JP4478074B2 - 溶融金属の連続鋳造方法 - Google Patents
溶融金属の連続鋳造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4478074B2 JP4478074B2 JP2005179496A JP2005179496A JP4478074B2 JP 4478074 B2 JP4478074 B2 JP 4478074B2 JP 2005179496 A JP2005179496 A JP 2005179496A JP 2005179496 A JP2005179496 A JP 2005179496A JP 4478074 B2 JP4478074 B2 JP 4478074B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- shell
- gap
- casting
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
Description
鋳片の幅変更時以外での、短辺傾きの制御としては、例えば特許文献2に、鋳型の抜熱量を一定になるように、鋳型の傾きを調整する操業方法について開示されている。
そこで、本発明は、凝固したシェル厚の均一性を確保するとともに、最小シェル厚をブレークアウト限界のシェル厚み以上に出来る様な、連続鋳造方法を提供することを目的とするものである。
(1)溶融金属の連続鋳造を行うに際し、鋳型下端の任意の鋳型面部における最小シェル厚(B)を最大シェル厚(A)で除した値と、最小シェル厚(B)の値に応じて、鋳型の鋳造方向傾きを調整することを特徴とする溶融金属の連続鋳造方法。
(2)鋳型とシェル間の拘束力に応じて、鋳型の鋳造方向傾き、鋳造速度のいずれか一方または双方を調整することを特徴とする(1)に記載の溶融金属の連続鋳造方法。
(3)鋳型とシェル間のギャップ量の最大値に応じて、鋳型の鋳造方向傾き、鋳造速度のいずれか一方または双方を調整することを特徴とする(1)または(2)に記載の溶融金属の連続鋳造。
(4)鋳型の鋳造方向傾きの値に対して、鋳型下端の任意の鋳型面部における最小シェル厚(B)、最大シェル厚(A)、鋳型とシェル間の拘束力、および鋳型とシェル間のギャップ量を以下の(a)〜(d)の手順により計算で求めることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の溶融金属の連続鋳造方法。
(a) 鋳造する鋼種に応じて、溶鋼のスーパーヒート(ΔT)、鋳造速度(Vc)を入力条件として、[式1]により鋳造方向の抜熱量(q)を計算し、周方向の抜熱量を均一として[式2]によりシェル厚(t)を計算。
q=α×(z/Vc)−β [式1]
t=γ×∫(q−δ×ΔT)dt [式2]
z:メニスカスからの距離、
α,β,γ,δ:定数、
但し、[式2]のqは、くりかえし計算ではq′を用いる。
(b) シェルの変形量(u)を[式3]により計算し、鋳型の鋳造方向の傾きの値における、鋳型とシェルの間のギャップ量(gap)を[式4]により計算。
[K]{u}={Lt}+{LT}+{Lm}+{Lvp} [式3]
gap=u(鋳型面に垂直方法の変位量) [式4]
u:変位(変形量)
Lt:外力
LT:温度変化による荷重
Lm:相変態による荷重
Lvp:粘塑性荷重
K:FEMで計算する場合の全体合成マトリックス({}列ベクトル)
鋳型とシェルの間の拘束力は、ギャップ量(gap)が0(鋳型とシェルの間に隙間なし)の部位で、その部位の面積にその部位に作用する溶鋼静圧を乗じて、鋳型全体で積分して求める。
(c) 鋳型とシェルの間にギャップが生じた部位の抜熱量(q′)を[式5]により計算。
q′=f(gap)×q [式5]
gap:ギャップ量
f:ギャップ量に反比例する任意の関数
(d) 上記の[式2]〜[式5]を、シェルの変形量(u)が収束するまで、繰り返し計算する。
(5) 鋳型下端での最小シェル厚(B)、最大シェル厚(A)を、鋳片の鋳造断面凝固組織観察により求めることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の溶融金属の連続鋳造方法。
図1は、鋳型下端での鋳片の凝固均一度を表す指標を表す模式図である。コーナー部近傍は、凝固収縮に伴い、鋳型と鋳片の間に空隙が生じやすく、凝固が遅れる。この様な鋳型のコーナー部近傍での鋳片の凝固遅れにより、シェル厚の不均一な鋳片が鋳造されることや、あるいはシェル厚が薄い部分で鋳造中にブレークアウトが生じることが懸念される。
従って、凝固シェル厚が極力均一な鋳片を鋳造でき、さらにシェル厚が薄い部分がブレークアウトを生じることのない厚みで鋳造できる様に、連続鋳造を行うことは、極めて重要である。
