JP4463647B2 - Drilling tool - Google Patents
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Description
本発明は、電動ドリル等の回転工具にアタッチメントとして装着して、回転工具の動力により回転軸を回転させて、天井板、壁板等に種々の径の透孔を穿孔する穿孔具に関するものである。 The present invention relates to a drilling tool that is attached to a rotary tool such as an electric drill as an attachment and rotates a rotary shaft by the power of the rotary tool to drill through holes of various diameters in a ceiling plate, a wall plate, etc. is there.
上記した穿孔具の一つとして、特許文献1に開示のものが知られている。特許文献1に開示の穿孔具において、孔径の調節は、止めねじ17を緩めて長孔20に沿ってアーム16を手でスライドさせることにより、センタードリル14から刃18までの距離を変えて行う。しかし、上記作業は、一対のアーム16をそれぞれ手動でスライドさせ、該アーム16に設けられた目盛りを所定径に合わせて、止めねじ17を緩めて固定するため、面倒で作業性も悪く、ヘッド体15に対する両アーム16の固定位置のズレが生じ易い。また、目盛りの読み違い等もある。この場合には、センタードリル14から各刃18までの距離にズレが生じ、所定径の透孔を綺麗に穿孔できない問題があった。更に、両アーム16は、センタードリル14を中心にして回動可能であるため、前記止めねじ17を緩めたり、締め付けたりする作業、アーム16のスライド作業等において、該アーム16が回動するため、孔径の調節作業が行いにくく、また刃18が不意に回動することがあり、これにより負傷することもあった。
As one of the above-described punching tools, the one disclosed in
そこで、一対のアームを連動させることにより、センタードリルに対する各刃の位置ズレを防止して、上記した問題点を解消した穿孔具として、特許文献2に記載のものがある。特許文献2の図1に記載のものは、逆方向のねじ部を形成した送りねじ軸に基台を螺合させ、送りねじ軸の回転により、各基台に取付けられた刃の間隔を調整するものである。この構成では、穿孔径とは無関係に送りねじ軸が存在するために、例えば、壁際の天井に小径の透孔を穿孔しようとする場合には、送りねじ軸が壁に干渉するため、壁際における穿孔作業が不能となる場合がある。なお、特許文献2の図1では、一対の刃はカバーで覆われており、カバー自体が壁に干渉する問題があるが、上記不具合は、このカバーを取り外したと仮定した場合である。
In view of this, there is one disclosed in
また、特許文献2の図6に開示の穿孔具は、ワイヤー31によって一対の刃が連動する構成であって、該ワイヤー31の弛みが生じないように、ねじ体33を回転させる構成にしてある。しかし、ワイヤーでは弛みが生じ易く、弛みが生じた場合にはアームがガタつき、また一対のワイヤーの弛み状態も均一とはならないため、非常に危険であった。
本発明は、一対の刃体の間隔変更作業中に誤って刃体を回転させることなく、しかもセンタードリルから各刃体まで当距離を確保して、簡単かつ確実に一対の刃体の間隔を変更できる穿孔具の提供を課題としている。 The present invention secures the distance from the center drill to each blade body without rotating the blade body inadvertently during the operation of changing the distance between the pair of blade bodies, and easily and reliably sets the distance between the pair of blade bodies. The challenge is to provide a drilling tool that can be changed.
上記の課題を解決するための請求項1の発明は、アーム体取着ホルダーに固定されたセンター軸と、前記センター軸の軸方向と直交する方向に延設され、前記アーム体取着ホルダーに前記延設方向にスライド可能なように相対向して取付けられる一対のアーム体と、各アーム体にそれぞれ取着された一対の刃体と、前記センター軸と同心となって前記アーム体取着ホルダーに一体に取付けられた駆動軸を回転可能に支持する駆動軸支持ホルダーと、を備えた穿孔具であって、凹凸状のラック歯が斜上下方向に沿って対向し得るように、前記一対のアーム体に、その延設方向に沿ってそれぞれ形成された一対のラック体と、前記アーム体取着ホルダーに前記センター軸と直交して設けられたピニオン軸にピニオンが取付けられて、前記ピニオンは、その位相が180°異なる部分において各ラック体にそれぞれ噛合する構成のピニオンユニットと、前記一対の刃体を覆うべく前記駆動軸支持ホルダーに装着されたカバー体とを備え、前記ピニオンの回転による一対のアーム体の逆方向のスライドにより、各アーム体に取着された一対の刃体の間隔を変更して、穿孔径が調節可能な構成であることを特徴としている。
The invention according to
請求項1の発明は、アーム体取着ホルダーにはピニオン軸が、センター軸に対して直交して支持されている。このため、ピニオン軸に設けられたピニオンの回転により一対のアーム体を逆方向に同一量だけ同期スライドさせて、一対の刃体の間隔を変更する際において、センター軸を回転させようとする回転力は殆ど発生しない。このため、一対の刃体の間隔変更作業中において、一対のアーム体、即ち一対の刃体が回転する恐れがなく、安全に前記変更作業を行える。また、ピニオン軸は、各刃体の突出方向(センター軸と平行な方向)と直交しており、しかも各刃体の略中央部に配置されているため、作業者の指先等が各刃体と接触する恐れがない状態で一対の刃体の間隔変更作業を行えるので、この点においても安全である。更に、ピニオン軸に設けられたピニオンは、その位相が180°異なる部分において、一対のアーム体に取付けられた各ラック体のラック歯とそれぞれ噛合しているため、各アーム体の長手方向に沿って外側の端部に取着された各刃体は、常にセンター軸から同一距離を保持して移動する(各刃体は、常にセンター軸を中心とする同一円周上に位置する)。 According to the first aspect of the present invention, the pin attachment shaft is supported by the arm body attachment holder so as to be orthogonal to the center shaft. For this reason, when a pair of arm bodies are synchronously slid in the opposite direction by the same amount by the rotation of a pinion provided on the pinion shaft, and the distance between the pair of blade bodies is changed, the center shaft is rotated. Little force is generated. For this reason, there is no fear that the pair of arm bodies, that is, the pair of blade bodies rotate, during the interval changing operation of the pair of blade bodies, and the change operation can be performed safely. In addition, the pinion shaft is orthogonal to the protruding direction of each blade body (direction parallel to the center axis), and is disposed at a substantially central portion of each blade body. The distance between the pair of blades can be changed in a state where there is no possibility of contact with the blade, so that this is also safe. Further, the pinion provided on the pinion shaft is meshed with the rack teeth of each rack body attached to the pair of arm bodies at portions where the phases are different by 180 °. Each blade attached to the outer end always moves while maintaining the same distance from the center axis (each blade is always located on the same circumference centered on the center axis).
