JP4479340B2 - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

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本発明は内燃機関の燃料噴射制御装置に関する。
圧縮上死点付近において主燃料を噴射すると共に、機関排気通路内に配置された触媒の温度を上昇させるために膨張行程において補助燃料を噴射するようにした内燃機関が公知である(特許文献1参照)。この補助燃料は排気ガスと共に触媒に到って触媒で酸化され、その結果触媒の温度が上昇される。
特開2003−172185号公報 特開平11−081992号公報 特開平11−153021号公報 特開2002−371900号公報 特開平10−141147号公報
上述した補助燃料を触媒温度上昇のために有効に利用するためには、触媒に到るまでに補助燃料を十分に気化させまたは軽質化させる必要がある。これを達成するには、補助燃料の噴射時期をできるだけ早くして補助燃料が高温の燃焼ガスから受熱する時間をできるだけ長くすることが必要である。ところが、補助燃料の噴射時期を過度に早くすると、このときの筒内温度が燃料の筒内引火温度よりも高いために補助燃料が筒内で引火するおそれがある。しかしながら、補助燃料は主燃料が燃焼した後の燃焼ガス中に噴射されるので、補助燃料周りには補助燃料が完全に燃焼するのに十分な量の酸素が存在していない。その結果、補助燃料が筒内で引火すると多量の煤が発生するおそれがあるという問題点がある。煤の発生を抑制するために補助燃料の噴射時期を遅くすると、補助燃料を十分に気化ないし軽質化させることができない。
そこで本発明は、煤の発生を抑制しつつ補助燃料を触媒温度上昇のために有効に利用することができる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために1番目の発明によれば、筒内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁を具備し、圧縮上死点付近において主燃料を噴射し次いで膨張行程において補助燃料を噴射するようにした内燃機関において、筒内圧を検出するための筒内圧センサを具備し、主燃料が燃焼した後の筒内圧を該筒内圧センサにより逐次検出し、主燃料が燃焼した後の筒内温度を該検出された筒内圧に基づいて逐次推定し、該推定された筒内温度が噴射禁止温度を越えて低下する時期を推定し、該推定された時期において補助燃料を噴射するようにした燃料噴射制御装置であって、前記噴射禁止温度を燃料の筒内引火温度に設定し、主燃料が燃焼した後の筒内ガス中の残留酸素濃度を推定し、該推定された残留酸素濃度に基づいて前記噴射禁止温度を補正するようにしている。
また、番目の発明によれば番目の発明において、前記推定された残留酸素濃度が低いときには高いときに比べて高くなるように前記噴射禁止温度を補正している。
また、前記課題を解決するために番目の発明によれば、筒内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁を具備し、圧縮上死点付近において主燃料を噴射し次いで膨張行程において補助燃料を噴射するようにした内燃機関において、筒内圧を検出するための筒内圧センサを具備し、主燃料が燃焼した後の筒内圧を該筒内圧センサにより逐次検出し、主燃料が燃焼した後の筒内温度を該検出された筒内圧に基づいて逐次推定し、主燃料が燃焼した後の筒内ガス中の残留酸素濃度を推定し、該推定された残留酸素濃度に基づいて噴射禁止温度を設定し、該推定された筒内温度が該噴射禁止温度を越えて低下する時期を推定し、該推定された時期において補助燃料を噴射するようにしている。
また、4番目の発明によれば3番目の発明において、前記推定された残留酸素濃度が低いときには高いときに比べて高くなるように前記噴射禁止温度を設定している。
煤の発生を抑制しつつ補助燃料を触媒温度上昇のために有効に利用することができる。
図1は本発明を圧縮着火式内燃機関に適用した場合を示している。しかしながら、火花点火式内燃機関に本発明を適用することもできる。
図1を参照すると、機関本体1はたとえば4つの気筒1aを有する。各気筒1aはそれぞれ対応する吸気枝管2を介して共通のサージタンク3に連結され、サージタンク3は吸気ダクト4を介して可変ノズル式排気ターボチャージャ5のコンプレッサ6に連結される。吸気ダクト4内には電気制御式または負圧制御式のアクチュエータ7により駆動されるスロットル弁8が配置され、さらに吸気ダクト4周りには吸気ダクト4内を流れる吸入空気を冷却するための冷却装置9が配置される。コンプレッサ6の出口には吸気管4aが連結される。
また、各気筒1aは排気マニホルド10および排気管11を介して排気ターボチャージャ5の排気タービン12に連結され、排気タービン12の出口は排気管13を介して触媒コンバータ14に連結される。さらに、触媒コンバータ14の出口には排気管15が連結される。
触媒コンバータ14はたとえばパティキュレートフィルタと、パティキュレートフィルタ上に担持されたNO吸収剤とを具備する。パティキュレートフィルタは排気ガス中に含まれる主として固体炭素からなる微粒子を捕集するためのものである。一方、NO吸収剤は流入する排気ガスの平均空燃比がリーンのときには排気ガス中のNOを蓄え、流入する排気ガスの空燃比が低下したときに排気ガス中に還元剤が含まれていると蓄えているNOを還元して蓄えているNOの量を減少させるNO蓄積還元作用を行い、たとえばアルミナ担体上に担持されたバリウムBaおよび白金Ptからなる。
各気筒1aの筒内には燃料噴射弁16が配置され、これら燃料噴射弁16は共通の燃料蓄圧室すなわちコモンレール17を介して電気制御式の吐出量可変な燃料ポンプ18に連結される。コモンレール17にはコモンレール17内の燃料圧を検出するための燃料圧センサ(図示しない)が取り付けられており、燃料圧センサの出力信号に基づいてコモンレール17内の燃料圧が目標燃料圧となるように燃料ポンプ18の吐出量が制御される。
さらに図1を参照すると、排気マニホルド10とサージタンク3とは再循環排気ガス(以下、EGRと称す)通路19を介して互いに連結され、EGR通路19内には電気制御式EGR制御弁20が配置される。また、EGR通路19周りにはEGR通路19内を流れるEGRガスを冷却するための冷却装置21が配置され、冷却装置21上流のEGR通路19内には酸化触媒22が配置される。
電子制御ユニット30はデジタルコンピュータからなり、双方向性バス31によって互いに接続されたROM(リードオンリメモリ)32、RAM(ランダムアクセスメモリ)33、CPU(マイクロプロセッサ)34、バックアップRAM(B−RAM)35、入力ポート36および出力ポート37を具備する。吸気管4aには新気量を検出するためのエアフローメータ40と、新気温度を検出するための新気温度センサ41とが取り付けられる。また、スロットル弁8下流のたとえばサージタンク3には、サージタンク3内の圧力すなわち吸気圧を検出するための吸気圧センサ42と、サージタンク3内における吸気ガス中の酸素濃度を検出するための酸素濃度センサ43とが取り付けられる。さらに、アクセルペダル(図示しない)にはアクセルペダルの踏み込み量を検出するための踏み込み量センサ44が接続され、たとえば1番気筒の筒内には筒内圧を検出するための筒内圧センサ45が取り付けられる。排気管15には触媒コンバータ14から排出される排気ガスの温度を検出するための排気温度センサ46が取り付けられる。この排気ガスの温度は触媒コンバータ14の温度を表している。これらセンサ40,41,42,43,44,45,46の出力電圧は対応するAD変換器38を介して入力ポート36にそれぞれ入力される。さらに、入力ポート36にはクランクシャフトがたとえば10°回転する毎に出力パルスを発生するクランク角センサ47が接続される。CPU34ではこの出力パルスに基づいて機関回転数が算出される。一方、出力ポート37は対応する駆動回路39を介してアクチュエータ7、燃料噴射弁16、燃料ポンプ18、およびEGR制御弁20にそれぞれ接続される。
さて、機関運転が継続されると触媒コンバータ14のNO吸収剤内に蓄えられているイオウの量が次第に増大し、あるいはパティキュレートフィルタ上に堆積している微粒子の量が増大する場合がある。一方、リッチ空燃比のもとでNO吸収剤の温度をたとえば600℃まで上昇させるとNO吸収剤からイオウが放出され、リーン空燃比のもとでパティキュレートフィルタの温度をたとえば600℃まで上昇させるとパティキュレートフィルタ上の微粒子が酸化除去される。そこで本発明による実施例では、触媒コンバータ14からたとえばイオウまたは微粒子を除去すべきときには触媒コンバータ14の温度を上昇させるために昇温制御を行うようにしている。
本発明による各実施例の昇温制御では、図2に示されるように、圧縮上死点(TDC)付近において噴射される主燃料Qmに加え、膨張行程において補助燃料Qvが噴射される。この補助燃料Qvは排気ガスと共に触媒コンバータ14に到って触媒コンバータ14で酸化され、その結果触媒コンバータ14の温度が上昇される。なお、この補助燃料Qvは機関出力にほとんど寄与しない。
さらに、本発明による各実施例の昇温制御では、主燃料が燃焼した後の筒内温度TCYLが噴射禁止温度Txを越えて低下する時期θxが推定され、この時期θxに補助燃料Qvが噴射される。
すなわち、図3に実線で示されるように、主燃料Qmが燃焼した後の筒内温度TCYLはクランク角θが大きくなるにつれて低下し、次いでクランク角θがθxになると筒内温度TCYLが噴射禁止温度Txよりも低くなる。なお、図3において筒内圧PCYLが破線で示されている。
本発明による各実施例では、このように筒内温度TCYLが噴射禁止温度Txよりも低くなる時期θxが推定され、補助燃料Qvの噴射時期θvがこの時期θxに設定される。言い換えると、筒内温度TCYLが噴射禁止温度Txよりも低くなっているクランク角範囲のうち筒内温度TCYLが最も高い時期に補助燃料Qvが噴射される。
その上で、本発明による第1実施例では、噴射禁止温度Txが燃料の筒内引火温度TFLMに設定される。このようにすると、主燃料が燃焼した後の筒内温度TCYLが燃料の筒内引火温度TFLMを越えて低下する時期に補助燃料Qvが噴射され、したがって補助燃料Qvが筒内で引火しないクランク角範囲のうち筒内温度TCYLが最も高い時期に補助燃料Qvを噴射することができる。その結果、煤の発生を抑制しつつ補助燃料Qvを触媒温度上昇のために有効に利用することができる。
一方、本発明による各実施例では、筒内温度TCYLが次のようにして推定される。すなわち、筒内圧PCYLが筒内圧センサ45によりたとえば設定クランク角毎に検出され、筒内温度TCYLが筒内の燃焼ガスについての状態方程式に基づいて設定クランク角毎に推定される。
この場合の状態方程式は次のように表される。
PCYL(θ)・VCYL(θ)=M・R・TCYL(θ)
ここで、PCYL(θ),VCYL(θ),TCYL(θ)はクランク角がθのときの筒内圧、筒内容積、筒内温度を、Mは筒内に存在する燃焼ガス量を、Rはガス定数をそれぞれ表している。
筒内圧PCYL(θ)は筒内圧センサ45により検出される。筒内容積VCYL(θ)はクランク角θの関数として予め求められており、ROM32内に記憶されている。また、燃焼ガス量Mは筒内に吸入された新気およびEGRガスの総量すなわち吸気ガス量と考えることができ、この吸気ガス量はたとえばエアフローメータ40により検出される新気量、新気温度センサ41により検出される新気温度、および吸気圧センサ42により検出される吸気圧とに基づいて決定することができる。
一般に筒内圧センサは温度センサに比べて応答性がよいので、このように筒内圧に基づき筒内温度を推定するようにすると、筒内温度を正確に求めることができる。なお、筒内圧PCYL(θ)の検出および筒内温度TCYL(θ)の推定はたとえば1番気筒において圧縮上死点になる毎にまたは主燃料Qmが噴射される毎に開始される。
図4は本発明による第1実施例の補助燃料噴射時期θvの算出ルーチンを示している。このルーチンは予め定められた設定クランク角毎の割り込みによって実行される。
図4を参照すると、まずステップ110では補助燃料噴射時期θvの算出条件が成立しているか否かが判別される。たとえば、昇温制御を行うべきでかつ1番気筒の圧縮上死点になったときに算出条件が成立していると判断され、それ以外は算出条件が不成立であると判断することができる。続くステップ120では噴射禁止温度Txが設定されているか否かが判別される。噴射禁止温度Txがいまだ設定されていないときには次いでステップ130に進み、噴射禁止温度Txの設定ルーチンが実行される。本発明による第1実施例の噴射禁止温度Txの設定ルーチンは図5に示されている。
図5を参照すると、ステップ131では噴射禁止温度Txが燃料の筒内引火温度TFLMに設定される。
再び図4を参照すると、噴射禁止温度Txが設定されているときにはステップ120からステップ140に進み、筒内圧センサ45により検出された筒内圧PCYL(θ)が読み込まれる。続くステップ150では状態方程式に基づき筒内温度TCYL(θ)が算出される。続くステップ160では筒内温度TCYL(θ)が噴射禁止温度Txよりも低いか否かが判別される。TCYL(θ)≧Txのときには処理サイクルを終了し、TCYL(θ)<Txになると次いでステップ170に進んで補助燃料噴射時期θvがこのときのクランク角θに設定される。
次に、本発明による第2実施例を説明する。
補助燃料Qvが筒内で実際に引火するか否かは筒内温度TCYLだけではなく、主燃料Qmが燃焼した後の筒内ガス中の残留酸素濃度にも依存する。すなわち、残留酸素濃度が低いときには筒内温度TCYLが燃料の筒内引火温度TFLMよりもわずかに高くても補助燃料Qvは引火しない。逆に、残留酸素濃度が高いときには筒内温度TCYLが燃料の筒内引火温度TFLMよりもわずかに低くても補助燃料Qvは引火する場合がある。
そうすると、残留酸素濃度が低いときには上述した噴射禁止温度Txを高温側に変更しても補助燃料Qvは引火せず、残留酸素濃度が高いときには補助燃料Qvが引火しないように噴射禁止温度Txを低温側に変更しなければならないということになる。
そこで本発明による第2実施例では、主燃料が燃焼した後の筒内ガス中の残留酸素濃度を推定し、推定された残留酸素濃度に基づいて噴射禁止温度Txを設定するようにしている。
具体的には、残留酸素濃度COXが予め定められた設定値C1よりも低いときには噴射禁止温度Txを燃料の筒内引火温度TFLMにたとえば一定値Δだけ加算したものに設定し(Tx=TFLM+Δ)、残留酸素濃度COXが設定値C1よりも高いときには噴射禁止温度Txを燃料の筒内引火温度TFLMから一定値Δだけ減算したものに設定している(Tx=TFLM−Δ)。
その結果、図6に示されるように、残留酸素濃度COXが低いときには筒内温度TCYLがTFLM+Δを越えて低下する時期θLに補助燃料Qvが噴射され、残留酸素濃度COXが高いときには筒内温度TCYLがTFLM−Δを越えて低下する時期θHに補助燃料Qvが噴射される。
上述したように本発明による第2実施例では、残留酸素濃度COXに基づいて噴射禁止温度Txが設定される。しかしながら、残留酸素濃度COXに基づいて噴射禁止温度Txを補正しているという見方もできる。この場合、残留酸素濃度COXが低いときには高いときに比べて高くなるように噴射禁止温度Txを補正しているということになる。
残留酸素濃度COXの推定方法にはさまざまなものがある。本発明による第2実施例では、酸素濃度センサ43により検出される吸気ガス中の酸素濃度と、主燃料Qmの燃焼により消費される酸素量とに基づいて残留酸素濃度COXが推定される。ここで、主燃料Qmの燃焼により消費される酸素量は主燃料Qmの量に応じて求めることができる。
図7は本発明による第2実施例の噴射禁止温度Txの設定ルーチンを示している。このルーチンは図4に示される補助燃料噴射時期θvの算出ルーチンのステップ130において実行される。
図7を参照すると、ステップ132では残留酸素濃度COXが算出される。続くステップ133では残留酸素濃度COXが設定値C1よりも低いか否かが判別される。COX<C1のときには次いでステップ134に進み、噴射禁止温度Txが燃料の筒内引火温度TFLMに一定値Δだけ加算したものとされる(Tx=TFLM+Δ)。これに対し、COX≧C1のときには次いでステップ135に進み、噴射禁止温度Txが燃料の筒内引火温度TFLMから一定値Δだけ減算したものとされる(Tx=TFLM−Δ)。
内燃機関の全体図である。 主噴射Qmおよび補助燃料Qvを説明するための図である。 噴射禁止温度Txを説明するための図である。 本発明による第1実施例の補助燃料噴射時期θvの算出ルーチンを示すフローチャートである。 本発明による第1実施例の噴射禁止温度Txの設定ルーチンを示すフローチャートである。 本発明による第2実施例を説明するための図である。 本発明による第2実施例の噴射禁止温度Txの設定ルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
1…機関本体
3…コモンレール
14…触媒コンバータ
16…燃料噴射弁
45…筒内圧センサ
Qm…主燃料
Qv…補助燃料
TFLM…燃料の筒内引火温度
Tx…噴射禁止温度
θv…補助燃料噴射時期

Claims (4)

  1. 筒内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁を具備し、圧縮上死点付近において主燃料を噴射し次いで膨張行程において補助燃料を噴射するようにした内燃機関において、筒内圧を検出するための筒内圧センサを具備し、主燃料が燃焼した後の筒内圧を該筒内圧センサにより逐次検出し、主燃料が燃焼した後の筒内温度を該検出された筒内圧に基づいて逐次推定し、該推定された筒内温度が噴射禁止温度を越えて低下する時期を推定し、該推定された時期において補助燃料を噴射するようにした燃料噴射制御装置であって、前記噴射禁止温度を燃料の筒内引火温度に設定し、主燃料が燃焼した後の筒内ガス中の残留酸素濃度を推定し、該推定された残留酸素濃度に基づいて前記噴射禁止温度を補正するようにした燃料噴射制御装置
  2. 前記推定された残留酸素濃度が低いときには高いときに比べて高くなるように前記噴射禁止温度を補正する請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
  3. 筒内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁を具備し、圧縮上死点付近において主燃料を噴射し次いで膨張行程において補助燃料を噴射するようにした内燃機関において、筒内圧を検出するための筒内圧センサを具備し、主燃料が燃焼した後の筒内圧を該筒内圧センサにより逐次検出し、主燃料が燃焼した後の筒内温度を該検出された筒内圧に基づいて逐次推定し、主燃料が燃焼した後の筒内ガス中の残留酸素濃度を推定し、該推定された残留酸素濃度に基づいて噴射禁止温度を設定し、該推定された筒内温度が該噴射禁止温度を越えて低下する時期を推定し、該推定された時期において補助燃料を噴射するようにした燃料噴射制御装置。
  4. 前記推定された残留酸素濃度が低いときには高いときに比べて高くなるように前記噴射禁止温度を設定する請求項3に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
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