JP4479364B2 - 3次元表面形状モデル作成装置,3次元表面形状モデル作成方法及び3次元表面形状モデル作成プログラム - Google Patents

3次元表面形状モデル作成装置,3次元表面形状モデル作成方法及び3次元表面形状モデル作成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、3次元表面形状モデル作成装置,3次元表面形状モデル作成方法及び3次元表面形状モデル作成プログラムに関する。
設計製造プロセスの効率化手段の1つとして、実体物から作成したデジタルデータに基づいて、熱,振動,応力,流体解析などを行うリバースエンジニアリングに対するニーズが高まっている。このニーズを満たすには、X線CT装置などから得られる実体物の3次元ビットマップデータを3次元表面形状へ精度良くモデル化する技術が不可欠である。これらのニーズ・課題については、特開2004−62777号公報に説明されている。ここで、3次元ビットマップデータとは、3次元空間内に配置した直交格子点において、3次元物体に関連する少なくとも1種類の物理的な性質の値を表わす信号データの3次元配列集合として記述されるデータのことである。課題である3次元ビットマップデータから3次元表面形状モデルを作成することを可能とする従来技術として、マーティング・キューブ法が特開昭62−37782号公報に述べられている。
特開2004−62777号公報 特開昭62−37782号公報
特許文献2の3次元表面形状モデルでは、モデルを構成する3角形面のゆがみ具合(アスペクト比)が大きく、3次元表面形状モデルから数値解析用のメッシュを生成する際には、3角形面のアスペクト比が小さくなるよう、一旦、モデルを修正する必要がある。その際に、3次元表面形状モデルの形状が、元の形状から変形するという課題が残る。3次元表面形状モデルを修正することなく、あるいは修正するとしてもわずかな修正で数値解析用のメッシュとして使用できるように、3次元ビットマップデータからアスペクト比の小さい3角形面で構成される3次元表面形状モデルを生成する技術が望まれる。
本発明の目的は、3次元ビットマップデータからアスペクト比の小さい3角形面で構成される3次元表面形状モデルを生成することにある。
3次元物体の表面形状を3角形面から成る多様体としてモデル化する3次元表面形状モデル作成装置において、前記3次元物体を含む3次元空間内に配置した直交格子点における前記3次元物体に関連する少なくとも1種類の物理的な性質の値を表わす信号データの3次元配列を貯蔵する信号データ貯蔵手段と、前記信号データと予定の閾値と比較し、前記閾値以上の格子点を検索する格子点検索手段と、前記検索した格子点から、少なくとも1つの閾値未満の信号データを持つ格子点に最近接する格子点を検索し、それらの間に長方形状の境界面を発生させる境界面発生手段と、前記境界面の頂点とそれを囲む8つの格子点における前記信号データを使用して、前記頂点を囲む8つの格子点のうち、前記信号データの最大値あるいは最小値を与える格子点方向に前記頂点を移動させ、そこでの前記8つの格子点における信号データを線形補間して得られる前記境界面の頂点の信号データが、前記閾値と一致する位置を検索する頂点移動手段と、前記頂点移動手段にて移動させた前記境界面の4つの頂点を連結させ、2つの3角形面を発生させる3角形面発生手段と、前記3角形面発生手段にて発生させた3角形面の情報を保存する3角形面貯蔵手段を有することを特徴とする。


3次元ビットマップデータからアスペクト比の小さい3角形面で構成される3次元表面形状モデルを生成することにある。
3次元物体の表面形状を3角形面から成る多様体としてモデル化する3次元表面形状モデル作成装置において、前記3次元物体を含む3次元空間内に配置した直交格子点における前記3次元物体に関連する少なくとも1種類の物理的な性質の値を表わす信号データの3次元配列を貯蔵する信号データ貯蔵手段と、前記信号データと予定の閾値と比較し、前記閾値以上の格子点を検索する格子点検索手段と、前記検索した格子点から、少なくとも1つの閾値未満の信号データを持つ格子点に最近接する格子点を検索し、それらの間に長方形状の境界面を発生させる境界面発生手段と、前記境界面の頂点とそれを囲む8つの格子点における前記信号データを使用して、前記頂点を一定方向に移動させ、そこでの前記8つの格子点における信号データを線形補間して得られる信号データが、前記閾値と一致する位置を検索する頂点移動手段と、前記頂点移動手段にて移動させた前記境界面の4つの頂点を連結させ、2つの3角形面を発生させる3角形面発生手段と、前記3角形面発生手段にて発生させた3角形面の情報を保存する3角形面保存手段を有し、3次元ビットマップデータからアスペクト比の小さい3角形面で構成される3次元表面形状モデルを生成する。
本発明による3次元表面形状モデル生成装置の第1実施例の構成を図1に示す。3次元表面形状モデル生成装置Cは、3次元ビットマップデータD1から3角形面で構成される3次元表面形状モデルD2を生成する機能を備え、信号データ貯蔵手段C11,格子点検索手段C12,境界面発生手段C13,頂点移動手段C14,3角形面発生手段C15,3角形面貯蔵手段C16を備えている。
信号データ貯蔵手段C11は、メモリやハードディスクで構成されており、入力された3次元ビットマップデータD1を記憶して、必要な時に出力する機能を持つ。信号データ貯蔵手段C11が記憶する3次元ビットマップデータD1とは、3次元空間内に配置した直交格子点において、3次元物体に関連する少なくとも1種類の物理的な性質の値を表わす信号データの3次元配列集合として記述されるデータである。具体的な例として、X線CT装置を用いて3次元物体を測定することで信号データを取得する場合には、信号データは各格子点における物体の密度情報を表し、3次元ビットマップデータD1は物体の密度情報の3次元配列集合として記述される。
格子点検索手段C12は、3次元ビットマップデータD1の各格子点における信号データと、あらかじめ定められた閾値を比較し、閾値以上の信号データを持つ格子点を検索する機能を持つ。ここでいう閾値とは、物体中のある特定の部材、構造物を識別するために、3次元ビットマップデータD1の各格子点と、これらの部材、構造物との内包関係を判別できるように設定される値である。例えば、密度情報を保持する3次元ビットマップデータから、鉄部材を識別し、鉄部材の3次元表面形状モデルを生成する場合には、格子点と鉄部材との内包関係が判別できるように閾値が設定される。閾値は、単純な場合では3次元空間内で一定値をとるが、空間位置ごとに異なる値をとっても構わない。
境界面発生手段C13は、格子点検索手段C12で検索した格子点から、少なくとも1つの閾値未満の信号データを持つ「格子点に最近接する格子点」を検索し、それらの間に長方形状の境界面D3を発生させる機能を持つ。「格子点に最近接する格子点」とは、図2に示すように、着目する格子点から見てx軸,y軸,z軸方向に隣接する6個の格子点のうちのいずれかである。次に、図3を用いて境界面D3を説明する。図3には、閾値以上の信号データを持つ格子点(格子点A)と、それに最近接する閾値未満の信号データを持つ格子点(格子点B)とを結ぶ線に対して、この線を稜線として持つ4つの直方体が示されている。境界面D3とは、この4つの直方体の重心点を頂点とするような長方形面のことである。図3では、境界面D3がハッチングを付けた面として示されている。
頂点移動手段C14は、境界面発生手段C13で発生した境界面D3の頂点を、頂点における信号データが閾値と一致するように一定方向に移動させる機能を持つ。頂点移動手段C14の詳しい動作については、図4を用いて後述する。
3角形面発生手段C15は、頂点移動手段C14にて移動させた境界面D3の4つの頂点を連結させ、2つの3角形面を発生させる機能を持つ。図5に示すように、4角形面を2つの3角形面に分割するパターンには2通りのパターンが考えられるが、生成される2つの3角形面のアスペクト比の和が小さくなる方のパターンを選択する。図5に示す例では、図5(b)に示される分割パターンを選択する。
3角形面貯蔵手段C16は、メモリやハードディスクで構成されており、3角形面発生手段C15で生成された3角形面を記憶して、必要な時に3次元表面形状モデルD2を出力する機能を持つ。3次元表面形状モデルD2とは、3角形面発生手段C15で生成された3角形面の集合で構成される、3次元表面形状を表現するモデルデータのことである。
次に、図4を用いて、頂点移動手段C14の詳しい動作について説明する。ステップ
P1では、境界面D3の各頂点を囲む8つの格子点における信号データを取得する。図6には、境界面D3の1つの頂点Vgに対して、頂点Vgを囲む8つの格子点が示されている。
ステップP2では、ステップP1で取得した格子点における信号データX1〜X8に対して、最大値(Xmax)とそれを与える格子点Vmax、及び最小値(Xmin)とそれを与える格子点Vminを検索する。
ステップP3では、頂点Vgにおける信号データXgを、信号データX1〜X8を線形補間することにより計算する。
ステップP4では、Xgと格子点検索手段C12で用いる閾値Xthとの大小関係を比較する。
ステップP4でXgが閾値Xthより大きい場合、ステップP5において、頂点Vgと格子点Vminとを結ぶ線分に沿って頂点Vgを移動させ、移動後の信号データが閾値
Xthと一致する位置を検索する。VgからVminに向かうベクトルをLvectorとすると、Vgからの移動量Δrvectorは次の(式1)様にあらわされる。
Δrvector=(Xth−Xg)/(Xmin−Xg)・Lvector …(式1)
ステップP4でXgが閾値Xth未満の場合、ステップP6において、頂点Vgと格子点Vmaxとを結ぶ線分に沿って頂点Vgを移動させ、移動後の信号データが閾値Xthと一致する位置を検索する。Vgからの移動量ΔrvectorはステップP5と同様に計算できるので、ここでは省略する。
ステップP7では、境界面D3の全ての頂点を移動させるまで、上記ステップP1〜
P6を行う。以上が、頂点移動手段C14による、境界面D3の頂点の移動方法である。本実施例では、境界面発生手段C13において生成される境界面D3は長方形面に等しい。また、頂点移動手段C14において、頂点を囲む8つの格子点のうち、信号データの最大値あるいは最小値を与える格子点方向に頂点を移動させている。この移動方向は、信号データの変化量が最大となる方向とほぼ一致している。このことは、頂点の移動量がほぼ最小となること、従って、長方形面から頂点移動後の4角形面への変形量もほぼ最小となることを意味する。これにより、4角形面を分割して得られる3角形面のアスペクト比を小さく抑えることが可能である。
以上が、3次元表面形状モデル生成装置Cの構成である。図7には、比較技術であるマーティング・キューブ法と本実施例を用いて得られた3次元表面形状モデルの比較結果が示されている。図7(a)がマーティング・キューブ法を用いて得られた3次元表面形状モデル、および図7(b)がその拡大図であり、図7(c)が本実施例を用いて得られた3次元表面形状モデル、および図7(d)がその拡大図である。本実施例を用いることにより、従来技術と比較してアスペクト比の小さな3角形面から成る3次元表面形状モデルが生成されている。
本実施例によれば、3次元ビットマップデータからアスペクト比の小さな3角形面から成る3次元表面形状モデルを作成することができる。
次に、本発明による3次元表面形状モデル生成装置の実施例2を説明する。
実施例1においては、格子点における信号データがある特定の空間分布を持つ場合に、多様体にならない不良な3角形面を含む3次元表面形状モデルが生成されてしまう。この課題を解決するために、実施例2では、格子点における信号データに対して、不良な3角形面を発生するパターンを検索し、このようなパターンを持つ信号データを修正する機能を備える。
本発明による、他の構成の3次元表面形状モデル生成装置Caの構成を図8に示す。3次元表面形状モデル生成装置Caが、図1の実施例1と異なる点は、2進数データ発生手段C21,不良パターン検索手段C22,信号データ修正手段C23,修正信号データ貯蔵手段C24が追加されていることである。その他の構成は、基本的に実施例1と同様であるので、ここでは説明を省略する。
2進数データ発生手段C21は、3次元ビットマップデータD1の各格子点に対して、格子点、及び「格子点を囲む26個の格子点」の信号データと、あらかじめ定められた閾値を比較して、27桁の2進数データD4を発生させる機能を持つ。「格子点を囲む26個の格子点」とは、図9に示すように、着目する格子点を頂点として含む8つの立方体に対して、これらの立方体の頂点を構成する格子点の集合である。本実施例では、図9に示すように、着目する格子点、および格子点を囲む26個の格子点に対して、V1〜V27という名前付けを行う。27桁の2進数データD4は、各ビット値が、そのビット位置に対応する格子点の信号データが閾値以上であれば1、閾値未満であれば0の値をとる。例えば、格子点V1とV3の信号データが閾値以上で、その他の格子点の信号データが閾値未満の場合、2進数データD4の1ビットと3ビット目のビット値が1となり、その他のビット位置のビット値が0となるので、2進数データD4は「000000000000000000000000101」という値をとる。
不良パターン検索手段C22は、2進数データ発生手段C21で生成した2進数データD4と、あらかじめ定めた不良ビットパターンD5とを照合して、多様体にならない不良な境界面を発生させる2進数データD4を検索し、その格子点位置を記憶する機能を持つ。不良ビットパターンD5の詳細については図10と表1を用いて後述する。また、および不良パターン検索手段C22の詳しい動作については、図11を用いて後述する。
信号データ修正手段C23は、不良パターン検索手段C22で検索した格子点に対して、多様体にならない不良な境界面を発生させないように、信号データを修正する機能を持つ。信号データ修正手段C23の詳しい動作については、図12を用いて後述する。
修正信号データ貯蔵手段C24は、メモリやハードディスクで構成されており、入力された修正3次元ビットマップデータD1aを記憶して、必要な時に出力する機能を持つ。修正信号データ貯蔵手段C24が記憶する修正3次元ビットマップデータD1aは、信号データ修正手段C23で修正した信号データの3次元配列集合として記述されるデータである。
次に、図10と表1を用いて、不良ビットパターンD5の詳細について説明する。図
10には、多様体にならない不良な境界面が発生する1例が示されている。図10において、黒丸の点は信号データが閾値以上の値を持つ格子点、白丸の点は信号データが閾値未満の値を持つ格子点であることを示している。また、この例では、不良な境界面が発生するのは、V12とV14が閾値以上の信号データ値を持ち、V11とV15が閾値未満の信号データ値を持つことに起因しており、他の格子点の信号データ値には関連がないので、V11,V12,V14,V15以外の格子点については省略して、z軸正方向から見た格子点の配置を示している。
境界面発生手段C13によれば、閾値以上の信号データを持つ格子点と、それに最近接する閾値未満の信号データを持つ格子点の間には、必ず1つの境界面が生成される。図
10に示した例では、V11とV12,V11とV14,V12とV15,V14とV15の間に、それぞれ1つの境界面が生成されることになり、これらの境界面は1つの稜線Eを共有する。物体の表面形状が多様体であるためには、1つの稜線が常に2つの境界面を共有している必要があるが、図10に示した例では、稜線Eは4つの境界面を共有している。従って、3次元ビットマップデータD1が、図10に示す信号データの分布を含む場合には、多様体にならない不良な3角形を含む3次元表面形状が生成されてしまう。
図10に示す信号データの分布を、2進数データD4を用いて表すと、V12とV14が閾値以上の信号データ値を持つことから、12,14ビット目のビット値が1となり、V11とV15が閾値未満の信号データ値を持つことから、11,15ビット目のビット値が0となるので、「************01*10**********」となる。ここで、*は0または1どちらの値もとりうることを表しており、このビット位置に対応する格子点の信号データ値は、不良な境界面の発生と関連がないことを意味している。多様体にならない不良な境界面が発生するような信号データ分布のパターンは、図10のパターンを含めて12パターン存在し、それらのパターンを、図10のパターンと同様に2進数データD4で表すと、表1が得られる。表1は、多様体にならない不良な境界面が発生する12パターンの信号データ分布を、27桁の2進数データで示した表である。
Figure 0004479364
不良ビットパターンD5とは、表1に示す12パターンの27桁の2進数データのことである。2進数データD4が、不良ビットパターンD5のいずれかと合致する場合(かつその場合に限って)、その2進数データD4と対応する格子点位置で、多様体にならない不良な境界面が発生する。以上が、不良ビットパターンD5の説明である。
次に、図11を用いて、不良パターン検索手段C22の詳しい動作について説明する。ステップP11では、2進数データD4と、不良ビットパターンD5のうちのいずれか1つの2進数データD6とを比較する。その際、表1において、*で示されているビット位置の比較は行わない。
ステップP11で、2進数データD4と2進数データD6が一致した場合、ステップ
P12において、2進数データD4に対応する格子点位置を記録して、処理をステップ
P14に移す。
ステップP11で、2進数データD4と2進数データD6が一致しなかった場合、ステップP13において、不良ビットパターンD5の全ての2進数データD6と2進数データD4を比較するまで、ステップP11が繰り返される。
ステップP14において、全ての格子点に対して、2進数データD4と不良ビットパターンD5を比較するまで、ステップP11〜P13が繰り返される。以上が、不良パターン検索手段C22の詳細な動作内容である。
次に、図12を用いて、信号データ修正手段C23の詳しい動作について説明する。ステップP15では、不良格子点リストD7が作成される。不良格子点リストD7には、不良パターン検索手段C22で検索した、多様体にならない不良な境界面が発生する格子点位置のリストが記載されている。
ステップP16において、3次元ビットマップデータD1に対して、不良格子点リストD7に記載の格子点位置の信号データを平滑化する。平滑化の方法としては、例えば、格子点、及び格子点を囲む26個の格子点の信号データの平均値を用いる。
ステップP17において、不良格子点リストD7に記載の格子点、および格子点を囲む26個の格子点に対して、不良パターン検索手段C22により、多様体にならない不良な境界面が発生する格子点を検索する。
ステップP18において、多様体にならない不良な境界面が発生する格子点が存在しなくなるまで、ステップP15〜P17が繰り返される。以上が、信号データ修正手段C23による、信号データ修正方法である。
本実施例でも、実施例1と同様な効果が得られる。さらに、本実施例によれば、格子点における信号データに対して、不良な3角形面を発生するパターンを検索し、このようなパターンを持つ信号データを修正することにより、多様体にならない不良な3角形面を含まない3次元表面形状モデルを作成することができる。
次に、本発明による3次元表面形状モデル生成装置の実施例3を説明する。
実施例2では、頂点移動手段C14で得られる4角形面を、3角形面発生手段C15で2つの3角形面に分割することで、3角形面から成る3次元表面形状モデルを作成していた。一方で、境界要素法に代表される、物体の表面に張られたメッシュのみを用いる解析手法においては、一般に3角形面より4角形面の方が解析精度が良いので、3角形面から成る3次元表面形状モデルよりも、4角形面から成る3次元表面形状モデルを作成し、これを数値解析用のメッシュとして使用した方が都合が良い。この課題を解決するために、第3実施例では、3次元表面形状モデル生成装置が4角形面で構成される3次元表面形状モデルD2aを生成する機能を備える。
本発明による、他の構成の3次元表面形状モデル生成装置Cbの構成を図13に示す。3次元表面形状モデル生成装置Cbが、図8の実施例2と異なる点は、3角形面発生手段C15と3角形面貯蔵手段C16の代わりに、4角形面貯蔵手段C31が追加されていることである。その他の構成は、基本的に実施例2と同様であるので、ここでは説明を省略する。
4角形面貯蔵手段C31は、メモリやハードディスクで構成されており、頂点移動手段C14にて移動させた境界面D3の4つの頂点からなる4角形面を記憶して、必要な時に3次元表面形状モデルD2aを出力する機能を持つ。3次元表面形状モデルD2aは、4角形面の集合で構成される、3次元表面形状を表現するモデルデータのことである。
本実施例でも、実施例2と同様な効果が得られる。さらに、一般に、複雑な物体の表面上に4角形面のメッシュを張ることは困難である場合が多いが、本実施例によれば、4角形面の集合で構成される3次元表面形状モデルを生成し、これを数値解析用のメッシュとして使用することにより、複雑な物体の表面上にも確実に4角形面のメッシュを張ることが可能となる。また、頂点移動手段C14において、長方形面からの変形量がほぼ最小となるように頂点を移動していることにより、長方形に近い4角形面から成る3次元表面形状モデルを作成することができる。
次に、本発明による3次元表面形状モデル生成装置の実施例4を説明する。
実施例2によると、アスペクト比の小さな3角形面から成る3次元表面形状モデルを作成することが可能であるが、一方で、データサイズを可能な限り小さくした形で、3次元表面形状モデルデータを作成することが要求される場合もある。特に、3次元ビットマップデータを用いて、サイズの大きい物体形状を高精度に記述しようとすると、そのデータサイズは飛躍的に巨大なものとなり、それに従い3次元表面形状モデルのデータサイズも巨大になる。このような場合には、データサイズを小さくすることが強く要求される。この課題を解決するために、実施例4では、3次元表面形状モデルを構成する3角形面の数を縮減する機能を備える。
本発明による、他の構成の3次元表面形状モデル生成装置Ccの構成を図14に示す。3次元表面形状モデル生成装置Ccが、図8の実施例2と異なる点は、境界面データ貯蔵手段C41,境界面縮減手段C42が追加され、これに伴って、頂点移動手段C14a,3角形面発生手段C15aの機能が変更されていることである。その他の構成は、基本的に実施例2と同様であるので、ここでは説明を省略する。
境界面データ貯蔵手段C41は、メモリやハードディスクで構成されており、境界面発生手段C13で生成した境界面D3を記憶して、必要な時に出力する機能を持つ。
境界面縮減手段C42は、境界面D3のうち、同一平面上にあってかつ辺を共有する境界面を検索して、それらを合併させ1つの多角形面D8とすることにより、境界面の数を縮減させる機能を持つ。図15には、境界面と、それらを合弁して生成された多角形面が示されている。図中、点線で示す形状が境界面であり、実線で示す形状が多角形面である。図15では、y軸に垂直な面上にある5つの境界面が合弁して、1つの多角形面(10角形面)が生成されている。境界面Fと境界面Gも辺を共有しているが、境界面Gはx軸に垂直な面上にあり、両者は同一平面上にはないので、境界面Gは多角形面には合弁されていない。
頂点移動手段C14aは、境界面縮減手段C42で発生した多角形面D8の頂点を、頂点における信号データが閾値と一致するように一定方向に移動させる機能を持つ。
3角形面発生手段C15aは、多角形面D8を複数の3角形面に分割する機能を持つ。図16には、10角形面を7つの3角形面に分割する例が示されている。図16に示すように、n角形面はn−3つの3角形面に容易に分割することが可能である。
本実施例でも、実施例2と同様な効果が得られる。さらに、本実施例によれば、同一平面上にあってかつ辺を共有する境界面を検索して、それらを合併させ1つの多角形面とすることにより、3次元表面形状モデルを構成する3角形面の数を縮減することができる。
以上のような本発明の実施の形態によると、3次元物体の表面形状を3角形面から成る多様体としてモデル化する3次元表面形状モデル作成装置において、前記3次元物体を含む3次元空間内に配置した直交格子点における前記3次元物体に関連する少なくとも1種類の物理的な性質の値を表わす信号データの3次元配列を貯蔵する信号データ貯蔵手段と、前記信号データと予定の閾値と比較し、前記閾値以上の格子点を検索する格子点検索手段と、前記検索した格子点から、少なくとも1つの閾値未満の信号データを持つ格子点に最近接する格子点を検索し、それらの間に長方形状の境界面を発生させる境界面発生手段と、前記境界面の頂点とそれを囲む8つの格子点における前記信号データを使用して、前記頂点を一定方向に移動させ、そこでの前記8つの格子点における信号データを線形補間して得られる信号データが、前記閾値と一致する位置を検索する頂点移動手段と、前記頂点移動手段にて移動させた前記境界面の4つの頂点を連結させ、2つの3角形面を発生させる3角形面発生手段と、前記3角形面発生手段にて発生させた3角形面の情報を保存する3角形面保存手段を有することにより、アスペクト比の小さな3角形面から成る3次元表面形状モデルを作成することができる。また、前記信号検索手段の前処理手段として、1つの格子点、及びそれを囲む26個の格子点の信号データと予定のしきい値を比較して、27桁の2進数データを発生させる2進数データ発生手段と、前記2進数データと予め定めたパターンと照合して、多様体にならない不良な境界面を発生させる前記2進数データを検索する不良パターン検索手段と、前記不良パターン検索手段にて検索した格子点における信号データを修正する信号データ修正手段と、前記信号データ修正手段にて修正した信号データを貯蔵する修正信号データ貯蔵手段を有することにより、多様体にならない不良な3角形面を含まない3次元表面形状モデルを作成することができる。また、前記頂点移動手段にて移動させた前記境界面の4つの頂点からなる4角形面保存手段を有することにより、長方形に近い4角形面から成る3次元表面形状モデルを作成することができる。前記境界面発生手段の後処理手段として、前記境界面発生手段にて発生させた境界面を貯蔵する境界面貯蔵手段と、前記境界面貯蔵手段から、同一平面上にあってかつ辺を共有する境界面を検索して、それらを合併させ1つの多角形とすることにより、境界面の数を縮減させる境界面縮減手段と、前記多角形の頂点を前記頂点移動手段にて移動させた後、前記多角形を複数の3角形面に分割する多角形分割手段を有することにより、3次元表面形状モデルを構成する3角形面の数を縮減することができる。
3次元ビットマップデータからアスペクト比の小さい3角形面で構成される3次元表面形状モデルを生成することができる。
本発明による、3次元表面形状モデル生成装置の実施例1の構成を示す図。 格子点に最近接する格子点を説明する図。 境界面D3を説明する図。 頂点移動手段C14の詳しい動作について説明する図。 4角形面を2つの3角形面に分割するパターンを説明する図で、(a)は4角形を2つの3角形面に分割する最初のパターンを、(b)は4角形を2つの3角形面に分割するもうひとつのパターンを、それぞれ示す。 境界面D3の1つの頂点Vgに対して、頂点Vgを囲む8つの格子点を示す図。 マーティング・キューブ法と本実施例を用いて得られた3次元表面形状モデルの比較結果を示す図で、図7(a)がマーティング・キューブ法を用いて得られた3次元表面形状モデル、図7(b)がその拡大図、図7(c)が本実施例を用いて得られた3次元表面形状モデル、図7(d)がその拡大図を、それぞれ示す。 本発明による、3次元表面形状モデル生成装置の実施例2の構成を示す図。 格子点、及びその格子点を囲む26個の格子点を示す図。 多様体にならない不良な境界面が発生する一例を示す図。 不良パターン検索手段C22の詳しい動作について説明する図。 信号データ修正手段C23の詳しい動作について説明する図。 本発明による、3次元表面形状モデル生成装置の実施例3の構成を示す図。 本発明による、3次元表面形状モデル生成装置の実施例4の構成を示す図。 境界面D3を合弁して生成された多角形面D8の一例を示す図。 多角形面D8の複数の3角形面に分割する一例を示す図。
符号の説明
C,Ca,Cb,Cc…3次元表面形状モデル生成装置、C11…信号データ貯蔵手段、C12…格子点検索手段、C13…境界面発生手段、C14,C14a…頂点移動手段、C15,C15a…3角形面発生手段、C16…3角形面貯蔵手段、C21…2進数データ発生手段、C22…不良パターン検索手段、C23…信号データ修正手段、C24…修正信号データ貯蔵手段、C31…4角形面貯蔵手段、C41…境界面データ貯蔵手段、C42…境界面縮減手段。


Claims (6)

  1. 3次元物体の表面形状を3角形面から成る多様体としてモデル化する3次元表面形状モデル作成装置において、
    前記3次元物体を含む3次元空間内に配置した直交格子点における前記3次元物体に関連する少なくとも1種類の物理的な性質の値を表わす信号データの3次元配列を貯蔵する信号データ貯蔵手段と、
    前記信号データと予定の閾値と比較し、前記閾値以上の格子点を検索する格子点検索手段と、
    前記検索した格子点から、少なくとも1つの閾値未満の信号データを持つ格子点に最近接する格子点を検索し、それらの間に長方形状の境界面を発生させる境界面発生手段と、
    前記境界面の頂点とそれを囲む8つの格子点における前記信号データを使用して、前記頂点を囲む8つの格子点のうち、前記信号データの最大値あるいは最小値を与える格子点方向に前記頂点を移動させ、そこでの前記8つの格子点における信号データを線形補間して得られる前記境界面の頂点の信号データが、前記閾値と一致する位置を検索する頂点移動手段と、
    前記頂点移動手段にて移動させた前記境界面の4つの頂点を連結させ、2つの3角形面を発生させる3角形面発生手段と、
    前記3角形面発生手段にて発生させた3角形面の情報を保存する3角形面貯蔵手段を有することを特徴とする前記3次元表面形状モデル作成装置。
  2. 請求項1の3次元表面形状モデル作成装置であって、前記格子点検索手段の前処理手段として、
    1つの格子点、及びそれを囲む26個の格子点の信号データと予定のしきい値を比較して、27桁の2進数データを発生させる2進数データ発生手段と、
    前記2進数データと予め定めたパターンと照合して、多様体にならない不良な境界面を発生させる前記2進数データを検索する不良パターン検索手段と、
    前記不良パターン検索手段にて検索した格子点における信号データを修正する信号データ修正手段と、
    前記信号データ修正手段にて修正した信号データを貯蔵する修正信号データ貯蔵手段を有することを特徴とする前記3次元表面形状モデル作成装置。
  3. 請求項2の3次元表面形状モデル作成装置であって、
    前記頂点移動手段にて移動させた前記境界面の4つの頂点からなる4角形面を記憶する4角形面貯蔵手段を有することを特徴とする前記3次元表面形状モデル作成装置。
  4. 請求項2の3次元表面形状モデル作成装置であって、前記境界面発生手段の後処理手段として、
    前記境界面発生手段にて発生させた境界面を貯蔵する境界面データ貯蔵手段と、
    前記境界面データ貯蔵手段から、同一平面上にあってかつ辺を共有する境界面を検索して、それらを合併させ1つの多角形とすることにより、境界面の数を縮減させる境界面縮減手段と、
    前記多角形の頂点を前記頂点移動手段にて移動させた後、前記多角形を複数の3角形面に分割する多角形分割手段を有することを特徴とする前記3次元表面形状モデル作成装置。
  5. 3次元物体の表面形状を3角形面から成る多様体としてモデル化する3次元表面形状モデル作成方法において、
    信号データ貯蔵手段が、前記3次元物体を含む3次元空間内に配置した直交格子点における前記3次元物体に関連する少なくとも1種類の物理的な性質の値を表わす信号データの3次元配列を貯蔵し、
    格子点検索手段が、前記信号データと予定の閾値と比較し、前記閾値以上の格子点を検索し、
    境界面発生手段が、前記検索した格子点から、少なくとも1つの閾値未満の信号データを持つ格子点に最近接する格子点を検索し、それらの間に長方形状の境界面を発生させ、
    頂点移動手段が、前記境界面の頂点とそれを囲む8つの格子点における前記信号データを使用して、前記頂点を囲む8つの格子点のうち、前記信号データの最大値あるいは最小値を与える格子点方向に前記頂点を移動させ、そこでの前記8つの格子点における信号データを線形補間して得られる前記境界面の頂点の信号データが、前記閾値と一致する位置を検索し、
    3角形面発生手段が、前記頂点移動手段にて移動させた前記境界面の4つの頂点を連結させ、2つの3角形面を発生させ、
    3角形面貯蔵手段が、その発生させた3角形面の情報を保存することを特徴とする前記3次元表面形状モデル作成方法。
  6. 3次元物体の表面形状を3角形面から成る多様体としてモデル化する機能を実現するための3次元表面形状モデル作成プログラムであって、
    前記3次元物体を含む3次元空間内に配置した直交格子点における前記3次元物体に関連する少なくとも1種類の物理的な性質の値を表わす信号データの3次元配列を貯蔵する信号データ貯蔵手段と、
    前記信号データと予定の閾値と比較し、前記閾値以上の格子点を検索する格子点検索手段と、
    前記検索した格子点から、少なくとも1つの閾値未満の信号データを持つ格子点に最近接する格子点を検索し、それらの間に長方形状の境界面を発生させる境界面発生手段と、
    前記境界面の頂点とそれを囲む8つの格子点における前記信号データを使用して、前記頂点を囲む8つの格子点のうち、前記信号データの最大値あるいは最小値を与える格子点方向に前記頂点を移動させ、そこでの前記8つの格子点における信号データを線形補間して得られる前記境界面の頂点の信号データが、前記閾値と一致する位置を検索する頂点移動手段と、
    前記頂点移動手段にて移動させた前記境界面の4つの頂点を連結させ、2つの3角形面を発生させる3角形面発生手段と、
    前記3角形面発生手段にて発生させた3角形面の情報を保存する3角形面貯蔵手段、として機能させるための3次元表面形状モデル作成プログラム。
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