JP4484052B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、電子写真、静電複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置の技術分野に関し、特に、帯電ローラおよび現像ローラがともにシート状のスペーサにより感光体に対して所定の帯電ギャップおよび所定の現像ギャップを置いて配置された非接触帯電方式および非接触ジャンピング現像方式により、感光体を帯電し、かつ感光体の静電潜像を非磁性一成分トナーで現像する画像形成装置の技術分野に関する。
図5に示すように、従来の一般的な画像形成装置1は、静電潜像およびトナー像が形成される感光体2、この感光体2を帯電する帯電装置3、感光体2上に形成された静電潜像を非磁性一成分トナー(以下、単にトナーともいう)によって現像する現像装置4、現像装置4によって現像されたトナー像を中間転写体5に一次転写する一次転写装置6、および一次転写後に感光体2上に残留するトナーを除去し回収するクリーニング装置7を備えている。
現像装置4は、感光体2にトナーを搬送する現像ローラ4a、現像ローラ4aに圧接されてトナーを供給する供給ローラ4b、および現像ケース4cを備えており、現像ケース4c内に、トナー、現像ローラ4a、および供給ローラ4bが収容されている。そして、現像ケース4c内に収容された非磁性一成分トナーが、図示しないトナー攪拌搬送部材によって撹拌されながら供給ローラ4bの方へ搬送され、更に供給ローラ4bによって現像ローラ4aに供給される。現像ローラ4a上のトナーは、図示しない規制ブレードによって規制されて薄層化され、この薄層のトナーが現像ローラ4aによって感光体2の方へ搬送される。
そして、帯電装置3の帯電ローラ3aによって像形成領域が一様帯電された感光体2上に、図示しない露光装置によって静電潜像が形成され、この感光体2上の静電潜像が現像装置4の現像ローラ4aによって搬送されてくる非磁性一成分トナーで現像されてトナー像が形成される。この感光体2上のトナー像は一次転写装置6の転写ローラ6aによって中間転写体5に一次転写されて転写像が形成される。そして、図示しないが、中間転写体5上の転写像が二次転写装置によって紙等の記録媒体に転写され、記録媒体上の転写像が定着装置によって定着されて画像が形成される。一次転写後に感光体2上に残留したトナーはクリーニング装置7のクリーニングブレード7aによって除去され回収される。
なお、従来の一般的な画像形成装置1としては、中間転写体7を用いないで感光体2のトナー像を記録媒体に直接転写する画像形成装置もある。
ところで、従来の画像形成装置として、非接触ジャンピング現像方式を用いた現像装置を備えた画像形成装置が多々知られている。この非接触ジャンピング現像方式は、感光体と現像ローラとの間に所定の現像ギャップを設けるとともに、現像ローラのトナーを感光体にジャンピングさせて感光体上の静電潜像を現像する方式である。この非接触ジャンピング現像方式では、高画質を得るためには現像ギャップを狭くする必要があるため、感光体と現像ローラとの間の現像ギャップをより狭く高精度に維持することが良好な現像を行う上で求められる。
そこで、現像ギャップ調整部材としてシート状部材を用い、このシート状部材を現像ローラの両端部外周面と感光体の両端部外周面との間に介在させることで、現像ローラと感光体との間に適正な現像ギャップを容易に確保できるようにすることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、特許文献1に開示の画像形成装置では、高速現像において、発熱、摩耗や振動が起こるおそれがあるという課題がある。
また、ギャップ調整部材としてシート状部材のスペーサを用いることによりギャップを狭くするギャップ調整法として、帯電ローラにシート状のテープを巻き付けてスペーサとして固定し、このスペーサを感光体に当接することで、帯電ローラと感光体との間に比較的狭いギャップを確保することが提案されている(例えば、特許文献2参照)。そこで、特許文献1に開示の画像形成装置の課題を解決するために、この特許文献2に開示の帯電ギャップ調整法を現像ギャップ確保に適用して、現像ローラにシート状のテープを巻き付けて現像ギャップ確保のスペーサとして固定することが考えられる。また、シート状の無端のチューブを現像ローラに嵌合してスペーサとして固定することも考えられる。
