JP4478345B2 - 半回転往復テーブル装置及び装置駆動方法 - Google Patents

半回転往復テーブル装置及び装置駆動方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マニピュレータがターンテーブルの半分の一方に載置されたワークを溶接中に、作業者がターンテーブルの半分の他方で、溶接済みのワークと次の未溶接ワークとを交換して位置決めし、溶接終了後にターンテーブルを半回転させ、以後上記の溶接・交換とターンテーブルの半回転往復とを繰り返す半回転往復テーブル装置及び装置駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は、ターンテーブル3を用いてマニピュレータ1によって溶接する概念図である。マニピュレータ1とロボット制御装置2とから成るロボットによって溶接を行う場合、例えば図2に示すように、マニピュレータ1がターンテーブル3の防護壁4の片側に載置されたワークを溶接中に、作業者がターンテーブル3の半分の他方で次の未溶接ワークを搭載して位置決めする。次に、マニピュレータ1の溶接が完了すると、ターンテーブル3を略半回転、(以下、180[度]回転という)する。この180[度]回転した位置で、マニピュレータ1が上記位置決めした他のワークの溶接を開始する。この間に、作業者は、溶接済みワークとさらに次の未溶接ワークとを交換して位置決めを行う。防護壁4はマニピュレータ1が溶接を行っているときに、作業者をアーク又はスパッタから防護するためにターンテーブル3の中央に配置されている。
【0003】
図3乃至図5は従来の半回転往復テーブル装置を示す図であり、図3は正面図であり、図4は平面図であり、図5(A)はシリンダアセンブリ5の正面図であり図5(B)はシリンダアセンブリ5の側面図である。シリンダアセンブリ5は図5(A)に示すように、シリンダ6とピストン7とピストン7に連結されたロッド8とから成る。シリンダ6は図3及び図4に示すように、フレーム9に固着されている。リニアガイド10がシリンダ6と並設されて、リニアガイド10のガイドレール11がフレーム9に固着されている。リニアガイド10のスライド部材12とロッドの先端8aとがプレート13に固着され、プレートの側端部13aにラック14が固着されている。リニアガイド10のスライド部材12はガイドレール11に沿って自由に移動できる。したがって、ロッド8が伸縮するとロッドの先端8aの移動に伴ってプレート13が移動してラック14が移動する。このとき、プレート13に固着されたリニアガイド10のスライド部材12はガイドレール11に沿って移動するので、ラック14は直線的に移動する。
【0004】
ラック14に直線回転変換ギア15が歯合している。ラック14と直線回転変換ギア15とによってラック14の直線運動が回転運動に変換される。ターンテーブル3と直線回転変換ギア15とは、同軸でフレーム9に回転軸A1で軸支されている。
ターンテーブル3の回転力を減衰させて停止させるために、ターンテーブル3にストッパ16を設け、フレーム9にストッパ16との衝突時の衝撃を吸収緩和する緩衝器17、18を配置している。ロッド8のストロークを延伸させる1動作だけでターンテーブル3を半回転させ、次に収縮させる動作だけでターンテーブル3を半逆回転させる。
【0005】
図5(A)において、第1及び第2ピストン位置検出センサ19及び20は、ピストン7がロッド側シリンダ室6aの端部及びロッド反対側シリンダ室6bの端部にそれぞれ達したときにピストン7の位置をそれぞれ検出して、ピストン位置検出信号を図2に示すロボット制御装置2に出力する。ロボット制御装置2は、ピストン位置検出信号を入力してターンテーブル3が回転端に達したことを判別する。
【0006】
図5(B)に示す第1及び第2スピードコントローラ27及び28は、ロッド側シリンダ室6a及びロッド反対側シリンダ室6bにそれぞれ設けられ、シリンダ6からの空気の排気量を調整する。第1及び第2スピードコントローラ27及び28の排気量を少なく調整すると、ロッドの移動が遅くなり、逆に、第1及び第2スピードコントローラ27及び28の排気量を多く調整すると、ロッドの移動が速くなる。
