JP4473827B2 - 基板処理装置及び基板の受け渡し位置の調整方法 - Google Patents

基板処理装置及び基板の受け渡し位置の調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、基板載置部に保持された例えば半導体ウエハやLCD基板(液晶ディスプレイ用ガラス基板)等の基板に対して、例えば加熱処理や冷却処理等の処理を行うモジュールに基板の受け渡しを行うときの基板搬送手段の位置データを予め取得する技術に関する。
半導体デバイスやLCD基板の製造プロセスにおいては、フォトリソグラフィと呼ばれる技術により基板に対してレジストパターンの形成が行なわれている。この技術は、例えば半導体ウエハ(以下ウエハという)などの基板に、レジスト液を塗布して、当該ウエハの表面に液膜を形成し、フォトマスクを用いて当該レジスト膜を露光した後、現像処理を行なうことにより所望のパターンを得る、一連の工程により行われている。
このような処理は、一般にレジスト液の塗布や現像を行う塗布、現像装置に、露光装置を接続したレジストパターン形成装置を用いて行われる。この装置では、例えば図21に示すように、多数枚のウエハWを収納したキャリア10がキャリアブロック1Aのキャリアステージ11に搬入され、キャリア10内のウエハは受け渡しアーム12により処理ブロック1Bに受け渡される。そして処理ブロック1B内の塗布モジュール13Aに搬送されて、レジスト液が塗布され、次いでインターフェイスブロック1Cを介して露光装置1Dに搬送される。露光処理後のウエハは、再び処理ブロック1Bに戻されて現像モジュール13Bにて現像処理が行われ、元のキャリア10内に戻されるようになっている。図中14(14a〜14c)は、塗布モジュール13Aや現像モジュール13Bの処理の前後にウエハに対して所定の加熱処理や冷却処理を行なうための加熱モジュール、冷却モジュールや受け渡しステージ等を備えた棚ユニットである。
ところで、各モジュールにおいてウエハWに対して高精度な処理を行うためには、このモジュールの所定の載置領域にウエハWを高精度に載置することが求められる。例えば加熱・冷却系モジュールでは、ウエハWの載置位置がずれると、ウエハW面内で温度のばらつきが生じてしまう場合がある。そのため実際に処理を開始する前に、適切な載置領域にウエハが載置されるように予め搬送手段にウエハWの受け渡し位置を学習させておくといった作業が行われる。
この作業は一般にティーチングと呼ばれており、例えば工場で装置を製造した時と、工場から出荷された装置をユーザー側で組み立て、使用する前に行なわれる。このように工場側とユーザー側においてティーチング作業を行なうのは、ユーザー側にて装置を組み立てたときに、設置場所の床下の状態によって装置の再現性が悪化する場合や、設置するときに装置に歪みが発生する場合があり、工場でのティーチングの設定値をそのまま使用するのは得策ではないからである。
従来のティーチングでは、例えば基板搬送手段にCCDカメラを取り付け、このCCDカメラにより位置合わせ用の基板の表面の中心に形成されたマークと、処理モジュールの載置領域の中心に形成されたマークとを撮像して、受け渡し位置を調整する方法が用いられていた(例えば特許文献1)。
この従来のティーチングの一例について、例えば加熱・冷却系モジュールの場合を例に挙げて説明すると、先ずティーチング用の基板搬送手段にCCDカメラを取り付け、このCCDカメラにより処理モジュールの載置領域の中心に形成されたマークを撮像し、この位置座標を記憶する。続いてティーチングを行おうとする基板搬送手段により前記処理モジュールの載置領域に位置合わせ用のウエハを載置し、CCDカメラによりこのウエハの中心に形成されたマークを撮像し、この位置座標を記憶する。そしてこれらの撮像結果に基づいて、位置合わせ用のウエハと処理モジュールの載置部の中心とが一致しているかどうか判断して、ウエハWが所定の載置領域に載置されているかの判定を行い、これらの中心が一致するか、あるいは許容範囲になるまでウエハWの置き直し(再試行)を行うことによりティーチングが行われていた。
しかしながら上述のティーチングにおいては、1つの処理モジュールのティーチングを行うにあたり、CCDカメラにより位置合わせ用のウエハWの撮像と、処理モジュールの載置領域の撮像との少なくとも2回の撮像作業が必要となり、また再試行を行う場合には、さらに撮像作業が増えてしまうので、作業工程が多く、作業時間も長くなってしまう。
また上述の装置では、装置占有面積を小さくするために各処理モジュールが多段に積層されているが、これらの各段の処理モジュールに対してティーチングを行わなくてはならないので、装置全体に対してティーチングを行うと、その作業に要する手数と時間とが多大になり、問題であった。
特願2003−158261号(段落0042〜段落0045、図10参照)
本発明は、このような事情の下になされたものであり、その目的は、モジュールに対する基板搬送手段の基板の受け渡し位置の調整を、高精度かつ短時間に行うことができる技術を提供することにある。
このため本発明は、基板を水平に載置する基板載置部を備えた複数のモジュールを、前記基板載置部の中心が一致するように上下方向に設けた棚ユニットと、この棚ユニットの各々のモジュールに対して基板の受け渡しを行うための進退及び昇降自在な基板搬送手段と、を備え、予め基板搬送手段による前記モジュール内の基板載置部に対する基板の受け渡し位置のデータを取得しておく基板処理装置において、
前記棚ユニットに設けられる最上段のモジュールから最下段のモジュールに亘って、各基板載置部の対応する位置を通るように、前記棚ユニットに上下方向に貫通して形成された光軸形成用の孔部と、
前記基板載置部の孔部内に光軸を形成するための光軸形成手段と、
前記基板搬送手段により前記モジュールの基板載置部の上方側に搬送される位置調整プレートと、
受け渡し位置のデータを得ようとするモジュールの基板載置部の上方側に、前記基板搬送手段により位置調整プレートが搬送され、この位置調整プレートにおける位置合わせ用の点領域が前記光軸に一致したときに、前記光軸を検出するための光軸検出部と、
前記光軸検出部により前記光軸を検出したときに、基板搬送手段の位置を取得する位置取得手段と、を備えたことを特徴とする。
ここで前記光軸形成手段は、棚ユニットに設けられた発光素子であり、前記光軸検出部は、前記位置調整プレートの点領域に設けられた前記光軸を通す孔部と、前記光軸がこの位置調整プレートに形成された孔部を通ったときに、前記発光素子からの光を受光するように棚ユニットに設けられた受光素子と、を含むものとすることができる。この際、前記光軸検出部は、棚ユニットに設けられ、前記発光素子からの光を前記基板載置部の孔部を通るように反射するための反射部を備え、前記受光素子は、前記光軸が位置調整プレートに形成された孔部を通ったときに、前記発光素子から発光され、反射部より反射された光を受光するように設けられるようにしてもよい。
さらにまた前記光軸形成手段は、棚ユニットに設けられた発光素子であり、前記光軸検出部は、前記位置調整プレートの点領域に設けられ、前記発光素子からの光を反射するための反射部と、前記発光素子から発光され、位置調整プレートに形成された反射部により反射された光を受光するように棚ユニットに設けられた受光素子と、を含むように構成してもよいし、前記光軸形成手段は、棚ユニットに設けられた発光素子であり、前記光軸検出部は、前記位置調整プレートの点領域に設けられた受光素子であってもよい。さらに前記光軸形成手段は、前記位置調整プレートの点領域に設けられた発光素子であり、前記光軸検出部は、前記光軸の光を受光するように棚ユニットに設けられた受光素子であってもよい。ここで前記基板載置部の孔部は例えば当該基板載置部の中心に形成され、前記位置調整プレートの点領域は当該位置調整プレートの中心に形成される。
本発明の他の発明は、基板が水平に載置される基板載置部を備えた複数のモジュールを左右方向に設けた棚ユニットと、この棚ユニットの各々のモジュールに対して基板の受け渡しを行うための進退及び昇降自在な基板搬送手段と、を備え、予め基板搬送手段によるモジュール内の基板載置部に対する基板の受け渡し位置のデータを取得しておく基板処理装置において、
前記棚ユニットは、前記モジュールの基板載置部に対する基板搬送手段の基板の受け渡しの高さ位置が夫々一致するように設けられ、
前記棚ユニットに搭載される一端側のモジュールから他端側のモジュールに亘って、前記基板の受け渡しの高さ位置を通るように、前記棚ユニットに左右方向に貫通するように形成された光軸形成用の孔部と、
前記孔部内に光軸を形成するための光軸形成手段と、
受け渡し位置のデータを得ようとするモジュールの基板載置部の上方側に前記基板搬送手段が進入し、当該基板搬送手段により前記光軸を遮ったときに、基板搬送手段の位置を取得する位置取得手段と、を備えたことを特徴とする。
また本発明では、前記棚ユニットに搭載される一端側のモジュールから他端側のモジュールに亘って、基板載置部の上方側の同じ高さ位置を通るように、前記棚ユニットに左右方向に貫通して形成された光軸形成用の孔部と、
前記孔部内に光軸を形成するための光軸形成手段と、
前記基板搬送手段によりモジュールの基板載置部の上方側に搬送され、前記光軸を検出するための光軸検出部が設けられた位置調整プレートと、
受け渡し位置のデータを得ようとするモジュールの基板載置部の上方側に、前記基板搬送手段により位置調整プレートが搬送され、前記位置調整プレートの光軸検出部が前記光軸に一致したときに、前記基板搬送手段の位置を取得する位置取得手段と、を備えるように構成してもよい。
ここで前記光軸形成手段は、棚ユニットに設けられた発光素子であり、前記光軸検出部は前記光軸を通す孔部であり、前記光軸が前記位置調整プレートに形成された孔部を通過したときに、前記発光素子からの光を受光するように棚ユニットに設けられた受光素子を備えるものであってもよいし、棚ユニットに設けられ、発光素子からの光を前記光軸形成用の孔部を通るように反射するための反射部を備え、前記受光素子は、前記光軸が前記位置調整プレートに形成された孔部を通過したときに、前記発光素子から発光され、反射部より反射された光を受光するように設けるようにしてもよい。
さらに前記光軸形成手段は、棚ユニットに設けられた発光素子であり、前記光軸検出部は前記発光素子からの光を反射するための反射部であり、前記発光素子から発光され、位置調整プレートに設けられた反射部により反射された光を受光するように棚ユニットに設けられた受光素子を備えるようにしてもよい。また前記光軸形成手段は、棚ユニットに設けられた発光素子であり、前記光軸検出部は、位置調整プレートに設けられた受光素子であってもよい。さらにまた前記光軸形成手段は、位置調整プレートに設けられた発光素子であり、前記光軸検出部は位置調整プレートに設けられる代わりに棚ユニットに設けられ、前記光軸の光を受光する受光素子であってもよい。
さらに本発明の基板の受け渡し位置の調整方法は、
基板が水平に載置された基板載置部を備えた複数のモジュールを、前記基板載置部の中心が一致するように上下方向に設けた棚ユニットと、この棚ユニットの各々のモジュールに対して基板の受け渡しを行うための進退及び昇降自在な基板搬送手段と、を備えた基板処理装置において、予め基板搬送手段によるモジュール内の基板載置部に対する基板の受け渡し位置のデータを取得しておく基板の受け渡し位置の調整方法において、
前記棚ユニットに設けられる最上段のモジュールから最下段のモジュールに亘って、各基板載置部の対応する位置を通るように、棚ユニットの上下方向に貫通する光軸を形成する工程と、
位置調整プレートを前記基板搬送手段に保持させて、受け渡し位置のデータを得ようとするモジュールの基板載置部の上方側に搬送する工程と、
位置調整プレートにおける位置合わせ用の点領域が前記光軸に一致して前記光軸を検出したときに、基板搬送手段の位置を取得する工程と、を含むことを特徴とする。
さらに本発明の基板の受け渡し位置の調整方法は、
基板が水平に載置される基板載置部を備えた複数のモジュールを左右方向に設けた棚ユニットと、棚ユニットの各々のモジュールに対して基板の受け渡しを行うための進退及び昇降自在な基板搬送手段と、を含み、前記モジュールの基板載置部に対する基板搬送手段の基板の受け渡しの高さ位置が夫々一致するように設けられた基板処理装置において、予め基板搬送手段によるモジュール内の基板載置部に対する基板の受け渡し位置のデータを取得しておく基板の受け渡し位置の調整方法において、
前記棚ユニットに設けられる一端側のモジュールから他端側のモジュールに亘って、前記基板の受け渡しの高さ位置を通るように、前記棚ユニットに左右方向に貫通するように光軸を形成する工程と、
受け渡し位置のデータを得ようとするモジュールの基板載置部の上方側に、前記基板搬送手段を進入する工程と、
前記基板搬送手段が前記光軸を遮ったときに、前記基板搬送手段の位置を取得する工程と、を含むことを特徴とする。
ここで本発明は、前記棚ユニットに設けられる一端側のモジュールから他端側のモジュールに亘って、基板載置部の上方側の同じ高さ位置を通るように、前記棚ユニットに左右方向に貫通して光軸を形成する工程と、
受け渡し位置のデータを得ようとするモジュールの基板載置部の上方側に、前記基板搬送手段により、前記光軸を検出するための光軸検出部が設けられた位置調整プレートを搬送する工程と、
前記位置調整プレートの光軸検出部が前記光軸に一致したときに、前記基板搬送手段の位置を取得する工程と、を含むものであってもよい。
以上において本発明では、棚ユニットに搭載される最上段のモジュールから最下段のモジュールに亘って、基板載置部の対応する位置に、棚ユニットの上下方向に貫通する光軸を形成し、位置調整プレートの位置合わせ用の点領域が前記光軸に一致して前記光軸を検出したときに、基板搬送手段の位置を取得することにより、モジュール内の基板載置部に対する基板の受け渡し位置のデータを取得しているので、当該受け渡し位置データの取得を正確、かつ短時間で行うことができる。
また本発明の他の発明では、前記棚ユニットに設けられる一端側のモジュールから他端側のモジュールに亘って、前記基板の受け渡しの高さ位置を通るように、前記棚ユニットに左右方向に貫通する光軸を形成し、基板搬送手段が前記光軸を遮ったか否かを検出して、前記基板搬送手段の位置を取得しているので、前記基板の受け渡しの高さ位置のデータの取得を正確、かつ短時間で行うことができる。
さらに本発明の他の発明では、前記棚ユニットに設けられる一端側のモジュールから他端側のモジュールに亘って、基板載置部の上方側の同じ高さ位置を通るように、前記棚ユニットに左右方向に貫通する光軸を形成し、位置調整プレートの光軸検出部が前記光軸に一致して光軸を検出したときに、前記基板搬送手段の位置を取得しているので、前記基板の受け渡しの高さ位置のデータの取得を正確、かつ短時間で行うことができる。
先ず本発明の基板処理装置の実施の形態に係るレジストパターン形成装置について、図1〜図3を参照しながら説明する。図1は、前記装置の一実施の形態の平面図を示し、図2は同概略斜視図、図3は同概略側面図である。この装置は、基板であるウエハWが例えば13枚密閉収納されたキャリア20を搬入出するためのキャリアブロックS1と、複数個例えば4個の単位ブロックB1〜B4を縦に配列して構成された処理ブロックS2と、インターフェイスブロックS3と、露光装置S4と、を備えている。
前記キャリアブロックS1には、前記キャリア20を複数個載置可能な載置台21と、この載置台21から見て前方の壁面に設けられる開閉部22と、開閉部22を介してキャリア20からウエハWを取り出すためのトランスファーアームCとが設けられている。このトランスファーアームCは、後述する単位ブロックB1の受け渡しステージTRS1との間でウエハWの受け渡しを行うように、進退自在、昇降自在、鉛直軸回りに回転自在、キャリア20の配列方向に移動自在に構成されている。
キャリアブロックS1の奥側には筐体24にて周囲を囲まれる処理ブロックS2が接続されている。処理ブロックS2は、この例では、下方側から、現像処理を行うための第1の単位ブロック(DEV層)B1、レジスト膜の下層側に形成される反射防止膜(以下「第1の反射防止膜」という)の形成処理を行うための第2の単位ブロック(BCT層)B2、レジスト液の塗布処理を行うための第3の単位ブロック(COT層)B3、レジスト膜の上層側に形成される反射防止膜(以下「第2の反射防止膜」という)の形成処理を行うための第4の単位ブロック(TCT層)B4として割り当てられており、これら各単位ブロックB1〜B4は夫々区画されている。
これら各単位ブロックB1〜B4は、夫々同様に構成され、ウエハWに対して薬液を塗布するための液処理モジュールと、前記液処理モジュールにて行なわれる処理の前処理及び後処理を行なうための加熱モジュールや冷却モジュール等の各種のモジュールと、前記液処理モジュールと各種のモジュールとの間でウエハWの受け渡しを行うための専用の搬送手段であるメインアームA1〜A4と、を備えていて、各単位ブロックB1〜B4の間で、前記液処理モジュールと、加熱・冷却系のモジュールと、メインアームA1〜A4との配置レイアウトが同じになるように構成されている。ここで配置レイアウトが同じであるとは、各処理モジュールにおけるウエハWを載置する中心が同じという意味である。
各単位ブロックB1〜B4の構成について、例えばDEV層B1を例にして図1を用いて説明する。このDEV層B1のほぼ中央には、DEV層B1の長さ方向(図中Y軸方向)に、キャリアブロックS1とインターフェイスブロックS3とを接続するためのウエハWの搬送領域R1が形成されている。この搬送領域R1のキャリアブロックS1側から見た両側には、手前側(キャリアブロックS1側)から奥側に向かって右側に、前記液処理モジュールとして、現像液の塗布を行うための複数個の処理部を備えた現像ユニット31が設けられている。
この現像ユニット31は、この例では3個の処理部が共通の処理容器30の内部に、夫々が搬送領域R1に臨むようにY軸方向に配列した状態で収納されておいる。各処理部は、例えばスピンチャック上に水平に吸着保持されたウエハWに対して、共通の薬液ノズルから塗布液である現像液を供給すると共に、ウエハWを回転させることにより現像液をウエハWの全面に供給し、次いで洗浄液ノズルからウエハWに洗浄液を供給することにより、ウエハW表面の現像液を洗い流し、その後ウエハWを回転させて乾燥させ、現像処理を終了するように構成されている。
また、この現像ユニット31の搬送領域R1の向い側には、前記各種モジュールを例えば3段×4列に設けた棚ユニットU1が設けられており、この図では現像ユニット31にて行なわれる処理の前処理及び後処理を行なうための各種モジュールが設けられている。上述の各種モジュールの中には、例えば図4に示すように、露光後のウエハWの加熱や、現像処理後のウエハWを水分を飛ばすために加熱するための加熱モジュール(CHP1)や、ウエハWを所定温度に調整するための冷却モジュール(COL1)等が含まれている。これら加熱モジュール(CHP1)や冷却モジュール(COL1)等の各モジュールは、例えば図5にCOT層B4を例にして示すように、夫々処理容器25内に収納されており、各処理容器25の搬送領域R1に臨む面にはウエハ搬出入口26が形成されている。
前記搬送領域R1には前記メインアームA1が設けられている。このメインアームA1は、当該DEV層B1内の全てのモジュール(ウエハWが置かれる場所)、例えば棚ユニットU1の各モジュール、現像ユニット31、後述する棚ユニットU2と棚ユニットU3の各部との間でウエハの受け渡しを行うように構成されており、このために進退自在、昇降自在、鉛直軸回りに回転自在、Y軸方向に移動自在に構成されている。
また、搬送領域R1のキャリアブロックS1と隣接する領域には、図1及び図3に示すように、トランスファーアームCとメインアームA1がアクセスできる位置に棚ユニットU2が設けられると共に、この棚ユニットU2に対してウエハWの受け渡しを行うための受け渡しアームDを備えている。前記棚ユニットU2には、図3に示すように、各単位ブロックB1〜B4のメインアームA1〜A4との間でウエハWの受け渡しを行うように、例えば各単位ブロック毎に受け渡しステージ、つまり例えばDEV層B1,BCT層B2,COT層B3,TCT層B4に設けられた受け渡しステージTRS1,TRS2,TRS3,TRS4が夫々設けられており、前記受け渡しアームDは各受け渡しステージTRS1〜TRS4に対してウエハWの受け渡しを行うことができるように、進退自在及び昇降自在に構成されている。さらに、DEV層B1の前記受け渡しステージTRS1は、トランスファーアームCとの間でもウエハWの受け渡しが行なわれるように構成されている。
さらにまた、搬送領域R1のインターフェイスブロックS3と隣接する領域には、図1及び図3に示すように、DEV層B1のメインアームA1がアクセスできる位置に棚ユニットU3が設けられている。この棚ユニットU3は、DEV層B1のメインアームA1との間でウエハWの受け渡しを行うために、受け渡しステージTRS11を備えている。この例では棚ユニットU2,U3に設けられた受け渡しステージはウエハWが水平に保持される基板載置部に相当する。
続いて他の単位ブロックについて簡単に説明すると、前記塗布膜形成用の単位ブロックB3〜B5は、いずれも同様に構成されており、棚ユニットU1が2段×4列に構成され、棚ユニットU3を備えていない以外は、上述のDEV層B1とほぼ同様に構成されている。つまりCOT層B3では、液処理モジュールとしてウエハWに対してレジスト液の塗布処理を行うための塗布ユニット32が設けられ、棚ユニットU1には、レジスト液塗布後のウエハWを加熱処理する加熱モジュール(CHP3)や疎水化処理モジュール(ADH)を備えている。
BCT層B2は、液処理モジュールとして、ウエハWに対して第1の反射防止膜の形成処理を行うための第1の反射防止膜形成ユニット33が設けられ、棚ユニットU1には、反射防止膜形成処理後のウエハWを加熱処理する加熱モジュール(CHP2)を備え、疎水化処理モジュール(ADH)を備えていない以外はCOT層B3と同様に構成されている。TCT層B4は、液処理モジュールとして、ウエハWに対して第2の反射防止膜の形成処理を行うための第2の反射防止膜形成ユニット34が設けられ、棚ユニットU1に、反射防止膜形成処理後のウエハWを加熱処理する加熱モジュール(CHP4)と、周縁露光装置(WEE)を備えている以外はCOT層B3と同様に構成されている。前記塗布ユニット32や、第1及び第2の反射防止膜形成ユニット33,34は、現像ユニット31とほぼ同様に構成されている。なお図5中30は液処理モジュールの処理容器、35は処理容器30へのウエハWの搬送口である。
一方、処理ブロックS2における棚ユニットU3の奥側には、インターフェイスブロックS3を介して露光装置S4が接続されている。インターフェイスブロックS3には、処理ブロックS2のDEV層B1の棚ユニットU3の受け渡しステージTRS11と露光装置S4とに対してウエハWの受け渡しを行うためのインターフェイスアームBが設けられている。このインターフェイスアームBは、前記DEV層B1の受け渡しステージTRS11に対してウエハWの受け渡しを行うように、進退自在、昇降自在、鉛直軸回りに回転自在に構成されている。
続いて、このレジストパターン形成装置において、第1の反射防止膜とレジスト膜と第2の反射防止膜とを備えた塗布膜を形成する場合のウエハWの流れについて簡単に説明する。外部からキャリアブロック21に搬入されたキャリア20内のウエハWは、トランスファーアームCによりDEV層B1の棚ユニットU2の受け渡しステージTRS1、受け渡しアームDを介してBCT層B2に受け渡され、ここで所定のモジュールに順次搬送されて第1の反射防止膜が形成される。
続いてウエハWは、BCT層B2から棚ユニットU2の受け渡しステージTRS2、受け渡しアームD、受け渡しステージTRS3を介してCOT層B3に受け渡され、ここで所定のモジュールに順次搬送されて第1の反射防止膜の上にレジスト膜が形成される。次いでウエハWは、COT層B3から棚ユニットU2の受け渡しステージTRS3、受け渡しアームD、受け渡しステージTRS4を介してTCT層B4に受け渡され、ここで所定のモジュールに順次搬送されてレジスト膜の上に第2の反射防止膜が形成される。
この後、ウエハWは、TCT層B4から棚ユニットU2の受け渡しステージTRS4、受け渡しアームD、受け渡しステージTRS1を介してDEV層B1に搬送され、さらに棚ユニットU3の受け渡しステージTRS11、インターフェイスブロックS3のインターフェイスアームBを介して露光装置S4に搬送されて、所定の露光処理が行われる。露光処理後のウエハWは、逆の経路でDEV層B1に搬送され、所定のモジュールに順次搬送されて現像処理が行われる。こうして、現像処理が行われたウエハWは、棚ユニットU2の受け渡しステージTRS1を介して、トランスファーアームCにより、キャリアブロックS1に載置されている元のキャリア20に戻される。
続いて本発明のティーチングの第1の実施の形態について、棚ユニットU1に設けられた加熱・冷却系のモジュールに対してティーチングを行う場合を例にして説明する。この実施の形態のティーチングは、棚ユニットU1に上下方向に配列されたモジュールの基板載置部に対して、メインアームによりウエハWを、当該ウエハWの中心と前記基板載置部の中心とが位置合わせされた状態で受け渡すために、前記夫々の中心位置が位置合わせされたときのメインアームの搬送アームの受け渡し位置の(X,Y)座標データを得るものである。
上述の装置では、前記棚ユニットU1は、各単位ブロックB1〜B4の内部にて同じ位置に配置されており、これによって、例えば図4の処理ブロックS2の各搬送領域R1から見た図に示すように、各単位ブロックB1〜B4の棚ユニットU1の各列に設けられたモジュールによって、左端から順に夫々モジュールが多段に設けられた第1のタワーT1、第2のタワーT2、第3のタワーT3、第4のタワーT4が構成されている。つまり各タワーT1〜T4は、各単位ブロックB1〜B4の棚ユニットU1の同じ列のモジュールと、各単位ブロックB1〜B4を上下に区画するベースプレートP1〜P4とにより構成されている。
この実施の形態の棚ユニットU1のレイアウトでは、第1のタワーT1には冷却モジュール(COL)が多段に設けられ、第2のタワーT2、第3のタワーT3には加熱モジュール(CHP)が多段に設けられ、第4のタワーT4には、加熱モジュール(CHP)や、周縁露光装置(WEE)、疎水化処理モジュール(ADH)等が設けられている。
ここで加熱モジュール(CHP)や冷却モジュール(COL)の構成について簡単に説明すると、加熱モジュール(CHP)としては、例えば図6に示すように、加熱プレート41と、搬送アームを兼用し、基板載置部をなす冷却プレート42とを備え、メインアームA1〜A4と加熱プレート41との間のウエハWの受け渡しを冷却プレート42により行なう、つまり加熱冷却を1つのユニットにて行うことができる構成の装置が用いられる。前記冷却プレート42は、例えばウエハWとほぼ同じ大きさに構成され、搬送機構43により加熱プレート41の上方側へ移動できるように構成されている。また冷却プレート42の外周には切り欠き部43が形成されており、後述するメインアームA1〜A4との間でウエハWの受け渡しが行われるようになっている。なお加熱プレート41と冷却プレート42との間のウエハWの受け渡しは、加熱プレート41に設けられた昇降自在なリフトピン44を用いて行われる。
また冷却モジュールとしては、例えば図7に示すように、基板載置部をなす冷却プレート45を備えた構成の装置が用いられる。この冷却プレート45は例えば水冷方式にて冷却されるように構成され、メインアームA1〜A4との間で、昇降自在なリフトピン46を用いてウエハWの受け渡しが行われる。
前記各タワーT1〜T4には、最上段のモジュールから最下段のモジュールに亘って、メインアームA1〜A4からウエハWが受け渡される基板載置部のウエハWを載置する中心、つまり加熱モジュールにおける冷却プレート42の中心や、冷却モジュールにおける冷却プレート45の中心が同じ位置に位置するように、夫々のモジュールが構成され、配置されている。
続いて棚ユニットU1のタワー1に搭載された冷却モジュール(COL4)の冷却プレート45に対して、メインアームA4によるウエハWの受け渡し位置の(X,Y)座標位置を取得するティーチングを行う場合を例にして説明する。
前記棚ユニットU1のタワー1には、例えば図8に示すように、最上段の冷却モジュール(COL1〜COL4)から最下段の冷却モジュール(COL1〜COL4)に亘って、基板載置部である冷却プレート45の対応する位置、例えば冷却プレート45の中心に、例えば直径が1cm〜1.5cmの光軸形成用の孔部51が、タワー1の上下方向に貫通するように形成されている。この孔部51は、冷却モジュール(COL1〜COL4)を構成する部材や、処理容器25の天井壁や底壁、前記ベースプレートP1〜P4にも形成されており、例えば最上段の冷却モジュール(COL4)の冷却プレート45の孔部51を上から見たときに、最下段の冷却モジュール(COL1)の冷却プレート45の孔部51の下側まで見通すことができるようになっている。
さらにタワー1に搭載される最上段の冷却モジュール(COL4)の冷却プレート45の上方側には、当該冷却プレート45に形成された孔部51内に向けて発光し、当該孔部51内に光軸L1を形成するための発光素子52が設けられ、タワー1に搭載される最下段の冷却モジュール(COL1)の冷却プレート45の下方側には、前記発光素子52に対応するように受光素子53が設けられている。これにより発光素子52から受光素子53に向けて発光したときには、タワー1に搭載される全ての冷却モジュール(COL1〜COL4)の冷却プレート45の中心を貫通するように光軸L1が形成される。
続いてティーチングを行うときに使用される位置調整プレート7と、メインアームA1〜A4について説明する。先ずメインアームA1〜A4について、例えば図5を用いて簡単に説明すると、ウエハWの裏面側周縁領域を支持するための2本の搬送アーム61,62を備えており、これら搬送アーム61,62は基台63に沿って互いに独立して進退自在に構成されている。またこの基台63は回転機構64により鉛直軸回りに回転自在に構成される共に、移動機構65により、棚ユニットU1を支持する台部66の搬送領域R1に臨む面に取り付けられたY軸レール67に沿ってY軸方向に移動自在、かつ昇降レール68に沿って昇降自在に構成されている。こうして搬送アーム61,62は、進退自在、Y軸方向に移動自在、昇降自在、鉛直軸回りに回転自在に構成され、棚ユニットU1の各モジュールや、液処理モジュール、棚ユニットU2の受け渡しステージや、DEV層B1においては棚ユニットU3の受け渡しステージとの間でウエハWの受け渡しを行うことができるようになっている。このようなメインアームは、後述する制御部100からの指令に基づいて図示しないコントローラにより駆動が制御される。
ここでアーム61,62の形状について、図9により搬送アーム61を例にして説明すると、加熱モジュール(CHP)に対してウエハWの受け渡しを行なうことができるように、水平な馬蹄形状を有している。この搬送アーム61の内周の大きさは、加熱モジュール(CHP)の冷却プレート42の直径よりも若干大きく形成され、この内周における下部には、内方へ向かう4つの突片61aが設けられ、これらの突片61a上にウエハWが保持されるようになっている。
そして冷却プレート42の外周の切り欠き部43は、夫々搬送アーム61の突片61aと対応する位置に設けられていることから、加熱モジュール(CHP)の冷却プレート42にウエハWを受け渡す際には、ウエハWを保持した搬送アーム61が冷却プレート42に対し上方側から覆い被さるように下降することで、搬送アーム61上のウエハWが冷却プレート42に受け渡され、ウエハWを受け渡した搬送アーム61は、前方の切り欠き部61bが冷却プレート42の下方側に設けられた搬送機構43の外側を通り抜けるように手前側に後退して処理容器25内から退去するようになっている。
また、冷却モジュール(COL)の冷却プレート45との間では、冷却プレート45の上方側にリフトピン46を突出させ、搬送アーム61がリフトピン46に対し上方側から覆い被さるように下降することで、搬送アーム61上のウエハWがリフトピン46上に受け渡され、次いでリフトピン46が下降することにより、冷却プレート45に対してウエハWが受け渡されるようになっている。
またティーチングのときに用いられる位置調整プレート7は、例えばウエハWと同じ大きさの円板であって、位置合わせ用の点領域を備えている。この例では、当該点領域は位置調整プレート7の中心に設けられ、この点領域には光軸検出部の一部をなす直径1cm〜1.5cmの大きさの孔部71が形成されている。前記光軸検出部は、位置調整プレート7の中心が前記光軸L1に一致したときに、前記光軸L1を検出するものであり、この実施の形態では、前記受光素子53と位置調整プレート7に形成された孔部71とにより構成されている。
そして上述の塗布、現像装置は、各処理モジュールのレシピの管理や、ウエハWの搬送フロー(搬送経路)のレシピの管理や、各処理モジュールにおける処理や、メインアームA1〜A4、トランスファーアームC、受け渡しアームD、インターフェイスアームBの駆動制御を行うコンピュータからなる制御部100を備えている。
この制御部100は、例えばコンピュータプログラムからなるプログラム格納部を有しており、プログラム格納部には、後述する本発明のティーチングが実施されるようにステップ(命令)群を備えた例えばソフトウェアからなるティーチング用プログラムと、レジストパターン形成装置全体の作用、つまりレジストパターン形成装置におけるウエハWに対して所定のレジストパターンを形成するための、ウエハWの搬送や、各モジュールにおける処理等が実施されるようにステップ(命令)群を備えた例えばソフトウェアからなるプログラムが格納される。
そして、これらプログラムが制御部100に読み出されることにより制御部100は、後述するティーチングや、レジストパターン形成装置全体の作用を制御する。なお、このプログラムは、例えばハードディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスク、メモリーカード等の記憶媒体に収納された状態でプログラム格納部に格納される。
前記ティーチング用プログラムは、実際にはメモリ(記憶部)内に格納されているが、説明の便宜上プログラムに符号を付して説明することとする。このプログラムは、例えば図10に示すように、メインアームA1〜A4の搬送アーム61,62が、各モジュールの基板載置部に対してウエハWの受け渡しを行う受け渡し位置における、当該搬送アーム61,62の(X、Y)座標の座標位置を取得する第1の位置データ取得プログラム101と、メインアームA1〜A4の搬送アーム61,62が、各モジュールの基板載置部に対してウエハWの受け渡しを行う受け渡し位置における、当該搬送アーム61,62のZ座標の座標位置を取得する第2の位置データ取得プログラム102と、前記受け渡し位置における当該搬送アーム61,62の(X、Y)座標の座標位置と、前記受け渡し位置における搬送アーム61,62のZ座標の座標位置と、を記憶する記憶部103と、を備えている。この記憶部103に記憶されるデータは、ティーチングされた搬送アーム61,62の受け渡し位置のデータである。104は例えば操作パネルなどからなる入力手段であり、例えばティーチング時には操作用の画面が表示される。105はCPU、106は制御部からの制御信号に基づいてメインアームA1〜A4をコントロールするアームコントローラ、Bはバスである。この例では、第1及び第2の位置データ取得プログラム101,102と、記憶部103とが、メインアームA1〜A4の搬送アーム61,62の受け渡し位置のデータを取得する位置取得手段に相当する。
続いてティーチング工程について図11、図12を用いて説明するが、ここではユーザー側にて、タワー1の冷却モジュール(COL4)に対する、メインアームA4の搬送アーム61のティーチングを行なう場合を例にして説明する。先ずユーザー側では、発光素子52から光を発光して、発光素子52と受光素子53との間に光軸L1を形成し、この光軸L1に冷却モジュール(COL1〜COL4)の各冷却プレート45の孔部51を一致させることにより、タワー1に設けられた冷却モジュール(COL1〜COL4)の基板載置部(冷却プレート45)の中心の位置合わせを行う(ステップS1)。
次いでティーチング対象となるメインアームA4の搬送アーム61に位置調整プレート7を保持させる(ステップS2、図12(a))。そして第1のティーチング用プログラム101を選択して、このプログラム101によりアームコントローラ106を介してメインアームA4を制御し、図11、図12(b)に示すように、ティーチング対象の冷却モジュール(COL4)の基板載置部(冷却プレート45)の上方側に位置調整プレート7を保持した搬送アーム61を進入させる(ステップS3)。ここで搬送アーム61の進入時の高さ位置は、処理容器25の搬送口26に当該搬送アーム61が衝突しない高さ範囲で予め設定しておく。
そして位置調整プレート7に形成された孔部71と、前記発光素子52と受光素子53との間で形成され、基板載置部(冷却プレート45)の中心を通る光軸L1とが一致するまで、つまり発光素子52からの光を位置調整プレート7の孔部71と、冷却プレート45の孔部51とを介して受光素子53にて受光するまで、搬送アーム61を水平方向に移動させる(ステップS4、図12(b))。ここで前記光軸L1は冷却プレート45の中心に形成され、一方位置調整プレートの中心にも孔部71が形成されているので、これらを一致させることにより、冷却プレート45の中心と位置調整プレート7の中心との位置合わせを行なうことができる。
こうして図11,図12(c)に示すように、位置調整プレート7に形成された孔部71と、前記光軸L1とが一致して、発光素子52からの光を受光素子53にて受光したときに、そのときの搬送アーム61の位置データを、受け渡し位置の(X,Y)座標データとして記憶部103に取得し、この搬送アーム61のティーチングを終了する(ステップS5)。更に続いて、ステップS6に示すように、ティーチングされていない別の搬送アーム62がある場合には、例えば他の搬送アーム62に位置調整プレート7を受け渡し、ステップS2に戻ってこの搬送アーム62のティーチングを行なう。
続いてタワー1の他の冷却モジュール(COL4,COL3,COL2,COL1)に対して、メインアームA4,A3,A2,A1の搬送アーム61,62のティーチングを、ステップS2〜ステップS5に従って順次行ない、各モジュールに対する、対応するメインアームA1〜A4の搬送アーム61,62の受け渡し位置の(X,Y)座標データを記憶部103に格納する。
上述の実施の形態によれば、前記タワーT1に多段に設けられる冷却モジュール(COL1〜COL4)の冷却プレート45(基板載置部)の中心と、位置調整プレート7の中心との位置合わせを、前記冷却プレート45の中心を通る光軸L1を形成すると共に、位置調整プレート7の中心に光を通過させる孔部71を形成し、前記光軸Lと位置調整プレート7の孔部71とを一致させることにより行っている。
この際、前記冷却プレート45の中心を通る光軸L1は、タワー1に設けられた全ての冷却プレート45の中心に、タワーT1を上下方向に貫通するように孔部51を形成すると共に、タワーT1に設けられた発光素子52から孔部51に向けて発光することにより形成され、前記光軸L1と位置調整プレート7の孔部71とが一致したか否かは、発光素子52からの光が前記タワーT1に設けられた孔部51と、位置調整プレート7の孔部71の夫々を通過して受光素子53で受光したか否かにより判断できる。
このように、本発明のティーチングでは、ティーチング対象となる搬送アーム61,62を移動させて光の通過位置を見つけることにより、前記ウエハWの受け渡し位置のデータを取得しているので、ティーチング作業が容易となる。また前記基板載置部の中心を通る光軸L1に位置調整プレート7の孔部71を直接重ね合わせることにより位置合わせを行っているので、前記基板載置部の中心と、位置調整プレート7の中心との位置合わせを高い精度で行うことができる。このためタワーに設けられたモジュールの各段において高い精度のティーチング作業を行うとしても、当該作業に要する手間や時間が軽減される。
また1組の発光素子52と受光素子53とを用いることにより、タワーに多段に設けられた全てのモジュールの基板載置部に対してティーチングを行うことができるので経済的であり、さらに発光素子52と受光素子53は、従来のティーチングに使用されていたCCDカメラよりも小さく、メインアームA1〜A4に搭載される位置調整プレート7はウエハWと同じ大きさであるので、装置の小型化の要請で、モジュールの小型化が図られていても、前記発光素子52と受光素子53とを設置する領域は十分にあり、このティーチング方法を容易に実施することができる。
さらにタワーの各モジュールは、予め基板載置部の中心位置の位置合わせを行っているので、1つのモジュールにてティーチング作業を行えば、他のモジュールに対しても搬送アーム61,62の受け渡し位置の(X,Y)座標位置の位置ずれはほとんどない。このため、他のモジュールでは、前記1つのモジュールにおける受け渡し位置の位置データに基づいて、当該受け渡し位置がずれているか否かの確認作業を行えばよいので、この点からもタワーに設けられた全てのモジュールに対するティーチング作業のトータルの手間や時間が大幅に軽減される。
また既述のように予め基板載置部の中心位置の位置合わせを行っている上、搬送アーム61,62の受け渡し位置の精度が高いことから、1つのモジュールにてティーチング作業を行って得た搬送アーム61,62の受け渡し位置のデータを、他のモジュールに対してそのまま用いるようにしてもよい。
なおこの手法によるティーチングの対象となる棚ユニットは、棚ユニットU1のタワー1、タワー2、タワー3、棚ユニットU2、棚ユニットU3であるが、棚ユニットU1のタワー4の加熱モジュール(CHP2)から下側に設けられたモジュールのみに当該ティーチングを行うこともできる。この場合には、加熱モジュール(CHP2)から下をタワー1のように構成し、当該最上段の加熱モジュール(CHP2)に発光素子52を設ける。
また前記棚ユニットU2、棚ユニットU3には、受け渡しステージTRSが多段に設けられているが、この受け渡しステージTRSは、トランファーアームCと受け渡しアームDと各単位ブロックB1〜B4のメインアームA1〜A4との間や、前記メインアームA1〜A4とインターフェイスアームBとの間で、ウエハWの受け渡しを行なうための基板載置部をなす受け渡し台を備えており、この受け渡し台の中心に前記光軸形成用の孔部51が形成される。
以上において、本発明では、図13に示すように、図8に示すタワーT1において受光素子53が設けられる位置に、発光素子52からの光を、タワーT1に設けられた全ての冷却モジュール(COL1〜COL4)の冷却プレート45の孔部51を通るように反射する反射部54を設け、受光素子53は、発光素子52から発光され、反射部54で反射されて、前記全ての冷却モジュール(COL1〜COL4)の冷却プレート45の孔部51を通って受光されるように、例えば発光素子52に隣接する位置に設けるようにしてもよい。この例では、位置調整プレート7に形成された孔部71と、受光素子53と、反射部54とにより、位置検出部が構成される。
このような構成では、前記冷却プレート45の中心を通る光軸L1と、位置調整プレート7の孔部71とを一致させることによって、発光素子52からの光が反射部54にて反射されて受光素子53にて受光されるので、前記冷却プレート45の中心と、位置調整プレート7の中心との位置合わせを行うことができ、既述のティーチング作業を行うことができる。
この場合、発光素子52からの光が、タワーT1に設けられた全ての冷却モジュール(COL1〜COL4)の冷却プレート45の孔部51を通って反射部54に至り、反射部54にて反射された光が前記全ての孔部51を通って受光素子53にて受光される位置であれば、発光素子52、受光素子53、反射部54の設置位置は図13に示す位置に限らず、反射部54に傾斜を付けるようにしてもよい。
さらにまた本発明では、図14に示すように、発光素子52と受光素子53とを、図8に示す受光素子53の設置位置、つまり最下段の冷却モジュール(COL1)の冷却プレート45の下方側に互いに隣接して設けると共に、位置調整プレート7の裏面側中心(位置合わせ用の点領域)に、光軸検出部として、直径が1cm〜1.5cm程度に形成され、前記発光素子52からの光を反射するための反射部72を設けるようにしてもよい。このようにすると、前記冷却プレート45の中心を通る光軸L1と、位置調整プレート7の中心部に設けられた反射部72とを一致させることによって、発光素子52からの光が反射部72にて反射されて受光素子53にて受光されるので、前記冷却プレート45の中心と、位置調整プレート7の中心との位置合わせを行うことができ、既述のティーチング作業を行うことができる。この例では、位置調整プレート7に形成された反射部72と、受光素子53とにより、位置検出部が構成されている。
なお以上において図8に示す構成では、発光素子52と受光素子53とを入れ替えて、つまり発光素子52をタワー1の下方側に、受光素子53をタワー1の上方側に設けるようにしてもよい。また図13に示す構成では、発光素子52と受光素子53とをタワーの下方側に、反射部54をタワーの上方側に設けるようにしてもよいし、図14に示す構成では、発光素子52と受光素子53とをタワーT1の上方側に、反射部72を位置調整プレート7の表面側に設けるようにしてもよい。
さらに、本発明では、図15に示すように、光軸形成手段として、タワーT1の最下段の冷却モジュール(COL1)の冷却プレート45の下方側に発光素子52を設け、光軸検出部として、位置調整プレート7の裏面側の中心(位置合わせ用の点領域)に受光素子73を設けるようにしてもよい。このようにすると、前記発光素子52により冷却プレート45の中心に形成された光軸L1と、位置調整プレート7の受光素子73とを一致させることによって、発光素子52からの光が受光素子73にて受光されるので、前記冷却プレート45の中心と、位置調整プレート7の中心との位置合わせを行うことができ、既述のティーチング作業を行うことができる。なおこの場合において、発光素子52をタワーT1の最上段の冷却モジュール(COL4)の冷却プレート45の上方側に設け、位置調整プレート7の表面側の中心に受光素子73を設けるようにしてもよい。
さらにまた、本発明では、図16に示すように、光軸形成手段として、位置調整プレート7の裏面側の中心(位置合わせ用の点領域)に発光素子74を設け、光軸検出部として、タワーT1の最下段の冷却モジュール(COL1)の冷却プレート45の下方側に受光素子53を設けるようにしてもよい。このようにすると、位置調整プレート7の中心が冷却プレート45の中心に形成された孔部51と一致したときに、前記孔部51に発光素子74によって光軸L1が形成され、この発光素子74からの光が受光素子53にて受光されるので、前記冷却プレート45の中心と、位置調整プレート7の中心との位置合わせを行うことができ、既述のティーチング作業を行うことができる。なおこの場合においても、受光素子53をタワーT1の最上段の冷却モジュール(COL4)の冷却プレート45の上方側に設け、発光素子74を位置調整プレート7の表面側の中心に設けるようにしてもよい。
続いて本発明の第2の実施の形態について、棚ユニットU1に設けられた加熱・冷却系モジュールに対するメインアームA1〜A4のティーチングを例にして説明する。この実施の形態のティーチングは、棚ユニットU1に左右方向に配列されたモジュールの基板載置部に対して、メインアームA1〜A4の搬送アーム61,62によりウエハWを所定の高さ位置で受け渡すときの、当該搬送アーム61,62の受け渡し位置のZ座標データを得るものである。
例えば図17を用いてTCT層B4に設けられた棚ユニットU1を例にして説明すると、この実施の形態のティーチングは、左右方向にモジュールが配列された棚ユニットU1に対して行われ、例えば棚ユニットU1の各段の加熱・冷却系モジュール、つまり1段目の1個の冷却モジュール(COL4)と2個の加熱モジュール(CHP4)とに対して行われる。
これら棚ユニットU1に左右方向に配列された加熱・冷却系モジュールは、メインアームA4からのウエハWの受け渡しの高さ位置が同じになるように構成されている。前記受け渡しの高さ位置とは、冷却モジュール(COL4)では冷却プレート45に対してリフトピン46との間でウエハWの受け渡しを行なうときの、ウエハWを保持した搬送アーム61,62が処理容器25に進入するときの高さ位置であり、加熱モジュール(CHP4)では冷却プレート42との間でウエハWの受け渡しを行うときの、ウエハWを保持した搬送アーム61,62が処理容器25に進入するときの高さ位置である。
前記棚ユニットU1の各段には、左右方向に配列された一端側のモジュールである冷却モジュール(COL4)の冷却プレート45と、他端側のモジュールである加熱モジュール(CHP4)の冷却プレート42の上方側の同じ高さ位置を通るように、棚ユニットU1の左右方向に貫通するように光軸形成用の孔部55が形成されている。この孔部55は前記ウエハWの受け渡しの高さ位置に形成され、その大きさは、例えばメインアームA4の搬送アーム61,62の厚みよりも小さく設定されている。
さらに棚ユニットU1の各段の一端側のモジュールの基板載置部の外側、例えば最左側に設けられた冷却モジュール(COL4)の冷却プレート45の外側には、前記孔部55に向けて発光するための発光素子52が設けられ、棚ユニットU1の各段の他端側のモジュールの基板載置部の外側、例えば最右側に設けられた加熱モジュール(CHP4)の冷却プレート42の外側には、前記発光素子52に対応するように受光素子53が設けられている。これにより発光素子52から受光素子53に向けて発光したときには、棚ユニットU1に搭載される冷却モジュール(COL4)の冷却プレート45と、加熱モジュール(CHP4)の冷却プレート42の上方側に左右方向に伸びる光軸L2が形成される。
続いてティーチング工程について説明するが、ここではユーザー側にて、TCT層B4の棚ユニットU1の上から第一段目のモジュールに対する、メインアームA4の搬送アーム61のティーチングを行なう場合を例にして説明する。先ずユーザー側では、発光素子52から光を発光して、発光素子52と受光素子53との間に光軸L2を形成し、この光軸L2との間に予め設定された間隔を形成するように冷却モジュール(COL4)の冷却プレート45、加熱モジュール(CHP4)の冷却プレート42の高さ位置を揃える。ここで光軸L2は、加熱モジュール(CHP4)や冷却モジュール(COL4)の各冷却プレート42,45にウエハWを受け渡すときの、受け渡し高さ位置に形成される。
次いで第2のティーチング用プログラム102を選択して、このプログラム102によりアームコントローラ106を介して、メインアームA4を制御し、図18(a)に示すように、ティーチング対象の加熱モジュール(CHP4)の基板載置部(冷却プレート42)の上方側に搬送アーム61を進入させる。ここで搬送アーム61の進入時の高さ位置は、予め処理容器25の搬送口26に搬送アーム61が衝突しない高さ範囲で設定しておく。
そして発光素子52と受光素子53との間に前記光軸L2を形成しておいた状態で、当該搬送アーム61により前記光軸L2を遮るまで、つまり発光素子52からの光が受光素子53にて受光できなくなくなるまで、搬送アーム61を上下方向に移動させる。ここで前記光軸L2は、既述のようにウエハWの受け渡し高さ位置に形成されているので、この光軸L2を搬送アーム61が遮ったときの搬送アーム61の高さが前記受け渡し高さとなる。
そして図18(b)に示すように、発光素子52と受光素子53との間に形成された光軸L2が搬送アーム61により遮られて、発光素子52からの光が受光素子53にて受光できなくなくなったときに、そのときの搬送アーム61の位置データを、受け渡し位置の高さ位置であるZ座標データとして記憶部103に取得し、この搬送アーム61のティーチングを終了する。更に続いてティーチングされていない別の搬送アーム62がある場合には、同様に搬送アーム62のティーチングを行なう。
続いて棚ユニットU1の同じ段の他の列の加熱モジュール(CHP4)や冷却モジュール(COL4)、異なる段の加熱モジュール(CHP4)や冷却モジュール(COL4)に対して、メインアームA4の搬送アーム61,62のティーチングを順次行ない、各モジュールに対する、対応するメインアームA4の搬送アーム61,62の受け渡し位置のZ座標データを記憶部103に格納する。また他の単位ブロックB1〜B3に対しても、対応するメインアームA1〜A3に対して同様にティーチングを行う。
この実施の形態によれば、ティーチング対象となる搬送アーム61,62を上下方向に移動させて、前記受け渡し高さ位置に形成された光軸L2を遮り、こうして光軸L2の位置を見つけることにより、棚ユニットU1に設けられたモジュールの基板載置部へのウエハWの受け渡しの高さ位置のティーチングを行うことができるので、ティーチング作業が容易となる。また搬送アーム61,62を前記光軸L2に直接重ね合わせることにより位置合わせを行っているので、前記受け渡し高さ位置の位置合わせを高い精度で行うことができる。
また上述の実施の形態と同様に、1組の発光素子52と受光素子53とを用いて、棚ユニットU1のある段に設けられた全てのモジュールの基板載置部に対してティーチングを行うことができるので経済的であり、さらに小さい発光素子52と受光素子53を利用しているので、小型の処理モジュールであっても設置でき、本発明のティーチングを容易に実施することができる。
なおこの手法によるティーチングの対象となる棚ユニットU1は、COT層B3では、棚ユニットU1の各段の疎水化処理モジュール(ADH)以外のモジュール、BCT層B2では棚ユニットU1の各段の冷却モジュール(COL2)と加熱モジュール(CHP2)、DEV層B1では棚ユニットU1の各段の冷却モジュール(COL1)と加熱モジュール(CHP1)である。またこの実施の形態では、図17の発光素子52が設けられている位置に受光素子53を設け、受光素子53が設けられている位置に発光素子52を設けるようにしてもよい。
以上において、メインアームの受け渡し位置のZ座標データを得るティーチングは、例えば前記光軸L2を検出するための光軸検出部が設けられた位置調整プレート7を用いて行うようにしてもよい。この位置調整プレート7は、例えば図19に示すように構成され、この位置調整プレート7の上には、当該プレート7に対して垂直に伸びるように設けられた板状体よりなる位置調整治具8が設けられている。この位置調整治具8は、当該位置調整プレート7を保持した搬送アーム61が、ティーチング対象のモジュールの基板載置部のウエハWの受け渡し高さ位置に位置したときに、前記光軸L2の光を通過させる孔部81を備えており、この孔部81が光軸検出部に相当する。
そしてこの例では、先ず発光素子52と受光素子53との間に前記光軸L2を形成しておき、図20(a)に示すように、受け渡し位置のデータを得ようとする加熱モジュール(CHP4)の冷却プレート42の上方側の予め設定された位置に、ティーチング対象の搬送アーム61により位置調整プレート7を搬送する。この位置では、位置調整治具8の板状部により前記光軸L2が遮られるようになっている。
次いで搬送アーム61を上下方向に移動させ、前記位置調整プレート7の位置調整治具8に形成された孔部81を前記光軸L2に一致させる。この位置では、前記光軸L2が前記孔部81を通るので、前記発光素子52からの光が受光素子53にて受光され、このときの搬送アーム61のZ座標位置データを取得することにより、前記搬送アーム61の受け渡し高さ位置のティーチングが行われる。
この例においても、棚ユニットU1に、前記発光素子52からの光を、前記全ての光軸形成用の孔部55を通るように反射する反射部を設けると共に、位置調整プレート7の位置調整治具8の孔部81が光軸L2と一致する高さに位置したときに、前記発光素子52から発光され、反射部より反射された光を受光する受光素子53を、例えば棚ユニットU1に発光素子52と隣接して設けるようにして、ティーチングを行ってもよい。
さらに、位置調整プレート7の位置調整治具8に、孔部81の代わりに、光軸検出部として前記発光素子52からの光を反射するための反射部を設け、この反射部が光軸L2と一致する高さ位置に位置したときに、前記発光素子52から発光され、位置調整プレート7に設けられた反射部により反射された前記光軸L2の光を受光する受光素子53を、例えば棚ユニットU1に発光素子52と隣接して設けるようにして、ティーチングを行ってもよい。
さらにまた位置調整プレート7の位置調整治具8に、孔部81の代わりに光軸検出部として、前記発光素子52からの光を受光するための受光素子53を設け、この受光素子32が光軸L2と一致する高さ位置に位置したときに、前記発光素子52から発光された光を、位置調整プレート7に設けられた受光素子53により受光するようにして、ティーチングを行ってもよい。
さらにまた位置調整プレート7の位置調整治具8に、孔部81の代わりに発光素子を設けると共に、前記光軸検出部をなす受光素子53を、棚ユニットU1の、位置調整プレート7を保持した搬送アーム61が、ティーチング対象のモジュールの基板載置部へウエハWを受け渡すときの受け渡し高さ位置に設け、この受光素子53と位置調整プレート7の発光素子からの光により形成される光軸L2とが一致する高さに位置したときに、前記位置調整プレート7に設けられた発光素子から発光された光を受光素子53により受光するようにして、ティーチングを行ってもよい。
以上において、ティーチングを行うときには、例えば棚ユニットU1のある列のティーチング対象となる全てのモジュールに対して、上述の第1の実施の形態の手法でメインアームA1〜A4の(X,Y)座標位置の取得を行い、次いで棚ユニットU1のある段のティーチング対象となる全てのモジュールに対して、第2の実施の形態の手法でZ座標位置の取得を行うようにしてもよいし、先に例えば上述の第2の実施の形態の手法でZ座標位置の取得を行い、次いで第1の実施の形態の手法で(X,Y)座標位置の取得を行うようにしてもよい。
また例えば棚ユニットU1のある列のティーチング対象となる全てのモジュールに対して、上述の第1の実施の形態の手法でメインアームA1〜A4の(X,Y)座標位置の取得を行った後、当該棚ユニットU1のある列の各モジュールについて別の方法にてZ座標位置の取得を行うようにしてもよいし、先ず例えば棚ユニットU1のある段のティーチング対象となる全てのモジュールに対して、第2の実施の形態の手法でメインアームA1〜A4のZ座標位置の取得を行った後、当該棚ユニットU1のある段の各モジュールについて、別の方法にて(X,Y)座標位置の取得を行うようにしてもよい。
さらに例えば図19に示すように、光軸L1を検出するための孔部71と、光軸L2を検出するための孔部81との両方を設けた位置調整プレート7を用いてティーチングを行う場合には、1つのモジュールに対して上述の第1の実施の形態の手法によるメインアームA1〜A4の(X,Y)座標位置の取得と、第2の実施の形態の手法によるZ座標位置の取得とを行ってから、他のモジュールに対して同様に(X,Y)座標位置と、Z座標位置の取得とを行うようにしてもよい。
以上において本発明の第1の実施の形態のティーチング対象となるモジュールは、加熱モジュール、冷却モジュール、受け渡しステージ等であり、これらは棚ユニットに基板載置部の中心が一致するように上下方向に設けられていればよく、この棚ユニットには、異なる種類のモジュールが配列されていてもよい。
また本発明の第1の実施の形態では、前記棚ユニットに上下方向に貫通して形成される光軸形成用の孔部51は、各基板載置部の対応する位置を通るように形成されるものであれば、必ずしも各基板載置部の中心に形成される必要は無く、当該孔部51を基板載置部の中心からずれた位置に形成し、位置調整プレート7の前記孔部51に対応する位置に、位置合わせ用の点領域を形成するようにしてもよいし、光軸形成用の孔部51を、各基板載置部の対応する位置の複数個所に形成し、位置調整プレート7の各孔部51に対応する位置に、位置合わせ用の点領域を形成するようにしてもよい。
さらに本発明の第2の実施の形態のティーチング対象となるモジュールは、加熱モジュール、冷却モジュール、受け渡しステージ等であり、これらは棚ユニットに基板載置部に対する基板の受け渡し高さ位置が一致するように左右方向に設けられていればよく、この棚ユニットには、異なる種類のモジュールが配列されていてもよい。
また本発明は半導体ウエハのみならず液晶ディスプレイ用のガラス基板(LCD基板)といった基板を処理する基板処理装置にも適用できる。
本発明に係るレジストパターン形成装置の一実施の形態を示す平面図である。 前記レジストパターン形成装置を示す斜視図である。 前記レジストパターン形成装置を示す側部断面図である。 前記レジストパターン形成装置に設けられる棚ユニットを示す正面図である。 前記レジストパターン形成装置に設けられる棚ユニットとメインアームと液処理モジュールとを示す斜視図である。 前記レジストパターン形成装置に設けられる加熱モジュールを示す平面図と断面図である。 前記レジストパターン形成装置に設けられる冷却モジュールを示す平面図と断面図である。 前記レジストパターン形成装置の各単位ブロックB1〜B4に設けられる棚ユニットU1にて構成されるタワーT1を示す縦断断面図である。 前記レジストパターン形成装置に設けられるメインアームの搬送アームと、位置調整プレートを示す平面図と斜視図である。 前記レジストパターン形成に設けられる制御部を示す構成図である。 前記レジストパターン形成装置にて行なわれるティーチングを説明するための工程図である。 前記レジストパターン形成装置にて行なわれるティーチングを説明するための工程図である。 前記レジストパターン形成装置に設けられる棚ユニットの他の例を示す縦断断面図である。 前記レジストパターン形成装置に設けられる棚ユニットのさらに他の例を示す縦断断面図である。 前記レジストパターン形成装置に設けられる棚ユニットのさらに他の例を示す縦断断面図である。 前記レジストパターン形成装置に設けられる棚ユニットのさらに他の例を示す縦断断面図である。 前記レジストパターン形成装置に設けられる棚ユニットのさらに他の実施の形態を示す縦断断面図である。 図17に示すレジストパターン形成装置にて行なわれるティーチングを説明するための工程図である。 前記レジストパターン形成装置に用いられる位置調整プレートを示す斜視図である。 図19に示す位置調整プレートを用いてレジストパターン形成装置にて行なわれるティーチングを説明するための工程図である。 従来の塗布、現像装置を示す平面図である。
符号の説明
W 半導体ウエハ
20 キャリア
S1 キャリアブロック
S2 処理ブロック
S3 インターフェイスブロック
S4 露光装置
A1〜A4 メインアーム
B インターフェイスアーム
C トランファーアーム
D 受け渡しアーム
CHP 加熱モジュール
COL 冷却モジュール
31 現像ユニット
32 塗布ユニット
33 第1の反射防止膜形成ユニット
34 第2の反射防止膜形成ユニット
42,45 冷却プレート(基板載置部)
51 光軸形成用の孔部
52 発光素子
53 受光素子
54 反射部
7 位置調整プレート
71 孔部
72 反射部
73 受光素子
74 発光素子
100 制御部

Claims (17)

  1. 基板を水平に載置する基板載置部を備えた複数のモジュールを、前記基板載置部の中心が一致するように上下方向に設けた棚ユニットと、この棚ユニットの各々のモジュールに対して基板の受け渡しを行うための進退及び昇降自在な基板搬送手段と、を備え、予め基板搬送手段による前記モジュール内の基板載置部に対する基板の受け渡し位置のデータを取得しておく基板処理装置において、
    前記棚ユニットに設けられる最上段のモジュールから最下段のモジュールに亘って、各基板載置部の対応する位置を通るように、前記棚ユニットに上下方向に貫通して形成された光軸形成用の孔部と、
    前記基板載置部の孔部内に光軸を形成するための光軸形成手段と、
    前記基板搬送手段により前記モジュールの基板載置部の上方側に搬送される位置調整プレートと、
    受け渡し位置のデータを得ようとするモジュールの基板載置部の上方側に、前記基板搬送手段により位置調整プレートが搬送され、この位置調整プレートにおける位置合わせ用の点領域が前記光軸に一致したときに、前記光軸を検出するための光軸検出部と、
    前記光軸検出部により前記光軸を検出したときに、基板搬送手段の位置を取得する位置取得手段と、を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記光軸形成手段は、棚ユニットに設けられた発光素子であり、
    前記光軸検出部は、前記位置調整プレートの点領域に設けられた前記光軸を通す孔部と、前記光軸がこの位置調整プレートに形成された孔部を通ったときに、前記発光素子からの光を受光するように棚ユニットに設けられた受光素子と、を含むことを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  3. 前記光軸検出部は、棚ユニットに設けられ、前記発光素子からの光を前記基板載置部の孔部を通るように反射するための反射部を備え、
    前記受光素子は、前記光軸が位置調整プレートに形成された孔部を通ったときに、前記発光素子から発光され、反射部より反射された光を受光するように設けられていることを特徴とする請求項2記載の基板処理装置。
  4. 前記光軸形成手段は、棚ユニットに設けられた発光素子であり、
    前記光軸検出部は、前記位置調整プレートの点領域に設けられ、前記発光素子からの光を反射するための反射部と、前記発光素子から発光され、位置調整プレートに形成された反射部により反射された光を受光するように棚ユニットに設けられた受光素子と、を含むことを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  5. 前記光軸形成手段は、棚ユニットに設けられた発光素子であり、
    前記光軸検出部は、前記位置調整プレートの点領域に設けられた受光素子であることを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  6. 前記光軸形成手段は、前記位置調整プレートの点領域に設けられた発光素子であり、
    前記光軸検出部は、前記光軸の光を受光するように棚ユニットに設けられた受光素子であることを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  7. 前記基板載置部の孔部は当該基板載置部の中心に形成され、前記位置調整プレートの点領域は当該位置調整プレートの中心に形成されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一に記載の基板処理装置。
  8. 基板が水平に載置される基板載置部を備えた複数のモジュールを左右方向に設けた棚ユニットと、この棚ユニットの各々のモジュールに対して基板の受け渡しを行うための進退及び昇降自在な基板搬送手段と、を備え、予め基板搬送手段によるモジュール内の基板載置部に対する基板の受け渡し位置のデータを取得しておく基板処理装置において、
    前記棚ユニットは、前記モジュールの基板載置部に対する基板搬送手段の基板の受け渡しの高さ位置が夫々一致するように設けられ、
    前記棚ユニットに搭載される一端側のモジュールから他端側のモジュールに亘って、前記基板の受け渡しの高さ位置を通るように、前記棚ユニットに左右方向に貫通するように形成された光軸形成用の孔部と、
    前記孔部内に光軸を形成するための光軸形成手段と、
    受け渡し位置のデータを得ようとするモジュールの基板載置部の上方側に前記基板搬送手段が進入し、当該基板搬送手段により前記光軸を遮ったときに、基板搬送手段の位置を取得する位置取得手段と、を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  9. 基板が水平に載置される基板載置部を備えた複数のモジュールを左右方向に設けた棚ユニットと、棚ユニットの各々のモジュールに対して基板の受け渡しを行うための進退及び昇降自在な基板搬送手段と、を含み、予め基板搬送手段によるモジュール内の基板載置部に対する基板の受け渡し位置のデータを取得しておく基板処理装置において、
    前記棚ユニットは、前記モジュールの基板載置部に対する基板搬送手段の基板の受け渡しの高さ位置が夫々一致するように設けられ、
    前記棚ユニットに搭載される一端側のモジュールから他端側のモジュールに亘って、基板載置部の上方側の同じ高さ位置を通るように、前記棚ユニットに左右方向に貫通して形成された光軸形成用の孔部と、
    前記孔部内に光軸を形成するための光軸形成手段と、
    前記基板搬送手段によりモジュールの基板載置部の上方側に搬送され、前記光軸を検出するための光軸検出部が設けられた位置調整プレートと、
    受け渡し位置のデータを得ようとするモジュールの基板載置部の上方側に、前記基板搬送手段により位置調整プレートが搬送され、前記位置調整プレートの光軸検出部が前記光軸に一致したときに、前記基板搬送手段の位置を取得する位置取得手段と、を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  10. 前記光軸形成手段は、棚ユニットに設けられた発光素子であり、
    前記光軸検出部は前記光軸を通す孔部であり、
    前記光軸が前記位置調整プレートに形成された孔部を通過したときに、前記発光素子からの光を受光するように棚ユニットに設けられた受光素子を備えることを特徴とする請求項9記載の基板処理装置。
  11. 棚ユニットに設けられ、発光素子からの光を前記光軸形成用の孔部を通るように反射するための反射部を備え、
    前記受光素子は、前記光軸が前記位置調整プレートに形成された孔部を通過したときに、前記発光素子から発光され、反射部より反射された光を受光するように設けられていることを特徴とする請求項10記載の基板処理装置。
  12. 前記光軸形成手段は、棚ユニットに設けられた発光素子であり、
    前記光軸検出部は前記発光素子からの光を反射するための反射部であり、
    前記発光素子から発光され、位置調整プレートに設けられた反射部により反射された光を受光するように棚ユニットに設けられた受光素子を備えることを特徴とする請求項9記載の基板処理装置。
  13. 前記光軸形成手段は、棚ユニットに設けられた発光素子であり、
    前記光軸検出部は、位置調整プレートに設けられた受光素子であることを特徴とする請求項9記載の基板処理装置。
  14. 前記光軸形成手段は、位置調整プレートに設けられた発光素子であり、
    前記光軸検出部は位置調整プレートに設けられる代わりに棚ユニットに設けられ、前記光軸の光を受光する受光素子であることを特徴とする請求項9記載の基板処理装置。
  15. 基板が水平に載置された基板載置部を備えた複数のモジュールを、前記基板載置部の中心が一致するように上下方向に設けた棚ユニットと、この棚ユニットの各々のモジュールに対して基板の受け渡しを行うための進退及び昇降自在な基板搬送手段と、を備えた基板処理装置において、予め基板搬送手段によるモジュール内の基板載置部に対する基板の受け渡し位置のデータを取得しておく基板の受け渡し位置の調整方法において、
    前記棚ユニットに設けられる最上段のモジュールから最下段のモジュールに亘って、各基板載置部の対応する位置を通るように、棚ユニットの上下方向に貫通する光軸を形成する工程と、
    位置調整プレートを前記基板搬送手段に保持させて、受け渡し位置のデータを得ようとするモジュールの基板載置部の上方側に搬送する工程と、
    位置調整プレートにおける位置合わせ用の点領域が前記光軸に一致して前記光軸を検出したときに、基板搬送手段の位置を取得する工程と、を含むことを特徴とする基板の受け渡し位置の調整方法。
  16. 基板が水平に載置される基板載置部を備えた複数のモジュールを左右方向に設けた棚ユニットと、棚ユニットの各々のモジュールに対して基板の受け渡しを行うための進退及び昇降自在な基板搬送手段と、を含み、前記モジュールの基板載置部に対する基板搬送手段の基板の受け渡しの高さ位置が夫々一致するように設けられた基板処理装置において、予め基板搬送手段によるモジュール内の基板載置部に対する基板の受け渡し位置のデータを取得しておく基板の受け渡し位置の調整方法において、
    前記棚ユニットに設けられる一端側のモジュールから他端側のモジュールに亘って、前記基板の受け渡しの高さ位置を通るように、前記棚ユニットに左右方向に貫通するように光軸を形成する工程と、
    受け渡し位置のデータを得ようとするモジュールの基板載置部の上方側に、前記基板搬送手段を進入する工程と、
    前記基板搬送手段が前記光軸を遮ったときに、前記基板搬送手段の位置を取得する工程と、を含むことを特徴とする基板の受け渡し位置の調整方法。
  17. 基板が水平に載置される基板載置部を備えた複数のモジュールを左右方向に設けた棚ユニットと、棚ユニットの各々のモジュールに対して基板の受け渡しを行うための進退及び昇降自在な基板搬送手段と、を含み、前記モジュールの基板載置部に対する基板搬送手段の基板の受け渡しの高さ位置が夫々一致するように設けられた基板処理装置において、予め基板搬送手段によるモジュール内の基板載置部に対する基板の受け渡し位置のデータを取得しておく基板の受け渡し位置の調整方法において、
    前記棚ユニットに設けられる一端側のモジュールから他端側のモジュールに亘って、基板載置部の上方側の同じ高さ位置を通るように、前記棚ユニットに左右方向に貫通して光軸を形成する工程と、
    受け渡し位置のデータを得ようとするモジュールの基板載置部の上方側に、前記基板搬送手段により、前記光軸を検出するための光軸検出部が設けられた位置調整プレートを搬送する工程と、
    前記位置調整プレートの光軸検出部が前記光軸に一致したときに、前記基板搬送手段の位置を取得する工程と、を含むことを特徴とする基板の受け渡し位置の調整方法。
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