜10−12のそれぞれは、入力A1,A0に基づいて、上記式(2)により前段の第1構成回路からのG信号(第2信号)の論理積(G信号;第4信号)を生成して出力する。
後段生成部5−2としての構成回路10−13〜10−15は、前段生成部5−1における複数の第2構成回路10−9〜10−12からの仮パリティビットP及びG信号に基づいて、プライオリティエンコーダ2からの出力データのパリティP´を生成するものであり、構成回路10−13〜10−15がツリー状に多段接続されて構成されている。
つまり、構成回路10−13,10−14が並列的にそなえられ、これら構成回路10−13,10−14の後段に構成回路10−15が接続されている。
構成回路10−13は、その前段に第2構成回路10−9,10−10を接続され、構成回路10−14は、その前段に第2構成回路10−11,10−12を接続されている。
なお、構成回路10−13において、入力A1は第2構成回路10−9のG信号であり、入力A0は第2構成回路10−10のG信号であり、入力B1は第2構成回路10−9の仮パリティビットPであり、入力B0は第2構成回路10−10の仮パリティビットPである。
また、構成回路10−14において、入力A1は第2構成回路10−11のG信号であり、入力A0は第2構成回路10−12のG信号であり、入力B1は第2構成回路10−11の仮パリティビットPであり、入力B0は第2構成回路10−12の仮パリティビットPである。
そして、構成回路10−13,10−14は、上記第2構成回路10−9〜10−12と同様に、担当する前段の構成回路からの仮パリティビットP及びG信号に基づいて、上記式(1),(2)により仮パリティビットP及びG信号を生成する。
つまり、構成回路10−13,10−14は、前段における構成回路からの仮パリティビット(第3信号)及びG信号(第4信号)に基づいて、仮パリティビットPにかかるビットデータについてのパリティ生成用信号を、次段の構成回路10−15への仮パリティビットP(第3信号)として生成して出力するとともに、前段における構成回路からのG信号の論理積を次段の構成回路10−15へのG信号(第4信号)として生成して出力する。
構成回路10−15は最終段の構成回路(つまり、ツリー状の頂点の構成回路)であり、構成回路10−13,10−14からの仮パリティビットP及びG信号に基づいて、上記式(1)により、プライオリティエンコーダ2の出力データのパリティP´を生成して出力する。
ここでは、プライオリティエンコーダ2の出力データに含まれる“1”の個数が奇数ならば、パリティP´が“1”になる。
このように、本発明の第1実施形態としての情報処理装置1によれば、パリティ生成回路3が、プライオリティエンコーダ2への入力データZ15〜Z0を用いて、プライオリティエンコーダ2の処理と並行してパリティP´を生成することができ、処理時間を増大させることがない。
また、パリティ生成回路3が、複数の第1構成回路10−1〜10−8を並列的にそなえる第1段生成部4と、この第1段生成部4からの仮パリティビットP及びG信号に基づいてパリティP´を生成する第2段生成部5とをそなえて構成されているので、上述した図15に示す第2の方法のように、一つの入力データを多数のゲートに入力させる必要がなく、回路が複雑にならず、簡素な構成でパリティP´を生成することができる。
つまり、入力データZ15〜Z0を2ビットに分割し、その構成単位を2ビットとする構成回路10−1〜10−15をツリー状に多段接続してパリティ生成回路3を構成することによって、回路を簡素化することができる。
しかも、パリティ生成回路3によれば、上述した第2の方法のごとく、多数のデータ(例えば、すべての入力データ)の論理積を算出するようなことがないので、高速にパリティP´を生成することができる。
また、パリティ生成回路3は、第1段生成部4を構成する第1構成回路10−1〜10−8及び第2段生成部5を構成する構成回路10−9〜10−15を、ツリー状に多段接続して構成されるので、各構成回路間の接続が非常に簡素になり、複雑な構成にならずにパリティP´を生成することができる。
〔2〕本発明の第2実施形態について
次に、本発明の第2実施形態としての情報処理装置について説明する。図1に示すように、本発明の第2実施形態としての情報処理装置1aもプライオリティエンコーダ2及びパリティ生成回路3aをそなえて構成されており、本情報処理装置1aは、上述した第1実施形態の情報処理装置1に対して、パリティ生成回路3aの構成(特に後述する第1構成回路10a−1〜10a−8(図5,図6参照))が異なっている。
したがって、ここでは上述した第1実施形態の情報処理装置1との共通部分についてはその詳細な説明を省略し、以下、上述した第1実施形態の情報処理装置1とは異なる部分について説明する。
図5は本情報処理装置1aのパリティ生成回路3aの構成を示す図である。なお、図5において既述の符号と同一の符号は同一の部分もしくは略同一の部分を示しており、ここではこれらの部分の詳細な説明は省略する。
図5に示すように、本情報処理装置1aのパリティ生成回路3aは、第1構成回路10a−1〜10a−8が並列的にそなえてなる第1段生成部4a,第2構成回路10−9〜10−15をそなえてなる第2段生成部5,及び修正部6をそなえて構成されている。なお、第1構成回路10a−1〜10a−8及び第2構成回路10−9〜10−15は、ツリー状に多段接続されている。
第1段生成部4aを構成する第1構成回路10a−1〜10a−8は、第2構成回路10−9〜10−15とは異なる構成をしており、図6に示すごとく、入力A1,A0のみをそなえて構成されている。
つまり、図6に示すように、第1構成回路10a−1〜10a−8のそれぞれは、バッファゲート11g及びANDゲート11hをそなえて構成され、2ビットの入力データのみが入力されるように構成されており、上述した第1実施形態の第1構成回路10−1〜10−8のごとく入力B1,B0をそなえていない。
このため、各第1構成回路10a−1〜10a−8は、入力A1を仮パリティビットP(第1信号)として出力するとともに、入力A1,A0の論理積をG信号(第2信号)として出力する。
なお、上述した第1実施形態の第1構成回路10−1〜10−8と同様に、構成回路10a−1には入力データZ15,Z14がそれぞれ入力A1,A0として入力され、構成回路10a−2には入力データZ13,Z12がそれぞれ入力A1,A0として入力され、構成回路10a−3には入力データZ11,Z10がそれぞれ入力A1,A0として入力され、構成回路10a−4には入力データZ9,Z8がそれぞれ入力A1,A0として入力され、構成回路10a−5には入力データZ7,Z6がそれぞれ入力A1,A0として入力され、構成回路10a−6には入力データZ5,Z4がそれぞれ入力A1,A0として入力され、構成回路10a−7には入力データZ3,Z2がそれぞれ入力A1,A0として入力され、構成回路10a−8には入力データZ1,Z0がそれぞれ入力A1,A0として入力される。
修正部6は、最終段の構成回路10−15から出力された仮パリティビットPとG信号とに基づいて、パリティP´を生成するものであり、NOTゲート6a及びANDゲート6bをそなえて構成されている。
つまり、修正部6は、前段の構成回路10−15から出力されたG信号をNOTゲート6aで反転し、この反転されたG信号と仮パリティビットPとの論理積をANDゲート6bで算出することによって、パリティP´を生成する。
パリティ生成回路3aでは、第1段生成部4a及び第2段生成部5によって生成されるパリティ(すなわち、構成回路10−15から出力される仮パリティビットP)は、第1段生成部4aの構成に起因して、入力データZ15〜Z0がすべて“1”であった場合に誤った値を出力してしまうが、修正部6が構成回路10−15から出力される仮パリティビットPを訂正することによって、かかる場合であっても正しい値を出力することができる。つまり、修正部6は、入力データZ15〜Z0がすべて“1”であった場合に構成回路10a−1〜10a−8を簡素化したことに起因するエラーを解消すべく、最終段の構成回路10−15の出力データを訂正する。
このように、本発明の第2実施形態としての情報処理装置1aによれば、上述した第1実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、さらに、上述した第1実施形態の情報処理装置1に対して第1段生成部4aを構成する第1構成回路10a−1〜10a−8を簡素化することができ、トランジスタ数を削減し、省電力化を図ることができる。
〔3〕本発明の第3実施形態について
次に、本発明の第3実施形態としての情報処理装置について説明する。図1に示すように、本発明の第3実施形態としての情報処理装置1bもプライオリティエンコーダ2及びパリティ生成回路3bをそなえて構成されており、本情報処理装置1bは、上述した第1実施形態の情報処理装置1に対して、パリティ生成回路3aの構成が異なっている(後述する図7,図8参照)。
図7は本情報処理装置1bのパリティ生成回路3bの構成を示す図である。なお、図7において既述の符号と同一の符号は同一の部分もしくは略同一の部分を示しており、ここではこれらの部分の詳細な説明は省略する。
図7に示すように、本情報処理装置1bのパリティ生成回路3bは、複数の構成回路10b−1〜10b−5がツリー状に多段接続されて構成されており、構成回路10b−1〜10b−4(第1構成回路)から第1段生成部4bが構成され、構成回路10b−5が第2段生成部5bとして機能する。
つまり、上述した第1実施形態の情報処理装置1では、各構成回路10−1〜10−115が2ビット入力であったのに対して、本情報処理装置1bでは、各構成回路10b−1〜10b−5が4ビット入力で構成されている。
