JP4464410B2 - 電子制御式スロットル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子制御式スロットル装置に関する。
発明の詳細な説明
本発明は、電子制御式スロットル装置に関する。
従来より、エンジンの絞り弁を電動アクチュエータ(例えば直流モータ、ステッピングモータ)により駆動制御する電子制御式スロットル装置が実用化されている。
電子制御式スロットル装置は、アクセルペダルの開度信号やトラクション制御信号に基づきエンジン状態に応じた最適な絞り弁角度(絞り弁開度)を制御するものであり、そのために、スロットルボディには、絞り弁の角度を検出するためのセンサ、いわゆる開度計(スロットルポジションセンサ)を装着している。
また、電子制御式スロットル装置に電子制御モジュールを一体化して組み込んだ装置としては、特表平9−508954号公報がある。
この公報には、電子式のエンジン制御システムが有している多数の個別部材をスロットル装置のスリーブ(スロットルボディ)に取り付けている。例えば絞り弁開度調節モータ(電動アクチュエータ)によって操作可能な少なくとも1つの絞り機構と、電子式の制御装置と、再生弁および又は空気量センサとを有し、これらの部材は、共通のケーシング内に前組立された構成ユニットとして収容することが記載されている。
特表平9−508954号公報
本発明は、従来一般に使用されていた各機器、例えば絞り弁,駆動源としてのモータ,動力伝達装置などに別個に設けられていたカバー,電気的な接続ライン,接続部などを簡略化して製造コストが安価で、簡単な形式で信頼性が高くして、エンジンに組付けることができるコンパクトな電子制御式スロットル装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、電子制御モジュールを配設し易すくし、省スペース化が可能な電子制御式スロットル装置を提供する。
本発明は、上記目的を達成するために、次のようなスロットル装置を提案する。
電子制御式スロットル装置において、
絞り弁と絞り弁駆動用モータを有するスロットルボディと、
前記モータの動力を前記絞り弁の軸に伝達するために前記スロットルボディの側壁に配置されたギア機構とを備え、
前記スロットルボディの側壁に前記絞り弁軸の一端と前記ギヤ機構と前記モータとを被うカバーが取り付けられ、該カバーに前記絞り弁を制御するための制御回路を有する電子制御モジュールと前記絞り弁の開度を検出する開度計とが取り付けられ、
前記カバーには、前記カバーを前記スロットルボディの側壁に取り付けると前記モータの端子と嵌り合うように形成されたモータ端子接続用の中継コネクタ部が設けられ、
前記制御回路は、前記開度計と、前記モータと、前記カバーに設けた外部接続用のコネクタ部とに電気的に接続されていることを特徴とする。
本発明の上記した装置には、次のような手段を任意に加えることも可能であるが、それに限定されるものでない。
例えば、上記カバーの内面に、前記電子制御モジュールと前記開度計とが隣り合って取り付けられてもよい。
この開度計の複数の端子が前記電子制御モジュールの一辺に向いて一列に整列されると共に、前記電子制御モジュールの一辺に整列配置された複数の端子と電気的に接続されている構成を採用することも可能である。
また、前記カバーの内面には、前記電子制御モジュールの収容スペースと前記開度計の収容スペースとを仕切るための障壁を形成してもよい。
この障壁に前記開度計の端子側一端が嵌合する切欠きが設けられ、前記開度計は前記切欠きに気密状態で嵌合してもよい。
そのようにした場合には、電子制御モジュール収容部のゲル流出が防止される構造としてもよい。
前記カバーに前記電子制御モジュールの前記外部接続用のコネクタ部を一体成形してもよい。
前記カバーを構成する樹脂モールドには、前記電子制御モジュールの前記制御回路の端子と接続するためのリードフレーム群を整列配置により埋設してもよい。
これらのリードフレームの一端は前記カバーの内面における電子制御モジュール収容部の一辺に隣接した位置で露出し、他端は前記外部接続用のコネクタ部を構成するコネクタケースの中のコネクタピンとなっている構成でもよい。
前記カバーは、樹脂カバーであり、この樹脂カバーの内面に、前記絞り弁の開度を検出するための前記開度計がパッケージ化されたユニット形式により取り付けられている構成でもよい。
前記開度計のユニットは、少なくとも2個の位置決め用の取付穴を有してもよい。
前記開度計は、前記カバーに設けた樹脂部材を溶着して熱加締めされてもよい。
前記電子制御モジュールを保護するために前記カバーに取り付けられ且つ収容スペースを前記電子制御モジュールの収容スペースと前記ギア機構の収容スペースとに分割するよう配置されたモジュールカバー、を備えてもよい。
