JP4483712B2 - 接着構造体及び接着構造体の製造方法 - Google Patents
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Description
図3に示すように、RTM法の製造装置20は、下方に設置される凹型(下型)21と、上方に設置される凸型(上型)22とを備えており、該凸型22には、凹型21の凹部(キャビティ)21a内に熱硬化性樹脂を供給するための樹脂供給通路23が貫通形成されている。そして、この製造装置20で第1の被接着部材11を製造する際には、まず、凹型21の凹部21a内に複数枚(4枚)の前記強化繊維シート16を積層状態で収容する。そして次に、凸型22を下方に移動させることにより凹型21との間で各強化繊維シート16のプレスを開始すると共に、図示しない吸引ポンプにより前記凹部(キャビティ)21a内を真空化する。また、凸型22に貫通形成された樹脂供給通路23を介して外部から熱硬化性樹脂を凹型21の凹部(キャビティ)21a内に供給する。すると、各強化繊維シート16に熱硬化性樹脂が含浸し、その状態において凹型21及び凸型22を介して前記凹部(キャビティ)21a内の熱硬化性樹脂(及び強化繊維シート16)を加熱すると、熱硬化性樹脂が熱硬化する。
(1)第1の被接着部材(少なくとも一つの被接着部材)11は、その外形(外郭形状)が接着面13に設けられた柱状部17の小径部(基準部)17bを基準にしてトリミングが行われる。そのため、従来のように外形を基準としてトリミングされる場合とは異なり、トリミングが行われた第1の被接着部材11の外形の寸法誤差を小さくすることができる。したがって、トリミングされた第1の被接着部材11と第2の被接着部材12とを、各被接着部材11,12の外形を基準として位置合せしたとしても、それらの各接着面13,14間に介在させた接着層(接着手段)15により接着した場合における製造誤差を小さくできる。
○ 前記実施形態において、第1の被接着部材11には、図4に示すように、基準部としての柱状部30とスペーサ部31とを別々に設けてもよい。
○ 前記実施形態において、各強化繊維シート16に含浸させる熱硬化性樹脂は、任意の熱硬化性樹脂(例えば、不飽和ポリエステル樹脂)であってもよい。
○ 前記実施形態において、第2の被接着部材12には、図6に示すように、第1の被接着部材11における柱状部17の小径部17bに対応する位置合せ部として、挿通孔18ではなく挿通穴33を設けてもよい。
○ 前記実施形態において、基準部は、図7に示すように、基準用穴34であってもよい。この場合、各被接着部材11,12の位置合せを行う場合に、第2の被接着部材12の挿通孔18と、スペーサ部材32の孔部32aと、第1の被接着部材11の基準用穴34とを挿通するシャフト35を設けることが望ましい。
Claims (4)
- 複数の被接着部材の接着面同士を対向させ、該各接着面間に介在させた接着手段により前記各被接着部材を一体化した接着構造体であって、
前記各被接着部材のうち少なくとも一つの被接着部材の接着面に該少なくとも一つの被接着部材をトリミングする際の基準となる基準部を設け、
前記各被接着部材のうち前記少なくとも一つの被接着部材と接着面同士が対向するように配置される他の被接着部材の接着面には、前記各被接着部材を接着する際に前記基準部に位置合せされる位置合せ部を設け、
前記基準部は、前記少なくとも一つの被接着部材の接着面に設けられた凸部であり、前記位置合せ部は、前記他の被接着部材の接着面に前記凸部に対応して設けられた挿通孔又は挿通穴である接着構造体。 - 複数の被接着部材の接着面同士を対向させ、該各接着面間に介在させた接着手段により前記各被接着部材を一体化した接着構造体であって、
前記各被接着部材のうち少なくとも一つの被接着部材の接着面に該少なくとも一つの被接着部材をトリミングする際の基準となる基準部を設け、
前記少なくとも一つの被接着部材は、強化繊維を含む強化繊維シートに樹脂を含浸させることにより形成された被接着部材本体を有しており、該被接着部材本体に前記基準部は前記樹脂により一体形成されている接着構造体。 - 前記少なくとも一つの被接着部材の接着面には、前記各被接着部材を接着する際において前記他の被接着部材の接着面との間に所定間隔の隙間を形成するためのスペーサ部が一体形成されている請求項1又は請求項2に記載の接着構造体。
- 複数の被接着部材の接着面同士を対向させ、該各接着面間に介在させた接着手段によって前記各被接着部材を一体化する接着構造体の製造方法であって、
前記各被接着部材のうち少なくとも一つの被接着部材の接着面に基準部を設けると共に、前記少なくとも一つの被接着部材と接着面同士が対向するように配置される他の被接着部材の接着面には前記基準部に対応する位置合せ部を設け、前記基準部を基準として前記少なくとも一つの被接着部材のトリミングを行い、その後、前記少なくとも一つの被接着部材の接着面と前記他の被接着部材の接着面とを前記基準部と前記位置合せ部との位置合せを行って対向させ、その後、前記各被接着部材の接着面間に介在させた前記接着手段によって前記各被接着部材を接着するようにした接着構造体の製造方法。
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