JP4482359B2 - コンテンツ選択支援システム、コンテンツ選択支援装置、コンテンツ提供装置、コンテンツ選択支援プログラム、及びコンテンツ提供プログラム - Google Patents

コンテンツ選択支援システム、コンテンツ選択支援装置、コンテンツ提供装置、コンテンツ選択支援プログラム、及びコンテンツ提供プログラム Download PDF

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本発明は、コンテンツ選択支援システム、コンテンツ選択支援装置、コンテンツ提供装置、コンテンツ選択支援プログラム、及びコンテンツ提供プログラムに係り、特に視聴者の嗜好を反映させたコンテンツをより高精度に選択し、その選択したコンテンツを推奨コンテンツとして視聴者に提供することで、コンテンツの選択を支援するためのコンテンツ選択支援システム、コンテンツ選択支援装置、コンテンツ提供装置、コンテンツ選択支援プログラム、及びコンテンツ提供プログラムに関する。
従来、多メディア、多チャンネル化が進み、視聴するコンテンツ(番組)の選択肢が増加している。このため、視聴者の性別や年齢等の個人情報や嗜好情報から自動的に視聴候補の番組を提示する視聴支援機能の実現が期待されている。
そこで、従来の視聴支援の手法としては、予め視聴したコンテンツの内容や視聴した時間等を蓄積した視聴履歴情報から、視聴者の平日や休日等のライフサイクルに基づいて嗜好度の大きい順に提示されるユーザプリファレンスを生成し、視聴者からの視聴支援要求のあった日時や曜日等の時間情報に対応して、曜日別時間毎にユーザプリファレンスを用いて、予め蓄積された多数のコンテンツに対してフィルタリングをかけ、選定されたコンテンツを提供する手法が検討されている(例えば、非特許文献1参照。)。
ここで、非特許文献1に示されている従来のユーザプリファレンスは、視聴者が自ら入力するユーザ情報(視聴者情報)と視聴履歴情報のみから、重み付け計算等を行うことにより生成されている。
しかしながら、この手法は視聴者から視聴履歴情報を取得するのにある一定の時間を要することに加え、その人が視聴したものが偏っている場合には推奨するコンテンツが更に偏ってしまう可能性があり、例えば、今まで視聴したコンテンツと関連はしているが、他分野に属するコンテンツを幅広く視聴したい視聴者には対応できるものではなかった。そこで、他の従来技術として、番組推奨器の妥当性を検査する手法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
藤井亜里沙,西本友成,馬場秋継,栗岡辰弥、「ライフサイクルに基づいた視聴支援の一検討」、2002年映像情報メディア学会冬季大会(ITE Winter Annual Connvention 2002) 特表2003−522499号公報
しかしながら、非特許文献1や特許文献1に記載されている手法は、あくまで視聴者端末側のみでの処理であるため、視聴者端末側に負荷がかかってしまい、コンテンツの視聴に支障が生じる恐れがある。
更に、放送局やコンテンツプロバイダ等のコンテンツ提供側で、「このコンテンツはこんな視聴者向け」等のようにコンテンツ毎に評価し設定されたコンテンツに対する視聴対象者情報(ターゲット情報)を反映させた推奨コンテンツの提示を行うことができなかった。
本発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであり、視聴者の嗜好を反映させたコンテンツをより高精度に選択し、その選択したコンテンツを推奨コンテンツとして視聴者に提供することで、視聴者にコンテンツの選択を支援するためのコンテンツ選択支援システム、コンテンツ選択支援装置、コンテンツ提供装置、コンテンツ選択支援プログラム、及びコンテンツ提供プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
請求項1に記載された発明は、コンテンツを提供するコンテンツ提供装置と、該コンテンツ提供装置から提供されるコンテンツを受信し、視聴者情報と視聴履歴情報とにより前記コンテンツを選択して視聴者に提示するコンテンツ選択支援装置とからなるコンテンツ選択支援システムにおいて、前記コンテンツ選択支援装置が、前記視聴者から取得した視聴者情報と視聴履歴情報とから、各々の視聴者情報メタデータと視聴履歴情報メタデータとを生成し、生成されたメタデータから予め設定される時間情報に対するプリファレンス情報を生成し、生成したプリファレンス情報を前記コンテンツ提供装置に送信する手段と、前記コンテンツ提供装置が、前記プリファレンス情報に基づいて、予め蓄積された複数のコンテンツからコンテンツと該コンテンツに予め設定された視聴対象者情報メタデータとを抽出する手段と、前記視聴対象者情報メタデータを前記コンテンツのメタデータに付加して前記コンテンツ選択支援装置に送信する手段と、前記コンテンツ選択支援装置が、前記コンテンツ提供装置から得られる視聴対象者情報メタデータを受信し、受信した前記視聴対象者情報メタデータと、前記視聴者情報メタデータと、前記視聴者履歴情報メタデータとに基づいて、各メタデータから、前記プリファレンス情報を構成する要素からなる素データを抽出し、更に前記素データの各々の要素毎に、前記要素に係るコンテンツを視聴した視聴時間の総和を、特定時間帯における全コンテンツの視聴時間の総和で除算して出現率を算出し、算出した各要素の出現率を加算した値からなる重み付け値を含むプリファレンス情報を再生成し、再生成されたプリファレンス情報に含まれる前記重み付け値に基づいてコンテンツを選択する手段とを有することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、視聴者の嗜好を反映させたコンテンツをより高精度に選択し、その選択したコンテンツを推奨コンテンツとして視聴者に提供することができる。更に、コンテンツ提供装置で設定された視聴対象者情報を含めてプリファレンス情報を再生成することにより、コンテンツ提供側の評価も反映させることができる。これにより、視聴者に高精度なコンテンツの選択支援を実現することができる。