ここで、鋳型下端の任意の面での凝固遅れ部の最小シェル厚をB(通常はコーナー部近傍の50mm範囲程度位置のシェル厚)、鋳型下端の同じ面での最大シェル厚をA(通常は面中央部のシェル厚)として、B/Aを凝固均一度と定義する。B/A=1の時に凝固は鋳型下端の周方向で均一であることを示す。
また、鋳型には面が4面あるので、B/Aは各面ごとに4つ定義されるが、本発明の指標には、4つのB/Aの中の最小値を用いることが最も厳しい操業管理をする点で好ましい。さらに、同様にBも各面ごとに4つ定義されるが、最小のシェル厚Bの値を用いることがブレークアウト限界を表現する点で好ましい。
実験で求める手法としては、鋳造中にS等の特殊元素を添加して、凝固過程での偏析度から、凝固シェル厚を測定する方法、鋳片のエッチングによりホワイトバンド(吐出流等の影響で凝固組織に変化が現れることにより生成(通常は鋳型下端近傍))からシェル厚を推定する方法等が一般的である。また、計算で求める方法としては、コーナー部の凝固遅れを計算出来る手法である、凝固計算と鋳片の変形解析を連成して解析する方法が有効である。
具体的には、幅2000mm×厚み250mmのスラブ用連続鋳造鋳型を用いた鋳造中に、後述の手法で計算を実施し、鋳型下端での最小シェル厚Bおよび凝固均一度B/Aがそれぞれ所定値(ここでは10mmに設定)未満になった場合に、鋳型短辺(幅を構成する鋳型の長い側の辺を長辺、厚みを構成する鋳型の短い側の辺を短辺と定義する)傾きを大きくする制御を行った。ここで、短辺の傾きの単位%/mは、鋳造方向1mの間に、長辺幅が何%小さくなるかという指標である。
その結果、図2に示す通り、100(S)あたりからBが低下し、110(S)あたりでBが所定値である10mm未満となったため、鋳型短辺の傾き(以降、テーパと記載することがある。)を1.0(%/m)から2.0(%/m)へと大きくすることで、鋳型と鋳片の間の空隙が小さくなり、凝固遅れが回復して最小シェル厚Bが大きくなった。
そこで、鋳造中にB/Aが0.5未満になった時に、鋳型短辺の傾き(テーパ)を1.0(%/m)から2.0(%/m)へと大きくする試験を行い、鋳片の割れ欠陥が低減することも確認できた。
尚、BおよびB/Aの所定値については、鋼種や操業条件、欠陥の種類(内部割れ、表面割れ)に応じて、適宜設定するのが良い。
また、Bがブレークアウト限界値として設定した所定値(ここでは10mmに設定)未満になった時(ここでは、B/Aはほぼ一定値であった)に、鋳造速度を下げる制御を行った。
また、Bがブレークアウト限界値以上の場合でも、B/Aが所定値(ここでは0.5に設定)未満になった場合に、鋳造速度を低下させる試験を実施し、凝固不均一に起因する割れ欠陥が低減することを確認できた。
ここで、操作因子としては、鋳型の傾き、鋳造速度のいずれか一方だけでも良く、またこれらを併用しても良い。
鋳造速度2.0m/min、スーパーヒートは30℃一定のもとでの試験を行った。
図4に示す通り、短辺テーパを小さくすると拘束力が低下し、ギャップ量の最大値が大きくなるとともに、Bが低下した。Bをブレークアウト限界値として10mm以上に設定した場合、この範囲に制御するためには、鋳型傾きは1%/m以上に調整する必要がある。
また、拘束力として、傾き1%/m時の1.2倍を上限値とすると、鋳型傾きは1.5%/m以下に調整する必要がある。
さらに、ギャップ量の最大値として、傾き1%/m時の1.2倍を上限値とすると、0.5%/m以上に調整する必要がある。
ギャップ量の最大値、拘束力の限界値となる所定値については、それぞれ、鋼種等の操業条件で適宜設定するのが良い。
すなわち、鋳型の鋳造方向の傾き、あるいは鋳造速度を任意の値に設定した際に、B/A、B、拘束力、ギャップ量を計算で推定する方法を見出した。
これらの因子を計算で推定するための好ましい手順(a)〜(d)を、以下に示す。
q=α×(z/Vc)−β [式1]
t=γ×∫(q−δ×ΔT)dt [式2]
z:メニスカスからの距離、
α,β,γ,δ:定数、
但し、[式2]のqは、くりかえし計算ではq′を用いる。
尚、[式1]、[式2]の定数α,β,γ,δについては、鋳造する鋼種に応じて、鋳造試験によるシェル厚測定とともに、鋳型に熱電対を設置して温度測定等を行い、鋼種、鋳造速度等の操業条件を各種変化させて、決定するのが好ましい。
但し、上記[式1]は、一般的に、凝固のシェル厚が凝固時間(z/Vc)の平方根((z/Vc)0.5)に比例する(鉄鋼便覧等)ことから類推すると、β=0.5を用いることができる。
さらに、上記[式2]は、(鋳型からの抜熱量q)−(溶鋼側からの入熱量δ×ΔT)=凝固潜熱×(シェル厚増分)なので、シェル厚(t)は、q−δ×ΔTを時間で積分して求めることが出来ることから、求めることができる。
