JP4468041B2 - コンテンツ配信システム、装置、プログラム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、レンタル用の暗号化コンテンツを配信するコンテンツ配信システム、装置、プログラム及び方法に係り、特に、暗号化コンテンツの鍵が漏洩しても、鍵を持つ第三者による再生を阻止し得るコンテンツ配信システム、装置、プログラム及び方法に関する。
近年、インターネット等に代表されるネットワーク通信の発展に伴い、映像や音楽等のコンテンツをネットワークを介してレンタル及び配信するコンテンツ配信システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
係るコンテンツ配信システムでは、暗号化されたコンテンツとレンタル期間のみ有効なコンテンツ鍵を配布する構成により、映像や音楽等をレンタル期間のみ再生(視聴)可能としている。
特開2002−42013号公報
しかしながら、以上のような特許文献1に記載の技術は、通常は特に問題は無いが、鍵が漏洩した場合、鍵の有効期間内であれば誰でも暗号化コンテンツを再生可能になってしまう。
本発明は上記実情を考慮してなされたもので、暗号化コンテンツの鍵が漏洩しても、鍵を持つ第三者による再生を阻止し得るコンテンツ配信システム、装置、プログラム及び方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、メディアIDが記憶された記録メディアを着脱自在に保持し、このメディアIDに基づいて発行された暗号化タイトル鍵によりレンタル用の暗号化コンテンツを復号して再生するユーザ端末と、前記暗号化タイトル鍵及び前記暗号化コンテンツを前記ユーザ端末に配信可能な配信装置とからなるコンテンツ配信システムであって、前記ユーザ端末としては、前記保持した記録メディアのメディアID、レンタル済の暗号化コンテンツのコンテンツID、及びレンタル期限日情報を含むレンタルチケットを前記配信装置に送信する手段と、前記送信に基づいて、前記暗号化コンテンツの再生許可を得ると、暗号化タイトル鍵取得要求を前記配信装置に送信する手段と、前記鍵取得要求の送信に基づいて、前記配信装置から受信した暗号化タイトル鍵を揮発性メモリに保存する手段と、前記揮発性メモリ内の暗号化タイトル鍵により前記暗号化コンテンツを再生する手段と、を備えており、前記配信装置としては、前記メディアID、前記コンテンツID及び前記暗号化タイトル鍵が互いに関連付けて記憶された暗号化タイトル鍵記憶手段と、前記コンテンツID及び前記暗号化コンテンツが互いに関連付けて記憶された暗号化コンテンツ記憶手段と、前記ユーザ端末から受けたレンタルチケット内のレンタル期限日情報が現在の日付以後を示す旨を確認する手段と、前記確認により、前記暗号化コンテンツの再生を許可する手段と、前記ユーザ端末から受信した暗号化タイトル鍵取得要求に基づいて、前記暗号化タイトル鍵記憶手段内の対応する暗号化タイトル鍵を前記ユーザ端末に送信する手段と、を備えたコンテンツ配信システムである。
第1の発明によれば、配信装置としては、ユーザ端末から送信されたレンタルチケット内のレンタル期限日情報が現在の日付以後を示す旨を確認し、暗号化コンテンツの再生を許可する。但し、再生に用いる暗号化タイトル鍵は、メディアIDに基づいて発行されている。
このため、ユーザ端末では、再生する時にメディアIDをもつ記録メディアが必要となる。従って、暗号化コンテンツの鍵が漏洩しても、鍵を持つ第三者による再生を阻止することができる。
以上説明したように本発明によれば、暗号化コンテンツの鍵が漏洩しても、鍵を持つ第三者による再生を阻止できる。
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ配信システムの構成を示す模式図である。このコンテンツ配信システムは、ユーザ端末10、配信サーバ(配信装置)20、課金・決済サーバ30及び鍵発行サーバ(鍵発行装置)40を備えている。
ここで、ユーザ端末10は、DRAM11、ハードディスク(HDD)12、入力部13、制御部14、R/W部15、通信部16及び出力部17を備えている。
DRAM11は、制御部14から読出/書込可能に制御される揮発性メモリである。
ハードディスク12は、制御部14から読出/書込可能に制御される不揮発性メモリである。
入力部13は、ユーザの操作を制御部14に入力するための入力インターフェイスである。
制御部14は、入力部13からの入力により、暗号化タイトル鍵に基づく暗号化コンテンツの再生処理を実行するといった基本機能に加え、入力部13からの入力により、コンテンツレンタル(貸出)処理、再生処理及び再生可否確認処理といった処理を実行するものであり、具体的には後述する図8乃至図10に示す処理を実行するものである。
R/W部15は、例えばDVD−RAM等の記録メディアMdを着脱自在に保持するものであり、制御部14からの制御により、記録メディアMdの読出/書込を実行する機能をもっている。
