JP4464727B2 - データベース利用システム - Google Patents
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図11は従来の利用形態の一例を示すものであり、DB(Database)サーバ70の前段にWebサーバ機能及びAP(Application)サーバ機能を備えたフロントエンドサーバ72が設置され、インターネットやイントラネット等の通信ネットワーク74を介してこのサーバ72が多数のクライアント端末76と接続されている様子が描かれている。
各クライアント端末76にはWebブラウザプログラムがセットアップされており、このWebブラウザを通じてフロントエンドサーバ72に特定のデータベースに対する検索リクエストが送信されると、フロントエンドサーバ72は検索条件をDBサーバ70に渡し、検索処理を依頼する。
そして、DBサーバ70から検索結果が送信されると、これをフロントエンドサーバ72がWebファイルに加工した上で、クライアント端末76に送信する。
この結果ユーザは、クライアント端末76のディスプレイに表示された汎用のWebブラウザ上で検索結果の閲覧が可能となる(非特許文献1の「テーブルの一覧」参照)。
このアプリケーションプログラムは、操作ボタンの配置や入力・表示欄の構成などの、いわゆるユーザインターフェイスの設計に適した第四世代言語、例えばVisual Basic(登録商標)等で一般にコーディングされる。
itBASEのデザイン画面サンプル[平成16年3月2日検索]インターネットURL:http://219.118.162.84/eaccess/servlet/eAccess?PAGE=00005&acountid=access&accessid=itbase&UPAGE=00002&FILENM=pageclip&FILENO=00002&FILEID=000061&CLIPTABLE=&FORMNO=page00002&REPORTNO 入力処理の画面サンプル[平成16年3月2日検索] インターネッURL:http://it.e-otsuka.com/ryutsu/images/food_sft1.gif
そして、Webシステムを通じたデータベースの参照利用が拡大するに従い、登録系と参照系のプログラムを別言語でコーディングすることや、個々のクライアント端末78に専用のアプリケーションプログラムを搭載することの非効率性が認識されるようになり、登録系の処理についてもWebベースで実現したいという要請が強まってきているのが現状である。
実際、レコードの件数が多い場合には、非特許文献1の「フォームのフィールド指定」画面より明らかなように、最終行の下に配置された「登録」や「削除」といった操作ボタンを表示させるために画面スクロールを何度も行う必要が生じ、ユーザは大きなストレスを感じることとなる。
もちろん、このWebシステムにおけるユーザインターフェイスの問題は参照系の利用形態でも同様に生じるが、登録業務を行う場合により顕著に認識されることとなる。
また、このようにフロントエンドサーバからクライアント端末に対し1頁単位でデータが送信され、従来のように全データリストが一度に送信されることがないため、その分フロントエンドサーバとクライアント端末間のデータ通信量を低減することが可能となる。
さらに、クライアント端末から表示中の画面単位(1頁単位)で削除選択のデータが送信され、従来のように削除選択の度に全データリストをフロントエンドサーバにセンドバックさせる必要がないため、フロントエンドサーバとクライアント端末間のデータ通信量を低減することが可能となる。
また、このようにフロントエンドサーバからクライアント端末に対し1頁単位でデータが送信され、従来のように全データリストが一度に送信されることがないため、その分フロントエンドサーバとクライアント端末間のデータ通信量を低減することが可能となる。
さらに、クライアント端末から表示中の画面単位(1頁単位)で修正や追加のデータが送信され、従来のように修正や追加の度に全データリストをフロントエンドサーバにセンドバックさせる必要がないため、フロントエンドサーバとクライアント端末間のデータ通信量を低減することが可能となる。
また、クライアント端末上での作業が所定時間中断されている場合には、即座にフロントエンドサーバ側のメモリ空間からハードディスクに不要なデータを退避させることができ、リソースの有効利用が可能となる。さらに、作業再開時には、遅滞なく元の状態を復元することが可能となる。
各クライアント端末12とフロントエンドサーバ16とは、インターネットやイントラネット等の通信ネットワーク18を介して接続されている。
