JP4484161B2 - 仕分け部付き硬貨入れ - Google Patents

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Description

本発明は、仕分け部付き硬貨(コイン)入れに関する。
従来の技術として以下のものがある。
<特許文献1>
金属製の蓋を兼ねる四角形の硬貨仕分け容器体と、この硬貨仕分け容器体に設けられた硬貨(コイン)を重ね収納する種類の違う6箇所の硬貨重ね収納部と、この硬貨重ね収納部に設けられた硬貨を押し上げ付勢状態とするスプリングと、前記硬貨重ね収納部の上部に開口された硬貨に親指を当て引き出すための開口部と、前記仕分け容器体の側部に設けられた第1蝶番と、上部が全面開口された全面開口部とし、前記硬貨仕分け容器体を該全面開口部に嵌り塞ぐ蓋とするとともに、前記第1蝶番と連結される第2の蝶番を側部に設けてなる複数枚の硬貨を収納する硬貨入れ体とからなる仕分け部付き硬貨入れがある。
<特許文献2>
首か下げるバックの蝦蟇口形態の硬貨ケース内部に、種類ごとに硬貨を仕分けする硬貨収納部を有し、その硬貨の出入具口が上部に揃えられた硬貨仕分け体を設けてなる車掌などが使用する仕分け部付き硬貨入れである。
<特許文献3>
硬貨仕分け保持体本体、この硬貨仕分け保持体本体に設けられた4枚〜5枚の硬貨を収納することができる複数の硬貨重ね収納部、この硬貨重ね収納部の側部に形成された硬貨を側部から押し入れ且つ引き出すことを可能とした硬貨出し入れ開口部、この硬貨出し入れ開口部から硬貨に指を当てて引き出すことを可能とするための、指を通す上面指入れ開口部および下面指入れ開口部あるいはいずれか一方の指入れ開口部とからなる硬貨仕分け保持体とからなる硬貨仕分け具である。硬貨重ね収納部の側壁は硬貨よりも短く、そのために硬貨の一部が硬貨仕分け保持体本体の側部外に突き出す形態である。
<事前調査>
本発明を出願するにあたって、以下の調査によってヒットした600件余りの特許公開公報等を調査し、先行技術文献として下記の特許文献1、2、3を抽出した。
検索式 ヒット件数
1.テキスト:(小硬貨+硬貨)*(100+500+10+入)*(円+ドル+\+$) 45件
2.FT:3B045BA02 77件
3.FI:A45C1/02@C+A45C1/10+A45C1/02@Z-[3B045BA02] 541件
特明7261号公報 実開平05−048714号公報 特開2002−199919号公報
特になし
上述した従来技術は次ぎに述べるような欠点を有するものである。
(1)特許文献1の技術
硬貨を抜出す操作は、硬貨仕分け容器体の底部に親指以外の指を揃え当て、硬貨を親指で抜き出し揃えた指に落とすのであるが、硬貨仕分け容器体は厚みがあるために、硬貨の落下地点である揃えた指までには距離がある。このために、抜出した硬貨が傾いて揃えた指や落下済みの硬貨の上に落ち、その落下衝撃も大きいので、硬貨が揃えた指から転げ落ちてしまう、跳ね動いて落ちてしまうということが生じるという欠点を有するものであった。
金属製の四角形の硬貨仕分け容器体と、この硬貨仕分け容器体に蝶番により取り付けられ且つ該硬貨仕分け容器体を蓋とした浅容器形態の硬貨入れ体とからなるので、ズボンのポケットに入れて携行するには大型すぎるという欠点を有するものであり、硬貨重ね収納部にスプリングおよび硬貨受け板を設けることも含めコスト高なものになってしまうという欠点を有する。
また、硬貨入れ体の硬貨を取り出す場合は該硬貨入れ体の上部を全面開口状態とするのであり且つ浅い容器体であることによって、さらに180度オープンであるので硬貨仕分け容器体と硬貨入れ体の両方を片手で保持しなければならないことによって、操作性が悪く硬貨をこぼし落としてしまうことが起き易いという欠点を有する。
うっかり硬貨入れ体を上にして開けてしまうと、中の硬貨を巻き散らかせてしまう危険があるという欠点を有する。
硬貨入れ体と硬貨仕分け容器の閉じロックは、小さな凸凹部の嵌合によるものであるので、硬貨入れ体が何かの拍子に開いてしまう危険があるという欠点を有する。

(2)特許文献2の技術
硬貨の出入具口が上部に揃えられた硬貨仕分け体を硬貨ケース内部に設けたものであるので、日本の硬貨6種類を仕分けする硬貨仕分け部の横長さは最短でも14cmのものとなり、ズボンのポケットに入れて携行でき難い大きさになるものであるという欠点を有するものである。
(3)特許文献3の技術
硬貨重ね収納部を上下に向きを反対にして3個ずつ配列した形態であるので、10円硬貨5枚重ね収納で横幅9cm、縦幅4.5cm、厚み1.2cmというズボンのポケットに携行できる大きさを実現しており、硬貨の出入が素早く軽快に行なえるものである。
しかし、買い物等で収納できない余分な硬貨のお釣りがでた場合、それを収納し携行する場所に困るという欠点を有するものである。また、硬貨重ね収納部の収納硬貨が1枚ないし2枚であると、上下の指入れ開口部や突出した硬貨先端に当たり物(ポケットの布地やバックの小物など)が当たり硬貨が傾いて、保持されないですり抜けてしまう状態になって、硬貨重ね収納部から硬貨が抜け出てしまうという欠点を有するものであった。
本発明は以上のような従来技術の欠点に鑑み、硬貨を揃えた手の指の上に安定した安全な状態で取り出すことができる仕分け部付き硬貨入れを提供することを目的としている。
本発明の前記ならびのそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためであって、本発明の技術的範囲をそれらに限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は次ぎに述べるような構成となっている。
<請求項1記載の発明>
チャックファスナ形態、蝦蟇口の口金形態、面ファスナ袷や覆いカバー形態、巾着形態などの開閉出入口を備え、複数枚の硬貨を収納することができる布製部材、合成皮革製部材、合成樹脂製部材などの柔軟性シート部材からなる閉じ容器である硬貨入れ体と、
この硬貨入れ体に一端を固定してなるあるいは該硬貨入れ体の形成部材を延長してなる、該硬貨入れ体の外側に広げることができるように設けられたフレキシブル体と、
硬貨仕分け保持体本体、この硬貨仕分け保持体本体に設けられた複数枚の硬貨を重ね収納することができる複数の硬貨重ね収納部、この硬貨重ね収納部の側部に形成された硬貨を側部から押し入れ且つ引き出すことを可能とした硬貨出し入れ開口部、この硬貨出し入れ開口部から硬貨に指を当てて引き出すことを可能とするための、指を通す上面指入れ開口部および下面指入れ開口部あるいはいずれか一方の指入れ開口部とからなる硬貨仕分け保持体と、
この硬貨仕分け保持体の前記硬貨重ね収納部から外れた部位からなる前記フレキシブル体に固定されている固定部と、
この硬貨入れ体と前記フレキシブル体の間に形成された、指をいれて前記硬貨仕分け保持体の下面あるいは硬貨の下面に指を当てることができるようにした指入れ隙間とからなり、
前記フレキシブル体を表にして前記硬貨仕分け保持体を前記硬貨入れ体上に伏せ置くことができるようにしてなることを特徴とする仕分け部付き硬貨入れである。
硬貨仕分け保持体を設けた面を表面として。
<請求項2記載の発明>
硬貨仕分け保持体本体の硬貨重ね収納部の形態が下面指入れ開口部をフレキシブル体との固定部側に有する形態であり、該フレキシブル体面側に該面指入れ開口部から見えるように硬貨重ね収納部に収納する硬貨を指示する硬貨表示を施してなることを特徴とする請求項1記載の仕分け部付き硬貨入れである。
<請求項3記載の発明>
硬貨仕分け保持体本体の硬貨重ね収納部の形態が上面指入れ開口部を有しかつ底部を形成する底部プレートを設け、該底部プレートに該面指入れ開口部から見えるように硬貨重ね収納部に収納する硬貨を指示する硬貨表示を施してなることを特徴とする請求項1記載の仕分け部付き硬貨入れである。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
<請求項1記載の発明の効果>
チャックファスナ形態、蝦蟇口の口金形態、面ファスナ袷や覆いカバー形態、巾着形態などの開閉出入口を備え、複数枚の硬貨を収納することができる布製部材、合成皮革製部材、合成樹脂製部材などの柔軟性シート部材からなる閉じ容器である硬貨入れ体と、
この硬貨入れ体に一端を固定してなるあるいは該硬貨入れ体の形成部材を延長してなる、該硬貨入れ体の外側に広げることができるように設けられたフレキシブル体と、
硬貨仕分け保持体本体、この硬貨仕分け保持体本体に設けられた複数枚の硬貨を重ね収納することができる複数の硬貨重ね収納部、この硬貨重ね収納部の側部に形成された硬貨を側部から押し入れ且つ引き出すことを可能とした硬貨出し入れ開口部、この硬貨出し入れ開口部から硬貨に指を当てて引き出すことを可能とするための、指を通す上面指入れ開口部および下面指入れ開口部あるいはいずれか一方の指入れ開口部とからなる硬貨仕分け保持体と、
この硬貨仕分け保持体の前記硬貨重ね収納部から外れた部位からなる前記フレキシブル体に固定されている固定部と、
この硬貨入れ体と前記フレキシブル体の間に形成された、指をいれて前記硬貨仕分け保持体の下面あるいは硬貨の下面に指を当てることができるようにした指入れ隙間とからなり、
前記フレキシブル体を表にして前記硬貨仕分け保持体を前記硬貨入れ体上に伏せ置くことができるようにしてなることを特徴とする仕分け部付き硬貨入れであるので、

(1)硬貨仕分け保持体を硬貨入れ体上に伏せ置いた状態では、一方の側はフレキシブル体により覆われるので、そちら側にある硬貨へ当たり物があたることは該フレキシブル体により防げるので、硬貨の抜け出しの生じがたいものにできる。
(2)
(3)指入れ隙間によって、硬貨重ね収納部の直下である至近距離に親指以外の指を揃えて入れて硬貨を取り出し、該揃えた指の上に載せてゆくことを実現しているものである。すなわち、硬貨重ね収納部から抜き出される硬貨と揃えた指の距離は至近距離となるので、硬貨は落下衝撃も少なく且つ落下傾きも少ない状態で揃えた指の上に、滑るように安定した安全な姿勢および弱い勢いで乗って行く。よって、揃えた指から硬貨を落下させることなく何枚もの硬貨を抜き取り受けて行くことができるという効果を奏する。
(4)柔軟性シート部材からなる閉じ容器である硬貨入れ体の外面である表面に、硬貨の出入を行なう硬貨出し入れ開口部を有する硬貨重ね収納部を複数設けてなる硬貨仕分け保持体を設け、硬貨仕分け収納部と前記フレキシブル体との間に指入れ隙間が形成されていることによって、
硬貨重ね収納部に収納された硬貨に指当て抑えることができ、指に当っている硬貨を素早く容易に親の引き動かしによって引き出し揃えた指に次々に受けて行くことができるという効果を奏する。
さらに、硬貨入れ体が柔軟性シート部材からなるものであるので、片手で握り潰しないし萎めることが簡単にできるもので、握り萎めることにより、指入れ隙間が解放されたフリー状態となり、より硬貨を指で挟むことが軽快におこなえるという効果を奏する。
(5)硬貨のお釣りが出た場合で、硬貨重ね収納部がいっぱいで余ってしまった硬貨を、硬貨入れ体に入れ貯留しておけるので大変便である。また、レジで受け取った硬貨をとりあえず硬貨入れ体に入れてしまい、レジを出た後で硬貨重ね収納部に収納するようにできるので便利である。
<請求項2記載の発明の効果>
硬貨仕分け保持体本体の硬貨重ね収納部の形態が下面指入れ開口部をフレキシブル体との固定部側に有する形態であり、該フレキシブル体面側に該面指入れ開口部から見えるように硬貨重ね収納部に収納する硬貨を指示する硬貨表示を施してなることを特徴とする請求項1記載の仕分け部付き硬貨入れであるので、このような構成としても請求項1記載の発明と同様な効果を奏する。