【0007】
図5(A)において、シリンダアセンブリ5はエアクッション機構を有し、ピストンのロッド側7a及びピストンのロッド反対側7bが、ロッド側シリンダ室6aの端部及びロッド反対側シリンダ室6bの端部にそれぞれ挿入されると、第1及び第2シール21及び22で囲まれた空気が第1及び第2エアクッション調整部23及び24からそれぞれ排気される。したがって、ロッド8の延伸端及び収縮端においては、ロッド8の移動速度が減速される。また、第1及び第2エアクッション調整部23及び24を調整することによってロッド8の減速速度を調整することができる。これらの第1及び第2スピードコントローラ27及び28と第1及び第2エアクッション調整部23及び24との排気量を調整することによって、ターンテーブル3の回転始め及び途中と回転終了時との速度を独立して調整することができる。
【0008】
次に、第1及び第2スピードコントローラ27及び28と第1及び第2エアクッション調整部23及び24との作用について説明する。まず、第1及び第2エアクッション調整部23及び24の作用を考慮しない場合は、第1及び第2スピードコントローラ27及び28の空気の排気量を少なく設定すると、ターンテーブル3が回転を始めるときの速度は遅く、ターンテーブル3が停止するときも速度は遅くなる。逆に、第1及び第2スピードコントローラ27及び28の空気の排気量を多く設定すると、ターンテーブル3が回転を始めるときの速度を速くすることができるが、ターンテーブル3が停止するときの回転速度は加速されてさらに速くなる。ターンテーブル3が停止するときの速度が速いとき、運動エネルギは速度の2乗に比例するために、ターンテーブル3に設けられたストッパ16が緩衝器17及び18と衝突するときの衝撃が大きくなる。そこで、ターンテーブル3が180[度]回転して停止する直前のターンテーブルの回転速度を小さくして、この衝撃を小さくするために第1及び第2エアクッション調整部23及び24が必要となる。
【0009】
次に従来の半回転往復テーブル装置の動作を説明する。図5(A)に示すロッド8が延伸すると、図4に示すように、リニアガイド10のスライド部材12に固着されたプレート13がガイドレール11に沿って移動して、このプレートの側端13aに固着されたラック14が移動する。このラック14の移動に伴って直線回転変換ギア15が回転する。直線回転変換ギア15が回転すると直線回転変換ギア15と同軸で軸支されているターンテーブル3が回転する。ターンテーブル3の回転始め及び途中の回転速度は図5(B)に示す第1スピードコントローラ27によって調整される。ターンテーブル3が180[度]近く回転すると、図5(A)に示す第1エアクッション調整部23が作用してターンテーブル3の回転速度が減速される。そして、ターンテーブル3が180[度]回転すると、ターンテーブル3に設けられた図3に示すストッパ16が緩衝器17に衝突して、緩衝器17がこの衝撃を吸収緩和して、ターンテーブル3が停止する。
【0010】
ここで、ターンテーブル3の回転速度において、第1スピードコントローラ27、第1エアクッション調整部23及び緩衝器17がどのように作用するかを図6を参照して説明する。図6は、従来の半回転往復テーブル装置のターンテーブルの回転開始から回転終了までの経過時間t[s](横軸)に対するターンテーブル回転速度RV[m/s](縦軸)の変化の一例を示す図である。
同図において、時刻t1において、ターンテーブル3を回転し始める。その後、ターンテーブル3の回転速度は増加し、時刻t2において、第1エアクッション調整部23が作用して回転速度が減少し始める。時刻t3において、ターンテーブル3のストッパ16が緩衝器17に衝突して、時刻t4において、ターンテーブル3が停止する。
【0011】