また、フロントエンドサーバ16とDBサーバ14との間も、LANを介してネットワーク接続されている。
各クライアント端末12には、汎用のWebブラウザプログラムがセットアップされている。
まずクライアント端末12は、マウスやキーボード等の入力装置20と、ディスプレイ22とが接続されたPC等のコンピュータよりなり、状態通知部24と、Webページ表示部26と、処理要求部28とを備えている。
ここで、Webページ表示部26及び処理要求部28は、クライアント端末12のCPUが、汎用のWebブラウザプログラム等に従って必要な処理を実行することによって実現される。また、状態通知部24は、同CPUがフロントエンドサーバ16から配信された専用プログラム(JavaScript)及びWebブラウザプログラム等に従い、必要な処理を実行することによって実現される。
詳細は後述するが、ユーザがクライアント端末12からフロントエンドサーバ16にアクセスし、Webブラウザ上に表示されるサービスメニューの中から一つのサービスを選択すると、サーバ16側で当該サービス専用のアプリケーションプログラムX1が起動され、サーバ16のCPUがこれに従って必要な処理を実行することによって上記の制御部30、業務処理部32、及び画面生成部34が実現される。
また、ユーザが他のサービスを選択した場合には、他のアプリケーションプログラムX2,X3…が別個に起動し、当該サービス用に最適化された制御部30、業務処理部32、及び画面生成部34が同時並行的に出現することとなる。
これに対し、メモリ管理部42は、各サービスのアプリケーションプログラムとは独立した、フロントエンドサーバ16内のミドルウェアによって実現される。
上記キャッシュ38、第1のバッファ40、及び第2のバッファ41は、フロントエンドサーバ16のメモリ空間上に確保されており、上記退避領域44は、同サーバ16のハードディスク内に設けられている。
まず、ユーザがクライアント端末12からフロントエンドサーバ16にアクセスし、ID及びパスワードの入力を伴う認証ステップをクリアすると、サーバ16からメニュー表示用のWebファイル(Htmlファイル等)が送信され(S10)、Webブラウザ上に当該ユーザが利用可能なサービスのメニュー画面(図示省略)が表示される(S11)。
このメニューの中からユーザが一つのサービス、例えば「マスタメンテナンス・色削除」を選択すると、クライアント端末12の処理要求部28からフロントエンドサーバ16に対して当該サービスに係る利用画面の配信リクエストが送信される(S12)。
これを受けたフロントエンドサーバ16では、当該サービスに対応したアプリケーションプログラムX1が起動され(S13)、専用の制御部30、業務処理部32、画面生成部34が形成されると共に、メモリ空間上にキャッシュ38、第1のバッファ40及び第2のバッファ41が設定される。
これに対しユーザが色タイプコード入力欄47に特定のコード番号、例えば「01」を入力して検索ボタン48をクリックすると、クライアント端末12の処理要求部28からフロントエンドサーバ16に対して色タイプコード=01のデータベースに対する検索リクエストが送信される(S16)。
これを受けた制御部30は、当該リクエストを第1のバッファ40にセットする(S17)。
そして、DBサーバ14から色タイプコード=01のデータベース内に格納されているデータのリストが送信されると、業務処理部32はこれを第1のバッファ40にセットする(S19)。
これに対し画面生成部34は、第2のバッファ41からデータリストを取り出し、当該サービス用のテンプレートに各データを充填することによって検索結果表示用Webファイルを生成し、クライアント端末12に送信する(S23)。
この結果、クライアント端末12のWebブラウザ上には、図6に示すように、色タイプコード=01の登録データが一覧表示される(S24)。
他のデータを参照する場合、ユーザは下スクロールボタン49をクリックするか、キーボードの「Page Down」キーを押下する。
この結果、クライアント端末12の処理要求部28からフロントエンドサーバ16に対し、2頁目のデータの配信リクエストが送信される(S25)。
これを受けた制御部30は、キャッシュ38内に格納された次の15件分のデータを取り出し、第2のバッファ41に格納する(S26)。
画面生成部34は、これらのデータを上記テンプレートに充填すると共に、ページ表記を更新させたWebファイルを生成し、クライアント端末12に送信する(S27)。
この結果、図示は省略したが、Webブラウザ上に2頁目の表示画面が表示されることとなる(S28)。
これを受けた制御部30は、キャッシュ38内に格納されたデータの中で現在表示中の頁における該当行のデータについて、チェック済みの情報を付加する(S31)。