但し、tの計算については、[式2]の簡易方法でも良いし、エンタルピー法、等価比熱法等でも計算可能である。
[K]{u}={Lt}+{LT}+{Lm}+{Lvp} [式3]
gap=u(鋳型面に垂直方法の変位量) [式4]
u:変位(変形量)
Lt:外力
Lvp:粘塑性荷重
LT:温度変化による荷重
Lm:相変態による荷重
K:FEMで計算する場合の全体合成マトリックス({}列ベクトル)
ここで、外力(Lt)は、溶鋼静圧、鋳型との接触による反力等から求めることが出来る。粘塑性荷重(Lvp)については、材料のクリープ試験等から応力歪関係を決定して求めることが可能である。温度変化による荷重(LT)は、材料の線膨張係数×温度差(温度低下量)で計算できる。相変態による荷重(Lm)は、鋼の炭素量に応じて凝固過程で線膨張係数の違う各相間を変態するときの荷重であり、温度と炭素量から鉄−炭素2元系状態図から決定できる。
ここで、[式3]は、例えば文献(王ら,日本機械学会論文集A編,Vol.53,No.492)を参照して、プログラムを作成するか汎用の有限要素法構造解析ソフトにサブルーチンで取り込むかの方法で計算出来る。汎用の有限要素法構造解析ソフトを用いる場合は、[式3]の各項の材料非線形性を考慮した取り扱いが出来るソフトであることが好ましい。
また、シェルの変形量が[式3]により求まるため、鋳型とシェルの間のギャップ量が[式4]により求まる。
さらに、鋳型とシェルの間の拘束力については、ギャップ量(gap)が0(鋳型とシェルの間に隙間なし)の部位で、その部位の面積にその部位に作用する溶鋼静圧を乗じて、鋳型全体で積分することで、求めることができる。
q′=f(gap)×q [式5]
gap:ギャップ量
f:ギャップ量に反比例する任意の関数
[式5]については、鋳型とシェルの間にギャップが生じた時に、距離が離れるほど熱伝導が悪くなると一般的に仮定(熱流束は、距離に反比例する)できるため、fをgapに反比例する関数として求めることができる。反比例の係数については、シェル厚の実測等から適宜フィッティングで求めるのが良い。
ここで、シェルの変形量(u)の収束条件は、特に規定するものではなく、計算結果の精度や計算時間を考慮して、適宜設定すれば良い。
シェルの変形量(u)が収束した際の、[式2]により求まるシェル厚(t)により、鋳型下端の任意の鋳型面部における最小シェル厚(B)、最大シェル厚(A)が求まる。同様に、シェルの変形量(u)が収束した際に、[式3]により鋳型とシェルの間のギャップ量(gap)が求まり、また、ギャップ量(gap)が0(鋳型とシェルの間に隙間なし)の部位で、その部位の面積にその部位に作用する溶鋼静圧を乗じて、鋳型全体で積分することで、鋳型とシェルの間の拘束力を求めることができる。
また、凝固シェル厚は計算ではなく、鋳造後の鋳片の断面観察からも計測可能である。
ここで、凝固シェル厚の断面観察からの計測方法としては、鋳造中に特殊元素(例えばS等)を添加して、その偏析量からシェル厚を測定する方法や、あるいは吐出流等の影響で発生する凝固組織変化(ホワイトバンド)位置(通常は下端近傍)から推定する方法等が一般的である。
Claims (5)
- 溶融金属の連続鋳造を行うに際し、鋳型下端の任意の鋳型面部における最小シェル厚(B)を最大シェル厚(A)で除した値と、最小シェル厚(B)の値に応じて、鋳型の鋳造方向傾きを調整することを特徴とする溶融金属の連続鋳造方法。
- 鋳型とシェル間の拘束力に応じて、鋳型の鋳造方向傾き、鋳造速度のいずれか一方または双方を調整することを特徴とする請求項1に記載の溶融金属の連続鋳造方法。
- 鋳型とシェル間のギャップ量の最大値に応じて、鋳型の鋳造方向傾き、鋳造速度のいずれか一方または双方を調整することを特徴とする請求項1または2に記載の溶融金属の連続鋳造方法。
- 鋳型の鋳造方向傾きの値に対して、鋳型下端の任意の鋳型面部における最小シェル厚(B)、最大シェル厚(A)、鋳型とシェル間の拘束力、および鋳型とシェル間のギャップ量を以下の(a)〜(d)の手順により計算で求めることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の溶融金属の連続鋳造方法。
(a) 鋳造する鋼種に応じて、溶鋼のスーパーヒート(ΔT)、鋳造速度(Vc)を入力条件として、[式1]により鋳造方向の抜熱量(q)を計算し、周方向の抜熱量を均一として[式2]によりシェル厚(t)を計算。
q=α×(z/Vc)−β [式1]
t=γ×∫(q−δ×ΔT)dt [式2]
z:メニスカスからの距離、
α,β,γ,δ:定数、