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記一対のアーム体は、1本の締付ボルトを介してアーム体取着ホルダーに固定される構成であることを特徴としているので、1本の締付ボルトによって一対のアーム体をアーム体取着ホルダーに固定可能となる。よって、穿孔孔(透孔)の孔径に対応した一対の刃体の間隔の変更後に前記固定作業を行う際において、アーム体取着ホルダーに対する一対のアーム体の固定作業も容易となる。
The invention of
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記駆動軸支持ホルダーには、前記カバー体が着脱自在に装着されているため、例えば壁際において小径透孔を穿孔する場合には、側面視において各アーム体の重複長を長くして、一対の刃体の間隔を小さくすることにより行う。このため、小径透孔を穿孔する場合には、壁際と干渉の恐れがあるカバー体を取り外すと、壁際の天井壁に小径透孔を穿孔できる。また、側面視において一対のアーム体の重複長が長くなる構成も、壁際における小径透孔の穿孔の可能性を高めている。
The invention of
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの発明において、前記ラック体には、前記一対の刃体の穿設により発生した切粉がラック歯の間の凹部に詰まるのを防止して、前記凹部内に入り込んだ切粉を通過・排出させるべく、前記凹部におけるラック歯の反対側に向けて該凹部と連通して設けられた切粉排出路と、該切粉排出路内の切粉をラック体の外部に排出させるべく、前記ラック体の側方又はラック歯と対向する側に前記切粉排出路と連通して設けられた切粉排出口とを備えていることを特徴としている。 According to a fourth aspect of the present invention, in the invention according to any one of the first to third aspects, the chips generated by the drilling of the pair of blade bodies are prevented from clogging in the recesses between the rack teeth. A chip discharge path provided in communication with the recess toward the opposite side of the rack teeth in the recess to pass and discharge the chips that have entered the recess, and in the chip discharge path A chip discharge port provided in communication with the chip discharge path on the side of the rack body or on the side facing the rack teeth. It is a feature.
一対の刃体をセンター軸を中心に回転させて行う穿孔作業中には大量の切粉が発生して、ラック・ピニオン機構を構成するラック体の凹凸状のラック歯に降りかかって堆積しようとする。請求項4の発明においては、ラック体には、上記した切粉排出路と切粉排出口とが形成されているため、凹凸状のラック歯の表面に堆積しようとする切粉は、相隣接するラック歯の間の凹部と連通するように、前記ラック歯と反対側に向けて形成された切粉排出路を通った後に、該切粉排出路と連通する切粉排出口からラック体の外側に排出される。しかも、穿孔作業中には、穿孔具全体に振動が発生しており、この振動は切粉排出路から切粉が排出され易いように作用する。この結果、ラック体の表面の凹凸状のラック歯には切粉が堆積されなくなって、ラック・ピニオン機構により一対のアーム体を互いに逆方向に同期スライドさせて、一対の刃体の間隔を穿孔径となるように変更する作業を確実に行える。
A large amount of chips are generated during drilling work by rotating a pair of blades around the center axis, and they try to deposit on the uneven rack teeth of the rack body that constitutes the rack and pinion mechanism. To do. In the invention of
本発明に係る穿孔具を構成するアーム体取着ホルダーにはピニオン軸が、センター軸に対して直交して支持されている。このため、ピニオン軸に設けられたピニオンの回転により一対のアーム体を互いに逆方向に同一量だけ同期スライドさせて、一対の刃体の間隔を変更する際において、センター軸を回転させようとする回転力は殆ど発生しないため、安全に前記変更作業を行える。また、ピニオン軸は、各刃体の突出方向(センター軸と平行な方向)と直交して配置されており、しかも各刃体の略中央部に配置されているため、各刃体と接触する恐れがない状態で一対の刃体の間隔変更作業を行えるので、この点においても安全である。 A pinion shaft is supported at right angles to the center axis on the arm attachment holder constituting the punching tool according to the present invention. For this reason, when rotating the pinion provided on the pinion shaft, the pair of arm bodies are synchronously slid in the opposite directions by the same amount to change the distance between the pair of blade bodies, thereby attempting to rotate the center shaft. Since almost no rotational force is generated, the changing operation can be performed safely. In addition, the pinion shaft is disposed perpendicular to the protruding direction of each blade body (direction parallel to the center axis), and is disposed at the substantially central portion of each blade body, so that it contacts each blade body. Since the work for changing the distance between the pair of blades can be performed in a state where there is no fear, this is also safe.
以下、本発明の最良の実施形態を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係る穿孔具Cの一部を破断した斜視図であり、図2は、同じく平面図であり、図3は、同じく正面断面図であり、図4は、穿孔具Cの主要部(駆動軸支持ホルダーH1 及びカバーVを除いた部分)の分解斜視図である。図1ないし図4において、穿孔具Cは、先端部のみにドリル部24が形成されたセンター軸Sと、圧縮バネ1の復元力により後退方向に付勢された状態で駆動軸10を支持する略筒状の駆動軸支持ホルダーH1 と、前記駆動軸10における前記駆動軸支持ホルダーH1 から穿孔側に突出した部分に一体に取着されるブロック状のアーム体取着ホルダーH2 と、該アーム体取着ホルダーH2 の対向側面の外側に、前記センター軸Sの突出方向と直交する方向に沿ってスライド可能に取付けられる一対のアーム体Aと、該一対のアーム体Aを同期させて互いに逆方向に同一量だけスライドさせるためのラック・ピニオン機構R(図6参照)と、前記一対のアーム体Aの長手方向に沿った対向端部(反対端部)にそれぞれ取着される一対の刃体Kとを備えている。
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to the best mode of the present invention. 1 is a perspective view in which a part of a punching tool C according to the present invention is broken, FIG. 2 is a plan view, FIG. 3 is a front sectional view, and FIG. it is an exploded perspective view of a main part of a (portion excluding the drive shaft supporting the holder H 1 and cover V). 1 to 4, the drilling tool C supports the
図3において、駆動軸支持ホルダーH1 は、一端部にカバー取着用鍔板部2が形成されたホルダー本体3と、該ホルダー本体3における前記鍔板部2と反対側の部分の外側に回動可能に嵌着された切削深さ調整リング4と、前記ホルダー本体3から切削深さ調整リング4の抜け出しを防止するために、ホルダー本体3における鍔板部2と反対側の端面に複数のビス(図示せず)を介して取付けられる蓋体5とを備えている。駆動軸10は、圧縮バネ1の復元力により後退方向に付勢された状態でホルダー本体3に貫通支持されている。圧縮バネ1は、ホルダー本体3の円筒部3aに内装されて、該円筒部3aの底面3bと駆動軸10に一体に取付けられたバネ受け具6との間に弾装されている。バネ受け具6には、その半径方向に沿って当接アーム6aが一体に設けられていて、駆動軸10と一緒に進退するが、駆動軸10の回転時において回転しない構造になっている。切削深さ調整リング4における中心角がほぼ180°の範囲の部分には、前記バネ受け具6に一体に設けられた当接アーム6aが当接する当接面4aが形成されていて、前記当接面4aと切削深さ調整リング4の外側端面4bとの間の距離、換言するとバネ受け具6の当接アーム6aの移動距離は、周方向に沿って徐々に変化している。この構造により、ホルダー本体3に対して切削深さ調整リング4を回動させることにより、圧縮バネ1の復帰位置を基準とする駆動軸10の突出長、即ち一対の刃体Kの切削深さが調整可能となっている。なお、ホルダー本体3の円筒部3aには、該バネ受け具6に一体に設けられた当接アーム6aが挿入されるスリット3cが駆動軸10の軸心方向に沿って形成されている。
In FIG. 3, the drive shaft support holder H 1 is rotated to the outside of the holder
また、図4において、駆動軸10における駆動軸支持ホルダーH1 から突出した部分の先端には、ブロック状のアーム体取着ホルダーH2 が一体に取付けられている。また、アーム体取着ホルダーH2 には、センター軸Sの基端部が前記駆動軸10と同心となって挿入して取付けられている。センター軸Sは、その折損等の場合には、取り替えてアーム体取着ホルダーH2 に取付けられる。アーム体取着ホルダーH2 の対向側面の外側には、一対のアーム体Aがラック・ピニオン機構Rを介して互いに逆方向に同期して同一量だけスライド可能なように取着される。一対のアーム体Aは、アーム体本体11の内側面に取付けられるラック体12の上下方向に沿った取付位置が異なる点を除いて同一構成であって、同一構成のアーム体Aが共用されている。即ち、一方のアーム体Aには、その幅方向の一端部(天井板Pを穿孔する姿勢では、上端部)にラック体12が取付けられていると共に、他方のアーム体Aには、その幅方向の他端部にラック体12が取付けられている。このため、一対のアーム体Aにそれぞれラック体12が取付けられた状態では、各ラック歯12aは、斜方向(天井板Pを穿孔する姿勢では、斜上下方向)に沿って相対向している。アーム体本体11は、アーム体取着ホルダーH2 に取着された状態でセンター軸Sと直交する方向に沿って延設されていて、アーム体本体11の幅方向の両端部には、アーム体取着ホルダーH2 の対向側面であるアーム体取着面25の上下端部に形成された各ガイド部25bに所定の隙間を有して嵌着される鍔状の被ガイド部11aが取着状態を基準にして内方に屈曲形成されている。アーム体本体11の長手方向の一端部は、取着状態を基準にして内方にほぼ直角に屈曲されて、刃体取着部11bとなっていて、該刃体取着部11bの外側面に刃体Kが上方に向けてボルト13、ワッシャ14及び座金17を介して取着されている。アーム体本体11の幅方向の中央部には、後述のピニオン軸26及び締付ボルト41を挿通するための長孔11cが長手方向に沿って形成されている。また、一対のアーム体Aの一方のアーム体本体11の内側面には、ラック歯12aが上方を向いた状態で前記長孔11cの下方に配置されたラック15がビス16を介して固着されていると共に、他方のアーム体本体11の内側面には、ラック歯12aが下方を向いた状態で前記長孔11cの上方に配置されたラック15がビス16を介して固着されている。従って、一対のアーム体Aを構成する各アーム体本体11の内側面に固着される各ラック15は、これらと噛合する同歯数であって、ピッチ円径の等しい各ピニオン27のピッチ円径分だけ上下方向に沿ってずれて配置されている。また、当然のことながら、一対のアーム体Aに取付けられる各ラック体12のピッチは、各ピニオン27のピッチと等しい。この結果、一対のアーム体Aをアーム体取着ホルダーH2 の各アーム体取着面25に対向させてスライド可能に取着した状態において、一対のアーム体Aの内側面に取付けられた各ラック体12のラック歯12aは、斜上下方向に沿って対向している。なお、図4及び図5において、18は、アーム体本体11の長手方向の両端部に相上下して形成されたビス16の挿通孔を示す。
In FIG. 4, a block-shaped arm attachment holder H 2 is integrally attached to the tip of the portion of the
また、図5は、アーム体取着ホルダーH2 にラック・ピニオン機構R及び締付ボルト41を介して一対のアーム体Aが互いに逆方向に同一量だけスライド可能に取着された状態の斜視図であり、図6は、ラック・ピニオン機構Rの分解斜視図であり、図7は、図3のX−X線断面図であり、図8は、図7のY−Y線断面図である。図4ないし図8において、アーム体取着ホルダーH2 には、センター軸貫通孔21と直交する方向に沿ってピニオン軸貫通孔22及び締付ボルト貫通孔23がそれぞれ貫設されている。即ち、センター軸貫通孔21は、アーム体取着ホルダーH2 における駆動軸支持ホルダーH1 の端面と平行な面に貫設され、ピニオン軸貫通孔22及び締付ボルト貫通孔23は、アーム体取着ホルダーH2 におけるアーム体Aが取着される面に貫設されている。図7に示されるように、ピニオン軸貫通孔22及び締付ボルト貫通孔23は、センター軸貫通孔21の両側に該貫通孔21と等間隔をおいて貫設されている。センター軸Sは、駆動軸10よりも小径となっていて、センター軸Sはアーム体取着ホルダーH2 に廻止めビス(図示せず)によって固着され、駆動軸10はアーム体取着ホルダーH2 に溶接により固定されている。
FIG. 5 is a perspective view showing a state in which a pair of arm bodies A are slidably attached to the arm body attaching holder H 2 by the same amount in opposite directions via the rack and pinion mechanism R and the
また、アーム体取着ホルダーH2 の各アーム体取着面25には、ピニオン収容凹部25aが対向して形成されている(図4及び図7参照)。図6ないし図8に示されるように、ピニオン軸貫通孔22に貫通されたピニオン軸26には、前記各ピニオン収容凹部25aに配置される各ピニオン27が所定間隔をおいて固着されて、ピニオンユニットPUを形成している。ピニオンユニットPUの各ピニオン27の外側にそれぞれアーム体Aが配置されて、各ピニオン27と一対のアーム体Aの各ラック体12のラック歯12aとが互いに噛合している。即ち、図6に示されるように、ピニオンユニットPUを構成する一対のピニオン27は、ピニオン軸26に所定間隔をおいて固着されていて、一方のピニオン27は、その上方に配置された一方のラック体12のラック歯12aに噛合していると共に、他方のピニオン27は、その下方に配置された他方のラック体12のラック歯12aに噛合している。この構成によって、センター軸Sの近接位置において該センター軸Sと直交する方向に配置されたピニオン軸26の回転により、ラック体12が内側面に一体に取付けられた一対のアーム体Aを互いに逆方向に同一量だけ同期スライドさせられる。ピニオンユニットPUを構成するピニオン軸26の両端部は、一対のアーム体Aを構成するアーム体本体11の長孔11cを貫通して突出していて、各アーム体Aは、ピニオン軸26の一端部に取付けられたノブ28の端面28aと、ピニオン軸26の他端部に取付けられた止めリング29とにより所定の隙間を有して挟まれた形態となっている。このため、アーム体取着ホルダーH2 に対して一対のアーム体Aが外れることなく、互いに逆方向に同一量だけスライド可能となっている。なお、図4、図7及び図8において31は、ピニオン軸26の一端部に外嵌された前記止めリング29が外れるのを防止するEリングを示す。
In each arm
上記のようにして、ピニオン軸26の回転により一対のアーム体Aを互いに逆方向に同一量だけスライドさせて、各アーム体Aの対向端部に取着された一対の刃体Kの間隔(D)を穿孔径と同一とすべく変更した後に、締付ボルト41を介して一対のアーム体Aをアーム体取着ホルダーH2 に固着させる。なお、図2及び図7において、実線及び二点鎖線は、それぞれ一対の刃体Kの最大間隔(D1 )及び最小間隔(D2 )を示す。締付ボルト41は、アーム体取着ホルダーH2 の各アーム体取着面25にそれぞれアーム体Aを配置した状態において、アーム体取着ホルダーH2 の締付ボルト貫通孔23及び各アーム体Aの長孔11cを貫通している。アーム体取着ホルダーH2 と、該ホルダーH2 の各アーム体取着面25に対向して取着された一対のアーム体Aとは、締付ボルト41の一端の頭部41aと、該締付ボルト41の他端に螺合されるノブ付ナット42の端面によって強固に挟持されて一体化される。この状態でセンター軸Sが回転して、該センター軸Sにアーム体取着ホルダーH2 を介して取着された一対のアーム体Aが前記センター軸Sを中心に回転することにより、一対のアーム体Aの対向端部に取着された一対の刃体Kが回転して、天井板P等の壁板に対して一対の刃体Kの間隔(D)と同一の内径の透孔Bが穿孔される。なお、図4及び図7において、43は、一方のアーム体Aの外側面とノブ付ナット42の端面との間に介装される座金を示す。
As described above, by rotating the
また、図5に示されるように、各アーム体Aを構成する一対の被ガイド部11aのうちセンター軸Sのドリル部24が配置される側の被ガイド部11aには、一対の刃体Kの間隔(D)と同一の穿孔径を表示する目盛り32が施されている。アーム体取着ホルダーH2 におけるセンター軸Sが貫通している相対向する一対の面のうち前記目盛り32が施された被ガイド部11aと同一側の表面34には、目盛り32を読み取る基準位置を示す矢印33が形成されている。
Further, as shown in FIG. 5, a pair of blades K is included in the guided
ここで、ラック・ピニオン機構Rを用いて一対のアーム体Aをスライドさせる構成であると、穿孔時に発生する切粉がラック体12の各ラック歯12aの間の凹部12bに詰まって、ラック・ピニオン機構Rの操作が困難又は不能になる恐れがある。特に、壁板の材質が石膏ボード等の場合には、切粉の発生量が多いために、各ラック歯12aの間の凹部12bに切粉が詰まり易い。そこで、図6及び図9に示されるように、ラック体12は、穿孔時において発生する切粉Lが隣接するラック歯12aの間の凹部12bに詰まるのを防止し得る構造にしてある。即ち、相隣接する各ラック歯12aの間の凹部12bの底面は、ラック歯12aの歯厚方向Qに対して大きく傾斜する傾斜面となって、切粉排出路12cを構成しており、切粉排出路12cの形成端は、側方に大きく開口して切粉排出口12dが形成されている。よって、天井板の穿孔時にラック歯12aが上方を向いているラック体12においては、切削時に発生してラック歯12aの部分に落下する切粉Lは、傾斜面で構成される前記切粉排出路12cに沿ってスムーズに落下されて、側方の切粉排出口12dから排出されるため、相隣接するラック歯12aの間の凹部12bに切粉Lが詰まりにくくなる。また、相隣接するラック歯12aの間に前記切粉排出路12cを形成することにより、相隣接するラック歯12aの空間容積が大きくなることも、ラック歯12aの間の凹部12bに切粉Lが詰まらなくなる一因となり得る。一方、天井板の穿孔時にラック歯12aが下方を向いているラック体12においても、穿孔時にはラック体12の姿勢からしてラック歯12aの間に切粉が詰まりにくくなるが、穿孔対象は天井板に限られず壁板の場合もあり、更に穿孔後において穿孔具の設置姿勢には、いろいろな場合がある。このため、相隣接するラック歯12aの間に形成された前記切粉排出路12cは、ラック歯12aが上方を向いている場合以外においても、切粉がラック歯12aの間の凹部12bに詰まるのを防止する機能を果たし得る。
Here, when the pair of arm bodies A are slid using the rack and pinion mechanism R, chips generated during drilling are clogged in the
また、図10に示されるラック体12には、相隣接するラック歯12aの間の凹部12bの底面には、ラック歯12aの歯厚方向Qに沿った中央部が最も高くなって、歯厚方向の両端部が低くなるような山形の一対の切粉排出路12cが形成されていて、ラック体12の両側面に切粉排出路12cが形成されている。この構成によっても、相隣接するラック歯12aの間の凹部12bに入り込んで、該凹部12bに堆積しようとする切粉Lは、山形の切粉排出口12dを通って、両側の切粉排出口12dからスムーズにラック体12の外部に排出される。
Further, in the
また、図11に示されるラック体12は、相隣接するラック歯12aの間の凹部12bを深くしたものであって、深い凹部12bに一時的に堆積した切粉Lは、ラック体12に作用する振動によって、ラック体12の両側面の切粉排出口12dから排出される。このため、相隣接するラック歯12aの間の凹部12bの間に切粉Lが詰まらなくなる。
Further, the
また、図12に示されるラック体12’は、アーム体Aの延設方向Mに沿って所定間隔をおいて、該アーム体Aの側面から前記延設方向Mと直交する歯厚方向Qに独立して突設された多数の突起体Nが構成されて、突起体Nによりラック歯12a’が形成されていると共に、相隣接する突起体Nの間に凹部12b’が形成され、ラック体12’の下面と両側面との計3箇所に切粉排出口12d’が形成されたものである。このラック体12’は、異なる3方向に大きな切粉排出口12d’が形成されているため、切粉排出能力が高い利点がある。
The
なお、図10ないし図12に示される各ラック体12においては、ラック体12の両側に切粉排出口12dが形成されているが、アーム体本体11におけるラック体12の切粉排出口12dの部分に、例えば排出孔を形成しておくと、該排出孔を通して切粉は、アーム体本体11の側の側方にも排出可能となる。
In each
また、駆動軸支持ホルダーH1 には、穿孔時に切粉が周辺に飛散するのを防止するカバーVが着脱可能に装着されている。図13は、駆動軸支持ホルダーH1 からカバーVを取り外した状態を斜下方から見た一部破断斜視図であり、図14(イ)は、カバーVの底壁部52を外側から見た図であり、同(ロ)は、同(イ)のZ1 −Z1 線拡大断面図であり、図15(イ)は、駆動軸支持ホルダーH1 のカバー取着用鍔板部2をセンター軸Sの基端側から見た図であり、同(ロ)は、同(イ)のZ2 −Z2 線拡大断面図である。図1及び図13に示されるように、カバーVは、円筒状をした周壁部51と、駆動軸支持ホルダーH1 のホルダー本体3が挿通可能な挿通孔52aが中心部に形成された底壁部52とから成り、底壁部52が駆動軸支持ホルダーH1 のカバー取着用鍔板部2に着脱可能に装着される。周壁部51の開口側には、外側に向けてフランジ状の鍔部51aが一体に形成されて、該鍔部51aには、穿孔時において壁板に当接して振動等を吸収するための振動吸収体53が貼り付けられている。振動吸収体53は、ゴム等の弾性体で構成される。
Further, the drive shaft supporting the holder H 1, a cover V that chips are prevented from scattering to the periphery is mounted detachably at the perforation. Figure 13 is a cover removed V from the drive shaft supporting the holder H 1 is a partially broken perspective view from obliquely below, FIG. 14 (a) saw the
図13及び図14に示されるように、カバーVの底壁部52の外側の挿通孔52aに臨む部分には、環状突部54が形成されていて、該環状突部54の内周面54aには、円周方向に沿って等間隔をおいて複数個(実施形態では3個)の円弧状の嵌合突部55が前記挿通孔52aに侵入した状態で形成されている。前記環状突部54を含んで、その内周面54aの側の肉厚(T1 )とした場合に、前記嵌合突部55の肉厚(T2 )は前記肉厚(T1 )の略半分であって、しかも前記嵌合突部55は、環状突部54の内周面54aにカバーVの内側に最も偏して一体に形成されている。各嵌合突部55の周方向に沿った一端部の外面には、後述の挟持突部61の周方向の一端面を当接させて当接部56が形成されている。また、図14(イ)に示されるように、駆動軸支持ホルダーH1 に対してカバーVを着脱可能にするために、相隣接する嵌合突部55の間には円弧状の空間部が形成されていて、該空間部は、駆動軸支持ホルダーH1 の後述の挟持突部61を挿入配置可能にするための挿入配置部57となっている。また、図3及び図14(イ)に示されるように、カバーVの底壁部52の挿通孔52aに臨む部分の内面側には、前記カバー取着用鍔板部2を嵌着させるための嵌着凹部58が形成されている。なお、図14(イ)において59は、カバーVの底壁部52の挿通孔52aに臨む部分であって、特定の嵌合突部55の周方向の中央部に対応する位置に形成されたビス挿通孔を示す。
As shown in FIGS. 13 and 14, an
一方、図15に示されるように、駆動軸支持ホルダーH1 のホルダー本体3の外周面における前記カバー取着用鍔板部2に近接した部分には、カバーVに形成された前記嵌合突部55の肉厚(T2 )に対応した間隔をおいて前記嵌合突部55に対応する円弧状をした挟持突部61が一体に形成されている。そして、カバー取着用鍔板部2と挟持突部61とで形成される空間部は、カバーVの嵌合突部55を収容する収容空間62となっている。また、図15(イ)に示されるように、駆動軸支持ホルダーH1 に対してカバーVを着脱可能にするために、相隣接する挟持突部61の間には円弧状をした空間部が形成されていて、該空間部は、前記カバーVの嵌合突部55を挿入配置可能にするための挿入配置部63となっている。なお、図15(イ)において、64は、カバーVのビス挿通孔59に挿通されたビスを螺合させて、駆動軸支持ホルダーH1 のカバー取着用鍔板部2にカバーVの底壁部52を固定するために、カバー取着用鍔板部2における各挟持突部61の周方向の中央部に対応する位置にそれぞれ形成されたビス下孔を示す。
On the other hand, as shown in FIG. 15, the fitting protrusion formed on the cover V is formed on the outer peripheral surface of the holder
図16図(イ),(ロ)は、それぞれカバーVの嵌着凹部58に駆動軸支持ホルダーH1 のカバー取着用鍔板部2を嵌着させて、嵌合突部55と挟持突部61とが重なり合う前後の状態をカバーVの裏面側から見た作用説明図である。なお、図16(イ),(ロ)においては、理解を容易にするために、駆動軸支持ホルダーH1 の挟持突部61にはハッチングを施してある。このため、駆動軸支持ホルダーH1 に対してカバーVを装着するには、図16(イ)に示されるように、駆動軸支持ホルダーH1 の側の前記挿入配置部63にカバーVの嵌合突部55を配置すると共に、カバーVの側の前記挿入配置部57に駆動軸支持ホルダーH1 の挟持突部61を配置して、カバーVの嵌着凹部58に駆動軸支持ホルダーH1 のカバー取着用鍔板部2を嵌着させた状態で、カバーVに対して駆動軸支持ホルダーH1 を特定の方向(実施例では、カバーVの裏面側から見て時計方向)に回動させると、図16(ロ)に示されるように、駆動軸支持ホルダーH1 の側の挟持突部61がカバーVの側の当接部56に当接して回動不能となって、駆動軸支持ホルダーH1 の前記鍔板部2と挟持突部61との間の収容空間62に、カバーVの嵌合突部54が挿入状態で収容され、該嵌合突部54は、前記鍔板部2と挟持突部61とで挟持されて、嵌合突部54と挟持突部61とが重なり合った状態となって、駆動軸支持ホルダーH1 にカバーVが装着される。この装着状態において、カバーVの側のビス挿通孔59は、駆動軸支持ホルダーH1 の鍔板部2に形成された複数のビス下孔64のいずれかと合致し、ビス65〔図1及び図12(ロ)参照〕を用いて駆動軸支持ホルダーH1 の鍔板部2にカバーVの底壁部52を固定する。一方、駆動軸支持ホルダーH1 の鍔板部2からカバーVを取り外すには、上記と逆の操作を順次行えばよい。