前記ギア機構は、複数のギアからなる減速機構により構成され、そのうちの中間ギアは、前記モジュールカバーと前記スロットルボディの側壁との間に介在し、モジュールカバーと前記スロットルボディとによってスラスト方向の移動が規制されている構成でもよい。
前記スロットルボディには、前記絞り弁の収容部と前記モータのハウジングとが一体に成形され、前記ギア機構と前記モータハウジングに収容される前記モータとが前記カバーにより保護されている構成でもよい。
前記中継コネクタ部のモータ接続用端子が前記カバーに設けた導電体により構成され、前記中継コネクタ部のコネクタハウジングと前記カバーとが一体に樹脂成形されてもよい。
前記カバーは、樹脂成形体であり、前記開度計の端子と前記導電体との間、及び前記電子モジュールと前記導電体との間は、ワイヤボンディングにより接続されるか或いは溶接により直接接合されてもよい。
本発明によれば、電子制御式スロットル装置において、そのボディ及びカバーを含めた形状のコンパクト化,組付け作業の簡便化を図ることができる。
また、本発明に、上記した任意の構成を採用することで、外部配線をほとんど省略でき配線作業の簡便化,ハーネス量の低減,放熱性の向上により、装置全体の低コスト化,信頼性及び実装性の向上および省スペース化を図ることができる。
以下、本発明にかかる一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の実施例に係るスロットル装置の部品組付けを示す縦断面を示し、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は第1図のB−B断面図、第4図は第1図をモジュールカバーを外してみた平面図、そして第5図は第2図をカバー10を外して上からみた図である。
これらの図において、電子制御式スロットル装置(スロットルバルブ装置)は、スロットルボディ(以下、単にボディと称することもある)1,絞り弁2,絞り弁2を駆動するモータ3(絞り弁駆動装置;電動アクチュエータ),動力伝達装置4,絞り弁軸8に設けられて絞り弁2の開き角度(開度)を計測する絞り弁開度計(スロットルポジションセンサ)9、および絞り弁2,モータ3,動力伝達装置4を保護するカバー10、電子制御モジュール11および空気流量計12を主な要素として構成される。
ボディ1は、絞り弁2の収納部(スロットルチャンバ)とモータ3の収納部(モータハウジング)31とを一体成形してなる。モータ3は一体的に外付けされてもよい。従って、ここではこのような形体で含め「収納」と表現する。
ボディ1の内部(空気通路)には絞り弁2が設けられ、その軸8はボディ1に設けた軸受21,22によってサポートされ、その一端がボディ外に突出する。そして、軸8のボディ1外部に突出した部分は、ばねA23,レバー24,ばねB25によって案内されて突出している。
またボディ1には4個の取付穴26が設けられる。この構造は周知であり、これ以上の説明を要さない。
ボディ1は、そのモータハウジング31によってモータ3を収納する。モータ3の軸方向は絞り弁軸8の方向と一致し、モータ軸32にギア5が設けられる。また、モータ3にはモータ端子33が設けられる。
ボディ1には、軸8の方向と同一方向にギア軸34が設けてあり、これにはギア6が回転可能に固定してある。また、ギア7はその下方にあって、ギアが切ってある。レバー24の上端において軸8にはギア7が設けてあり、ギア5とギア6とが、そしてギア6とギア7とが図示した方式で噛み合い、動力伝達装置4を構成し、モータ3を駆動源として減速した状態で絞り弁2を開閉動作させることができる。
このようにして、絞り弁駆動装置の出力を絞り弁2に伝達する動力伝達装置4がボディ1に一体的に組付けられる。
絞り弁2,絞り弁駆動装置(モータ3)および動力伝達装置(ギア機構)4を保護するカバー10を樹脂によって一体成形する。この場合、絞り弁2の開閉制御を行う電子制御モジュール11を収納するモジュールハウジング41をカバー10と共に一体成形している。
カバー10には、更に軸8の先端に取り付けた絞り弁開度計9を収納する絞り弁開度計ハウジング42,ギア軸34の先端部を収納するギア軸ハウジングが一体に形成される。絞り弁保護カバー部44とモジュールハウジング41とは図示のように段差を以って形成される。
絞り弁開度計9とカバー10を樹脂にて別体成形した後、組付ける場合、絞り弁開度計9をカバー10に熱加締によって固定する。