ここで、記録メディアMdは、CPRM(Content Protection for Prerecorded Media)に基づくメディアIDを読出可能に保持し、且つ、暗号化タイトル鍵、チケットデータ及び暗号化コンテンツといった任意のデータが読出/書込可能な記憶媒体である。なお、記録メディアMdは、R/W部15の説明でDVD−RAMを例示したが、これに限らず、CPRMに基づく記録メディアであれば適用可能なことは言うまでもない。CPRMに基づく記録メディアとしては、例えばSDカードがある。なお、詳しくは、記録メディアMdにはメディアIDが記録されており、コンテンツ配信システムがメディアIDに対応して暗号化タイトル鍵を発行する構成であれば、CPRMに基づかなくてもよい。
通信部16は、制御部14と配信サーバ20との間の通信インターフェイスである。
出力部17は、制御部14からの制御により、復号されたコンテンツの再生出力を実行するといった基本機能に加え、制御部14からの入力により、コンテンツレンタル、再生、再生可否確認、再生不可用アラート(警告)及びレンタル期限延長といった処理の画面を表示する機能をもっている。
配信サーバ20は、ユーザ情報蓄積部21、コンテンツ情報蓄積部22、暗号化タイトル鍵蓄積部23、暗号化コンテンツ蓄積部24、認証処理部25、リスト表示部26、チケットデータ処理部27、配信部28及び鍵管理部29を備えている。
ユーザ情報蓄積部21は、図2に示すように、ユーザID、パスワード、レンタル済みのコンテンツID、メディアID、鍵発行日データ、再生開始日時データ及び延長開始日データが互いに関連付けて記憶されたものであり、認証処理部25及びチケットデータ処理部27から読出/書込可能となっている。ここで、鍵発行日(レンタル開始日)は、暗号化コンテンツを復号するための暗号化タイトル鍵の発行日を示す日付情報である。再生開始日時は、レンタル後の暗号化コンテンツを最初に再生を開始した日時を示す情報であり、多くのユーザの場合にはレンタル直後の再生処理に応じて記録されるが、後述する鍵有効期間内であればレンタル直後に限定されるものではない。
なお、ユーザ情報蓄積部21は、上述したデータ項目に限らず、ユーザ名、住所、電子メールアドレス等といった任意のデータ項目を付加してもよい。これは他の蓄積部22〜24,31についても同様である。すなわち、図2〜図3,図5〜図7は各蓄積部21〜24,31が有するデータ項目のうち、比較的、本実施形態の動作に関係する項目を示したものであり、他のデータ項目を排除するものではない。
コンテンツ情報蓄積部22は、図3に示すように、コンテンツID、ジャンル、コンテンツ名、著作権者、再生時間及び利用許諾条件情報(レンタル期間、金額、鍵有効期間)といったコンテンツを管理するための情報が互いに関連付けて記憶されたものであり、リスト表示部26から読出可能となっている。ここで、利用許諾条件は、コンテンツID毎にレンタル時の再生可能な条件を示すものであり、レンタル期間、金額、鍵有効期間といった任意の管理条件が設定可能となっている。なお、鍵有効期間及びレンタル期間は、図4に示すように、鍵有効期間内にレンタル期間が含まれるという関係にある。
暗号化タイトル鍵蓄積部23は、図5に示すように、ユーザID、メディアID、コンテンツID及び暗号化タイトル鍵が互いに関連付けて記憶されたものであり、鍵管理部23から読出/書込可能となっている。
暗号化コンテンツ蓄積部24は、図6に示すように、コンテンツID及び暗号化コンテンツが互いに関連付けて記憶されたものであり、配信部28から読出可能となっている。
認証処理部25は、ユーザ端末10から受けるユーザID及びパスワードに基づいて、ユーザ情報蓄積部21を参照しながらユーザ認証処理を実行するものであり、ログインを許可すると、リスト表示部26を起動する機能をもっている。
リスト表示部26は、ユーザ端末10から受けるコンテンツ一覧取得要求などに応じてコンテンツ情報蓄積部22を参照し、該当するコンテンツのリスト画面データをユーザ端末10に送信する機能をもっている。
チケットデータ処理部27は、ユーザ端末10から受ける要求などに応じて、チケットデータの作成、内容確認、更新を実行するものであり、具体的には後述する図8〜図10のうちのチケットデータに関する処理を実行する機能をもっている。ここで、チケットデータは、ユーザID、メディアID、コンテンツID及びレンタルデータ(決済方法、金額)からなる貸出内容を示すデータである。
配信部28は、ユーザ端末10から受ける鍵発行要求、ダウンロード要求、又は鍵取得要求などに応じて暗号化タイトル鍵や暗号化コンテンツ等をユーザ端末10に配信するものであり、鍵発行時には鍵発行要求を鍵管理部29を介して鍵発行サーバ40に送信する機能をもっている。