請求項2に記載された発明は、コンテンツを視聴する視聴者から得られる視聴者情報と視聴履歴情報とに基づいて、複数のコンテンツから選択されたコンテンツを前記視聴者に提示するコンテンツ選択支援装置において、前記視聴者から取得した視聴者情報と視聴履歴情報とから、各々の視聴者情報メタデータと視聴履歴情報メタデータとを生成し、生成されたメタデータから予め設定される時間情報に対するプリファレンス情報を生成するプリファレンス情報生成手段を有し、前記プリファレンス情報生成手段は、前記コンテンツを提供するコンテンツ提供側から得られる、前記プリファレンス情報に基づいて抽出されたコンテンツに予め設定される視聴対象者情報メタデータと、前記視聴者情報メタデータと、前記視聴履歴情報メタデータとに基づいて、各メタデータから、前記プリファレンス情報を構成する要素からなる素データを抽出し、更に前記素データの各々の要素毎に、前記要素に係るコンテンツを視聴した視聴時間の総和を、特定時間帯における全コンテンツの視聴時間の総和で除算して出現率を算出し、算出した各要素の出現率を加算した値からなる重み付け値を含むプリファレンス情報を再生成し、更に、前記プリファレンス情報生成手段により再生成されたプリファレンス情報に含まれる前記重み付け値に基づいて、前記視聴者に提示するコンテンツを選択するコンテンツ選択手段と、前記コンテンツ選択手段により選択されたコンテンツの一覧と、前記コンテンツに含まれる画像情報と、前記コンテンツに予め設定される視聴対象者情報とを同一画面上に表示させるよう画面レイアウトを生成する画面レイアウト生成手段とを有し、前記画面レイアウト生成手段は、前記コンテンツの一覧を、前記重み付け値に基づいて配列して表示させることを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、コンテンツ提供側で設定された視聴対象者情報を含めてプリファレンス情報を再生成することにより、コンテンツ提供側の評価を反映させることができる。また、重み付け値により優先度の高いコンテンツを視聴者にコンテンツを提示することができる。これにより、視聴者に高精度なコンテンツの選択支援を実現することができる。更に、画面レイアウト生成手段により、選択されたコンテンツを視聴者が把握し易くなるため、より高精度に視聴者のコンテンツの選択支援を実現することができる。
請求項に記載された発明は、請求項2に記載のコンテンツ選択支援装置によって、視聴者から取得した視聴者情報と視聴履歴情報とから、各々の視聴者情報メタデータと視聴履歴情報メタデータとを生成し、生成されたメタデータから予め設定される時間情報に対して生成されるプリファレンス情報に基づいて、予め蓄積された複数のコンテンツからコンテンツを抽出し、前記視聴者に提供するコンテンツ提供装置において、前記コンテンツ選択支援装置に前記プリファレンス情報を再生成させるために、前記プリファレンス情報に基づいて、前記複数のコンテンツからコンテンツと該コンテンツに予め設定された視聴対象者情報メタデータとを抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された前記視聴対象者情報メタデータを前記コンテンツのメタデータに付加するメタデータ付加手段とを有することを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、コンテンツ提供側で設定された視聴対象者情報メタデータをコンテンツのメタデータに付加することにより、視聴者側にてコンテンツ提供側の評価を反映させることができる。これにより、視聴者に高精度なコンテンツの選択支援を実現することができる。
請求項4に記載された発明は、コンテンツを視聴する視聴者から得られる視聴者情報と視聴履歴情報とに基づいて、複数のコンテンツから選択されたコンテンツを前記視聴者に提示する処理をコンピュータに実行させるためのコンテンツ選択支援プログラムにおいて、前記視聴者から取得した視聴者情報と視聴履歴情報とから、各々の視聴者情報メタデータと視聴履歴情報メタデータとを生成し、生成されたメタデータから予め設定される時間情報に対するプリファレンス情報を生成するプリファレンス情報生成処理と、前記コンテンツを提供するコンテンツ提供側から得られる、前記プリファレンス情報に基づいて抽出されたコンテンツに予め設定される視聴対象者情報メタデータと、前記視聴者情報メタデータと、前記視聴履歴情報メタデータとに基づいて、各メタデータから、前記プリファレンス情報を構成する要素からなる素データを抽出し、更に前記素データの各々の要素毎に、前記要素に係るコンテンツを視聴した視聴時間の総和を、特定時間帯における全コンテンツの視聴時間の総和で除算して出現率を算出し、算出した各要素の出現率を加算した値からなる重み付け値を含むプリファレンス情報を再生成するプリファレンス情報再生成処理と、前記プリファレンス情報再生成処理により再生成されたプリファレンス情報に含まれる前記重み付け値に基づいて、前記視聴者に提示するコンテンツを選択するコンテンツ選択処理と、前記コンテンツ選択処理により選択されたコンテンツの一覧と、前記コンテンツに含まれる画像情報と、前記コンテンツに予め設定される視聴対象者情報とを同一画面上に表示させるよう画面レイアウトを生成する画面レイアウト生成処理とをコンピュータに実行させ、前記画面レイアウト生成処理は、前記コンテンツの一覧を、前記重み付け値に基づいて配列して表示させることを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、視聴者の嗜好を反映させたコンテンツをより高精度に選択し、その選択したコンテンツを推奨コンテンツとして視聴者に提供することができる。更に、コンテンツ提供側で設定された視聴対象者情報を含めてプリファレンス情報を再生成することにより、コンテンツ提供側の評価も反映させることができる。これにより、視聴者に高精度なコンテンツの選択支援を実現することができる。また、実行プログラムをコンピュータにインストールすることにより、容易にコンテンツ選択支援を実現することができる。
請求項に記載された発明は、請求項2に記載のコンテンツ選択支援装置によって、視聴者から取得した視聴者情報と視聴履歴情報とから、各々の視聴者情報メタデータと視聴履歴情報メタデータとを生成し、生成されたメタデータから予め設定される時間情報に対して生成されるプリファレンス情報に基づいて、予め蓄積された複数のコンテンツからコンテンツを抽出し、前記視聴者に提供する処理をコンピュータに実行させるためのコンテンツ提供プログラムにおいて、前記コンテンツ選択支援装置に前記プリファレンス情報を再生成させるために、前記プリファレンス情報に基づいて、前記複数のコンテンツからコンテンツと該コンテンツに予め設定された視聴対象者情報メタデータとを抽出する抽出処理と、前記抽出処理により抽出された前記視聴対象者情報メタデータを前記コンテンツのメタデータに付加するメタデータ付加処理とをコンピュータに実行させる。