ターンテーブル3を逆回転させるときは、上記と逆に、シリンダアセンブリ5のロッド8を収縮させて、ラック14をリニアガイド10のガイドレール11に沿って移動させて、直線回転変換ギア15を逆回転させ、ターンテーブル3を逆回転させる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、ターンテーブル3の回転速度は、第1及び第2スピードコントローラ27及び28と第1及び第2エアクッション調整部23又は24とで調整している。しかし、この2つの調整を行うときに、ターンテーブル3を回転し始めるときの回転速度を大きくするために第1及び第2スピードコントローラ27及び28の空気の排気量を多く設定すると、ターンテーブル3の回転速度が上昇し続けるために、ターンテーブル3を停止させるときに第1及び第2エアクッション調整部23又は24の作用が十分に発揮されない。このような場合、ターンテーブル3の回転速度を十分に減少させることができないために、ストッパ16が緩衝器17又は18に衝突するときの衝撃が非常に大きくなる。したがって、緩衝器及びその取付け部材の強度を大にする必要があり、コストが増加する。また、ストッパ16が緩衝器17又は18に衝突するときの衝撃を緩衝器17又は18が吸収できない場合は、ターンテーブル3が跳ね返ることがある。
【0013】
逆に、第1及び第2エアクッション調整部23又は24が衝撃を有効に吸収する程度の回転速度でターンテーブル3を回転させようとすると、第1及び第2スピードコントローラ27及び28の空気の排気量を小さく設定する必要がある。この第1及び第2スピードコントローラ27及び28の空気の排気量を小さくすると、ターンテーブル3の回転速度が遅くなり、溶接作業工程のタクトタイムが大きくなり実用的でなくなる。
さらに、ロッド側シリンダ室6aとロッド反対側シリンダ室6bとは、ロッド8等の影響によって空気圧が異なるために、第1及び第2スピードコントローラ27及び28の空気排気量の設定が異なる。
このように第1及び第2スピードコントローラ27及び28と第1及び第2エアクッション調整部23及び24との調整が困難であるために、調整に時間が掛かり、また、調整するために作業者が習熟していなければならない。
【0014】
【課題を解決するための手段】
出願時の請求項1に記載の発明は、
ターンテーブル3の半分の一方に載置されたワークを溶接中に、ターンテーブル3の半分の他方で、溶接済みのワークと次の未溶接ワークとを交換して位置決めし、溶接終了後にターンテーブル3を半回転させ、以後上記の溶接・交換とターンテーブル3の半回転往復とを繰り返す半回転往復テーブル装置駆動方法において、
シリンダアセンブリ5のシリンダ6をフレーム9に装着し、
シリンダアセンブリ5のロッド8にピストン7のストロークと略同じ長さのラック14を連結させ、
フレーム9にターンテーブル3と直線回転変換ギア15との回転中心を同軸にして回転軸A1で回転自在に軸支し、
ラック14とラック14の直線運動を回転運動に変換する直線回転変換ギア15とを歯合させ、
引張りばね40の一端を直線回転変換ギア15に固着された引張りばね支持部材41に回転軸A3で回動自在に軸支し、
ロッド8のストロークを延伸させる1動作だけでターンテーブル3を半回転させ、次に収縮させる1動作だけでターンテーブル3を半逆回転させ、
ターンテーブル3を回転し始めるときに引張りばね40に張力が働き、ターンテーブル3が略90[度]回転するとき引張りばね40の張力が減少し、ターンテーブル3が180[度]近く回転した時に再び引張りばね40の張力が働く位置に引張りばね40の他端をフレーム9に回動自在に取付けた半回転往復テーブル装置駆動方法である。
【0015】
出願時の請求項2に記載の発明は、
リニアガイド10のガイドレール11をフレーム9に装着し、
リニアガイド10のスライド部材12とラック14とを連結し、
ラック14がガイドレール11に沿って移動する出願時の請求項1に記載の半回転往復テーブル装置駆動方法である。
【0016】
出願時の請求項3に記載の発明は、
