JP4463043B2 - シリンダ錠のカバー - Google Patents

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Description

この発明は、扉のハンドル装置におけるシリンダ錠のカバー(以下単にシリンダ錠のカバーという)に係り、特に、扉のハンドル装置の部品を開閉操作によって傷めることがなく、しかも扉厚の変化にも対応し得るシリンダ錠のカバーに関する。
扉のハンドル装置は、例えば後記特許文献1乃至3に記載されているように、扉の自由側端縁部に、台座を介して、縦長のバー状のハンドルを扉の厚さ方向に移動可能に案内したもので、例えば室内側からハンドルを扉に近接する方向に押動することにより、或いは、室外側からハンドルを引くことにより、ハンドルを扉厚方向に動かし、このハンドルの動きを利用して錠箱内のラッチ装置を解除するように作動するものである。
特開平09−303002号公報 特開平11−131870号公報 特開平11−200671号公報
上記扉のハンドル装置は、通常、マンションの共通扉口等大きな建物の入口における扉に装着され、扉のロックは扉の上端及び下端の錠装置により行われる。
しかして、近年、この扉のハンドル装置が一般の家屋にも用いられるようになり、この場合には、扉をロックするために錠箱にシリンダ錠を設けると共に、この錠箱に重合するハンドルにシリンダ錠を施解錠する合鍵を挿通させる施解錠孔を開口させる必要が生じる。
しかしながら、単にハンドルに施解錠孔を開口させるだけだと、通常はアルミニウム等の柔らかい材質のハンドルの施解錠孔の開口端縁部、及び施解錠孔の開口から覗く内部機構を合鍵の先端により傷つけ易くなる。
また、施解錠孔の開口と、この開口から覗くシリンダ錠の前端(所謂キーガイド)との間に例えば筒状のカバーを設けるものとすると、ハンドル装置が装着される扉の厚さによってこの筒状のカバーの長さを変えなければならず、或いは、カバーを収縮させる構造としなくてはならず、構造が複雑になるばかりでなく、製造、流通過程において部品の管理が面倒になる、等の不都合がある。
そこで、この発明は、ハンドルに施解錠孔を開口させ、この施解錠孔を挿通する合鍵によりシリンダ錠を施解錠できるようにした扉のハンドル装置において、ハンドル等を傷つけ難く、しかも扉厚の変化にも対応し得るシリンダ錠のカバーを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、縦長のハンドルの上下端部を、案内機構を介して、扉面の自由側端縁部に固定された台座に対し近接したり離間したりできるように支持、案内すると共に、ハンドル及び台座を貫通して錠箱に致る収納洞を形成し、この収納洞に収納されたシリンダ錠のキーガイドを、ハンドルにおける収納洞の開口である施解錠孔に内側から臨ませた扉のハンドル装置に装着されるものであって、大体の形状が浅い漏斗状で、中央にシリンダ錠の合鍵が遊嵌する鍵挿通孔を形成すると共に弾性材料で構成され、漏斗の内面を外方に向けて施解錠孔を覆うように装着されたことを特徴とする。
上記のように構成された請求項1に記載の発明によるシリンダ錠のカバーは、弾性材料で構成されているので、扉の厚みの変化により例えシリンダ錠と施解錠孔に装着されたシリンダ錠のカバーとが干渉しても、何れも傷つくことがない。
同じ理由により、同じ寸法、形状のシリンダ錠のカバーを、異なる扉厚のハンドル装置に、何等の調整工程を要することなく装着できる。
また、シリンダ錠のカバーがハンドルの施解錠孔とシリンダ錠の先端との間の隙間を覆うので、この隙間からの雨水、塵埃の侵入や、棒等を挿入することによる悪戯を防止できる、等種々の効果を奏する。