鍵管理部29は、暗号化タイトル鍵蓄積部23を管理するものであり、鍵発行時には、鍵発行サーバ40から受けた暗号化タイトル鍵をチケットデータの各IDと関連付けて暗号化タイトル鍵蓄積部23に書込む機能と、鍵読出時には、鍵読出要求に含まれるチケットデータに基づいて、暗号化タイトル鍵蓄積部23内の対応する暗号化タイトル鍵を読出す機能と、鍵発行時及び鍵読出時には、書込み又は読出した暗号化タイトル鍵を配信部28を介してユーザ端末10に送信する機能とをもっている。
課金・決済サーバ30は、コンテンツレンタル時に課金処理を行なうものであり、課金決済情報蓄積部31及び課金決済処理部32を備えている。
課金・決済情報蓄積部31は、図7に示すように、ユーザID、コンテンツID、コンテンツ名、レンタル日、レンタル金額、決済方法、カード番号、課金未済データが互いに関連付けて記憶されたものであり、課金決済処理部32から読出/書込可能となっている。
課金決済処理部32は、配信サーバ20からチケットデータを含む課金処理要求を受けると、この課金処理要求に基づいて課金処理を実行する機能と、課金処理結果を課金・決済情報蓄積部31に保存した後、課金処理終了を配信サーバ20に通知する機能とをもっている。
鍵発行サーバ40は、CPRM技術に基づいて暗号化タイトル鍵を発行するものであり、予めコンテンツID毎にタイトル鍵を管理する機能と、配信サーバ20から鍵発行要求及びコンテンツIDを受けると、鍵発行要求に含まれるMKB(Media Key Block)及びメディアIDに基づいて、コンテンツIDに対応するタイトル鍵を暗号化する機能と、暗号化により得られた暗号化タイトル鍵を配信サーバ20に返信する機能とをもっている。なお、鍵発行サーバ40は、ユーザ管理を行なわない。鍵発行サーバ40は、1つの暗号化タイトル鍵を発行する度に鍵発行料として規定額を配信サーバ20の運営業者に請求するための鍵発行情報を管理してもよい。
次に、以上のように構成されたコンテンツ配信システムの動作を図8乃至図10のシーケンス図を用いて説明する。
(コンテンツレンタル:図8)
ユーザ端末10は、ユーザによる入力部13の操作により、制御部14が配信サーバ20にログインするためユーザID及びパスワードを通信部16を介して配信サーバ20に送信する。配信サーバ20は、このユーザID及びパスワードに基づいて、ユーザ認証処理を実行する(ST1)。具体的には、認証処理部25がユーザID及びパスワードに基づいてユーザ情報蓄積部21を検索し、当該ユーザID及びパスワードがユーザ情報蓄積部21に有るとき、ユーザ端末10にログインを許可する。また、認証処理部25は、リスト表示部26を起動する。
リスト表示部26は、メニュー画面データをユーザ端末10に送信する。ユーザ端末10は、メニュー画面を出力部17に表示する。
次に、ユーザ端末10は、ユーザの入力操作により、制御部14が、例えばジャンルを指定したレンタル用コンテンツ一覧取得要求を通信部16を介して配信サーバ20に送信する。配信サーバ20においては、このレンタル用コンテンツ一覧取得要求に基づいてリスト表示部26がコンテンツ情報蓄積部22を参照し、指定されたジャンルのコンテンツID、コンテンツ名、著作権者、金額、再生時間等の一覧を含むコンテンツレンタル用画面データをユーザ端末10に送信する。
ユーザ端末10は、制御部14が、通信部16から受けた画面データによりコンテンツレンタル用画面を出力部17に表示する。しかる後、ユーザ端末10は、ユーザの入力操作により、レンタルするコンテンツ及び決済方法を選択し(ST2)、制御部14が、R/W部15により記録メディアMdからメディアIDを読み出して(ST3〜ST4)、メディアID及びコンテンツIDを含むコンテンツレンタル要求を通信部16を介して配信サーバ20に送信する(ST5)。
配信サーバ20においては、チケットデータ処理部27がこのコンテンツレンタル要求に基づいて、ユーザID、メディアID、コンテンツID及びレンタルデータ(決済方法、金額、レンタル期限日)からなるチケットデータを作成し(ST6)、チケットデータを含む課金処理要求を課金・決済サーバ30に送信する。
課金・決済サーバ30においては、課金決済処理部32がこの課金処理要求に基づいて課金処理を実行し(ST7)、課金処理結果を課金・決済情報蓄積部31に保存した後、課金処理終了をチケットデータ処理部27に通知する。
チケットデータ処理部27は、この通知を受けると、チケットデータをユーザ端末10に送信する(ST8)。
ユーザ端末10は、制御部14が、通信部16から受けたチケットデータをDRAM11に記憶し(ST9)、R/W部15により記録メディアMdからMKB及びメディアIDを読み出して、MKB及びメディアIDを含む鍵発行要求を通信部16を介して配信サーバ20に送信する(ST10)。
配信サーバ20においては、配信部28がこの鍵発行要求及びコンテンツIDを鍵管理部29を介して鍵発行サーバ40に送信する(ST11)。
鍵発行サーバ40は、鍵発行要求及びコンテンツIDを受けると、鍵発行要求に含まれるMKB及びメディアIDに基づいて、コンテンツIDに対応するタイトル鍵を暗号化し、作成された暗号化タイトル鍵を配信サーバ20に返信する(ST12〜ST13)。