流量計12としては各種の流量計が知られており、特定されないが、例えば熱線流量計が採用可能である。流量計12は流量計ハウジング45を介してアルミ等で構成されたプレート46に固着される。プレート46は、電子制御モジュール11を形成する回路基板47を載置し、接着剤によってモジュールハウジング41に接着される。この実施例ではモジュールハウジング41と基板47を載置するプレート46とは別体成形し、これらを一体化しているが、他の形成方法として、一体成形することができる。電子制御モジュール11をこの基板上に載置・固着する工程上、別体とした方が作業がし易いが、一体成形すれば部品点数を減らすことができる。設計に応じ、いずれを採用してもよい。
図示したように流量計12の上方にモジュールハウジング41が位置し、電子制御モジュール11はスロットルボディ1の流路53方向に対して水平方向(矢印方向を軸方向と呼ぶ。)に向いて配設され、作業が楽になる。また、絞り弁保護カバー部44よりもモジュールハウジング41を低くして、流量計12に近付けることによって落下等の外力に対し電子制御モジュール11の保護に有効である。カバー10には、その周囲にボディ1に向けてゴム等から構成されるシール材48が設けられる。
流量計ハウジング45には温度計51が設けられる。温度計51,流量計12は、ボディ1に設けた嵌合穴52を介して流路53に設置される。
また、ボディ1には圧力計56への空気導入通路54が設けてあり、流量計ハウジング45に設けた空気導入通路55と連通するようにしてあり、流路53の圧力は電子制御モジュール11に設けた圧力計56によって測定される。
このようにして、電子制御モジュール11に流量計12,温度計51および圧力計56が一体化される。
このような構成によれば、電子制御モジュールに流量計を一体化することによってマイコン学習による流量計出力の無調整化を図ることができ、更にハーネスおよびコネクタの省略により1)低コススト化、2)信頼性向上、3)省スペース化、4)コネクタ集約化および、5)組立簡略化を図ることができる。
カバー10のギアカバー60の成形の時に、導体としてのモータ配線61および絞り弁開度計9のための開度計配線62が一体成形され、カバー内部に組込まれる。
ギアカバー60には中間端子ハウジング71が形成され、この中に中間端子72が収納される。これによって、モータ端子33は、中間端子72を介してモータ配線61に電気的に接続される。絞り弁開度計9と開度計配線62(導体)とは中間端子を介して、または介さないで直接的にワイヤボンディングまたは溶接される。また、開度計配線62と電子制御モジュール11との間も同様である。これらの接続部を73,74で示す。
絶縁材で成形したカバー10に一体に成形されたモータ配線61(導体)によって絞り弁駆動装置(モータ3)と電子制御モジュール11とは電気的に接続される。絞り弁駆動装置とモータ配線61とは中間端子72を介して電気的に接続される。ワイヤボンディングまたは溶接によって接続されるコネクタ63と電子制御モジュール11との間の当該接続部を64で示す。
このようにして基板47は、モータ配線61,開度計配線62と接続され、基板47上にマイコン65が配設される。モジュールハウジング41は、モジュールカバー81によってカバーされ、電子制御モジュール11は保護される。
次に本発明の第2実施例を第7図〜第20図により説明する。
第7図は、本実施例の電子制御式スロットルバルブが適用されるエンジン制御システムの構成図であり(第1実施例もこのシステムを適用する)、先ず、このシステム構成について説明する。
第7図のエンジン制御システムは、エンジン制御系のモジュールを負担軽減のために複数に分けている。例えば、中枢のエンジン制御ユニットとなるパワートレインコントロールモジュール(以下、Powertrain Control Moduleを略してPCMと称する)100と、既述の絞り弁制御用の電子制御モジュール(ここでは、THrottle Control Moduleを略してTCMと称することもある)11とに分ける。PCM100は、エンジン回転数,水温,クルーズ制御信号,ブレーキ信号,クラッチ位置信号,車速センサ信号等の各種センサ信号を入力して、燃料系制御信号,点火系制御信号,周辺機器制御信号を演算する。
さらに、アクセルペダル102の位置信号をアクセルペダルポジションセンサ(以下、ここでは、Accelerator Pedal Position Sensorを略してAPPSと称する)101から入力し、これと、上記したブレーキ信号,車速信号等からスロットルの目標開度指令信号をシリアル通信又はパラレル通信によりTCM11に送る。
TCM11は、この目標開度指令信号と絞り弁開度計(Throttle Position Sensorを略してTPSと称することもある)9の開度信号を入力して、絞り弁2が設定開度となるようにモータ3をデューティ制御する。
その他、TCM11には、PCM100を経由して、APPS信号,車速信号,ブレーキ信号,クルーズ信号等を入力し、これらの信号とTPS信号との関係で、スロットル制御系に異常がないか否かを自己診断する機能を有する。
一方、PCM100も、TCM11からTPS信号(絞り弁開度信号)を入力し、これに基づき正常な制御動作を行っているか自己診断する機能を有している。
なお、上記した互いの自己診断機能情報も相手側に送られて(PCMとTCMとの相互監視)によりフェイルセーフを図っている。
従来のTCM11は、温度環境,スペースの影響等を考慮して、例えばアクセルペダル系側にAPPS101と一体に設けていた。本実施例では、耐熱性,放熱性,小形化に関する改良を施すことで、スロットルボディにTCMを取り付け可能にし、特にスロットルボディに取付けるカバー(例えば、ギアカバー)にTCM(電子制御モジュール)11を取付け可能にしたものである。
ここで、TPS信号(絞り弁開度信号)は、万一の故障を配慮して予備が可能なようにしており、そのため、開度計として同じタイプのセンサを一つのパッケージの中に2つ用意していわゆる2重系のセンサにより構成しており、APPSついても2または3重系としている。
次に、本実施例のスロットル装置について説明する。なお、図中、既述した実施例と同一部品は同一或いは共通する要素を示す。
第8図は本実施例のスロットルボディ1からカバー10を取り外してみた斜視図である。
カバー10は、絞り弁軸8,減速ギア機構4,モータ3等の絞り弁関連部品(以下、絞り弁機構と称する)を保護するために、ボディ1の側壁に形成した絞り弁機構の収容部110を被うように取り付けられる。
すなわち、モータ(絞り弁駆動装置)3及びギア機構(動力伝達装置)4は、一つのカバー10により保護されるように配置されており、モータ3については、第13図に示すように、そのモータハウジング31の開口(モータ取り付け用の開口)が絞り弁機構収容部110に形成されて、この開口にモータ3のエンドブラケット3aがねじ111により固定されている(第8図)。
エンドブラケット3aに設けたモータ端子33は、絞り弁機構収容部110の縁取り112の一辺近くにカバー10側に向いて配置されている。
モータ3はアクセルペダルの踏み込み量に関するアクセル信号やトラクション制御信号に応じて駆動され、モータ3の動力がギア5,6,7を介して絞弁軸8に伝達される。
絞り弁軸8に取付けたギア7は扇形ギアで、絞弁軸8に固定されており、絞弁軸8にフリーに嵌合させたレバー24とばねB25を介して引き付け合うように係合している。
ばねA23は絞り弁のリターンスプリングであり、一端がボディ1に設けたばね係止部113に係止し、もう一方の自由端がレバー24に係止している。
これらのばねA23,B25及びレバー24は、既に公知であるいわゆるデフォルト開度設定機構を構成するために用いられている。デフォルト開度設定機構とは、エンジンキーオフ時(換言すれば電動アクチュエータ3の非通電時)の絞り弁のイニシャル開度を全閉位置より大きく保持するためのものである。デフォルト開度位置から全開制御位置までは、モータ動力とばねA(リターンスプリング)25の釣り合いにより絞り弁開度が決定され、デフォルト開度よりも絞り弁開度を小さく制御する場合には、レバー24はデフォルト開度ストッパ(図示省略)により動きが規制され、ばねB25の力に抗してギア7及び絞り弁軸8だけを全閉方向に回動させることで行われる。符号の114は、全閉ストッパであり、扇形ギア7の一辺が当接することで全閉位置が決定される。
ここで、カバー10について説明する。
本実施例のカバー10の大きな特徴は、絞り弁を制御するための電子制御モジュール11いわゆるTCM11をカバー10自身に取り付けた点にある。したがって、第1実施例のようなモジュールハウジング41は有していない。
第9図は第8図のカバーを内側からみた斜視図、第10図は第8図のカバーを内側からみた平面図である。これらの図面では、電子制御モジュール11は、モジュールカバー130に被われてみえないが、モジュールカバー130を取り外せば、第15図に示すように、カバー10の内面に、電子制御モジュール11がその収容部10B内に取り付けられている。また、カバー10の内面には、絞り弁開度計9が電子制御モジュール11と隣り合って取り付けられている。
開度計9の端子91〜96は、電子制御モジュール11の一辺に向いて電子制御モジュールの端子121〜126と接続されている。本例の開度計は、既述したように2重系のセンサであり、91〜93が一方の系のグランド端子,入力端子,出力端子であり、94〜96が他方の系のグランド端子,入力端子,出力端子である。
第17図は、上記した開度計及び電子制御モジュールを取付ける前のカバー10の内面構造を示す斜視図である。このカバー10の内面構造について説明すると、カバー10の内面には、開度計9の収容部(開度計ハウジング)10Aと、電子制御モジュール11の収容部(モジュールハウジング)10Bと、モータ(電動アクチュエータ)3のモータ端子33と接続するための中継コネクタ部10Cとが形成され、カバー10の外面に電子制御モジュール11の外部接続用コネクタ部10Dが形成されている。
これらの収容部10A,10B及び中継コネクタ部10Cは、カバー10の内側にコンパクトに収まるようにするために、すべて隣接配置され、モジュール収容部10Bを挾んで、一方側に開度計収容部10Aを、他方側に中継コネクタ部10Cを配置する。
中継コネクタ部10Cは、カバー10の一辺の側壁内面にコネクタハウジング10C’を該カバーと一体成形し、このコネクタハウジング10C’の中にモータ接続用の端子15(第13図参照)をインサート成形してなる。
端子15は、一端がコネクタハウジング10C’の端子差し込み孔10C”に位置し、カバー10をスロットルボディ1に取り付けると、孔10C”に挿入した中継金具16(第13図,第19図)を介してモータ端子33と接続される。
端子15の他端15Aは、第15図,第16図に示すようにコネクタハウジング10C’の左右側面から出てカバー10の内部に露出しており、この露出した端部15Aと電子制御モジュール11に設けた電源出力端子17とをワイヤボンディング18により接続している。この接続は、端子同士が重なり合うように延設して直接接合するようにしてもよい。
また、カバー10(樹脂モールド)には、電子制御モジュール11の回路基板の端子141〜160と接続するためのリードフレーム131〜150群が整列配置によりインサート成形(埋設)され、これらのリードフレームの一端はカバー10の内面における電子制御モジュール収容部10Bの一辺に隣接した位置で露出し、他端は第12図に示すように外部接続用コネクタ部(コネクタケース)10Dの中のコネクタピン131’〜150’となっている。これらのコネクタピン131’〜150’は、コネクタケースのコンパクト化から符号の奇数番号131’,133’…149’と偶数番号132’,134’…150’とに分けて二列配置しており、リードフレーム131〜150をそのようなフレーム形状にしてある。
これらの端子群131〜150は、PCM100側のケーブルコネクタと接続され、例えば、バッテリ電源,そのグランド,PCMからの出力信号(通信入力,クルーズ信号,車速信号,アクセルペダル信号,車速信号等)を入力する端子や、TCM11からの絞り弁開度信号,通信信号をPCM100に出力する端子等で構成されている。
以上のようにカバー10の内面に電子制御モジュール11を取り付け、また、カバー10には外部接続用のコネクタ部10Dを設け、その端子を構成するリードフレーム131〜150をインサート成形し、また、このリードフレーム群の一端がカバーの内側の一辺に沿って整列配置させることで、リードフレーム131〜150をカバー内に展開させることなく、電子制御モジュール11の回路基板に設けた端子141〜160群と接続することができる。
また、モータ3への電源供給は、外部接続用のコネクタ部10D,電子制御モジュール11及びカバー10に設けた中継コネクタ10Cを介して供給されるようにしたので、電源用のリードフレームもカバー10内に展開させる必要がなくなり、電気配線の合理化(短縮化及び接続作業の簡便化)を図ることができる。
絞り弁開度計9は、パッケージ化されたユニット形式のもので、カバー10に組み込む前に予め一つの組立体として組み立てられており、ユニットのまま収容部10Aに取り付けられているので、取り付けが簡便である。
開度計9は、そのパッケージユニットの略中央位置に絞り弁軸一端8’を挿入係合させる係合穴9Bが形成されている。また、絞り弁軸8に対する開度計9の位置決め精度を高めるために、開度計(パッケージユニット)には、少なくとも2個の位置決め用の取付穴9cを有しており、一方、カバー10内面の開度計収容部10Aには、この取付穴9cと嵌合する位置決め用のピン10Eが配設されている。位置決め用のピン10Eは、例えば、カバー10と一体成形した樹脂部材で構成され、取付穴9cと嵌合した後に熱溶着して、開度計9がいわゆる熱加締めされている。
絞り弁開度計9は、第13図に示すように、パッケージ要素90,91を合わせたパッケージの側壁9A内面にポテンショメータを構成する抵抗92が2重に形成されており、パッケージ内に抵抗92に接触する可動接触子(ロータ)93が組み込まれ、ロータ中央に絞り弁軸一端8’を受け入れる弾性片94が配設され、この弾性片94の外周に環状ばね95が嵌めこまれている。
カバー10をスロットルボディ1にねじ或いはリベット161により取り付けると、絞り弁軸一端8’が弾性片94を押しのけながら係合穴9Bに挿入され、環状ばね95の締付力でロータ93が、がたつくことなく絞り弁軸一端に係合する。