扉のハンドル装置の施解錠孔に装着するシリンダ錠のカバーを、大体の形状が浅い漏斗状で、中央にシリンダ錠の合鍵が遊嵌する鍵挿通孔を形成すると共に弾性材料で構成したので、部材に傷が付き難く、しかも異なる扉厚にも対応することができるようになり、製造工程或いは流通過程における管理が容易になった。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1において符号1は扉のハンドル装置の室内側の内側台座を、符号2は室外側の外側台座を夫々示し、これらは図示しない扉を間に挟むようにして、かつ、一方から他方を取付ねじにより呼び付けるようにして扉の自由側端縁部に装着される。
通常、上記台座1、2は鉛直方向(図1の紙面方向)に一対設けられている。その装着の態様は前記特許文献1乃至3に記載されているから、ここでは更に詳細な説明を省略する。
上記内側台座1には縦長で鉛直方向に延在する内側ハンドル3が、外側台座2には縦長で鉛直方向に延在する外側ハンドル4が、扉に対し相対位置を変化できるように装着されている。
具体的には、図1に示す常態、すなわち、扉が閉鎖され、図示しない錠箱のラッチ機構がロック状態にあるとき、内側ハンドル3と内側台座1とは離間しており、開扉時、内側ハンドル3を内側台座1に近接する方向に操作することにより、換言すれば、ハンドル3を持って扉を押し開けることにより、内側操作片5が紙面方向に動き、錠箱内のラッチ機構のロック状態を解く。
このようにして、内側ハンドル3を持って扉を押し開けることにより自動的にラッチ機構が解除されるので、内側ハンドル3の押動がラッチ機構の解除及び扉の開放の操作に双方に用いられる。
同様にして、外側ハンドル4を外側台座2から離間する方向に引くことにより、外側操作片6が紙面方向に動いてラッチ機構を解除するので、単に外側ハンドル4を引くだけでラッチ機構の解除及び扉の開放が行われ、使い勝手が良い。
上記した扉のハンドル装置の機能及び構成は、前記した特許文献1乃至3に記載されているから、更に詳細な説明は省略する。
一方、図2に示すように、室内側には内側ハンドル3及び内側台座1を貫通して図示しない錠箱に致る内側収納洞7が形成されている。
この内側収納洞7には。内側シリンダ筒8を介して、図示しない内側シリンダ錠が収納されている。
この内側シリンダ筒8は、係止ロッド9、9を介して図示しない錠箱に装着されているが、その装着の態様は例えば実開平4−72171号公報に記載されており、周知であるから、更に詳細な説明は省略する。
なお、通常、この内側シリンダ筒8が装着される部分にはサムターンが装着され、このサムターンのサムターン軸が錠箱内のダルマと称される錠止部材11に連結されている。
そして、上記図示しないサムターンを室内側から施錠方向或いは解錠方向に回ることによりダルマ11を回動させ、例えば図示しないデッドボルトを錠箱のフロント板から出没させて施解錠を行う。
しかしながら、図示の実施例では、室内側にもシリンダ錠を設け、その内筒のテールピースと称される連結部材をダルマ11に連係させている。
この場合、室内側のシリンダ錠に合鍵12を差込めば、その合鍵のつまみを回すことによりテールピースを介してダルマ11を回動させ、施解錠操作が可能になる一方、合鍵12を抜いて外出すれば、例えば扉に装着されたガラス部を破壊して室内側に手を入れ、サムターンを回すことによる不正解錠を完全に防止することができる。
このように、図示の実施例では、たまたま他の用途のために室内側にもシリンダ錠が装着されているが、この室内側のシリンダ錠はこの発明の必須の構成ではない。
他方、図2に示すように、室外側にも外側ハンドル4及び外側台座2を貫通して図示しない錠箱に致る外側収納洞13が形成されている。
この外側収納洞13には。外側シリンダ筒14を介して、図示しない外側シリンダ錠が収納されている。
この図示しない外側シリンダ錠の内筒のテールピースは、上記内側シリンダ錠におけると同様に、錠箱内のダルマ11に連結されている。
そして、外側シリンダ錠に差込まれた図示しない合鍵を回すことにより、この錠箱内の錠止機構を制御できることは他の錠前におけると同様である。