制御部30は、キャッシュ38内に格納されたデータの件数情報と1頁当たりの行数情報から、クライアント端末12において現在表示中の頁を割り出すことができる。
また、ユーザが次の頁の表示を求めた場合、3頁目のデータが埋め込まれたWebファイルが画面生成部34からクライアント端末12に送信され、Webブラウザ上に表示される。
この場合、各データのチェックボックス50には未だチェックが入れられていない。ここでユーザが任意のレコードにチェックを入れた場合も上記と同様、クライアント端末12の状態通知部24からフロントエンドサーバ16に対して行を特定したチェック済みの通知が送信され、制御部30によってキャッシュ38内の該当データに対して削除対象として選択されたことを示す情報が付加される。
ユーザが上スクロールボタン51をクリックし、2頁目の再表示を求めると、制御部30から画面生成部34に対して2頁目のデータ15件分が渡され、2頁目の表示画面がクライアント端末12に送信される。
この場合、当然ながらユーザが先にチェックを入れたデータには、チェック済みを示すレ点が再現されている。
この結果、クライアント端末12の処理要求部28からフロントエンドサーバ16に対し、チェック済みデータの削除リクエストが送信される(S32)。
これを受けた制御部30は、キャッシュ38内のデータリスト及び削除対象を特定するデータを取り出し、これらを第1のバッファ40にセットする(S34)。
そして、DBサーバ14における削除処理が完了すると、業務処理部32は削除後の全データをDBサーバ14から受け取り、第1のバッファ40にセットする(S38)。
つぎに制御部30が起動し、第1のバッファ40内の全データをキャッシュ38にコピーすると共に(S40)、1頁分のデータを第2のバッファ41に格納する(S41)。
画面生成部34は、このデータをテンプレートに充填してWebファイルを生成し、クライアント端末12に送信する(S42)。
この結果、クライアント端末12のWebブラウザ上には、削除したデータを除いた、残りのデータが頁単位で表示されることとなる(S43)。
この結果、従来の専用アプリケーションプログラムで画面を生成した場合と同様の、見やすいユーザインターフェイスを実現できる。
例えば、あるデータベースの削除画面について20行の一覧表示欄を設けた場合、制御部30及び画面生成部34は、20件のデータを1頁として扱うこととなる。
また、削除対象を選択する方法として、上記のように削除したいレコードにチェックを入れるのではなく、残したいレコードにチェックを入れる方式の画面デザインを採用した場合、制御部30は、チェックされていないデータに対し削除対象として選択されたことを示すデータをキャッシュ38内に記録することとなる。
特に、Java(登録商標)言語によって各部のコーディングを行う場合には、継承の仕組みを利用することによって簡単にアプリケーション基盤部分のコードを援用できるため、画面デザインの設計変更が容易となる。
そこで、このシステム10はメモリの効率的利用を実現する機能を実装している。
また、一のセッション情報中の上段の丸印αがセッションIDに対応しており、中段の丸印βが各サービスに対応している。
さらに、下段の丸印γが各サービスに含まれる個々の処理に必要なメモリ領域を示している。
まず、ユーザが特定のサービス利用画面を閉じた場合には、クライアント端末12の状態通知部24よりその情報がフロントエンドサーバ16に送信される。
これを受けたメモリ管理部42は(S50)、図7(b)に示すように、メモリ(キャッシュ38、第1のバッファ40及び第2のバッファ41)上から該当のサービス利用画面に係るデータを消去し、メモリ空間(図中の点線で示した部分)を解放する(S51)。
その後、ユーザがサービス利用画面における操作を再開し、クライアント端末12との間で通信が発生すると(S54)、メモリ管理部42は退避領域44から当該クライアント端末12に係るデータをメモリ上に移動させ、図7(a)または(b)の状態を復元する(S55)。
これに対し、このシステム10の場合には、上記のように一時的にハードディスク内の退避領域44にデータが移動するだけであり、作業再開時には即座に途中経過が復元されるため、ユーザの利便性を確保しつつ、リソースの無駄な占有状態を回避することが可能となる。
例えば、ユーザが上記サービスメニューの中から「マスタメンテナンス・色登録」を選択すると、クライアント端末12の処理要求部28からフロントエンドサーバ16に対して当該サービスに係る利用画面の配信リクエストが送信される。
