JP4471844B2 - アミノグリコシド抗生物質を使用するprp検出方法 - Google Patents

アミノグリコシド抗生物質を使用するprp検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、硫酸ストレプトマイシンによる全PrPsc沈降法、及び液体又は溶液からのPrPsc免疫検出又は除去のためのその使用に関する。
PrP又は細胞プリオン蛋白に関してPrPと示される天然又は正常プリオン蛋白は、哺乳動物のリンパ系及びニューロン細胞中で広く発現する糖タンパクである。
PrPの構造変化は、プロテイナーゼKに耐性を有する病原蛋白PrPscの出現及び増殖に至らせる。この病原蛋白は、PrPsc又はPrPresと差別なく呼ぶことができる。動物器官中にPrPscが蓄積することは、多数の疾病、特に小型反芻動物の振戦病、大鹿及び羚羊の慢性消耗病(又はchronic wasting disease「CWD」)、ウシ海綿状脳症(BSE)及びヒトにおけるクロイツフェルト・ヤコブ病の原因である。
BSEに感染した家畜において、2〜6年の潜伏期後に遅発出現すること、及び症状発展が遅いことにより、疫学的モデルの発展は、著しく遅れた。BSEは、摂取によってヒトに伝染可能であり、かつクロイツフェルト・ヤコブ病の新規な形状(vMCJ)の出現に至らせた。
病原蛋白PrPscの検出は、感染した健康な動物において、疾病の発展前には困難であり、かつ特に病気の動物において血液及び尿中では困難である。現在のところ、ヒトの食料用の動物において存在するPrPscは、感染した組織の摂取時にヒトに伝達することが明らかである。従って公衆衛生の主要な目標は、ヒトの消費用の動物において、それらを食物連鎖から取り出すために、PrPscを検出して、この伝染を回避することである。
従って、生体試料又は動物におけるPrPscの存在検出は、極めて重要になっており、幾つもの研究者チームが、免疫学的検出方法を発展させている(国際公開第02/086511号パンフレット)。その上、vMCJ治療のためにペプチド、小分子又は阻害物質のPrPscでの複合体生成方法が、活発な研究の対象となっている。しかしながら、先行技術の方法は、PrPscが、生体試料中で少量である時、PrPscを信頼に値するように同定するという困難な問題に絶えず遭う。
発明者らは、アミノグリコシド、及び特にII群のアミノグリコシド、及び更に特にはストレプトマイシンの新規な特性を明らかにし、かつPrPscにより複合体を生成し、かつそれを沈降させるこれら抗生物質の能力を証明した。
このようにして、発明者らは、種々の動物起源に由来し、かつプリオンを含む生体試料中にアミノグリコシドを添加することは、結果として、プリオンの3つのバンドの見かけ分子量の増大をもたらすことを観察した。この観察及び続く実験によって、アミノグリコシドが、PrPscにより複合体生成すること、かつこの複合体生成が、結果として当業者が従来使用した方法と比べ、PrPscの沈降、及びPrPscを検出する可能性の著しい増加をもたらすことを、発明者らが証明することが可能になった。
従って、本発明は、プリオンによる疾病の診断の際に使用する、又は生物学的液中に存在するプリオンを除去するためのPrPsc沈降による濃縮方法であって、動物又はヒト生体に由来する、又はそれから得られた組織又は生物学的流体の懸濁液を、好ましくはアミノグリコシド系から選択された抗生物質、好ましくはストレプトマイシンと接触させることを特徴とする方法を対象とする。
より正確には、本発明による方法は、次のステップを含む:
a)アミノグリコシドを動物又はヒト生体に由来する、又はそれから得られた組織又は生物学的流体の懸濁液に添加し、溶液を生成し、
b)前記溶液に緩衝液を添加して、加熱し、次に得られた溶液を遠心分離し、上清から残渣を分離し、
c)電気泳動ゲル上での遊走、転移及び免疫検出後にPrPscを検出する。
本発明の方法は、プロテイナーゼ、及び特にプロテイナーゼKによって定量する試料の消化による追加のステップを含むことも同様に可能である。このようにして、本発明の方法は、次のステップを含む:
a)プロテイナーゼ、例えばプロテイナーゼKを動物又はヒト生体に由来する、又はそれから得られた組織又は生物学的流体の懸濁液に添加し、
b)アミノグリコシドを前記懸濁液に添加し
c)得られた懸濁液を緩衝液に添加して、加熱し、次に得られた溶液を遠心分離し、上清から残渣を分離し、
d)電気泳動ゲル上での遊走、転移及び免疫検出後にPrPscを検出する。
より正確には、本発明による方法は、次のステップを含む:
a)5%のブドウ糖溶液での動物又はヒト生体から得られた生物学的流体又は組織の均質化による10%の懸濁液の調製をし
b)プロテイナーゼKを得られた100μlの懸濁液に添加し、次に37℃で1時間インキュベートし、
c)アミノグリコシドを懸濁液に添加し、次に37℃で2時間目にインキュベートし、
d)得られた懸濁液を緩衝液に添加して、加熱し、次に得られた溶液を遠心分離し、上清から残渣を分離し、
e)Laemmli、Nature 227(1970)、680−685によって記載されたように、Laemmliの変性緩衝液及び50%v/vの尿素8Mの溶液50μl中で残渣を懸濁する。強い渦状の攪拌後、5分間100℃で加熱し、12000gで遠心分離し、上清をSDS PAGEに対して遊走させるために、上清を回収する。
f)Laemmli、Nature 227(1970)、680−685によって記載されたように、電気泳動ゲルに対する遊走、特にドデシル硫酸ポリアクリルアミドゲル15%(SDS PAGE)に対する一次元電気泳動後、蛋白は、ニトロセルロース膜上の電気泳動によって転移し、かつアミノ酸126−160からなる特異エピトープを認識するモノクローナル抗体により、周囲温度で60分間、免疫ブロットされる。二次抗体(1/5000)は、西洋ワサビペルオキシダーゼ(IgG H+L)と結合したマウス免疫グロブリンの重及び軽鎖に向けられるヤギ抗体である。ブロットは次に洗浄され、かつ信号が、フィルム(Biomex light、Kodak)上にECLキット(Amersham)によるか、super Signal Ultra(Pierce)、及びFluor S.Multimager(BioRad)上の視覚化による化学発光で検出される。
本発明による方法は、超遠心分離を必要としないという利点を有する。本発明による方法は、プリオン蛋白によるアミノグリコシド複合体生成、及びアミノグリコシドによるプリオン蛋白の沈降にも同様に関する。
本発明の実施態様によれば、生物学的組織は、脳、又は他の動物若しくはヒトの組織、又は頭脊柱液若しくは血清のような生物学的流体に由来するか、又はそれから得られる。
本発明による方法において使用されるプロテイナーゼは、プリオン蛋白の正常形状を含む、存在する蛋白を消化することが可能であること、及びこの蛋白の病理学的形状を消化することが不可能であることのために選択されたプロテイナーゼである。好適には、プロテイナーゼKのことである。
本発明の好ましい実施態様に従えば、前記アミノグリコシドと接触させる前に組織は、ブドウ糖溶液中で均質化される。好ましくは、5%のブドウ糖溶液を使用する
プロテイナーゼK及びアミノグリコシドと生体試料を接触させた結果生じる懸濁液に、100μlのLaemmliの緩衝液を加えた後の、加熱ステップは、60〜150℃、好ましくは約100℃の温度上昇に相当する。
本発明の好ましい実施態様に従えば、アミノグリコシドは、II群のアミノグリコシド、及び好ましくはストレプトマイシン又はその誘導体の1種である。
本発明は、PrPscの沈降、検出、免疫組織化学での検出でさえも、及び/又は診断のためのかかるアミノグリコシドの使用も同様に対象とする。
本発明は、生物学的流体からのPrPsc除去のためのかかるアミノグリコシドの使用を更に対象とする。
最後に、本発明は、PrPscの存在に関連する疾患の診断キットであって、かかるアミノグリコシドを含むことを特徴とするキットに同様に関する。
本発明のその他の利点及び特徴は、生体試料がアミノグリコシドと接触する時のPrPsc検出増大に関する以下に続く実施例を読めば現れるであろう。
以下の実施例2及び3が行われた生体試料は、5%のブドウ糖溶液中に置かれたウシの脳のホモジェネートから得られた。10mgの脳組織に対応する、この懸濁液の100μlの容量が、以下に続く実験で使用される。従って各試料は、プロテイナーゼKを添加する100μlからなる。37℃で1時間後、ストレプトマイシンを添加する又は添加しない。溶液は渦状に攪拌され、かつ更に1時間37℃でインキュベートされる。100μlのLaemmliの変性緩衝液を添加した後、5分間100℃で加熱し、かつ5分間12000gで遠心分離し、次に上清をSDS PAGEに対して遊走させるために、上清を回収する。残渣は、同様に回収され、かつそれらに、50%v/vの尿素8Mの溶液50μl及びLaemmliの緩衝液を添加する。強い渦状の攪拌後、5分間100℃で加熱し、かつ5分間12000gで遠心分離し、次に上清をSDS PAGEに対して遊走させるために、上清を回収する。
実施例1は、漸増濃度(0μg;62.5μg;125μg;500μg及び2000μg)のストレプトマイシンが、振戦病に罹患したヒツジの脳当量920μgから抽出された一定量のPrPscに添加され、次に混合物が遠心分離される、テストに関する図1A及び1Bを参照する。上清が、ウェスタンブロットによる免疫検出(図1A)及びPrPscのバンドの平均分子量測定(図1B)に関して使用される。結果は、ストレプトマイシン量の増加、すなわち0;62、5、125、500、1000及び2000μgの添加により、最低のストレプトマイシン濃度で、非グリコシル化蛋白のバンドが、見かけ分子量の増大を最初に示すことを確認することが可能になることを示している。次に、複合体生成は、モノグリコシル化蛋白のバンドに関し、かつ最後にビグリコシル化蛋白は、ストレプトマイシン濃度が、より高い時に複合体生成される。
一定濃度でのPrPscの各バンドに関連したストレプトマイシン分子数は、各バンドの分子量を測定して、算定される。発明者らは、2000μgのストレプトマイシン存在下でのPrPscの各バンドの見かけ分子量の増大が、PrPscのバンド当たり10〜12個のストレプトマイシン分子の引っ掛かり(accrochage)に対応すると評価した。
実施例2は、漸増濃度(0μl;5μl;10μl;20μl)のストレプトマイシン1g/mlが、上記に示すように調製された一定量の生体試料に添加される、テストに関する図2を参照する。ストレプトマイシンの非存在下で、PrPscの全バンドが、上清中にあるように同定された。かつ徐々に、それらは、残渣及び上清中で同時に検出されるようになる。上清中に存在するPrPsc量は、沈降物中で量が徐々に増加する間に、徐々に減少する。20μlのストレプトマイシンの添加により、その時には沈降物中でしか検出されないPrPscを完全に沈降させる。
実施例3は、図3を参照する。
実施例2の実験を反復するが、実施例2と比べて1/25に希釈された同一の脳試料により、かつ脳懸濁液へのプロテイナーゼK及びストレプトマイシンの同時添加後の1時間に、インキュベーション期間を減少させる。結果は、PrPscのバンドが、ストレプトマイシンの非存在下で上清中で、かついかなる濃度であろうとストレプトマイシンの存在下で残渣中でしか検出されないということである。
実施例4は、図4A、4B及び4Cを参照する。
5%のブドウ糖溶液中の、BSEに感染したウシの脳の10%のホモジェネートの一連の1:2の原希釈溶液から、各々が100μlの同じ希釈溶液を含む3セットの管を調製する。
(純粋から1/64の)第1の希釈溶液セットの各管に、10μlの容量における1μgのプロテイナーゼKを添加する。
(1/2から1/256の)第2のセットの各管に、10μlの容量における5μlのストレプトマイシン及び1μgのプロテイナーゼKを同時に添加する。
(1/2から1/256の)第3のセットの各管に、10μlの容量における10μlのストレプトマイシン及び1μgのプロテイナーゼKを同時に添加する。
全ての管は、1時間37℃でインキュベートされ、次に100μlのLaemmliの変性緩衝液を添加する。5分間100℃で加熱し、5分間12000gで遠心分離し、かつSDS PAGEに対し沈殿させるために、第1管セットから上清を回収する。第2及び第3管セットの管の上清は、除去され、かつ各管に50μlの50%v/vの尿素8M及びLaemmliの変性緩衝液を添加する。強い渦状の攪拌後、5分間100℃で加熱し、12000gで遠心分離し、かつ第2及び第3管セットに関して上清を回収する。
図4Aは、ストレプトマイシン非存在下で検出されたPrPscの検出限界が、1/16であることを示す。
図4Bは、5μlのストレプトマイシン存在下で沈降したPrPsc量を示す。PrPscは、1/128の希釈まで検出可能であり、このことは、検出閾値が著しく増加したことを示す。
図4Cは、10μlのストレプトマイシン存在下で沈降したPrPsc量を示す。図4Cは、最も希釈した(1/256)試料に対しても、検出が可能であり、かつ代表的であることを示す。
比較例
基準技術は、1.2mlの脳ホモジェネートからのPrPsc抽出に基づく(Madec et al.、Microbial Pathogenesis、28(2000)353−362)。ホモジェネートは、100mgの脳組織当たり10μgのプロテイナーゼKにより37℃で1時間処理される前に、直径0.4mmの針を通して押し込められる。サルコシル(10%)及び10mMのトリス緩衝液(pH7.4)を添加した後、試料は、周囲温度で15分間インキュベートされ、次に10%のショ糖クッションに対し4時間20℃で245000gで遠心分離される(Beckman TL 100 ultracentrifugeuse)。最終的に残渣は、50μlのLaemmliの変性緩衝液中で溶液懸濁状態に戻し、5分間100℃で加熱し、かつ更に5分間12000gで遠心分離する。SDS PAGEに対する遊走のために、上清を回収する。
本発明の技術によれば、基準技術に記載された脳の破砕後に得られた100μlの脳懸濁液を使用する。1μgのプロテイナーゼKを添加し、かつ1時間、最初にインキュベートする。次に20μlのストレプトマイシンを添加し、かつ1時間、2回目にインキュベートする。次に100μlのLaemmliの変性緩衝液を添加する。5分間100℃での加熱後、2分間12000gで遠心分離する。上清を除去し、次に50μlの50%v/vの尿素8M、及びLaemmliの変性緩衝液を添加する。強い渦状の攪拌後、5分間100℃で加熱され、かつ更に2分間12000gで遠心分離する。SDS PAGEに対する遊走のために、上清を回収する。
表1にある結果:結論として、硫酸ストレプトマイシンの使用は、僅かに陽性の場合のより良い検出を可能にし、かつその上、時間が掛かり、かつ高価な超遠心分離を回避することを可能にする。
recPrP(組み換えプリオン蛋白)の試料は、recPrP溶液(42μM)を当量の水又はストレプトマイシン溶液(1g/ml)で希釈して調製する。ストレプトマイシンのみに関する基準は、0.5g/mlの溶液を使用して調製する。
試料は、新たに分割された雲母に対する10μlのこれらの溶液の沈殿及び24時間37℃での乾燥によって調製される。
非接触モードで、三脚スキャナ100μmを備えた、1Hzの走査周波数のシリコーンプローブを有する、高い共振周波数(F=320kHz)のピラミッド型カンチレバを使用するThermomicroscope Explorer AFMを用いた映像技術による解析を行う。映像処理は、ソフトウェアSPMlab 5.1によって行い、かつフィルタをかけずに示す。
図6から、recPrPの映像のみが、特徴を示す円形凝集体の構造を示しているということになる。ストレプトマイシンフィルムのみが、擬似結晶質表面組織を示している。混合物を含むフィルムは、非晶質表面を示す。いかなる結晶質又は球形組織も確認されない。従ってストレプトマイシン及びPrPの間の相互作用は、混合物の2つの成分の表面組織の特性を阻害する。
好ましくは非溶血、かつ細胞片のない頭脊柱液(LCR)の死後採取試料を、MJCに罹患していない患者、及びMCJに罹患した患者において採取する。MJCに罹患していない患者のLCR試料、及びMCJに罹患した患者のLCR試料は、0.05g/mL〜0.2g/mL(0.05−0.1〜0.2g/mL)の広範囲な濃度により、ストレプトマイシン溶液と接触させる。渦での均質化後、試料を、1時間37℃でインキュベートし、次に5分間12000gで遠心分離する。
得られた残渣は、蛋白抽出緩衝液に取る。10分間100℃での加熱後、試料は、再び5分間12000gで遠心分離する。15μLの各上清が、12%のビス−トリスアクリルアミドSDS PAGEゲルに対して沈殿する。並行して、変性緩衝液中で1/100に希釈した5μLの脳PrPsc抽出物が、陽性対照で沈殿した。この抽出物は、クロイツフェルト・ヤコブ病の診断に使用する基準手順により調製した。電気泳動遊走は、一旦濃縮した遊走緩衝液中で40分間定電圧(200V)で行われる。次に蛋白を、1時間定電力(1W)で2つの黒鉛電極間の半乾燥系によって活性化したPVDF膜に転移する。次に直接的免疫学的表示は、西洋ワサビペルオキシダーゼと結合した0.5μg/mlの(ヒトPrPのアミノ酸145−154によって定義される領域、及び動物PrPの相同的領域を認識する)抗プリオン抗体AC23によって確実に行われる。
図7Aは、ストレプトマイシンが、プロテイナーゼKによる消化の非存在下でプリオン蛋白に良好に結合されることを示す。実際、0.1g/mL及び0.2g/mLのストレプトマイシンによる処理後、唯一のバンドが観察され、かつその見かけ分子量は、ストレプトマイシン濃度に比例して変化する。このバンドの見かけの大きさは、0.1g/mLのストレプトマイシンに関して約50kDaであり、かつ0.2g/mLのストレプトマイシンに関しておおよそ80kDaである。その上、バンドのプロフィール(湾曲した外観、尾引き(trainage))は、分子凝集であることを示唆している。
MJCに罹患していない患者のLCR、及びMCJに罹患した患者のLCRは、0.5μg/mL又は1μg/mLで使用するプロテイナーゼKによって消化される。並行して、各試料のアリコートは、プロテイナーゼKによる消化を受けない。消化は、緩やかに攪拌して、37℃で1時間行われる。消化後、試料は、最終濃度50mg/mLのストレプトマイシンの存在下で、1時間37℃でインキュベートし、次に5分間12000gで遠心分離を行う。
次に蛋白が抽出され、かつ蛋白変性緩衝液の存在下で、加熱によって変性され、次にそれらは、実施例7の手順に従い、ウェスタンブロットで解析される。直接的免疫学的表示は、西洋ワサビペルオキシダーゼと結合した(0.5μg/mlで使用する)抗体AC23を用いて行われる。
図8Aは、試料が、ストレプトマイシンによって処理される時、低い強度の唯一のバンドが、観察されることを示す。約35kDaの見かけ分子量のこのバンドは、専らプロテイナーゼKによる消化の非存在下で(LCR(−)ゲルのトラック5)、陰性試料として見られ、他方で、使用するプロテイナーゼK濃度がどのようなものであろうと(LCR(+)ゲルのトラック5、6及び7)、陽性試料として見られ、プリオン蛋白の耐性形状の特徴を示す。
LCR中でのプリオン蛋白検出は、ストレプトマイシンの使用によって可能になる。実際、プロテイナーゼKによる消化の非存在下で、(細胞及び病理学的)全PrP検出は、ストレプトマイシンの存在下で増大し、かつ予期せぬことに、PrPscが、好ましくは検出される。プロテイナーゼKによる消化後、この技術により、クロイツフェルト・ヤコブ病に罹患していない患者由来のLCR、及びこの同じ疾病に罹患した患者由来のLCRの間で著しく異なる信号を明らかにすることが可能になる。従って、ストレプトマイシンは、生物学的流体中のPrPres検出に関して、有用性を示す。
その上、ストレプトマイシンのようなアミノグリコシドは、アミノグリコシドとの接触後にPrPscが沈降するために、PrPscの除去に使用され得る。
振戦病に罹患し、かつ次第に多くなる量のストレプトマイシンと接触した、ヒツジの脳の試料におけるPrPscの、15%のポリアクリルアミドゲルに対する電気泳動、転移及び免疫検出後の検出の比較例である。 漸増量のストレプトマイシンとの混合前及び後の、図1BのPrPscの各バンドの測定された平均分子量の比較グラフである。 可変量のストレプトマイシンの非存在下及び存在下での、PrPsc蛋白が非常に豊富な懸濁液の2時間目のインキュベーションの結果得られた、それぞれ上清及び沈降物におけるPrPscの、15%のポリアクリルアミドゲルに対する電気泳動、転移及び免疫検出後の検出の比較例である。 少量のPrPscを含む懸濁液への、プロテイナーゼK及びストレプトマイシンの同時添加が、結果として上清からのPrPsc消失及び沈降物中のその出現をもたらすことを示す。 15%のポリアクリルアミドゲルに対する電気泳動、転移及び免疫抑制後の、漸増量のストレプトマイシン添加の際のPrPscの検出閾値の増加を示す。 15%のポリアクリルアミドゲルに対する電気泳動、転移及び免疫抑制後の、漸増量のストレプトマイシン添加の際のPrPscの検出閾値の増加を示す。 15%のポリアクリルアミドゲルに対する電気泳動、転移及び免疫抑制後の、漸増量のストレプトマイシン添加の際のPrPscの検出閾値の増加を示す。 表は、実施例5を参照し、かつ本発明による技術によって得られた97例の動物の脳に対するPrPsc診断結果の、基準技術によって得られたそれとの比較を示す。 組み換えプリオン蛋白(recPrP)のみ(A)、ストレプトマイシン存在下のrecPrP(B)及びストレプトマイシンのみ(C)の乾燥フィルムに関する非接触モードでの走査型プローブ顕微鏡(SPM)の映像を示す。 広範囲のストレプトマイシンによって治療した、クロイツフェルト・ヤコブ病に罹患した患者(MCJ+)及びMCJに罹患していない患者(MJC−)の頭脊柱液(LCR)の試料におけるプリオン蛋白の、12%のビス−トリスアクリルアミドゲルに対する電気泳動、転移及び免疫検出後の検出の比較例である。 図7Aのトラックにおいて行われた沈殿を要約する。 広範囲の濃度に応じたプロテイナーゼKによって消化された又は消化されない、かつストレプトマイシンによって治療された又は治療されないMJCでのLCR(+)及びLCR(−)の試料の、ウェスタンブロットの結果を示す。免疫学的表示は、抗プリオン抗体によって確実に行われる。 図8Aのトラックにおいて行われた沈殿を要約する。

Claims (8)

  1. ウシの脳若しくはそのホモジェネート、又はヒトの頭脊柱液をストレプトマイシンと接触させることを特徴とするPrPscの検出方法。
  2. a)ストレプトマイシンをウシの脳ホモジェネート、又はヒトの頭脊柱液の懸濁液に添加し、溶液を生成し、
    b)前記溶液に緩衝液を添加して、加熱し、次に得られた溶液を遠心分離し、上清から残渣を分離し、
    c)電気泳動ゲル上での遊走、転移及び免疫検出後にPrPscを検出することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. a)プロテイナーゼKをウシの脳ホモジェネート、又はヒトの頭脊柱液の懸濁液に添加し、
    b)ストレプトマイシンを前記懸濁液に添加し、
    c)得られた懸濁液を緩衝液に添加して、加熱し、次に得られた溶液を遠心分離し、上清から残渣を分離し、
    d)電気泳動ゲル上での遊走、転移及び免疫検出後にPrPscを検出することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記ストレプトマイシンと接触させる前に、ウシの脳ホモジェネート、又はヒトの頭脊柱液をブドウ糖溶液中で均質化させることを特徴とする請求項2又は3に記載の方法。
  5. 加熱ステップは、60〜150℃の温度上昇に相当することを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の方法。
  6. ウシの脳若しくはそのホモジェネート、又はヒトの頭脊柱液中のPrPscを沈降又は検出するための薬剤であって、ストレプトマイシンを含有することを特徴とする薬剤。
  7. ウシの脳ホモジェネート、又はヒトの頭脊柱液中のPrPscを除去するための薬剤であって、ストレプトマイシンを含有することを特徴とする薬剤。
  8. ウシの脳若しくはそのホモジェネート、又はヒトの頭脊柱液中のPrPscを沈降又は検出するためのキットであって、ストレプトマイシンを含有することを特徴とするキット。
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