特開平5−27571号公報。 特開2001−296723号公報。
ところで、現像ローラの外周面に、前述のようなテープやチューブのスペーサ材からなるスペーサを設けて現像ギャップを確保する非接触現像方法では、スペーサ材の端部放電が問題となる。すなわち、図6(a)に示すように現像ギャップgを置いて配置される現像ローラ4aと感光体2との間の部分アよりも、スペーサ8が介在する現像ローラ4aと感光体2との間の部分イの方が放電しやすい。これは、図6(b)に示すように現像ローラ4aからスペーサ材の表面や基材2a上の感光層2bの表面に沿う放電経路を通って、いわゆる沿面放電が生じるためである。
また、スペーサ8の両側縁にバリがあると、このバリにより感光体2の感光層2bが影響を受けるようになる。
一方、前述の特許文献2に開示の帯電ローラにシート状のテープを巻き付けてなるスペーサによりギャップ調整においても、同様に沿面放電が生じるおそれがあるとともに、感光層がスペーサの両側縁のバリの影響を受けるようになる。
現像ギャップ用のスペーサおよび帯電ギャップ用のスペーサにおけるこれらの沿面放電やバリの影響は、各スペーサ単独では、それほど大きな問題にはならない。
しかしながら、各スペーサにおける沿面放電やバリの影響が組み合わされると問題となり、両スペーサにおける沿面放電やバリの影響で感光体2の感光層2bに穴(ピンホール)や亀裂が発生してしまう。したがって、感光体2の寿命が低下するばかりでなく、画像欠陥を招くようになる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、現像ギャップ用のスペーサおよび帯電ギャップ用のスペーサにおける沿面放電やバリの各影響を抑制して、感光体の寿命を向上させるとともに、高画質の良好な画像を長期にわたって得ることのできる画像形成装置を提供することである。
前述の課題を解決するために、請求項1の発明は、基材に感光層が形成されてなる感光体と、この感光体に所定の帯電ギャップを置いて設けられて前記感光体を帯電する帯電ローラと、前記感光体に所定の現像ギャップを置いて設けられて前記感光体にトナーを搬送する現像ローラと、前記帯電ローラの両端部に設けられて前記感光体に当接することで前記帯電ギャップを設定する帯電ギャップ調整部材と、前記現像ローラの両端部に設けられて前記感光体に当接することで前記現像ギャップを設定する現像ギャップ調整部材とを少なくとも備え、非接触帯電および非接触ジャンピング現像を行う画像形成装置において、前記帯電ギャップ調整部材がシート状の帯電ギャップ用スペーサで構成されているとともに、前記現像ギャップ調整部材がシート状の現像ギャップ用スペーサで構成されており、前記帯電ギャップ用スペーサの外側エッジおよび内側エッジの前記感光層への各当接位置および前記現像ギャップ用スペーサの外側エッジおよび内側エッジの前記感光層への各当接位置がすべて異なるように設定されていることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、基材に感光層が形成されてなる感光体と、この感光体に所定の帯電ギャップを置いて設けられて前記感光体を帯電する帯電ローラと、前記感光体にそれぞれ所定の現像ギャップを置いて設けられて前記感光体にそれぞれのトナーを搬送する複数の現像ローラと、前記帯電ローラの両端部に設けられて前記感光体に当接することで前記帯電ギャップを設定する帯電ギャップ調整部材と、前記複数の現像ローラの両端部にそれぞれ設けられて前記感光体に当接することでそれぞれの前記現像ギャップを設定する現像ギャップ調整部材とを少なくとも備え、非接触帯電および非接触ジャンピング現像を行う画像形成装置において、前記帯電ギャップ調整部材がシート状の帯電ギャップ用スペーサで構成されているとともに、前記複数の現像装置の各現像ローラにそれぞれ設けられた前記現像ギャップ調整部材がそれぞれシート状の現像ギャップ用スペーサで構成されており、前記帯電ギャップ用スペーサの外側エッジおよび内側エッジの前記感光層への各当接位置および前記複数の現像ギャップ用スペーサの外側エッジおよび内側エッジの前記感光層への各当接位置がすべて異なるように設定されていることを特徴とする。