但し、[式2]のqは、くりかえし計算ではq′を用いる。
(b) シェルの変形量(u)を[式3]により計算し、鋳型の鋳造方向の傾きの値における、鋳型とシェルの間のギャップ量(gap)を[式4]により計算。
[K]{u}={Lt}+{LT}+{Lm}+{Lvp} [式3]
gap=u(鋳型面に垂直方法の変位量) [式4]
u:変位(変形量)
Lt:外力
LT:温度変化による荷重
Lm:相変態による荷重
Lvp:粘塑性荷重
K:FEMで計算する場合の全体合成マトリックス({}列ベクトル)
鋳型とシェルの間の拘束力は、ギャップ量(gap)が0(鋳型とシェルの間に隙間なし)の部位で、その部位の面積にその部位に作用する溶鋼静圧を乗じて、鋳型全体で積分して求める。
(c) 鋳型とシェルの間にギャップが生じた部位の抜熱量(q′)を[式5]により計算。
q′=f(gap)×q [式5]
gap:ギャップ量
f:ギャップ量に反比例する任意の関数
(d) 上記の[式2]〜[式5]を、シェルの変形量(u)が収束するまで、繰り返し計算する。 - 鋳型下端での最小シェル厚(B)、最大シェル厚(A)を、鋳片の鋳造断面凝固組織観察により求めることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の溶融金属の連続鋳造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005179496A JP4478074B2 (ja) | 2005-06-20 | 2005-06-20 | 溶融金属の連続鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005179496A JP4478074B2 (ja) | 2005-06-20 | 2005-06-20 | 溶融金属の連続鋳造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006346736A JP2006346736A (ja) | 2006-12-28 |
JP4478074B2 true JP4478074B2 (ja) | 2010-06-09 |
Family
ID=37643118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005179496A Active JP4478074B2 (ja) | 2005-06-20 | 2005-06-20 | 溶融金属の連続鋳造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4478074B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5042785B2 (ja) * | 2007-11-16 | 2012-10-03 | 新日本製鐵株式会社 | 連続鋳造用鋳型の短辺テーパー制御方法 |
JP5423434B2 (ja) * | 2009-03-11 | 2014-02-19 | 新日鐵住金株式会社 | 連続鋳造方法及び連続鋳造装置 |
JP5428902B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2014-02-26 | 新日鐵住金株式会社 | 連続鋳造方法及び連続鋳造装置 |
-
2005
- 2005-06-20 JP JP2005179496A patent/JP4478074B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006346736A (ja) | 2006-12-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Guven et al. | Hot-tearing in aluminium copper alloys | |
KR101709623B1 (ko) | 응고 완료 위치 제어 방법 및 응고 완료 위치 제어 장치 | |
JP4478074B2 (ja) | 溶融金属の連続鋳造方法 | |
Li et al. | Prediction of internal crack initiation in continuously cast blooms | |
JP4478073B2 (ja) | 連続鋳造鋳型の設計方法 | |
JP7021608B2 (ja) | 連続鋳造鋳片の中心固相率推定方法 | |
Gregurich et al. | In-depth analysis of continuous caster machine behavior during casting with different roll gap taper profiles | |