したがって、並列的に配置された構成回路10b−1〜10b−4のそれぞれに対して、構成回路10b−1に入力データZ15〜Z12が入力され、構成回路10b−1に入力データZ11〜Z8が入力され、構成回路10b−1に入力データZ7〜Z4が入力され、構成回路10b−1に入力データZ3〜Z0が入力される。
なお、図7において、各構成回路10b−1〜10b−5における符号“A3”,“A2”,“A1”,“A0”,“B3”,“B2”,“B1”,“B1”は、それぞれ、入力(もしくは、入力ポート)を示す。
なお、第1構成回路10b−1〜10b−4の入力A3〜A0は、入力データZ15〜Z0のいずれかを示し、入力B3〜B0は強制的に“0”にされている。
具体的には、第1構成回路10b−1において、入力データZ15が入力A3になり、入力データZ14が入力A2になり、入力データZ13が入力A1になり、入力データZ12が入力A0になる。また、第1構成回路10b−2において、入力データZ11が入力A3になり、入力データZ10が入力A2になり、入力データZ9が入力A1になり、入力データZ8が入力A0になる。また、第1構成回路10b−3において、入力データZ7が入力A3になり、入力データZ6が入力A2になり、入力データZ5が入力A1になり、入力データZ4が入力A0になる。また、第1構成回路10b−4において、入力データZ3が入力A3になり、入力データZ2が入力A2になり、入力データZ1が入力A1になり、入力データZ0が入力A0になる。
なお、第2段生成部5bとしての構成回路10b−5の入力A3には第1構成回路10b−1で生成されたG信号が入力され、入力A2には第1構成回路10b−2で生成されたG信号が入力され、入力A1には第1構成回路10b−3で生成されたG信号が入力され、入力A0には第1構成回路10b−4で生成されたG信号が入力される。
また、構成回路10b−5の入力B3には第1構成回路10b−1で生成された仮パリティビットPが入力され、入力B2には第1構成回路10b−2で生成された仮パリティビットPが入力され、入力B1には第1構成回路10b−3で生成された仮パリティビットPが入力され、入力B0には第1構成回路10b−4で生成された仮パリティビットPが入力される。
そして、図8に示すごとく、構成回路10b−1〜10b−5のそれぞれは、バッファゲート12a,NOTゲート12b〜12i,NANDゲート12k〜12m,論理ゲート12n〜12q,及びANDゲート12rをそなえて構成されている。
特に、各構成回路10b−1〜10b−4は、次式(3)により、仮パリティビットP(第1信号)が算出されて出力されるように、構成回路10b−5は、次式(3)により、パリティビットP´が算出されて出力されるように、バッファゲート12a,NOTゲート12b〜12i,NANDゲート12k〜12m,及び論理ゲート12n〜12qをそなえて構成されている。なお、下記式(3)において、XA3は入力A3の反転を示し、XA2は入力A2の反転を示し、XA1は入力A1の反転を示し、XB2は入力B2の反転を示し、XB1は入力B1の反転を示している。
P=XA3・B3+A3・XA2・XB2+A3・A2・XA1・XB1+A3・A2・A1・B0 ・・・(3)
また、各構成回路10b−1〜10b−5は、次式(4)によってG信号(第2信号)が算出されて出力されるように、ANDゲート12rをそなえて構成されている。
G=A0・A1・A2・A3 ・・・(4)
つまり、G信号は、入力A0〜A3の論理積である。
そして、上記式(3),(4)によれば、図9の表14に示すごとく、仮パリティビットP(もしくはパリティビットP´)やG信号が生成される。つまり、入力“A3A2A1A0”において入力A3が“0”のとき、仮パリティビットPは入力B3になり、G信号は“0”になる。
また、入力“A3A2A1A0”において、入力A3が“1”であり、且つ、入力A2が“0”のとき、仮パリティビットPは入力B2の反転(“XB2”)になり、G信号は“0”になる。
さらに、入力“A3A2A1A0”において、入力A3が“1”であり、且つ、入力A2が“1”であり、且つ、入力A1が“0”のとき、仮パリティビットPは入力B1の反転(“XB1”)になり、G信号は“0”になる。
また、入力“A3A2A1A0”が“1110”のとき、仮パリティビットPは入力B0になり、G信号は“0”になる。
さらに、入力“A3A2A1A0”が“1111”のとき、仮パリティビットPは入力B0になり、G信号は“1”になる。
このように、本発明の第3実施形態としての情報処理装置1bによれば、上述した第1実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、本情報処理装置1bでは、入力データZ15〜Z0を4ビットに分割し、その構成単位を4ビットとする構成回路10b−1〜10b−5をツリー状に多段接続してパリティ生成回路3bを構成することによって、5つの構成回路10b−1〜10b−5によってパリティビットP´の生成を実現し、回路をより簡素化することができる。
〔4〕本発明の第4実施形態について
次に、本発明の第4実施形態としての情報処理装置について説明する。図1に示すように、本発明の第4実施形態としての情報処理装置1cもプライオリティエンコーダ2及びパリティ生成回路3cをそなえて構成されており、本情報処理装置1cは、上述した第3実施形態の情報処理装置1bに対して、パリティ生成回路3cの構成(特に後述する第1構成回路10c−1〜10c−4(図10,図11参照))が異なっている。
つまり、本情報処理装置1cは、上述した第2実施形態の情報処理装置1bの第1実施形態の情報処理装置1に対する変更と同様に、第1構成回路10c−1〜10c−4が入力B3〜B0をそなえておらず、上述した第3実施形態の情報処理装置1bの第1構成回路10b−1〜10b−4に対して簡素化されて構成されている。
したがって、ここでは上述した第3実施形態の情報処理装置1bとの共通部分についてはその詳細な説明を省略する。
図10は本情報処理装置1cのパリティ生成回路3cの構成を示す図である。なお、図10において既述の符号と同一の符号は同一の部分もしくは略同一の部分を示しており、ここではこれらの部分の詳細な説明は省略する。
図10に示すように、本情報処理装置1cのパリティ生成回路3cは、第1構成回路10c−1〜10c−4が並列的にそなえてなる第1段生成部4c,構成回路10b−5からなる第2段生成部5b,及び修正部6cをそなえて構成されている。なお、構成回路10c−1〜10c−4及び構成回路10b−5は、ツリー状に多段接続されている。
第1段生成部4cを構成する第1構成回路10c−1〜10c−4は、図11に示すごとく、入力A3,A2,A1,A0のみをそなえて構成されている。
つまり、図11に示すように、第1構成回路10c−1〜10c−4のそれぞれは、バッファゲート12s,NANDゲート12t,及びANDゲート12u,12vをそなえて構成され、4ビットの入力データのみが入力されるように構成されており、上述した第3実施形態の第1構成回路10b−1〜10b−4のごとく入力B3,B2,B1,B0をそなえていない。
これにより、各第1構成回路10c−1〜10c−4は、入力A3と、入力A3〜A1の否定論理積との論理積を仮パリティビットP(第1信号)として出力するとともに、入力A3〜A0の論理積をG信号(第2信号)として出力する。
修正部6cは、最終段の構成回路10b−5から出力された仮パリティビットPとG信号とに基づいて、パリティP´を生成するものであり、NOTゲート6a及びANDゲート6bをそなえて構成されている。
つまり、修正部6cは、前段の構成回路10b−5から出力されたG信号をNOTゲート6aで反転し、この反転されたG信号と仮パリティビットPとの論理積をANDゲート6bで算出することによって、パリティP´を生成する。
パリティ生成回路3cでは、第1段生成部4c及び第2段生成部5bによって生成されるパリティ(すなわち、構成回路10b−5から出力される仮パリティビットP)は、第1段生成部4cの構成に起因して、入力データZ15〜Z0がすべて“1”であった場合に誤った値を出力してしまうが、修正部6cが構成回路10b−5から出力される仮パリティビットPを訂正することによって、かかる場合であっても正しい値を出力することができる。つまり、修正部6cは、入力データZ15〜Z0がすべて“1”であった場合に構成回路10c−1〜10c−4を簡素化したことに起因するエラーを解消すべく、最終段の構成回路10b−5の出力データを訂正する。
このように、本発明の第4実施形態としての情報処理装置1cによれば、上述した第3実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、さらに、上述した第3実施形態の情報処理装置1bに対して第1段生成部4cを簡素化することができ、トランジスタ数を削減し、省電力化を図ることができる。
〔5〕その他
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形、組み合わせて実施することができる。
例えば、上述した実施形態では、パリティ生成回路3(3a〜3c)がプライオリティエンコーダ2とは別個にそなえられている例をあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、プライオリティエンコーダ(エンコーダ)2がパリティ生成回路3(3a〜3c)をそなえてもよい。
また、上述した実施形態では、プライオリティエンコーダ2が、入力データZ15〜Z0のうちの先頭の“0”の位置(ビット位置)を出力するように構成された例をあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、プライオリティエンコーダ2が入力データZ15〜Z0のうちの先頭の“1”の位置を出力するように構成してもよい。
さらに、上述した実施形態では、パリティ生成回路3(3a〜3c)が、プライオリティエンコーダ2の出力データの“1”の個数が奇数である場合に“1”を出力する例をあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、プライオリティエンコーダ2の出力データの“1”の個数が偶数である場合に“1”を出力するように構成してもよいし、かかる出力データの“0”の個数が奇数である場合に“1”を出力するように構成してもよいし、かかる出力データの“0”の個数が偶数である場合に“1”を出力するように構成してもよい。
なお、上述した第1,2実施形態では各構成回路10が2ビット入力であり、上述した第3,4実施形態では各構成回路10が4ビット入力である場合を例にあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、2ビット入力や4ビット入力以外のビット数(好ましくは、2のn乗ビット(nは1以上の整数))入力の構成回路で実現してもよい。
さらに、パリティ生成処理の高速化を図るべく、上述した第1,2実施形態の2ビット入力の構成回路と上述した第3,4実施形態の4ビットとを適宜組み合わせてパリティ生成回路3を構成してもよく、例えば、第1段生成部4を2ビット入力の構成回路で実現し、第2段生成部5を4ビット入力の構成回路で実現するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、入力データZ15〜Z0のビット数が偶数である場合を例にあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、入力データのビット数は奇数であってもよい。
なお、入力データのビット数が奇数である場合、上述した第2実施形態の情報処理装置1aのパリティ生成回路3aの修正部6は、図12に示すごとく、ORゲート6dのみをそなえて構成する。これによって上述した第2実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
さらに、入力データのビット数が奇数である場合、上述した第4実施形態の情報処理装置1cのパリティ生成回路3cの修正部6cは、図13に示すごとく、ORゲート6eのみをそなえて構成する。これによって上述した第4実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
〔6〕付記
(付記1)
2進数入力データを入力され該2進数入力データの先頭ビットから見て最初に“0”もしくは“1”が出現するビット位置を出力データとして出力するエンコーダに並設され、該エンコーダからの前記出力データのパリティを生成するパリティ生成回路であって、
前記2進数入力データを前記先頭ビットから所定ビット数毎にそれぞれ入力され、前記所定ビット数のビットデータについてのパリティ生成用の第1信号を生成して出力するとともに前記所定ビット数のビットデータが全て“1”もしくは“0”であるか否かを示す第2信号を生成して出力する複数の第1構成回路を並列的にそなえてなる第1段生成部と、
該第1段生成部における前記複数の第1構成回路からの前記第1信号および前記第2信号に基づいて、前記出力データのパリティを生成する第2段生成部とから構成されていることを特徴とする、パリティ生成回路。
(付記2)
前記第2段生成部が、
前記第1段生成部における前記複数の第1構成回路からの前記第1信号および前記第2信号を前記先頭ビット側から所定数毎にそれぞれ入力され、前記所定数の前記第1信号および前記第2信号に基づいて前記第1信号にかかるビットデータについてのパリティ生成用の第3信号を生成して出力するとともに前記所定数の前記第2信号の論理積を第4信号として生成して出力する複数の第2構成回路を並列的にそなえてなる前段生成部と、
該前段生成部における前記複数の第2構成回路からの前記第3信号および前記第4信号に基づいて、前記出力データのパリティを生成する後段生成部とから構成されていることを特徴とする、付記1記載のパリティ生成回路。
(付記3)
前記後段生成部が、前記前段生成部をなす前記第2構成回路と同一構成を有する複数の構成回路をツリー状に多段接続して構成されていることを特徴とする、付記2記載のパリティ生成回路。
(付記4)
前記後段生成部における各構成回路が、前段における所定数の構成回路からの第3信号および第4信号に基づいて当該第3信号にかかるビットデータについてのパリティ生成用の信号を次段の構成回路への第3信号として生成して出力するとともに、前記所定数の構成回路からの第4信号の論理積を前記次段の構成回路への第4信号として生成して出力することを特徴とする、付記3記載のパリティ生成回路。
(付記5)
前記第1構成回路と前記第2構成回路とが同一構成を有していることを特徴とする、付記2〜4のいずれか一項に記載のパリティ生成回路。
(付記6)
前記複数の第2構成回路のそれぞれに入力されるデータの前記所定数が2のn乗(nは1以上の整数)であることを特徴とする、付記2〜5のいずれか一項に記載のパリティ生成回路。
(付記7)
前記複数の第1構成回路のそれぞれに入力されるデータの前記所定ビット数が2のn乗(nは1以上の整数)であることを特徴とする、付記1〜6のいずれか一項に記載のパリティ生成回路。
(付記8)
2進数入力データを入力され該2進数入力データの先頭ビットから見て最初に“0”もしくは“1”が出現するビット位置を出力データとして出力するエンコーダに並設され、該エンコーダからの前記出力データのパリティを生成するパリティ生成回路を構成すべく、該パリティ生成回路においてツリー状に多段接続される構成回路であって、
前記2進数入力データにおける前記先頭ビット側から連続する所定ビット数のビットデータ、もしくは、前段における所定数の構成回路からのパリティ生成用信号および論理積信号に基づいて、前記所定ビット数のビットデータについてのパリティ生成用信号、もしくは、前記パリティ生成用信号にかかるビットデータについてのパリティ生成用信号を生成して次段の構成回路に出力する論理回路と、
前記所定ビット数のビットデータの論理積、もしくは、前記所定数の構成回路からの論理積信号の論理積を生成して論理積信号として前記次段の構成回路に出力する論理積回路とをそなえて構成されていることを特徴とする、パリティ生成回路用構成回路。
(付記9)
2進数入力データを入力され該2進数入力データの先頭ビットから見て最初に“0”もしくは“1”が出現するビット位置を出力データとして出力するエンコーダと、
該エンコーダに並設され、該エンコーダからの前記出力データのパリティを生成するパリティ生成回路とをそなえ、
該パリティ生成回路が、
前記2進数入力データを前記先頭ビットから所定ビット数毎にそれぞれ入力され、前記所定ビット数のビットデータについてのパリティ生成用の第1信号を生成して出力するとともに前記所定ビット数のビットデータが全て“1”もしくは“0”であるか否かを示す第2信号を生成して出力する複数の第1構成回路を並列的にそなえてなる第1段生成部と、
該第1段生成部における前記複数の第1構成回路からの前記第1信号および前記第2信号に基づいて、前記出力データのパリティを生成する第2段生成部とから構成されていることを特徴とする、情報処理装置。
(付記10)
前記第2段生成部が、
前記第1段生成部における前記複数の第1構成回路からの前記第1信号および前記第2信号を前記先頭ビット側から所定数毎にそれぞれ入力され、前記所定数の前記第1信号および前記第2信号に基づいて前記第1信号にかかるビットデータについてのパリティ生成用の第3信号を生成して出力するとともに前記所定数の前記第2信号の論理積を第4信号として生成して出力する複数の第2構成回路を並列的にそなえてなる前段生成部と、
該前段生成部における前記複数の第2構成回路からの前記第3信号および前記第4信号に基づいて、前記出力データのパリティを生成する後段生成部とから構成されていることを特徴とする、付記9記載の情報処理装置。
(付記11)
前記後段生成部が、前記前段生成部をなす前記第2構成回路と同一構成を有する複数の構成回路をツリー状に多段接続して構成されていることを特徴とする、付記10記載の情報処理装置。
(付記12)
前記後段生成部における各構成回路が、前段における所定数の構成回路からの第3信号および第4信号に基づいて当該第3信号にかかるビットデータについてのパリティ生成用の信号を次段の構成回路への第3信号として生成して出力するとともに、前記所定数の構成回路からの第4信号の論理積を前記次段の構成回路への第4信号として生成して出力することを特徴とする、付記11記載の情報処理装置。
(付記13)
前記第1構成回路と前記第2構成回路とが同一構成を有していることを特徴とする、付記10〜12のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記14)
前記複数の第2構成回路のそれぞれに入力されるデータの前記所定数が2のn乗(nは1以上の整数)であることを特徴とする、付記10〜13のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記15)
前記複数の第1構成回路のそれぞれに入力されるデータの前記所定ビット数が2のn乗(nは1以上の整数)であることを特徴とする、付記9〜14のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記16)
2進数入力データを入力され該2進数入力データの先頭ビットから見て最初に“0”もしくは“1”が出現するビット位置を出力データとして出力するエンコーダであって、
前記出力データのパリティを生成するパリティ生成回路をそなえ、
該パリティ生成回路が、
前記2進数入力データを前記先頭ビットから所定ビット数毎にそれぞれ入力され、前記所定ビット数のビットデータについてのパリティ生成用の第1信号を生成して出力するとともに前記所定ビット数のビットデータが全て“1”もしくは“0”であるか否かを示す第2信号を生成して出力する複数の第1構成回路を並列的にそなえてなる第1段生成部と、
該第1段生成部における前記複数の第1構成回路からの前記第1信号および前記第2信号に基づいて、前記出力データのパリティを生成する第2段生成部とから構成されていることを特徴とする、エンコーダ。
(付記17)
前記第2段生成部が、
前記第1段生成部における前記複数の第1構成回路からの前記第1信号および前記第2信号を前記先頭ビット側から所定数毎にそれぞれ入力され、前記所定数の前記第1信号および前記第2信号に基づいて前記第1信号にかかるビットデータについてのパリティ生成用の第3信号を生成して出力するとともに前記所定数の前記第2信号の論理積を第4信号として生成して出力する複数の第2構成回路を並列的にそなえてなる前段生成部と、
該前段生成部における前記複数の第2構成回路からの前記第3信号および前記第4信号に基づいて、前記出力データのパリティを生成する後段生成部とから構成されていることを特徴とする、付記16記載のエンコーダ。
(付記18)
前記後段生成部が、前記前段生成部をなす前記第2構成回路と同一構成を有する複数の構成回路をツリー状に多段接続して構成されていることを特徴とする、付記17記載のエンコーダ。
(付記19)
前記後段生成部における各構成回路が、前段における所定数の構成回路からの第3信号および第4信号に基づいて当該第3信号にかかるビットデータについてのパリティ生成用の信号を次段の構成回路への第3信号として生成して出力するとともに、前記所定数の構成回路からの第4信号の論理積を前記次段の構成回路への第4信号として生成して出力することを特徴とする、付記18記載のエンコーダ。
(付記20)
前記第1構成回路と前記第2構成回路とが同一構成を有していることを特徴とする、付記17〜19のいずれか一項に記載のエンコーダ。
(付記21)
2進数データのパリティを生成するパリティ生成回路であって、
前記2進数データを先頭ビットから所定ビット数毎にそれぞれ入力され、前記所定ビット数のビットデータについてのパリティ生成用の第1信号を生成して出力するとともに前記所定ビット数のビットデータが全て“1”もしくは“0”であるか否かを示す第2信号を生成して出力する複数の第1構成回路を並列的にそなえてなる第1段生成部と、
該第1段生成部における前記複数の第1構成回路からの前記第1信号および前記第2信号に基づいて、前記2進数データのパリティを生成する第2段生成部とから構成されていることを特徴とする、パリティ生成回路。

Claims (4)

  1. 2進数入力データを入力され該2進数入力データの先頭ビットから見て最初に“0”もしくは“1”が出現するビット位置を出力データとして出力するエンコーダに並設されるとともに、構成回路をツリー状に多段接続することにより構成され、前記2進数入力データが入力され、入力された前記2進数入力データに基づいて、該エンコーダからの前記出力データのパリティを生成するパリティ生成回路であって、
    該構成回路は、それぞれ1ビットの第1〜4信号が入力され、前記第1〜4信号に基づいて、前記第1信号の否定論理と前記第3信号との論理積と、前記第1信号と前記第4信号の否定論理の論理積と、の論理和をパリティ生成用信として生成して出力するとともに前記第1信号と前記第2信号との論理積を論理積信号として生成し、
    前記2進数入力データが入力される構成回路において、前記第1信号および第2信号は、それぞれ、前記2進数入力データにおける前記先頭ビット側から連続する2ビットのうち、先頭ビット側のビットデータおよび他方のビットデータであり、前記第3信号および第4信号は、 “0”または“1”のいずれか一方の値であり、
    前記2進数入力データが入力される構成回路以外の構成回路において、前記第1信号および第2信号は、それぞれ、前段における2つの構成回路のうち、先頭ビット側の構成回路からの論理積信号および他方の構成回路からの論理積信号であり、前記第3信号および第4信号は、それぞれ、前記前段における2つの構成回路のうち、先頭ビット側の構成回路からのパリティ生成用信号および他方の構成回路からのパリティ生成用信号であることを特徴とする、パリティ生成回路。