このように構成された請求項1の発明の画像形成装置によれば、帯電ギャップ用スペーサの外側エッジおよび内側エッジの感光層への各当接位置と、現像ギャップ用スペーサの外側エッジおよび内側エッジの感光層への各当接位置とがすべて異なるように設定しているので、各スペーサにおける前述の沿面放電やバリの影響が組み合わされることを防止できる。これより、両スペーサにおける沿面放電やバリの影響で感光体の感光層に穴(ピンホール)や亀裂が発生するのを抑制することができる。したがって、感光体の寿命を効果的に向上させることができるとともに、高画質の良好な画像を長期にわたって得ることができるようになる。
また、請求項2の発明の画像形成装置によれば、帯電ギャップ用スペーサの外側エッジおよび内側エッジの感光層への各当接位置、複数の現像ローラの各現像ギャップ用スペーサの各外側エッジおよび各内側エッジの感光層への各当接位置がすべて異なるように設定しているので、各スペーサにおける前述の沿面放電やバリの影響が組み合わされることを更に効果的に防止できる。
これより、各スペーサにおける沿面放電やバリの影響で感光体の感光層に穴(ピンホール)や亀裂が発生するのを抑制することができる。その場合、スペーサが多数存在するので、感光層の穴(ピンホール)の発生や亀裂の発生をより一層効果的に抑制することが可能となる。したがって、複数の現像装置を有する画像形成装置において、感光体の寿命を効果的に向上させることができるとともに、高画質の良好な画像を長期にわたって得ることができるようになる。
特に、1つの感光体に対して設けられる複数の現像装置として、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)およびブラック(K)からなる4つの現像装置を備えるフルカラー画像形成装置においては、感光層の穴(ピンホール)の発生や亀裂の発生をより一層効果的に抑制して高画質の良好なフルカラー画像を長期にわたって得ることができる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明にかかる画像形成装置の実施の形態の一例における帯電ローラと感光体との間の帯電ギャップ用スペーサおよび現像ローラと感光体との間の現像ギャップ用スペーサを模式的に示す部分拡大図である。なお、以下の各例の説明において、その例より前の例および前述の従来例の構成要素と同じ構成要素には同じ符号付すことで、その詳細な説明は省略する。また、本特許請求の範囲および本明細書において、内側は現像ローラの中央側を指し、外側は現像ローラの両端側を指す。
図1に示すように、この例の画像形成装置1は図5に示すような従来一般的な画像形成装置と同じ構成を有しており、非磁性一成分トナーを用いた非接触ジャンピング現像を行う画像形成装置である。この画像形成装置1の感光体2は、例えばディッピング法等の従来と同様の製造方法で製造され、基材2aの外周面に感光層2bが塗布されて形成されている。
帯電ローラ3aの両端部には、シート状のテープあるいはチューブからなる帯電ギャップ用スペーサ9が帯電ギャップ調整部材として固定されている(図には、帯電ローラ3aの左端側のみ示されていないが、同様に、帯電ローラ3aの右端側のトナー非搬送面にも同じスペーサが固定されている。以下、説明の便宜上、帯電ローラ3aの右端側部分についても帯電ローラ3aの左端側部分と同じ符号を付して説明する)。これらの帯電ギャップ用スペーサ9が感光体2の感光層2bの外周面に当接されることで、帯電ローラ3aの外周面と感光体2の感光層2bの外周面との間に、所定の帯電ギャップg1が確保されている。
また、現像ローラ4aの両端部には、シート状のテープあるいはチューブからなる現像ギャップ用スペーサ8が現像ギャップ調整部材として固定されている(図には、現像ローラ4aの左端側のみ示されていないが、同様に、現像ローラ4aの右端側のトナー非搬送面にも同じスペーサが固定されている。以下、説明の便宜上、現像ローラ4aの右端側部分についても現像ローラ4aの左端側部分と同じ符号を付して説明する)。これらの現像ギャップ用スペーサ8が感光体2の感光層2bの外周面に当接されることで、現像ローラ4aのトナー搬送面と感光体2の感光層2bの外周面との間に、所定の現像ギャップg2が確保されている。
