JP4464315B2 - コンロッドの製造方法 - Google Patents

コンロッドの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4464315B2
JP4464315B2 JP2005136160A JP2005136160A JP4464315B2 JP 4464315 B2 JP4464315 B2 JP 4464315B2 JP 2005136160 A JP2005136160 A JP 2005136160A JP 2005136160 A JP2005136160 A JP 2005136160A JP 4464315 B2 JP4464315 B2 JP 4464315B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
burr
connecting rod
hot forging
thickness
coining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005136160A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006312979A (ja
Inventor
聡 加茂
浩行 水野
弘勝 早川
欣成 嬉野
元秀 森
崇史 藤田
啓督 高田
敏三 樽井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Toyota Motor Corp
Aichi Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Toyota Motor Corp
Aichi Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp, Toyota Motor Corp, Aichi Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP2005136160A priority Critical patent/JP4464315B2/ja
Publication of JP2006312979A publication Critical patent/JP2006312979A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4464315B2 publication Critical patent/JP4464315B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、座屈強度の低下を抑制できるコンロッドの製造方法に関する。
自動車等に用いられるエンジンの部品の一つであるコンロッドは、熱間鍛造によって製造される場合が多い。一般的な製造方法としては、熱間鍛造工程、バリ抜き工程、冷間コイニング工程を行う方法がある(例えば、特許文献1)。
ところで、上記コンロッドは、周知のように大端部と小端部とこれらを繋ぐコラム部とを有するものであり、上記コラム部は、両側に配されたリブと、これらを繋ぐ幹部とよりなる断面略H型とすることが通常である。そして、コンロッドは、シリンダー内の爆発力をコンロッドの小端部側に固定されたピストンで受けた際の圧縮力に耐える必要があるため、コラム部の座屈強度を高めることが軽量化を可能にするために不可欠となる。そのため、座屈強度を向上するための研究が盛んに進められている。
また、座屈強度を高める研究が盛んに行われている一方で、製造上座屈強度が低下する要因となる問題も残っている。すなわち、実際の製造では、コラム部の断面形状が完全に対称となるコンロッドを製造することが難しいという問題である。
コラム部の断面形状が表裏対称でない場合、たとえばH型の両側のリブが平行でなく斜めに傾いている場合には、H断面の上部と下部で圧縮力に対する抵抗力に差異が生じてしまうため、どうしてもコラム部に曲げ歪みが生じてしまうことになる。したがって、この曲げ歪みが一定量を超えて大きくなると当然座屈現象が生じることとなり、完全対称の場合に比較して、曲げ歪みが大きく生じる分だけ座屈強度がより大きく低下してしまうことになるのである。上記の一般的な製造方法において製造したコンロッドは、コラム部に上記のような変形が生じる場合が多く、その分全体の剛性向上のために肉厚化するなどの対応策が必要となり、軽量化の妨げの1つともなっている。
特開2003−147434号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、コラム部の断面形状の対称性に優れ、座屈強度の高いコンロッドを得ることができる製造方法を提供しようとするものである。
本発明は、素材に熱間鍛造を施して、大端部と小端部とこれらを繋ぐ断面略H型のコラム部とを有すると共に外周部にバリを備えたコンロッドを成形する熱間鍛造工程と、上記コンロッドの外周部に生じた上記バリを除去するバリ抜き工程と、上記大端部、上記小端部および上記コラム部に冷間コイニングを施す冷間コイニング工程とを含むコンロッドの製造方法において、
上記熱間鍛造工程においては、上記コンロッドの厚み方向中央からオフセットした位置に上記バリを生じさせるように熱間鍛造を行い、
上記バリ抜き工程においては、抜き穴を有すると共にその周囲にバリ切断刃を備えた抜き型を用い、上記コンロッドの上記バリからの厚みが厚い側を上記抜き穴に挿入すると共に、上記バリ切断刃に上記バリを当接させ、加圧型によって上記コンロッドを押圧して上記バリを上記バリ切断刃に押しつけることにより、上記オフセットした方向に向けて上記バリの切除を行うことを特徴とするコンロッドの製造方法にある(請求項1)。
本発明において注目すべきことは、上記熱間鍛造工程において、コンロッドの外周部に生じるバリを積極的に厚み方向中央からオフセットさせることである。これにより、最終的に、コラム部の断面形状の対称性に優れ、座屈強度の高いコンロッドを得ることができる。
すなわち、上記熱間鍛造工程においてコンロッドの厚み方向中央位置に上記バリを設ける従来の方法では、上記バリ抜き工程を実施した際に、バリ切断時の剪断応力によってコラム部に応力が付与され、両側のリブが「ハ」字状に開くように変形する。そして、この変形が生じた場合には、この変形が大きいほど、その後の冷間コイニング工程における圧縮力が上記変形を増長させる方向に働き、より大きな変形を引き起こしてしまう。
これに対し、本発明では、上記のごとく、熱間鍛造工程においてコンロッドの外周部に生じるバリを積極的に厚み方向中央からオフセットさせる。そして、その後のバリ抜き工程では、上記コンロッドの上記バリからの厚みが厚い側を上記抜き穴に挿入すると共に、上記バリ切断刃に上記バリを当接させる。そして、この状態で加圧型によって上記コンロッドを押圧してバリ切断を行う。
これにより、バリが切断される際に生じる力は、上記コラム部の厚み方向中央からオフセットした位置において生じるので、「ハ」字状に開く方向に働く力を従来より抑制することができる。そして、このバリ抜き工程での変形抑制効果により、その後の冷間コイニング工程での変形も抑制することができる。
それ故、本発明の製造方法を用いれば、コラム部の断面形状の対称性に優れ、座屈強度の高いコンロッドを得ることができる。
本発明においては、上記バリのオフセット量はコンロッドの形状、寸法等において適正範囲が異なると考えられるが、その判断基準の一例としては、次のものがある。すなわち、上記バリの厚み方向中央位置の上記コンロッドの厚み方向中央位置からのオフセット量Aは、上記コラム部の幅方向中央部(幹部)の厚みBと、上記リブの高さDと、上記バリの厚みCとの関係において、
C<B/4の場合には、0<A≦D/4+B/2−C/2を満たし、
C≧B/4の場合には、B/4≦A≦D/4+B/2−C/2を満たすことが好ましい(請求項2)。
まず、C<B/4の場合には、バリの厚みが小さいのでその切断時におけるリブの変形への影響が比較的小さい。そのため、オフセット量Aの下限値は0より大きければ特に問題を生じない。一方、オフセット量AがD/4+B/2−C/2を超える場合には、上記リブをオフセットした側のリブ、つまり上記抜き型の抜き穴に挿通する側と反対側に位置するリブが内側に寄るように変形するおそれがある。
また、C≧B/4の場合には、バリ切断時におけるリブ変形への影響が非常に大きい。そのため、オフセット量Aは、B/4以上設ける。オフセット量AがB/4未満の場合には、上記抜き型にの抜き穴に挿通された側のリブが「ハ」字状に開くように変形することを抑制することが困難となる。また、オフセット量AがD/4+B/2−C/2を超える場合には、オフセットした側のリブ、つまり上記抜き型の抜き穴に挿通した側と反対側に位置するリブが内側に寄るように変形するおそれがある。
(実施例1)
本発明の実施例に係るコンロッドの製造方法につき、図1〜図6を用いて説明する。
本例では、図1に示すごとく、大端部11と小端部12とこれらを繋ぐ断面略H型のコラム部13とを有するコンロッド1を製造する。コラム部13は、同図に示すごとく、両側に配されたリブ131と、これらを繋ぐ幹部130とより構成される断面略H型である。
本例の製造方法は、図2に示すごとく、熱間鍛造工程S1、バリ抜き工程S2、ショットブラスト工程S3、及び冷間コイニング工程S4を含むものである。なお、ショットブラスト工程S3は、省略することも可能である。また、同図に示すごとく、冷間コイニング工程S4の後には、必要に応じて、ショットピーニング工程S5と機械加工工程S6を追加する場合もある。
まず、図3に示すごとく、上記熱間鍛造工程S1は、素材に熱間鍛造を施して、大端部11と小端部12とこれらを繋ぐ断面略H型のコラム部13とを有すると共に外周部にバリ2を備えたコンロッド1を成形する工程である。
ここで、本例では、同図(B)、(C)に示すごとく、上記熱間鍛造工程S1においては、コンロッド1の厚み方向中央aからオフセットした位置にバリ2を生じさせるように熱間鍛造を行う。
次に、図4に示すごとく、コンロッド1の外周部に生じたバリ2を除去するバリ抜き工程S2を行う。本例では、図4(a)に示すごとく、抜き穴50を有すると共にその周囲にバリ切断刃51を備えた抜き型5を用いる。そして、コンロッド1のバリ2からの厚みが厚い側(下半部101)を抜き穴50に挿入すると共にバリ切断刃51にバリ2を当接させる。次いで、加圧型4によってコンロッド1を押圧してバリ2をバリ切断刃51に押しつけることにより、バリ2の切除を行う。なお、加圧型4は、バリ2を押さえるバリ押さえ部41をスプリング42を介して有している。
このバリ抜き工程S2を行った後、本例では酸化スケールを除去するためのショットブラスト工程S3を行い、その後、冷間コイニング工程S4を実施する。
冷間コイニング工程S4では、図5、図6に示すごとく、上下一対のコイニング型71または72によって、コンロッド1のコラム部13を挟持して圧縮荷重を加える。コイニング型としては、図5に示すごとく、コラム部13に関してはその長手方向中央部のみに圧縮荷重を加えるコイニング型71と、図6に示すごとく、コラム部13の長手方向全長に圧縮荷重を加えるコイニング型72とがある。
このような製造方法を採用することにより、本例で得られるコンロッド1は、従来よりもコラム部13の変形が少なく、座屈強度も従来よりも向上したものとなる。
すなわち、本例では、熱間鍛造工程S1において形成するバリ2を、上記のごとく積極的にコンロッド1の厚み方向中央aからオフセットした位置に形成する。このオフセットの効果によって、上記バリ抜き工程S2では、コラム部13における両側のリブ131が「ハ」字状に開かれるように変形することを抑制することができる。
そして、バリ抜き工程S2での変形の抑制によって、その後の冷間コイニング工程S4における圧縮力による変形の増長も抑制することができる。
それ故、本例の製造方法では、コラム部13の断面形状の対称性に優れ、座屈強度の高いコンロッド1を得ることができるのである。
(実施例2)
本例では、実施例1の作用効果を明確にするために、複数種類の条件(試験No.1〜18)によってコンロッドを作製し、その変形状態および座屈強度を評価した。
本例では、素材として、S55C(0.55%C−0.25%Si−0.75%Mn)鋼を用い、基本的に上述した実施例1と同様の製造工程を実施した(図2)。
熱間鍛造工程S1は、上記素材を1250℃に加熱し、熱間鍛造を施して大端部11、小端部12、及びコラム部13を形成した。このとき、コンロッド1の外周部に形成されるバリ2の位置、寸法等は、後述する表1に示すごとく設定した。具体的には、試験No.1〜3と7〜12は、バリ2の厚みCが1mmであり、それ以外の試験はバリ2の厚みCが4mmの例である。そして、試験No.1〜6が、バリ2のオフセット量A(図3(C)参照)が適切な例であり、試験No.7〜18がオフセット量Aが0あるいは不適切な例である。
バリ抜き工程S2は、すべて同じ条件で行った。用いた型構造は実施例1(図4)に示すとおりである。なお、オフセット量Aを0にした場合の従来のバリ抜き工程S2については、図7に示す。基本的に使用する型類は本発明の例(図4)と同じである。
バリ抜き工程S2の後にはショットブラスト工程S3を実施し、その後に冷間コイニング工程S4を実施した。この冷間コイニング工程S4では、3種類の条件を採用した。第1の条件は、コイニング型71(図5)を用いて、加工率を5%とする条件である(試験No.1、4、7、10、13、16)。この条件は、通常のコイニング方法であるので、後述する表1では加工種類を「通常」と示した。第2の条件は、コイニング型72(図6)を用いて、加工率を15%とする条件である(試験No.2、5、8、11、14、17)。第3の条件は、コイニング型72(図6)を用いて、加工率を25%とする条件である(試験No.3、6、9、12、15、18)。この第2の条件及び第3の条件は、コイニング加工によってコラム部の強度を高めることができるため、後述する表1では、加工種類を「コラム強化」と示した。なお、加工率は、リブ高さ減少率、すなわち、(1−コイニング後リブ高さ/コイニング前リブ高さ)×100(%)によって定めることができる。
得られた18種類のコンロッドについて、まず、その変形状態を評価した。変形状態は、図8に示すごとく、リブ131が「ハ」字状となった状態を、両側のリブ131の傾きを示す中心線139のなす角度αによって評価することとした。なお、リブ131の変形は、上記幹部130を境にして上半部102と下半部101において異なる場合が生じうるが、この場合には、大きく変形した側のリブ131の変形を基準に上記傾きの中心線139を作った。また、この評価は、冷間コイニング工程S4の前後においてそれぞれ行った。
また、得られた18種類のコンロッドについて、座屈試験(圧縮試験)を行い、0.2%耐力を測定した。
これらの結果を表1に示す。
Figure 0004464315
得られた結果は、バリ2の厚みごとに、かつ、冷間コイニングの条件ごとに評価することができる。すなわち、表1より知られるごとく、バリ2の厚みが1mmであって冷間加工率5%の場合(試験No.1、7、10)においては、バリ2のオフセット量Aを1mmに設定したもの(試験No.1)が、コイニング前も後も変形量(ハの字角度)が一番小さく、0.2%耐力が一番高かった。これに対し、試験No.7、10の場合は、変形量(ハの字角度)が試験No.1よりも大きく、0.2%耐力も低かった。
また、この傾向は、バリ2の厚みが1mmであって冷間加工率15%の場合(試験No.2、8、11)の場合、及びバリ2の厚みが1mmであって冷間加工率25%の場合(試験No.3、9、12)の場合も同様であった。
次に、バリ2の厚みが4mmであって冷間加工率5%の場合(試験No.4、13、16)においては、バリ2のオフセット量Aを1.5mmに設定したもの(試験No.4)が、コイニング前も後も変形量(ハの字角度)が一番小さく、0.2%耐力が一番高かった。これに対し、試験No.13、16の場合は、変形量(ハの字角度)が試験No.4よりも大きく、0.2%耐力も低かった。
また、この傾向は、バリ2の厚みが4mmであって冷間加工率15%の場合(試験No.5、14、17)の場合、及びバリ2の厚みが4mmであって冷間加工率25%の場合(試験No.6、15、18)の場合も同様であった。
以上の結果から、バリ2のオフセット量Aを0に設定した従来の製造方法(試験No.7〜9及び16〜18)に比べて、適度なオフセット量Aを設定した本発明の製造方法(試験No.1〜6)は、従来よりも変形量を抑制することができ、座屈強度を向上させることができることがわかる。
また、試験No.1〜6と試験No.10〜15から、オフセット量Aには適正な範囲があることがわかる。その適正な範囲は、コンロッドの形状、寸法等によって異なると考えられるが、本発明者が本実施例のデータ等、数多くのデータを基にして検討した結果、コラム部の幅方向中央部の厚みBと、リブの高さDと、バリの厚みCとの関係において、少なくとも、C<B/4の場合には、0<A≦D/4+B/2−C/2を満たし、C≧B/4の場合には、B/4≦A≦D/4+B/2−C/2を満たすことが好ましいことが確認できた。
実施例1における、最終製品としてのコンロッドの形状を示す(a)平面図、(b)側面図、(c)A−A線矢視断面拡大図。 実施例1における、製造工程を示す説明図。 実施例1における、熱間鍛造工程直後のコンロッドの形状を示す(a)平面図、(b)側面図、(c)B−B線矢視断面拡大図。 実施例1における、バリ抜き工程の(a)コンロッドを抜き型にセットした状態を示す説明図、(b)バリを切除した直後の状態を示す説明図。 実施例1における、冷間コイニング工程の(a)コンロッドを軽加工用のコイニング型にセットした状態の説明図、(b)コイニング型によってコンロッドのコラム部を挟持した状態の説明図、(c)C−C線矢視断面拡大図。 実施例1における、冷間コイニング工程の(a)コンロッドを重加工用のコイニング型にセットした状態の説明図、(b)コイニング型によってコンロッドのコラム部を挟持した状態の説明図、(c)C−C線矢視断面拡大図。 実施例2における従来例としてのオフセット量Aが0の場合のバリ抜き工程を示す、(a)コンロッドを抜き型にセットした状態を示す説明図、(b)バリを切除した直後の状態を示す説明図。 実施例2における、変形状態の評価方法を示す説明図。
符号の説明
1 コンロッド
11 大端部
12 小端部
13 コラム部
131 リブ
2 バリ
4 加圧型
5 抜き型
50 抜き穴
51 バリ切断刃
6 拘束型
61 収容凹部

Claims (2)

  1. 素材に熱間鍛造を施して、大端部と小端部とこれらを繋ぐ断面略H型のコラム部とを有すると共に外周部にバリを備えたコンロッドを成形する熱間鍛造工程と、上記コンロッドの外周部に生じた上記バリを除去するバリ抜き工程と、上記大端部、上記小端部および上記コラム部に冷間コイニングを施す冷間コイニング工程とを含むコンロッドの製造方法において、
    上記熱間鍛造工程においては、上記コンロッドの厚み方向中央からオフセットした位置に上記バリを生じさせるように熱間鍛造を行い、
    上記バリ抜き工程においては、抜き穴を有すると共にその周囲にバリ切断刃を備えた抜き型を用い、上記コンロッドの上記バリからの厚みが厚い側を上記抜き穴に挿入すると共に、上記バリ切断刃に上記バリを当接させ、加圧型によって上記コンロッドを押圧して上記バリを上記バリ切断刃に押しつけることにより、上記オフセットした方向に向けて上記バリの切除を行うことを特徴とするコンロッドの製造方法。
  2. 請求項1において、上記バリの厚み方向中央位置の上記コンロッドの厚み方向中央位置からのオフセット量Aは、上記コラム部の幅方向中央部の厚みBと、上記リブの高さDと、上記バリの厚みCとの関係において、
    C<B/4の場合には、0<A≦D/4+B/2−C/2を満たし、
    C≧B/4の場合には、B/4≦A≦D/4+B/2−C/2を満たすことを特徴とするコンロッドの製造方法。
JP2005136160A 2005-05-09 2005-05-09 コンロッドの製造方法 Expired - Fee Related JP4464315B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005136160A JP4464315B2 (ja) 2005-05-09 2005-05-09 コンロッドの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005136160A JP4464315B2 (ja) 2005-05-09 2005-05-09 コンロッドの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006312979A JP2006312979A (ja) 2006-11-16