鍵管理部29は、この暗号化タイトル鍵をチケットデータの各IDと関連付けて暗号化タイトル鍵蓄積部23に保持した後(ST14)、暗号化タイトル鍵を配信部28を介してユーザ端末10に送信する(ST15)。
ユーザ端末10では、制御部14が通信部16から受けた暗号化タイトル鍵をDRAM11に記憶する(ST16)。
しかる後、ユーザ端末10では、制御部14がDRAM11内のチケットデータをR/W部15を介して記録メディアMdに書込む(ST17〜ST19)。
続いて、ユーザ端末10は、制御部14が、コンテンツIDを含むダウンロード要求を通信部16を介して配信サーバ20に送信する(ST20)。配信サーバ20においては、配信部28がダウンロード要求に含まれるコンテンツIDに基づいて、暗号化コンテンツ蓄積部24内の対応する暗号化コンテンツをユーザ端末10に送信する(ST21)。
ユーザ端末10は、制御部14が、通信部16から受けた暗号化コンテンツをR/W部15により記録メディアMdに書込む(ST22〜ST24)。以上により、暗号化コンテンツのレンタル処理が完了する。
(コンテンツ再生処理:図9)
ユーザ端末10では、ユーザの入力操作により、再生を希望するコンテンツを選択し(ST31)、制御部14が、チケットデータ(ユーザID、メディアID、コンテンツID及びレンタルデータ)を含むチケットデータ確認要求を通信部16を介して配信サーバ20に送信する(ST32)。
配信サーバ20においては、チケットデータ処理部27がこのチケットデータ確認要求に含まれるチケットデータが正常か否かを判定する(ST35)。
具体的には、チケットデータ処理部27は、チケットデータ内のメディアID及びコンテンツIDに基づいて、ユーザ情報蓄積部21内のレンタル日付情報(特に、再生開始日時)を検索すると共に、チケットデータ内のコンテンツIDに基づいて、コンテンツ情報蓄積部22内の利用許諾条件情報(特に、レンタル期間)を検索する。
次に、チケットデータ処理部27は、検索した再生開始日時に、検索したレンタル期間を加えたレンタル期限日が、チケットデータ内のレンタル期限日に一致することにより、レンタル期限日の正当性を確認する。しかる後、チケットデータ処理部27は、チケットデータ内のレンタル期限日が現在の日付以後である旨を確認すると、暗号化コンテンツの再生を許可する。なお、レンタル期限日の正当性の確認と、レンタル期限日が現在の日付以後である旨の確認とは、何れを先にしてもよい。また、レンタル期限日の正当性の確認は、処理の迅速化を優先させる場合には省略してもよい。ここで、検索の失敗又はレンタル期限日を過ぎた等により再生を許可できない場合には、チケットデータを正常でないと判定し(ST35:No)、コンテンツ再生不可がユーザ端末10に通知され、ユーザ端末10側での再生処理が停止する。
一方、再生を許可できた場合、チケットデータ処理部27は、チケットデータを正常と判定し(ST35:Yes)、再生開始日時の有無から初回の再生か否かを判定し(ST36)、初回の再生のときには再生開始日時をユーザ情報蓄積部21に書込む(ST37)。しかる後、チケットデータ処理部27は、コンテンツ再生可をユーザ端末10に通知する(ST38)。
ユーザ端末10は、制御部14が、このコンテンツ再生可により、暗号化タイトル鍵がDRAM11内にあるか否かを判定し(ST39)、DRAM11内にある場合にはステップST43に進んで再生を開始するが、DRAM11内に無い場合には、チケットデータを含む暗号化タイトル鍵取得要求を通信部16を介して配信サーバ20に送信する(ST40)。
配信サーバ20においては、配信部28がこの暗号化タイトル鍵取得要求を鍵管理部29に転送する。鍵管理部29は、この暗号化タイトル鍵取得要求に含まれるチケットデータに基づいて、暗号化タイトル鍵蓄積部23から読出した対応する暗号化タイトル鍵を配信部28を介してユーザ端末10に送信する(ST41〜ST42)。
ユーザ端末10は、この暗号化タイトル鍵をDRAM11に書き込んだ後、DRAM11内の暗号化タイトル鍵に基づいて、暗号化コンテンツの再生を開始する(ST43)。
以下、ユーザ端末10は、暗号化タイトル鍵により暗号化コンテンツを復号しながら再生する。再生終了後、ユーザ端末10は、ユーザの操作により、電源をオフすること又はトレイを開ける(記録メディアMdを取出す)ことにより、制御部14がDRAM11内の暗号化タイトル鍵を削除する(ST44)。このステップST44により、ユーザ端末10は、次回の再生時には、再びステップST31〜ST43までの処理を実行する。すなわち、配信サーバ20は、レンタルした暗号化コンテンツが再生される直前ごとに、その再生が利用許諾条件を満たす旨を確認することができる。
(再生可否確認:図10)