そして、この例では、帯電ギャップ用スペーサ9が感光体2の感光層2bに当接する位置が、現像ギャップ用スペーサ8が感光体2の感光層2bに当接する位置より内側に設定されている。
その場合、帯電ギャップ用スペーサ9が感光体2の感光層2bに当接した状態で、帯電ローラ3aおよび感光体2が回転したとき、帯電ギャップ用スペーサ9の外側エッジ9aおよび内側エッジ9bの感光層2bへの各当接位置αおよびβが、現像ギャップ用スペーサ8が感光体2の感光層2bに当接した状態で、現像ローラ4aおよび感光体2が回転したとき、現像ギャップ用スペーサ8の外側エッジ8aおよび内側エッジ8bの感光層2bへの各当接位置γおよびδとすべて異なるように、帯電ギャップ用スペーサ9および現像ギャップ用スペーサ8の感光体2の感光層2bへの各当接位置が設定されている。
このように構成されたこの例の画像形成装置1によれば、帯電ギャップ用スペーサ9の外側エッジ9aおよび内側エッジ9bの感光層2bへの各当接位置αおよびβと、現像ギャップ用スペーサ8の外側エッジ8aおよび内側エッジ8bの感光層2bへの各当接位置γおよびδとがすべて異なるように設定しているので、各スペーサ9,8における前述の沿面放電やバリの影響が組み合わされることを防止できる。これより、両スペーサ9,8における沿面放電やバリの影響で感光体2の感光層2bに穴(ピンホール)や亀裂が発生するのを抑制することができる。したがって、感光体2の寿命を効果的に向上させることができるとともに、高画質の良好な画像を長期にわたって得ることができるようになる。
図2は、本発明の画像形成装置の実施の形態の他の例における帯電ローラと感光体との間の帯電ギャップ用スペーサおよび現像ローラと感光体との間の現像ギャップ用スペーサを模式的に示す部分拡大図である。
前述の図1に示す例では、帯電ギャップ用スペーサ9が現像ギャップ用スペーサ8より内側に設けられているが、図2に示すようにこの例の画像形成装置1では、帯電ギャップ用スペーサ9が感光体2の感光層2bに当接する位置が、現像ギャップ用スペーサ8が感光体2の感光層2bに当接する位置より外側に設定されている。
その場合、前述の例と同様に、帯電ギャップ用スペーサ9の外側エッジ9aおよび内側エッジ9bの感光層2bへの各当接位置αおよびβが、現像ギャップ用スペーサ8の外側エッジ8aおよび内側エッジ8bの感光層2bへの各当接位置γおよびδとすべて異なるように設定されている。
この例の画像形成装置1の他の構成および作用効果は、前述の例と同じである。
図3は、本発明の画像形成装置の実施の形態の更に他の例を模式的に示す図である。
図3に示すように、この例の画像形成装置1は、中間転写体5を用いた4サイクルのフルカラー画像形成装置である。感光体2の周囲に、感光体2の回転方向上流側から、帯電ローラ3a、現像ローラ4aYを有するイエロー(Y)現像器4Y、現像ローラ4aCを有するシアン(C)現像器4C、現像ローラ4aMを有するマゼンタ(M)現像器4M、および現像ローラ4aKを有するブラック(K)現像器4Kが順に配設されている。
前述の例と同様に、帯電ローラ3aの両端部には、シート状のテープあるいはチューブからなる帯電ギャップ用スペーサ9が固定され、この帯電ギャップ用スペーサ9が感光体2の感光層2bに当接されることで、帯電ローラ3aの外周面と感光体2の感光層2bの外周面との間に、所定の帯電ギャップg1が確保されている。
また、各現像ローラ4aY,4aC,4aM,4aKの両端部にも、それぞれ、シート状のテープあるいはチューブからなる現像ギャップ用スペーサ8Y,8C,8M,8Kが固定されている。これらの現像ギャップ用スペーサ8Y,8C,8M,8Kが、それぞれ感光体2の感光層2bに当接されることで、各現像ローラ4aY,4aC,4aM,4aKのトナー搬送面と感光体2の感光層2bの外周面との間に、それぞれ所定の現像ギャップg2Y,g2C,g2M,g2Kが確保されている(なお、図3および図4には、これらの現像ギャップg2Y,g2C,g2M,g2Kは図示されていないが、図1に示す例と同様に形成される)。