これを受けたフロントエンドサーバ16では、当該サービスに対応したアプリケーションプログラムが起動され、専用の制御部30、業務処理部32、画面生成部34が形成されると共に、メモリ空間上にキャッシュ38、第1のバッファ40及び第2のバッファ41が設定される。
この結果、クライアント端末12のブラウザ上には、図9に示すように、マスタメンテナンス・色登録サービスの初期画面53が表示される。
これに対しユーザが色タイプコード入力欄54に特定のコード番号、例えば「01」を入力して検索ボタン55をクリックすると、クライアント端末12の処理要求部28からフロントエンドサーバ16に対して色タイプコード=01のデータベースに対する検索リクエストが送信される。
これを受けた制御部30は、当該リクエストを第1のバッファ40にセットする。
そして、DBサーバ14から色タイプコード=01のデータベース内に格納されているレコードが送信されると、業務処理部32はこれを第1のバッファ40にセットする。
これに対し画面生成部34は、当該サービス用のテンプレートに各データを充填することによって検索結果表示用Webファイルを生成し、クライアント端末12に送信する。
この結果、クライアント端末12のWebブラウザ上には、図10に示すように、色タイプコード=01の登録データが一覧表示される。
これを受けた制御部30は、キャッシュ38内に格納されたデータの中で現在表示中の頁における該当行のデータに対して対応の修正を加える。
また、ユーザが下スクロールボタン56をクリックして次の頁の表示を求めた場合、2頁目のデータが埋め込まれたWebファイルが画面生成部34からクライアント端末12に送信され、Webブラウザ上に表示される。
ここでユーザが上スクロールボタン57をクリックし、1頁目の再表示を求めると、制御部30から第2のバッファ41に対して1頁目のデータ15件分が渡され、画面生成部34から1頁目の表示画面がクライアント端末12に送信される。
この結果、ユーザが先に修正したデータが画面中で再現されることとなる。
この場合も、頁スクロールのイベントを発生させた時点で、状態通知部24から行を特定した新規入力データがフロントエンドサーバ16に送信され、制御部30によってキャッシュ38内における該当頁のデータリストに追加される。
この結果、クライアント端末12の処理要求部28からフロントエンドサーバ16に対し、データの更新リクエストが送信される。
これを受けた制御部30は、キャッシュ38内に格納された修正済みあるいは追加済みのデータリストを取り出し、第1のバッファ40にセットする。
つぎに業務処理部32が起動し、第1のバッファ40内にセットされたデータリストを取り出し、DBサーバ14に対して更新をリクエストする。
12 クライアント端末
14 DBサーバ
16 フロントエンドサーバ
18 通信網
20 入力装置
22 ディスプレイ
24 状態通知部
26 Webページ表示部
28 処理要求部
30 制御部
32 業務処理部
34 画面生成部
38 キャッシュ
40 第1のバッファ
41 第2のバッファ
42 メモリ管理部
44 退避領域
46 マスタメンテナンス・色削除サービスの初期画面
47 色タイプコード入力欄
48 検索ボタン
49 下スクロールボタン
50 チェックボックス
51 上スクロールボタン
52 削除ボタン
53 マスタメンテナンス・色登録サービスの初期画面
54 色タイプコード入力欄
55 検索ボタン
56 下スクロールボタン
57 上スクロールボタン
58 更新ボタン
X1,X2,X3 アプリケーションプログラム
Claims (3)
- データベースサーバとクライアント端末との間に介装されたフロントエンドサーバを備えたデータベース利用システムであって、
上記フロントエンドサーバが、クライアント端末から送信された検索条件をデータベースサーバに送信して検索を依頼すると共に、データベースサーバから送信された検索結果のデータリストを第1のバッファに格納する業務処理部と、この第1のバッファ内のデータリストを取り出してキャッシュに格納すると共に、このキャッシュから画面デザインに応じた行数を備えた1頁分のデータリストを取り出し、第2のバッファに格納する制御部と、この第2のバッファ内のデータリストを取り出し、画面デザインを反映したテンプレートに充填して画面表示用のWebファイルを生成すると共に、このWebファイルをクライアント端末に送信する画面生成部とを備え、
上記業務処理部、制御部及び画面生成部は、各クライアント端末において利用の選択がなされたサービス毎に上記フロントエンドサーバ上に生成されると共に、上記第1のバッファ、キャッシュ及び第2のバッファは、同サービス毎に上記フロントエンドサーバのメモリ空間上に確保され、