第17図に示すようにカバー10の内面には、モジュール収容部10Bと開度計収容部10Aとのスペースを仕切るための障壁10Fが形成され、この障壁10Fに開度計9の端子側一端(端子台)9D(第16図参照)が嵌合する切欠き10Gが設けられ、開度計9を収容部10Aにセットすると、端子台9Dが切欠き10Gに気密状態で嵌合する。モジュール収容部10Bには、電子制御モジュール11を取付後にモジュールを湿気から防止するためにゲルが充填されるが、上記の障壁10F及び端子台9Dの気密嵌合によりゲル流出が防止される。
本実施例では、障壁10Fの切欠き10Gには間口に向けて拡がる台形状の嵌合溝10G’が形成され、一方、開度計9には、第18図に示すように端子台9Dに上記嵌合溝10G’に相似の台形板9Eが形成され、嵌合溝10G’には接着剤を塗布して台形板9Eを嵌合させて、上記の気密嵌合構造としている。このように台形の嵌合構造にすることで、台形板9Eを嵌合溝10G’に嵌め込むときに接着剤が掻き落されることがなく、気密構造を保証する。
なお、カバー10の縁取りには、シール164を嵌合する溝165が形成されている。167はカバー取付孔で、スロットルボディ側の孔168に合わせて169のようにリベット或いはねじ止めされる。
第20図は、本実施例品を完全分解した斜視図である。
本実施例によれば、次のような利点がある。
絞り弁機構のカバーに絞り弁開度計ユニット及び電子制御モジュールを簡単に取付けることができる。
上記カバーをスロットルボディに取付けるだけでモータ端子とカバー側の中継端子が自ずと接続する。さらに、電子制御モジュール及び開度計を、絞り弁機構カバーに集約(省スペース化)して取付けることができ、そのカバーに電子制御モジュール,モータ電源,開度計等のハーネス及びコネクタを簡略化,短縮化して設けることができる。特にハーネスに関しては、樹脂カバーと一体にインサート成形可能とし、しかも、そのハーネス量の合理化を図ることで製造コストの低減を図ることができる。
スロットル装置全体がコンパクトになり、実装及びエンジンへの組付けを容易にする。
なお、上記モジュールカバー130については、合成樹脂で成形したが、それに代えて金属製であってもよい。その実施例を第21,22図に示す。
本実施例では、カバー10内の電子モジュール11の放熱性を高めるために、アルミニウム製とし、次のようなヒートシンク構造を採用している。
すなわち、電子制御モジュール11は、第21図及び第22図に示すように制御用の回路基板(モジュール本体)11’のほかに、該回路基板11’を保持する良熱伝導材で成形されたプレート46と、回路基板11’をプレート46上で被う良熱伝導材で成形されたモジュールカバー130とを備え、プレート46とモジュールカバー130とが伝熱部材162を介して接触し、モジュールカバー130が良熱伝導材で成形されたスロットルボディ1に伝熱部材34を介して接触している。
本例では、伝熱部材34は、ギアシャフトを利用し、ギアシャフト34がモジュールカバー130とスロットルボディ1とに接触する構造となっている。また、伝熱部材162は、プレート46上に設けた壁部で構成されている。なお、スロットルボディ1,プレート46,伝熱部材162,モジュールカバー130,伝熱部材34は、アルミニウム製である。伝熱部材162には、上記した開度計9の端子台の受け入れる切欠き163が形成されている。
本実施例によれば、第2実施例と同様の効果を奏するほかに、電子制御式のスロットル装置において、スロットルボディのカバーに装着される電子制御モジュールの放熱性に配慮を施すことで、装置の信頼性を高めることができる。
なお、本実施例のその他の特徴を要約すると、次のようなものがある。
(1)電子制御式スロットル装置に電子制御モジュールを一体化した装置において、絞り弁駆動装置(例えばモータ)および動力伝達装置(例えばギア機構)を保護するカバーと電子制御モジュールハウジングを一体成形した装置を提案する。
例えば、絞り弁と絞り弁駆動装置との収納部が一体成形されたスロットルボディを備え、
前記絞り弁駆動装置の出力を前記絞り弁に伝達する動力伝達装置が前記スロットルボディに組み込まれ、
前記絞り弁の制御を行う電子制御モジュールがモジュールハウジングに収納もしくは基板に載置され、
前記絞り弁駆動装置及び前記動力伝達装置が一つのカバーにより保護されるように配置され、該カバーと前記モジュールハウジングもしくは前記基板とが一体に形成されていることを特徴とする。
電子制御モジュールがカバーを兼ねる装置であってもよい。
(2)更に絞り弁開度計を、絶縁材で成形した上記カバーに一体的に組み付け(この組み付けは、開度計の部品を直接カバーに組み付けるか、或いは前工程で一つの組立体すなわち開度計ユニットを組み立てることによりユニット形式で組み付けてもよい)、該カバーに導体を一体にインサート成形し、この導体を介して絞り弁開度計と電子制御モジュールとを電気的に接続するスロットル装置を提案する。
(3)また、絞り弁開度計と上記カバーとを別体成形した場合(いわゆる絞り弁開度計をカバーに組み込む前にユニット化した場合)には、開度計ユニットをパッケージ化して熱加締めによって上記カバーに組み付けたスロットル装置も提案する。
(4)また、絞り弁開度計と導体とをワイヤボンディングまたは溶接によって接続し、絞り弁開度計を導体との間に中間端子を設けてもよい。
(5)また、絶縁体で成形したカバーに一体にインサート成形された導体を介して、絞り弁駆動装置と制御モジュールを電気的に接続する装置を提案する。この場合に、絞り弁駆動装置と導体とをワイヤボンディングまたは溶接によって接続する。絞り弁駆動装置と導体との間に中間端子を設けてもよい。
(6)また、電子制御モジュールに流量計を一体化してもよい。これにより、マイコン学習による流量計出力の無調整化を達成することが可能になる。
例えば、絞り弁駆動装置および前記動力伝達装置を保護するカバーと、前記絞り弁の制御を行う電子制御モジュールを収納するモジュールハウジングとが一体成形され、
該モジュールハウジングに基板を接合して、該基板に前記電子制御モジュールを載置し、かつ、
該モジュールハウジングに流量計を一体化して流量計の上方に前記電子制御モジュールが位置するようにしたことを特徴とする。
(7)また、前記電子制御モジュールが前記流量計のハウジングに対し直交する方向に配置したものを提案する。
(8)また、上記カバーの内面に、スロットルの開度計の収容部と、電子制御モジュールの収容部と、電動アクチュエータのモータ端子と接続するための中継コネクタ部とが形成され、上記カバーの外面に電子制御モジュールの外部接続用コネクタ部が形成されているスロットル装置を提案する。
(9)また、これに関連して、カバーの内面には、スロットルの開度計と電子制御モジュールとが取り付けられ、これらの開度計と電子制御モジュールとが隣り合ってその隣接した位置で接続され、前記カバーには前記電子制御モジュールの外部接続用のコネクタ部が設けられ、このコネクタ部の端子を構成するリードフレーム群の一端が前記カバーの内側の一辺に沿って整列配置されて、前記電子制御モジュールの回路基板に設けた端子群と接続され、
前記電動アクチュエータへの電源供給は、前記外部接続用のコネクタ部,電子制御モジュール及び前記カバーに設けた中継コネクタを介して供給されるようにしたスロットル装置を提案する。
(10)更に、中継コネクタに関しては、前記カバーに中間端子を収納する中間端 子ハウジングを一体成形により形成し、ここに中間端子を配設することで構成したものを提案する。
(11)開度計の端子と電気配線用の導体と、そして導体と電子制御モジュールの端子との間を、例えばワイヤボンディグまたは溶接によって接続する。
(12)さらに、放熱性を配慮した電子制御式スロットル装置として次のようなものを提案する。
例えば、スロットルボディの側壁に絞り弁軸一端側を被う樹脂カバーが装着され、該樹脂カバーの内面には、前記絞り弁を制御するための電子制御モジュールが取り付けられ、
この電子制御モジュールは、制御用の回路基板と、該回路基板を保持する良熱伝導材(例えばアルミニウム製)で成形されたプレートと、前記回路基板を前記プレート上で被う良熱伝導材で成形されたモジュールカバーとを備え、前記プレートと前記モジュールカバーとが伝熱部材を介して接触し、前記モジュールカバーが良熱伝導材で成形された前記スロットルボディに伝熱部材を介して接触している。
本発明の第1実施例に係わるスロットル装置の部品組付けを示す縦断面図。 図1のA−A断面図。 図1のB−B断面図。 図1の平面図。 図1の断面図。 モジュールカバーを示す平面図。 本発明の適用対象となるエンジン制御システムの構成図。 本発明の第2実施例に係わるスロットル装置についてスロットルボディからカバーを取り外してみた斜視図。 上記カバーを角度を変えてみた斜視図。 上記カバーを内側からみた平面図。 上記スロットル装置の正面図。 上記スロットル装置の上面図。 図12のA−A線断面図。 上記カバーの側面図。 上記カバーの内側をモジュールカバーを外してみた斜視図。 上記カバーの内側をモジュールカバーを外してみた平面図。 上記カバーの内側を絞り弁開度計及び電子制御モジュールを取り外してみた斜視図。 上記絞り弁開度計の斜視図。 上記カバー及びそれに取付ける部品の分解斜視図。 上記スロットル装置の分解斜視図。 本発明の第3実施例に係わるスロットル装置の部分断面図。 第3実施例に係わるスロットル装置のカバー及びそれに取付ける部品の分解斜視図。