ユーザ端末10は、ユーザの入力操作により、記録メディアMd内の暗号化コンテンツを選択し(ST51)、制御部14が、R/W部15により記録メディアMdから暗号化コンテンツ及びチケットデータを読み出して(ST52〜ST53)、チケットデータの有無を判定し(ST54)、暗号化コンテンツがレンタルしたコンテンツか否かを判定する(ST55)。ステップST54でチケットデータ無し又はステップST55でレンタルコンテンツでないと判定されると、停止中画面に移行して処理を停止する(ST56)。
一方、ステップST54,ST55でチケットデータ有りで且つレンタルコンテンツであると判定されると、ユーザ端末10は、制御部14が、チケットデータを含む再生許諾確認要求を通信部16を介して配信サーバ20に送信する(ST57)。
配信サーバ20においては、チケットデータ処理部27がこのチケットデータに基づいてユーザ情報蓄積部21を参照し、ユーザ情報蓄積部21内のレンタル日付情報とコンテンツ情報蓄積部22の内容とがチケットデータ内のレンタル期限日に一致する旨を確認した後、現在の日時がレンタル期間(レンタル期限日)を過ぎたか否かを判定する(ST58)。
ステップST58の判定結果がレンタル期間内を示すときには、チケットデータ処理部27は、ステップST65に進んで再生許可応答をユーザ端末10に送信する。一方、ステップST58の判定結果がレンタル期間を過ぎた旨を示すときには、チケット処理部27は、再生不可用警告画面データを含む再生禁止応答をユーザ端末10に送信する(ST59)。なお、ステップST59の再生禁止応答は、レンタル期限を過ぎた場合に限らず、例えばステップST57の再生許諾確認要求の通信障害等によりST59の判定自体が不可能であった場合等のように、障害発生応答といった他の名称によるものとしてもよい。
いずれにしても、ユーザ端末10は、制御部14が、通信部16を介して受けた画面データに基づいて、再生不可用警告画面を出力部17に表示する(ST60)。
次に、ユーザ端末10は、ユーザの操作により、制御部14が、ユーザ操作による延長の申込みの有無を判定し(ST61)、申し込みが無い場合にはそのまま停止するが、延長の申し込みがある場合には、期間延長要求を通信部16を介して配信サーバ20に送信する(ST62)。
配信サーバ20では、期間延長要求を受けると、チケットデータ処理部27が、この期間延長要求に基づいて、チケットデータ内のレンタルデータ(決済方法、金額)を更新し(ST63)、更新後のチケットデータを含む課金処理要求を課金・決済サーバ30に送信する。
課金・決済サーバ30においては、課金決済処理部32がこの課金処理要求に基づいて課金処理を実行し(ST64)、課金処理結果を課金・決済情報蓄積部31に保存した後、課金処理終了をチケットデータ処理部27に通知する。
チケットデータ処理部27は、この通知を受けると、チケットデータを含む再生許可応答をユーザ端末10に送信する(ST65)。
ユーザ端末10は、制御部14が、通信部16を介して受けた再生許可応答に基づいて、再生準備画面を出力部17に表示し(ST66)、操作者による再生選択操作(図9のST31)を待つ。
上述したように本実施形態によれば、配信サーバ20としては、ユーザ端末10から送信されたレンタルチケット内のレンタル期限日の正当性をメディアID等によりユーザ情報蓄積部21を参照して確認すると共に、レンタル期限日が現在の日付以後である旨を確認し、これら2つの確認により、暗号化コンテンツの再生を許可する。また、再生に用いる暗号化タイトル鍵は、このメディアIDに基づいて発行されている。
このため、ユーザ端末10では、再生の許可を得る時と再生する時の両方にCPRMのメディアIDをもつ記録メディアMdが必要となる。従って、暗号化コンテンツの鍵(暗号化タイトル鍵)が漏洩しても、鍵を持つ第三者による再生を阻止することができる。また、レンタル期限日の正当性の確認を省略した場合でも、再生時にはCPRMのメディアIDをもつ記録メディアMdが必要となるので、同様に、暗号化コンテンツの鍵が漏洩しても、鍵を持つ第三者による再生を阻止できる。
なお、本実施形態は、図11及び図12(a)に示すように、暗号化コンテンツ及びチケットデータを記録メディアMdに記録した場合を説明したが、これに限らず、図12(b)〜(d)に示すように、暗号化コンテンツ及びチケットデータを任意の組合せで、記録メディアMd及び/又はハードディスク12に記録することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係るコンテンツ配信システムについて説明する。
本実施形態は、第1の実施形態の変形例であり、レンタル期限の確認処理の容易化を図る観点から、図13に示すように、再生開始時データを省略し、鍵発行時をレンタル期限日としたものである。
これに伴い、ユーザ情報蓄積部21’は、図14に示すように、再生開始時データが省略されており、また、レンタル期限日データが記憶されている。
同様に、チケットデータ処理部27は、ステップST35の判定時に、次の(i)(iii)の処理を実行する構成となっている。
(i)レンタル日付情報としてレンタル期限日データを検索する。