  2. 2進数入力データを入力され該2進数入力データの先頭ビットから見て最初に“0”もしくは“1”が出現するビット位置を出力データとして出力するエンコーダに並設されるとともに、前記2進数入力データが入力され、入力された前記2進数入力データに基づいて、該エンコーダからの前記出力データのパリティを生成するパリティ生成回路を構成すべく、該パリティ生成回路においてツリー状に多段接続される構成回路であって、
    それぞれ1ビットの第1〜4信号が入力され、前記第1〜4信号に基づいて、前記第1信号の否定論理と前記第3入力信号との論理積と、前記第1信号と前記第4信号の否定論理との論理積と、の論理和を生成してパリティ生成用信号として次段の構成回路に出力する論理回路と、
    前記第1信号と前記第2信号との論理積を生成して論理積信号として前記次段の構成回路に出力する論理積回路とをそなえ
    前記2進数入力データが入力される構成回路において、前記第1信号および第2信号は、それぞれ、前記2進数入力データにおける前記先頭ビット側から連続する2ビットのうち、先頭ビット側のビットデータおよび他方のビットデータであり、前記第3信号および第4信号は、 “0”または“1”のいずれか一方の値であり、
    前記2進数入力データが入力される構成回路以外の構成回路において、前記第1信号および第2信号は、それぞれ、前段における2つの構成回路のうち、先頭ビット側の構成回路からの論理積信号および他方の構成回路からの論理積信号であり、前記第3信号および第4信号は、それぞれ、前記前段における2つの構成回路のうち、先頭ビット側の構成回路からのパリティ生成用信号および他方の構成回路からのパリティ生成用信号であることを特徴とする、パリティ生成回路用構成回路。
  3. 2進数入力データを入力され該2進数入力データの先頭ビットから見て最初に“0”もしくは“1”が出現するビット位置を出力データとして出力するエンコーダと、
    該エンコーダに並設されるとともに、前記2進数入力データが入力され、入力された前記2進数入力データに基づいて、該エンコーダからの前記出力データのパリティを生成するパリティ生成回路とをそなえ、
    該パリティ生成回路が、構成回路をツリー状に多段接続することにより構成され、
    該構成回路は、それぞれ1ビットの第1〜4信号が入力され、前記第1〜4信号に基づいて、前記第1信号の否定論理と前記第3信号との論理積と、前記第1信号と前記第4信号の否定論理の論理積と、の論理和をパリティ生成用信として生成して出力し、
    前記2進数入力データが入力される構成回路において、前記第1信号および第2信号は、それぞれ、前記2進数入力データにおける前記先頭ビット側から連続する2ビットのうち、先頭ビット側のビットデータおよび他方のビットデータであり、前記第3信号および第4信号は、 “0”または“1”のいずれか一方の値であり、
    前記2進数入力データが入力される構成回路以外の構成回路において、前記第1信号および第2信号は、それぞれ、前段における2つの構成回路のうち、先頭ビット側の構成回路からの論理積信号および他方の構成回路からの論理積信号であり、前記第3信号および第4信号は、それぞれ、前記前段における2つの構成回路のうち、先頭ビット側の構成回路からのパリティ生成用信号および他方の構成回路からのパリティ生成用信号であることを特徴とする、情報処理装置。
  4. 2進数入力データを入力され該2進数入力データの先頭ビットから見て最初に“0”もしくは“1”が出現するビット位置を出力データとして出力するエンコーダであって、
    前記出力データのパリティを生成するパリティ生成回路をそなえ、
    該パリティ生成回路が、構成回路をツリー状に多段接続することにより構成され、
    該構成回路は、それぞれ1ビットの第1〜4信号が入力され、前記第1〜4信号に基づいて、前記第1信号の否定論理と前記第3信号との論理積と、前記第1信号と前記第4信号の否定論理の論理積と、の論理和をパリティ生成用信として生成して出力するとともに前記第1信号と前記第2信号との論理積を論理積信号として生成して出力し、
    前記2進数入力データが入力される構成回路において、前記第1信号および第2信号は、それぞれ、前記2進数入力データにおける前記先頭ビット側から連続する2ビットのうち、先頭ビット側のビットデータおよび他方のビットデータであり、前記第3信号および第4信号は、 “0”または“1”のいずれか一方の値であり、
    前記2進数入力データが入力される構成回路以外の構成回路において、前記第1信号および第2信号は、それぞれ、前段における2つの構成回路のうち、先頭ビット側の構成回路からの論理積信号および他方の構成回路からの論理積信号であり、前記第3信号および第4信号は、それぞれ、前記前段における2つの構成回路のうち、先頭ビット側の構成回路からのパリティ生成用信号および他方の構成回路からのパリティ生成用信号であることを特徴とする、エンコーダ。
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