JP4483226B2 - 時刻情報送受信装置及び腕時計 - Google Patents

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Description

本発明は、時刻情報送受信装置及び腕時計に関する。
現在、各国(例えば、ドイツ、イギリス、スイス、日本等)において、時刻データ即ちタイムコード入りの長波標準電波が送出されている。我が国(日本)では、2つの送信所(福島県及び佐賀県)より、所定のフォーマットのタイムコードで振幅変調した40kHz及び60kHzの長波標準電波が送出されている。このタイムコードは、正確な時刻の分の桁が更新される毎即ち1分毎に、1周期60秒のフレームで送出される。
近年では、このようなタイムコードを含む標準電波を受信して、これにより現在時刻データを修正する、いわゆる電波時計が実用化されている。電波時計は、所定時間毎に、内蔵しているアンテナを介して標準電波を受信し、増幅変調してタイムコードを解読することにより現在時刻を修正している。
この種の電波時計は、通常、室内に設置されるが、その設置場所、例えば鉄骨住宅内や地下室などでは標準電波の受信が不可能となることが多い。電波時計の設置場所の制限を解消するために、標準電波を受信し、受信した標準電波のタイムコードを所定の搬送波で変調して中継電波として送出する中継器を設け、中継器が送信した中継電波を電波時計で受信させることで確実な時刻修正を行うことができるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−147170号公報
ところで、今日においてはテレビジョン受像機やビデオデッキ、さらには炊飯器や冷蔵庫に至るまで家電機器の多くは時計機能を具備している。しかるに、前述のような中継器を用ても、正確な時刻に修正できる対象は電波時計に限られ、他の家電機器が有する時計までも時刻修正を行うことはできない。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、中継器を用いることなく、しかも計時している現在時刻を修正し、かつ、家電機器を遠隔操作することが可能な時刻情報送受信装置及び腕時計を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、次の構成を備えている。なお、各構成要素につけた符号、番号等は対応する実施形態の符号、番号等である。
請求項1記載の発明に係る腕時計にあっては、
装置本体(図1の機器本体201)を腕に装着するバンド部(図1のバンド部202)、現在時刻を計時する計時部(図3の計時回路部211)、この計時部により計時された現在時刻を表示する表示部(図3の表示部204)、データを記憶する記憶部(図3のRAM207、リモコン制御コード記憶部218)および情報を外部に送信する送信部(図3の送信部213)を備えている腕時計(図1、図3の腕時計2)において、
予備ビットエリアに遠隔制御コードが含まれた、1分毎に1周期60秒のフレームで順次送信されるタイムコードを含む標準電波を受信する受信手段(図3の受信部217)と、
この受信手段により受信された標準電波に含まれているタイムコードを前記記憶部に記憶させる一方で、前記受信手段により順次1周期60秒間隔で受信された標準電波に含まれている前記遠隔制御コードのすべてが受信されたか否かを判別し、前記遠隔制御コードのすべてが受信されるまで当該遠隔制御コードを前記記憶部に記憶させる記憶制御手段(図3のCPU205;図4のS101)と、
この記憶制御手段の制御により前記記憶部に記憶された前記タイムコードに基づいて、前記計時手段により計時されている現在時刻を修正させる時刻修正制御手段(図3のCPU205;図4のS102)と、
この時刻修正制御手段の制御により修正された時刻を現在時刻として前記表示部に表示させる時刻表示制御手段(図3のCPU205;図4のS102)と、
前記装置本体に設けられ、手動操作される操作手段(図3の入力部208)と、
前記記憶制御手段の制御により前記記憶部に前記タイムコードと前記すべての遠隔制御コードとが記憶された後に、前記操作手段に対する手動操作がなされると、それに応答して、前記記憶部に記憶されている前記タイムコードに対応する時刻情報と前記記憶部に記憶されている前記すべての遠隔制御コードに対応する遠隔制御情報とを前記送信部から外部に送信させる送信制御手段(図3のCPU205;図4のS104、S105)と、
を備えることを特徴とする。
請求項1記載の発明に係る腕時計によれば、予備ビットエリアに遠隔制御コードが含まれたタイムコードを含む標準電波を受信し、この受信された標準電波に含まれているタイムコードを記憶部に記憶させる一方で、順次1周期60秒間隔で受信された標準電波に含まれている遠隔制御コードのすべてが受信されたか否かを判別し、遠隔制御コードのすべてが受信されるまで当該遠隔制御コードを記憶部に記憶させ、このうち、記憶されたタイムコードに基づいて、計時されている現在時刻を修正させ、この修正された時刻を現在時刻として表示部に表示させることができるばかりでなく、タイムコードとすべての遠隔制御コードとが記憶された後に、装置本体に設けられている操作手段に対する手動操作がなされると、それに応答して、記憶部に記憶されているタイムコードに対応する時刻情報と記憶部に記憶されているすべての遠隔制御コードに対応する遠隔制御情報とを外部に送信させることができる。
このように、この腕時計は、受信された標準電波に含まれるタイムコードに基づいて、計時されている現在時刻を修正するものであるから、電波時計としての機能を具備する。しかもその上に、自身が時刻情報と遠隔制御情報とを保有していなくとも、外部から受信されたタイムコードに対応する時刻情報と同じく外部から受信された遠隔制御コードに対応する遠隔制御情報とを外部に送信させることができるので、外部の家電機器の時刻修正と遠隔操作とを行うことが可能となる。
また、請求項2記載の発明に係る腕時計は、
装置本体(図1の機器本体201)を腕に装着するバンド部(図1のバンド部202)、現在時刻を計時する計時部(図3の計時回路部211)、この計時部により計時された現在時刻を表示する表示部(図3の表示部204)、データを記憶する記憶部(図3のRAM207、リモコン制御コード記憶部218)および情報を外部に送信する送信部(図3の送信部213)を備えている腕時計(図1、図3の腕時計2)において、
各種電気機器を遠隔操作するために予備ビットエリアに当該電気機器の電源をオンさせるための遠隔制御コードが含まれたタイムコードを含む標準電波を1周期60秒間隔で順次受信する受信手段(図3の受信部217)と、
この受信手段により1周期60秒間隔で順次受信された標準電波に含まれているタイムコードを前記記憶部に記憶させる一方で、前記受信手段により受信された標準電波に含まれている前記遠隔制御コードのすべてが受信されたか否かを判別し、前記遠隔制御コードのすべてが受信されるまで当該遠隔制御コードを前記記憶部に記憶させる記憶制御手段(図3のCPU205;図4のS101)と、
この記憶制御手段の制御により前記記憶部に記憶された前記タイムコードに基づいて、前記計時手段により計時されている現在時刻を修正させる時刻修正制御手段(図3のCPU205;図4のS102)と、
前記装置本体に設けられ、手動操作される操作手段(図3の入力部208)と、
前記記憶制御手段の制御により前記記憶部に前記タイムコードと前記すべての遠隔制御コードとが記憶された後に、前記操作手段に対する手動操作がなされたか否かを判別し、手動操作がなされたと判別された際に、当該操作手段に対する手動操作がなされると、それに応答して、前記記憶部に記憶されている前記タイムコードに対応する時刻情報と前記記憶部に記憶されている前記すべての遠隔制御コードに対応する遠隔制御情報とを前記送信部から外部に送信させる送信制御手段(図3のCPU205;図4のS104、S105)と、
を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明に係る腕時計によれば、各種電気機器を遠隔操作するために予備ビットエリアに当該電気機器の電源をオンさせるための遠隔制御コードが含まれたタイムコードを含む標準電波を1周期60秒間隔で順次受信し、この1周期60秒間隔で順次受信された標準電波に含まれているタイムコードを記憶部に記憶させる一方で、受信された標準電波に含まれている前記遠隔制御コードのすべてが受信されたか否かを判別し、遠隔制御コードのすべてが受信されるまで当該遠隔制御コードを記憶部に記憶させ、この記憶されたタイムコードに基づいて、計時されている現在時刻を修正させることができるばかりでなく、記憶部にタイムコードとすべての遠隔制御コードとが記憶された後に、装置本体に設けられている操作手段に対する手動操作がなされると、それに応答して、操作手段に対する手動操作がなされたか否かを判別し、手動操作がなされたと判別された際に、当該操作手段に対する手動操作がなされると、それに応答して、記憶部に記憶されているタイムコードに対応する時刻情報と記憶部に記憶されているすべての遠隔制御コードに対応する遠隔制御情報とを送信部から外部に送信させることができる。
このように、この腕時計は、受信された標準電波に含まれるタイムコードに基づいて、計時されている現在時刻を修正するものであるから、電波時計としての機能を具備する。しかもその上に、自身が時刻情報と遠隔制御情報とを保有していなくとも、外部から受信されたタイムコードに対応する時刻情報と同じく外部から受信された遠隔制御コードに対応する遠隔制御情報とを外部に送信させることができるので、外部の各種家電機器の遠隔制御と時刻修正とを行い得る。
請求項3記載の発明に係る時刻情報送受信装置は、
現在時刻を計時する計時部(図3の計時回路部211)、この計時部により計時された現在時刻を表示する表示部(図3の表示部204)、データを記憶する記憶部(図3のRAM207、リモコン制御コード記憶部218)および情報を外部に送信する送信部(図3の送信部213)を備えている時刻情報送受信装置(図1、図3の中継器2)において、
電気機器の電源をオンさせるための電源オンコードと電気機器の録画予約を示す録画予約コードとを予備ビットエリアに記憶している遠隔制御コードが含まれたタイムコードを含む標準電波を1周期60秒間隔で順次受信する受信手段(図3の受信部217)と、
この受信手段により1周期60秒間隔で順次受信された標準電波に含まれているタイムコードを前記記憶部に記憶させる一方で、前記受信手段により受信された標準電波に含まれている前記電源オンコードと前記録画予約コードとを含む遠隔制御コードのすべてが受信されたか否かを判別し、前記遠隔制御コードのすべてが受信されるまで当該遠隔制御コードを前記記憶部に記憶させる記憶制御手段(図3のCPU205;図のS01)と、
この記憶制御手段の制御により前記記憶部に記憶された前記タイムコードに基づいて、前記計時手段により計時されている現在時刻を修正させる時刻修正制御手段(図3のCPU205;図のS02)と、
この時刻修正制御手段の制御により修正された時刻を現在時刻として前記表示部に表示させる時刻表示制御手段(図3のCPU205;図のS02)と、
前記記憶部に記憶されている前記タイムコードに対応する時刻情報前記記憶部に記憶されている前記遠隔制御コードに含まれている前記電源オンコードに対応する遠隔制御情報、および、前記録画予約コードに対応する録画予約情報を同時に前記送信部から外部に送信させる送信制御手段(図3のCPU205;図のS05)と、
を備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明に係る時刻情報送受信装置によれば、電気機器の電源をオンさせるための電源オンコードと電気機器の録画予約を示す録画予約コードとを予備ビットエリアに記憶している遠隔制御コードが含まれたタイムコードを含む標準電波を1周期60秒間隔で順次受信し、この1周期60秒間隔で順次受信された標準電波に含まれているタイムコードを記憶部に記憶させる一方で、受信された標準電波に含まれている電源オンコードと録画予約コードとを含む遠隔制御コードのすべてが受信されたか否かを判別し、遠隔制御コードのすべてが受信されるまで当該遠隔制御コードを記憶部に記憶させ、このうち、記憶されたタイムコードに基づいて、計時されている現在時刻を修正させ、この修正された時刻を現在時刻として表示部に表示させることができるばかりでなく、記憶部に記憶されているタイムコードに対応する時刻情報、記憶部に記憶されている遠隔制御コードに含まれている電源オンコードに対応する遠隔制御情報、および、録画予約コードに対応する録画予約情報を同時に外部に送信させることができる。
この時刻情報送受信装置は、受信された標準電波に含まれるタイムコードに基づいて、計時されている現在時刻を修正することができる。しかもその上に、自身が時刻情報と遠隔制御情報とを保有していなくとも、外部から受信されたタイムコードに対応する時刻情報と同じく外部から受信された遠隔制御コードに対応する遠隔制御情報とを外部に送信させることができるので、外部の各種家電機器の遠隔制御と時刻修正とを行い得る。
請求項記載の発明に係る時刻情報送受信装置は、
現在時刻を計時する計時部(図3の計時回路部211)、この計時部により計時された現在時刻を表示する表示部(図3の表示部204)、データを記憶する記憶部(図3のRAM207、リモコン制御コード記憶部218)および情報を外部に送信する送信部(図3の送信部213)を備えている時刻情報送受信装置(図1、図3の中継器2)において、
各種電気機器を遠隔操作するために予備ビットエリアに遠隔制御コードが含まれたタイムコードを含む標準電波を受信する受信手段(図3の受信部)と、
この受信手段により受信された標準電波に含まれているタイムコードと遠隔制御コードとを前記記憶部に記憶させる記憶制御手段(図3のCPU205;図4のS101)と、
この記憶制御手段の制御により前記記憶部に記憶された前記タイムコードに基づいて、前記計時手段により計時されている現在時刻を修正させる時刻修正制御手段(図3のCPU205;図4のS102)と、
前記記憶部に記憶されている前記タイムコードに対応する時刻情報と前記記憶部に記憶されている前記遠隔制御コードに対応する遠隔制御情報とを前記送信部から外部に送信させる送信制御手段(図3のCPU205;図4のS105)と
を備えることを特徴とする。
請求項記載の発明に係る時刻情報送受信装置によれば、各種電気機器を遠隔操作するために予備ビットエリアに遠隔制御コードが含まれたタイムコードを含む標準電波を受信し、この受信された標準電波に含まれているタイムコードと遠隔制御コードとを記憶させ、この記憶されたタイムコードに基づいて、計時されている現在時刻を修正させることができる一方で、記憶されているタイムコードに対応する時刻情報と記憶されている遠隔制御コードに対応する遠隔制御情報とを外部に送信させることができる
また、請求項記載の発明に係る時刻情報送受信装置は、請求項3又は4記載の時刻情報送受信装置において、
操作手段を更に備え、
前記送信制御手段は、前記操作手段に対する手動操作に応答して前記時刻情報とともに前記遠隔制御情報を送信することを特徴とする。
したがって、遠隔制御情報に基づき制御される各種家電機器を、操作手段に対する手動操作に応答して時刻修正と遠隔制御とを行うことができる。
また、請求項記載の発明に係る腕時計は、請求項3に記載の時刻情報送受信装置と、この時刻情報送受信装置が設けられた装置本体(図1の機器本体201)とを備えることを特徴とする。
したがって、この腕時計は、電波時計としての機能を具備し、かつタイムコードに対応する時刻情報と遠隔制御コードに対応する遠隔制御情報とを外部に送信することから、家電機器の現在時刻の修正と遠隔制御とを行い得る。
請求項1記載の発明に係る腕時計によれば、予備ビットエリアに遠隔制御コードが含まれたタイムコードを含む標準電波を受信し、この受信された標準電波に含まれているタイムコードを記憶部に記憶させる一方で、順次1周期60秒間隔で受信された標準電波に含まれている遠隔制御コードのすべてが受信されたか否かを判別し、遠隔制御コードのすべてが受信されるまで当該遠隔制御コードを記憶部に記憶させ、このうち、記憶されたタイムコードに基づいて、計時されている現在時刻を修正させ、この修正された時刻を現在時刻として表示部に表示させることができる。そればかりでなく、タイムコードとすべての遠隔制御コードとが記憶された後に、装置本体に設けられている操作手段に対する手動操作がなされると、それに応答して、記憶部に記憶されているタイムコードに対応する時刻情報と記憶部に記憶されているすべての遠隔制御コードに対応する遠隔制御情報とを外部に送信させることができる。この結果、外部の各種家電機器の遠隔制御と時刻修正とを行い得る。
また、請求項2記載の発明に係る腕時計によれば、請求項1記載の発明に係る腕時計の場合と同様に、各種電気機器を遠隔操作するために予備ビットエリアに当該電気機器の電源をオンさせるための遠隔制御コードが含まれたタイムコードを含む標準電波を1周期60秒間隔で順次受信し、この1周期60秒間隔で順次受信された標準電波に含まれているタイムコードを記憶部に記憶させる一方で、受信された標準電波に含まれている前記遠隔制御コードのすべてが受信されたか否かを判別し、遠隔制御コードのすべてが受信されるまで当該遠隔制御コードを記憶部に記憶させ、この記憶されたタイムコードに基づいて、計時されている現在時刻を修正させることができるばかりでなく、記憶部にタイムコードとすべての遠隔制御コードとが記憶された後に、装置本体に設けられている操作手段に対する手動操作がなされると、それに応答して、操作手段に対する手動操作がなされたか否かを判別し、手動操作がなされたと判別された際に、当該操作手段に対する手動操作がなされると、それに応答して、記憶部に記憶されているタイムコードに対応する時刻情報と記憶部に記憶されているすべての遠隔制御コードに対応する遠隔制御情報とを送信部から外部に送信させることができる。この結果、外部の各種家電機器の遠隔制御と時刻修正とを行い得る。
また、請求項3記載の発明に係る時刻情報送受信装置によれば、電気機器の電源をオンさせるための電源オンコードと電気機器の録画予約を示す録画予約コードとを予備ビットエリアに記憶している遠隔制御コードが含まれたタイムコードを含む標準電波を1周期60秒間隔で順次受信し、この1周期60秒間隔で順次受信された標準電波に含まれているタイムコードを記憶部に記憶させる一方で、受信された標準電波に含まれている電源オンコードと録画予約コードとを含む遠隔制御コードのすべてが受信されたか否かを判別し、遠隔制御コードのすべてが受信されるまで当該遠隔制御コードを記憶部に記憶させ、このうち、記憶されたタイムコードに基づいて、計時されている現在時刻を修正させ、この修正された時刻を現在時刻として表示部に表示させることができるばかりでなく、記憶部に記憶されているタイムコードに対応する時刻情報、記憶部に記憶されている遠隔制御コードに含まれている電源オンコードに対応する遠隔制御情報、および、録画予約コードに対応する録画予約情報を同時に外部に送信させることができる。この結果、外部の各種家電機器の遠隔制御と時刻修正とを行い得る。
また、請求項記載の発明に係る時刻情報送受信装置によれば、請求項3記載の発明に係る時刻情報送受信装置の場合と同様に、受信された標準電波に含まれるタイムコードに基づいて、計時されている現在時刻を修正することができる。しかもその上に、自身が時刻情報と遠隔制御情報とを保有していなくとも、外部から受信されたタイムコードに対応する時刻情報と同じく外部から受信された遠隔制御コードに対応する遠隔制御情報とを外部に送信させることができるので、外部の各種家電機器の遠隔制御と時刻修正とを行い得る。
また、請求項記載の発明に係る時刻情報送受信装置によれば、遠隔制御情報に基づき制御される各種家電機器を、操作手段に対する手動操作に応答して時刻修正と遠隔制御とを行うことができる
また、請求項記載の発明に係る腕時計によれば、電波時計としての機能を具備し、かつタイムコードに対応する時刻情報と遠隔制御コードに対応する遠隔制御情報とを外部に送信することから、家電機器の現在時刻の修正と遠隔制御とを行い得る。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、各実施の形態に共通するシステム構成を示す図である。図示のように本システムは、送信所の電波塔1から送信されるタイムコードを含む標準電波を腕時計型標準時刻中継器2により受信して、腕時計型標準時刻中継器2が計時している時刻を修正するとともに、この腕時計型標準時刻中継器2の出力信号により、住宅3に配置された家電機器の時刻を修正しようとするものである。腕時計型標準時刻中継器2は、機器本体201とこの機器本体201の両端部に係着された一対のバンド部202、203とを有し、ユーザUの腕に装着可能に構成されている。また、機器本体201の上面部には、時刻等を表示するための表示部204が設けられている。
また、ユーザUの住宅3内には、冷蔵庫301、ビデオデッキ302、テレビジョン受像機303、防犯用モニタ304、エアコン305、インターネットテレビ306、給湯モニタ307等の家電機器が配置されている。これら家電機器は、現在時刻を計時する計時機能及び現在時刻を表示する時刻表示機能を有するとともに、腕時計型標準時刻中継器2から赤外線送信される時刻情報を受信して、現在時刻を修正する機能を有している。
図2は、電波塔1から送信される標準電波に含まれているタイムコード(標準タイムコード)101のフォーマットを示すものである。このタイムコード101は、分102、秒103、1月1日からの積算日104、パリティ105、予備ビット106、年(西暦下2桁)107、曜日108、うるう秒109で構成され、正確な時刻の分の桁が更新される毎、つまり1分毎に1周期60秒のフレームで送出される。また、本実施の形態においては、予備ビット106にリモコン制御コードが含まれており、このリモコン制御コードは前記家電機器を遠隔操作する際、例えばテレビジョン受像機303の電源をオンにする際に使用される制御情報である。
図3は、本実施の形態における腕時計型標準時刻中継器2の内部構成を示すブロック図である。腕時計型標準時刻中継器2は、CPU(Central Processing Unit)205と、ROM(Read Only Memory)206と、RAM(Random Access Memory)207と、入力部208と、前記表示部204と、受信制御部209と、タイムコード生成部210と、計時回路211と、発振回路部212と、送信部213と、送信時刻情報記憶部214と、ソーラ215、及びリモコン制御コード記憶部218を備えて構成される。また、発振回路部212を除く各部はバスBによって接続され、発振回路部212は計時回路211に接続されている。
CPU205は、所定のタイミングあるいは入力部208から入力された操作信号に応じてROM206に格納されたプログラムを読み出してRAM207に展開し、該プログラムに基づいて腕時計型標準時刻中継器2を構成する各部への指示やデータの転送等を行う。特に、CPU205は、例えば所定時間毎に、受信制御部209を制御して標準電波の受信処理を実行し、タイムコード生成部210から入力された標準タイムコードに基づいて計時回路211で計数される現在時刻データを修正する。また、前記家電機器に送信する時刻情報を送信時刻情報記憶部214に記憶させるとともに、送信部213を制御して送信時刻情報記憶部214に記憶されている時刻情報とリモコン制御情報とを送信させる送信制御や、計時回路211による計時に基づいて、指定された時刻からの経過時間を計時(カウント)するタイマー処理等の各種制御を行う。
ROM206は、腕時計型標準時刻中継器2にかかるシステムプログラムやアプリケーションプログラム、本実施の形態を実現するためのプログラムやデータ等を記憶する。なお、これらのプログラムの詳細については、後述する各実施形態において説明する。
RAM207は、CPU205の制御の下、CPU205で処理されたデータを記憶するとともに、記憶しているデータをCPU205に出力するために用いられる。
入力部208は、腕時計型標準時刻中継器2の各種機能を実行させるためのスイッチ等で構成され、これらのスイッチが操作された場合には対応する操作信号をCPU205に出力する。
表示部204は、小型液晶ディスプレイ等で構成され、CPU205から入力される表示信号に基づいて現在時刻をデジタル表示等する。
受信制御部209は、電波受信装置216を備える。電波受信装置216は、受信部217で受信した標準電波の不要な周波数成分をカットして該当する周波数信号を取り出し、この周波数信号を対応した電気信号に変換した信号をタイムコード生成部210へ出力する。
タイムコード生成部210は、電波受信装置216から入力された電気信号をデジタル信号に変換し、標準時刻コードや積算コード、曜日コード等の時計機能に必要なデータを含む標準タイムコードを生成してCPU205に出力する。
計時回路211は、発振回路部212から入力される信号を計数して現在時刻を計時し、この現在時刻のデータ(現在時刻情報)をCPU205に出力する。発振回路部212は、常時一定周波数のクロック信号を出力する回路である
送信部213は赤外線送信機能を有し、送信時刻情報記憶部214に記憶されている時刻情報、及びリモコン制御コード記憶部218に記憶されているリモコン制御コードに対応するリモコン制御情報を赤外線送信する。
送信時刻情報記憶部214には、前記家電機器に送信する時刻情報を記憶する。ソーラ215は、光学センサーを内蔵するとともに受光して発電し、電力を各部に供給する。リモコン制御コード記憶部218は、前記予備ビット106含まれて送信されて受信されたリモコン制御コードを記憶する。
以上の構成に係る本実施の形態において、送信所の電波塔1からは、図2に示したように、予備ビット106にリモコン制御コードが含まれたタイムコード101を含む標準電波が1分毎に1周期60秒のフレームで送出される。一方、腕時計型標準時刻中継器2のCPU205は、ROM206に格納されたプログラムに基づき図4のフローチャートに示すように処理を実行する。すなわち、前記電波塔1から送信される標準電波(リモコン制御コードを含む標準タイムコード(タイムコード101))を受信し、この受信した標準タイムコードをRAM207のワークエリアに記憶するとともに、リモコン制御コードをリモコン制御コード記憶部218に記憶する(ステップS101)。次に、受信した標準電波(標準タイムコード)に基づき、計時回路部211で計時される現在時刻を修正するとともに、この修正した後の現在時刻を表示部204に表示させる(ステップS102)。
引き続き、複数回に分けて受信したリモコン制御コードがすべて受信されたか否かを判断する(ステップS103)。すなわち、前述のようにリモコン制御コードは、タイムコード101の予備ビット106を利用して送信されるが、予備ビット106のビット数は少ない。したがって、例えばテレビジョン受像機303の電源をオンにするリモコン制御コードを送信する場合であっても、1回に送信するタイムコード101の予備ビット106にリモコン制御コードのすべてを含ませることはできない。よって、リモコン制御コードを複数に分割し、複数回に分けて順次タイムコード101の予備ビット106に含ませて送信する。このため、ステップS103では、複数回に分けて送信されるリモコン制御コードがすべて受信されたか否かを判断し、すべて受信されるまでステップS101からの処理を繰り返す。
そして、複数回に分けて送信されるリモコン制御コードがすべて受信されると(ステップS103:YES)、入力部208に設けられている手動送信スイッチが操作されたか否かを判断し(ステップS104)、操作されない場合にはステップS101からの処理を繰り返す。また、手動送信スイッチが操作された場合には、送信時刻情報記憶部214に記憶されているタイムコードに対応する時刻情報と、リモコン制御コード記憶部218に記憶されているリモコン制御コードに対応するリモコン制御情報を外部に送信する(ステップS105)。ここで、リモコン制御情報とは、リモコン制御コードが示す制御内容を赤外線送信でき、かつこれを受信する家電機器(本例ではテレビジョン受像機303)がこれを受信して制御可能な情報であり、CPU205がリモコン制御コードからリモコン制御情報を生成し、送信部213より前記時刻情報とともに外部に送信する。
したがって、図1に示したように、腕時計型標準時刻中継器2を腕に装着したユーザUがテレビジョン受像機303の電源をオンにすべく手動送信スイッチを操作すると、電源オンにするためのリモコン制御情報と時刻情報とがテレビジョン受像機303に赤外線送信される。すると、テレビジョン受像機303はこれを受信して電源をオンにするとともに、受信した時刻情報に基づき計時している現在時刻を修正する。よって、中継器を必要とすることなく、しかもテレビジョン受像機303等の電波時計機能を具備していない機器が計時している現在時刻の修正を行うことが可能となる。また、テレビジョン受像機303以外の他の家電機器は、時刻情報を受信し受信した時刻情報に基づき計時している現在時刻を修正する。よって、中継器を必要とすることなく、住宅3内にあるすべての家電機器が計時している現在時刻を正確に修正することができる。
なお、本実施の形態においては、リモコン制御コードを用いてテレビジョン受像機303の電源をオンにする場合について説明したが、ビデオデッキ302、エアコン305等リモコンユニットを用いて電源をオンにする他の家電機器に適用するようにしてもよい。また、リモコン制御信号も電源をオンにするものに限らず、ボリューム調整、温度調節、チャンネル変更等他の制御コードであってもよい。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態におけるCPU205の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートにおいて、ステップS201〜S203の処理は前述した第1の実施の形態におけるステップS101〜S103の処理と同様である。そして、ステップS205においては、ソーラ215が有する光学センサーの値が予め設定された値以下となったか否かを判断する。ここで、光学センサーの値が予め設定された値以下となる場合とは、腕時計型標準時刻中継器2を腕に装着して外出していたユーザUが
住宅3に帰宅した場合が想定される。よって、ユーザが外出先から帰宅した場合には、ステップS204からステップS205に進み、前述した時刻情報とリモコン情報とを外部に送信する(ステップS205)。したがって、住宅3内に存在するすべての家電機器301〜307が時刻情報を受信して、現在時刻の修正を一斉に行うことができる。また、例えばリモコン制御情報により、テレビジョン受像機303、ビデオデッキ302、エアコン305、インターネットテレビ306等を帰宅と同時に電源オンさせることもできる。
(第3の実施の形態)
図6は、本発明の第3の実施の形態におけるCPU205の処理手順を示すフローチャートである。すなわち、前記電波塔1から送信される標準電波(ビデオ電源ONコードとテレビ番組を示すGコードとを含む標準タイムコード(タイムコード101))を受信し、この受信した標準タイムコードをRAM207のワークエリアに記憶するとともに、ビデオ電源ONコードとGコードとをリモコン制御コード記憶部218に記憶する(ステップS301)。次に、受信した標準電波(標準タイムコード)に基づき、計時回路部211で計時される現在時刻を修正するとともに、この修正した後の現在時刻を表示部204に表示させる(ステップS302)。なお、「Gコード」とは、ビデオの簡易録画予約システムに用いられる録画予約コードであり、「G」はこれを開発したアメリカのジェムスター・デベロップメント社(Gemstar Development)の頭文字である。
引き続き、複数回に分けて受信したビデオ電源ONコードとGコードがすべて受信されたか否かを判断し(ステップS303)、すべて受信されるまでステップS301からの処理を繰り返す。複数回に分けて送信されるリモコン制御コードがすべて受信されると(ステップS303:YES)、入力部208に設けられている手動送信スイッチが操作されたか否かを判断し(ステップS304)、操作されない場合にはステップS301からの処理を繰り返す。また、手動送信スイッチが操作された場合には、送信時刻情報記憶部214に記憶されているタイムコードに対応する時刻情報と、リモコン制御コード記憶部218に記憶されているビデオ電源ONコードと、Gコードに対応するリモコン制御情報とを外部に送信する(ステップS305)。
したがって、図1に示したように、腕時計型標準時刻中継器2を腕に装着したユーザUが手動送信スイッチを操作すると、ビデオデッキ302の電源オンにするためのリモコン制御情報とGコード情報及び時刻情報とがビデオデッキ302に赤外線送信される。すると、ビデオデッキ302はこれを受信して電源をオンにするとともに、受信したGコードで番組を録画予約し、かつ時刻情報に基づき計時している現在時刻を修正する。よって、中継器を必要とすることなく、しかもビデオデッキ302のように、電波時計機能を具備していない機器が計時している現在時刻の修正を行うことが可能となる。
なお、この場合において、手動送信スイッチを操作すると、ビデオデッキ302の電源オンにするためのリモコン制御情報、Gコード情報、および、時刻情報が同時にビデオデッキ302に送信されても良いが、リモコン制御情報、Gコード情報、および、時刻情報の少なくとも一つが送信されるようにしても良い。また、リモコン制御情報、Gコード情報、および、時刻情報を適宜組み合わせて送信されるようにしても良い。
(第4の実施の形態)
図7は、本発明の第4の実施の実施の形態にかかるテレビ受信機型標準時刻中継器4の内部構成を示すブロック図である。このブロック図において、205〜212、214は図3に示したブロック図における205〜212、214と同一の構成であるので、同一符号を付して説明を省略する。なお、表示部204はテレビ受信機本体の前面下部に配置されている。また、送信部413は、制御信号を有線でビデオデッキ302に出力するものである。デジタルテレビ受信機能部415は、テレビ画像を表示する回路及び音声を発生させる回路等の通常テレビジョン受像機が有するすべての回路で構成されているとももに、ROM416及びRAM417を有している。ROM416には、このデジタルテレビ受信機能部415を制御するためのプログラムが格納されており、RAM417はデジタルテレビ受信機能部415を制御する際のワークエリア等として使用されるとともに、番組コードPを格納する。
以上の構成に係る本実施の形態において、送信所の電波塔1からは、図2に示したように、予備ビット106にリモコン制御コードが含まれたタイムコード101を含む標準電波が1分毎に1周期60秒のフレームで送出されるが、この送出されたタイムコード101を含むテレビ放送データ(テレビ番組コードを含む)は、一般家庭等に配置されたテレビ受信機型標準時刻中継器4内において、放送電波としてデジタルテレビ受信機能部415により受信されると、受信されたテレビ放送データに対応する番組内容が表示部204に表示されることとなる。
一方、前述したテレビ受信機型標準時刻中継器4のCPU205は、ROM206に格納されたプログラムに基づき図4のフローチャートに示すように処理を実行する。
すなわち、前記電波塔1から送信される放送電波(リモコン制御コード、テレビ番組コード、標準タイムコード(タイムコード101)を含む)を受信し、この受信した標準タイムコードをRAM207のワークエリアに記憶するとともに、リモコン制御コードをリモコン制御コード記憶部218に記憶し、テレビ番組コードをRAM7に記憶する(ステップS401)。次に、受信した標準電波(標準タイムコード)に基づき、計時回路部211で計時される現在時刻を修正するとともに、この修正した後の現在時刻を表示部204に表示させ、デジタルテレビ受信機能部415を動作させて、受信した番組コードまたはテレビ放送データに対応する番組内容を表示部204に表示させる(ステップS402)。
引き続き、複数回に分けて受信したリモコン制御コード及び番組コードがすべて受信されたか否かを判断する(ステップS403)。すなわち、前述のようにリモコン制御コードは、タイムコード101は、予備ビット106を利用して送信されるが、予備ビット106のビット数は少なく、しかも、本実施の形態においては予備ビット106を利用して、リモコン制御コードと番組コードとを送信する。したがって、後述するようにビデオデッキ302の電源をオンにするリモコン制御コードを、1回に送信するタイムコード101の予備ビット106にすべてを含ませることはできない。したがって、リモコン制御コードを複数に分割し、複数回に分けて順次タイムコード101の予備ビット106に含ませて送信する。このため、ステップS403では、複数回に分けて送信されるリモコン制御コードがすべて受信されたか否かを判断し、すべて受信されるまでステップS401からの処理を繰り返す。
そして、複数回に分けて送信されるリモコン制御コードがすべて受信されると(ステップS403:YES)、予め定められた日時、又は時刻になったか否かを判断する(ステップS404)。ここで、予め定められた日時、時刻とは、例えばユーザが入力部408の操作により予めRAM417に記憶させた、ビデオデッキ302の電源をオンにして録画を開始する日時又は時刻である。そして、予め定められた日時、時刻となったならば、送信時刻情報記憶部214に記憶されているタイムコードに対応する時刻情報と、リモコン制御コード記憶部218に記憶されているリモコン制御コードに対応するリモコン制御情報を外部(ビデオデッキ302)に送信する(ステップS405)。ここで、本実施例におけるリモコン制御情報は、ビデオデッキ302の電源をオンにして、テレビ受信機型標準時刻中継器4が表示している番組の録画を開始させるための制御情報である。したがって、ステップS205での処理によりビデオデッキ302がオンとなり、この時点でテレビ受信機型標準時刻中継器4が表示している受信した番組コードに対応する番組の録画がなされることとなる。さらに、ビデオデッキ302は、受信した時刻情報に基づき計時している現在時刻を修正する。よって、中継器を必要とすることなく、しかもビデオデッキ302等の電波時計機能を具備していない機器が計時している現在時刻の修正を行うことが可能となる。
各実施の形態に共通するシステム構成を示す図である。 電波塔から送信される標準電波に含まれているタイムコード(標準タイムコード)のフォーマットを示す図である。 腕時計型標準時刻中継器の内部構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態における処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態におけるの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の実施の形態にかかるテレビ受信機型標準時刻中継器の内部構成を示すブロック図である。 同実施の形態におけるの処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 電波塔
2 腕時計型標準時刻中継器
4 テレビ受信機型標準時刻中継器
7 RAM
106 予備ビット
204 表示部
205 CPU
206 ROM
207 RAM
208 入力部
209 受信制御部
210 タイムコード生成部
211 計時回路
211 計時回路部
212 発振回路部
213 送信部
214 送信時刻情報記憶部
215 ソーラ
216 電波受信装置
217 受信部
218 リモコン制御コード記憶部
416 ROM
417 RAM

Claims (4)

  1. 装置本体を腕に装着するバンド部、現在時刻を計時する計時部、この計時部により計時された現在時刻を表示する表示部、データを記憶する記憶部および情報を外部に送信する送信部を備えている腕時計において、
    予備ビットエリアに遠隔制御コードが含まれた、1分毎に1周期60秒のフレームで順次送信されるタイムコードを含む標準電波を受信する受信手段と、
    この受信手段により受信された標準電波に含まれているタイムコードを前記記憶部に記憶させる一方で、前記受信手段により順次1周期60秒間隔で受信された標準電波に含まれている前記遠隔制御コードのすべてが受信されたか否かを判別し、前記遠隔制御コードのすべてが受信されるまで当該遠隔制御コードを前記記憶部に記憶させる記憶制御手段と、
    この記憶制御手段の制御により前記記憶部に記憶された前記タイムコードに基づいて、前記計時手段により計時されている現在時刻を修正させる時刻修正制御手段と、
    この時刻修正制御手段の制御により修正された時刻を現在時刻として前記表示部に表示させる時刻表示制御手段と、
    前記装置本体に設けられ、手動操作される操作手段と、
    前記記憶制御手段の制御により前記記憶部に前記タイムコードと前記すべての遠隔制御コードとが記憶された後に、前記操作手段に対する手動操作がなされると、それに応答して、前記記憶部に記憶されている前記タイムコードに対応する時刻情報と前記記憶部に記憶されている前記すべての遠隔制御コードに対応する遠隔制御情報とを前記送信部から外部に送信させる送信制御手段と、
    を備えることを特徴とする腕時計。
  2. 装置本体を腕に装着するバンド部、現在時刻を計時する計時部、この計時部により計時された現在時刻を表示する表示部、データを記憶する記憶部および情報を外部に送信する送信部を備えている腕時計において、
    各種電気機器を遠隔操作するために予備ビットエリアに当該電気機器の電源をオンさせるための遠隔制御コードが含まれたタイムコードを含む標準電波を1周期60秒間隔で順次受信する受信手段と、
    この受信手段により1周期60秒間隔で順次受信された標準電波に含まれているタイムコードを前記記憶部に記憶させる一方で、前記受信手段により受信された標準電波に含まれている前記遠隔制御コードのすべてが受信されたか否かを判別し、前記遠隔制御コードのすべてが受信されるまで当該遠隔制御コードを前記記憶部に記憶させる記憶制御手段と、
    この記憶制御手段の制御により前記記憶部に記憶された前記タイムコードに基づいて、前記計時手段により計時されている現在時刻を修正させる時刻修正制御手段と、
    前記装置本体に設けられ、手動操作される操作手段と、
    前記記憶制御手段の制御により前記記憶部に前記タイムコードと前記すべての遠隔制御コードとが記憶された後に、前記操作手段に対する手動操作がなされたか否かを判別し、手動操作がなされたと判別された際に、当該操作手段に対する手動操作がなされると、それに応答して、前記記憶部に記憶されている前記タイムコードに対応する時刻情報と前記記憶部に記憶されている前記すべての遠隔制御コードに対応する遠隔制御情報とを前記送信部から外部に送信させる送信制御手段と、
    を備えることを特徴とする腕時計。
  3. 現在時刻を計時する計時部、この計時部により計時された現在時刻を表示する表示部、データを記憶する記憶部および情報を外部に送信する送信部を備えている時刻情報送受信装置において、
    電気機器の電源をオンさせるための電源オンコードと電気機器の録画予約を示す録画予約コードとを予備ビットエリアに記憶している遠隔制御コードが含まれたタイムコードを含む標準電波を1周期60秒間隔で順次受信する受信手段と、
    この受信手段により1周期60秒間隔で順次受信された標準電波に含まれているタイムコードを前記記憶部に記憶させる一方で、前記受信手段により受信された標準電波に含まれている前記電源オンコードと前記録画予約コードとを含む遠隔制御コードのすべてが受信されたか否かを判別し、前記遠隔制御コードのすべてが受信されるまで当該遠隔制御コードを前記記憶部に記憶させる記憶制御手段と、
    この記憶制御手段の制御により前記記憶部に記憶された前記タイムコードに基づいて、前記計時手段により計時されている現在時刻を修正させる時刻修正制御手段と、
    この時刻修正制御手段の制御により修正された時刻を現在時刻として前記表示部に表示させる時刻表示制御手段と、
    前記記憶部に記憶されている前記タイムコードに対応する時刻情報前記記憶部に記憶されている前記遠隔制御コードに含まれている前記電源オンコードに対応する遠隔制御情報、および、前記録画予約コードに対応する録画予約情報を同時に前記送信部から外部に送信させる送信制御手段と、
    を備えることを特徴とする時刻情報送受信装置。
  4. 請求項3に記載の時刻情報送受信装置と、この時刻情報送受信装置が設けられた装置本体とを備えることを特徴とする腕時計。
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