Figure 16 diagrams (a), (b), respectively by fitting the drive shaft cover of the support holder H 1 preparative wearing
このため、天井板P等の壁板に対する透孔Bの内径(D)に対応させて一対の刃体Kの間隔を変更するには、図5に示されるように、ノブ28を掴んでいずれかの方向に回転させると、ピニオンユニットPUを構成するピニオン軸26が同方向に回転して、一対のアーム体Aは、アーム体取着ホルダーH2 に対して互いに逆方向に同一量だけ同期スライドさせられる。例えば、図5において、ノブ28を矢印Fの方向に回転させると、一対のアーム体Aは、矢印G,G’にスライドされる。ここで、アーム体取着ホルダーH2 にはピニオン軸26が、センター軸Sに対して直交し、しかも該センター軸Sに近接した状態で貫通支持されているため、上記のようにして一対の刃体Kの間隔を変更する際において、センター軸Sを回転させようとする回転力は殆ど発生しない。このため、一対の刃体の間隔変更作業中において、一対のアーム体A、即ち一対の刃体Kが回転する恐れがなく、安全に前記変更作業を行える。また、ピニオン軸26は、各刃体Kの突出方向(センター軸Sと平行な方向)と直交しており、しかも各刃体Kの略中央部に配置されているため、作業者の指先等が各刃体Kと接触する恐れがない状態で一対の刃体Kの間隔変更作業を行えるので、この点からも安全である。
Therefore, in order to change the distance between the pair of blades K corresponding to the inner diameter (D) of the through hole B with respect to the wall plate such as the ceiling plate P, as shown in FIG. When rotating in this direction, the
そして、駆動軸支持ホルダーH1 にカバーVを装着して天井板Pに穿孔作業を行う場合には、図3及び図17に示されるように、天井板Pに罫書かれた穿孔中心Jに穿孔具Cのセンター軸Sの先端のドリル部24を当てがうと共に、カバーVの開口部に設けた振動吸収体53を天井板Pに押し当てた状態で、駆動軸10の基端部を電動ドリルEの駆動軸部に嵌め込んで、該駆動軸10を駆動回転させながら、設定切削深さとなるまで電動ドリルEによってセンター軸Sを押し付ける。図3に示されるように、センター軸Sの先端は、一対の刃体Kの先端よりも各刃体Kの突出方向に沿って前方に配置されているため、最初にセンター軸Sによって穿孔中心が定められ、その後に一対の刃体Kが回転しながら徐々に切り込むことにより、芯ずれすることなく、天井板Pに設定内径(D)の透孔Bが穿孔される。穿孔時には切粉が飛散するが、穿孔部はカバーVにより密閉されているために、切粉は周辺に飛散されることなくカバーV内に収容される。また、ラック・ピニオン機構Rを構成するラック体12の相隣接するラック歯12aの間の凹部12bにに前記切粉が滞留しようとするが、相隣接するラック歯12aの間に形成された切粉排出路12cの存在によって、前記凹部12bの間に滞留しようとする前記切粉は前記切粉排出路12cに沿って滑り落ちて、切粉排出口12dから排出されるために、滞留しなくなる。
Then, when performing drilling in the ceiling panel P to the drive shaft supporting the holder H 1 by mounting the cover V, as shown in FIGS. 3 and 17, drilled in the drilling center J was scored in the ceiling board P The base end portion of the
また、壁際の天井板Pに小径の透孔を穿孔する場合には、カバーVが壁板と干渉して設定位置に透孔が穿孔できないことがあるので、駆動軸支持ホルダーH1 からカバーVを取り外して上記穿孔作業を行う。駆動軸支持ホルダーH1 からカバーVを取り外すには、両者を結合しているビス65を外した後に、駆動軸支持ホルダーH1 とカバーVとを相対的に回動させるのみでよいため、カバーVの取外し作業は簡単である。
Also, when drilling a small diameter hole in the wall of the ceiling board P, since the cover V may not be perforated holes in the setting position by interference with the wall plate, cover the drive shaft supporting the holder H 1 V Is removed and the above drilling operation is performed. To remove the cover V from the drive shaft supporting the holder H 1, after removing the