上記クライアント端末から、表示画面中の特定データについてチェックが付されたことを示す通知が送信された場合に、上記制御部は、キャッシュ内における該当データにチェック済みの情報を付加する処理を実行し、
上記クライアント端末から、チェック済みのデータを含む頁の再表示を求めるリクエストが送信された場合に、上記制御部は、キャッシュからチェック済みの情報が付加されたデータを含む1頁分のデータリストを取り出し、第2のバッファに格納する処理を実行し、上記画面生成部は、この第2のバッファ内のデータリストを取り出し、上記テンプレートに充填して画面表示用のWebファイルを生成すると共に、このWebファイルをクライアント端末に送信する処理を実行し、
上記クライアント端末から、チェック済みのデータまたはチェックされていないデータの削除を求めるリクエストが送信された場合に、上記制御部は、キャッシュ内における対応のデータに削除対象として選択されたことを示す情報を付加する処理と、キャッシュ内のデータを第1のバッファに出力する処理を実行し、上記業務処理部は、この第1のバッファに格納されたデータをデータベースサーバに送信し、データの更新を依頼する処理を実行することを特徴とするデータベース利用システム。 - データベースサーバとクライアント端末との間に介装されたフロントエンドサーバを備えたデータベース利用システムであって、
上記フロントエンドサーバが、クライアント端末から送信された検索条件をデータベースサーバに送信して検索を依頼すると共に、データベースサーバから送信された検索結果のデータリストを第1のバッファに格納する業務処理部と、この第1のバッファ内のデータリストを取り出してキャッシュに格納すると共に、このキャッシュから画面デザインに応じた行数を備えた1頁分のデータリストを取り出し、第2のバッファに格納する制御部と、この第2のバッファ内のデータリストを取り出し、画面デザインを反映したテンプレートに充填して画面表示用のWebファイルを生成すると共に、このWebファイルをクライアント端末に送信する画面生成部とを備え、
上記業務処理部、制御部及び画面生成部は、各クライアント端末において利用の選択がなされたサービス毎に上記フロントエンドサーバ上に生成されると共に、上記第1のバッファ、キャッシュ及び第2のバッファは、同サービス毎に上記フロントエンドサーバのメモリ空間上に確保され、
上記クライアント端末から、表示画面中の特定データについて修正がなされたことを示す情報が送信された場合に、上記制御部は、キャッシュ内における該当データに対応の修正を施す処理を実行し、
上記クライアント端末から、表示画面中においてデータの追加がなされたことを示す情報が送信された場合に、上記制御部は、キャッシュ内におけるデータリストに対応のデータを追加する処理を実行し、
上記クライアント端末から、修正済みのデータまたは追加データを含む頁の再表示を求めるリクエストが送信された場合に、上記制御部は、キャッシュから修正済みのデータまたは追加データを含む1頁分のデータリストを取り出し、第2のバッファに格納する処理を実行し、上記画面生成部は、この第2のバッファ内のデータリストを取り出し、上記テンプレートに充填して画面表示用のWebファイルを生成すると共に、このWebファイルをクライアント端末に送信する処理を実行し、
上記クライアント端末から、修正済みのデータまたは追加データに基づく更新のリクエストが送信された場合に、上記制御部は、キャッシュ内のデータを第1のバッファに出力する処理を実行し、上記業務処理部は、この第1のバッファに格納されたデータをデータベースサーバに送信し、データの更新を依頼する処理を実行することを特徴とするデータベース利用システム。 - 上記クライアント端末には、入力装置からの入力情報を常時監視し、画面を閉じる入力動作を検出した場合には、その旨を示す情報を上記フロントエンドサーバに即座に送信する手段が設けられており、
上記フロントエンドサーバは、上記クライアント端末から画面を閉じたことを示す情報が送信された場合に、当該画面に関連したデータを上記キャッシュ及び各バッファから削除する手段と、
上記クライアント端末の画面上において所定時間入力操作が行われていない場合に、当該画面に関連したデータを上記キャッシュ及び各バッファからハードディスクに一時的に退避させる手段と、
上記クライアント端末から画面上において入力操作が再開されたことを示す情報が送信された場合に、当該画面に関連したデータをハードディスクから上記キャッシュ及び各バッファに復元させる手段とを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のデータベース利用システム。
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