<請求項3記載の発明の効果>
硬貨仕分け保持体本体の硬貨重ね収納部の形態が上面指入れ開口部を有しかつ底部を形成する底部プレートを設け、該底部プレートに該面指入れ開口部から見えるように硬貨重ね収納部に収納する硬貨を指示する硬貨表示を施してなることを特徴とする請求項1記載の仕分け部付き硬貨入れであるので、このような構成としても請求項1記載の発明と同様な効果を奏する。
本発明を実施するための第1の実施の形態の正面図。 本発明を実施するための第1の実施の形態の平面図。 本発明を実施するための第1の実施の形態の底面図。 本発明を実施するための第1の実施の形態の背面図。 本発明を実施するための第1の実施の形態の左側面図。 本発明を実施するための第1の実施の形態の右側面図。 本発明を実施するための第1の実施の形態の硬貨入れ体を萎ませた状態の側面図。 本発明を実施するための第1の実施の形態の使用状態例を示す斜視図。 本発明を実施するための第2の実施の形態の正面図。 本発明を実施するための第2の実施の形態の側面図。 本発明を実施するための第2の実施の形態の使用状態例を示す側面図。 本発明を実施するための第3の実施の形態の側面図。 本発明を実施するための第4の実施の形態の正面図。 本発明を実施するための第4の実施の形態の側面図。 本発明を実施するための第5の実施の形態の正面図および大きさ比較図。 本発明を実施するための第6の実施の形態の平面図(上図)および硬貨を収納した状態の平面図(下図)。 本発明を実施するための第6の実施の形態の組立分解斜視図。 本発明を実施するための第7の実施の形態の組立分解斜視図。 本発明を実施するための第8の実施の形態の組立分解斜視図。 本発明を実施するための第9の実施の形態の平面図(上図)および硬貨を収納した状態の平面図(下図)。 本発明を実施するための第10の実施の形態の上から硬貨仕分け保持体を開いた状態の平面図、硬貨仕分け保持体を開いた状態の側面図、硬貨仕分け保持体を硬貨入れ体上に伏せ置いた状態の側面図および硬貨仕分け保持体を硬貨入れ体の裏側に回し乗せ持上げた状態の側面図。 本発明を実施するための第11の実施の形態の上から硬貨仕分け保持体を開いた状態の平面図、硬貨仕分け保持体を開いた状態の側面図、硬貨仕分け保持体を硬貨入れ体上に伏せ置いた状態の側面図および硬貨仕分け保持体を硬貨入れ体の裏側に回し乗せ持上げた状態の側面図。
以下、図面に示す発明を実施するための形態により、本発明を詳細に説明する。但し、図面および説明はあくまでも本出願人が本発明の実施の形態の最良と思うものであり、これらのみに本発明の技術的範疇を限定する趣旨のものではない。
図1ないし図8に示す本発明を実施するための第1の実施の形態において1は仕分け部付き硬貨入れであって、この仕分け部付き硬貨入れ1は開閉出入口2(本実施の形態ではチャックファスナ形態、他に蝦蟇口の口金形態、面ファスナ袷や覆いカバー形態、巾着形態などがある)を備え、複数枚の硬貨を収納することができる閉じ容器(本実施の形態では合成皮革製部材、他に布製部材、合成樹脂製部材などの柔軟性シート部材)である硬貨入れ体4と、
硬貨仕分け保持体本体5、この硬貨仕分け保持体本体5に設けられた複数枚の硬貨を重ね収納することができる硬貨重ね収納部8−1、8−10、8−100および硬貨重ね収納部8−5、8−50、8−500、この硬貨重ね収納部8−1、8−10、8−100および硬貨重ね収納部8−5、8−50、8−500の側部に形成された硬貨を側部から押し入れ且つ引き出すことを可能とした硬貨出し入れ開口部7、この硬貨出し入れ開口部7から硬貨に指を当てて引き出すことを可能とするための、指を通す上面指入れ開口部6および下面指入れ開口部15(あるいはいずれか一方の指入れ開口部でもよい)とからなる硬貨仕分け保持体11と、
この硬貨仕分け保持体11の硬貨重ね収納部8−1、8−10、8−100および硬貨重ね収納部8−5、8−50、8−500から外れた部位からなる前記硬貨入れ体4に固定されている固定部12と、
硬貨重ね収納部8−1、8−10、8−100および硬貨重ね収納部8−5、8−50、8−500と硬貨入れ体4との間に形成された、指をいれて硬貨の下面に指を当てることができる指入れ隙間13a、13bとから構成されている。
硬貨重ね収納部8−1、8−10、8−100は第1の硬貨仕分け収納部群9を形成し、硬貨重ね収納部8−5、8−50、8−500は第2の硬貨仕分け収納部群10を形成している。
個個の硬貨重ね収納部の上面指入れ開口部6には、収納されている硬貨が上方に抜けるのを阻止する硬貨上方抜け阻止縁14が内側に突出した形態で形成ないし設けられ、個個の硬貨重ね収納部の下面指入れ開口部には、収納されている硬貨が下方に抜けるのを阻止する硬貨下方抜け阻止縁19が内側に突出した形態で形成ないし設けられている。
硬貨重ね収納部8−1、8−10、8−100、8−5、8−50、8−500は、上面(上面指入れ開口部6)、側面(硬貨出し入れ開口部7)および下面(下面指入れ開口部15)が開口され且つ連絡された形態であり、上面指入れ開口部6と下面指入れ開口部15の縁は内側に少し突き出していて、開口が保持する硬貨よりも小径形態として、硬貨が上下に抜けないようにしている。
硬貨重ね収納部8−1、8−10、8−100、8−5、8−50、8−500のそれぞれの内壁には、硬貨の側部との摩擦抵抗により該硬貨を抜け難く係止するための、シリコンゴム製部材からなる弾性挟持突起16a、16bが設けられている。
硬貨入れ体4の表面で硬貨重ね収納部8−1、8−10、8−100、8−5、8−50、8−500内に位置する部位に、保持する日本硬貨名を5、50、500、1、10、100と硬貨入れ体4に表示が施されている。