(ii)得られたレンタル期限日が、チケットデータ内のレンタル期限日に一致することにより、レンタル期限日の正当性を確認する。
(iii)チケットデータ内のレンタル期限日が現在の日付以後である旨を確認すると、暗号化コンテンツの再生を許可する。
なお、レンタル期限日の正当性の確認と、レンタル期限日が現在の日付以後である旨の確認とは、何れを先にしてもよいことは前述同様である。
以上のような構成によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることに加え、ステップST35において、コンテンツデータ蓄積部22の検索とレンタル期限日の算出(=再生開始日時+レンタル期間の演算)とが省略されるので、レンタル期限の確認処理をより容易に実行することができる。
また、レンタル期間の延長時にもレンタルチケット及びユーザ情報蓄積部21’内のレンタル期限日データを更新するだけなので、期間延長処理を容易に実行することができる。
また各処理をより一層、容易化する観点から、本実施形態は、ユーザ情報蓄積部21’内のレンタル期限日データを省略し、チケットデータのみに記憶する構成としてもよい。この場合、チケットデータ処理部27は、ステップST35の判定時に、レンタルチケット内のレンタル期限日データを確認するだけで済むので、レンタル期限の確認処理をより一層、容易に実行することができる。また同様に、チケットデータ処理部27は、期限延長処理時に、レンタルチケット内のレンタル期限日データを更新するだけで済むので、他のデータに影響を与えず、期限延長処理をより一層、容易に実行することができる。
なお、上記各実施形態に記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、DVDなど)、光磁気ディスク(MO)、半導体メモリなどの記憶媒体に格納して頒布することもできる。
また、この記憶媒体としては、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であっても良い。
また、記憶媒体からコンピュータにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処理の一部を実行しても良い。
さらに、本発明における記憶媒体は、コンピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、記憶媒体は1つに限らず、複数の媒体から本実施形態における処理が実行される場合も本発明における記憶媒体に含まれ、媒体構成は何れの構成であっても良い。
尚、本発明におけるコンピュータは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態における各処理を実行するものであって、パソコン等の1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であっても良い。
また、本発明におけるコンピュータとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
なお、本願発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組合せてもよい。
本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ配信システムの構成を示す模式図である。 同実施形態におけるユーザ情報蓄積部の構成を示す模式図である。 同実施形態におけるコンテンツ情報蓄積部の構成を示す模式図である。 同実施形態における各期間を説明するための模式図である。 同実施形態における暗号化タイトル鍵蓄積部の構成を示す模式図である。 同実施形態における暗号化コンテンツ蓄積部の構成を示す模式図である。 同実施形態における課金・決済情報蓄積部の構成を示す模式図である。 同実施形態における動作を説明するためのシーケンス図である。 同実施形態における動作を説明するためのシーケンス図である。 同実施形態における動作を説明するためのシーケンス図である。 同実施形態における変形例を説明するための模式図である。 同実施形態における変形例を説明するための模式図である。 本発明の第2の実施形態に係るコンテンツ配信システムに適用される各期間を説明するための模式図である。 同実施形態におけるユーザ情報蓄積部の構成を示す模式図である。
符号の説明
10…ユーザ端末、11…DRAM、12…ハードディスク(HDD)、13…入力部、14…制御部、15…R/W部、16…通信部、17…出力部、20…配信サーバ、21,21’…ユーザ情報蓄積部、22…コンテンツ情報蓄積部、23…暗号化タイトル鍵、24…暗号化コンテンツ蓄積部、25…認証処理部、26…リスト表示部、27…チケットデータ処理部、28…配信部、29…鍵管理部、30…課金・決済サーバ、31…課金決済情報蓄積部、32…課金決済処理部、40…鍵発行サーバ。

Claims (8)

