JP4473320B2 - ノックアウト機構 - Google Patents

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本発明は、ノックアウト機構に関し、特に、フォーミングダイ又はフォーミングパンチとノックアウトダイ又はノックアウトパンチとを隣接して配置することにより、微細な成形形状が連続的に形成された被加工材料からのフォーミングダイまたはフォーミングパンチの喰らい付きを安定的に外すことを可能としたノックアウト機構に関するものである。
オイルクーラ等の熱交換器に用いられるオフセットフィンは、プレス加工によって形成されている(例えば、特許文献1参照)。オフセットフィンとは、波状のフィンであって板幅方向の山谷が板の長手方向の所定のピッチごとに板幅方向に半山ずれて千鳥状に形成されたフィンのことをいう。このような、微細な成形形状が連続的に形成された被加工材料については、プレス加工時にパンチ及びダイと被加工材料との喰らいつき力が大きくなる。
特開2006−136905号公報
通常の曲げや成形加工におけるノックアウト機構は、1つのノックアウトが単独でスプリングを有し、この単独のノックアウトにより被加工材料へのパンチやダイスの喰らいつきを外すものである。しかしながら、単独でのノックアウトは、オフセットフィンのような微細な成形形状が連続的に形成された成形形状では成り立たない。また、パンチ及びダイと被加工材料との喰らいつき力を上回る力を単独のノックアウトに加えた場合には、被加工材料が変形するおそれがある。
塑性加工における曲げや成形加工では、成形加工後に、ワークがパンチ及びダイスへの喰らいつきを外すためにノックアウト機構が必要不可欠であるが、上述したように、被加工材料に微細な成形形状が連続的にある場合には、単独でのノックアウトは、物理的に不可能である。
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたもので、被加工材料からのフォーミングダイまたはフォーミングパンチの喰らい付きを安定的に外すことを可能とするノックアウト機構を提供しようとするものである。
本発明のノックアウト機構は、被加工材料をプレス加工するためのプレス金型に備わるノックアウト機構であって、プレス加工の1スタンピング毎にプレス機のストロークに応じて動作するノックアウトバーと、被加工材料への加工形状が形成された先端部と、ノックアウトバーが貫通するとともにプレス機の下死点においてノックアウトバーが下死点から動作する方向に所定の隙間がある穴とを備える少なくとも1つのランスフォーミング部材と、ほぼ平坦な先端部と、ノックアウトバーがほぼ隙間無く貫通する穴とを備え、ランスフォーミング部材と隣接して互いにノックアウトバーが貫通して配置される少なくとも1つのノックアウト部材と、下死点においてランスフォーミング部材の先端部の反対側に当接して、ノックアウトバーの所定の隙間をプレス機の下死点からノックアウトバーが動作する方向に形成するバッキングプレートと、を備え、プレス機の下死点においてランスフォーミング部材の先端部及びノックアウト部材の先端部が共に被加工材料に接触する位置にランスフォーミング部材の穴とノックアウト部材の穴とが互いに配置され、下死点からのプレス機の動作において、ランスフォーミング部材は所定の隙間分動作せず、ノックアウトバーが貫通する穴に隙間のないノックアウト部材のみがノックアウトバーと連動して動作して被加工部材を押圧し、ノックアウト部材がランスフォーミング部材の被加工材料への喰らいつきを外すことを特徴とする。
本発明のノックアウト機構によれば、被加工材料からのフォーミングダイまたはフォーミングパンチの喰らい付きを安定的に外すことが可能となる。
以下、本実施形態のノックアウト機構を備えるプレス成形金型の実施形態を、図を参照して詳細に説明をする。
図1は、本実施形態のノックアウト機構を備えるプレス成形金型で成形される帯状材料を示す図である。図に示すように、帯状材料1には、所定のピッチで波型が形成された波型部1aと、波型部1aとひと山ずれて波型部1aと同一のピッチで波型が形成された波型部1bと、平坦部1cとが、交互に帯状材料1の幅方向に整列し、いわゆるオフセットフィンが形成される。
図2は、本実施形態のノックアウト機構を備えるプレス成形金型の下型全体の組立平面図である。本実施形態のノックアウト機構を備えるプレス成形金型の下型20は、ガイドレール部21とサイドカット部22とメインガイドポスト23と下型成形部200とを備える。サイドカット部22のサイドカットパンチ22aにより帯状材料1の両端が所定量カットされ、ダイプレート213の上面より上方に突き出ているストッパーに22bサイドカットされた端面を突き当て正確なピッチで送られる。また、下型20のほぼ中央部のガイドレール部21の中間部には下型成形部200が配置される。なお、金型の周知の構成については本実施形態の構成を明確化するため、図への記載は省略している。
図3は、本実施形態のノックアウト機構を備えるプレス成形金型の上型全体の組立平面図である。本実施形態のノックアウト機構を備えるプレス成形金型の上型10は、サイドカット部11とブッシュ13と上型成形部100とを備える。また、上型10のほぼ中央部には上型成形部100が配置される。なお、金型の周知の構成については本実施形態の構成を明確化するため、図への記載は省略している。
本実施形態のプレス成形金型では、上型部10が周知のプレス機のクランクに取り付けられて上下に動作し、下型部20が周知のプレス機の加工部に固定される。そして、帯状材料1が1スタンピングごとに所定量送り込まれて、上型部10がプレス位置(下死点)まで降下し、上型10の上型成形部100と下型20の下型成形部200とで帯状材料1を挟みこみプレス加工を行い、連続的に図1に示す波型の形状(いわゆる、オフセットフィン)を形成するものである。
次に、本実施形態のノックアウト機構を備えるプレス成形金型の上型成形部と下型成形部について説明をする。
図4は、本実施形態のノックアウト機構を備えるプレス成形金型の上型成形部と下型成形部の各構成要素を示す分解図である。
上型成形部100は第1のランスフォーミングパンチ101と第2のランスフォーミングパンチ102とノックアウトパンチ103とをこの順番に繰り返し整列させて多数備える。また、下型成形部200は第1のランスフォーミングダイ201と第2のランスフォーミングダイ202とノックアウトダイ203とをこの順番に繰り返し密接して整列させて多数備える。
そして、第1のランスフォーミングパンチ101と第1のランスフォーミングダイ201とが噛み合うことにより帯状材料1の波型部1aが成形され、第2のランスフォーミングパンチ102と第2のランスフォーミングダイ202とが噛み合うことにより帯状材料1の波型部1aが成形され、ノックアウトパンチ103とノックアウトダイ203とが噛み合うことにより帯状材料1の平坦部1cが成形されることとなる。
図では、第1及び第2のランスフォーミングパンチ及びダイとノックアウトパンチ及びダイは、各2枚ずつとなっているが、これは説明の簡略化のためであり、実際には、多数のパンチ及びダイが隙間なく密着して順に繰り返し密接して整列している。
次に、本実施形態の上型成形部100と下型成形部200の詳細な構成について説明をする。なお、本実施形態の両成形部の機構は、上型成形部100と下型成形部200とも同構造なので、以下の説明については、下型成形部200を用いて行う。
図5は、下型成形部の平面図である。図6(a)は、図2のAA断面図であり、図6(b)は、図6(a)のm部の拡大図である。
図6(a)に示すように、第1のランスフォーミングダイ201と第2のランスフォーミングダイ202とノックアウトダイ203とは、リテーナ211及びリテーナ212により所定の位置でインサートされる。これにより、第1のランスフォーミングダイ201と第2のランスフォーミングダイ202とノックアウトダイ203とは、リテーナ211及びリテーナ212から突出する方向(図中の上下方向)以外の動作が規制されている。
第1のランスフォーミングダイ201と第2のランスフォーミングダイ202とノックアウトダイ203とには、ノックアウトバー210が貫通しており、図6(b)に示すように、第1のランスフォーミングダイ201と第2のランスフォーミングダイ202とノックアウトダイ203とは、この順番で繰り返し密接して整列している。
ノックアウトバー210の両端はエジェクトピン218及び圧縮ばね221により支持され、ノックアウトバー210は、圧縮ばね221の伸縮する方向(図中の上下方向)に移動可能となっている。
また、ノックアウトバー210の両端のエジェクトピン218に支持される反対側には、キラーブロック214が接蝕して配置されており、このキラーブロック214は、後述するノックアウトレバー215との接触部材となる。
図5に示すように、一対のノックアウトレバー215は、ノックアウトバー210の上方にノックアウトバー210と略平行に設けられている。
また、一対のノックアウトレバー215は、第1のランスフォーミングダイ201と第2のランスフォーミングダイ202とノックアウトダイ203の整列した先端部が突出できる程度の間隔を有する。
一対のノックアウトレバー215の両端は一対のレバーブロック216に固定されている。一対のレバーブロック216は、エジェクトピン217及び圧縮ばね222により支持され、圧縮ばね222の伸縮する方向(図中の上下方向)に移動可能となっている。
このような構成により、ノックアウトレバー215が、圧縮ばね222が圧縮される方向に所定の距離移動した場合には、ノックアウトレバー215は、キラーブロック214に接触し、これにより、ノックアウトバー210に取り付けられた第1のランスフォーミングダイ201と第2のランスフォーミングダイ202とノックアウトダイ203とは、圧縮ばね221が圧縮される方向に移動することとなる。
図7は、ランスフォーミングダイの組み込まれた状態を示す図であり、図5のAA断面を示す図である。
ランスフォーミングダイ201(202)は、リテーナ211、212により、幅方向の動作を規制されるとともに、バッキングプレート219がストッパーとして下方に配置されている。
ランスフォーミングダイ201(202)の先端部201b(202b)には、帯状材料1の波型部を形成するための形状が形成されている。なお、ランスフォーミングダイ201(202)の先端部201b(202b)の詳細な形状については後述する。
ランスフォーミングダイ201(202)は、ノックアウトバー210が貫通した場合に、ノックアウトバー210の動作する方向(図中の上下方向)に所定の隙間cを有する大きさの穴201a(202a)を有する。ここで、ノックアウトパンチ103及びノックアウトダイ203は、ランスフォーミングパンチ及びランスフォーミングダイの喰らい付きを外す役割を有すると同時に、ランスフォーミング時のワークの余分な変形を少なくする為に成形直前にワークを挟み込む役割を有するため、所定の隙間cは、ノックアウトパンチ103及びノックアウトダイ203の可動量を確保できる程度の寸法を有することが好ましい。
そして、ランスフォーミングダイ201(202)は、ノックアウトバー210が貫通することにより固定されるとともに、ノックアウトバー210の動作に従い、遊びとして所定の隙間cを有しつつ図中の上下方向に動作する。
ランスフォーミングダイ201(202)の先端部201b(202b)は、一対のノックアウトレバー215の間隔とほぼ同一の幅を有し、ランスフォーミングダイ201(202)の上昇時には、ランスフォーミングダイ201(202)の先端部201b(202b)は、ノックアウトレバー215の上面から所定の長さ突出して、帯状材料1の波型部1a、及び1bを形成する。
図8は、ノックアウトダイ203の組み込まれた状態を示す図であり、図5のCC断面を示す図である。
ノックアウトダイ203は、リテーナ211、212により、幅方向の動作を規制されるとともに、バッキングプレート219がストッパーとして下方に配置されている。
ノックアウトダイ203の先端部203bには、帯状材料1の平坦部1cに接触する平坦形状が形成されている。
ノックアウトダイ203は、ノックアウトバー210が貫通した場合に、ほぼ隙間なく嵌合する大きさの穴203aを有する。
そして、ノックアウトダイ203は、ノックアウトバー210が貫通することにより固定されるとともに、ノックアウトバー210の動作に連動してほぼ遊びなく上下に動作する。
ノックアウトダイ203の先端部203bは、一対のノックアウトレバー215の間隔とほぼ同一の幅を有し、ノックアウトダイ203の上昇時には、ノックアウトダイ203の先端部203bは、ノックアウトレバー215の上面から所定の長さ突出して、帯状材料1の平坦部1cに接触する。
図9及び図10は、ノックアウト可動部を示す図であり、各々図5のエエ断面及びアア断面を示す図である。本実施形態のノックアウト可動部はノックアウトレバー215とキラーブロック214とノックアウトバー210と、エジェクトピン217、218と圧縮ばね221、222とから構成される。
図9からわかるように、エジェクトピン217及び圧縮ばね222は、圧縮ばね222が伸びる方向にノックアウトバー210を付勢する。
また、ノックアウトバー210は、キラーブロック214を介したノックアウトレバー215からの加圧力を受けて図中の上下方向に動作する。
図10からわかるように、エジェクトピン218及び圧縮ばね221は、圧縮ばね221が伸びる方向にレバーブロック216を付勢する。また、レバーブロック216にはノックアウトレバー215が取り付けられており、レバーブロック216は、ノックアウトレバー215が受けた加圧力により図中の上下方向に動作する。
なお、ノックアウトレバー215が受ける加圧力とは、具体的には、プレス加工時に下型20と上型部10とが帯状材料1をプレスする場合に生じる圧力である。
次に、本実施形態のノックアウト機構の実際の動作について図を用いて説明をする。なお、下記説明においては、下型20に備わる下型成形部200の動作について説明を行うが、上型10に備わる上型成形部100も同様の動作を行う。
図11Aは、プレス機の下死点付近の下型成形部200の状態を示す図である。成形加工の1サイクルを説明すると、ノックアウトレバー215の上面に被加工材料である帯状材料1が存在する。プレス機の動作により、ノックアウトレバー215が押し上げられると、順次、キラーブロック214とノックアウトバー210とエジェクトピン217も押し下げられ、ノックアウトバー210に貫通して配列したノックアウトダイ203のみ連動して押し下げられる。
したがって、ノックアウトダイ203は圧縮ばね221の影響を受けずに下がり、帯状材料1は、プレス機の下支点でプレス成形加工される。このとき、ランスフォーミングダイ201、202とノックアウトダイ203の先端部はノックアウトレバー215の上面から所定量突出して帯状材料1に接触し、プレス成形加工を行う。
図11Bは、帯状材料1のプレスが終了しプレス機の下死点付近から上型10が上昇を開始した場合の下型成形部200の状態を示す図である。
上型10の上昇時には、エジェクトピン217を介して圧縮ばね222の力でノックアウトバー210が上昇する。ここで、ノックアウトダイ203についてはノックアウトバー210が貫通する穴に隙間が存在しないため、ノックアウトバー210の上昇に連動してノックアウトダイ203も上昇する。一方、ランスフォーミングダイ201、202についてはノックアウトバー210が貫通する穴に所定量cの隙間が存在するため、ノックアウトバー210が所定量cにより、上昇することはない。ここで、ノックアウトバー210は、ノックアウトダイ203の喰らいつきを外すと共に帯状材料1を所定のパスラインへ押し上げる役目を果たす。
したがって、ノックアウトダイ203のみが連動して上昇することにより、ノックアウトダイ203の先端部が所定量cだけランスフォーミングダイ201、202の先端部に対して突出し、ノックアウトダイ203の先端部のみが帯状材料1を押圧し、これにより、成形加工された帯状材料1への第1のランスフォーミングダイ201と第2のランスフォーミングダイ202の喰らいつきを外す。
型10が更に上昇すると、エジェクトピン218を介し圧縮ばね221によりレバーブロック216に連結されたノックアウトレバー215のみが上昇し、これにより、帯状材料1へのノックアウトダイ203の喰らいつきを外し、所定の搬送位置へ成形加工された帯状材料1を押し上げる。
そして、図11A、Bからわかるように、圧縮ばね222の収縮時(プレス機の下支点)では、ランスフォーミングダイ201、202の先端部201b(202b)及びノックアウトダイ203の先端部203bが共に帯状材料1に接触するとともに、圧縮ばね222の伸長時(上型10の上昇時)では、ノックアウトダイ203の先端部203bが所定の隙間cの長さだけランスフォーミングダイ201、202の先端部201b(202b)に対してさらに突出して帯状材料1の喰らいつきを外すようにランスフォーミングダイ201、202の穴201a(202a)とノックアウトダイ203の穴203aとが各々配置されている。
図12は、本実施形態で用いられるランスフォーミングダイ及びランスフォーミングパンチの先端部の形状を拡大した図である。図12は、本実施形態で用いられるランスフォーミングダイ及びランスフォーミングパンチの先端部にコイニング部を設けた成形パンチ及びダイが上下噛み合った状態を示す。成形部先端にコイニング部が設けられ、この部分が帯状材料の厚さtに対してpだけ喰いこみ、図13に示すa、bの平坦面積を大きくするとともに平坦な面に仕上げる、又、成形されることによってワークに応力が残り、反りやねじれ等の歪が残るが、コイニングされることによりワークの応力が解放され、歪の少ない製品を得ることができる。
以上説明したように、本実施形態のノックアウト機構によれば、被加工材料からのフォーミングダイまたはフォーミングパンチの喰らい付きを安定的に外すことが可能となる。
本実施形態のノックアウト機構を備えるプレス成形金型で成形された帯状材料を示す図である。 本実施形態のノックアウト機構を備えるプレス成形金型の下型全体の組立平面図である。 本実施形態のノックアウト機構を備えるプレス成形金型の上型全体の組立平面図である。 本実施形態のノックアウト機構を備えるプレス成形金型の上型成形部と下型成形部の各構成要素を示す分解図である。 本実施形態の下型成形部の平面図である。 図2のAA断面図である。 本実施形態のランスフォーミングダイの組み込まれた状態を示す図である。 本実施形態のノックアウトダイ203の組み込まれた状態を示す図である。 本実施形態のノックアウト可動部を示す図である。 本実施形態のノックアウト可動部を示す図である。 プレス機の下死点付近の本実施形態の下型成形部の状態を示す図である。 帯状材料1のプレスが終了しプレス機の下死点付近から上型が上昇を開始した場合の本実施形態の下型成形部の状態を示す図である 本実施形態で用いられるランスフォーミングダイ及びランスフォーミングパンチの先端部の形状を拡大した図である。 本実施形態のノックアウト機構を備えるプレス成形金型で成形された帯状材料の断面図である。
符号の説明
10:上型
20:下型
100:上型成形部
101:第1のランスフォーミングパンチ
102:第2のランスフォーミングパンチ
103:ノックアウトパンチ
110:ノックアウトバー
114:キラーブロック
115:ノックアウトレバー
116:レバーブロック
117:エジェクトピン
118:エジェクトピン
121:圧縮ばね
122:圧縮ばね
200:下型成形部
201:第1のランスフォーミングダイ
202:第2のランスフォーミングダイ
203:ノックアウトダイ
210:ノックアウトバー
214:キラーブロック
215:ノックアウトレバー
216:レバーブロック
217:エジェクトピン
218:エジェクトピン
221:圧縮ばね
222:圧縮ばね

Claims (5)

  1. 被加工材料をプレス加工するためのプレス金型に備わるノックアウト機構であって、
    プレス加工の1スタンピング毎にプレス機のストロークに応じて動作するノックアウトバーと、
    前記被加工材料への加工形状が形成された先端部と、前記ノックアウトバーが貫通するとともに前記プレス機の下死点において前記ノックアウトバーが前記下死点から動作する方向に所定の隙間がある穴と、を備える少なくとも1つのランスフォーミング部材と、
    ほぼ平坦な先端部と、前記ノックアウトバーがほぼ隙間無く貫通する穴と、を備え、前記ランスフォーミング部材と隣接して互いに前記ノックアウトバーが貫通して配置される少なくとも1つのノックアウト部材と、
    前記下死点において前記ランスフォーミング部材の先端部の反対側に当接して、前記ノックアウトバーの所定の隙間を前記プレス機の下死点から前記ノックアウトバーが動作する方向に形成するバッキングプレートと、
    を備え、
    前記プレス機の下死点おいて前記ランスフォーミング部材の先端部及び前記ノックアウト部材の先端部が共に前記被加工材料に接触する位置に前記ランスフォーミング部材の穴と前記ノックアウト部材の穴とが互いに配置され、前記下死点からの前記プレス機の動作において、前記ランスフォーミング部材は前記所定の隙間分動作せず、前記ノックアウトバーが貫通する穴に隙間のない前記ノックアウト部材のみが前記ノックアウトバーと連動して動作して前記被加工部材を押圧し、前記ノックアウト部材が前記ランスフォーミング部材の前記被加工材料への喰らいつきを外すことを特徴とするノックアウト機構。
  2. 前記ランスフォーミング部材の先端部は、コイニング部を有することを特徴とする請求項1に記載のノックアウト機構。
  3. 請求項1または2に記載のノックアウト機構を備えることを特徴とする下型。
  4. 請求項1または2に記載のノックアウト機構を備えることを特徴とする上型。
  5. 請求項3に記載の下型と請求項4に記載の上型との少なくとも一方を備えることを特徴とする金型装置。
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