また、上記実施例は、センター軸Sと一対の刃体Kとが一体となって進退する構成であるため、一対の刃体Kにより壁板に対して透孔を穿孔している途中において、センター軸Sのドリル部24によって中心部も穿孔される構成である。しかし、センター軸は、一対の刃体Kにより穿孔が開始されるまでは、該一対の刃体と一体となって前進して、壁板に当接してセンター位置を定めた後においては、センター軸は壁板に当接してセンター位置を定めたままで、これ以上前進せずに、即ち壁板を穿孔せずに、一対の刃体のみが前進して透孔を穿孔する構成の穿孔具に対しても本発明は実施できる。
Moreover, since the said Example is a structure in which the center axis | shaft S and a pair of blade body K advance and retreat integrally, in the middle of making the through-hole with respect to a wall board with a pair of blade body K, The center part is also drilled by the
A:アーム体
C:穿孔具
D:一対の刃体の間隔(穿孔径)
H1 :駆動軸支持ホルダー
H2 :アーム体取着ホルダー
K:刃体
L:切粉
PU:ピニオンユニット
S:センター軸
V:カバー
10:駆動軸
11:アーム体本体
12:ラック体
12a:ラック歯
26:ピニオン軸
27:ピニオン
41:締付ボルト
A: Arm body
C: Drilling tool
D: Distance between a pair of blades (perforation diameter)
H 1 : Drive shaft support holder
H 2 : Arm attachment holder
K: Blade
L: Chip
PU: Pinion unit
S: Center axis
V: Cover
10: Drive shaft
11: Arm body
12: Rack body
12a: rack teeth
26: Pinion shaft
27: Pinion
41: Tightening bolt
Claims (4)
凹凸状のラック歯が斜上下方向に沿って対向し得るように、前記一対のアーム体に、その延設方向に沿ってそれぞれ形成された一対のラック体と、
前記アーム体取着ホルダーに前記センター軸と直交して設けられたピニオン軸にピニオンが取付けられて、前記ピニオンは、その位相が180°異なる部分において各ラック体にそれぞれ噛合する構成のピニオンユニットと、
前記一対の刃体を覆うべく前記駆動軸支持ホルダーに装着されたカバー体と、
を備え、
前記ピニオンの回転による一対のアーム体の逆方向のスライドにより、各アーム体に取着された一対の刃体の間隔を変更して、穿孔径が調節可能な構成であることを特徴とする穿孔具。 A center shaft fixed to the arm body attaching holder, and extending in a direction perpendicular to the axial direction of the center shaft, are attached to the arm body attaching holder so as to be slidable in the extending direction. A pair of arm bodies, a pair of blade bodies attached to each arm body, and a drive shaft that is concentric with the center shaft and is integrally attached to the arm body attachment holder. A drilling tool comprising a drive shaft support holder ,
A pair of rack bodies respectively formed along the extending direction of the pair of arm bodies so that the concave and convex rack teeth can be opposed along the diagonally up and down direction;
A pinion unit attached to a pinion shaft provided perpendicular to the center axis in the arm body attaching holder, and the pinion is configured to mesh with each rack body at a portion whose phase is 180 ° different from each other; ,
A cover body mounted on the drive shaft support holder to cover the pair of blade bodies ;
With
The perforation diameter can be adjusted by changing the distance between the pair of blades attached to each arm body by sliding the pair of arm bodies in the reverse direction by the rotation of the pinion. Ingredients.
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