第1及び第2スピードコントローラ27および28がシリンダ6の排気量を調整し、
第1及び第2エアクッション調整部23及び24がロッド8の延伸端及び収縮端におけるピストン7の移動速度を減速させる
出願時の請求項1又は出願時の請求項2に記載の半回転往復テーブル装置駆動方法である。
【0017】
出願時の請求項4に記載の発明は、
ターンテーブル3の半分の一方に載置されたワークを溶接中に、ターンテーブル3の半分の他方で、溶接済みのワークと次の未溶接ワークとを交換して位置決めし、溶接終了後にターンテーブル3を半回転させ、以後上記の溶接・交換とターンテーブル3の半回転往復とを繰り返す半回転往復テーブル装置において、
フレーム9に装着したシリンダアセンブリ5のシリンダ6と、
シリンダアセンブリ5のロッド8に連結したピストン7のストロークと略同じ長さのラック14と、
ラック14の直線運動を回転運動に変換してラック14と歯合すると共にターンテーブル3と同軸に回転軸A1でフレーム9に回転自在に軸支した直線回転変換ギア15と、
一端が直線回転変換ギア15に固着された引張りばね支持部材41に回転軸A3で回動自在に軸支され他端がフレーム9の回転軸A2に回転自在に軸支されている引張りばね40とを備えて、
ロッド8のストロークを延伸させる1動作だけでターンテーブル3を半回転させ、次に収縮させる1動作だけでターンテーブル3を半逆回転させ、
ターンテーブル3を回転し始めるときに引張りばね40に張力が働き、ターンテーブル3が略90[度]回転するとき引張りばね40の張力が減少し、ターンテーブル3が180[度]近く回転した時に再び引張りばね40の張力が働く位置に回転軸A2を設けた半回転往復テーブル装置である。
【0018】
出願時の請求項5に記載の発明は、
フレーム9に装着したリニアガイド10のガイドレール11と、
ラック14に連結したリニアガイド10のスライド部材12とを備えて、
ラック14がガイドレール11に沿って移動する出願時の請求項4に記載の半回転往復テーブル装置である。
【0019】
出願時の請求項6に記載の発明は、
シリンダ6の排気量を調整する第1及び第2スピードコントローラ27および28と、
ロッド8の延伸端及び収縮端におけるピストン7の移動速度を減速させる第1及び第2エアクッション調整部23及び24とを備えた
出願時の請求項4又は出願時の請求項5に記載の半回転往復テーブル装置である。
【0020】
出願時の請求項7に記載の発明は、
出願時の請求項4又は出願時の請求項5又は出願時の請求項6に記載したターンテーブル3が180[度]回転して停止するときにターンテーブル3に配置したストッパ16が衝突する位置でフレーム9に配置した緩衝器17及び18を備えた半回転往復テーブル装置である。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は、当該出願に係る発明の特徴を最もよく表す図である。後述する図8と同じなので、説明は図8で後述する。
発明の実施の形態は、出願時の請求項4に記載の半回転往復テーブル装置であって、ターンテーブル3の半分の一方に載置されたワークを溶接中に、ターンテーブル3の半分の他方で、溶接済みのワークと次の未溶接ワークとを交換して位置決めし、溶接終了後にターンテーブル3を半回転させ、以後上記の溶接・交換とターンテーブル3の半回転往復とを繰り返す半回転往復テーブル装置において、フレーム9に装着したシリンダアセンブリ5のシリンダ6と、シリンダアセンブリ5のロッド8に連結したピストン7のストロークと略同じ長さのラック14と、ラック14の直線運動を回転運動に変換してラック14と歯合すると共にターンテーブル3と同軸に回転軸A1でフレーム9に回転自在に軸支した直線回転変換ギア15と、一端が直線回転変換ギア15に固着された引張りばね支持部材41に回転軸A3で回動自在に軸支され他端がフレーム9の回転軸A2に回転自在に軸支されている引張りばね40とを備えて、ロッド8のストロークを延伸させる1動作だけでターンテーブル3を半回転させ、次に収縮させる1動作だけでターンテーブル3を半逆回転させ、ターンテーブル3を回転し始めるときに引張りばね40に張力が働き、ターンテーブル3が略90[度]回転するとき引張りばね40の張力が減少し、ターンテーブル3が180[度]近く回転した時に再び引張りばね40の張力が働く位置に回転軸A2を設けた半回転往復テーブル装置である。
【0022】
【実施例】
[実施例]
図7及び図8は本発明の半回転往復テーブル装置を示す図であり、図7は正面図であり、図8は平面図である。図8に示す引張りばねの片端40aがフレーム9に回転軸A2で軸支されていて、引張りばねの他端40bはターンテーブル3の直線回転変換ギア15に固着された引張りばね支持部材の端子41aに回転軸A3で軸支されている。今、図示しているよに、シリンダアセンブリ5のロッド8が収縮したときの引張りばね支持部材41の位置が第1ポジションP1にあるときのターンテーブル3の位置を零[度]とし、逆に、ロッド8が延伸して引張りばね支持部材41が第2ポジションP2に達したときのターンテーブルの位置を90[度]とし、さらに、ロッド8が延伸して引張りばね支持部材41が第3ポジションP3に達したときのターンテーブル3の位置を180[度]とする。回転軸A2の位置は、引張りばね支持部材41の位置が第1ポジションP1にあるとき及び第3ポジションP3にあるときに張力が発生し、引張りばね支持部材41が第2ポジションP2にあるときに張力が減少する位置であり、また、引張りばね40の張力は、シリンダ6に供給される空気圧に対応して決定される。
その他の図3及び図4に示す同機能に同符号を付し、説明を省略する。
【0023】
図9は本発明の半回転往復テーブル装置の圧縮空気圧機器の流路経路図である。図2に示すロボット制御装置2が図5に示すシリンダアセンブリ5の第1及び第2ピストン位置検出センサ19又は20が出力するピストン位置検出信号を入力して、ターンテーブル3の位置を判別する。その後、ロボット制御装置2に設けられたソレノイド通電指令出力回路2aが、第1ソレノイド通電信号S1又は第2ソレノイド通電信号S2を第1ソレノイド37又は第2ソレノイド38にそれぞれ出力して、電磁弁36の圧縮空気流路を切り換える。
このソレノイド通電指令出力回路2aが電磁弁36の第1ソレノイド37に第1ソレノイド通電信号S1を通電すると、電磁弁36の圧縮空気流路は第1弁切換位置に切り換わる。また、ソレノイド通電指令出力回路2aが電磁弁36の第2ソレノイド38に第2ソレノイド通電信号S2を通電すると、電磁弁36の圧縮空気流路は第3弁切換位置に切り換わる。第1ソレノイド37及び第2ソレノイド38の両方とも通電しないときは、電磁弁36の圧縮空気流路は中立位置である第2弁切換位置に切り換わる。
【0024】
エアコンプレッサ31から圧縮空気がエアライン32を通り、エアフィルタ33、レギュレータ34、ルブリケータ35等の圧縮空気経路部品を流通して電磁弁36へ供給される。ここで、エアフィルタ33は微細な異物及び圧縮空気中の水分を取り除き、レギュレータ34は圧縮空気圧力を調整し、ルブリケータ35はシリンダアセンブリ5を円滑に作動させるために、オイルを噴霧する。そして、圧縮空気は電磁弁流路を流通してエアライン29又は30のいずれか一方を流通してシリンダ6へ供給される。また、シリンダ6内の圧縮空気はエアライン29又は30の他方を流通して電磁弁流路を流通して第1消音器25又は第2消音器26から排気される。
第1及び第2のスピードコントローラ27及び28をシリンダアセンブリ5と電磁弁36とを結ぶエアライン29及び30の経路中にそれぞれ配置する。
【0025】
次に、本発明の半回転往復テーブル装置の動作を図10を参照して説明する。図10は、本発明の半回転往復テーブル装置の動作を説明するための図である。例えば、図9に示すロボット制御装置2がターンテーブル3の位置を零[度]と判別したとき、ソレノイド通電指令出力回路2aが第2ソレノイド38に第2ソレノイド通電信号S2を通電し、電磁弁36を第3弁切換位置に切り換える。