上記のように構成された扉のハンドル装置において、内側及び外側収納洞7、13とハンドルにおける収納洞の開口である施解錠孔15、15には次に述べるシリンダ錠のカバー16が装着されている。
このシリンダ錠のカバー16は、図3に示すように、全体の形状が上面と底面が抜けた中空円錐台、換言すれば浅い漏斗状の形状をなし、例えばゴム、合成ゴム或いは合成樹脂等の弾性材料から構成されている。
そして、その中央、すなわち、中空円錐台の上面を抜いた跡は、図示しない合鍵が遊嵌する鍵挿通孔20となっている。
また、図示の実施例におけるシリンダ錠のカバー16は、図3に示すように、その大径の開口部の外周面17の外径が上記施解錠孔16に嵌合し得るように設定されている。
また、上記外周面17付近には、半径方向外方に突在する第1突条18と、円錐台の中心軸線方向で、円錐台の大径から小径部に向かう方向に突在する第2突条19とが一体に形成され、この第2突条19と浅い漏斗状のカバー本体部との間には環凹部21が形成されている。
これに対応して、図2に示すように、ハンドル3、4内には外端開口端縁内周面に面取りをした筒部22が設けられており、各シリンダ錠のカバー16は、その外周面を施解錠孔15と嵌合させ、環凹部21と筒部22の外端開口部とを係合させた状態でハンドル3、4に装着されている。
換言すれば、各シリンダ錠のカバー16は、施解錠孔15の開口端縁と筒部26の開口部との間に大径部を挟み込んだ状態でハンドルに装着される。
上記のように構成されたこの発明の一実施例によるハンドル錠のカバーは、図2から明らかなように、ハンドルの施解錠孔15とシリンダ錠の先端との間の隙間を覆うので、この隙間からの雨水、塵埃の侵入や、棒等を挿入することによる悪戯を防止できることは前記した通りである。
また、図2において符号22は扉の厚さ方向における中心面を示し、この中心面22より右側(室外側)は扉が厚い場合を、左側は扉が薄い場合を示し、すなわち、図2は扉が厚い場合と薄い場合を一つの図で表わしている。
図2における室内側はシリンダ錠のカバー16がシリンダ錠或いはシリンダ筒8と干渉している場合を示しているが、この場合、カバー16はその鍵挿通孔が外側に移動する方向に弾性変形するので、また、カバー16は金属よりも柔らかいので、カバー16及びシリンダ錠とも傷が付くことはない。
また、内側ハンドル3を外方に押動する場合、シリンダ錠のカバー16が更に弾性変形し、このようにして扉厚の変化に対応できる。
一方、図2において中心面より右側においては、シリンダ錠のカバー16とシリンダ錠の間に既に隙間があるが、扉が薄くなるとこの隙間が小さくなる方向で扉厚の変化に対応できる。
この発明の一実施例によるシリンダ錠のカバーを装着した扉のハンドル装置の平面図。 その要部断面図。 シリンダ錠のカバーの断面図。
符号の説明
1 内側台座
2 外側台座
3 内側ハンドル
4 外側ハンドル
5 内側操作片
6 外側操作片
7 内側収納洞
8 内側シリンダ筒
9 係止ロッド
11 ダルマ
12 合鍵
13 外側収納洞
14 外側シリンダ筒
15 施解錠孔
16 シリンダ錠のカバー
17 外周面
18 第1突条
19 第2突条
20 鍵挿通孔
21 環凹部
22 中心面

Claims (1)

  1. 縦長のハンドルの上下端部を、案内機構を介して、扉面の自由側端縁部に固定された台座に対し近接したり離間したりできるように支持、案内すると共に、ハンドル及び台座を貫通して錠箱に致る収納洞を形成し、この収納洞に収納されたシリンダ錠のキーガイドを、ハンドルにおける収納洞の開口である施解錠孔に内側から臨ませた扉のハンドル装置に装着されるものであって、大体の形状が浅い漏斗状で、中央にシリンダ錠の合鍵が遊嵌する鍵挿通孔を形成すると共に弾性材料で構成され、漏斗の内面を外方に向けて施解錠孔を覆うように装着されたことを特徴とするシリンダ錠のカバー。
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