JP4482669B2 - Dissection table - Google Patents
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Description
本発明は、医学生の実習用解剖台において被剖検体から発散する刺激性のホルムアルデヒドガス或はホルマリン注入による遺体防腐処置時に拡散するホルムアルデヒドガスを外部に排出する解剖台に関する。 The present invention relates to an anatomical table that discharges stimulating formaldehyde gas emanating from an autopsy specimen or formaldehyde gas diffused during body preservative treatment by injecting formalin into a medical student's training anatomy table .
解剖実習は医学生の必須科目であり、その期間は週約16時間で3ヶ月の長きに亘る。被剖検体は、献体者の死後、10%ホルマリンを約6リットル(全身の血液量に相当)が動脈から注入されて防腐処理が施された後、70%アルコールに長期間浸漬される。而して、解剖実習に際しては、解剖者(実習生)は病原菌やウィルスによる感染の危険性はきわめて低いけれども、解剖中に被剖検体から発散される高濃度のホルムアルデヒドガスに長時間曝されることになる。しかも、実習室では多くの医学生、たとえば100人の医学生が4人1組で25基の解剖台で被剖検体の解剖を行うから、実習室内のホルムアルデヒドガスの濃度は異常に高くなる。また、防腐処置を施すべく遺体に注入するホルマリンの一部が拡散し、環境のホルムアルデヒドガスの濃度を高めることがある。 Anatomical training is an essential subject for medical students, and it lasts for about 16 hours per week for 3 months. After the donor's death, about 6 liters of 10% formalin (corresponding to the blood volume of the whole body) is injected from the artery and subjected to antiseptic treatment, and then the subject is immersed in 70% alcohol for a long time. Thus, during an anatomical practice, the anatomist (apprentice) is exposed to a high concentration of formaldehyde gas emanating from an autopsy specimen during dissection for a long time, although the risk of infection by pathogenic bacteria and viruses is extremely low. It will be. In addition, since many medical students, for example, 100 medical students in a training room, dissect an autopsy specimen on a 25-dissection table by a set of four people, the concentration of formaldehyde gas in the training room becomes abnormally high. In addition, a portion of formalin injected into the corpse for preservative treatment may diffuse and increase the concentration of formaldehyde gas in the environment.
従来、解剖実習室内のホルムアルデヒドガスの高濃度化を抑えるためには、窓を開放したり換気扇で室外に空気を送り出したりしている。そのため、空調の効果を低減させ解剖実習環境を悪化させている。遺体に防腐処置を施すときも然りである。一方、ホルムアルデヒドガスの有害性が問題として取り上げられ、厚生労働省、文部科学省から示されたガイドラインによれば、特定作業環境において250ppb以下、一般家庭環境において80ppb以下であることを要する。 Conventionally, in order to suppress the high concentration of formaldehyde gas in the anatomical training room, windows are opened or air is sent out to the outside with a ventilation fan. Therefore, the effect of air conditioning is reduced and the anatomical training environment is deteriorated. This is also the case when preserving the body. On the other hand, the toxicity of formaldehyde gas is taken up as a problem, and according to the guidelines provided by the Ministry of Health, Labor and Welfare and the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology, it is required to be 250 ppb or less in a specific work environment and 80 ppb or less in a general household environment.
被剖検体から発散されるホルムアルデヒドガスを除去する手段として、ホルマリンに浸漬されていた被剖検体の載置台および解剖台を配置した実習室の空気を浄化する方法において、ホルマリンを分解する光触媒を収納した光触媒収納部およびこの光触媒収納部を通過した空気中の残余のホルマリンを吸着するための吸着剤を収納する吸着剤収納部を備え、実習室内の空気を吸引し光触媒収納部および吸着剤収納部に通過させる送風装置を備えた複数の空気浄化装置を、実習室の対向する壁側に適宜間隔で配置した実習室の空気浄化方法および装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
また、被剖検体から発散されるホルムアルデヒドガスを除去する手段として、解剖台の近傍に設けられる作業台であってガス除去装置を伴っており、このガス除去装置は側壁に空気吸い込み口を有し、空気中のホルムアルデヒドガスを除去すべく機能する解剖実習用作業台が既知である(たとえば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記特許文献1に開示の先行技術による場合、実習室全体のホルムアルデヒドガス濃度が低下するとしても、被剖検体近傍で解剖を行っている実習生は、被剖検体から発散される高濃度のホルムアルデヒドガスに直接的に曝されることとなり、本質的な問題の解決とはなり難い。また、実習室の全体換気によるときは、ホルムアルデヒドガス濃度は1ppm(1000ppb)以上となることが多い。さらに、ホルムアルデヒドガスの吸引効率を上げるためには風量を増加させなければならないが、空気浄化装置の空塔速度が高くなるため光触媒収納部および吸着剤収納部との接触時間が短くなり、有効な空気浄化ができなくなる。また、吸着剤の交換などのためにメインテナンスコストが高くなる。
However, in the case of the prior art disclosed in
また、特許文献2に開示の先行技術によるときは、解剖実習時に被剖検体から発散される高濃度のホルムアルデヒドガスが除去装置によって吸引される以前に拡散し解剖実習生がホルムアルデヒドガスに曝露されることを防止できない。
Further, according to the prior art disclosed in
本発明は、解剖実習時に剖検者(解剖実習生)または遺体処置者が、常に80ppb以下のホルムアルデヒドガス濃度の下で解剖を遂行できる解剖台のホルムアルデヒドガス局所排気システムを提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide a formaldehyde gas local exhaust system for an autopsy table that allows an autopsy person (anatomy trainee) or a corpse treatment person to always perform dissection under a formaldehyde gas concentration of 80 ppb or less during an anatomy practice. .
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、四周に吸気開口を設けた解剖台に、解剖台からのガスの発散を防ぐための可撓性ボードを設けてなる解剖台である。
The invention according to
請求項2に記載の発明は、四周に設けた吸気開口が、解剖台平面中心を指向して低位となる傾斜面に金網が張設されたものである請求項1に記載の解剖台である。
The invention according to
請求項1に記載の解剖台における解剖台四周に植設される解剖台からのガスの発散を防ぐための可撓性ボードは、可撓性を有するとともに復元性がある材質で構成されており、両手を使用する解剖実習の妨げになることがない。可撓性ボードは、解剖者の両手(肘、腕)の部分のみで内側に倒れ込み、被剖検体から両手を離せば復元する。さらに、解剖実習室全体の空調に影響する処がなく、フィルタや吸着剤を使用しないのでメインテナンス費用を要することなく、解剖者(術者)の環境におけるホルムアルデヒドガス濃度が常時きわめて低いものとなる。たとえば、80ppb以下に維持される。
The flexible board for preventing gas divergence from an anatomical table implanted around the anatomical table in the anatomical table according to
請求項2に記載の発明によれば、解剖者(術者)の環境におけるホルムアルデヒドガス濃度が常時きわめて低いものとなる。たとえば、80ppb以下に維持される。また、吸気開口を平面または解剖台平面中心を指向して低位となる傾斜面として解剖台の同じ高さレベルとすることができるから、人間工学的に優れたものとなり、術者の剖出作業を容易ならしめる効果を奏する。
According to the invention described in
以下に、本発明をその好ましい実施形態に則して説明する。
本発明は、被剖検体の解剖時に発散するホルムアルデヒドガスを、解剖者又は遺体処置者がそれに曝露されることなく排気するためには局所排気がきわめて有効であり、解剖台四周に吸気開口と少なくとも解剖台上の被剖検体の鉛直方向最大寸法に等しい高さを有するガス拡散防止用の可撓性ボードを設けることで被剖検体の解剖時に発散するホルムアルデヒドガスの殆どを解剖者又は遺体処置者が曝露されることなく排気できるという発明者らの知見に基づいてなされた。
Below, this invention is demonstrated according to the preferable embodiment.
The present invention, formaldehyde gas emanating during dissection of the autopsy body, in order dissector or body treating person is exhausted without being exposed thereto are local exhaust is very effective, and the intake opening to the dissecting table four sides at least By disposing a flexible board for preventing gas diffusion having a height equal to the maximum vertical dimension of an autopsy specimen on the dissecting table, most of the formaldehyde gas emitted during autopsy of the autopsy specimen is dissected or corpse treated Was made on the basis of the inventors' knowledge that exhaust gas can be exhausted without being exposed.
一方、解剖実習はたとえば1基の解剖台に実習生が4名宛配置されて遂行される。而して、解剖作業は4人の実習生の両手が自由に使える状態で遂行できることが望ましい。遺体に防腐処置を施す場合も同様である。そこで本発明においては、解剖台四周に植設され解剖台上の少なくとも被剖検体の鉛直方向最大寸法に等しい高さまでを囲繞するボードの材質を、たとえば発泡ウレタン樹脂といった、可撓性(弾性変形能)を有するものとするとともに、変形の原因(力)が除かれると原形状に復元する材質で構成しさらに、解剖者が術を行うときの両手、肘または腕の部分の可撓性ボードのみが内側に倒れ込み、術後復元するように適宜寸法(間隔)で鉛直方向に切れ目(スリット)を刻設している。可撓性フードは櫛歯状であってもよい。さらに、可撓性フードの面に垂直な縦断面形状を台形状即ち、基部を厚く、先端部を薄くすることによって弾性復元力を大きくすることができる。 On the other hand, the anatomical training is performed, for example, with four trainees assigned to one anatomical table. Thus, it is desirable that the dissection work can be performed with the hands of the four trainees freely available. The same applies when the body is preserved. Therefore, in the present invention, the material of the board that is implanted around the dissection table and surrounds at least a height equal to the maximum vertical dimension of the specimen on the dissection table is flexible (elastic deformation, for example, urethane foam resin). In addition, it is made of a material that can be restored to its original shape when the cause of the deformation (force) is removed. Only a sever (slit) is cut in the vertical direction with appropriate dimensions (intervals) so that only the body falls inward and is restored after surgery. The flexible hood may be comb-shaped. Furthermore, the elastic restoring force can be increased by making the vertical cross-sectional shape perpendicular to the surface of the flexible hood trapezoidal, that is, by making the base portion thick and the tip portion thin.
図1乃至図4に、本発明の一実施例に係る解剖台のホルムアルデヒドガス局所排気システムを示す。図1は本発明の一実施例に係る解剖台のホルムアルデヒドガス局所排気システムの正面図、図2は平面図、図3は側面図、図4(a)、(b)は吸気開口および吸込みボックスの部分拡大図である。 1 to 4 show a formaldehyde gas local exhaust system of an autopsy table according to an embodiment of the present invention. 1 is a front view of a formaldehyde gas local exhaust system of an autopsy table according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a plan view, FIG. 3 is a side view, and FIGS. 4 (a) and 4 (b) are intake openings and suction boxes. FIG.
図1乃至図4において、1は解剖台であって、この実施例においてはステンレス鋼製である。吸気開口2は、この実施例においては、図1乃至図3に示すように、解剖台1の四周に配設され、図4(a)、(b)に示すように、開口面が鉛直となっておりステンレス鋼製の金網が着脱自在に装着されている。3は吸込みボックスであり、平面矩形状の解剖台1の両側部ならびに頭部側および脚部側の四箇所に配設され、その縦断面は、図4(a)、(b)に示すように、吸込み口が吸気開口2に臨んでいる。吸込みボックス3もこの実施例においてはステンレス鋼製である。そして、その排気側は、図1乃至図4(a)、(b)に示すように、ステンレス鋼製のダクト4を介して集合吸気ボックス5に接続されている。この実施例においては、集合吸気ボックス5もステンレス鋼で構成されている。可撓性ボード8の設置位置は、吸込みボックス3の内側(図4(b)に示す吸気開口2の直上)でも外側(図4(a)に示す位置)でも構わない。或いは、図4(b)に示すように、内外双方に可撓性ボード8、8‘を設けてもよい。
1 to 4,
集合吸気ボックス5の存在により、解剖台1の両側部ならびに頭部側および脚部側の四箇所の吸込みボックス3から均一にホルムアルデヒドガスを含む空気を吸引することができるとともに、吸引に伴う圧力損失を小ならしめている。
Due to the presence of the
集合吸気ボックス5の解剖台1長さ方向における一端は、図1および図2に示すように、風量調節ダンパ6を介してたとえば塩化ビニル製のフレキシブルダクト7によって図示しない排気用ブロワに接続され、強制排気される。この実施例においては、解剖実習室の全体換気用の既存のブロワ(排気能力:250m3/分前後)を局所排気用(解剖台1台当り8.10m3/分)として用いるようにしているから能力的に十分であり、局所排気用に新たにブロワを設ける必要がない。また、ホルムアルデヒドガスを含む空気の排気を行っても空調(冷暖房)に影響を与えない。
As shown in FIGS. 1 and 2, one end of the
8はガスの拡散を防ぐ可撓性ボードであって、この実施例においては、厚さ:3mm〜10mm、高さ:200mmであり、発泡ウレタン製である。可撓性ボード8は解剖台1の四周に植設され、被剖検体を囲繞している。可撓性ボード8には、4人の解剖実習生が両手を使って解剖を行うときに支障とならないように、この実施例においては200mmのピッチで切れ目(スリット)81が刻設されている。可撓性ボード8に刻設されるスリット81は、ピッチ:200mmに限ることなく復元力が十分なディメンジョンおよび材質であれば、櫛歯状のものであってもよい。また、可撓性ボード8は、この実施例においては、その基部において所定の高さ部分をゴム板で挟持・固定するようにしている。こうすることによって形状復元性がより良好となる。
可撓性ボード8は、図4(b)に示すように、吸気開口2の上部に位置する部位に二重に植設することもできる。また、可撓性ボード8の面に垂直な方向の縦断面形状を台形状即ち、基部を厚く、先端部を薄くする形状とすれば、復元性をより良好ならしめ得る。
As shown in FIG. 4 (b), the
図1乃至図3において、9は排水ホース、10はキャスタであって解剖台の移動を便ならしめる。 In FIGS. 1 to 3, 9 is a drain hose and 10 is a caster, which facilitates movement of the dissecting table.
図5乃至図9に、本発明の他の実施例に係る解剖台のホルムアルデヒドガス局所排気システムを示す。図5は本発明の他の実施例に係る解剖台のホルムアルデヒドガス局所排気システムの平面図、図6は、図5におけるA−A断面図、図7は、図6におけるB−B断面図である。 5 to 9 show a formaldehyde gas local exhaust system of an autopsy table according to another embodiment of the present invention. FIG. 5 is a plan view of a formaldehyde gas local exhaust system of an autopsy table according to another embodiment of the present invention, FIG. 6 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 5, and FIG. 7 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG. is there.
図5乃至図7において、21は解剖台であって、この実施例においては、ステンレス鋼(SUS304)製である。吸気開口22は、この実施例においては、図5乃至図7ならびに図9に示すように、解剖台21の四周に配設され、解剖台21の平面中心を指向して低位となる緩斜面となっており、幅が80mmである。吸気開口22には金網が張設されており、この実施例においては、ステンレス鋼(SUS304)板に5mm幅で30mm長さの長丸孔を多数打ち抜いた金網を用いている。吸気開口22は、図8に示すように、水平面であっても勿論よい。前記ステンレス鋼(SUS304)製の金網は、着脱自在に装着されている。23は吸込みチャンバであって、その上部平面に解剖台が形成されるとともに、その四周において吸気開口22が外気に臨んで連通している。
5 to 7,
24は吸込みダクトであり、この実施例においては、図5および図6ならびに図8および図9に示すように、200mm内径のステンレス鋼製ダクトが2箇所で吸込みチャンバ23底面と集合吸気ボックス25とを連通・接続している。集合吸気ボックス25の平面中央部かつ底面において、排気ダクト27が接続され、排気ダクト27は図示しない排気ブロワに接続され強制排気されている。吸込みチャンバ23および集合吸気ボックス25の存在により、解剖台21の両側部ならびに頭部側および脚部側四箇所の吸気開口22から均一にホルムアルデヒドガスを含む空気を吸引することができるとともに、吸引に伴う圧力損失を小ならしめている。
この実施例においては、解剖実習室全体換気用の既存のブロワ(換気能力:250m3/分)を局所排気用(解剖台1台当り8.1m3/分)として用いるようにしているから能力的に十分であり、局所排気用に新たにブロワを設ける必要がない。また、ホルムアルデヒドガスを含む空気の排気を行っても空調(冷暖房)に影響を与えない。 In this embodiment, the existing blower (ventilation capacity: 250 m 3 / min) for ventilation throughout the anatomy room is used for local exhaust (8.1 m 3 / min per dissection table). And it is not necessary to provide a new blower for local exhaust. Further, even if air containing formaldehyde gas is exhausted, air conditioning (cooling and heating) is not affected.
8は可撓性ボードであって、この実施例においては、厚さ:3mm〜10mm、高さ:200mmであり、発泡ウレタン製である。可撓性ボード8は解剖台1の四周に植設され、被剖検体を囲繞している。可撓性ボード8には、4人の解剖実習生が両手を使って解剖を行うときに支障とならないように、この実施例においては200mmのピッチで切れ目(スリット)81が刻設されている。可撓性ボード8に刻設されるスリット81は、ピッチ:200mmに限ることなく復元力が十分なディメンジョンおよび材質であれば、櫛歯状のものであってもよい。また、可撓性ボード8は、この実施例においては、その基部において所定の高さ部分をゴム板で挟持・固定するようにしている。こうすることによって形状復元性がより良好となる。さらに、可撓性ボード8を透明なものとして、被剖検体を見やすくすることもできる。
8 is a flexible board. In this embodiment, the thickness is 3 mm to 10 mm, the height is 200 mm, and it is made of urethane foam. The
また、可撓性ボード8の面に垂直な方向の縦断面形状を台形状即ち、基部を厚く、先端部を薄くする形状とすれば、復元性をより良好ならしめ得る。
Further, if the vertical cross-sectional shape in the direction perpendicular to the surface of the
図5乃至図7において、28は排水栓、29は排水ホースである。30はキャスタであって、解剖台21の移動に便ならしめている。31はポットであり、排水ホース29からの排水を受容する。32はルーフであってテレスコーピックにレール上を移動でき、解剖台21の不使用時に解剖台21を覆う。
5 to 7, 28 is a drain plug and 29 is a drain hose.
図10に、本発明の実施例1および実施例2に係る解剖台のホルムアルデヒドガス局所排気システムを用いた場合と、既存の解剖実習室全体換気システムに切換え使用したときの解剖台における解剖実習生近傍のホルムアルデヒドガス濃度の推移を示す。 FIG. 10 shows anatomical trainees in the dissection table when using the formaldehyde gas local exhaust system of the dissection table according to the first and second embodiments of the present invention and when switching to the existing whole dissection laboratory ventilation system. The transition of formaldehyde gas concentration in the vicinity is shown.
図10は、本発明を用いたときのホルムアルデヒドガス濃度の測定結果である。1)可撓性ボードの外側で着座している解剖実習生の鼻口部の位置(解剖実習台の床面から45cmの高さ)でのホルムアルデヒドガス濃度(ppb)と、2)可撓性ボード内でホルムアルデヒドガスを発散している被剖検体に近い位置(解剖実習台の床面から10cmの高さ)でのホルムアルデヒドガス濃度(ppb)を示す。図10における両者の比較から、局所排気システム作動中、ホルムアルデヒドガスの可撓性ボード外への拡散は阻止されており、可撓性ボードの外側にいる解剖実習生の鼻口部の高さに当たる位置でのホルムアルデヒドガスの濃度は、80ppb以下で推移している。これに対し、3)局所排気システムを停止して既存の解剖実習室全体換気システムのみを使用したときのホルムアルデヒドガス濃度は、同様の位置において、300ppbおよび1000ppbで推移している。 FIG. 10 shows the measurement results of the formaldehyde gas concentration when the present invention is used. 1) Formaldehyde gas concentration (ppb) at the position of the nostril of the anatomical trainee sitting outside the flexible board (45 cm above the floor of the anatomical training table) and 2) flexibility The formaldehyde gas concentration (ppb) at a position close to an autopsy specimen that emits formaldehyde gas in the board (a height of 10 cm from the floor surface of the dissection training table) is shown. From the comparison between the two in FIG. 10, during operation of the local exhaust system, the diffusion of formaldehyde gas out of the flexible board is blocked and hits the height of the nose of the anatomical trainee outside the flexible board. The concentration of formaldehyde gas at the position has been below 80 ppb. On the other hand, 3) Formaldehyde gas concentration when the local exhaust system is stopped and only the existing whole dissection laboratory ventilation system is used is changed at 300 ppb and 1000 ppb at the same position.
1 解剖台
2 吸気開口
3 吸込みボックス
4 ダクト
5 集合吸気ボックス
6 風量調節ダンパ
7 フレキシブルダクト
8 可撓性ボード
81 スリット
9 排水ホース
10 キャスタ
21 解剖台
22 吸気開口
23 吸込みチャンバ
24 吸込みダクト
25 集合吸気ボックス
27 排気ダクト
28 排水栓
29 排水ホース
30 キャスタ
31 ポット
32 ルーフ
33 レール
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