JP4464315B2 true JP4464315B2 (ja) 2010-05-19

Family

ID=37534544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005136160A Expired - Fee Related JP4464315B2 (ja) 2005-05-09 2005-05-09 コンロッドの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4464315B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103640691A (zh) * 2013-12-09 2014-03-19 无锡透平叶片有限公司 钛合金摇臂模锻件结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006312979A (ja) 2006-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2535414C2 (ru) Способ штамповки компонента, имеющего l-образную форму (варианты)
KR101996155B1 (ko) 성형품의 제조 방법, 금형 및 관상 성형품
CN107405665B (zh) 内缘翻边加工方法
JP6142927B2 (ja) 鋼板の打ち抜き用工具および打ち抜き方法
EP1648633B1 (en) Forging method
WO2019064922A1 (ja) 変形限界の評価方法、割れ予測方法及びプレス金型の設計方法
US20180021829A1 (en) Formed metal item including tubular part with slit, method for producing the same, and producing device and die assembly used in method for producing the same
RU2654403C2 (ru) Образованное штамповкой изделие, автомобильный конструктивный элемент, включающий в себя изделие, способ изготовления и устройство для изготовления образованного штамповкой изделия
JP6245369B2 (ja) 鍛造クランク軸の製造方法
JP2009274077A (ja) 異形断面筒状部材のプレス成形方法とその方法により成形した異形断面筒状部材
TWI711498B (zh) 成形材製造方法及該成形材
CN113365752B (zh) 冲压部件的制造方法以及坯料的制造方法
JP4855928B2 (ja) ハイドロフォーム加工方法およびそれに用いられる金型
EP3489055A1 (en) Door beam
RU2671028C1 (ru) Штампованное изделие и способ получения и линия производственного оборудования для получения штампованного изделия
JPWO2016159246A1 (ja) 鍛造クランク軸の製造方法
KR20170020363A (ko) 성형재 제조 방법 및 그 성형재
JP4464315B2 (ja) コンロッドの製造方法
JP2006312978A (ja) コンロッドの製造方法
US9962753B2 (en) Tool for preforming a tube for subsequent internal high pressure forming, as well as a method for producing such a tool and for producing a component by internal high pressure forming
JP2007253173A (ja) チャンネル材の加工方法およびチャンネル材
JP4216230B2 (ja) 鍛造部品の製造方法及び自動車用サスペンションアームの製造方法
EP3278896B1 (en) Press-formed product and method for designing the same
JP2000197943A (ja) 鍛造品回転体及びその製造方法
JP2015036147A (ja) バーリング加工用パンチおよびバーリング加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100216

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100218

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees