JP4472459B2 - スクリュープレスのスクリーン洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、汚泥やスクリーンかす等のスラリーの脱水に用いられるスクリュープレスのスクリーン洗浄装置に関する。
スクリュープレスは、筒状のスクリーンの内部にスクリューを挿入し、スクリューの回転により固液分離対象のスラリーを一端から他端へ搬送する間に、スラリー中の液成分をスクリーンを通して加圧濾過し、濾過して分離した固形物をスクリーンの他端側の開口から排出するようにしたものである。
この種のスクリュープレスの中に、予め必要なときにスクリーンを回転できるように支持しておき、スクリーンの目詰まりが生じたときに、スクリーンを回転させながら、洗浄ノズルにより洗浄液をスクリーンに吹き付けて洗浄するようにしたものがある。このようにスクリーンを回転させながらスクリーンに洗浄液を吹き付けることにより、洗浄ノズルを固定したままスクリーンの全周を洗浄することができるようになる。
また、スクリーンを回転させながら洗浄できるようにしたものの中に、スクリーンの回転を、スクリューの回転駆動力を利用して行うようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、スクリーン内部にスクリューを挿入すると共に、スクリーンを固定フレームに対して回転自在に支持し、スクリーンの外周側に洗浄ノズルを配置したものにおいて、スクリュー及びスクリーンの一端側にスクリーンとスクリューを係脱する第1の一方向回転ロック機構を設け、スクリーンの他端側にスクリーンと固定フレーム(機枠)を係脱する第2の一方向回転ロック機構を設けたスクリュープレスのスクリーン洗浄装置が記載されている。
ここで、第1の一方向回転ロック機構は、スクリューが正転するとき非ロック、スクリューが逆転するときロックとなって、スクリューと共にスクリーンを共回りさせるものである。また、第2の一方向回転ロック機構は、スクリューが正転するときロックとなって、スクリューと共にスクリーンが共回りするのを阻止し、スクリューが逆転するとき非ロックとなって、スクリューと共にスクリーンが共回りするのを許すものである。なお、各一方向回転ロック機構は、ラチェット爪と、スプリングで付勢されたストッパとで構成されている。
このスクリーン洗浄装置では、スクリューを正転させたとき、スクリーンが固定フレームにロックされ、固定したスクリーンに対してスクリューが回転することにより、プレス脱水がなされる。また、スクリューが逆転したとき、スクリューとスクリーンがロックし、スクリーンと固定フレームが非ロック状態となることで、スクリーンがスクリューと共に回転する。従って、スクリーンが目詰まりしたとき、スクリューを逆転させながら、洗浄ノズルから洗浄液をスクリューに吹き付けることによって、スクリーンの周方向の全面に洗浄液を吹き付けることができて、スクリーンの目詰まりを解消することができる。しかも、その洗浄のためにスクリーンを回転させる動力は、スクリューの駆動力を切り替えて利用することができるので、構造が簡単で操作し易い等のメリットが得られる。
特許第2868146号
ところで、特許文献1に記載されている従来の装置では、2つの一方向回転ロック機構をスクリーンの一端側と他端側に別々に設けていたので、例えばメンテナンスを行う場合には別々に行わなければならず、作業が面倒であった。また、2つの一方向ロック機構が互いに離れた場所にあるため、部品の共有も不可能であり、部品数の削減によるコストダウンも無理であった。
本発明は、上記事情を考慮し、メンテナンス性の改善や部品点数の削減が可能なスクリュープレスのスクリーン洗浄装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、軸線方向の一端部が固液分離対象のスラリーの導入口に連通し、他端部が分離固形物の排出口に連通した筒状のスクリーンと、このスクリーンの内部に挿入され、スクリーンに対して正方向に回転させられることで、前記導入口から排出口に向けてスラリー中の固形物を移送しつつスクリーンを通してスラリー中の液成分を分離させるスクリューと、を有し、前記スクリーンが固定フレームに回転自在に支持されると共に、前記スクリーンの外周側にその長手方向に沿わせて洗浄ノズルが配設されたスクリュープレスのスクリーン洗浄装置において、前記スクリューとスクリーンとの間に、スクリューの正方向回転時にスクリーンに対するスクリューの自由回転を許容し、スクリューの逆方向回転時にスクリューとスクリーンを一体回転するようにロックする第1の一方向回転ロック機構を設けると共に、前記スクリーンと固定フレームとの間に、スクリーンの正方向への回転を阻止し、逆方向への回転を許容する第2の一方向回転ロック機構を設け、前記第1の一方向回転ロック機構と第2の一方向回転ロック機構とを、前記スクリーンの軸線方向の略同位置に配置し、前記第1の一方向回転ロック機構が、前記スクリーン側に設けられると共にバネで退避位置から定位置に付勢された第1の係合爪と、前記スクリュー側に設けられると共に、該スクリューが逆方向に回転したとき前記第1の係合爪と係合し、且つ、スクリューが正方向に回転したとき前記係合爪を退避位置に押し退けつつ自身が係合爪を通過する第1のストッパ突起とで構成され、前記第2の一方向回転ロック機構が、前記スクリーン側に設けられると共にバネで退避位置から定位置に付勢された第2の係合爪と、前記固定フレーム側に設けられると共に、前記スクリーンが正方向に回転しようとしたとき前記第2の係合爪と係合してスクリーンの回転を阻止し、且つ、スクリーンが逆方向に回転しようとしたとき前記第2の係合爪を退避位置に押し退けつつ該第2の係合爪の通過を許す第2のストッパ突起とで構成され、
前記スクリーン上に共に設けられる前記第1、第2の係合爪と、各係合爪を退避位置から定位置に付勢する前記バネとが、それらを支持する共通の支持ブラケットと共に、1個の回転ロックユニットとして組み上げられた上で、前記スクリーン上に取り付けられていることを特徴とする。
請求項2の発明は、前記請求項1において、前記第1、第2の係合爪が、両係合爪に共通の1本のピンにより前記スクリーンの半径方向に沿った面内で回動可能に前記支持ブラ
ケット上に支持されており、そのピンの外周に、前記第1、第2の係合爪を退避位置から定位置に付勢するバネが装着されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、スクリューとスクリーンとの係脱を行う第1の一方向回転ロック機構と、スクリーンと固定フレームとの係脱を行う第2の一方向回転ロック機構とを、スクリーンの軸線方向の略同位置に配置したので、従来のように互いに離れた位置に配置してある場合と違って、1回で同時にメンテナンスを行うことができ、メンテナンスの面倒がない。また、両方の一方向回転ロック機構が略同位置にあることから、部品の共有化や一体化が可能であり、そうすることにより、部品点数の削減による装置構成の簡略化及びコストダウンが図れる。また、スクリーン上に共に設ける第1、第2の係合爪とバネとを、支持ブラケットと共に1個の回転ロックユニットとして組み上げた上でスクリーン上に取り付けているので、一層の構成の簡略化が図れると共に、取り付けが簡単にできるようになる。
請求項2の発明によれば、両方の係合爪を共通のピンで回動可能に支持し、そのピンの外周にバネを配置したので、回転ロックユニットを一層コンパクトな構成にすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1の(a)は実施形態のスクリーン洗浄装置を含んだスクリュープレスの全体構成を示す側断面図、(b)は(a)のIb−Ib断面図である。図2は図1のII矢視部の拡大図、図3はその要部の断面図、図4は図3のIV部の拡大図である。
図1において、符号1で示すものは水平に配されたスクリューである。このスクリュー1は、スクリュー軸10の外周に螺旋翼11を設けて構成したものであり、螺旋翼11の先端部11Aは、先窄まりのテーパ内面に沿うように先窄まり形状に形成されている。ここでは、スラリーの流れ方向の上流側を基端側、下流側を先端側と言う。スクリュー軸10は、螺旋翼11の設けられた長さ方向の中間部10Cが、軽量化のために中空パイプで構成され、基端部10A及び先端部10Bが中実のシャフトで構成されている。スクリュー1は、スクリュー軸10の基端部10Aと先端部10Bを軸受部25、26で支持することにより回転自在に設けられており、駆動力入力部27に伝動手段を介して回転動力を入力することで、任意に正転及び逆転させることができるようになっている。
スクリュー1は、筒状のスクリーン12の内部に挿入されている。このスクリーン12は、主要部が円筒状に形成されているものの、先端部12Aが、螺旋翼11の先端部11Aに対応した先窄まりのテーパ状に形成されている。また、スクリーン12の基端側及び先端側には、それぞれ、スラリーTAの導入口21Aを有する入口ハウジング21と、固形物TCの排出口22Aを有する出口ハウジング22とが配置されている。
入口ハウジング21は、スクリーン12の基端開口に連続して設けられており、スクリーン12の基端開口は、入口ハウジング21の内部空間を介してスラリーの導入口21Aに連通している。また、出口ハウジング22は、スクリーン12の先窄まりの先端開口に連続して設けられており、スクリーン12の先端開口は、出口ハウジング22の内部空間を介して固形物排出口22Aに連通している。基端側の軸受部25は、入口ハウジング21の端板の外部に結合され、同端板を貫通するスクリュー軸10の基端部10Aを回転自在に支持している。先端側の軸受部26は、出口ハウジング22の外部に配置され、出口ハウジング22の壁板を貫通するスクリュー軸10の先端部10Bを回転自在に支持している。
入口ハウジング21のスクリーン12側の端部、及び、出口ハウジング22のスクリーン12側の端部には、それぞれリング状の固定フレーム31、39が設けられている。入口ハウジング21側の固定フレーム31と出口ハウジング22側の固定フレーム39との間には、スクリーン12の下半部を間隔をおいて覆う半円筒状のケーシング13が配設されると共に、スクリーン12の上半部を間隔をおいて覆う半円筒状のカバー14が配設されている。半円筒状のケーシング13及びカバー14は、スクリーン12を透過してきた液成分を捕捉し、ケーシング13の下端の排液口13Aを通して、液成分TBを液配管(図示略)に導出するためのもので、長手方向の両端部が前記固定フレーム31、39にそれぞれ結合されている。また、ケーシング13及びカバー14は、互いに周方向の端部が結合されることで円筒状の筐体を構成している。
このスクリュープレスにおいては、スクリーン12のテーパ状の先端部12Aを除く円筒部分を回転自在に支持するために、スクリーン12の基端側と先端側にそれぞれ回転支持部が設けられている。基端側の回転支持部として、スクリーン12の端部枠32と固定フレーム31との嵌合面間に滑りリング33が設けられており、この滑りリング33を介してスクリーン12の基端側が回転自在に支持されている。また、先端側の回転支持部として、スクリーン12の円筒部分の端部枠37と半円筒状のケーシング13の内周に設けられた固定フレーム36との嵌合面間に滑りリング38が設けられており、この滑りリング38を介してスクリーン12の円筒部分の先端側が回転自在に支持されている。
スクリーン12を回転可能に設けたのは、スクリーン洗浄時にスクリーン12を回すことによって、周方向の一部に設けた洗浄液噴射装置70によってスクリーン12の全周を洗浄できるようにするためである。洗浄液噴射装置70は、洗浄液71を送るパイプ70Aの腹部に、スクリーン12に向けて洗浄液71を吹き付ける洗浄ノズル72を間隔的に多数列設したもので、図1(b)に示すように、スクリーン12の上側にスクリーン12の長手方向に沿って2列に配置してある。各洗浄ノズル72は、スクリーン12に対して最も効果的な洗浄力を発揮できる角度(例えば、スクリーン12の周面に対して垂直)に設けられている。
また、スクリーン12の基端側には、スクリーン12を、スクリュー1の正転時はスクリュー1と共回りしないように固定フレーム31側にロックし、スクリュー1の逆転時はスクリュー1と共回りするようにスクリュー1側にロックする、2つの一方向ロック機能を持つロック機構50が設けられている。以下、このロック機構50について、図2〜図4を用いて説明する。
まず、スクリュー1の螺旋翼11とスクリーン12との間に、スクリュー1の正方向(矢印RA方向)回転時にスクリーン12に対するスクリュー1の自由回転を許容し、スクリュー1の逆方向(矢印RB方向)回転時にスクリュー1とスクリーン12を一体回転するようにロックする第1の一方向回転ロック機構(後述の係合爪53が主要素)が設けられている。また、スクリーン12と固定フレーム31との間に、スクリーン12の正方向(矢印RA方向)への回転を阻止し、逆方向(矢印RB方向)への回転を許容する第2の一方向回転ロック機構(後述の係合爪52が主要素)が設けられている。これら第1、第2の一方向ロック機構は、スクリーン12の軸線方向の略同位置に配置されている。
第1の一方向回転ロック機構は、図4に拡大して示すように、スクリーン12側に設けられると共にバネ56で退避位置から定位置に付勢された第1の係合爪(ラチェット爪とも呼ばれる)53と、スクリュー1側に設けられると共に、該スクリュー1が逆方向(矢印RB方向)に回転したとき第1の係合爪53と係合し、且つ、スクリュー1が正方向(矢印RA方向)に回転したとき第1の係合爪53を退避位置に押し退けつつ自身が第1の係合爪53を通過する第1のストッパ突起54とで構成されている。
同様に、第2の一方向回転ロック機構は、スクリーン12側に設けられると共にバネ55で退避位置から定位置に付勢された第2の係合爪(ラチェット爪とも呼ばれる)52と、固定フレーム31側に設けられると共に、スクリーン12が正方向(矢印RA方向)に回転しようとしたとき第2の係合爪52と係合してスクリーン12の回転を阻止し、且つ、スクリーン12が逆方向(矢印RB方向)に回転しようとしたとき第2の係合爪52を退避位置に押し退けつつ該第2の係合爪52の通過を許す第2のストッパ突起51とで構成されている。
これらスクリーン12上に共に設けられる第1、第2の係合爪53、52と、各係合爪53、52を退避位置から定位置に付勢するバネ56、55とは、それらを支持する共通の支持ブラケット58と共に、1個の回転ロックユニットとして組み上げられた上で、ボルトによりスクリーン12に形成した切欠部等に取り付けられている。しかも、第1、第2の係合爪53、52は、両係合爪53、52に共通の1本のピン57によりスクリーン12の半径方向に沿った面内で回動可能に支持ブラケット58上に支持されており、そのピン57の外周に、第1、第2の係合爪53、52を退避位置から定位置に付勢するバネ56、55が装着されている。
次に作用を説明する。
通常運転時、スクリュー1は正方向に回転させる。そうすると、スクリーン12は、スクリュー1の回転に引きずられて共回りしようとするが、第2の係合爪52が第1のストッパ突起51に係合することで、スクリーン12は回転ロックされ、スクリュー1は、回転ロックされたスクリーン12に対して内部で回転する。これにより、入口ハウジング21の導入口21Aから導入されたスラリーが、出口ハウジング22の排出口22Aに向けて圧縮されつつ移送され、同時に、スクリーン12を通してスラリー中の液成分が分離されて、スクリーン12の目(隙間)から出てケーシング13の排液口13Aから外部に排出される。
一方、スクリーン12の内部に残る固形物は、スクリュー1の送り動作によって出口ハウジング22内に移動し、ここでバネ式の加圧板によって加圧された後、排出口22Aから外部に排出される。
次に、このようなプレス脱水運転をしていてスクリーン12が目詰まりしたときには、スクリーン12の洗浄運転を行う。この場合は、スクリュー1を逆転させながら、洗浄ノズル72から洗浄液をスクリーン12に向けて吹き付ける。そうすると、スクリュー1の逆方向(矢印RB方向)への回転により、第1の係合爪53と第1のストッパ突起54とが係合し、スクリュー1とスクリーン12が共回りする。このとき、第2の係合爪52は、固定フレーム31側の第2のストッパ突起51の上を滑って、スクリーン12の自由な回転を許す。このように、スクリーン12を回転させながら、スクリーン12の外周辺に設けた洗浄ノズル72から洗浄液を噴射することにより、スクリーン12の全周面を洗浄して、目詰まり物を除去することができる。なお、スクリーン12を洗浄した後、スクリュー1を正転させることで、通常の固液分離運転に直ぐに復帰することができる。
この装置では、上述したように、スクリュー1とスクリーン12との係脱を行う第1の一方向回転ロック機構(第1の係合爪53が主要素)と、スクリーン12と固定フレーム31との係脱を行う第2の一方向回転ロック機構(第2の係合爪52が主要素)とを、スクリーン12の軸線方向の略同位置に配置しているので、従来のように互いに離れた位置に配置してある場合と違って、メンテナンスを行う場合にも、1回で同時にメンテナンスを行うことができ、メンテナンスの面倒がない。
また、両方の一方向回転ロック機構を略同位置に設けたことから、2つの係合爪53、52やバネ56、55を1つのユニットとして集約している。特に1個のピン57で2つの係合爪53、52を回動可能に支持しており、そのピン57の外周にバネ56、55を装着している。したがって、取り付け取り外しが簡単にできる上に、部品点数を削減しながらコンパクトな構造が実現できてコストダウンが図れる。
(a)は本発明の実施形態のスクリーン洗浄装置を含んだスクリュープレスの全体構成を示す側断面図、(b)は(a)のIb−Ib断面図である。 図1のII矢視部の拡大図である。 図2の要部の断面図である。 図3のIV部の拡大図である。
符号の説明
1 スクリュー
12 スクリーン
21A スラリー導入口
22A 固形物排出口
31,36,39 固定フレーム
50 ロック機構
51 第2のストッパ突起
52 第2の係合爪
53 第1の係合爪
54 第1のストッパ突起
55,56 バネ
57 ピン
58 支持ブラケット
72 洗浄ノズル
TA スラリー
TB 液成分
TC 固形物
RA 正方向
RB 逆方向

Claims (2)

  1. 軸線方向の一端部が固液分離対象のスラリーの導入口に連通し、他端部が分離固形物の排出口に連通した筒状のスクリーンと、このスクリーンの内部に挿入され、スクリーンに対して正方向に回転させられることで、前記導入口から排出口に向けてスラリー中の固形物を移送しつつスクリーンを通してスラリー中の液成分を分離させるスクリューと、を有し、前記スクリーンが固定フレームに回転自在に支持されると共に、前記スクリーンの外周側にその長手方向に沿わせて洗浄ノズルが配設されたスクリュープレスのスクリーン洗浄装置において、
    前記スクリューとスクリーンとの間に、スクリューの正方向回転時にスクリーンに対するスクリューの自由回転を許容し、スクリューの逆方向回転時にスクリューとスクリーンを一体回転するようにロックする第1の一方向回転ロック機構を設けると共に、
    前記スクリーンと固定フレームとの間に、スクリーンの正方向への回転を阻止し、逆方向への回転を許容する第2の一方向回転ロック機構を設け、
    前記第1の一方向回転ロック機構と第2の一方向回転ロック機構とを、前記スクリーンの軸線方向の略同位置に配置し、
    前記第1の一方向回転ロック機構が、前記スクリーン側に設けられると共にバネで退避位置から定位置に付勢された第1の係合爪と、前記スクリュー側に設けられると共に、該スクリューが逆方向に回転したとき前記第1の係合爪と係合し、且つ、スクリューが正方向に回転したとき前記係合爪を退避位置に押し退けつつ自身が係合爪を通過する第1のストッパ突起とで構成され、
    前記第2の一方向回転ロック機構が、前記スクリーン側に設けられると共にバネで退避位置から定位置に付勢された第2の係合爪と、前記固定フレーム側に設けられると共に、前記スクリーンが正方向に回転しようとしたとき前記第2の係合爪と係合してスクリーンの回転を阻止し、且つ、スクリーンが逆方向に回転しようとしたとき前記第2の係合爪を退避位置に押し退けつつ該第2の係合爪の通過を許す第2のストッパ突起とで構成され、
    前記スクリーン上に共に設けられる前記第1、第2の係合爪と、各係合爪を退避位置から定位置に付勢する前記バネとが、それらを支持する共通の支持ブラケットと共に、1個の回転ロックユニットとして組み上げられた上で、前記スクリーン上に取り付けられていることを特徴とするスクリュープレスのスクリーン洗浄装置。
  2. 前記第1、第2の係合爪が、両係合爪に共通の1本のピンにより前記スクリーンの半径
    方向に沿った面内で回動可能に前記支持ブラケット上に支持されており、そのピンの外周に、前記第1、第2の係合爪を退避位置から定位置に付勢するバネが装着されていることを特徴とする請求項1に記載のスクリュープレスのスクリーン洗浄装置。
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