硬貨重ね収納部8−1、8−10、8−100、8−5、8−50、8−500は、それぞれ日本硬貨の1円、10円、100円、5円、50円、500円に対応しているものである。
硬貨仕分け保持体11の全てを弾性ゴム製部材あるいは弾性合成樹脂性部材で一体成型により形成するのが、8個の摩擦部材を装着するため工程が必要なく、低コストにできるので好ましい。その際、硬貨仕分け保持体11が容易には歪まないように金属製あるいは高硬質性のプラスチック部材の芯部材(骨部材)を内設するのも良い。
下面指入れ開口部15を形成しない裏板を有する形態としてもよい。
硬貨入れ体2が硬貨仕分け保持体11の外にでないコンパクトなものでも良い。
また、シリコンゴム製部材からなる弾性挟持突起16a、16bは、シリコンゴム製部材に限られず、天然ゴム製部材、合成樹脂製部材など多様な部材の使用が可能である。
固定部12は硬貨入れ体4の内側に当て板17を当て、ビス18の複数により固定している。これは試作品を作った段階のものであって、他に接着、融着、嵌め込み挟持など多様な形態が考えられる。
硬貨入れ体2の縁に硬貨仕分け保持体11に保持された硬貨が抜出さないように阻止する、硬貨出し入れ開口部7の前に立ちはだかるゴム製部材などの抜け阻止片を設けるのがよい。
硬貨仕分け保持体11を硬貨入れ体2の表面と裏面の両面に設けるのもよい。

硬貨重ね収納部8−1、8−10、8−100、8−5、8−50、8−500を横一列に並べ、且つ、硬貨出し入れ開口部7を同じ向きとした、長細い形態の硬貨仕分け保持体とし、これにあわせて硬貨入れ体も長細い形態とするのもよい。
(発明を実施するための異なる形態)
次に本発明を実施するための異なる形態について説明する。なお、これら本発明を実施するための異なる形態の説明に当たって、本発明を実施するための第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図9ないし図11に示す本発明を実施するための第2の実施の形態において前記第1の実施の形態と主に異なる点は、硬貨入れ体4の裏面に面ファスナA27を設け、硬貨入れ体4に硬貨重ね収納部8−1、8−10、8−100の硬貨が抜けないようにするために少なくとも硬貨出し入れ開口部7を覆う形態の覆い部20を有し、この覆い部20から延長されて硬貨仕分け保持体11の上から開閉出入口2の上を通り前記硬貨入れ体4の裏面に達して前記面ファスナA27と係着する面ファスナB28を有する覆い係着部21を設けてなる仕分け部付き硬貨入れ22を形成した点にある。
図11に示すように、覆い係着部21を腰ベルト23に下から通して腰ベルト23に着脱自在に装着することができる。
覆い係着部21はズボンのポケットに入れることを考えた場合、薄い物がよくかさばらないようにするのがよい。
図12に示す本発明を実施するための第3の実施の形態において前記第1の実施の形態と主に異なる点は、硬貨入れ体4(硬貨仕分け保持体11の側でもよい)の指入れ隙間13a、13bを形成している部位に面ファスナB28、28を設け、面ファスナA27、27および摘み片24a、24bを有するカバー25を装着できるようにしてなる仕分け部付き硬貨入れ26を形成した点にある。
腰ベルト23に装着でき、携行中に硬貨の抜け出しのないものを実現できる。
図13ないし図14に示す本発明を実施するための第4の実施の形態において前記第1の実施の形態と主に異なる点は、硬貨仕分け保持体本体を略円盤形態の硬貨仕分け保持体本体30とし、第1の硬貨仕分け収納部群および第2の硬貨仕分け収納部群という区別がなく、該硬貨仕分け保持体本体30の円周形態に沿うように配置された硬貨重ね収納部8−1、8−10、8−100、8−5、8−50によって構成されてなる円周配置形態の硬貨仕分け収納部群31とし、硬貨入れ体も円形形態とした硬貨入れ体32とした仕分け部付き硬貨入れ33を形成した点にある。
また、硬貨入れ体32の略上部縁部位から硬貨仕分け保持体本体30の側部の一部あるいは略全部を囲うように合成樹脂性部材、布製部材、レザー部材(なめし革、皮革)、ゴム製部材などの、指で押せると難なく容易に変形してしまう柔軟性部材からなる囲い部34が設けられている。この囲い部34によって、収納されている硬貨が1枚で傾くようなことがあっても、抜け出るのが阻止されるものでる。
囲い部の形態は囲い部34のように硬貨仕分け保持体本体30から縫い付けや接着などにより立ち上げられる形態に限られず、例えば、縁の立ち上がったお盆形態のようなものを硬貨仕分け保持体本体と硬貨入れ体の間に設けてなるような形態でもよい。
500円硬貨の保持部が無いが、500円硬貨は硬貨入れ体32に収納する。
円形であるのでズボンのポケットに収めても角当りが無く、且つ、500円硬貨の硬貨重ね収納部8−500を設けない構成としたことにより、直径6cm以下の硬貨仕分け保持体本体30という硬貨仕分け保持体11の横幅9cmより大幅なコンパクト化を実現しているので携行感のよいものにできる。
図15に示す本発明を実施するための第5の実施の形態において前記第1の実施の形態と主に異なる点は、500円硬貨を保持する硬貨重ね収納部8−500の無い
硬貨重ね収納部8−5、8−50、8−1、8−10、8−100からなる硬貨仕分け保持体37とし、それに対応した形の硬貨入れ体38としてなる仕分け部付き硬貨入れ39を形成した点にある。
硬貨仕分け保持体37は横幅が6cmであり、硬貨仕分け保持体11の横幅9cmより3cm短い大幅なコンパクトな形態を実現している。
図16ないし図17に示す本発明を実施するための第6の実施の形態において前記第1の実施の形態と主に異なる点は、
(1)500円硬貨を収納する硬貨重ね収納部8−500を無くし、これに変えて1円硬貨を収納する硬貨重ね収納部を1箇所増やして2箇所とし(硬貨重ね収納部8−1a、8−1b)、10円硬貨を収納する硬貨重ね収納部を1箇所増やして2箇所とし(硬貨重ね収納部8−10a、8−10b)、
