JP4474983B2 - ディスクロータ - Google Patents

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本発明は、ディスクロータに関する。とりわけブレーキパッドを押し付けて制動力を得る摺動面を有するディスク部を備え、そのディスク部の摺動面に溝が形成されているディスクロータに関する。
従来、種々のタイプのディスクロータが知られており、例えば特許文献1に記載のディスクロータが知られている。
特許文献1に記載のディスクロータは、ブレーキパッドを押し付けて制動力を得る摺動面を有するディスク部を備えている。そしてディスク部の摺動面には、ディスク部の軸芯から偏心させた円環状の溝が形成されている。溝は、様々な効果を狙って形成されたものであって、例えばフェード(制動時にパッドが高熱になりパッドの樹脂成分からガスが発生して制動力が低下してしまう現象)を低減させる効果や、摩耗粉を除去する効果などを狙って形成されたものである。
実開昭60−14329号公報
しかし雨天時等には、溝内に水が入り込んでしまう場合がある。そして円環状の溝の場合には、溝の外に水が吐出されにくく、溝内に水が溜まったままになりやすかった。例えば溝に入り込んだ水は、ディスクロータを回転させた場合であっても溝に沿って移動するのみで溝の外に吐出されにくかった。そのため特許文献1に係るディスクロータは、溝内に入り込んだ水によってウォータフェード特性が低下してしまうという問題があった。
そこで本発明は、溝が摺動面内において環状あるいは摺動面内において始端と終端とを有しているディスクロータにおいて、溝内の水を効率良く吐出すことができるディスクロータを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備えるディスクロータであることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によると、溝は、摺動面内において環状あるいは摺動面内において始端と終端とを有していて、摺動面の外周端縁を突っ切らない構成になっている。そしてディスク部には、インナ側およびアウタ側の摺動面の溝の溝底からディスク部の外周面に連通する水抜き経路がディスク部の厚み方向に互いに対向しないように夫々形成されている。
したがって溝内に溜まった水は、水抜き経路を経由して溝の外に吐出され得る。かくしてディスクロータは、溝内に入り込んだ水によってウォータフェード特性が低下するという現象が少なくなる。
請求項に記載の発明によると、ディスク部は、インナ側の摺動面を有するインナプレートと、アウタ側の摺動面を有するアウタプレートと、インナプレートとアウタプレートとの間に設けられた通風路とを有している。水抜き経路は、インナ側の摺動面またはアウタ側の摺動面に形成された溝の溝底から通風路に貫通する構成になっている。
したがって溝内に溜まった水は、水抜き経路を経由して通風路に吐出され得る。
請求項に記載の発明によると、水抜き経路は、溝の溝底からディスク部の外周縁側に向けて斜めに延出する構成になっている。
したがって溝に溜まった水は、水抜き経路に流れ、水抜き経路に流れた水は、ディスク部の回転による遠心力を利用して溝の外に吐出される。かくして溝に溜まった水は、容易に溝の外に吐出され得る。
請求項に記載の発明によると、水抜き経路は、ディスク部の軸中心から最も遠い溝の最外周部から延出する構成になっている。
したがって溝に入り込んだ水は、先ず、ディスクロータを回転させた際に生じた遠心力を利用して溝の最外周部に向けて溝に沿って流れる。そして最外周部から延出する水抜き経路を利用して溝の外に吐出される。そのため水抜き経路は、溝に入り込んだ水を効率良く溝の外に吐出すことができる。

(実施の形態1)
実施の形態1を図1〜3にしたがって説明する。
実施の形態1に係るディスクロータ1は、図1に示すようにベンチレーテッド型のディスクロータであって、ディスク部2と取付部(ハット部)5を有している。ディスク部2は、円盤状に形成されたインナプレート3とアウタプレート4を対向状に有している。そして対向するインナプレート3とアウタプレート4の間には、複数の羽根(20,21)が設けられており、複数の羽根(20,21)の間には、通風路22が形成されている。
取付部5は、円盤状のフランジ部51と、筒状の連結部50を有している。
フランジ部51は、ホイールハブ10のスタッドボルトが取付けられる複数の取付穴52を有している。連結部50は、フランジ部51の外周端縁とディスク部2の内周端縁とを連結する構成になっている。
アウタプレート4は、図2に示すようにアウタ側(車両外側)のブレーキパッドが押圧される円盤状の摺動面40を有している。
摺動面40には、フェードを低減させる効果や摩耗粉を除去する効果などを狙った溝41が形成されている。
溝41は、ディスク部2に対して偏心した環状(例えば円環状)の構成になっている。したがって溝41は、摺動面40内にて閉ループの構成になっており、摺動面40の外周端縁40aを突っ切らない構成になっている。
アウタプレート4には、図2に示すように水抜き経路42が形成されている。
水抜き経路42は、図3に示すように溝41の溝底一部からディスク部2の厚み方向に貫通する貫通孔状に形成されており、通風路22に貫通している。
水抜き経路42が設けられる位置は、図2に示すようにディスク部2の軸中心から最も遠い溝41の最外周部であって、羽根(20,21)を避けた位置である。水抜き経路42の径の大きさは、溝41の溝幅よりも細い。そのため水抜き経路42によって摺動面40の面積が減ることが防止されている。
インナプレート3は、インナ側(車両内側)のブレーキパッドが押圧される円盤状の摺動面30を有しており、摺動面30には、ディスク部2に対して偏心した環状(例えば円環状)の溝31が形成されている。
溝31は、アウタプレート4の溝41とほぼ同じ形状であるが、アウタプレート4の溝41に対して軸中心Cに180°回転させた位置に形成されている。このためディスクロータ1は、バランス良く軸中心C周りに回転し得る構成になっている。
インナプレート3にも、図2に示すように水抜き経路32が形成されている。
水抜き経路32は、図3に示すように溝31の溝底一部から通風路22に貫通している。水抜き経路32が設けられる位置は、図2に示すようにディスク部2の軸中心から最も遠い溝31の最外周部である。そして水抜き経路42の径は、溝31の溝幅よりも細い。
羽根(20,21)は、図2に示すようにディスク部2の内周縁側から外周縁縁に向けて径方向に延出する構成であって、複数の羽根(20,21)は、長フィン20と短フィン21の二種類から構成されている。
長フィン20は、短フィン21よりも径方向に長い構成になっている。長フィン20と短フィン21は、周方向に交互に配設されており、その間隔は、ほぼ等間隔になっている。そして図2への記載は省略しているがディスク部2の全周に沿って長フィン20と短フィン21とが交互に配設されている。
長フィン20と短フィン21は、図3に示すようにインナプレート3とアウタプレート4の間に立設されており、インナプレート3とアウタプレート4を所定距離に保持している。そしてインナプレート3とアウタプレート4の間の空間が図2に示すように長フィン20と短フィン21とによって区画され、これによってインナプレート3とアウタプレート4の間には、複数の通風路22が形成されている。
長フィン20と短フィン21は、伝熱性が高く、インナプレート3とアウタプレート4に生じた摩擦熱を通風路22内の風を利用して放熱する。
長フィン20と短フィン21は、ディスクロータ1を回転させた際に、ディスクロータ1の軸中心C側から外周方向に空気を送るポンプ作用を有している。したがって長フィン20と短フィン21は、通風路22内の空気を外周側に向けて押出し、通風路22内の風速を高めている。このため長フィン20と短フィン21は、通風路22内の風速を利用して放熱作用を高める構成になっている。
以下に、雨天時等において溝31,41に水が入り込んだ状態について説明する。
水が溝31,41内に入り込んだ場合は、水が表面張力等によって溝31,41に留まってしまう。この状態においてディスクロータ1が回転した場合、溝31,41に入り込んだ水は、遠心力によってディスク部2の軸中心Cから最も遠い溝31,41の最外周部に向けて溝31,41に沿って移動する。最外周部に達した水は、最外周部から延出する水抜き経路32,42に入り込む。
水抜き経路32,42は、図3に示すように通風路22に貫通している。通風路22内は、羽根(20,21)によって風速が速くなっており、これによって通風路22内には負圧が生じている。したがって水抜き経路32,42の入口側と出口側の間には、気圧差が生じている。そのため水抜き経路32,42内の水は、その気圧差を利用して通風路22に吸出され得る。
以上のようにしてディスクロータ1が形成されている。
すなわちディスク部2には、図3に示すように溝31,41に溜まった水を抜くために、溝31,41の溝底からディスク部2の厚み方向に貫通する水抜き経路32,42が形成されている。
したがって溝31,41内に溜まった水は、水抜き経路32,42を経由して溝の外に吐出され得る。かくしてディスクロータ1は、溝31,41内に入り込んだ水によってウォータフェード特性が低下するという現象が少なくなる。
水抜き経路32,42は、貫通孔状に形成されている。そのため水抜き経路32,42は、容易に形成され得る。
水抜き経路32,42は、通風路22に生じた負圧を利用して溝31,41内に溜まった水を通風路22に吐出す構成になっている。
したがって溝31,41内に溜まった水は、水抜き経路32,42の出口側である通風路22の負圧を利用して強制的に通風路に吸出され得る。そのため水抜き経路32,42は、溝31,41内に溜まった水を確実に通風路22に吐出すことができる。
水抜き経路32,42は、図2に示すようにディスク部2の軸中心から最も遠い溝31,41の最外周部から延出する構成になっている。
したがって溝31,41に入り込んだ水は、先ず、ディスクロータ1を回転させた際に生じた遠心力を利用して溝31,41の最外周部に向けて溝31,41に沿って流れる。そして最外周部から延出する水抜き経路32,42を利用して溝31,41の外に吐出される。そのため水抜き経路32,42は、溝31,41に入り込んだ水を効率良く溝の外に吐出すことができる。
(実施の形態2)
実施の形態2を図4にしたがって説明する。
実施の形態2は、実施の形態1とほぼ同様に形成されている。しかし実施の形態2に係るディスクロータ1は、溝41(31)に対して複数の水抜き経路43,44(33,34)を有している点が実施の形態1と異なっている。以下、異なっている点を中心に実施の形態2について説明する。
水抜き経路43,44(33,34)は、ディスク部2の軸中心Cから最も遠い溝41(31)の最外周部近傍位置の溝底に並設されている。水抜き経路43,44(33,34)のピッチは、すべての水抜き経路43,44(33,34)が羽根(20,21)によって塞がれることを防止するために、(1)羽根(20,21)のピッチの整数倍と同じ大きさになっておらず、かつ(2)羽根(20,21)の周方向の幅よりも大きくなっている。
したがって水抜き経路33,34を設けたインナプレート3に羽根(20,21)を組付ける場合の位置合せが不要な構成になっている。あるいは水抜き経路43,44を設けたアウタプレート4に羽根(20,21)を組付ける場合の位置合せが不要な構成になっている。
(実施の形態3)
実施の形態3を図5にしたがって説明する。
実施の形態3は、実施の形態1とほぼ同様に形成されている。しかし実施の形態3に係るインナプレート3とアウタプレート4には、複数の環状の溝60,61,64,65と複数の水抜き経路62,63,66,67が形成されている。以下、異なる点を中心に実施の形態3について説明する。
インナプレート3とアウタプレート4には、第一の溝60,64と第二の溝61,65が設けられており、これらは、ディスク部2の軸中心から偏心した環状に形成されている。第二の溝61,65は、第一の溝60,64に対して軸中心Cに180°回転させた位置に形成されている。したがって第一の溝60,64と第二の溝61,65は、二箇所において交差している。
またインナプレート3側の溝64,65は、アウタプレート4側の60,61に対して軸中心Cに90°回転させた位置に形成されている。このためディスクロータ1は、バランス良く軸中心C周りに回転し得る構成になっている。
水抜き経路62,63,66,67は、それぞれディスク部2の軸中心から最も遠い第一の溝60,64の最外周部、あるいは第二の溝61,65の最外周部に設けられている。そして水抜き経路62,63,66,67は、溝60,61,64,65の溝底から通風路に貫通する構成になっている。
(実施の形態4)
実施の形態4を図6,7にしたがって説明する。
実施の形態4は、実施の形態1とほぼ同様に形成されている。しかし実施の形態4に係るディスクロータ1は、ソリッド型のディスクロータであって通風路を有していない形態である。さらにディスク部2には、図7に示すように水抜き経路73,75が設けられているが、水抜き経路73,75が、ディスク部2の外周縁側に向けて斜めに延出する構成になっている。以下、これら相違点を中心に実施の形態4について説明する。
ディスク部2は、図7に示すようにインナ側とアウタ側のそれぞれに円盤状の摺動面70,71を有しており、摺動面70,71には、図6に示すようにディスク部2中心に対して偏心した円環状の溝72,74が形成されている。
アウタ側の摺動面71の溝74は、インナ側の摺動面70の溝72とほぼ同じ形状であるが、インナ側の摺動面70の溝72に対して軸中心Cに180°回転させた位置に形成されている。
水抜き経路73,75は、ディスク部2の軸中心から最も遠い溝72,74の最外周部に設けられており、図7に示すように溝72,74の溝底からディスク部2の厚み方向に延出するとともにディスク部2の外周縁側に向けて延出している。そして水抜き経路73,75は、ディスク部2の外周面に貫通している。
したがって溝72,74に溜まった水は、水抜き経路73,75に流れ、水抜き経路73,75に流れた水は、ディスク部2の回転による遠心力を利用して溝72,74の外に吐出される。かくして溝72,74に溜まった水は、容易に溝72,74の外に吐出され得る。
(実施の形態5)
実施の形態5を図8にしたがって説明する。
実施の形態5は、実施の形態1とほぼ同様に形成されている。しかし実施の形態5に係る溝は、環状になっていない点において実施の形態1と異なっている。以下、異なる点を中心に実施の形態5について説明する。
ディスク部2のアウタ側の摺動面40には、複数(例えば四つ)の溝80が形成されている。溝80は、ディスク部2の内周縁寄りに始端80aを有し、始端80aからディスク部2の外周方向に斜めにほぼ直線状に延出している。すなわち溝80は、周方向にも延出した構成になっている。そして溝80は、ディスク部2の外周縁寄りに終端80bを有している。
したがって溝80は、始端80aと終端80bを摺動面40内に有しており、摺動面40の外周端縁40aを突っ切らない構成になっている。
ディスク部2は、各溝80の溝底から延出する水抜き経路81を有している。水抜き経路81は、溝80の終端80b、換言するとディスク部2の軸中心から最も遠い溝80の最外周部の溝底からディスク部2の厚み方向に延出し、通風路に貫通している。
また図8への記載は省略しているが、ディスク部2は、インナプレートを有し、インナプレートにもアウタプレート4と同様の溝と水抜き経路が形成されている。
(他の実施の形態)
本発明は、実施の形態1〜5に限定されず、以下の形態であってもよい。
(1)実施の形態1〜4に係る溝は、円環状の形態であった。しかし溝は、環状であればどんな形態であっても良く、例えば楕円形、星形、多角形などの環状の形態であっても良い。また実施の形態5に係る溝は、始端と終端が摺動面内にあってほぼ直線状の形態であった。しかし溝の始端と終端とが摺動面内にあって、溝が摺動面の外周端縁を突っ切らない形態であれば、ほぼ直線状の形態に限定されず、どんな形態であっても良い。
(2)実施の形態1〜3,5に係る水抜き経路は、溝の溝底からディスク部の軸線とほぼ平行に延出する形態であった。しかし水抜き経路が、実施の形態4の水抜き経路と同様に、溝の溝底からディスク部の外周縁側に向けて斜めに延出する形態であっても良い。これにより水抜き経路に流れた水は、遠心力を利用して水抜き経路から強制的に吐出され得るからである。
そして水抜き経路は、外周縁側に向けて斜めに延出すると同時に、通風路に貫通する形態であることが好ましい。これにより通風路内の水は、遠心力と気圧差とを利用して確実に吐出され得るからである。
(3)実施の形態1〜3,5に係るディスクロータは、インナプレートとアウタプレートの間に羽根を有していた。しかし羽根に代えてインナプレートとアウタプレートを所定距離に保持するリブを有する形態であっても構わない。
(4)実施の形態1〜5に係る水抜き経路は、貫通孔状に形成されていた。しかし水抜き経路が水を通す材質(例えばスポンジや布など)によって形成される形態であっても良い。
実施の形態1に係るディスクロータとホイールハブの斜視図である。 実施の形態1に係るディスクロータの正面図である。 図2のA−A線断面矢視図である。 実施の形態2に係るディスクロータの正面図である。 実施の形態3に係るディスクロータの正面図である。 実施の形態4に係るディスクロータの正面図である。 図6のB−B線断面矢視図である。 実施の形態5に係るディスクロータの正面図である。
符号の説明
1…ディスクロータ
2…ディスク部
3…インナプレート
4…アウタプレート
5…取付部
10…ホイールハブ
20…長フィン(羽根)
21…短フィン(羽根)
22…通風路
30,40,70,71…摺動面
31,41,60,61,64,65,72,74,80…溝
32,33,34,42,43,44,62,63,66,67,73,75,81…水抜き経路
40a…外周端縁
50…連結部
51…フランジ部
80a…始端
80b…終端

Claims (4)

  1. ブレーキパッドを押し付けて制動力を得るインナ側およびアウタ側の摺動面を有するディスク部を備え、そのディスク部の摺動面に溝が形成されているディスクロータであって、
    前記溝は、前記摺動面内において環状あるいは前記摺動面内において始端と終端とを有していて、前記摺動面の外周端縁を突っ切らない構成になっており、
    前記ディスク部には、前記インナ側およびアウタ側の摺動面の前記溝の溝底から前記ディスク部の外周面に連通する水抜き経路が前記ディスク部の厚み方向に互いに対向しないように夫々形成されていることを特徴とするディスクロータ。
  2. 請求項1に記載のディスクロータであって、
    ディスク部は、インナ側の摺動面を有するインナプレートと、アウタ側の摺動面を有するアウタプレートと、前記インナプレートと前記アウタプレートとの間に設けられた通風路とを有し、
    水抜き経路は、前記インナ側の摺動面または前記アウタ側の摺動面に形成された溝の溝底から前記通風路に貫通する構成になっていることを特徴とするディスクロータ。
  3. 請求項1または2に記載のディスクロータであって、
    水抜き経路は、溝の溝底からディスク部の外周縁側に向けて斜めに延出する構成になっていることを特徴とするディスクロータ。
  4. 請求項1〜のいずれかに記載のディスクロータであって、
    水抜き経路は、ディスク部の軸中心から最も遠い溝の最外周部から延出する構成になっていることを特徴とするディスクロータ。
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