そして、この例の4サイクルのフルカラー画像形成装置では、帯電ローラ3aの両端部に設けられた帯電ギャップ用スペーサ9、各現像ローラ4aY,4aC,4aM,4aKに設けられた現像ギャップ用スペーサ8Y,8C,8M,8Kは、これらの順に感光層2bとの当接位置が内側となるように配置されている。
したがって、この4サイクルのフルカラー画像形成装置においても、帯電ギャップ用スペーサ9の外側エッジ9aおよび内側エッジ9bの感光層2bへの各当接位置αおよびβ、イエロー現像ギャップ用スペーサ8Yの外側エッジ8aYおよび内側エッジ8bYの感光層2bへの各当接位置γYおよびδY、シアン現像ギャップ用スペーサ8Cの外側エッジ8aCおよび内側エッジ8bCの感光層2bへの各当接位置γCおよびδC、マゼンタ現像ギャップ用スペーサ8Mの外側エッジ8aMおよび内側エッジ8bMの感光層2bへの各当接位置γMおよびδM、およびブラック現像ギャップ用スペーサ8Kの外側エッジ8aKおよび内側エッジ8bKの感光層2bへの各当接位置γKおよびδKが、いずれもすべて異なるように設定されている。
このように構成されたこの例の画像形成装置1によれば、4サイクルのフルカラー画像形成装置において、帯電ギャップ用スペーサ9の外側エッジ9aおよび内側エッジ9bの感光層2bへの各当接位置αおよびβ、各現像ギャップ用スペーサ8Y,8C,8M,8Kの各外側エッジ8aY,8aC,8aM,8aKおよび各内側エッジ8bY,8bC,8bM,8bKの感光層2bへの各当接位置γY,γC,γM,γKおよびδY,δC,δM,δKがすべて異なるように設定しているので、各スペーサ9,8Y,8C,8M,8Kにおける前述の沿面放電やバリの影響が組み合わされることを更に効果的に防止できる。
これより、各スペーサ9,8Y,8C,8M,8Kにおける沿面放電やバリの影響で感光体2の感光層2bに穴(ピンホール)や亀裂が発生するのを抑制することができる。特に、4サイクルのフルカラー画像形成装置では、各スペーサ9,8Y,8C,8M,8Kが多数存在するので、感光層2bの穴(ピンホール)の発生や亀裂の発生をより一層効果的に抑制することが可能となる。したがって、4サイクルのフルカラー画像形成装置において、感光体2の寿命を効果的に向上させることができるとともに、高画質の良好なフルカラー画像を長期にわたって得ることができるようになる。
この例の画像形成装置1の他の構成および他の作用効果は、前述の図1に示す例と同じである。
なお、本発明は、前述の各例の画像形成装置に限定されることなく、シート状のスペーサで帯電ギャップおよび現像ギャップを確保するようになっている非接触帯電方式および非接触ジャンピング現像方式の画像形成装置でありさえすれば、どのような画像形成装置にも適用することができる。
本発明の画像形成装置は、電子写真、静電複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置において、帯電ローラおよび現像ローラがともにシート状のスペーサにより感光体に対して所定の帯電ギャップおよび所定の現像ギャップを置いて配置された非接触帯電方式および非接触ジャンピング現像方式により、感光体を帯電し、かつ感光体の静電潜像を非磁性一成分トナーで現像することで画像を形成する画像形成装置に好適に利用することができる。
本発明にかかる画像形成装置の実施の形態の一例における帯電ローラと感光体との間の帯電ギャップ用スペーサおよび現像ローラと感光体との間の現像ギャップ用スペーサを模式的に示す部分拡大図である。 本発明の画像形成装置の実施の形態の他の例における帯電ローラと感光体との間の帯電ギャップ用スペーサおよび現像ローラと感光体との間の現像ギャップ用スペーサを模式的に示す部分拡大図である。 本発明の画像形成装置の実施の形態の他の例で4サイクルのフルカラー画像形成装置を模式的に示す図である。 図3に示す例の画像形成装置の各スペーサのエッジの感光体への当接位置を示す図である。 従来の一般的な画像形成装置の一例を模式的に示す図である。 (a)は現像ローラと感光体との間で生じる放電を説明する図、(b)はこの放電の放電経路を示す図である。