請求項記載の発明によれば、コンテンツ提供側で設定された視聴対象者情報のメタデータをコンテンツのメタデータに付加することにより、視聴者側にてコンテンツ提供側の評価を反映させることができる。また、実行プログラムをコンピュータにインストールすることにより、容易にコンテンツ提供を実現することができる。
本発明によれば、視聴者の嗜好を反映させたコンテンツをより高精度に選択し、その選択したコンテンツを推奨コンテンツとして視聴者に提供することができる。
以下に、本発明におけるコンテンツ選択支援システム、コンテンツ提供装置、コンテンツ選択支援装置、コンテンツ提供方法、コンテンツ選択支援方法、コンテンツ提供プログラム、及びコンテンツ選択支援プログラムを好適に実施した形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、本実施の形態では、コンテンツ提供側としてコンテンツプロバイダを例に説明するが、本発明においてはこの限りではなく、例えば放送局であってもよい。
<コンテンツ選択支援システム>
図1は、本発明を適用したコンテンツ選択支援システムの一構成例を示す図である。図1のコンテンツ選択支援システム10は、視聴者端末(コンテンツ選択支援装置)11と、コンテンツプロバイダ(コンテンツ提供装置)12とを有するよう構成されており、各々がインターネット等の通信ネットワーク13により接続されている。更に、コンテンツプロバイダ12には、複数のコンテンツ及びコンテンツ毎のターゲットユーザ情報が蓄積されたコンテンツデータベース14が接続されている。なお、コンテンツデータベース14は、コンテンツプロバイダ12内に有していてもよく、また通信ネットワーク13を介してコンテンツプロバイダ12とは別に設けたストレージサーバ等でもよい。
また、図1のシステム構成では、視聴者端末11とコンテンツプロバイダ12とが「1:1」で構成されているが、本発明においてはこの限りではなく、一般に「n:n(n:1以上)」の関係が成り立つ。
更に、視聴者端末11はユーザプロファイル登録手段21と、視聴履歴蓄積手段22と、プリファレンスデータ生成手段23と、コンテンツ選択手段24と、画面レイアウト生成手段25とを有するよう構成されている。なお、視聴者端末11は、PDR(Personal Data Recorder)等の記録機能や視聴者からのデータ入力及びコンテンツの表示を行う入出力手段も有している。
また、コンテンツプロバイダ12は、プリファレンスデータ受信手段26と、ターゲット情報抽出手段27と、メタデータ付加手段28とを有するよう構成されている。
視聴者端末11において、ユーザプロファイル登録手段21は、受信者端末11に設けられる入力手段により視聴者から入力される「年齢」、「性別」、「趣味」等の要素からなるユーザプロファイル情報(視聴者情報)を登録する。視聴履歴蓄積手段22は、視聴者がその視聴者端末11で視聴したコンテンツを、曜日や日時別、時間毎に蓄積する。
また、プリファレンスデータ生成手段23は、ユーザプロファイル登録手段21と、視聴履歴蓄積手段22とから得られる情報に基づいて、ユーザプリファレンスデータ(プリファレンス情報)を生成する。また、プリファレンスデータ生成手段23は、コンテンツプロバイダ12へ生成したプリファレンスデータを送信する。更に、プリファレンスデータ生成手段23は、コンテンツプロバイダ12から受信したコンテンツ毎に予め設定されているターゲット情報(視聴対象者情報)と、ユーザプロファイル情報と、視聴履歴情報とに基づいて、プリファレンスデータ(プリファレンス情報)を再生成する。
コンテンツ選択手段24は、プリファレンスデータ生成手段23により再生成されたプリファレンスデータに基づいて、視聴者に推奨コンテンツとして提示するコンテンツを選択する。また、画面レイアウト生成手段25は、コンテンツ選択手段24により選択されたコンテンツの情報とプリファレンスデータの情報とに基づいて画面レイアウトを生成し、生成した画面レイアウトに基づいて推奨コンテンツを視聴者端末11に設けられるディスプレイ等の出力手段により出力される。
一方、コンテンツプロバイダ12のプリファレンスデータ受信手段26は、視聴者端末11からのユーザプリファレンスデータを受信する。ターゲット情報抽出部27は、プリファレンスデータ受信手段26により受信されたユーザプリファレンスデータに基づいて、コンテンツデータベース14を参照し、該当するコンテンツ及びそのコンテンツのターゲット情報を抽出する。メタデータ付加手段28は、ターゲット情報抽出手段27により抽出されたユーザプリファレンスデータに基づいて視聴者端末11に提供するコンテンツメタデータにターゲット情報のメタデータとして付加して視聴者端末11に出力する。
次に、コンテンツ選択支援システム10の処理手順についてシーケンス図を用いて説明する。図2は、コンテンツ選択支援システムの処理手順を示す一例のシーケンス図である。また、図2は、視聴者端末11、コンテンツプロバイダ12、及び視聴者15の動作からなる処理手順について説明するものである。
まず、視聴者15は、視聴者端末11を使用するにあたり、視聴者のプロファイル情報を入力する(S01)。視聴者端末11では、入力されたユーザプロファイル(視聴者のプロファイル情報)を登録する(S02)。次に、視聴者端末11が表示したコンテンツを視聴者15が視聴し(S03)、その表示した内容を視聴履歴情報として蓄積する(S04)。
次に、視聴者端末11は、視聴者15からの視聴支援要求があった場合(S05)、視聴者15から取得したユーザプロファイル及び視聴履歴情報から各々のメタデータ(ユーザプロファイルメタデータ,視聴履歴情報メタデータ)を生成し、生成されたメタデータからプリファレンスデータを生成する(S06)。なお、プリファレンスデータの具体的な内容については後述する。次に、視聴者端末11は、生成したプリファレンスデータをコンテンツプロバイダ12に出力する(S07)。
コンテンツプロバイダ12は、視聴者端末11からのプリファレンスデータに基づいて、予め蓄積された複数のコンテンツ群の中からユーザの嗜好に合うと予測されるコンテンツと、そのコンテンツに予め設定されるターゲット情報(視聴対象者情報)を抽出する(S08)。また、コンテンツプロバイダ12は、視聴者端末11に出力するコンテンツのメタデータにターゲット情報のメタデータを付加し(S09)、視聴者端末11に出力する(S10)。
視聴者端末11は、コンテンツプロバイダ12から得られるターゲット情報メタデータを受信し、そのターゲット情報と、ユーザプロファイルと、視聴履歴情報とに基づいてプリファレンスデータの再生成を行う(S11)。次に、視聴者端末11は、再生成されたプリファレンスデータに基づいて視聴者15に推奨番組として提示するコンテンツを選択する(S12)。また、視聴者端末11は、選択したコンテンツの内容を視聴者15が容易に把握できるように画面レイアウトを生成し(S13)、ディスプレイ等に推奨コンテンツの提示を行う(S14)。
視聴者15は、視聴者端末11から提示された推奨コンテンツの中から所望するコンテンツを選択してコンテンツ視聴要求を行い(S15)、コンテンツプロバイダ12から提供されるコンテンツを視聴する(S16)。このとき、視聴されるコンテンツは上述したS03の処理に該当し、視聴履歴として視聴者端末11に蓄積される。
上述したコンテンツ選択支援システムの処理手順により、視聴者の嗜好を反映させたコンテンツをより高精度に選択し、その選択したコンテンツを推奨コンテンツとして視聴者に提供することができる。更に、コンテンツプロバイダで予め設定されたターゲット情報を含めてプリファレンスデータを再生成することにより、コンテンツ提供側の評価も反映させることができる。これにより、視聴者に高精度なコンテンツの選択支援を実現することができる。
<データ例>
次に、上述したユーザプロファイル、視聴履歴情報、プリファレンスデータ、及びターゲット情報について図を用いて説明する。なお、後述する図3〜図6に示すデータ例は、データの内容が明確になるように項目(要素)と実際のデータとを関連付けており、更に、データ項目毎に分けて示している、しかしながら、実際のデータは、メタデータであるためXML(eXtensible Markup Language)等に代表されるようにタグにより形成されるデータ群となる。
図3は、本発明にて利用されるユーザプロファイル及び視聴履歴情報の一例を示す図である。なお、図3(a)は、ユーザプロファイルを示し、図3(b)は、視聴履歴情報を示している。
図3(a)に示すユーザプロファイルとしては、「生年月日」、「年齢」、「性別」、「好みのジャンル」、「国籍」、「職業」、「趣味」、「収入」等がある。これらのプロファイル情報の入力は、例えば、視聴者端末のディスプレイ上に登録画面等を表示して、視聴者がキーボードやマウス、リモコン等の入力手段を用いて、文字を入力したり、予め表示されている複数の選択肢の中から該当する項目を選択したりすることにより、図3(a)に示すようにユーザプロファイルを設定することができる。なお、ユーザプロファイルは、視聴者が視聴者端末を最初に使用する際に初期登録を行い、使用中に「趣味」や「収入」等の項目が変更する場合は、その都度更新等の設定を行う。
また、図3(b)に示すように、視聴履歴情報としては、「番組情報」、視聴時に出力された音声の言語を蓄積する「視聴言語」、視聴時にディスプレイに表示された「字幕の有無」、「視聴日時」、「視聴形態」、「連動サービスの有無」、連動サービスを有する場合の「サービスの内容」等がある。これらの視聴履歴情報は、視聴者の視聴情報に対応してコンテンツ(番組)毎に蓄積される。
なお、「番組情報」とは、コンテンツ(番組)を識別するための情報であり、例えば、コンテンツ識別情報、コンテンツ利用許諾条件、コンテンツ利用期限等からなる。また、本実施の形態で用いられる番組情報は識別情報であり、コンテンツプロバイダ等に識別情報に対応する番組のタイトル等の情報を予め蓄積しておくことにより、識別情報のみからコンテンツの内容を容易に把握することができる。なお、「番組情報」として番組のタイトルそのものを蓄積してもよい。
また、「視聴形態」とは、視聴者端末に予め蓄積されたコンテンツを視聴したものであるか、ブロードバンド(BB)等を利用してリアルタイムに視聴したものであるか等を識別するための情報が蓄積される項目である。また、「連動サービスの利用」とは、コンテンツ毎に設定される付加サービスを受けるか否かの設定を確認するためのものであり、「サービスの内容」とは、その連動サービスの具体的な内容である。
なお、図3(b)に示す、視聴履歴情報として蓄積される項目はこの限りではなく、例えば、「視聴コンテンツのジャンル」、「サービスの利用履歴」、「番組出演者」等も含めることができる。また、図3(b)に示す視聴履歴情報は、番組情報毎に作成しているが、各曜日時間帯別に作成してもよい。この場合、例えば、月曜日の19:00〜19;30、19:30〜20:00等のように所定の時間間隔毎にその時点で視聴している番組(コンテンツ)が履歴情報として蓄積される。
また、視聴履歴情報には、視聴者に提供されるコンテンツメタデータに含まれる情報、視聴者により操作された視聴者端末の操作内容等に関する情報も含まれる。
次に、図3で示したユーザプロファイルと、複数の視聴履歴情報とに基づいて生成されるプリファレンスデータの例について図を用いて説明する。図4は、プリファレンスデータの一例を示す図である。
図4では、図3に示すプロファイル情報(図3(a))と視聴履歴情報(図3(b))とから、視聴者が視聴支援要求をした時間帯(時間情報)に対応したプリファレンス情報が生成されている。なお図4では一例として、視聴者が月曜日の21:00〜22:00の間に視聴支援の要求をした場合のプリファレンスデータの一例である。
プリファレンスデータの項目としては、各曜日時間帯毎に「番組情報」、「職業」、「収入」、視聴コンテンツの「ジャンル」、「性別」、「年齢層」、「趣味」、「重み付け値」等からなる。このデータは、ユーザプロファイルと視聴履歴情報とから所定の要素を抽出し、更にその要素に基づいて重み付け値が設定されるものである。
なお、図4に示すプリファレンスデータは、コンテンツの選択支援の要求があった時間情報に基づいて生成されるため、視聴者のライフスタイルに適応したコンテンツに関する情報であるといえる。
また、上述の重み付け値の設定については、例えばプリファレンスデータを構成する「番組情報」、「視聴日時」、「職業」等の要素からなる素データの視聴頻度(出現率)等に基づいて所定の重み付けを設定する。具体的には、非特許文献1にも記載されているように、重み付けとして出現率(0〜1)を付与する場合、素データの各々の要素毎に、その要素に係るコンテンツを視聴した視聴時間の総和を、各曜日の特定時間帯における全コンテンツの視聴時間の総和で除算して出現率を算出し、各要素の出現率を加算した値が重み付け値となる。
なお、プリファレンスデータの生成においては、重み付け値が一定以上(一定値以上の出現率等)である要素で構成されているプリファレンスデータのみを出力させることもできる。例えば、図4の場合では、重み付け値が50以上となっているプリファレンスデータのみが生成されている。これにより、コンテンツプロバイダへのプリファレンスデータの転送量を削減し、また、コンテンツプロバイダ側での処理の負荷を低減することができる。
次に、コンテンツプロバイダに設けられるターゲット情報の例について図を用いて説明する。図5は、本発明におけるターゲット情報の一例を示す図である。
図5に示すターゲット情報は、コンテンツ(番組)を提供するコンテンツプロバイダが、予めコンテンツ毎に評価して設定される視聴対象者情報である。また、図5に示すターゲット情報は、図4に示したプリファレンスデータに基づいて抽出された推奨順に配列されたターゲット情報である。
ターゲット情報の項目としては、「番組情報」、「総視聴時間」、「視聴言語」、「ターゲット職業」、「ターゲット収入」、「ターゲット趣味」、「ジャンル」、「性別」、「年齢層」、「連動サービス」等からなる。
コンテンツプロバイダは、視聴者端末から受信したプリファレンス情報に基づいて、コンテンツデータベースにあるコンテンツ群から該当するコンテンツを抽出すると共に、そのコンテンツのターゲット情報を抽出する。このとき、コンテンツプロバイダがプリファレンス情報に含まれる各要素の情報に基づいて、例えば連動サービスの内容を変更する等の処理を行うことにより、コンテンツ提供側の評価を視聴者に反映させることができる。
具体的には、図5に示すように、「ターゲット趣味」が“旅行”である場合に、「連動サービス」として“旅行ガイド”の連動サービスが付加されている。なお、“旅行ガイド”の他にも旅行に必要となる商品や航空会社の映像等を付加させてもよい。
図5に示すターゲット情報は、コンテンツプロバイダにより、ターゲット情報のメタデータをコンテンツのメタデータに付加して、視聴者端末に出力される。これにより、コンテンツ提供側で評価されたコンテンツの情報を視聴者側にも反映させることができ、より高精度な推奨番組の提示を実現することができる。
<その他のデータ例:データパック>
ここで、上述したようにプリファレンスデータは、ユーザプロファイル及び視聴履歴情報から生成されているが、例えば、視聴者やコンテンツプロバイダ、又は第三者が意図的にプリファレンスデータを作成したり、また、予め設定された要素からプリファレンスデータパックを生成し、そのデータパックを使用してプリファレンスデータの生成、再生成を行うことができる。
つまり、視聴者が突発的に気分を変えたいような場合等に、例えば気分が元気になるようなプリファレンスデータ等を予めプリファレンスデータパックとして作成又は購入しておき、そのデータパックを使用することで、新たなコンテンツの推奨を実現することができる。
このように、データパックを用いることにより、例えば、気になる芸能人や、友人等のプリファレンスデータを使用して、その人がどんなコンテンツを嗜好しているか等のサービスも推奨コンテンツとして提示させることができ、付加価値の高いサービスを提供することができる。また、ユーザプロファイル及び視聴履歴情報からプリファレンスデータを生成する時間を省略することができ、より迅速なサービスを提供することができる。更に、このデータパックをユーザプロファイルや視聴履歴情報の替わりに使用することもできる。
ここで、上述したプリファレンスデータパックの例について、図を用いて説明する。図6は、本発明におけるプリファレンスデータパックの一例を示す図である。ここで、図6(a)は、元気ができるプリファレンスデータパックを示し、図6(b)は、リラックスできるデータパックを示している。
プリファレンスデータパックのデータ項目としては、図4に示したプリファレンスデータとほぼ同等である。具体的な項目(要素)としては、「番組情報」、「職業」、「収入」、「ジャンル」、「年齢層」、「趣味」、「出演者」等がある。なお、「番組情報」の項目は、特定の番組を設定しておく必要はない。また、データパックに対する重み付け値は、コンテンツプロバイダや視聴者等が重み付け値を設定してもよく、設定されていなくともよい。
また、プリファレンスデータパックの種類も図6に限定されず、例えば、ある有名人が使用したパック、ある有名人が推奨するデータパック、野球データパック、政治家データパック等の様々なデータパックが存在する。
図6に示すようなプリファレンスデータパックを使用することにより、推奨コンテンツが偏りがちになってしまうことがなく、視聴者が現在視聴したいコンテンツを高精度に提示することができる。
視聴者端末は、上述したユーザプロファイルと、視聴履歴情報と、ターゲット情報とから図4に示すようなプリファレンス情報を再生成する。また、視聴者端末は再生成されたプリファレンスデータに基づいて、所定の条件に基づいて推奨コンテンツとして視聴者に提示するコンテンツを選択し、推奨コンテンツとして視聴者に提供する。これにより、コンテンツ提供側でコンテンツ毎に評価し設定されたコンテンツの情報を反映させた高精度な推奨コンテンツの提示を行うことができなかった。
なお、上述したコンテンツの選択については、再生成されたプリファレンスデータの重み付け値が所定の値以上のもの、又は予め設定された計算手法に基づいて算出された値について、上位から数番目にあるコンテンツが選択される。つまり、視聴者に推奨するコンテンツは、再生成したプリファレンスデータの重み付け値に基づいて決定される。また、コンテンツ選択の別の手法としては、非特許文献1に示されている手法がある。この手法は、素データをベクトル空間で表現するVpと、コンテンツの特性をベクトル空間で表現するVcとの内積を求め、その値の大きいものほど、相関値が高いとみて推奨番組として選択するものである。このような手法により、高精度な推奨番組(コンテンツ)の提示を実現することができる。
ここで、本発明において、推奨番組(コンテンツ)が選択(フィルタリング)され、視聴者に提示される様子について、図を用いて説明する。図7は、本発明において番組(コンテンツ)が選択(フィルタリング)されていく様子を示す一例の図である。
図7に示すように、まず、コンテンツプロバイダから送られた複数の番組(コンテンツ)群から、ユーザプロファイル及び視聴履歴情報に基づいてプリファレンスデータを生成する。このプリファレンスデータに基づいて、予め設定される曜日時間帯におけるプリファレンスデータに対応する番組が選択される。
更に、コンテンツプロバイダからのターゲット情報と、視聴履歴情報と、プロファイル情報とに基づいてプリファレンス情報を再生成することにより、コンテンツプロバイダからの評価結果を含めた、より視聴者の嗜好に適した高精度なコンテンツの選択支援を実現することができる。
また、本発明では、プリファレンスデータの再生成に基づいて選択された推奨番組(コンテンツ)は、視聴者が推奨番組の中から視聴したい番組を選択し易いようにレイアウトを生成し、ディスプレイ71にて視聴者に提示することで、コンテンツの選択支援を実現することができる。
次に、視聴者端末で生成される画面レイアウトの一例について図を用いて説明する。図8は、本発明におけるコンテンツ選択支援画面の一例を示す図である。なお、図8の例は、再生成されたプリファレンス情報の重み付け値の上位6個の番組(コンテンツ)が推奨番組として視聴者に提供されるが、推奨番組数については、この限りではない。
図8に示すように、ディスプレイ80には、番組表示領域81と、ターゲット情報表示領域82と、推奨番組を識別する要素の一覧を表示するための推奨番組要素表示領域83と、各推奨番組の中から所定のシーンを表示するシーン表示領域84とを有するよう構成されている。また、この画面レイアウトの生成は、上述した視聴者端末における画面レイアウト生成手段により生成される。
番組表示領域81は、現在視聴者が選択している番組の映像を表示する領域である。また、ターゲット情報表示領域82は、番組表示領域81にて表示されている番組に対応してコンテンツプロバイダが設定したターゲット情報を表示するための表域である。表示される内容は、上述したターゲット情報と同様の内容が表示される。
推奨番組要素表示領域83は、推奨番組として選択されたコンテンツの一覧を表示するための領域であり、図8に示すように、推奨番組タイトル等の各推奨番組を識別するための要素を要素表示シート85に表示する。また、視聴者が幾つの推奨番組があるかを容易に把握できるように要素表示シート85の各々の一部が必ず表示されるように配置されている。
また、各要素表示シート85は、所定の時間間隔で配置順序が回転により変更される。なお、各要素表示シート85の表示方法はこの限りではなく、例えば視聴者が入力手段によりある要素表示シートを選択することにより、その要素表示シートが先頭に表示することもできる。これにより、視聴者がどのような推奨番組が提示されているかを容易に把握することができる。
また、シーン表示領域84は、推奨番組として選択されたコンテンツから予め設定されたシーンを表示させるための領域である。このシーンの設定は、例えば、主人公のアップのシーンやアクションシーン等、その推奨番組を代表する画像情報(カット)が、シーン表示シート86上に表示される。なお、図8においては、1つの推奨番組に対して2つの異なるシーンを表示させているが、本発明においてはこの限りではなく、他の枚数分表示させてもよく、また推奨番組の推奨度に応じてシート数を変更して表示させてもよい。更に、シーン表示シート86に表示される画像情報は、静止画に限らず所定の時間間隔の動画を繰り返し表示させてもよい。
また、シーン表示領域84は、要素表示シート85と同様に、所定の時間間隔、又は視聴者がマウス等によりシーン表示領域84にカーソルを位置付けた場合等に各シーン表示シートが順次先頭に表示されるように配置順序が回転して変更される。また、要素表示シート85が現在先頭に表示された推奨番組に対応した振表示シートを先頭にするよう設定することもできる。
更に、番組表示領域81と、ターゲット情報表示領域82と、推奨番組要素表示領域83と、シーン表示領域84とは各々連動させることができる。例えば、視聴者が推奨番組要素表示領域83にて推奨番組を選択した場合、その選択された推奨番組に対応するターゲット情報をターゲット情報表示領域82に即座に表示させる等の動作を行うことができる。
また、番組の内容によっては、有料料金(Pay Channel)の番組やクイズ等の視聴者参加型の番組等がある。この場合には、特殊な番組が含まれていることが容易にわかるように、要素表示シート85の背景色を他のシートの背景色と変えたり、識別マークを表示したりすることにより、視聴者により明確に情報を提示することができる。なお、番組表示領域81と、ターゲット情報表示領域82と、推奨番組要素表示領域83と、シーン表示領域84の配置は図8に示す限りではない。
上述したような画面レイアウトを生成することにより、視聴者が推奨番組を容易に把握、選択することができ、視聴支援をより高精度に行うことができる。
<ハードウェア構成>
ここで、上述した視聴者端末11及びコンテンツプロバイダ12における各処理をコンピュータに実行させることができる実行プログラムを生成し、例えば、汎用のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等にプログラムをインストールすることにより、本発明におけるコンテンツ提供及びコンテンツ選択支援を実現することができる。
ここで、本発明における実行可能なコンピュータのハードウェア構成例について図を用いて説明する。図9は、本発明におけるコンテンツ提供処理、コンテンツ選択支援処理が実現可能なハードウェア構成の一例を示す図である。
図9におけるコンピュータ本体には、入力装置91と、出力装置92と、ドライブ装置93と、補助記憶装置94と、メモリ装置95と、各種制御を行うCPU(Central Processing Unit)96と、ネットワーク接続装置97とを有するよう構成されており、これらはシステムバスBで相互に接続されている。
入力装置91は、使用者が操作するキーボード及びマウス等のポインティングデバイスを有しており、使用者からのプログラムの実行等、各種操作信号を入力する。出力装置92は、本発明におけるコンテンツ提供処理やコンテンツ選択支援処理を行うためのコンピュータ本体を操作するのに必要な各種ウィンドウやデータ等を表示するディスプレイを有し、CPU96が有する制御プログラムによりプログラムの実行経過や結果等を表示することができる。
ここで、本発明において、コンピュータ本体にインストールされる実行プログラムは、例えば、CD−ROM等の記録媒体98等により提供される。プログラムを記録した記録媒体98は、ドライブ装置93にセット可能であり、記録媒体98に含まれる実行プログラムが、記録媒体98からドライブ装置93を介して補助記憶装置94にインストールされる。
補助記憶装置94は、ハードディスク等のストレージ手段であり、本発明における実行プログラムや、本発明にて使用されるコンテンツ、ターゲット情報等のデータ群、コンピュータに設けられた制御プログラム等を蓄積し必要に応じて入出力を行うことができる。
CPU96は、OS(Operating System)等の制御プログラム、メモリ装置95により読み出され格納されている実行プログラムに基づいて、各種演算や各ハードウェア構成部とのデータの入出力等、コンピュータ全体の処理を制御して、上述したコンテンツの提供又はコンテンツの選択支援における各処理を実現することができる。プログラムの実行中に必要な各種情報は、補助記憶装置94から取得することができ、また格納することもできる。
ネットワーク接続装置97は、通信ネットワーク等と接続することにより、実行プログラムを通信ネットワークに接続されている他の端末等から取得したり、プログラムを実行することで得られた実行結果又は本発明における実行プログラム自体を他の端末等に提供することができる。
上述したようなハードウェア構成により、特別な装置構成を必要とせず、低コストで高精度なコンテンツの提供又はコンテンツの選択支援を実現することができる。
また、コンテンツの提供、選択視聴を実行するために、コンテンツプロバイダ等のコンテンツ配信側にはコンテンツ提供プログラムを、また、視聴者端末には、コンテンツ選択支援プログラムをインストールすることにより、図2に示すような処理手順に基づき視聴者に対して本発明におけるコンテンツ選択支援を実現することができる。
上述したように本発明によれば、視聴者毎に嗜好を反映させた推奨番組をより高精度に選定し、視聴者に提供してコンテンツの選択視聴を支援することができる。具体的には、コンテンツ提供側から得られるターゲット情報等を含めてプリファレンス情報を生成することにより、より高精度なコンテンツ視聴支援を実現することができる。
また、プリファレンスデータとして予め所定の条件にて生成されたデータパックを用いることにより、多様な番組(コンテンツ)の推奨を実現することができる。
更に、推奨番組(コンテンツ)をディスプレイに表示させるための画面レイアウトを生成することにより、視聴者に対してより高精度に選択支援を実現することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、コンテンツプロバイダや視聴者端末の各構成の処理を1つの段階ととらえることで、コンテンツ提供方法、コンテンツ視聴者選択方法とみなすことができ、また、コンテンツプロバイダや視聴者端末の各構成の処理を汎用的なコンピュータ言語で記述されたコンテンツ提供プログラム、コンテンツ選択支援プログラムとみなすこともできる。実際の運用には、メタデータの保護、事業者やユーザ端末を認証するため、技術を組み合わせることも必要であるが、それらは本発明とは独立したものと見なせるため本実施例では省略してある。
本発明を適用したコンテンツ選択支援システムの一構成例を示す図である。 コンテンツ選択支援システムの処理手順を示す一例のシーケンス図である。 本発明にて利用されるユーザプロファイル及び視聴履歴情報の一例を示す図である。 プリファレンスデータの一例を示す図である。 本発明におけるターゲット情報の一例を示す図である。 本発明におけるプリファレンスデータパックの一例を示す図である。 本発明において番組(コンテンツ)が選択(フィルタリング)されていく様子を示す一例の図である。 本発明におけるコンテンツ選択支援画面の一例を示す図である。 本発明におけるコンテンツ提供処理、コンテンツ選択支援処理が実現可能なハードウェア構成の一例を示す図である。
符号の説明
10 コンテンツ選択支援システム
11 視聴者端末(コンテンツ選択支援装置)
12 コンテンツプロバイダ(コンテンツ提供装置)
13 通信ネットワーク
14 コンテンツデータベース
15 視聴者
21 ユーザプロファイル登録手段
22 視聴履歴蓄積手段
23 プリファレンスデータ生成手段
24 コンテンツ選択手段
25 画面レイアウト生成手段
26 プリファレンスデータ受信手段
27 ターゲット情報抽出手段
28 メタデータ付加手段
71,80 ディスプレイ
81 番組表示領域
82 ターゲット情報表示領域
83 推奨番組要素表示領域
84 シーン表示領域
85 要素表示シート
86 シーン表示シート
91 入力装置
92 出力装置
93 ドライブ装置
94 補助記憶装置
95 メモリ装置
96 CPU
97 ネットワーク接続装置
98 記録媒体

Claims (5)

  1. コンテンツを提供するコンテンツ提供装置と、該コンテンツ提供装置から提供されるコンテンツを受信し、視聴者情報と視聴履歴情報とにより前記コンテンツを選択して視聴者に提示するコンテンツ選択支援装置とからなるコンテンツ選択支援システムにおいて、
    前記コンテンツ選択支援装置が、前記視聴者から取得した視聴者情報と視聴履歴情報とから、各々の視聴者情報メタデータと視聴履歴情報メタデータとを生成し、生成されたメタデータから予め設定される時間情報に対するプリファレンス情報を生成し、生成したプリファレンス情報を前記コンテンツ提供装置に送信する手段と、
    前記コンテンツ提供装置が、前記プリファレンス情報に基づいて、予め蓄積された複数のコンテンツからコンテンツと該コンテンツに予め設定された視聴対象者情報メタデータとを抽出する手段と、前記視聴対象者情報メタデータを前記コンテンツのメタデータに付加して前記コンテンツ選択支援装置に送信する手段と、
    前記コンテンツ選択支援装置が、前記コンテンツ提供装置から得られる視聴対象者情報メタデータを受信し、受信した前記視聴対象者情報メタデータと、前記視聴者情報メタデータと、前記視聴者履歴情報メタデータとに基づいて、各メタデータから、前記プリファレンス情報を構成する要素からなる素データを抽出し、更に前記素データの各々の要素毎に、前記要素に係るコンテンツを視聴した視聴時間の総和を、特定時間帯における全コンテンツの視聴時間の総和で除算して出現率を算出し、算出した各要素の出現率を加算した値からなる重み付け値を含むプリファレンス情報を再生成し、再生成されたプリファレンス情報に含まれる前記重み付け値に基づいてコンテンツを選択する手段とを有することを特徴とするコンテンツ選択支援システム。
  2. コンテンツを視聴する視聴者から得られる視聴者情報と視聴履歴情報とに基づいて、複数のコンテンツから選択されたコンテンツを前記視聴者に提示するコンテンツ選択支援装置において、
    前記視聴者から取得した視聴者情報と視聴履歴情報とから、各々の視聴者情報メタデータと視聴履歴情報メタデータとを生成し、生成されたメタデータから予め設定される時間情報に対するプリファレンス情報を生成するプリファレンス情報生成手段を有し、
    前記プリファレンス情報生成手段は、
    前記コンテンツを提供するコンテンツ提供側から得られる、前記プリファレンス情報に基づいて抽出されたコンテンツに予め設定される視聴対象者情報メタデータと、前記視聴者情報メタデータと、前記視聴履歴情報メタデータとに基づいて、各メタデータから、前記プリファレンス情報を構成する要素からなる素データを抽出し、更に前記素データの各々の要素毎に、前記要素に係るコンテンツを視聴した視聴時間の総和を、特定時間帯における全コンテンツの視聴時間の総和で除算して出現率を算出し、算出した各要素の出現率を加算した値からなる重み付け値を含むプリファレンス情報を再生成し、
    更に、前記プリファレンス情報生成手段により再生成されたプリファレンス情報に含まれる前記重み付け値に基づいて、前記視聴者に提示するコンテンツを選択するコンテンツ選択手段と、
    前記コンテンツ選択手段により選択されたコンテンツの一覧と、前記コンテンツに含まれる画像情報と、前記コンテンツに予め設定される視聴対象者情報とを同一画面上に表示させるよう画面レイアウトを生成する画面レイアウト生成手段とを有し、
    前記画面レイアウト生成手段は、
    前記コンテンツの一覧を、前記重み付け値に基づいて配列して表示させることを特徴とするコンテンツ選択支援装置。
  3. 請求項2に記載のコンテンツ選択支援装置によって、視聴者から取得した視聴者情報と視聴履歴情報とから、各々の視聴者情報メタデータと視聴履歴情報メタデータとを生成し、生成されたメタデータから予め設定される時間情報に対して生成されるプリファレンス情報に基づいて、予め蓄積された複数のコンテンツからコンテンツを抽出し、前記視聴者に提供するコンテンツ提供装置において、
    前記コンテンツ選択支援装置に前記プリファレンス情報を再生成させるために、前記プリファレンス情報に基づいて、前記複数のコンテンツからコンテンツと該コンテンツに予め設定された視聴対象者情報メタデータとを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記視聴対象者情報メタデータを前記コンテンツのメタデータに付加するメタデータ付加手段とを有することを特徴とするコンテンツ提供装置。
  4. コンテンツを視聴する視聴者から得られる視聴者情報と視聴履歴情報とに基づいて、複数のコンテンツから選択されたコンテンツを前記視聴者に提示する処理をコンピュータに実行させるためのコンテンツ選択支援プログラムにおいて、
    前記視聴者から取得した視聴者情報と視聴履歴情報とから、各々の視聴者情報メタデータと視聴履歴情報メタデータとを生成し、生成されたメタデータから予め設定される時間情報に対するプリファレンス情報を生成するプリファレンス情報生成処理と、
    前記コンテンツを提供するコンテンツ提供側から得られる、前記プリファレンス情報に基づいて抽出されたコンテンツに予め設定される視聴対象者情報メタデータと、前記視聴者情報メタデータと、前記視聴履歴情報メタデータとに基づいて、各メタデータから、前記プリファレンス情報を構成する要素からなる素データを抽出し、更に前記素データの各々の要素毎に、前記要素に係るコンテンツを視聴した視聴時間の総和を、特定時間帯における全コンテンツの視聴時間の総和で除算して出現率を算出し、算出した各要素の出現率を加算した値からなる重み付け値を含むプリファレンス情報を再生成するプリファレンス情報再生成処理と、
    前記プリファレンス情報再生成処理により再生成されたプリファレンス情報に含まれる前記重み付け値に基づいて、前記視聴者に提示するコンテンツを選択するコンテンツ選択処理と、
    前記コンテンツ選択処理により選択されたコンテンツの一覧と、前記コンテンツに含まれる画像情報と、前記コンテンツに予め設定される視聴対象者情報とを同一画面上に表示させるよう画面レイアウトを生成する画面レイアウト生成処理とをコンピュータに実行させ、
    前記画面レイアウト生成処理は、
    前記コンテンツの一覧を、前記重み付け値に基づいて配列して表示させることを特徴とするコンテンツ選択支援プログラム。
  5. 請求項2に記載のコンテンツ選択支援装置によって、視聴者から取得した視聴者情報と視聴履歴情報とから、各々の視聴者情報メタデータと視聴履歴情報メタデータとを生成し、生成されたメタデータから予め設定される時間情報に対して生成されるプリファレンス情報に基づいて、予め蓄積された複数のコンテンツからコンテンツを抽出し、前記視聴者に提供する処理をコンピュータに実行させるためのコンテンツ提供プログラムにおいて、
    前記コンテンツ選択支援装置に前記プリファレンス情報を再生成させるために、前記プリファレンス情報に基づいて、前記複数のコンテンツからコンテンツと該コンテンツに予め設定された視聴対象者情報メタデータとを抽出する抽出処理と、
    前記抽出処理により抽出された前記視聴対象者情報メタデータを前記コンテンツのメタデータに付加するメタデータ付加処理とをコンピュータに実行させるためのコンテンツ提供プログラム。
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