1…スロットルボディ、2…絞り弁、3…モータ、4…動力伝達装置、8…絞り弁開度計、10…カバー、11…電子制御モジュール、12…空気流量計。

Claims (12)

  1. 絞り弁と絞り弁駆動用モータを有するスロットルボディと、
    前記モータの動力を前記絞り弁の軸に伝達するために前記スロットルボディの側壁に配置されたギア機構とを備え、
    前記スロットルボディの側壁に前記絞り弁軸の一端と前記ギヤ機構と前記モータとを被うカバーが取り付けられ、該カバーに前記絞り弁を制御するための制御回路を有する電子制御モジュールと前記絞り弁の開度を検出する開度計とが取り付けられ、
    前記カバーには、前記カバーを前記スロットルボディの側壁に取り付けると前記モータの端子と嵌り合うように形成されたモータ端子接続用の中継コネクタ部が設けられ、
    前記制御回路は、前記開度計と、前記モータと、前記カバーに設けた外部接続用のコネクタ部とに電気的に接続され
    前記カバーを構成する樹脂モールド部には、前記電子制御モジュールの前記外部接続用のコネクタ部が一体成形され、且つ
    前記カバーを構成する樹脂モールドには、前記電子制御モジュールの前記制御回路の端子と接続するためのリードフレーム群が整列配置により埋設され、これらのリードフレームの一端は前記カバーの内面における電子制御モジュール収容部の一辺に隣接した位置で露出し、他端は前記外部接続用のコネクタ部を構成するコネクタケースの中のコネクタピンとなっていることを特徴とする電子制御式スロットル装置。
  2. 前記カバーの内面に、前記電子制御モジュールと前記開度計とが隣り合って取り付けられ、この開度計の複数の端子が前記電子制御モジュールの一辺に向いて一列に整列されると共に、前記電子制御モジュールの一辺に整列配置された複数の端子と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1記載の電子制御式スロットル装置。
  3. 前記カバーの内面には、前記電子制御モジュールの収容スペースと前記開度計の収容スペースとを仕切るための障壁が形成され、この障壁に前記開度計の端子側一端が嵌合する切欠きが設けられ、前記開度計は前記切欠きに気密状態で嵌合することで、電子制御モジュール収容部のゲル流出が防止される構造とした請求項2記載の電子制御式スロットル装置。
  4. 前記カバーは、樹脂カバーであり、この樹脂カバーの内面に、前記絞り弁の開度を検出するための前記開度計がパッケージ化されたユニット形式により取り付けられている請求項1ないしのいずれか1項記載の電子制御式スロットル装置。
  5. 前記開度計のユニットは、少なくとも2個の位置決め用の取付穴を有している請求項記載の電子制御式スロットル装置。
  6. 前記開度計は、前記カバーに設けた樹脂部材を溶着して熱加締めされている請求項又は記載の電子制御式スロットル装置。
  7. 前記電子制御モジュールを保護するために前記カバーに取り付けられ且つ収容スペースを前記電子制御モジュールの収容スペースと前記ギア機構の収容スペースとに分割するよう配置されたモジュールカバー、を備えてなることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項記載の電子制御式スロットル装置。
  8. 前記ギア機構は、複数のギアからなる減速機構により構成され、そのうちの中間ギアは、前記モジュールカバーと前記スロットルボディの側壁との間に介在して、これらのモジュールカバーと前記スロットルボディとによってスラスト方向の移動が規制されている請求項記載の電子制御式スロットル装置。
  9. 前記スロットルボディには、前記絞り弁の収容部と前記モータのハウジングとが一体に成形され、
    前記ギア機構と前記モータハウジングに収容される前記モータとが前記カバーにより保護されている請求項1ないしのいずれか1項記載の電子制御式スロットル装置。
  10. 前記中継コネクタ部のモータ接続用端子が前記カバーに設けた導電体により構成されている請求項1ないしのいずれか1項記載の電子制御式スロットル制御装置。
  11. 前記中継コネクタ部のコネクタハウジングと前記カバーとが一体に樹脂成形されている請求項1ないし10のいずれか1項記載の電子制御式スロットル制御装置。
  12. 前記カバーは、樹脂成形体であり、前記開度計の端子と前記導電体との間、及び前記電子モジュールと前記導電体との間は、ワイヤボンディングにより接続されるか或いは溶接により直接接合されている請求項1記載の電子制御式スロットル制御装置。
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