(2)硬貨重ね収納部8−1a、8−1b、硬貨重ね収納部8−10a、8−10b、硬貨重ね収納部8−100への硬貨の収納枚数を5枚とし、
(3)硬貨仕分け保持体本を、ゴム製部材、弾性合成樹脂製部材からなり且つ弾性挟持突起16a、16bも含めて一体成形により形成した硬貨仕分け保持体本60とし、
(4)硬貨重ね収納部ごとの上面指入れ開口部6を有するとともに、硬貨重ね収納部の硬貨が上方へ抜けるのを阻止する硬貨上方抜け阻止縁14を形成する、硬貨仕分け保持体本60の上部に接着固定されるプレート形態の上部プレート61を設け、
(5)硬貨仕分け保持体本60の底部に固定される、下面指入れ開口部15を有さないようにした(指入れ開口部を上面指入れ開口部6のみとした)底部を形成する透明樹脂製部材からなるプレート形態の底部プレート62を設けて、
(6)、指入れ隙間13a、13bが底部プレート(底部)62と硬貨入れ体4との間に形成されるようにした、
仕分け部付き硬貨入れ63を形成した点にある。
64は粘着剤ないし接着剤からなる接合剤である。接合剤64は底部プレート(底部)62と硬貨入れ体4の両方あるいはいずれか一方に塗布すればよい。
底部プレート62には、硬貨の写しなりイラストによりリアリティーのある硬貨表示が底面側から施され、一目でどの硬貨の収納場所であるかわかるようにするのがよい。
65はビス通し穴。
図18に示す本発明を実施するための第7の実施の形態において前記第6の実施の形態と主に異なる点は、上部プレートを底部プレート(底部)62と同じ形態の上部プレート67とし、底部プレート(底部)を上部プレート61と同じ形態の下部プレート68とし、指入れ開口を下面指入れ開口部15のみとした仕分け部付き硬貨入れ69を形成した点にある。
指入れ隙間13a、13bは下部プレート68と硬貨入れ体4の間に形成される。
硬貨重ね収納部の硬貨は人指し指あるいは中指を下からあて下から抜いて行く。
図19に示す本発明を実施するための第8の実施の形態において前記第6の実施の形態と主に異なる点は、硬貨仕分け保持体本を底部72を一体成形により設けてなる硬貨仕分け保持体本73とし、硬貨仕分け保持体本73の下部の略中央に嵌合穴(図示せず省略)を設け、硬貨入れ体4の内側から粘着剤あるいは接着剤により該硬貨入れ体4内に固定した、硬貨仕分け保持体本73の下部の略中央に設けた前記嵌合穴(図示せず省略)嵌め殺しとなる嵌合突起74を複数有する結合部材75を、該嵌合突起74を外に突き出させて設けてなる、仕分け部付き硬貨入れ76を形成した点にある。
図20に示す本発明を実施するための第9の実施の形態において前記第6の実施の形態と主に異なる点は、硬貨仕分け保持体本60の硬貨重ね収納を形成する側部壁部位77を、底部プレート(底部)62の縁と略同じ部位まで延ばした形態とした点にある。
このような形態とすることにより、収納が硬貨一枚である場合に、底部プレート(底部)62とあいまって外の当たり物が側部から収納されている一枚硬貨に当たるのを防ぐように有効に機能する。
図21に示す本発明を実施するための第10の実施の形態において前記第1の実施の形態と主に異なる点は、硬貨入れ体4に一端を固定してなる(あるいは該硬貨入れ体4の形成部材を延長してなるものもよい)、該硬貨入れ体4の外側に広げることができる布製部材、合成皮革製部材、合成樹脂製部材などの柔軟性シート部材、あるいは樹脂プレートに多数の溝を形成して自在に一定方向に曲げることができるフレキシブル体80を設け、このフレキシブル体80に硬貨仕分け保持体11を固定し、指入れ隙間13a、13bが前記フレキシブル体80と前記硬貨仕分け保持体11との間に形成されるようにしてなるとともに、前記フレキシブル体80を表にして前記硬貨仕分け保持体11を前記硬貨入れ体4上に伏せ置くことができるようにしてなる仕分け部付き硬貨入れ81を形成した点にある。
硬貨入れ体4縁から、硬貨重ね収納部8−1、8−10、8−100の硬貨の抜け出しを防ぐ立ち上がり部82が設けられている。
硬貨仕分け保持体11にはフック面ファスナ83が設けられ、硬貨入れ体4にはフック面ファスナ83が係止するループ面ファスナ84が設けられている。これにより、フレキシブル体80を表にして硬貨仕分け保持体11を硬貨入れ体4上に伏せ置いた状態が保持される(図21の(c)参照)。
硬貨の取り出しは、図21の(a)に示す開いた状態から、硬貨入れ体4を垂れ下げたような状態で行うことができる。また、図21の(d)に示すように、硬貨仕分け保持体11を硬貨入れ体4の裏側に回し乗せた状態で行うこともできる。
図22に示す本発明を実施するための第11の実施の形態において前記第1の実施の形態と主に異なる点は、硬貨入れ体4に一端を固定してなる(あるいは該硬貨入れ体4の形成部材を延長してなるものもよい)、該硬貨入れ体4の外側に広げることができる布製部材、合成皮革製部材、合成樹脂製部材などの柔軟性シート部材、あるいは樹脂プレートに多数の溝を形成して自在に一定方向に曲げることができるフレキシブル体80を設け、このフレキシブル体80に硬貨仕分け保持体11を固定し、指入れ隙間13a、13bが前記フレキシブル体80と前記硬貨仕分け保持体11との間に形成されるようにしてなるとともに、前記フレキシブル体80を表にして前記硬貨仕分け保持体11を前記硬貨入れ体4上に伏せ置くことができるようにしてなる仕分け部付き硬貨入れ87を形成した点にある。
硬貨仕分け保持体11にはフック面ファスナ83が設けられ、硬貨入れ体4にはフック面ファスナ83が係止するループ面ファスナ84が設けられている。これにより、フレキシブル体80を表にして硬貨仕分け保持体11を硬貨入れ体4上に伏せ置いた状態が保持される(図22の(c)参照)。
硬貨入れ体4縁から、硬貨重ね収納部8−1、8−10、8−100の硬貨の抜け出しを防ぐための、フレキシブル体80を延長してなるとともに、その先端にフック面ファスナ88を設けてなる覆い部89が設けられている。覆い部89は保持体11を硬貨入れ体4上に伏せ置いた状態で、その先端のフック面ファスナ88をループ面ファスナ84に係止して硬貨重ね収納部8−65、8−50、8−500の硬貨出し入れ開口部7を塞ぎ、硬貨の抜け出しを防止するようになっている。
硬貨の取り出しは、図22の(a)に示す開いた状態から、硬貨入れ体4を垂れ下げたような状態で行うことができる。また、図22の(d)に示すように、硬貨仕分け保持体11を硬貨入れ体4の裏側に回し乗せた状態で行うこともできる。
<付記A>
<付記A1記載の発明の効果>
チャックファスナ形態、蝦蟇口の口金形態、面ファスナ袷や覆いカバー形態、巾着形態などの開閉出入口を備え、複数枚の硬貨を収納することができる布製部材、合成皮革製部材、合成樹脂製部材などの柔軟性シート部材からなる閉じ容器である硬貨入れ体と、
硬貨仕分け保持体本体、この硬貨仕分け保持体本体に設けられた複数枚の硬貨を重ね収納することができる複数の硬貨重ね収納部、この硬貨重ね収納部の側部に形成された硬貨を側部から押し入れ且つ引き出すことを可能とした硬貨出し入れ開口部、この硬貨出し入れ開口部から硬貨に指を当てて引き出すことを可能とするための、指を通す上面指入れ開口部および下面指入れ開口部あるいはいずれか一方の指入れ開口部とからなる硬貨仕分け保持体と、
この硬貨仕分け保持体の前記硬貨重ね収納部から外れた部位からなる前記硬貨入れ体に固定されている固定部と、
前記硬貨重ね収納部と前記硬貨入れ体との間に形成された、指をいれて前記硬貨仕分け保持体の下面あるいは硬貨の下面に指を当てることができる指入れ隙間とで仕分け部付き硬貨入れを構成しているので、
(1)指入れ隙間によって、硬貨重ね収納部の直下である至近距離に親指以外の指を揃えて入れて硬貨を取り出し、該揃えた指の上に載せてゆくことを実現しているものである。すなわち、硬貨重ね収納部から抜き出される硬貨と揃えた指の距離は至近距離となるので、硬貨は落下衝撃も少なく且つ落下傾きも少ない状態で揃えた指の上に、滑るように安定した安全な姿勢および弱い勢いで乗って行く。よって、揃えた指から硬貨を落下させることなく何枚もの硬貨を抜き取り受けて行くことができるという効果を奏する。
(2)柔軟性シート部材からなる閉じ容器である硬貨入れ体の外面である表面に、硬貨の出入を行なう硬貨出し入れ開口部を有する硬貨重ね収納部を複数設けてなる硬貨仕分け保持体を設け、第1の硬貨仕分け収納部群および第2の硬貨仕分け収納部群と前記硬貨入れ体との間に指入れ隙間が形成されていることによって、
硬貨重ね収納部に収納された硬貨に指当て抑えることができ、指に当っている硬貨を素早く容易に親の引き動かしによって引き出し揃えた指に次々に受けて行くことができるという効果を奏する。
さらに、硬貨入れ体が柔軟性シート部材からなるものであるので、片手で握り潰しないし萎めることが簡単にできるもので、握り萎めることにより、指入れ隙間が解放されたフリー状態となり、より硬貨を指で挟むことが軽快におこなえるという効果を奏する。
(3)硬貨のお釣りが出た場合で、硬貨重ね収納部がいっぱいで余ってしまった硬貨を、硬貨入れ体に入れ貯留しておけるので大変便である。また、レジで受け取った硬貨をとりあえず硬貨入れ体に入れてしまい、レジを出た後で硬貨重ね収納部に収納するようにできるので便利である。
<付記A2記載の発明の効果>
付記A1記載の発明の構成において、硬貨仕分け保持体本体に該硬貨仕分け保持体本体の一部として一体成形によりあるいは他の部材により底部が設けられ、指入れ開口部を下面に有さず上面指入れ開口部のみとし、指入れ隙間が前記底部と硬貨入れ体との間に形成されてなる仕分け部付き硬貨入れを構成しているので、
付記A1記載の発明の効果と同様な効果を奏するとともに、最後に一枚の硬貨は底部に当接した形態で保持されるで、硬貨仕分け保持体本体面が硬貨を押し上げることがない。よって、硬貨が硬貨仕分け保持体本体面硬貨を押し傾かせることが起きないので、硬貨が傾いて抜け出てしまうことが起き難いという効果を奏する。また、硬貨重ね収納部ごとの底部面に収納する硬貨を指示する表示を鮮明に施すことができるという効果を奏する。
<付記A3記載の発明の効果>
付記A2記載の発明の構成において、底部の先端および硬貨重ね収納部の側壁の先端あるいはいずれか一方の先端が、該硬貨重ね収納部に保持した硬貨の先端位置と同じかそれよりも外に突出した形態である仕分け部付き硬貨入れを構成しているので、
付記A2記載の発明と同様な効果を奏するとともに、硬貨重ね収納部に保持されている硬貨が一枚となった状態において、外の当たり物が硬貨に直接当たるのを硬貨よりも外に突出した底部および硬貨重ね収納部の側壁あるいはそのいずれか一方によって防止されるので、一枚硬貨の傾いての抜け出をより生じさせないという効果を奏する。
<付記A4記載の発明の効果>
付記A1、2、3いずれか記載の発明の構成において、一円硬貨用が2箇所、10円硬貨用が2箇所、5円硬化用が1箇所、50円硬化用が1箇所、100円硬貨用が1箇所の硬貨重ね収納部を備えてなる硬貨仕分け保持体であるとともに、前記2箇所の1円硬貨用の硬貨重ね収納部と前記2箇所の10円硬貨用の硬貨重ね収納部の硬貨収納枚数が個個5枚である仕分け部付き硬貨入れを構成しているので、
付記A1、2、3いずれか記載の発明と同様な効果を奏するとともに、1円硬貨用が2箇所×5枚=10枚、10円硬貨用が2箇所×5枚=10枚の収納枚数としているので、5円硬貨や50円硬貨が無い場合でも、6円以上あるいは60円以上の支払い金額に対応することが出来る場面を多くできるという効果を奏する。また、1円硬貨と10円硬貨を持ち合わせている最大数ないし10枚としておくことにより、硬貨入れ体を開いて1円硬貨や10円硬貨を探すことをしない、支払い行為を実現するという効果を奏する。
<付記A5記載の発明>
付記A1〜4いずれか記載の発明の構成において、硬貨入れ体に一端を固定してなるあるいは該硬貨入れ体の形成部材を延長してなる、該硬貨入れ体の外側に広げることができるフレキシブル体を設け、このフレキシブル体に硬貨仕分け保持体を設け、指入れ隙間が前記フレキシブル体と前記硬貨仕分け保持体との間に形成されるようにしてなるとともに、前記フレキシブル体を表にして前記硬貨仕分け保持体を前記硬貨入れ体上に伏せ置くことができるようにしてなる仕分け部付き硬貨入れを構成しているので、
付記A1〜4いずれか記載の発明と同様な効果を奏するとともに、硬貨仕分け保持体を硬貨入れ体上に伏せ置いた状態では、一方の側はフレキシブル体により覆われるので、そちら側にある硬貨へ当たり物があたることは該フレキシブル体により防げるので、硬貨の抜け出しの生じがたいものにできる。
<付記B>
<付記B1記載の発明の効果>
チャックファスナ形態、蝦蟇口の口金形態、面ファスナ袷や覆いカバー形態、巾着形態などの開閉出入口を備え、多種多数枚の硬貨を収納することができる布製部材、合成皮革製部材、合成樹脂製部材などの柔軟性シート部材からなる閉じ容器である硬貨入れ体と、
硬貨仕分け保持体本体、この硬貨仕分け保持体本体に設けられた同一の硬貨を複数枚重ねて側部から押し込むことができるとともに硬貨の側部との摩擦抵抗により抜け難く係止でき且つ親指を最表の硬貨に当て引き出すことができる表面開口部と該表面開口部と連絡してなる側面開口部を有してなる同一硬貨重ね収納部、この同一硬貨重ね収納部の種類の異なる複数によって構成されてなる第1の硬貨仕分け収納部群および該第1の硬貨仕分け収納部群と対向する側に設けられた第2の硬貨仕分け収納部群とからなる硬貨仕分け保持体と、
この硬貨仕分け保持体の前記第1の硬貨仕分け収納部群部位と前記第2の硬貨仕分け収納部群部位を外した部位を前記硬貨入れ体の表面に固定している固定部と、
前記第1の硬貨仕分け収納部群および前記第2の硬貨仕分け収納部群と前記硬貨入れ体との間に形成された、人差し指や中指をいれて前記硬貨仕分け保持体の裏側あるいは硬貨の裏側に該人差し指や中指を当てることができる指入れ隙間とで仕分け部付き硬貨入れを構成しているので、
(1)柔軟性シート部材からなる閉じ容器である硬貨入れ体の外面である表面に、硬貨の出入を行なう側面開口部を有する同一硬貨重ね収納部を複数設けてなる硬貨仕分け保持体を設け、第1の硬貨仕分け収納部群および第2の硬貨仕分け収納部群と前記硬貨入れ体との間に指入れ隙間が形成されていることによって、
同一硬貨重ね収納部に収納された硬貨を親指と人差し指や中指で素早く確実に挟み抑えることができ、親指に当っている最表の硬貨を素早く容易に該親指の引き動かしによって引き出し手のひらに次々に受けて行くことができるという効果を奏する。
さらに、硬貨入れ体が柔軟性シート部材からなるものであるので、片手で握り潰しないし萎めることが簡単にできるもので、握り萎めることにより、第1の硬貨仕分け収納部群ないし第2の硬貨仕分け収納部群の裏面は指入れ隙間が解放されたフリー状態となり、より硬貨を指で摘むことが軽快におこなえるという効果を奏する。
(2)硬貨入れ体の表面に、第1の硬貨仕分け収納部群と第2の硬貨仕分け収納部群を側面開口部を外にして対向させるようにした硬貨仕分け保持体を設けた構成であるので、第1の硬貨仕分け収納部群の硬貨も第2の硬貨仕分け収納部群の硬貨も、向きを替えるだけで同じように素早く軽快に取り出すことができるという効果を奏する。
(3)硬貨のお釣りが出た場合で、同一硬貨重ね収納部がいっぱいで余ってしまった硬貨を、硬貨入れ体に入れ貯留しておけるので大変便であるとともに、硬貨入れ体の硬貨を出し入れする開閉出入口がチャックファスナ形態、蝦蟇口の口金形態、面ファスナ袷や覆いカバー形態、巾着形態などの開き操作を行なわないと容易には開かない安全な形態を実現するとい効果を奏する。
(4)日本の500硬貨は直径が2.5cmと大きく、全体を大きくする要因になっているが、硬貨入れ体を設けたことにより、この500円硬貨は硬貨入れ体に収納することができるので、500円硬貨の同一硬貨重ね収納部を設けないよりコンパクトな硬貨仕分け保持体とすることができるという効果を奏する。
<付記B2記載の発明の効果>
付記B1記載の発明の構成において、硬貨仕分け保持体本体が略円盤形態であり、第1の硬貨仕分け収納部群および第2の硬貨仕分け収納部群という区別がなく、該硬貨仕分け保持体本体の円周形態に沿うように略全周に渡るように配置された同一硬貨重ね収納部の種類の異なる複数によって構成されてなる円周配置形態の硬貨仕分け収納部群とし、硬貨入れ体も円形形態とした仕分け部付き硬貨入れを構成しているので、
付記B1記載の発明の効果と同様な効果を奏するとともに、全体形態が円形であるので、ズボンのポケットへ入れ携行した場合、角が無く違和感の少ない携行ができるという効果を奏する。
<付記B3記載の発明の効果>
付記B1、2いずれか記載の発明の構成において、硬貨入れ体の裏面に面ファスナAを設け、硬貨入れ体に同一硬貨重ね収納部の硬貨が抜けないようにするために少なくとも側面開口部を覆う形態の覆い部を有し、この覆い部から延長されて硬貨仕分け保持体の上から開閉出入口の上を通り前記硬貨入れ体の裏面に達して前記面ファスナAと係着する面ファスナBを有する覆い係着部を設けてなる仕分け部付き硬貨入れを構成しているので、
付記B1、2いずれか記載の発明と同様な効果を奏するとともに、硬貨入れ体の開閉口を上にする形態で覆い係着部を腰ベルトに通して仕分け部付き硬貨入れを腰ベルトの装着でき、且つ、下向きとなった側面開口部を覆い部で覆うので、硬化が抜け落ちるのを防止することができるという効果を奏する。
<付記B4記載の発明の効果>
付記B1、2いずれか記載の発明の構成において、硬貨入れ体あるいは硬貨仕分け保持体の指入れ隙間を形成している部位に面ファスナを設けてなる仕分け部付き硬貨入れを構成しているので、
付記B1、2いずれか記載の発明と同様な効果を奏するとともに、このような構成としても前記付記B3記載の覆い係着部を設けることができるので、前記付記B3記載の発明と同様な効果を奏する。
<付記B5記載の発明の効果>
付記B1、3、4いずれか記載の発明の構成において、大きさが横12cm以内、縦幅8cm以内、厚み5cm以内であること仕分け部付き硬貨入れを構成しているので、
付記B1、3、4いずれか記載の発明の効果に加えて、ズボンのポケットに収納できる大きさであり、携行性がよいという効果を奏する。
<付記B6記載の発明の効果>
付記B1、2、3、4、5記載の発明の構成において、同一硬貨重ね収納部に保持できる硬貨が日本硬貨であり、500円硬貨を除く100円硬貨、50円硬貨、10円硬貨、5円硬貨、1円硬貨の5種類の硬貨を保持できる5種類の該同一硬貨重ね収納部を設けてなる硬貨仕分け保持体とした仕分け部付き硬貨入れを構成しているので、
最も高価であり抜け落として紛失してしまうには経済的打撃および精神的打撃が大きく、お釣りとして多数枚が出にくく、小硬貨としてあまり使用しない500円硬貨は他の余分な硬貨とともに硬貨入れ体に収納しておくことができ、且つ、500円硬貨の同一硬貨重ね収納部を除いたことにより、硬貨仕分け保持体の大きさを横幅6cm程度のコンパクトなものにできるという効果を奏する。
本発明は財布を製造する産業で利用される。
1:仕分け部付き硬貨入れ、
2:開閉出入口、
4:硬貨入れ体、
5:硬貨仕分け保持体本体、
6:上面指入れ開口部、
7:硬貨出し入れ開口部、
8−1、8−1a、8−1b:硬貨重ね収納部、
8−10、8−10a、8−10b:硬貨重ね収納部、
8−100:硬貨重ね収納部、
8−5:硬貨重ね収納部、
8−50:硬貨重ね収納部、
8−500:硬貨重ね収納部、
9:第1の硬貨仕分け収納部群、
10:第2の硬貨仕分け収納部群、
11:硬貨仕分け保持体、
12:固定部、
13a、13b:指入れ隙間、
14:硬貨上方抜け阻止縁、
15:下面指入れ開口部、
16a、16b:弾性挟持突起、
17:当て板、
18:ビス、
19:硬貨下方抜け阻止縁、
20:覆い部、
21:覆い係着部、
22:仕分け部付き硬貨入れ、
23:腰ベルト、
24a、24b:摘み片、
25:カバー、
26:仕分け部付き硬貨入れ、
27:面ファスナA、
28:面ファスナB、
30:硬貨仕分け保持体本体、
31:硬貨仕分け収納部群、
32:硬貨入れ体、
33:仕分け部付き硬貨入れ、
34:囲い部、
37:硬貨仕分け保持体、
38:硬貨入れ体、
39:仕分け部付き硬貨入れ、
45:5円硬貨、
46:50円硬貨、
47:500円硬貨、
48:1円硬貨、
49:10円硬貨、
50:100円硬貨、
60:硬貨仕分け保持体本、
61:上部プレート、
62:底部プレート(底部)62、
63:仕分け部付き硬貨入れ、
64:接合剤、
65:ビス通し穴、
67:上部プレート、
68:下部プレート、
69:仕分け部付き硬貨入れ、
72:底部、
73:硬貨仕分け保持体本、
74:嵌合突起、
75:結合部材、
76:仕分け部付き硬貨入れ、
77:側部壁部位、
80:フレキシブル体、
81:仕分け部付き硬貨入れ、
82:立ち上がり部、
83:フック面ファスナ、
84:ループ面ファスナ、
87:仕分け部付き硬貨入れ、
88:フック面ファスナ、
89:覆い部。

Claims (3)

  1. チャックファスナ形態、蝦蟇口の口金形態、面ファスナ袷や覆いカバー形態、巾着形態などの開閉出入口を備え、複数枚の硬貨を収納することができる布製部材、合成皮革製部材、合成樹脂製部材などの柔軟性シート部材からなる閉じ容器である硬貨入れ体と、
    この硬貨入れ体に一端を固定してなるあるいは該硬貨入れ体の形成部材を延長してなる、該硬貨入れ体の外側に広げることができるように設けられたフレキシブル体と、
    硬貨仕分け保持体本体、この硬貨仕分け保持体本体に設けられた複数枚の硬貨を重ね収納することができる複数の硬貨重ね収納部、この硬貨重ね収納部の側部に形成された硬貨を側部から押し入れ且つ引き出すことを可能とした硬貨出し入れ開口部、この硬貨出し入れ開口部から硬貨に指を当てて引き出すことを可能とするための、指を通す上面指入れ開口部および下面指入れ開口部あるいはいずれか一方の指入れ開口部とからなる硬貨仕分け保持体と、
    この硬貨仕分け保持体の前記硬貨重ね収納部から外れた部位からなる前記フレキシブル体に固定されている固定部と、
    この硬貨仕分け保持体と前記フレキシブル体の間に形成された、指をいれて前記硬貨仕分け保持体の下面あるいは硬貨の下面に指を当てることができるようにした指入れ隙間とからなり、
    前記フレキシブル体を表にして前記硬貨仕分け保持体を前記硬貨入れ体上に伏せ置くことができるようにしてなることを特徴とする仕分け部付き硬貨入れ。
  2. 硬貨仕分け保持体本体の硬貨重ね収納部の形態が下面指入れ開口部をフレキシブル体との固定部側に有する形態であり、該フレキシブル体面側に該面指入れ開口部から見えるように硬貨重ね収納部に収納する硬貨を指示する硬貨表示を施してなることを特徴とする請求項1記載の仕分け部付き硬貨入れ。
  3. 硬貨仕分け保持体本体の硬貨重ね収納部の形態が上面指入れ開口部を有しかつ底部を形成する底部プレートを設け、該底部プレートに該面指入れ開口部から見えるように硬貨重ね収納部に収納する硬貨を指示する硬貨表示を施してなることを特徴とする請求項1記載の仕分け部付き硬貨入れ。
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