符号の説明
1…画像形成装置、2…感光体、2a…基材、2b…感光層、4…現像装置、4Y…イエロー(Y)現像器、4C…シアン(C)現像器、4M…マゼンタ(M)現像器、4K…ブラック(K)現像器、4a…現像ローラ、4aY…イエロー(Y)の現像ローラ、4aC…シアン(C)の現像ローラ、4aM…マゼンタ(M)の現像ローラ、4aK…ブラック(K)の現像ローラ、8…現像ギャップ用スペーサ、8Y…イエロー(Y)の現像ギャップ用スペーサ、8C…シアン(C)の現像ギャップ用スペーサ、8M…マゼンタ(M)の現像ギャップ用スペーサ、8K…ブラック(K)の現像ギャップ用スペーサ、8a…現像ギャップ用スペーサの外側エッジ、8aY…イエロー(Y)現像ギャップ用スペーサの外側エッジ、8aC…シアン(C)現像ギャップ用スペーサの外側エッジ、8aM…マゼンタ(M)現像ギャップ用スペーサの外側エッジ、8aK…ブラック(K)現像ギャップ用スペーサの外側エッジ、8b…現像ギャップ用スペーサの内側エッジ、8bY…イエロー(Y)現像ギャップ用スペーサの内側エッジ、8bC…シアン(C)現像ギャップ用スペーサの内側エッジ、8bM…マゼンタ(M)現像ギャップ用スペーサの内側エッジ、8bK…ブラック(K)現像ギャップ用スペーサの内側エッジ、9…帯電ギャップ用スペーサ、9a…帯電ギャップ用スペーサの外側エッジ、9b…帯電ギャップ用スペーサの内側エッジ、α…帯電ギャップ用スペーサの外側エッジの感光体への当接位置、β…帯電ギャップ用スペーサの内側エッジの感光体への当接位置、γ…現像ギャップ用スペーサの外側エッジの感光体への当接位置、δ…現像ギャップ用スペーサの内側エッジの感光体への当接位置

Claims (2)

  1. 基材に感光層が形成されてなる感光体と、この感光体に所定の帯電ギャップを置いて設けられて前記感光体を帯電する帯電ローラと、前記感光体に所定の現像ギャップを置いて設けられて前記感光体にトナーを搬送する現像ローラと、前記帯電ローラの両端部に設けられて前記感光体に当接することで前記帯電ギャップを設定する帯電ギャップ調整部材と、前記現像ローラの両端部に設けられて前記感光体に当接することで前記現像ギャップを設定する現像ギャップ調整部材とを少なくとも備え、非接触帯電および非接触ジャンピング現像を行う画像形成装置において、
    前記帯電ギャップ調整部材がシート状の帯電ギャップ用スペーサで構成されているとともに、前記現像ギャップ調整部材がシート状の現像ギャップ用スペーサで構成されており、
    前記帯電ギャップ用スペーサの外側エッジおよび内側エッジの前記感光層への各当接位置および前記現像ギャップ用スペーサの外側エッジおよび内側エッジの前記感光層への各当接位置がすべて異なるように設定されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 基材に感光層が形成されてなる感光体と、この感光体に所定の帯電ギャップを置いて設けられて前記感光体を帯電する帯電ローラと、前記感光体にそれぞれ所定の現像ギャップを置いて設けられて前記感光体にそれぞれのトナーを搬送する複数の現像ローラと、前記帯電ローラの両端部に設けられて前記感光体に当接することで前記帯電ギャップを設定する帯電ギャップ調整部材と、前記複数の現像ローラの両端部にそれぞれ設けられて前記感光体に当接することでそれぞれの前記現像ギャップを設定する現像ギャップ調整部材とを少なくとも備え、非接触帯電および非接触ジャンピング現像を行う画像形成装置において、
    前記帯電ギャップ調整部材がシート状の帯電ギャップ用スペーサで構成されているとともに、前記複数の現像装置の各現像ローラにそれぞれ設けられた前記現像ギャップ調整部材がそれぞれシート状の現像ギャップ用スペーサで構成されており、
    前記帯電ギャップ用スペーサの外側エッジおよび内側エッジの前記感光層への各当接位置および前記複数の現像ギャップ用スペーサの外側エッジおよび内側エッジの前記感光層への各当接位置がすべて異なるように設定されていることを特徴とする画像形成装置。
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