JP4475621B2 - メモリ制御回路の論理検証装置及び方法 - Google Patents

メモリ制御回路の論理検証装置及び方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリ制御回路の論理検証方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、プリンタ等に搭載される複数のメモリチップから構成されたメモリ回路やハードディスク等は、CPUから発生したメモリへのアクセス(メモリへの書き込み或いは読出し)を、当該メモリ回路に適応したアクセスに変換し、メモリ回路への実際のアクセスを行なうメモリ制御回路を有する。このようなメモリ制御回路は、アドレス等のアクセス情報を変換する論理演算が行なわれるので、設計時においては、その論理検証を行なう必要がある。メモリ制御回路の論理検証方法としては、以下のような方法が知られている。
【0003】
(1)図8の(a)に示すように、CPUモデル801に所定のテストプログラムを実行させ、メモリ制御回路802を介したメモリモデル803へのデータ書き込みや読み出しを行なう。比較検証部804は、CPUモデル801から発行されたアクセス情報に基づいて、メモリ制御回路802を介してメモリモデル803をアクセスしてデータの読み出しを行ない、CPUモデル801による書き込みデータとの比較検証を行う。
【0004】
(2)図8の(b)に示すように、CPUモデル801に所定のテストプログラムを実行させ、メモリ制御回路802を介したメモリモデル803へのデータ書き込みや読み出しを行なう。比較検証部805は、CPUモデル801から発行されたアクセス情報に基づいて、メモリモデル803の書き込まれるべき領域から直接データを読み出し、CPUモデル801による書き込みデータとの比較検証を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記(1)の検証方法においては、CPUモデル801も比較検証部804も同じメモリ制御回路802を介してメモリモデル803へのアクセスを行なう。このため、CPUモデル801からのアクセスによってメモリモデル803の不正な領域に対して書き込みや読み出しが行われた場合でも、CPUモデル801による書き込みデータと比較検証部804による読み出しデータは一致してしまい、これを検証することはできない。
【0006】
また、上記(2)の検証方法によれば、メモリモデル803の不正な領域だけに書き込みや読み出しが行われた場合には、それを検証することができる。しかしながら、メモリモデル803の正しい領域と不正な領域に対してデータが同時に書き込まれた場合には、これを検証することはできない。比較検証部805は、あくまでも正しい領域に対するデータを検証するのみだからである。また、正しい領域への多重アクセスも検証できない。なお、多重アクセスとは、メモリへのアクセスが1度で良いのに複数回アクセスしてしまうバグのことである。このような多重アクセスでは、Read/Writeともデータは変わらないため、検証は通ってしまうが、無駄なアクセスによるパフォーマンス低下を招く。
【0007】
すなわち、従来の検証方法においては、メモリモデル803へ書き込まれた結果を読み出して検証するのみであるため、上記のように充分な検証をすることができない。また、上記検証方法(1)及び(2)のいずれにおいても、書き込み・読み出し・比較といった一連の動作が検証に必要であり、検証効率が悪い。
【0008】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、メモリ制御回路のメモリアクセスに関わる論理検証の精度と効率を高めることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明によるメモリ制御回路の論理検証装置は以下の構成を備える。すなわち、
メモリ制御回路を論理検証する装置であって、
所定の検証プログラムに沿って、前記メモリ制御回路にメモリへのアクセスを要求する要求手段と、
前記メモリ制御回路が実行するアクセスに従って動作するメモリモデルと、
前記要求手段の要求によって該要求手段と前記メモリ制御回路との間に発生するトランザクションに基づく情報を第1のトランザクション情報として保持する第1の保持手段と、
前記メモリ制御回路の前記アクセスによって該メモリ制御回路と該メモリモデルとの間に発生するトランザクションに基づく情報を第2のトランザクション情報として保持する第2の保持手段と、
前記第1のトランザクション情報と前記第2のトランザクション情報とを比較する比較手段と、
前記比較手段によって、対応する前記第1のトランザクション情報と前記第2のトランザクション情報とが一致すると判定された場合に、一致するトランザクション情報を第1と第2の保持手段から消去する消去手段と、
前記検証プログラムが終了した後に、前記第1と第2の保持手段の少なくともどちらか一方にトランザクション情報が残っている場合にエラーが発生したと判定する検証手段とを備える
【0010】
また、上記の目的を達成するための本発明によるメモリ制御回路の論理検証方法は、
論理検証装置のCPUが実行するメモリ制御回路の論理検証方法であって、
所定の検証プログラムに沿って、要求手段が前記メモリ制御回路にメモリへのアクセスを要求する要求工程と、
前記要求手段の要求によって該要求手段と前記メモリ制御回路との間に発生するトランザクションに基づく情報を第1のトランザクション情報として保持する第1の保持工程と、
前記メモリ制御回路の前記アクセスによって該メモリ制御回路と該メモリモデルとの間に発生するトランザクションに基づく情報を第2のトランザクション情報として保持する第2の保持工程と、
前記第1のトランザクション情報と前記第2のトランザクション情報とを比較する比較工程と、
前記比較工程において、対応する前記第1のトランザクション情報と前記第2のトランザクション情報とが一致すると判定された場合に、一致するトランザクション情報を消去する消去工程と、
前記検証プログラムが終了した後に、前記第1または第2の保持工程で保持されたトランザクション情報が残っている場合にエラーが発生したと判定する検証工程とを有する
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
【0012】
図1は本実施形態によるメモリ制御回路検証装置の構成を説明するブロック図である。図1において、101は中央制御回路の仮想動作モデル(以下、CPUモデル)、102は検証対象のメモリ制御回路、103はCPUモデル101とメモリ制御回路102を電気的信号で接続するシステムバス、104はシステムバス103上のトランザクション動作を監視し、トランザクション情報を格納するトランザクションモニタ、105はメモリの仮想動作モデル(以下、メモリモデル)、106は検証テストプログラムであり、CPUモデル101はこのプログラムを実行してメモリ制御回路102への書き込み・読み出し動作を行う。また、107はシステムバス上のトランザクション情報とメモリモデルのトランザクション情報とを比較検証するメモリアクセスチェッカーである。
【0013】
図7は本実施形態によるメモリ制御回路検証装置における検証処理機能を実現する機能構成を示すブロック図である。700はテストベンチであり、検証テストプログラム106とCPUモデル101を含み、メモリ制御回路の論理検証環境を提供する。テストベンチ700において、検証テストプログラム106は、CPUモデル101に対してメモリへの書き込み・読み出し要求を行う。CPUモデル101は検証テストプログラム106よりメモリへの書き込み・読み出しを行なうための要求を受け取ると、システムバス103を介して、メモリ制御回路102にメモリへの書き込み・読み出し要求を発行する。
【0014】
本実施形態では、メモリへの書き込みに際して出力される書き込みアドレスと書き込みデータ、メモリからの読み出しに際して出力される読出アドレスとそのアクセス結果である読み出しデータを総称してトランザクション情報という。システムバス上を監視しているトランザクションモニタ104は、メモリ制御回路102とCPUモデル101との間のトランザクション情報710をトランザクション配列701に逐次格納していく。
【0015】
トランザクション情報710を受け取ったメモリ制御回路102は当該トランザクション情報によって要求されたメモリのアドレス空間に対してデータの書き込み・読み出し動作を行うべく、メモリモデル105に対して書き込み・読出要求を発行する。メモリモデル105は、この書き込み・読出要求に応じた応答をメモリ制御回路102に返す。また、メモリモデル105は、この書き込み・読出要求を表わすトランザクション情報をトランザクション配列702に格納し、アクセスが発生したことをメモリアクセスチェッカー107へ通知する。このときメモリアクセスチェッカー107は、メモリモデル105内のトランザクション配列702に格納されているトランザクション情報について、必要に応じてアドレス変換するなどして、メモリアドレス空間とシステムバス上のアドレス空間の整合をとったうえで、トランザクションモニタ104のトランザクション配列701内に格納されているトランザクション情報と一致する(或いは等価)かを確認する。
【0016】
この比較の結果、メモリモデル105に対してなされたアクセスとその結果を表わすトランザクション配列702に格納されているトランザクション情報が、トランザクションモニタ104内のトランザクション配列701に格納されているトランザクション情報と一致するとの確認がとれれば、メモリアクセスチェッカー107は、当該トランザクション情報をトランザクション配列701およびメモリのトランザクション配列702の双方より削除する。一方、確認がとれない場合には、CPUモデル101からメモリ制御回路102へ発行されたアクセスとは異なるアクセスがメモリモデル105に発生したことになるのでエラーとする。また、検証テストプログラム106を終了した時点で、トランザクション配列701にトランザクション情報が残った場合は、CPUモデル101からメモリ制御回路102へ発行されたアクセス要求がメモリモデル105に対して発生していないことになるので、やはりエラーとする。同じく検証テストプログラム106を終了した時点で、メモリモデル105内のトランザクション配列702にトランザクション情報が残った場合は、正しい領域と同時に不正な領域に対してもデータが書き込まれていたことになるので、やはりエラーとする。
【0017】
以上のようにしてメモリ制御回路102の論理検証を行う。以下、図2乃至図4のフローチャートを参照して本実施形態による、メモリ制御回路の論理検証処理について更に詳しく説明する。
【0018】
図2は、シミュレーション時における、検証テストプログラム106とCPUモデル101による動作アルゴリズム例を示すフローチャートである。シミュレーションが開始されると、ステップS201で検証プログラム106が実行される。検証プログラム106はメモリへのアクセス要求を含み、ステップS202では検証プログラム106がCPUモデル101に対しメモリへのアクセスを要求する。するとステップS203において、CPUモデル101は、当該アクセス要求に従ってシステムバス103にトランザクションを発行する。
【0019】
そして、ステップS204でメモリ制御回路102からの応答を待ち、応答があったならばステップS205へ進む。検証プログラム106が終了していなければ、ステップS201へ戻り、検証プログラム106の次の要求を上記と同様の方法で処理する。以上の処理が、ステップS205で検証プログラムの終了と判断されるまで繰り返される。
【0020】
図3は、本実施形態によるトランザクションモニタ104におけるアルゴリズム例を示すフローチャートである。ステップS303において検証プログラム106の終了と判定されるまで、以下の処理を繰り返す。
【0021】
ステップS301でシステムバス103上にトランザクションが発生したか否かを監視し、トランザクションが発生したらステップS302へ進む。ステップS302では、発生したアクセスに起因するトランザクション情報(アドレス、データ等)をトランザクション配列701に格納する。
【0022】
図4は、本実施形態によるメモリアクセスチェッカー107のアルゴリズム例を示すフローチャートである。まず、ステップS406において検証プログラムが終了するまで、或いはエラーが検出されるまでの間、以下のステップS401〜S404が繰り返される。
【0023】
ステップS401でメモリアクセスチェッカー107はメモリモデル105からのアクセス発生の通知を待つ。アクセスが発生したならばステップS402へ進み、メモリモデル105に対するアクセス内容(トランザクション配列702内のトランザクション情報)をトランザクションモニタ104のトランザクション配列701に(ステップS302で)格納されたトランザクション情報と比較する。ステップS402による比較の結果、アクセス内容が一致した場合は、ステップS404へ進み、当該トランザクション情報をトランザクションモニタ104に格納されたトランザクション配列701及びメモリモデル105に格納されたトランザクション配列702から削除する。
【0024】
一方、ステップS402による比較の結果が不一致だった場合は、ステップS403からステップS405へ進み、エラー処理を行い本シミュレーションを終了する。
【0025】
検証プログラムが終了すると、ステップS406からステップS407ヘ進み、トランザクションモニタ104に格納されたトランザクション配列701及びメモリモデル105に格納されたトランザクション配列702が空になっているかどうかを確認する。トランザクション配列701が空になっていない場合は、発行したトランザクションがメモリモデル105へのアクセスとして反映されていないのであるから、ステップS405でエラーとして処理される。また、トランザクション配列702が空になっていない場合は、正しい領域と同時に不正な領域に対してもデータが書き込まれていたことになるので、ステップS405でエラーとして処理される。一方、トランザクションモニタ104に格納されたトランザクション配列701が空の場合は正常としてシミュレーションを終了する。
【0026】
図5は、本実施形態のトランザクションモニタ104のプログラム例を示した図である。
【0027】
501はトランザクションを格納する構造体、すなわちトランザクション配列701を定義する部分である。この構造体は、アドレス・リードもしくはライト・バイトレーン・データで構成されている。この例ではシステムバスを32ビット幅と想定しており、8ビットのバイトデータごとのマスク情報がバイトレーンで示される。502はトランザクションモニタ104によるトランザクションの監視(ステップS301)を行なう部分である。システムバス上のトランザクション発生を検知すると、503でそのトランザクションのトランザクション情報をトランザクション情報配列に追加する(ステップS302)。
【0028】
504は特定のトランザクションと格納されているトランザクションの配列とを比較するプログラムであり、格納されている配列内に見つからなければエラーとする。一致するトランザクションが見つかった場合はその配列を削除する。この処理は、上記図4のステップS402〜S405に相当するものであり、図6で後述するように、メモリモデル105からこの部分(504)の処理を実行させることになる。
【0029】
図6は、メモリアクセスチェッカー107のプログラム例を示した図である。601はメモリモデルの機能拡張を示している。602ではメモリモデルへのアクセスイベントを待ち、アクセスイベントが起きたらアクセスされたメモリのアドレス・リードもしくはライト・バイトレーン・データの情報をもとに、603でトランザクションモニタに格納されたトランザクション配列との比較を行う。603では、メモリモデルに対するトランザクション情報を引数として、図5の504で示した部分を起動する。
【0030】
以上説明したように、本実施形態において、トランザクションモニタ104は、メモリ制御回路102が接続するシステムバス103上のトランザクションを監視し、発生したトランザクションをトランザクション配列701に格納する。そして、実メモリと同じ動作する論理検証用のメモリモデル105はトランザクション配列702を有する。メモリアクセスチェッカー107は、メモリモデル105へのアクセスが発生した場合に、メモリモデル105内のトランザクション配列702に格納されているトランザクションとトランザクションモニタ104のトランザクション配列701に格納されたトランザクションとを比較、検証し、両トランザクションが一致していたらトランザクション配列701及び702から削除していく。この比較検証でトランザクションの一致が得られない場合、或いは検証テストプログラムを終了した時点でトランザクション配列701及び702にトランザクション情報が残った場合には、エラーがあると判定する。
【0031】
以上のような構成としたことにより、以下の効果が得られる。
1.メモリ制御回路102とCPUモデル105の間のトランザクションと、メモリ制御回路102とメモリモデル105の間のトランザクション同士を比較するので、検証精度が向上する。すなわち、
a.メモリモデルの不正な領域へのデータの書き込み・読み出しの検証が可能となる。
b.正しい領域と不正な領域に同時にデータの書き込みが発生した場合の検証が可能となる。
c.トランザクションで実際には発生していないアクセスがメモリに発生したことを検出できるため、正しい領域への多重アクセスの検証が可能となる。
【0032】
2.メモリ領域へのトランザクションについての比較検証はトランザクションモニタとメモリモデルが実行するので、検証テストプログラムはあらゆるメモリ領域への書き込みもしくは読み出しを行うだけでよく、検証テストプログラムの簡素化、検証効率の向上が達成される。
【0033】
3.メモリトランザクションにメモリモデルが対応すれば、メモリチェッカーはメモリの種類に関わらずこの機能を流用でき、検証効率が向上する。
【0034】
なお、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0035】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0036】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
【0037】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0038】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、メモリ制御回路のメモリアクセスに関わる論理検証の精度と効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態によるメモリ制御回路検証装置の構成を説明するブロック図である。
【図2】シミュレーション時における、検証テストプログラムとCPUモデルによる動作アルゴリズム例を示すフローチャートである。
【図3】本実施形態によるトランザクションモニタにおけるアルゴリズム例を示すフローチャートである。
【図4】本実施形態によるメモリアクセスチェッカーのアルゴリズム例を示すフローチャートである。
【図5】本実施形態のトランザクションモニタのプログラム例を示した図である。
【図6】メモリアクセスチェッカーのプログラム例を示した図である。
【図7】本実施形態によるメモリ制御回路検証装置における検証処理機能を実現する機能構成を示すブロック図である。
【図8】メモリ制御回路の一般的な論理検証方法を説明する図である。

Claims (9)

  1. メモリ制御回路を論理検証する装置であって、
    所定の検証プログラムに沿って、前記メモリ制御回路にメモリへのアクセスを要求する要求手段と、
    前記メモリ制御回路が実行するアクセスに従って動作するメモリモデルと、
    前記要求手段の要求によって該要求手段と前記メモリ制御回路との間に発生するトランザクションに基づく情報を第1のトランザクション情報として保持する第1の保持手段と、
    前記メモリ制御回路の前記アクセスによって該メモリ制御回路と該メモリモデルとの間に発生するトランザクションに基づく情報を第2のトランザクション情報として保持する第2の保持手段と、
    前記第1のトランザクション情報と前記第2のトランザクション情報とを比較する比較手段と、
    前記比較手段によって、対応する前記第1のトランザクション情報と前記第2のトランザクション情報とが一致すると判定された場合に、一致するトランザクション情報を第1と第2の保持手段から消去する消去手段と、
    前記検証プログラムが終了した後に、前記第1と第2の保持手段の少なくともどちらか一方にトランザクション情報が残っている場合にエラーが発生したと判定する検証手段とを備えることを特徴とする論理検証装置。
  2. 更に、前記比較手段によって、対応する前記第1と第2のトランザクション情報が互いに一致しないと判定された場合に、前記検証手段は、エラーが発生したと判定することを特徴とする請求項1に記載の論理検証装置。
  3. 前記第1の保持手段は、前記要求手段と前記メモリ制御回路を結ぶバス上の信号を監視して前記第1のトランザクション情報を逐次的に保持し、
    前記検証手段は、前記第2の保持手段に保持している第2のトランザクション情報に対応する第1のトランザクション情報が存在しない場合に、エラーが発生したと判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の論理検証装置。
  4. 前記トランザクション情報がアクセス先のメモリアドレス及び/又はデータとを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の論理検証装置。
  5. 前記要求手段が前記検証テストプログラムを実行するCPUモデルを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の論理検証装置。
  6. 論理検証装置のCPUが、メモリ制御回路が実行するアクセスに従って動作するメモリモデルを用いて実行する、前記メモリ制御回路の論理検証方法であって、
    所定の検証プログラムに沿って、要求手段が前記メモリ制御回路にメモリへのアクセスを要求する要求工程と、
    前記要求手段の要求によって該要求手段と前記メモリ制御回路との間に発生するトランザクションに基づく情報を第1のトランザクション情報として保持する第1の保持工程と、
    前記メモリ制御回路の前記アクセスによって該メモリ制御回路と前記メモリモデルとの間に発生するトランザクションに基づく情報を第2のトランザクション情報として保持する第2の保持工程と、
    前記第1のトランザクション情報と前記第2のトランザクション情報とを比較する比較工程と、
    前記比較工程において、対応する前記第1のトランザクション情報と前記第2のトランザクション情報とが一致すると判定された場合に、一致するトランザクション情報を消去する消去工程と、
    前記検証プログラムが終了した後に、前記第1または第2の保持工程で保持されたトランザクション情報が残っている場合にエラーが発生したと判定する検証工程とを有することを特徴とする論理検証方法。
  7. 更に、前記比較工程によって、対応する前記第1と第2のトランザクション情報が互いに一致しないと判定された場合に、前記検証工程において、エラーが発生したと判定することを特徴とする請求項6に記載の論理検証方法。
  8. 前記第1の保持工程では、前記要求手段と前記メモリ制御回路を結ぶバス上の信号を監視して前記第1のトランザクション情報を逐次的に保持し、
    前記検証工程では、保持している第2のトランザクション情報に対応する第1のトランザクション情報が存在しない場合に、エラーが発生したと判定することを特徴とする請求項6又は7に記載の論理検証方法。
  9. 前記トランザクション情報がアクセス先のメモリアドレス及び/又はデータとを含むことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の論理検証方法。
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