JP4478594B2 - 回転翼航空機の着地衝撃吸収装置 - Google Patents

回転翼航空機の着地衝撃吸収装置 Download PDF

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本発明は、回転翼航空機の着地衝撃吸収装置に関する。
従来より、回転翼航空機の着地衝撃(着地時における衝撃エネルギ)を吸収するための技術として、オレオ(油圧)緩衝支柱が組み込まれた車輪式降着装置等が採用されている。かかる降着装置は脚部で着地衝撃を吸収するものであるが、現在においては、空気抵抗の低減を目的とした引き込み式主脚の採用が増加するとともに、軽量化を目的としたスキッド式降着装置の採用が増加する傾向にある。そして、脚部や胴体構造で着地衝撃は緩和するだけでなく、さらに着地衝撃を吸収するための技術の開発が進められている。
例えば、航空機の胴体に対して前後方向に移動可能に床板を配置し、胴体の構成材と床板とをシアピンで接続するとともに、胴体の構成材と床板との間にバネを介装した床板取付構造が提案されている(特許文献1参照。)。かかる構造においては、航空機に大きな衝撃が加えられた場合にシアピンが折損し、床板がバネに抗して前方に移動するため、着地衝撃を吸収することが可能となる。
また、回転翼航空機の胴体は、自動車や鉄道車両と比較して、ストローク量(衝撃を受けたときに変形が許容される寸法)を大きくとることができないため、機体全重量の落下エネルギを胴体の塑性変形のみで吸収することはきわめて困難である。このため、大きいストローク量を要しない高エネルギ吸収材(例えば特許文献2及び特許文献3参照)を、図4(a)に示したような回転翼航空機の床下構造100に搭載することも考えられる。
特開平6−298186号公報 特開平7−68679号公報 特開平7−290618号公報
しかし、前記特許文献1に記載の床板取付構造においては、胴体の構成材と床板との間に介装されたバネに大きなエネルギが蓄えられるため、そのバネの反動で搭乗者に大きな負荷が加えられる場合がある。
一方、回転翼航空機の床下構造100は、図4(b)に示したビーム部110や図4(c)に示した交差部120を有しているが、機体剛性を維持する目的で、これらビーム110や交差部120が高い剛性を有するように構成されている。従って、前記特許文献2や前記特許文献3に記載の高エネルギ吸収材を単に床下構造100の内部に配置しただけでは、着地衝撃を吸収することができない。また、前記高エネルギ吸収材を床下構造100に搭載しようとすると大掛かりな改修が必要となり、手間や費用を要するという問題がある。
また、前記高エネルギ吸収材は大きな衝撃エネルギを吸収するものであるため、仮に、回転翼航空機の床下構造100に前記高エネルギ吸収材を搭載した場合には、搭乗者に与える衝撃荷重(加速度)が大きくなり、搭乗者への負担が増大することが懸念される。
本発明の課題は、回転翼航空機の着陸時における衝撃エネルギを効果的に吸収するとともに、搭乗者に与える衝撃荷重を格段に低減することができる着地衝撃吸収装置を提供することである。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、回転翼航空機の座席に座る搭乗者を着地衝撃から保護する着地衝撃吸収装置であって、前記座席の下方に配置され前記座席が取り付けられた座席下方部分と他の部分とを有し、前記座席下方部分が前記他の部分に対して分離するように構成された床板と、前記床板の前記座席下方部分と前記床板の前記他の部分とを連結する一方、所定の上下方向の着地衝撃が加えられた場合に前記座席下方部分を前記他の部分から分離させ降下させる床降下手段と、セル軸が上下方向に延在するように配置された板状のハニカムコアを有し降下した前記座席下方部分を下方から支持して上下方向に加わる着地衝撃を吸収する衝撃吸収手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、座席下方部分が分離するように構成された床板を備え、所定の着地衝撃が加えられた場合に床降下手段で座席下方部分(及び座席)を床板の他の部分から分離させ降下させることができるので、着地時の衝撃エネルギを、座席下方部分を分離・降下させるためのエネルギに変換して消費することができる。そして、降下した座席下方部分を衝撃吸収手段で下方から支持することができる。衝撃吸収手段は、セル軸が上下方向に延材するように配置されたハニカムコアを有しており、このハニカムコアの塑性変形により、着地衝撃を吸収することができる。また、ハニカムコアは、ほぼ一定の平均圧壊荷重のもとで塑性変形を繰り返しながら衝撃エネルギを吸収するため、衝撃荷重のピーク値を抑制することができるので、搭乗者に与える衝撃荷重を格段に低減することができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、衝撃吸収手段は板状のハニカムコアを有しているため、座席下方部分を「面」で支持することができるので、座席下方部分の降下方向の前方や側方へのシフトを許容することができる。また、床板の座席下方部分を分離させ、床板の他の部分に座席下方部分を連結し、座席下方部分の下方に衝撃吸収手段を配置するだけで容易に着地衝撃吸収装置を構成することができるので、回転翼航空機の下部構造を大幅に変更する必要がない。この結果、装置構成のための手間や費用を節減することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の回転翼航空機の着地衝撃吸収装置において、前記床降下手段は、前記座席下方部分と前記他の部分とを連結する一方、所定の着地衝撃荷重が加えられた場合に破断するシアピンであることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、着地衝撃のエネルギを、シアピンを破断させるエネルギに転換して消費することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の回転翼航空機の着地衝撃吸収装置において、前記衝撃吸収手段は、剛性の異なる複数の前記ハニカムコアが板を介して上下に積層されてなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、衝撃吸収手段は、剛性の異なる複数のハニカムコアが板を介して上下に積層されたものであるので、着地衝撃が加えられた場合に、低剛性のハニカムコアから順次圧壊させて着地衝撃を効果的に吸収することができる。また、衝撃吸収手段は、剛性の異なる複数のハニカムコアを組み合わせることにより、着地衝撃が加えられた場合における衝撃荷重のピーク値を効果的に抑制することができるので、搭乗者に与える衝撃荷重をさらに低減することができる。また、低剛性のハニカムコアを採用することにより、比較的小さい着地衝撃にも対応することができる。
本発明によれば、座席下方部分が分離するように構成した床板と、所定の着地衝撃が加えられた場合に座席下方部分を分離・降下させる床降下手段と、を設け、降下した座席下方部分をハニカムコアを有する衝撃吸収手段で下方から支持することができるので、着地衝撃を効果的に吸収することができるとともに、搭乗者に与える衝撃荷重を格段に低減することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図を用いて詳細に説明する。
まず、図1を用いて、本実施の形態に係る着地衝撃吸収装置の構成について説明する。本実施の形態に係る着地衝撃吸収装置は、図1に示すように、座席下方部分11が分離する床板10と、座席下方部分11と床板10の他の部分12とを連結するシアピン20と、座席下方部分11の下方に配置された衝撃吸収手段30と、を備えて構成されている。
床板10の座席下方部分11は、図1(a)に示すように、回転翼航空機1の座席2の下方に配置され座席2が取り付けられた床板10の一部であり、床板10の他の部分12に対して分離するように構成されている。座席下方部分11は、所定の着地衝撃が加えられていない状態においてはシアピン20によって床板10の他の部分12に固定されている。座席下方部分11の面積や平面形状は、回転翼航空機1の胴体の大きさ、座席数、座席の位置等に応じて適宜決定することができる。
シアピン20は、図1(a)に示すように、座席下方部分11と床板10の他の部分12とを連結する一方、所定の着地衝撃荷重が加えられた場合に破断して座席下方部分11の分離・降下を許容するものであり、本発明における床降下手段である。シアピン20は、所定の着地衝撃荷重が加えられていない場合に座席下方部分11や座席2(搭乗者3を含む)の重量を支持するような強度を有する一方、所定の着地衝撃荷重が加えられた場合に破断するような強度を有する金属材料で製作される。
本実施の形態においては、着地衝撃により標準体重の例えば4倍の荷重F(=4.7kN)が加えられた場合に破断するようにシアピン20の強度を設定している。破断荷重Fは以下の式によって算出した。
F=ma=120×39.2≒4.7(kN)
m:90(kg)(搭乗者重量)+30(kg)(座席重量)=120(kg)
a:4G=4×9.8(m/s2)=39.2(m/s2
衝撃吸収手段30は、図1(b)に示すように、セル軸が上下方向に延在するように配置された剛性の異なる3つの板状のハニカムコア(第1ハニカムコア31〜第3ハニカムコア33)を、中間板34を介して上下に積層して構成したものであり、座席下方部分11を下方から支持して着地衝撃を吸収する。本実施の形態においては、図1(a)に示すように、床板10に固定された状態にある座席下方部分11の下面と回転翼航空機1の胴体の下部4との間に形成される空間の高さと、衝撃吸収手段30の高さと、を略同一に設定している。
衝撃吸収手段30を構成する第1ハニカムコア31はセル密度が最も高く、最も高い剛性を有するものであり、第3ハニカムコア33はセル密度が最も低く、最も低い剛性を有するものである。また、第2ハニカムコア32はセル密度が中程度(第1ハニカムコア31のセル密度より低く第3ハニカムコア33のセル密度より高い値)とされ、中程度の剛性を有している。中間板34は、各ハニカムコアに加えられる着地衝撃を「面」で支持して分散させるように機能するものであり、各ハニカムコアよりも高い剛性を有する材料(例えば金属材料や繊維強化複合材料)で構成される。
次に、図2及び図3を用いて、衝撃吸収手段30の衝撃吸収性能を従来の機体構造の衝撃吸収性能と比較して説明する。
従来の回転翼航空機の機体構造(例えば図4に示した床下構造100を有する機体構造)は、高い剛性を有しているため、衝撃エネルギが加えられると図2(b)に示すように一時的にきわめて高い衝撃荷重(ピーク値P0)が発生し、そのエネルギ吸収量E0(図2(b)のメッシュ部分の面積)は比較的小さい。従って、従来の機体構造を採用すると、着地衝撃を充分に吸収することができず、なおかつ、搭乗者に過大な衝撃荷重を与えてしまうこととなる。
これに対し、本実施の形態に係る着地衝撃吸収手段の衝撃吸収手段30を構成するハニカムコアは、セル軸方向に衝撃エネルギが加えられると図2(a)に示すように比較的低いピーク値P1(構造として耐え得る衝撃荷重)が発生した後略一定の平均圧壊荷重の下で塑性変形を繰り返しながら衝撃エネルギを吸収することができ、そのエネルギ吸収量E1(図2(a)のメッシュ部分の面積)は大きい。従って、本実施の形態に係る着地衝撃吸収手段の衝撃吸収手段30を採用すると、着地衝撃を充分に吸収することができるとともに、搭乗者に与える衝撃荷重を低減することができる。
また、本実施の形態に係る着地衝撃吸収装置の衝撃吸収手段30は、剛性の異なる3種類のハニカムコア(第1ハニカムコア31〜第3ハニカムコア33)を積層して構成したものであるため、衝撃エネルギが加えられると、図3に示すようにまず低剛性の第3ハニカムコア33が塑性変形して衝撃エネルギを吸収する。次いで、図3に示すように中程度の剛性を有する第2ハニカムコア32が塑性変形して衝撃エネルギを吸収し、最終的に高剛性の第1ハニカムコア31が塑性変形して衝撃エネルギを吸収する。
なお、回転翼航空機1の落着時に胴体や床板10に作用する垂直方向加速度を「50G」程度に抑えると、座席2に設けられたクッション材等の緩衝設備により、搭乗者3に作用する垂直方向加速度が、人体が許容できる値以下に抑えられることが知られている。このため、本実施の形態においては、図3に示すように、発生する最大衝撃荷重(第1ハニカムコア31で発生する衝撃荷重のピーク値)PMAXが「60kN」以下になるように衝撃吸収手段30を構成することにより、床板10に作用する垂直方向加速度「50G」を緩衝することとした。最大衝撃荷重PMAX(60kN)は以下の式によって算出した。
MAX=ma=120×490≒60(kN)
m:90(kg)(搭乗者重量)+30(kg)(座席重量)=120(kg)
a:50G=50×9.8(m/s2)=490(m/s2
また、回転翼航空機1の落着事故における垂直落下速度が約42f/s(12.8m/s)の場合においては、現在の衝撃緩衝能力でもその着地衝撃から搭乗者3を保護することができることが知られている。このときの運動エネルギは約10kJであるので、本実施の形態においては、エネルギ吸収量Eが「10kJ」以上になるように衝撃吸収手段30を構成することにより、垂直落下速度42f/sで落着した際の衝撃エネルギを衝撃吸収手段30で吸収することができるようにした。
以上説明した実施の形態に係る着地衝撃吸収装置においては、所定の着地衝撃が加えられた場合にシアピン20が破断して、座席下方部分11(及び座席2)を床板10の他の部分12から分離させ降下させることができるので、着地時の衝撃エネルギを、座席下方部分11を分離・降下させるためのエネルギに変換して消費することができる。そして、降下した座席下方部分11を衝撃吸収手段30で下方から支持することができる。衝撃吸収手段30は、セル軸が上下方向になるように配置されたハニカムコア(第1ハニカムコア31〜第3ハニカムコア33)を有しており、これらハニカムコアの塑性変形により着地衝撃を吸収する。また、各ハニカムコアは、中間板34によりほぼ一定の平均圧壊荷重のもとで塑性変形を繰り返しながら衝撃エネルギを吸収するため、衝撃荷重のピーク値を抑制することができる。
また、以上説明した実施の形態に係る着地衝撃吸収装置においては、剛性の異なる複数のハニカムコア(第1ハニカムコア31〜第3ハニカムコア33)を中間板34を介して上下に積層して衝撃吸収手段30を構成しているので、着地衝撃が加えられた場合に、低剛性の第3ハニカムコア33から順次圧壊させて着地衝撃を効果的に吸収することができる。また、着地衝撃が加えられた場合に初期破壊し易いため、衝撃荷重のピーク値を効果的に抑制することができるので、搭乗者3に与える衝撃荷重を格段に低減することができる。また、低剛性の第3ハニカムコア33により、比較的小さい着地衝撃にも対応することができる。
また、以上説明した実施の形態に係る着地衝撃吸収装置においては、衝撃吸収手段30が板状のハニカムコア(第1ハニカムコア31〜第3ハニカムコア33)及び中間板34から構成されているため、座席下方部分11を「面」で支持することができるので、座席下方部分11の降下方向の前方や側方へのシフトを許容することができる。
また、以上説明した実施の形態に係る着地衝撃吸収装置においては、床板10の座席下方部分11を分離させ、床板10の他の部分12に座席下方部分11を連結し、座席下方部分11の下方に衝撃吸収手段30を配置するだけで容易に着地衝撃吸収装置を構成することができるので、回転翼航空機1の下部構造を大幅に変更する必要がない。この結果、着地衝撃吸収装置構成のための手間や費用を節減することができる。
なお、以上の実施の形態においては、床降下手段として「シアピン20」を採用した例を示したが、座席下方部分11と床板10の他の部分12とを連結する一方、所定の着地衝撃が加えられた場合に座席下方部分11を分離させ降下させるような構成であれば、いかなる構成を採用してもよい。
また、以上の実施の形態においては、剛性の異なる3種類のハニカムコアを積層して衝撃吸収手段30を構成した例を示したが、ハニカムコアの積層数はこれに限られるものではない。また、以上の実施の形態においては、図1(b)に示すように、高剛性の第1ハニカムコア31を上方に配置するとともに低剛性の第3ハニカムコア33を下方に配置し、これらの間に中程度の剛性を有する第2ハニカムコア32を配置した例を示したが、これらハニカムコアの上下方向における位置は特に限定されるものではない。
(a)は本発明の実施の形態に係る着地衝撃吸収装置の全体構成を説明するための説明図であり、(b)は(a)に示した着地衝撃吸収装置の衝撃吸収手段の拡大図である。 (a)はハニカムコアの荷重−変位線図であり、(b)は従来の機体構造の荷重−変位線図である。 本発明の実施の形態に係る着地衝撃吸収装置の衝撃吸収手段の荷重−変位線図である。 (a)は従来の回転翼航空機の床下構造を示す説明図であり、(b)は(a)のB部分(ビーム部)の拡大図であり、(c)は(a)のC部分(交差部)の拡大図である。
符号の説明
1 回転翼航空機
2 座席
3 搭乗者
10 床板
11 (床板の)座席下方部分
12 (床板の)他の部分
20 シアピン(床降下手段)
30 衝撃吸収手段
31 第1ハニカムコア(高剛性のハニカムコア)
32 第2ハニカムコア
33 第3ハニカムコア(低剛性のハニカムコア)
34 中間板

Claims (3)

  1. 回転翼航空機の座席に座る搭乗者を着地衝撃から保護する着地衝撃吸収装置であって、
    前記座席の下方に配置され前記座席が取り付けられた座席下方部分と他の部分とを有し、前記座席下方部分が前記他の部分に対して分離するように構成された床板と、
    前記床板の前記座席下方部分と前記床板の前記他の部分とを連結する一方、所定の上下方向の着地衝撃が加えられた場合に前記座席下方部分を前記他の部分から分離させ降下させる床降下手段と、
    セル軸が上下方向に延在するように配置された板状のハニカムコアを有し降下した前記座席下方部分を下方から支持して上下方向に加わる着地衝撃を吸収する衝撃吸収手段と、
    を備えることを特徴とする回転翼航空機の着地衝撃吸収装置。
  2. 前記床降下手段は、
    前記座席下方部分と前記他の部分とを連結する一方、所定の着地衝撃荷重が加えられた場合に破断するシアピンであることを特徴とする請求項1に記載の回転翼航空機の着地衝撃吸収装置。
  3. 前記衝撃吸収手段は、
    剛性の異なる複数の前記ハニカムコアが板を介して上下に積層されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転翼航空機の着地衝撃吸収装置。
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