  1. メディアIDが記憶された記録メディアを着脱自在に保持し、このメディアIDに基づいて発行された暗号化タイトル鍵によりレンタル用の暗号化コンテンツを復号して再生するユーザ端末と、前記暗号化タイトル鍵及び前記暗号化コンテンツを前記ユーザ端末に配信可能な配信装置とからなるコンテンツ配信システムであって、
    前記ユーザ端末は、
    前記保持した記録メディアのメディアID、レンタル済の暗号化コンテンツのコンテンツID、及びレンタル期限日情報を含むレンタルチケットを前記配信装置に送信する手段と、
    前記送信に基づいて、前記暗号化コンテンツの再生許可を得ると、暗号化タイトル鍵取得要求を前記配信装置に送信する手段と、
    前記鍵取得要求の送信に基づいて、前記配信装置から受信した暗号化タイトル鍵を揮発性メモリに保存する手段と、
    前記揮発性メモリ内の暗号化タイトル鍵により前記暗号化コンテンツを再生する手段と、を備えており、
    前記配信装置は、
    前記メディアID、前記コンテンツID及び前記暗号化タイトル鍵が互いに関連付けて記憶された暗号化タイトル鍵記憶手段と、
    前記コンテンツID及び前記暗号化コンテンツが互いに関連付けて記憶された暗号化コンテンツ記憶手段と、
    前記ユーザ端末から受けたレンタルチケット内のレンタル期限日情報が現在の日付以後を示す旨を確認する手段と、
    前記確認により、前記暗号化コンテンツの再生を許可する手段と、
    前記ユーザ端末から受信した暗号化タイトル鍵取得要求に基づいて、前記暗号化タイトル鍵記憶手段内の対応する暗号化タイトル鍵を前記ユーザ端末に送信する手段と、
    を備えたことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  2. メディアIDが記憶された記録メディアを着脱自在に保持し、このメディアIDに基づいて発行された暗号化タイトル鍵によりレンタル用の暗号化コンテンツを復号して再生するユーザ端末に対し、前記暗号化タイトル鍵及び前記暗号化コンテンツを配信可能な配信装置であって、
    前記メディアID、前記コンテンツID及び前記暗号化タイトル鍵が互いに関連付けて記憶された暗号化タイトル鍵記憶手段と、
    前記コンテンツID及び前記暗号化コンテンツが互いに関連付けて記憶された暗号化コンテンツ記憶手段と、
    前記ユーザ端末から受けたレンタルチケット内のレンタル期限日情報が現在の日付以後を示す旨を確認する手段と、
    前記確認により、前記暗号化コンテンツの再生を許可する手段と、
    前記ユーザ端末から受信した暗号化タイトル鍵取得要求に基づいて、前記暗号化タイトル鍵記憶手段内の対応する暗号化タイトル鍵を前記ユーザ端末に送信する手段と、
    を備えたことを特徴とする配信装置。
  3. 請求項2に記載の配信装置において、
    前記暗号化コンテンツのレンタルの際に、ユーザ端末から前記記録メディアに記憶されたメディアIDを含む鍵発行要求を受けると、この鍵発行要求を鍵発行装置に転送する手段と、
    前記転送により、前記鍵発行装置から前記メディアIDに基づいて発行された暗号化タイトル鍵を受けると、この暗号化タイトル鍵を前記暗号化タイトル鍵記憶手段に書込む手段と、
    この書込んだ暗号化タイトル鍵を鍵発行要求元のユーザ端末に返信する手段と、
    を備えたことを特徴とする配信装置。
  4. レンタル時の記録メディアのメディアID、レンタル済の暗号化コンテンツのコンテンツID及び前記暗号化タイトル鍵が互いに関連付けて記憶された暗号化タイトル鍵記憶手段と、
    前記コンテンツID及び前記暗号化コンテンツが互いに関連付けて記憶された暗号化コンテンツ記憶手段とを備え、前記ユーザ端末から受けたメディアID、コンテンツID及びレンタル期限日情報に基づいて、このレンタル期限日情報が現在の日付以後を示すときには暗号化コンテンツの再生を許可して暗号化タイトル鍵をユーザ端末に送信可能な配信装置に対し、
    メディアIDが記憶された記録メディアを着脱自在に保持し、レンタル済みの暗号化コンテンツを再生することが可能なユーザ端末であって、
    前記保持した記録メディアのメディアID、レンタル済の暗号化コンテンツのコンテンツID及びレンタル期限日情報を前記配信装置に送信する手段と、
    前記送信に基づいて、前記暗号化コンテンツの再生許可を得ると、暗号化タイトル鍵取得要求を前記配信装置に送信する手段と、
    前記鍵取得要求の送信に基づいて、前記配信装置から受信した暗号化タイトル鍵を揮発性メモリに保存する手段と、
    前記揮発性メモリ内の暗号化タイトル鍵により前記暗号化コンテンツを再生する手段と、
    を備えたことを特徴とするユーザ端末。
  5. メディアIDが記憶された記録メディアを着脱自在に保持するユーザ端末に対し、前記暗号化タイトル鍵及び前記暗号化コンテンツを配信可能な配信装置に用いられるプログラムであって、