このとき、圧縮空気がエアコンプレッサ31からエアライン32及び圧縮空気経路部品を流通して、電磁弁36の第3弁切換位置、エアライン29、第2スピードコントローラ28を流通してシリンダ6内のロッド反対側シリンダ室6bに供給される。
また、シリンダ6内のロッド側シリンダ室6aの圧縮空気は第1スピードコントローラ27、エアライン30及び電磁弁36の第3弁切換位置を流通して、第1消音器25から排気される。そして、ロッド8が延伸状態になると、図10において、プレート13によってロッド8に連結されたラック14がリニアガイド10のガイドレール11に沿ってロッド8の延伸方向に移動を開始する。したがって、ターンテーブル3は反時計方向に回転を開始する。
【0026】
また、このターンテーブル3が零[度]の位置から回転を開始するとき、引張りばね40の張力によって直線回転変換ギア15に固着された引張りばね支持部材41が引張られている。したがって、ターンテーブル3が回転する方向に回転力が発生している。この引張りばね40の張力によって第1及び第2スピードコントローラ27及び28の空気の排気量を従来と同じ状態に設定していても、ターンテーブル3が回転を開始するときの速度を大にすることができる。
【0027】
次に、ターンテーブルの位置が90[度]に近づくに従って引張りばね40の収縮力は小さくなるので、ターンテーブル3はシリンダ6に供給される圧縮空気の力によってロッド8を延伸させて回転速度を上昇させる。
【0028】
そして、さらにターンテーブルが回転してターンテーブルの位置が90[度]を超えると、それまでとは逆に、ターンテーブル3の回転速度を抑制する方向に引張りばね40の張力が働くので、ターンテーブル3の回転速度は減少する。その後、ターンテーブル3が180[度]近く回転すると、引張りばね40の最大の張力に加えて、第1エアクッション調整部23の回転速度の抑制作用によってさらにターンテーブル3の回転速度が減少を続けた後に、ストッパ16が緩衝器17と衝突してターンテーブル3に残存した回転力は吸収されてターンテーブル3は停止する。
【0029】
図11は従来技術と本発明との半回転往復テーブル装置のターンテーブルの回転開始から回転終了までの経過時間t[s](横軸)に対するターンテーブル回転速度RV[m/s](縦軸)の変化の一例を示す図であり、実線は本発明のターンテーブル回転速度RVの変化を示し、一点鎖線は従来技術のターンテーブル回転速度RVの変化を示す。
同図において、時刻t1において、ターンテーブル3を回転し始める。時刻t1乃至t2の期間においては、シリンダ6の空気圧駆動力に引張りばね40の張力による駆動力を加算して、ターンテーブル回転速度RVを加速し、時刻t2乃至t3の期間は、シリンダ6の空気圧駆動力に引張りばね40の張力による駆動力を減算して、ターンテーブル回転速度RVを減速させる。時刻t3において、ターンテーブル3のストッパ16が緩衝器17に衝突して、時刻t4において、ターンテーブル3が停止する。
本発明の半回転往復テーブル装置のターンテーブルの回転速度は、ターンテーブル3が回転開始位置付近のときは、従来技術と比較して速く、また、ターンテーブル3の位置が180[度]に近づく時刻には、従来技術と比較して遅くなっている。ターンテーブルのストッパが緩衝器に衝突する時刻t3では、ターンテーブルの回転速度が従来技術と比較して著しく減少している。
【0030】
したがって、本発明の半回転往復テーブル装置においては、第1及び第2エアクッション調整部23及び24の作用を十分に発揮させるためにターンテーブル3の回転速度を抑制する必要がないので、ターンテーブル3の回転時間を短縮させることができる。また、ターンテーブル3のストッパ16が緩衝器17及び18と衝突するときのターンテーブル3の回転速度を著しく減少させることができるので、緩衝器、ストッパ、緩衝器取付部材等の部品の強度を大幅に減少させることができ、材料費のコストを低減させることができる。
さらに、第1及び第2スピードコントローラ27及び28と第1及び第2エアクッション調整部23及び24との調整を高精度に行う必要がないので、これらの調整に要する労力を軽減することができる。
また、ターンテーブルが180[度]の位置で、引張りばね40は最大張力を保持しているので、ターンテーブル3を反転させる準備ができている。
【0031】
前述した本発明の半回転往復テーブル装置においては、圧縮空気圧を駆動源としているが、油圧を駆動源としてもよい。
【0032】
【発明の効果】
本発明の半回転往復テーブル装置においては、直線回転変換ギア15に軸支した引張りばね40が、ターンテーブル3の回転開始時に張力を発生してターンテーブル3の回転速度を加速させている。また、ターンテーブル3の回転終了時に張力を発生してターンテーブル3の回転速度を減速させている。したがって、第1及び第2エアクッション調整部23及び24の作用を十分に発揮させるためにターンテーブル3の回転速度を抑制する必要がないので、ターンテーブル3の回転時間を短縮させることができる。
また、ターンテーブル3のストッパ16が緩衝器17及び18と衝突するときのターンテーブル3の回転速度を著しく減少さることができるので、緩衝器、ストッパ、緩衝器の取付部材等の部品の強度を減少させることができ、材料費のコストを低減させることができる。
さらに、第1及び第2スピードコントローラ27及び28と第1及び第2エアクッション調整部23及び24との調整を高精度に行う必要がないので、これらの調整に要する労力を軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】当該出願に係る発明の特徴を最もよく表す図である。
【図2】ターンテーブル3を用いてマニピュレータ1によって溶接する概念図である。
【図3】従来の半回転往復テーブル装置の正面図である。
【図4】従来の半回転往復テーブル装置の平面図である。
【図5】従来及び本発明に使用するシリンダアセンブリ5の正面図及び側面図である。
【図6】従来の半回転往復テーブル装置のターンテーブルの回転開始から回転終了までの経過時間t[s](横軸)に対するターンテーブル回転速度RV[m/s](縦軸)の変化の一例を示す図である。
【図7】本発明の半回転往復テーブル装置の正面図である。
【図8】本発明の半回転往復テーブル装置の平面図である。
【図9】本発明の半回転往復テーブル装置の圧縮空気圧機器の流路経路図である。
【図10】本発明の半回転往復テーブル装置の動作を説明するための図である。
【図11】従来技術と本発明との半回転往復テーブル装置のターンテーブルの回転開始から回転終了までの経過時間t[s](横軸)に対するターンテーブル回転速度RV[m/s](縦軸)の変化の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 マニピュレータ
2 ロボット制御装置
2a(ロボット制御装置2の)ソレノイド通電指令出力回路
3 ターンテーブル
4 防護壁
5 シリンダアセンブリ
6 シリンダ
7 ピストン
8 ロッド
8a ロッドの先端
9 フレーム
10 リニアガイド
11 ガイドレール
12 スライド部材
13 プレート
13a プレートの側端
14 ラック
15 直線回転変換ギア
16 ストッパ
17、18 緩衝器
19 第1ピストン位置検出センサ
20 第2ピストン位置検出センサ
21 第1シール
22 第2シール
23 第1エアクッション調整部
24 第2エアクッション調整部
25 第1消音器
26 第2消音器
27 第1スピードコントローラ
28 第2スピードコントローラ
29、30 エアライン
31 エアコンプレッサ
32 エアライン
33 エアフィルタ
34 レギュレータ
35 ルブリケータ
36 電磁弁
37 第1ソレノイド
38 第2ソレノイド
40 引張りばね
41 引張りばね支持部材
41a 引張りばね支持部材の端子
P1 第1ポジション
P2 第2ポジション
P3 第3ポジション

Claims (7)

  1. ターンテーブルの半分の一方に載置されたワークを溶接中に、前記ターンテーブルの半分の他方で、溶接済みのワークと次の未溶接ワークとを交換して位置決めし、溶接終了後に前記ターンテーブルを半回転させ、以後前記の溶接・交換と前記ターンテーブルの半回転往復とを繰り返す半回転往復テーブル装置駆動方法において、シリンダアセンブリのシリンダをフレームに装着し、前記シリンダアセンブリのロッドにピストンのストロークと略同じ長さのラックを連結させ、前記フレームに前記ターンテーブルと直線回転変換ギアとの回転中心を同軸にして回転軸で回転自在に軸支し、前記ラックと前記ラックの直線運動を回転運動に変換する前記直線回転変換ギアとを歯合させ、引張りばねの一端を前記直線回転変換ギアに固着された引張りばね支持部材に回転軸で回動自在に軸支し、前記ロッドのストロークを延伸させる1動作だけで前記ターンテーブルを半回転させ、次に収縮させる1動作だけで前記ターンテーブルを半逆回転させ、前記ターンテーブルを回転し始めるときに前記引張りばねに張力が働き、前記ターンテーブルが略90[度]回転するとき前記引張りばねの張力が減少し、前記ターンテーブルが180[度]近く回転した時に再び前記引張りばねの張力が働く位置に前記引張りばねの他端を前記フレームに回動自在に取付けた半回転往復テーブル装置駆動方法。
  2. リニアガイドのガイドレールをフレームに装着し、前記リニアガイドのスライド部材とラックとを連結し、
    前記ラックが前記ガイドレールに沿って移動する請求項1に記載の半回転往復テーブル装置駆動方法。
  3. 第1及び第2スピードコントローラがシリンダの排気量を調整し、第1及び第2エアクッション調整部がロッドの延伸端及び収縮端におけるピストンの移動速度を減速させる請求項1又は請求項2に記載の半回転往復テーブル装置駆動方法。
  4. ターンテーブルの半分の一方に載置されたワークを溶接中に、前記ターンテーブルの半分の他方で、溶接済みのワークと次の未溶接ワークとを交換して位置決めし、溶接終了後に前記ターンテーブルを半回転させ、以後前記の溶接・交換と前記ターンテーブルの半回転往復とを繰り返す半回転往復テーブル装置において、フレームに装着したシリンダアセンブリのシリンダと、前記シリンダアセンブリのロッドに連結したピストンのストロークと略同じ長さのラックと、前記ラックの直線運動を回転運動に変換して前記ラックと歯合すると共に前記ターンテーブルと同軸に回転軸で前記フレームに回転自在に軸支した直線回転変換ギアと、一端が前記直線回転変換ギアに固着された引張りばね支持部材に回転軸で回動自在に軸支され他端が前記フレームの回転軸に回転自在に軸支されている引張りばねとを備えて、前記ロッドのストロークを延伸させる1動作だけで前記ターンテーブルを半回転させ、次に収縮させる1動作だけで前記ターンテーブルを半逆回転させ、前記ターンテーブルを回転し始めるときに前記引張りばねに張力が働き、前記ターンテーブルが略90[度]回転するとき前記引張りばねの張力が減少し、前記ターンテーブルが180[度]近く回転した時に再び前記引張りばねの張力が働く位置に回転軸を設けた半回転往復テーブル装置。
  5. フレームに装着したリニアガイドのガイドレールと、ラックに連結したリニアガイドのスライド部材とを備えて、前記ラックが前記ガイドレールに沿って移動する請求項4に記載の半回転往復テーブル装置。
  6. シリンダの排気量を調整する第1及び第2スピードコントローラと、ロッドの延伸端及び収縮端におけるピストンの移動速度を減速させる第1及び第2エアクッション調整部とを備えた請求項4又は請求項5に記載の半回転往復テーブル装置。
  7. 請求項4又は請求項5又は請求項6に記載したターンテーブルが180[度]回転して停止するときにターンテーブルに配置したストッパが衝突する位置でフレームに配置した緩衝器を備えた半回転往復テーブル装置。
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