CN107607573B (zh) | 一种新的合金热裂倾向预测方法 | |
Cockcroft et al. | Thermal Stress Analysis of Fused‐Cast AZS Refractories during Production: Part II, Development of Thermo‐elastic Stress Model | |
JP2021514851A (ja) | 連続鋼鋳造プロセスを監視するための方法および装置 | |
KR102480616B1 (ko) | 주편의 주조 방법 | |
Furumai et al. | Calculation of initial stage of solidified shell deformation during γ to δ transformation in mold | |
JP6015914B2 (ja) | ビームブランク鋳造鋳片連続鋳造用鋳型の設計方法 | |
Mahomed | Shrinkage porosity in steel sand castings: formation, classification and inspection | |
JP4882769B2 (ja) | 連続鋳造鋳片の中心偏析予測方法及び連続鋳造鋳片の製造方法 | |
JP5831118B2 (ja) | 鋼の連続鋳造方法及び装置 | |
Senk et al. | Modeling of Hot Ductility During Solidification of Steel Grades in Continuous Casting–Part I | |
JP5476959B2 (ja) | 軽圧下連続鋳造方法 | |
Demir et al. | Effect of coating material on the growth instability in solidification of pure metals on a coated planar mold of finite thickness | |
Wang et al. | Improvement in Mechanical Properties of A356 Tensile Test Bars Cast in a Permanent Mold by Application of a Knife Ingate | |
KR101505158B1 (ko) | 연속 주조 방법 | |
Matoba et al. | Occurrence mechanism and prevention method of longitudinal surface cracks near slab corner in continuous casting (Development of variable multi-tapered mold for high speed casting) | |
TWI792485B (zh) | 鋼之連續鑄造方法 | |
Seidu et al. | Effect of casting wall thickness and pouring temperature on residual stress build up in aluminium 6063 casting | |
JP4501236B2 (ja) | 連続鋳造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070904 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091203 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091208 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100208 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100309 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100312 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4478074 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319 Year of fee payment: 4 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |