JP4476294B2 - 情報記録装置及び方法、情報再生装置及び方法、並びにコンピュータプログラム - Google Patents

情報記録装置及び方法、情報再生装置及び方法、並びにコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えば、放送波に重畳された番組情報を取得すると共に、例えば、ハードディスクやDVD等の情報記録媒体に放送番組等を記録することが可能な情報記録装置及び方法、情報再生装置及び方法、並びにコンピュータプログラムの技術分野に関する。
ハードディスクドライブ(以下、適宜「HDD」と称す)やDVDドライブ等を備え、各種の情報記録媒体に書き込み可能なDVDレコーダ等の情報記録再生装置において、i.Link等に代表される次世代の高速なSCSI(Small Computer System Interface)規格であるIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394を経由して、ディジタル方式のテレビジョン放送(以下適宜「デジタル放送」と称す)によって放送番組が、受信され、ハードディスク(以下、適宜「HD」と称す)やDVD等の情報記録媒体に直接的に記録されている。
このデジタル放送による放送波の搬送信号には、各種の番組情報が、所定の時間間隔で重畳されている。この番組情報には、放送番組名等といった、現在受信中の放送番組を識別可能であると共に、該放送番組のチャンネル番号や、例えば、ハイビジョン等の放送形式等の属性情報が含まれる。デジタル放送の視聴者であるユーザ(以下、適宜「ユーザ」と称す)は、任意の記録単位であるタイトル(本願発明に係る「タイトル単位」に相当する)に、番組情報を、放送番組のコンテンツデータと共に記録する。情報記録再生装置によって、例えば、サムネイルを含むタイトルを一覧表示するために、この番組情報を抽出する処理が行われている。
この番組情報を抽出する処理において、任意の記録単位であるタイトル内の先頭に記録されている番組情報、即ち、情報記録再生装置によって、最初に取得される番組情報を、当該タイトルの属性情報(所謂、タイトルの代表となる番組情報)として決定するという技術が提案されている。また、情報記録再生装置によって、記録開始後、一定の時間経過後に取得される番組情報を、タイトルの属性情報として決定するという技術も提案されている。
特開2002−262224号公報
しかしながら、ユーザが任意に記録時間を決めるタイトルは一つの放送番組で構成されるとは限らない。より具体的には、ユーザが所望する午後7時から午後8時までの放送番組を記録する場合、午後6時58分から記録を開始することや、午後8時2分で記録を終了することは頻繁にあることである。この場合、タイトルには、複数の放送番組に対応した複数種類の番組情報が記録されていることになる。よって、前述したアルゴリズムに従って、単純に先頭に記録されている番組情報を、タイトルの属性情報として決定した場合、ユーザが記録しようと意図した放送番組の番組情報と異なる可能性が高くなってしまうという技術的な問題点がある。また、情報記録再生装置によって、記録開始後、一定の時間経過後に取得される番組情報についても、ユーザの意図と異なる可能性が高くなってしまうという同様の技術的な問題点がある。
本発明は、例えば上述した問題点に鑑みなされたものであり、例えば、複数の放送番組が記録されたタイトルの属性情報に、ユーザが記録しようと意図した放送番組の番組情報を割り当てることを可能ならしめる情報記録装置及び方法、情報再生装置及び方法、並びにコンピュータをこのような情報記録装置、及び、情報再生装置として機能させるコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
(情報記録装置)
本発明の情報記録装置は上記課題を解決するために、放送番組を搬送すると共に該放送番組を識別するための番組情報が所定の時間間隔で埋め込まれている、搬送信号を受信する受信手段と、前記受信された搬送信号に基づいて、前記搬送された放送番組を、ユーザにより前記放送番組を複数含み得るように設定されるタイトル単位で情報記録媒体に記録する記録手段と、前記受信された搬送信号に基づいて、前記埋め込まれた番組情報のうち前記タイトル単位内で最長の記録時間を有する放送番組に対応する番組情報を、前記記録された又は記録されるタイトル単位に対応する対応番組情報として決定する決定手段とを備える。
本発明の情報記録装置によれば、先ず、受信手段によって、少なくとも一つの放送番組、及び、所定の時間間隔で埋め込まれている番組情報が、搬送信号を介して、受信される。ここに、「埋め込まれている」とは、パケット多重、周波数多重などの「重畳」や「挿入」を含む広い概念である。何らかの形で、放送番組に対応付けられる形で、番組情報を搬送する搬送信号が、放送番組を搬送する搬送信号の一部をなすか、或いは放送番組を搬送する搬送信号に付加されていればよい。次に、記録手段によって、受信された放送番組、及び、番組情報が、例えば、HDDや、DVD等の情報記録媒体に、受信と同時に又は相前後して、タイトル単位で記録される。ここに、タイトル単位とは、デジタル放送の視聴者であるユーザによって任意に決定される、少なくとも一つの放送番組によって構成される記録単位である。
本発明では特に、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の特定手段によって、例えば、番組情報の切替わりが検知されることで、タイトル単位内に記録されている放送番組のうち、最長の記録時間を有する放送番組に対応する番組情報、即ち、対応番組情報を特定する事が可能である。
仮に、ユーザが、タイトル単位の属性情報として、番組情報を割り当てる場合に、タイトル単位内の先頭に記録されている番組情報、即ち、情報記録再生装置によって、最初に取得される番組情報を、当該タイトル単位の属性情報(所謂、タイトル単位の代表となる番組情報)として決定した場合、タイトル単位には、複数の放送番組に対応した複数種類の番組情報が記録されているので、ユーザが記録しようと意図した放送番組の番組情報と異なる可能性が高くなってしまう。また、情報記録再生装置によって、記録開始後、一定の時間経過後に取得される番組情報についても、ユーザの意図と異なる可能性が高くなってしまう。
これに対して、本発明では、例えば、CPU等の決定手段によって、例えば、番組情報の切替わりが検知され、複数の放送番組の区切りが検知され、この区切りの時間間隔がCPU等によって計測される。よって、この決定手段によって、タイトル単位内に記録されている放送番組のうち、最長の記録時間を有する放送番組に対応する番組情報、即ち、対応番組情報を決定する事が可能である。
この結果、例えば、CPU等の決定手段によって、この対応番組情報が、タイトル単位の属性情報として決定される。よって、タイトル単位の属性情報に、ユーザが記録しようと意図した放送番組の番組情報を適切に割り当てることが可能となる。
本発明の情報記録装置の一の態様は、前記記録手段は、前記受信された搬送信号に基づいて、前記埋め込まれた番組情報を、前記搬送された放送番組に対応付けて前記情報記録媒体に記録し、前記決定手段は、前記記録された番組情報を用いて前記対応番組情報を決定する。
この態様によれば、記録手段によって、番組情報が放送番組と共に情報記録媒体に記録される。決定手段によって、記録された番組情報を用いて対応番組情報が決定される。
尚、番組情報を放送番組と共に情報記録媒体に記録することなく、決定手段による決定を実施し、これにより決定された対応番組情報のみを、放送番組と共に情報記録媒体に記録するように構成してもよい。
本発明の情報記録装置の他の態様は、前記記録手段は、前記決定された対応番組情報を、前記記録された放送番組に対応付けて更に記録する。
この態様によれば、決定された対応番組情報が、タイトル単位に加えて、記録された放送番組に対応付けられて更に記録されることによって、タイトル単位の属性情報に、ユーザが記録しようと意図した放送番組の番組情報をより迅速に割り当てることが可能となる。
本発明の情報記録装置の他の態様は、前記決定手段は、前記番組情報により識別される放送番組の切替りを検知する検知手段と、前記検知された切替りに基づいて、前記タイトル単位内で、前記最長の記録時間を有する放送番組を特定する特定手段とを有し、前記埋め込まれた番組情報のうち、前記特定された放送番組に対応する番組情報を、前記対応番組情報として決定する。
この態様によれば、例えば、CPU等の検知手段によって、番組情報の切替わりが検知されることで、タイトル単位内に記録されている例えば、複数の放送番組の区切りを検知することが可能である。従って、この区切りの時間間隔がCPU等の特定手段によって計測されることで、タイトル単位内に記録されている放送番組のうち、最長の記録時間を有する放送番組を特定することが可能となる。従って、例えば、CPU等の決定手段によって、この特定された最長の記録時間を有する放送番組の番組情報が、タイトル単位の属性情報、即ち、対応番組情報として決定される。よって、タイトル単位の対応番組情報に、ユーザが記録しようと意図した放送番組の番組情報をより適切に割り当てることが可能となる。
更に、この検知手段の態様では、前記番組情報は、少なくとも一つの第3属性情報を備えており、前記検知手段は、前記第3属性情報に基づいて、前記記録された番組情報が切り替わることを検知するように構成してもよい。
このように構成すれば、検知手段は、少なくとも一つの、例えば、放送番組の名前や、チャンネル番号等の第3属性情報に基づいて、より的確且つ迅速に番組情報が切替わることを検知することが可能となる。
この特定手段に係る態様では、前記特定手段は、前記切替りにより区分される複数の番組情報によって識別される複数の放送番組の記録時間を、相互に比較することにより、前記最長の記録時間を有する放送番組を特定するように構成してもよい。
このように構成すれば、特定手段は、複数の放送番組の記録時間を、相互に比較することで、受信手段、又は、記録手段の動作と、同時に又は相前後して、対応番組情報をより迅速且つ的確に決定することが可能となる。また、メモリ等の記憶手段を必要としないので、情報記録装置におけるスループットを向上させることが可能となる。
尚、記録時間の比較は、番組情報により示される対応する放送番組の放送時間を、少なくとも部分的に用いて行ってもよい。例えば、放送時間帯が記録時間帯にまるまる入っている場合などは、この比較は省略されてもよい。更に例えば、一つの放送番組の記録時間が、タイトル単位の大部分を占めるのであれば、比較するまでもなく対応番組情報を決定することが可能である。また、放送番組の記録時間が殆ど又は完全に同一である場合は、デフォルト設定として、先に放送される放送番組を特定するように構成してもよい。
この特定手段に係る態様では、前記特定手段は、前記比較を行う場合に、前記複数の放送番組の記録時間にジッター量に相当するマージンを加算するように構成してもよい。
このように構成すれば、例えば、デジタルチューナー等の受信手段から、例えば、DVDレコーダー等の記録手段への記録指示に伴う時間軸方向のズレであるジッター量をマージンが吸収することが可能となる。従って、特定手段によって、より的確に比較判定が行われることが可能となる。
この特定手段に係る態様では、前記特定手段は、前記切替りの前におけるi(但し、iは自然数)番目の番組情報を記憶し、前記切替りの後におけるi+1番目の番組情報により識別される放送番組の記録時間が前記i番目の番組情報により識別される放送番組の記録時間より長い場合に、前記i番目の番組情報に代えて前記i+1番目の番組情報を記憶する記憶手段を有し、前記最終的に記憶手段により記憶されている番組情報を、前記対応番組情報として決定するように構成してもよい。
このように構成すれば、特定手段は、記憶手段を利用することで、対応番組情報をより迅速且つ的確に決定することが可能となる。
本発明の情報記録装置の他の態様は、前記決定手段は、前記記録手段による前記タイトル単位の記録が停止された場合に、前記対応番組情報を決定する。
この態様によれば、ユーザによって、記録が停止された場合に、対応番組情報が決定される。よって、記録動作の最中に対応番組情報が決定される場合と比較して、例えば、受信手段や記録手段の動作に影響を受けることなく、より安定して対応番組情報の決定を行うことが可能となる。
本発明の情報記録装置の他の態様は、前記決定手段は、前記記録時間を測定する時間測定手段を有し、前記時間測定手段は、タイマーによって、前記記録時間を測定する。
この態様によれば、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の制御手段の少なくとも一部である時間測定手段が保持するタイマーによって、より的確に記録時間を計測することが可能となる。
この時間測定手段に係る態様では、前記時間測定手段は、前記受信手段によって、受信される前記番組情報の数に基づいて、前記記録時間を測定するように構成してもよい。
このように構成すれば、例えば、CPU等の制御手段の少なくとも一部である時間測定手段は、受信手段が受信する番組情報の数に基づいて時間を測定する。よって、より適切且つ正確に記録時間を測定することが可能となる。
本発明の情報記録装置の他の態様は、前記搬送信号は、前記放送番組を構成する少なくとも一つの番組コンテンツデータがパケット単位で多重化されて構成されており、前記記録手段は、前記情報記録媒体(HDD、DVD)において、前記タイトル単位を、前記放送番組と、前記番組コンテンツデータとが、階層構造をなすように記録する。
この態様によれば、後述される情報再生装置によって、より的確且つ簡便な再生動作を実現することが可能となる。
この記録手段に係る態様では、前記記録手段は、前記情報記録媒体(HDD、DVD)において、前記タイトル単位を、前記階層構造を管理する管理情報に基づいて記録するように構成してもよい。
このように構成すれば、後述される情報再生装置によって、より的確な再生動作を実現することが可能となる。
この管理情報に係る態様では、前記決定手段は、前記タイトル単位が分割された場合、前記管理情報に基づいて、該分割されたタイトル単位の前記対応番組情報を決定するように構成してもよい。
このように構成すれば、決定手段の制御下で、ユーザによって、タイトル単位が分割されても、管理情報に基づいて、分割されたタイトル単位に夫々対応される対応番組情報が的確且つ迅速に決定可能である。
(情報記録方法)
本発明の情報記録方法は上記課題を解決するために、放送番組を搬送すると共に該放送番組を識別するための番組情報が所定の時間間隔で埋め込まれている、搬送信号を受信する受信工程と、前記受信された搬送信号に基づいて、前記搬送された放送番組を、ユーザにより前記放送番組を複数含み得るように設定されるタイトル単位で情報記録媒体に記録する記録工程と、前記受信された搬送信号に基づいて、前記埋め込まれた番組情報のうち前記タイトル単位内で最長の記録時間を有する放送番組に対応する番組情報を、前記記録された又は記録されるタイトル単位に対応する対応番組情報として決定する決定工程とを備える。
本発明の情報記録方法によれば、上述した本発明の情報記録装置が有する各種利益を享受することが可能となる。
尚、上述した本発明の情報記録装置が有する各種態様に対応して、本発明の情報記録方法も各種態様を採ることが可能である。
(情報再生装置)
本発明の情報再生装置は上記課題を解決するために、上述した情報記録装置に備えられた情報記録媒体に記録された少なくとも一つの前記タイトル単位を再生する再生手段を備えた情報再生装置であって、前記決定された対応番組情報を少なくとも一つ含むタイトル単位一覧情報を作成する作成手段と、前記作成されたタイトル単位一覧情報を表示又は出力する表示出力手段とを備える。
本発明の情報再生装置によれば、作成手段によって、例えば、タイトル一覧表示用BML(Broadcast Markup Language)データ等のタイトル単位一覧情報が作成され、ユーザに表示されたり、例えば、ネットワークに接続されたサーバー等の情報配信装置に出力されたりすることが可能となる。
その結果、ユーザのニーズを放送番組の提供側が理解することが可能となる。よって、ユーザと、放送番組の提供側との双方向のより円滑なコミュニケーションが実現可能となる。
以上の結果、本発明の情報再生装置によれば、本発明に係る情報記録装置が有する利益と概ね同様の利益を享受することが可能となる。
尚、上述した本発明の情報記録装置が有する各種態様に対応して、本発明の情報再生装置も各種態様を採ることが可能である。
(情報再生方法)
本発明の情報再生方法は上記課題を解決するために、上述した情報記録装置に備えられた情報記録媒体に記録された少なくとも一つの前記タイトル単位を再生する再生手段を備えた情報再生装置における情報再生方法であって、前記決定された対応番組情報を少なくとも一つ含むタイトル単位一覧情報を作成する作成工程と、前記作成されたタイトル単位一覧情報を表示又は出力する表示出力工程とを備える。
本発明の情報再生方法によれば、上述した本発明の情報再生装置が有する各種利益を享受することが可能となる。
尚、上述した本発明の情報再生装置が有する各種態様に対応して、本発明の情報再生方法も各種態様を採ることが可能である。
(コンピュータプログラム)
本発明の第1コンピュータプログラムは上記課題を解決するために、上述した本発明の情報記録装置(但し、その各種態様を含む)に備えられたコンピュータを制御する記録制御用のコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記受信手段、前記記録手段、及び、前記決定手段のうち少なくとも一部として機能させる。
また、本発明の第2コンピュータプログラムは上記課題を解決するために、上述した本発明の情報再生装置(但し、その各種態様を含む)に備えられたコンピュータを制御する再生制御用のコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記再生手段、前記作成手段、及び、前記表示出力手段のうち少なくとも一部として機能させる。
本発明に係る第1、及び、第2コンピュータプログラムによれば、当該コンピュータプログラムを格納するROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク等の記録媒体から、当該コンピュータプログラムをコンピュータに読み込んで実行させれば、或いは、当該コンピュータプログラムを、通信手段を介してコンピュータにダウンロードさせた後に実行させれば、上述した本発明の情報記録装置又は情報再生装置を比較的簡単に実現できる。
尚、上述した本発明の情報記録装置又は情報再生装置における各種態様に対応して、本発明の各コンピュータプログラムも各種態様を採ることが可能である。
コンピュータ読取可能な媒体内の第1コンピュータプログラム製品は上記課題を解決するために、上述した情報記録装置(但し、その各種態様を含む)に備えられたコンピュータにより実行可能なプログラム命令を明白に具現化し、該コンピュータを、前記受信手段、前記記録手段、及び、前記決定手段のうち少なくとも一部として機能させる。
コンピュータ読取可能な媒体内の第2コンピュータプログラム製品は上記課題を解決するために、上述した情報再生装置(但し、その各種態様を含む)に備えられたコンピュータにより実行可能なプログラム命令を明白に具現化し、該コンピュータを、前記再生手段、前記作成手段、及び、前記表示出力手段のうち少なくとも一部として機能させる。
本発明の第1又は第2コンピュータプログラム製品によれば、当該コンピュータプログラム製品を格納するROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク等の記録媒体から、当該コンピュータプログラム製品をコンピュータに読み込めば、或いは、例えば伝送波である当該コンピュータプログラム製品を、通信手段を介してコンピュータにダウンロードすれば、上述した本発明の情報記録装置又は情報再生装置を比較的容易に実施可能となる。更に具体的には、当該コンピュータプログラム製品は、上述した本発明の情報記録装置又は情報再生装置として機能させるコンピュータ読取可能なコード(或いはコンピュータ読取可能な命令)から構成されてよい。
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施例から更に明らかにされる。
以上説明したように、本発明の情報記録装置又は方法は、受信手段と、記録手段と、決定手段とを、又は、受信工程と、記録工程と、決定工程とを備える。また、本発明の情報再生装置又は方法は、再生手段と、作成手段と、表示出力手段とを、又は、再生工程と、作成工程と、表示出力工程とを備える。従って、タイトル単位の属性情報に、ユーザが記録しようと意図した放送番組の番組情報を割り当てることが可能となる。
本発明の情報記録装置の例えば、デジタルチューナー等の受信手段において受信される受信データの一具体例を概念的に示した受信データの構成図である。 本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置の基本構成を概念的に示すブロック図である。 本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置の動作の流れを概念的に示すフローチャートである。 本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置に設けられたHDDに記録されるトランスポートストリームデータのデータ構造を概念的に示した模式図である。 本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置に設けられたHDDに記録されているトランスポートストリームデータに含まれる各種放送番組の番組情報のデータ構造の具体例を示したテーブルである。 本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置に設けられたHDDに記録されているトランスポートストリームデータに含まれる各種放送番組の番組情報の具体例を示したテーブルである。 本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置に設けられたHDDに、ユーザによって記録されたタイトル内の複数の放送番組の記録時間Tn及び番組情報Inを示したテーブルである。 本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置に設けられたHDDに、ユーザによって記録された複数のタイトルの属性情報を示したタイトル一覧表である。 本発明の情報記録装置の第2実施例に係る情報記録再生装置の動作の流れを概念的に示すフローチャートである。
符号の説明
1…情報記録再生装置、15…HDDドライブ、19…DVDドライブ、33…システムCPU、38…デジタル受信機、100…受信データ、101(111、121、131、141)…番組情報、112(122、132、142)…番組コンテンツデータ、200…タイトル一覧表、201…第1タイトル
以下、本発明を実施するための最良の形態について実施例毎に順に図面に基づいて説明する。
以下、図面を参照しながら、本発明の情報記録装置に係る実施例について説明を進める。尚、本実施例においては、本願発明に係る「搬送信号」の一具体例である受信データとして地上波デジタル放送を受信する受信機を備えると共に、例えば、ハードディスクドライブ(以下、適宜「HDD」と称す)等の情報記録媒体に記録する、例えば、HDD付きDVDレコーダー等の情報記録再生装置について説明する。
(トランスポートストリーム等の受信データ)
先ず、図1を参照して、本発明の情報記録装置に設置された、例えばデジタルチューナー等の受信機において受信される受信データの一具体例について説明する。ここに、図1は、本発明の情報記録装置の例えば、デジタルチューナー等の受信手段において受信される受信データの一具体例を概念的に示した受信データの構成図である。
図1に示されるように、例えば、受信データ100は、放送局等から送信され、本実施例に係る、例えばデジタルチューナー等の受信機により受信される。
受信データ100は、例えば、放送番組を構成する各種の情報の一具体例である番組情報「1n1」(但し、“n”は、整数である)、及び、番組コンテンツデータ「1n2」がパケットの形態で多重化されて構成されている。
番組情報「1n1」は、例えば、第「n」の放送番組(以下、適宜「第“n”番組」と称す)を識別可能であると共に、第「n」番組の属性情報を含むように構成されている。詳細には、番組情報「1n1」は、例えば、そのヘッダ部分において、ユニークコード等の識別番号が付加されており、後述される情報記録装置によって、例えば、サーチ等の検索によって検知可能である。また、番組情報「1n1」は、例えば、1から2秒等の所定の時間間隔において、受信データ100に含まれるように構成されている。尚、番組情報のより詳細な説明は、後述される。
番組コンテンツデータ「1n2」は、放送番組のコンテンツ等の情報を含むように構成されている。より具体的には、本実施例に係る受信データ100は、第1番組から第4番組から構成される。第1番組は、番組情報111、及び、番組コンテンツデータ112を含み、第2番組は、番組情報121、及び、番組コンテンツデータ122を含み、第3番組は、番組情報131、及び、番組コンテンツデータ132を含み、第4番組は、番組情報141、及び、番組コンテンツデータ142を含むように構成されている。尚、地上波デジタル放送により受信機へ送信される受信データは、図1に示される以外にも各種の情報が多重化されて構成されているが、説明の便宜上、本実施例においては主として番組情報「1n1」、及び、番組コンテンツデータ「1n2」が示されている。
(情報記録装置の第1実施例)
次に、図2から図8を参照して、本発明の情報記録装置に係る第1実施例について説明する。尚、以下の説明においては、受信データの記録のみならず受信データの再生を行うこともできる、例えば、HDD付きのDVDレコーダー等の情報記録再生装置を、本発明における情報記録装置の一具体例として説明を進める。
(1)基本構成
先ず、図2を参照して、第1実施例に係る情報記録再生装置の基本構成について説明を進める。ここに、図2は、本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置の基本構成を概念的に示すブロック図である。
図2に示されるように、情報記録再生装置1は、TV受信機1a、映像入力2、音声出力3、入力切換4、A/D(Analog to digital)コンバータ5、A/Dコンバータ6、TV信号デコーダ7、入力切換8、映像エンコーダ9、音声エンコーダ10、マルチプレクサ11、入力切換12、ドライブ1入力切換13、ドライブインターフェイス14、HDDドライブ15、HDD16、ドライブ2入力切換17、ドライブインターフェイス18、DVDドライブ19、DVD20、再生切換21、出力切換22、デマルチプレクサ23、画像デコーダ24、音声デコーダ25、出力切換26、サムネイルOSD27、TV信号エンコーダ28、D/Aコンバータ29、映像出力30、D/A(Digital to Analog)コンバータ31、音声出力32、システムCPU33、操作部34、メモリー部35、リモコン受光部36、リモコン37、デジタル受信機38、IEEE1394デコーダ39、TSインプットプロセッサ40、TSアウトプットプロセッサ41、IEEE1394エンコーダ42、及び、IEEE1394出力43を備えて構成されている。
(2)概要動作
(2−1)地上波デジタル放送の記録を行う場合
次に、図2を参照して、地上波デジタル放送の記録の場合の概要動作について詳細な構成と共に説明する。
先ず、デジタル受信機38は、受信データの一具体例である地上波デジタル放送を受信する。
IEEE1394デコーダ39は、デジタル受信機38を介して入力されたIEEE1394フォーマットのトランスポートストリームを通常のトランスポートストリームに変換し、TSインプットプロセッサ40に出力する。
TSインプットプロセッサ40は、入力された通常のトランスポートストリームをHDD記録用のトランスポートストリームデータ(以下、適宜「HDD記録用TSデータ」)に変換し、入力切換12に出力する。
HDDドライブ15には、ATAPIなどの規格に準拠したドライブインターフェイス14が接続されており、ドライブインターフェイス14には、入力切換12からの出力を切り換えるドライブ1入力切換13が接続されている。このドライブ1入力切換13は、システムCPU33の制御により入力源の切り換えを行う。
HDDドライブ15は、入力切換12を介して入力されたストリーム(TS、又は、PS)をHDD16に記録するようになっている。
特に、情報記録再生装置1では、HDDドライブ15にHDD記録用トランスポートストリームデータを記録する際に、トランスポートストリーム中に埋め込まれている番組情報を取得し、同一の放送番組を識別することが可能な番組情報が取得できる時間を当該放送番組の記録時間として算出する。
システムCPU33はリモコン37より記録停止指示が来た際に記録中に取得した番組記録時間から最長の記録時間を持つ番組情報を決定し、この番組情報を、このタイトルの代表となる番組情報として、HDD記録用トランスポートストリームデータと関連付けてHDDドライブ15に記録する。
(2−2)HDDから外部への出力、及び、サムネイルの表示を行う場合
情報記録再生装置1では、TSアウトプットプロセッサ41は、入力されたHDD記録用トランスポートストリームデータを通常のトランスポートストリームに変換し、IEEE1394エンコーダ42に出力する。IEEE1394エンコーダ42は、入力された通常のトランスポートストリームをIEEE1394フォーマットのトランスポートストリームに変換し、IEEE1394出力43を介して外部に出力する。またこれらHDDドライブ15に記録した各タイトルの代表番組情報を用いて、各タイトルの記録内容一覧、所謂、サムネイルをサムネイルOSD27にて表示を行うことや、システムCPU33によってメモリー部35にてトランスポートストリームのタイトル一覧表示用BML(Broadcast Markup Language)データへと変換し、TSアウトプットプロセッサ41よりIEEE1394エンコーダ42を通ってIEEE1394出力43より出力することが可能である。
(2−3)アナログ放送の受信、及び、ダビングを行う場合
TV受信機1aはVHF又はBSなどのRF信号を受信し、選択された受信帯域に同調して受信した信号波をIF信号に変換するとともに、TV用映像信号及び音声信号に復調して入力切換4に出力する。
入力切換4は、TV受信機1aから出力された信号、及び、映像入力2、音声入力3からの信号を選択的に切り換え、映像信号をA/D(Analog to digital)コンバータ5に、音声信号をA/Dコンバータ6に出力する。
A/Dコンバータ5は、入力切換4によって選択されたTV用アナログ信号をデジタル信号に変換してTV信号デコーダ7に出力する。
TV信号デコーダ7は、入力されたTV用デジタル信号を復号化し、NTSC方式などの通常の映像信号に変換して入力切換8に出力する。
A/Dコンバータ6は、入力切換4によって選択されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換して入力切換8に出力する。
入力切換8には、TV信号デコーダ7、及び、A/Dコンバータ6から出力された映像信号及び音声信号と、例えば、HDDからDVDへダビングを行う場合、及び、DVDからHDDへダビングを行う場合、HDDドライブ15又はDVDドライブ19から出力され、デコードされた映像信号、及び、音声信号が入力される。この入力切換8は、後述されるシステムCPU33の制御に基づいて、入力された映像信号および音声信号の何れかを選択し、選択した映像信号を映像エンコーダ9に、選択した音声信号を音声エンコーダ10に出力する。
映像エンコーダ9は、入力切換8によって選択された映像信号をMPEGフォーマットの映像データに変換し、マルチプレクサ11に出力する。
音声エンコーダ10は、入力切換8によって選択された音声信号をAC−3フォーマットの音声データに変換し、マルチプレクサ11に出力する。
マルチプレクサ11は、入力された映像データおよび音声データに基づいてプログラムストリームを生成し、入力切換12に出力する。
入力切換12には、マルチプレクサ11から出力されたプログラムストリーム及び後述されるTSインプットプロセッサ40から出力されたトランスポートストリームが入力される。この入力切換12は、システムCPU33の制御に基づいて入力されたストリームを選択し、ドライブ1入力切換13及びドライブ2入力切換17に出力する。
HDDドライブ15には、ATAPIなどの規格に準拠したドライブインターフェイス14が接続されており、ドライブインターフェイス14にはDVDドライブ19からの出力、又は、入力切換12からの出力を切り換えるドライブ1入力切換13が接続されている。
このドライブ1入力切換13は、システムCPU33の制御により入力ソースの切り換えを行う。
また、このHDDドライブ15は、予めHDD16に記録されたストリームを読み出し、ドライブインターフェイス14を介して後述する再生切換21に出力するとともに、入力切換12を介して入力されたストリームをHDD16に記録するようになっている。
DVDドライブ19には、ATAPIなどの規格に準拠したドライブインターフェイス18が接続されており、ドライブインターフェイス18にはHDDドライブ15からの出力又は入力切換12からの出力を切り換えるドライブ2入力切換17が接続されている。このドライブ2入力切換17は、ドライブ1入力切換13と同様に、システムCPU33の制御により入力及び出力の切り換えを行う。また、このDVDドライブ19は、HDDドライブ15と同様に、予め記録されたストリームを読み出し、ドライブインターフェイス18を介して再生切換21に出力するとともに、入力切換12を介して入力されたストリームをDVD20に記録するようになっている。
再生切換21は、ドライブインターフェイス14を介してHDDドライブ15から出力されたストリームと、ドライブインターフェイス17を介してDVDドライブ19から出力されたストリームと、の何れか一方をシステムCPU33の制御に基づいて選択し、出力切換22に出力する。
出力切換22は、システムCPU33の制御に基づいて、再生切換21から入力されたストリームを選択的に切り換え、プログラムストリームをデマルチプレクサ23に、トランスポートストリームを後述するTSアウトプットプロセッサ41に出力する。
デマルチプレクサ23は、出力切換22によって選択されたプログラムストリームからMPEG形式を有する映像データ及びAXC−3形式を有する音声データを分離し、分離した映像データおよび音声データを、それぞれ、画像デコーダ24又は音声デコーダ25に出力する。
画像デコーダ24は、入力されたMPEG形式の映像データを復号化して映像信号に変換し、復号化されたデジタル信号を出力切換26に出力する。
音声デコーダ25は、入力されたAC−3形式の音声データを復号化して音声信号に変換し、復号されたデジタル音声信号を出力切換26に出力する。
出力切換26には、TV信号デコーダ7から出力されたデジタル映像信号及びA/Dコンバータ6から出力されたデジタル音声信号と、画像デコーダ24及び音声デコーダ25によって復号されたデジタル画像信号およびデジタル音声信号と、が入力されるようになっており、この出力切換26はシステムCPU33の制御に基づいて、入力された映像信号及び音声信号を切り換えて、映像信号をサムネイルOSD27に、音声信号をD/A(Digital to Analog)コンバータ31に、それぞれ、出力する。
サムネイルOSD27は、入力された映像信号に対して必要な文字情報等を重畳し、TV信号エンコーダ28に出力する。
TV信号エンコーダ28は、入力された映像信号を外部のモニタなどに表示させるため、TV用の映像フォーマットに変換し、D/Aコンバータ29に出力する。
D/Aコンバータ29は、入力されたTV用デジタル映像信号をアナログ信号に変換し、映像出力30を介して外部に出力する。
D/Aコンバータ31は、入力されたデジタル音声信号をアナログ信号に変換し、音声出力32を介して外部に出力する。
システムCPU33は、キー入力ポート、表示部出力ポート等の各種入出力ポートを含み、HDD16の再生及び記録、又はDVD20の再生及び記録の各処理のための全般的な機能を総括的に制御する。尚、システムCPU33は、HDD16の再生及び記録、又はDVD20の再生及び記録の際に、メモリー部35に格納される制御プログラムを読み出して各処理を実行し、メモリー部35に処理中のデータを一時的に保持するようになっている。
操作部34は、各種確認ボタンおよび数字キー、上下左右カーソルキー等の多数のキーから構成され、キー操作に従って、又は、リモコン受光部36から出力された所定の信号をシステムCPU33に出力する。
リモコン受光部36は、リモコン37から出射された赤外線光などの光ビームを受光し、所定の信号に変換して操作部34に出力する。
リモコン37は、操作部34と同様に、各種確認ボタンおよび数字キー、上下左右カーソルキー等の多数のキーから構成されている。
(3)動作原理
次に、図3から図8に加えて前述した図2を適宜参照して、第1実施例に係る情報記録再生装置の動作原理について詳細に説明する。ここに、図3は、本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置の動作の流れを概念的に示すフローチャートである。図4は、本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置に設けられたHDDに記録されるトランスポートストリームデータのデータ構造を概念的に示した模式図である。本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置に設けられたHDDに記録されているトランスポートストリームデータに所定の時間間隔で含まれる番組情報のデータ構造を模式的に示したテーブルである。図5は、本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置に設けられたHDDに記録されているトランスポートストリームデータに含まれる各種放送番組の番組情報のデータ構造の具体例を示したテーブルである。図6は、本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置に設けられたHDDに記録されているトランスポートストリームデータに含まれる各種放送番組の番組情報の具体例を示したテーブルである。図7は、本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置に設けられたHDDに、ユーザによって記録されたタイトル内の複数の放送番組の記録時間Tn及び番組情報Inを示したテーブルである。図8は、本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置に設けられたHDDに、ユーザによって記録された複数のタイトルの属性情報を示したタイトル一覧表である。
(3−1)トランスポートストリームの記録、番組情報の取得及び保存
図3に示すように、先ず、システムCPU33の制御下で、例えば、メモリ部35等の記憶手段において、変数「n」に「0」が格納される(ステップS101)。
次に、例えば、デジタル受信機38からシステムCPU33に対して、「記録指示」等のコマンドが送信された場合、「n」番目の放送番組の記録時間の測定が開始される(ステップS102)。より具体的には、図4中の矢印「A」で示された記録開始時点から、例えば、第1番組を含むHDD記録用TSデータ等の受信データ100がそのままの形式で、HDDへの記録が開始される。
次に、システムCPU33の制御下で、ユーザから放送番組の記録停止の指示がなされたか否かが判定される(ステップS103)。ここで、ステップS103の判定の結果、ユーザから放送番組の記録停止の指示がなされなかった場合(ステップS103:No)、所定の時間間隔で送信される番組情報が取得され続ける(ステップS104)。ここに、番組情報とは、一の放送番組を識別可能であると共にこの一の放送番組の属性情報を含むように構成されている。詳細には、番組情報は、例えば、そのヘッダ部分において、ユニークコードが付加されており、情報記録再生装置1によって、例えば、サーチ等によって検知可能である。この番組情報は、例えば、1から2秒等の所定の時間間隔において、受信データ100に含まれるように構成されている。
図5に示されるように、この番組情報101は、例えば、以下に示された7種類の属性情報である、チャンネル番号101a、番組名101b、メディア形式101c、放送形式101d、ジャンル情報101e、サービス形式101f、及び、録画日時101gを含むように構成されている。
チャンネル番号101aは、例えば、「チャンネルA」・・・周波数帯域等の所謂、チャンネルを示す。このチャンネル番号101aの識別子は、「Channel」である。
放送番組名101bは、例えば、「ミュージックフェア」等の放送番組の名前を示す。この放送番組101bの識別子は、「Name」である。
メディア形式101cは、例えば、BS(Broadcasting Satellite)、CS(Communication Satellite)、又は、地上波デジタル等の放送番組の伝送形態を示す。このメディア形式101cの識別子は、「Broadcast type」である。
放送形式101dは、例えば、デジタルハイビジョン放送(HD)、又は、地上波と同等のデジタル標準放送(SD放送)等の放送番組の放送形態を示す。この放送形式101dの識別子は、「Video type」である。
ジャンル情報101eは、例えば、音楽、ドラマ、スポーツ、又は、観光情報等の放送番組のジャンルを示す。このジャンル情報101eの識別子は、「Category」である。
サービス形式101fは、例えば、TV放送等の映像放送、音楽放送、データ放送、又は、文字放送等の放送番組の提供されるサービスの形式を示す。このサービス形式101fの識別子は、「Service type」である。
録画日時101gは、情報記録再生装置1が、例えば、HDD等の情報記録媒体へ記録を行なった日時を示す。この録画日時101gの識別子は、「Date」である。
尚、図6において、第1番組の番組情報111から第4番組の番組情報141の一具体例が示されている。
再び図4に示されるように、ステップS104について、より具体的には、図4中の矢印「A」で示された記録開始時点から、例えば、第1番組を含むHDD記録用TSデータ等の受信データ100に含まれる番組情報111、及び、番組コンテンツデータ112が取得されると共に、HDDへの記録が継続される。
特に、ユーザが所望した放送番組は、本願発明に係る「タイトル単位」の一具体例である第1タイトル201として構成されて、情報記録再生装置1のHDDに記録される。この第1タイトル201は、複数の番組コンテンツデータと、複数の放送番組とが、階層構造をなして構成されていてもよい。この階層構造を持つ第1タイトル201は、管理情報によって、複数の番組コンテンツデータと、複数の放送番組とを管理するように構成してもよい。
次に、システムCPU33の制御下で、取得されると共に、記録され続けている番組情報が切替わったか否かが判定される(ステップS105)。尚、前述したように情報記録再生装置1の記録開始の直後において、最初の番組情報111の取得時はこのステップS105は、省略される。より具体的には、図4中の「矢印S105a」において、第1番組の番組情報111から第2番組の番組情報121へ切替わったか否かが検知される。特に、この切替わったか否かの判定は、前述の図5において、説明した7種類の属性情報のうち、例えば、放送番組名101b等の特定の情報を判定基準として行われてもよい。より具体的には、図6に示されるように、「ミュージックフェア(第1番組)」、「海外秀作ドラマ(第2番組)」、「アテネオリンピック100m決勝(第3番組)」、及び、「日本の旅(第4番組)」等の放送番組名であれば、番組情報を一義的に識別可能であるので、切替わったか否かの判定を的確に行うことが可能となる。他方、第1タイトル201の記録を「午後7時09分」に開始した場合、図6に示されるように、録画日時101gは、第1タイトル201に含まれる全ての番組情報(111、121、131、及び、141)において共通であり、切替わることはないので、切替わりの判定基準としては好ましくない。また、図6に示された第3番組の放送形式101dのように、同一の放送番組においても、例えば、ハイビジョンからSDへと切替わる可能性があるため、同様に、切替わりの判定基準としては好ましくない。
ここで、番組情報が切替わった場合(ステップS105:Yes)、システムCPU33の制御下で、切替わる前の「n」番目の放送番組の記録時間を示した変数「Tn」が取得されると共に、メモリー部35において記憶される(ステップS106)。より具体的には、図7のテーブルにおいて示されるように、「n」番(即ち、n=0)の放送番組である第1番組に関する情報として、記録時間を示した変数「T0」が50分として記憶される。
次に、切替わる前の「n」番目の放送番組の番組情報を示した変数「In」が取得されると共に、メモリー部35において記憶される(ステップS107)。より具体的には、図7のテーブルにおいて示されるように、「n」番(即ち、n=0)の放送番組である第1番組に関する情報として、番組情報を示した変数「I0」が番組情報111として記憶される。
次に、変数「n」を「1」だけインクリメント(増加)させる、即ち、n=1とさせる(ステップS108)、と共に、システムCPU33の制御下で、新規に「1」番目の放送番組の記録時間の測定が開始される(ステップS102)。
放送番組の記録停止の指示が有るまで、ステップS102からステップS108までが繰り返される。より具体的には、図4中の矢印「S105b」において、第2番組の番組情報121から第3番組の番組情報131への切替わりが検知される。よって、図7のテーブルにおいて示されるように、「1」番目(即ち、n=1)の放送番組である第2番組に関する情報として、記録時間を示した変数「T1」が90分として記憶されると共に、番組情報を示した変数「I1」が番組情報121として記憶される。同様にして、図4中の矢印「S105c」において、第3番組の番組情報131から第4番組の番組情報141への切替わりが検知される。よって、図7のテーブルにおいて示されるように、「2」番目(即ち、n=2)の放送番組である第3番組に関する情報として、記録時間を示した変数「T2」が185分として記憶されると共に、番組情報を示した変数「I2」が番組情報131として記憶される。
他方、ここで、ステップS103の判定の結果、放送番組の記録停止の指示が、図4中の矢印「B」において、ユーザによって行なわれた場合(ステップS103:Yes)、直近の「n」番目の放送番組の記録時間を示した変数「Tn」が取得されると共に、メモリー部35において記憶される(ステップS109)。より具体的には、図7のテーブルにおいて示されるように、「n」番(即ち、n=3)の放送番組である第4番組に関する情報として、記録時間を示した変数「T3」が50分として記憶される。
次に、同じく直近の「n」番目の放送番組の番組情報を示した変数「In」が取得されると共に、メモリー部35において記憶される(ステップS110)。より具体的には、図7のテーブルにおいて示されるように、「n」番(即ち、n=3)の放送番組である第4番組に関する情報として、番組情報を示した変数「I3」が番組情報141として記憶される。
(3−2)最長の記録時間の決定
続いて、メモリー部35において記憶された複数の放送番組(即ち、第1番組から第4番組)に関する情報(図7を参照)に基づいて、システムCPU33の制御下で、最長の記録時間を有する放送番組を検索し、該放送番組の番組情報を、タイトルの属性情報として決定する動作について、以下のステップS111からステップS116を参照して説明する。尚、このステップS111からステップS116までは、変数「k」を「0」から「n」まで順次インクリメント(増加)させ、全ての記録時間が比較されることによって、最長の記録時間を有する放送番組の番組情報を検索するアルゴリズムを採用している。
先ず、変数「k」に「0」が代入されると共に、最長の記録時間を示す変数「Tmax」に「0」が代入される(ステップS111)。
次に、変数「k」(即ち、k=0)が、前述した変数「n」以下(より具体的には、n=3以下)であるか否かが判定される(ステップS112)。ここで、変数「k」(即ち、k=0)が、変数「n」以下(即ち、n=3以下)である場合(ステップS112:Yes)、更に、最長の記録時間を示す「Tmax」が「0」であるか否か、或いは、「k」番目の放送番組の記録時間「Tk」が、最長の記録時間「Tmax」と、時間軸方向の変動であるジッターの値を示した所定定数「α」との、和より大きいか否かが判定される(ステップS113)。尚、「α」は、具体的には、十数秒程度に設定してもよいし、チューナーの設定により1から10分程度に設定してもよい。ここで、最長の記録時間「Tmax」が「0」である、又は、「k」番目の放送番組の記録時間「Tk」が、最長の記録時間「Tmax」と、ジッターの値を示した所定定数「α」との、和より大きい場合(ステップS113:Yes)、この「k」番目の放送番組の番組情報「Ik」を、この第1タイトル201の番組情報として暫定的に決定する(ステップS114)。
次に、この「k」番目の番組の記録時間「Tk」を、最長の記録時間「Tmax」とする(ステップS115)。
次に、変数「k」を「1」だけインクリメント(増加)させる(ステップS116)。
次に、前述したように、再度、この変数「k」が、変数「n」以下であるか否かが判定される(ステップS112)。
他方、ここで、ステップS112の判定の結果、変数「k」が、変数「n」より大きくなった場合(ステップS112:No)、一連の記録動作は、終了される。
以上より、図7に示されるように、最長の記録時間を決定するための変数「k」は、「2」となり、「n=2」番目の放送番組である第3番組の記録時間「T2」の185分が、最長の記録時間となり、この第3番組の番組情報を示した変数「I2」の番組情報131が、第1タイトル201の属性情報として決定される。
その結果、図8に示される、タイトル一覧表200を、システムCPU33の制御下で、メモリー部35において例えば、ファイル等の形式で作成することが可能となる。より具体的には、タイトル一覧表200においては、第1タイトル201の属性情報として決定された番組情報131から、録画日時131gである「午後7時09分」、記録時間である185分、及び、放送番組名である「アテネオリンピック100m決勝」に加えて、例えば、サムネイル映像等の小さなデータ量の映像が表示されるようにしてもよい。
(情報記録装置の第2実施例)
次に、本発明の情報記録装置に係る第2実施例について説明する。尚、本発明の情報記録装置に係る第2実施例の構成及び基本的動作は、前述した第1実施例と概ね同様である。
次に、図9を参照して、本発明の情報記録装置に係る第2実施例の動作について説明する。ここに、図9は、本発明の情報記録装置の第2実施例に係る情報記録再生装置の動作の流れを概念的に示すフローチャートである。尚、第1実施例を示した図3と同様のステップには、同様のステップ番号を付すと共に、同様の変数には、同様の変数を付し、それらの説明は適宜省略する。
先ず、図9に示されるように、最長の記録時間を示す「Tmax」が初期化され、「Tmax」に「0」が代入される(ステップS201)。
次に、例えば、デジタル受信機38からシステムCPU33に対して、「記録指示」等のコマンドが送信された場合、「n」番目の放送番組の記録時間の測定が開始される(ステップS102)。
次に、システムCPU33の制御下で、ユーザから放送番組の記録停止の指示がなされたか否かが判定される(ステップS103)。ここで、ステップS103の判定の結果、ユーザから放送番組の記録停止の指示がなされなかった場合(ステップS103:No)、所定の時間間隔で送信される番組情報が取得され続ける(ステップS104)。
次に、システムCPU33の制御下で、取得されると共に、記録され続けている番組情報が切替わったか否かが判定される(ステップS105)。ここで、番組情報が切替わった場合(ステップS105:Yes)、システムCPU33の制御下で、切替わる前の放送番組の記録時間を示した変数「T」が取得されると共に、メモリー部35において記憶される(ステップS202)。
次に、最長の記録時間を示す「Tmax」が「0」であるか否か、或いは、取得及び記憶された放送番組の記録時間「T」が、最長の記録時間「Tmax」と、時間軸方向の変動であるジッターの値を示した所定定数「α」との、和より大きいか否かが判定される(ステップS113)。ここで、最長の記録時間「Tmax」が「0」である、又は、切替わる前の放送番組の記録時間「T」が、最長の記録時間「Tmax」と、ジッターの値を示した所定定数「α」との、和より大きい場合(ステップS113:Yes)、最長の記録時間「Tmax」に、切替わる前の放送番組の記録時間「T」が代入される(ステップS203)。
次に、この切替わる前の放送番組の番組情報を、この第1タイトル201の番組情報として暫定的に決定する(ステップS204)、と共に、システムCPU33の制御下で、新規の放送番組の記録時間の測定が開始される(ステップS102)。
他方、ステップS103の判定の結果、放送番組の記録停止の指示が、ユーザによって行なわれた場合(ステップS103:Yes)、現在記録中の放送番組の記録時間を示した変数「T」が取得されると共に、メモリー部35において記憶される(ステップS205)。
次に、前述したように、最長の記録時間を示す「Tmax」が「0」であるか否か、或いは、取得及び記憶された放送番組の記録時間「T」が、最長の記録時間「Tmax」と、時間軸方向の変動であるジッターの値を示した所定定数「α」との、和より大きいか否かが判定される(ステップS113)。ここで、最長の記録時間「Tmax」が「0」である、又は、切替わる前の放送番組の記録時間「T」が、最長の記録時間「Tmax」と、ジッターの値を示した所定定数「α」との、和より大きい場合(ステップS113:Yes)、現在記録中の放送番組の番組情報を、この第1タイトル201の番組情報として確定的に決定する(ステップS206)。
他方、最長の記録時間「Tmax」が「0」である、又は、切替わる前の放送番組の記録時間「T」が、最長の記録時間「Tmax」と、ジッターの値を示した所定定数「α」との、和以下である場合(ステップS113:No)、ステップS206は省略され、現在記録中の放送番組以前に決定されていた番組情報が、この第1タイトル201の番組情報として確定的に決定されることになる。
上述した実施例では、放送波の受信データとして、地上波デジタル放送を例にとって説明したが、BS(Broadcasting Satellite)や、CS(Communication Satellite)や、インターネット等を介して、放送番組に番組情報を付加して配信させるすべての放送形態に適用可能である。
また、上述の実施例では、情報記録装置の一例としてHDD付きのDVDレコーダ(プレーヤ)について説明したが、本発明は、磁気ディスクや、光ディスクのレコーダ(プレーヤ)に限られるものではなく、他の各種記録媒体並びにそのレコーダ(プレーヤ)にも適用可能である。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う情報記録装置及び方法、情報再生装置及び方法、並びに、記録制御用及び再生制御用のコンピュータプログラムもまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本発明に係る情報記録装置及び方法、情報再生装置及び方法、並びにコンピュータプログラムは、例えば、DVDレコーダやDVDプレーヤ等の情報記録再生装置に利用可能である。また、例えば民生用或いは業務用の各種コンピュータ機器に搭載される又は各種コンピュータ機器に接続可能な情報記録再生装置等にも利用可能である。

Claims (18)

  1. 放送番組を搬送すると共に該放送番組を識別するための番組情報が所定の時間間隔で埋め込まれている、搬送信号を受信する受信手段と、
    前記受信された搬送信号に基づいて、前記搬送された放送番組を、ユーザにより前記放送番組を複数含み得るように設定されるタイトル単位で情報記録媒体に記録する記録手段と、
    前記受信された搬送信号に基づいて、前記埋め込まれた番組情報のうち前記タイトル単位内で最長の記録時間を有する放送番組に対応する番組情報を、前記記録された又は記録されるタイトル単位に対応する対応番組情報として決定する決定手段と
    を備えることを特徴とする情報記録装置。
  2. 前記記録手段は、前記受信された搬送信号に基づいて、前記埋め込まれた番組情報を、前記搬送された放送番組に対応付けて前記情報記録媒体に記録し、
    前記決定手段は、前記記録された番組情報を用いて前記対応番組情報を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  3. 前記記録手段は、前記決定された対応番組情報を、前記記録された放送番組に対応付けて更に記録することを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  4. 前記決定手段は、
    前記番組情報により識別される放送番組の切替りを検知する検知手段と、
    前記検知された切替りに基づいて、前記タイトル単位内で、前記最長の記録時間を有する放送番組を特定する特定手段と
    を有し、
    前記埋め込まれた番組情報のうち、前記特定された放送番組に対応する番組情報を、前記対応番組情報として決定することを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  5. 前記特定手段は、前記切替りにより区分される複数の番組情報によって識別される複数の放送番組の記録時間を、相互に比較することにより、前記最長の記録時間を有する放送番組を特定することを特徴とする請求項4に記載の情報記録装置。
  6. 前記特定手段は、前記比較を行う場合に、前記複数の放送番組の記録時間にジッター量に相当するマージンを加算することを特徴とする請求項5に記載の情報記録装置。
  7. 前記特定手段は、前記切替りの前におけるi(但し、iは自然数)番目の番組情報を記憶し、前記切替りの後におけるi+1番目の番組情報により識別される放送番組の記録時間が前記i番目の番組情報により識別される放送番組の記録時間より長い場合に、前記i番目の番組情報に代えて前記i+1番目の番組情報を記憶する記憶手段を有し、
    前記最終的に記憶手段により記憶されている番組情報を、前記対応番組情報として決定することを特徴とする請求項4に記載の情報記録装置。
  8. 前記決定手段は、前記記録手段による前記タイトル単位の記録が停止された場合に、前記対応番組情報を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  9. 前記決定手段は、前記記録時間を測定する時間測定手段を有し、
    前記時間測定手段は、タイマーによって、前記記録時間を測定することを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  10. 前記時間測定手段は、前記受信手段によって、受信される前記番組情報の数に基づいて、前記記録時間を測定することを特徴とする請求項9に記載の情報記録装置。
  11. 前記搬送信号は、前記放送番組を構成する少なくとも一つの番組コンテンツデータがパケット単位で多重化されて構成されており、
    前記記録手段は、前記情報記録媒体において、前記タイトル単位を、前記放送番組と、前記番組コンテンツデータとが、階層構造をなすように記録することを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  12. 前記記録手段は、前記情報記録媒体において、前記タイトル単位を、前記階層構造を管理する管理情報に基づいて記録することを特徴とする請求項11に記載の情報記録装置。
  13. 前記決定手段は、前記タイトル単位が分割された場合、前記管理情報に基づいて、該分割されたタイトル単位の前記対応番組情報を決定することを特徴とする請求項12に記載の情報記録装置。
  14. 放送番組を搬送すると共に該放送番組を識別するための番組情報が所定の時間間隔で埋め込まれている、搬送信号を受信する受信工程と、
    前記受信された搬送信号に基づいて、前記搬送された放送番組を、ユーザにより前記放送番組を複数含み得るように設定されるタイトル単位で情報記録媒体に記録する記録工程と、
    前記受信された搬送信号に基づいて、前記埋め込まれた番組情報のうち前記タイトル単位内で最長の記録時間を有する放送番組に対応する番組情報を、前記記録された又は記録されるタイトル単位に対応する対応番組情報として決定する決定工程と
    を備えることを特徴とする情報記録方法。
  15. 請求項1に記載の情報記録装置に備えられた情報記録媒体に記録された少なくとも一つの前記タイトル単位を再生する再生手段を備えた情報再生装置であって、
    前記決定された対応番組情報を少なくとも一つ含むタイトル単位一覧情報を作成する作成手段と、
    前記作成されたタイトル単位一覧情報を表示又は出力する表示出力手段と
    を備えることを特徴とする情報再生装置。
  16. 請求項1に記載の情報記録装置に備えられた情報記録媒体に記録された少なくとも一つの前記タイトル単位を再生する再生手段を備えた情報再生装置における情報再生方法であって、
    前記決定された対応番組情報を少なくとも一つ含むタイトル単位一覧情報を作成する作成工程と、
    前記作成されたタイトル単位一覧情報を表示又は出力する表示出力工程と
    を備えることを特徴とする情報再生方法。
  17. 請求項1に記載の情報記録装置に備えられたコンピュータを制御する記録制御用のコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記受信手段、前記記録手段、及び、前記決定手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  18. 請求項15に記載の情報再生装置に備えられたコンピュータを制御する再生制御用のコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記再生手段、前記作成手段、及び、表示出力手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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