    前記配信装置のコンピュータに、
    レンタル時の記録メディアのメディアID、レンタル済の暗号化コンテンツのコンテンツID及び前記暗号化タイトル鍵が互いに関連付けて記憶された暗号化タイトル鍵記憶手段を形成する機能、
    前記コンテンツID及び前記暗号化コンテンツが互いに関連付けて記憶された暗号化コンテンツ記憶手段を形成する機能、
    前記ユーザ端末から受けたレンタルチケット内のレンタル期限日情報が現在の日付以後を示す旨を確認する機能、
    前記確認により、前記暗号化コンテンツの再生を許可する機能、
    前記ユーザ端末から受信した暗号化タイトル鍵取得要求に基づいて、前記暗号化タイトル鍵記憶手段内の対応する暗号化タイトル鍵を前記ユーザ端末に送信する機能、
    を実現させるためのプログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムにおいて、
    前記配信装置のコンピュータに、
    前記暗号化コンテンツのレンタルの際に、ユーザ端末から前記記録メディアに記憶されたメディアIDを含む鍵発行要求を受けると、この鍵発行要求を鍵発行装置に転送する機能、
    前記転送により、前記鍵発行装置から前記メディアIDに基づいて発行された暗号化タイトル鍵を受けると、この暗号化タイトル鍵を前記暗号化タイトル鍵記憶手段に書込む機能、
    この書込んだ暗号化タイトル鍵を鍵発行要求元のユーザ端末に返信する機能、
    を実現させるためのプログラム。
  7. 前記レンタル時の記録メディアのメディアID、前記レンタル済の暗号化コンテンツのコンテンツID及び前記暗号化タイトル鍵が互いに関連付けて記憶された暗号化タイトル鍵記憶手段と、
    前記コンテンツID及び前記暗号化コンテンツが互いに関連付けて記憶された暗号化コンテンツ記憶手段とを備え、前記ユーザ端末から受けたメディアID、コンテンツID及びレンタル期限日情報に基づいて、このレンタル期限日情報が現在の日付以後を示すときには暗号化コンテンツの再生を許可して暗号化タイトル鍵をユーザ端末に送信可能な配信装置に対し、
    メディアIDが記憶された記録メディアを着脱自在に保持し、レンタル済みの暗号化コンテンツを再生することが可能なユーザ端末に用いられるプログラムであって、
    前記ユーザ端末のコンピュータに、
    前記保持した記録メディアのメディアID、レンタル済の暗号化コンテンツのコンテンツID及びレンタル期限日情報を前記配信装置に送信する機能、
    前記送信に基づいて、前記暗号化コンテンツの再生許可を得ると、暗号化タイトル鍵取得要求を前記配信装置に送信する機能、
    前記鍵取得要求の送信に基づいて、前記配信装置から受信した暗号化タイトル鍵を揮発性メモリに保存する機能、
    前記揮発性メモリ内の暗号化タイトル鍵により前記暗号化コンテンツを再生する機能、
    を実現させるためのプログラム。
  8. メディアIDが記憶された記録メディアを着脱自在に保持し、このメディアIDに基づいて発行された暗号化タイトル鍵によりレンタル用の暗号化コンテンツを復号して再生するユーザ端末と、前記暗号化タイトル鍵及び前記暗号化コンテンツを前記ユーザ端末に配信可能な配信装置とからなるコンテンツ配信方法であって、
    前記配信装置が、レンタル時の記録メディアのメディアID、レンタル済の暗号化コンテンツのコンテンツID及び前記暗号化タイトル鍵が互いに関連付けて記憶された暗号化タイトル鍵記憶手段を準備する工程と、
    前記配信装置が、前記コンテンツID及び前記暗号化コンテンツが互いに関連付けて記憶された暗号化コンテンツ記憶手段を準備する工程と、
    前記ユーザ端末が、前記保持した記録メディアのメディアID及びレンタル済の暗号化コンテンツのコンテンツID、及びレンタル期限日情報を含むレンタルチケットを前記配信装置に送信する工程と、
    前記配信装置が、前記ユーザ端末から受けたレンタルチケット内のレンタル期限日情報が現在の日付以後を示す旨を確認する工程と、
    前記配信装置が、前記確認により、前記暗号化コンテンツの再生を許可する工程と、
    前記ユーザ端末が、前記送信に基づいて、前記暗号化コンテンツの再生許可を得ると、暗号化タイトル鍵取得要求を前記配信装置に送信する工程と、
    前記配信装置が、前記ユーザ端末から受信した暗号化タイトル鍵取得要求に基づいて、前記暗号化タイトル鍵記憶手段内の対応する暗号化タイトル鍵を前記ユーザ端末に送信する工程と、
    前記ユーザ端末が、前記暗号化タイトル鍵取得要求の送信に基づいて、前記配信装置から受信した暗号化タイトル鍵を揮発性メモリに保存する工程と、
    前記ユーザ端末が、前記揮発性メモリ内の暗号化タイトル鍵により前記暗号化コンテンツを再生する工程と、
    を備えたことを特徴とするコンテンツ配信方法。
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