JP4460683B2 - リーダライタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、上位装置に接続されて非接触通信媒体と通信するリーダライタに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、非接触通信媒体を利用したリーダライタとして、入退ゲート、非接触通信媒体をタグとして利用した物流管理等種々の分野に適用したものが知られている。また、最近のリーダライタは、1枚の非接触通信媒体と通信するシングルモードと、複数枚の非接触通信媒体と同時に通信するマルチモードの機能を備えている。
【0003】
この種のリーダライタは、上位装置(パーソナルコンピュータ等)もしくはアダプタ等を接続することにより、リーダライタと非接触通信媒体問の通信確認を行っている。
【0004】
また、従来のリーダライタは、アンテナの種類に応じてリーダライタの回路を変更する。そして、非接触通信媒体を利用したリーダライタは、周囲の環境による影響を受けやすいが、リーダライタ本体やアンテナの設置位置や向き等によりノイズの低減が図れる。但し、メータにより測定できる端子等が無く、最適な環境を見つけることは出来ない。また、金属などがアンテナに接近した場合、通信距離が劣化する。
【0005】
また、上位装置とのインターフェイスはRS−232Cであり、1台の上位装置に対して1台のリーダライタを接続することにより、非接触通信媒体との通信を行っている。シーケンサ等外部からの制御信号により、ある一定期間非接触通信媒体との通信を行う機能はない。
【0006】
上述したように、この種のリーダライタは、上位装置もしくはアダプタ等を接続することにより、リーダライタと非接触通信媒体間の通信確認を行うため、リーダライタ単独での動作確認ができない。そのため、不具合が起きた場合、上位装置が原因なのかリーダライタが原因なのかが明確にならない。
【0007】
また、アンテナの種類に応じて変更する回路がリーダライタに含まれているため、アンテナが変わるとリーダライタの回路変更が発生する。
【0008】
ノイズ検知や金属接近検知などの周囲環境を検知する機能がないため、最適な使用環境が明確にならず、悪環境の中で非接触通信媒体と通信を行うことがあり、本来の性能を発揮できない。
【0009】
上位装置とのインターフェイスがRS−232C等の1:1の接続なため、上位装置1台に対して、複数台のリーダライタの接続が出来ない。
【0010】
シーケンサ等外部からの制御信号により、ある一定期間非接触通信媒体との通信を行う機能がないため、例えば、異常な非接触通信媒体の認識が難しい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、この種のリーダライタは、リーダライタ単独での動作確認ができないので不具合が起きた場合、上位装置が原因なのかリーダライタが原因なのかが明確にならなず、また、アンテナが変わるとリーダライタの回路変更が発生し、ノイズ検知や金属接近検知などの周囲環境を検知する機能がないため最適な使用環境が明確にならず、さらに、上位装置1台に対して複数台のリーダライタの接続が出来ず、シーケンサ等外部からの制御信号により、ある一定期間非接触通信媒体との通信を行う機能がなく異常な非接触通信媒体の認識が難しいという問題があった。
【0012】
そこで、この発明は、不具合の生じた場合の原因を明確にでき、アンテナによる回路変更を回避し、最適な使用環境を明確にし、さらに上位装置1台に対して複数台のリーダライタとの接続を可能とし、異常な非接触通信媒体の認識を可能としたリーダライタを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明のリーダライタは、上位装置に接続され、非接触通信媒体と通信を行なうリーダライタにおいて、前記上位装置との接続、非接続を切換える切換手段と、この切換手段により非接続に切換えられた際、前記非接触通信媒体に対して所定のコマンドを送信する着脱自在に設けられた送信アンテナを有する送信手段と、この送信手段により送信されたコマンドに対する前記非接触通信媒体からの応答を受信する着脱自在に設けられた受信アンテナを有する受信手段と、この受信手段により前記非接触通信媒体からの応答を受信した際、その応答が正常な応答であるかを判断する判断手段と、この判断手段により正常と判断された際、正常な通信を行なった旨を報知する報知手段と、前記送信手段の送信アンテナ側に設けられ、かつ、前記送信手段の送信アンテナに接続され、当該送信アンテナに接近する金属を検知する金属検知手段と、前記リーダライタ側に設けられ、前記非接触通信媒体からの応答を受信していないとき、前記受信手段により送信された信号に基づき前記非接触通信媒体からの応答信号以外のノイズを検知するノイズ検知手段とを具備し、前記送信手段は、前記リーダライタ側に設けられ、前記非接触通信媒体へ送信する信号に対し前記送信アンテナのアンテナ特性等に直接関係しない信号変換処理を行なう第1の送信手段と、前記送信アンテナ側に設けられ、前記第1の送信手段から出力される信号に対し前記送信アンテナのアンテナ特性等に関連する信号変換処理を行ない、前記送信アンテナへ送る第2の送信手段とから構成され、前記受信手段は、前記受信アンテナ側に設けられ、前記受信アンテナにより受信された前記非接触通信媒体からの信号に対し前記送信アンテナのアンテナ特性等に関連する信号変換処理を行なう第1の受信手段と、前記リーダライタ側に設けられ、前記第1の受信手段から出力される受信された信号に対し前記送信アンテナのアンテナ特性等に直接関係しない信号変換処理を行なう第2の受信手段とから構成されたことを特徴とする。
【0014】
また、この発明のリーダライタは、上位装置に接続され、複数の非接触通信媒体と通信を行なうリーダライタにおいて、前記上位装置との接続、非接続を切換える切換手段と、この切換手段により非接続に切換えられた際、前記複数の非接触通信媒体に対して所定のコマンドを送信する着脱自在に設けられた送信アンテナを有する送信手段と、この送信手段により送信されたコマンドに対する前記複数の非接触通信媒体からの応答を受信する着脱自在に設けられた受信アンテナを有する受信手段と、この受信手段により前記複数の非接触通信媒体からの応答を受信した際、その応答数を計数する計数手段と、この計数手段で計数された応答数を報知する報知手段と、前記送信手段の送信アンテナ側に設けられ、かつ、前記送信手段の送信アンテナに接続され、当該通信用アンテナに接近する金属を検知する金属検知手段と、前記リーダライタ側に設けられ、前記非接触通信媒体からの応答を受信していないとき、前記受信手段により送信された信号に基づき前記非接触通信媒体からの応答信号以外の信号のノイズを検知するノイズ検知手段とを具備し、前記送信手段は、前記リーダライタ側に設けられ、前記非接触通信媒体へ送信する信号に対し前記送信アンテナのアンテナ特性等に直接関係しない信号変換処理を行なう第1の送信手段と、前記送信アンテナ側に設けられ、前記第1の送信手段から出力される信号に対し前記送信アンテナのアンテナ特性等に関連する信号変換処理を行ない、前記送信アンテナへ送る第2の送信手段とから構成され、前記受信手段は、前記受信アンテナ側に設けられ、前記受信アンテナにより受信された前記非接触通信媒体からの信号に対し前記送信アンテナのアンテナ特性等に関連する信号変換処理を行なう第1の受信手段と、前記リーダライタ側に設けられ、前記第1の受信手段から出力される受信された信号に対し前記送信アンテナのアンテナ特性等に直接関係しない信号変換処理を行なう第2の受信手段とから構成されたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
【0018】
図1は、この発明の第1実施例に係るリーダライタ1と無線通信媒体としてのタグ2の簡略化した全体のシステム構成を示すものである。図1においては、上位装置(パーソナルコンピュータ等)3があり、タグ2が1枚である場合(シングルモード)についての基本的な構成を示している。
【0019】
リーダライタ1は、表示部10、全体の制御を行う制御回路11、変調回路12、送信回路13、送信アンテナ14、受信アンテナ15、受信回路16、復調回路17、メモリ18、及びテストスイッチ19とから構成されている。
【0020】
タグ2は、アンテナ21、電源回路22、復調回路23、制御回路24、変調回路25、及びメモリ26とから構成されている。
【0021】
まず、上位装置3からの信号が、非接触通信媒体用のリーダライタ1に送信されると、リーダライタ1は、内蔵された制御回路11によって、タグ2と通信するためのデータを生成する。これらのデータは、変調回路12で変調されて送信信号となり、送信回路13に送られ増幅された後、送信アンテナ14から送信電磁波として送信される。
【0022】
タグ2が、送信アンテナ14の通信エリア内に近づくと、アンテナ21により送信アンテナ14からの送信電磁波を受信する。受信された送信電磁波は、電源回路22で整流平滑され、タグ2が動作するために必要な電力が生成される。また、アンテナ21で受信された送信電磁波は、復調回路23で復調された後、制御回路24とメモリ26とでデータ処理される。
【0023】
このデータが処理された結果をリーダライタ1に送信する場合は、処理後のデータを変調回路25で変調し、アンテナ21から送信電磁波として送信する。
【0024】
タグ2から送信された送信電磁波は、リーダライタ1において、受信アンテナ15によって受信される。この受信アンテナ15は、受信範囲を確保するため、直列に接続された複数の受信アンテナとする。一つの受信アンテナで通信範囲を確保できる場合は一つでも良い。この受信アンテナ15で受信された受信電磁波は、受信回路16により必要な信号を2値化した後、復調回路13で復調され、制御回路11及びメモリ18でデータ処理される。その後、上位装置3に処理されたデータが送信される。
【0025】
次に、この発明の第1実施例としてのテストモード動作を図2のフローチャートを参照して説明する。
【0026】
まず、テストスイッチ19が押された際(ST1)、リーダライタ1の制御回路11は、テストモードを開始し(ST2)、上位装置3を必要とせずタグ2に対し、所定のコマンドを送信し続ける(ST3)。その後、上述した通信過程により正常にタグ2よりレスポンス(応答)が返信された際(ST4)、制御回路11は、正常と判断し(ST5)、表示部10の発光ダイオード(LED)を点灯する(ST6)。そしてテストモードが終了ならば(ST7)、制御回路11は、テストモードを終了する。
【0027】
次に第2実施例について説明する。
【0028】
図3は、第2実施例に係るリーダライタ1と複数のタグ2との簡略化した全体のシステム構成を示すものである。図3においては、上位装置3があり、タグ2が複数である場合(マルチモード)についての基本的な構成を示している。なお、リーダライタ1は第1実施例と同様の構成であるので同一符号を付して説明を省略する。また、タグ2においても第1実施例と同様の構成であるので同一符号を付して説明を省略する。
【0029】
まず、上位装置3からの信号が、リーダライタ1に送信されると、リーダライタ1は、内蔵された制御回路11によって、複数のタグ2と通信するためのデータを生成する。これらのデータは、変調回路12で変調されて送信信号となり、送信回路13に送られ増幅された後、送信アンテナ14から送信電磁波として送信される。
【0030】
複数のタグ2が、送信アンテナ14の通信エリア内に近づくと、アンテナ21により送信アンテナ14からの送信電磁波を受信する。受信された送信電磁波は、電源回路22で整流平滑され、タグ2が動作するために必要な電力が生成される。また、アンテナ21で受信された送信電磁波は、復調回路23で復調された後、制御回路24とメモリ26とでデータ処理される。
【0031】
このデータが処理された結果をリーダライタ1に送信する場合には、処理後のデータを変調回路25で変調し、アンテナ21から送信電磁波として送信する。
【0032】
複数のタグ2から送信された送信電磁波は、リーダライタ1において、受信アンテナ15によって受信される。この受信アンテナ15は、受信範囲を確保するため、直列に接続された複数の受信アンテナとする。一つの受信アンテナで通信範囲を確保できる場合は一つでも良い。この受信アンテナ15で受信された受信電磁波は、受信回路16により必要な信号を2値化した後、復調回路13で復調され、制御回路11及びメモリ18でデータ処理される。その後、上位装置3に処理されたデータが送信される。
【0033】
次に、この発明の第2実施例としてのテストモード動作を図4のフローチャートを参照して説明する。
【0034】
まず、テストスイッチ19が押された際(ST11)、リーダライタ1の制御回路11は、テストモードを開始し(ST12)、上位装置3を必要とせず複数のタグ2に対し、所定のコマンドを送信し続ける(ST13)。その後、上述した通信過程により複数のタグ2から正常にレスポンス(応答)が返信された際(ST14)、制御回路11は、そのレスポンス数をカウントし(ST15)、表示部10にカウント数を表示する(ST16)。そして、テストモードが終了ならば(ST17)、制御回路11はテストモードを終了する。
【0035】
次に第3実施例について説明する。
【0036】
第3実施例では、図1で示したリーダライタ1に他機能を追加したリーダライタ30を用いる。
【0037】
図5は、リーダライタ30の概略構成を示すものである。リーダライタ30は、電源AC100Vに接続されたセパレートトランス31、DC5V電源32、送信電源部33、RS−232Cの端子34、 RS−232CとRS−485とCMOSとの外部インターフェイス(I/F:第1の接続手段、第2の接続手段)35、全体の制御を行うCPU36、PROM37、SRAM38、変復調回路39、後述するアンテナ部に設けられた送信回路と機能を1/2にした送信回路(第1の送信手段)40、後述するアンテナ部に設けられた受信回路と機能を1/2にした受信回路(第2の受信手段)41、発光ダイオード(LED)42、テストモード回路44に接続させるスイッチ43、機能設定回路46に接続させるディップスイッチ45、ノードアドレス回路48に接続させるロータリスイッチ47、ノイズ出力回路50と金属接近出力回路51が接続された端子台49、及びアンテナ部60とから構成されている。
【0038】
図6は、アンテナ部60の概略構成を示すものである。アンテナ部60は、リーダライタ30と接続するためのアンテナコネクタ61、金属接近検出回路62、後述する送信コイルに対応した送信回路(第2の送信手段)63、後述する受信コイルに対応した受信回路(第1の受信手段)64、ブザー65、アクセスを表示する発光ダイオード66、電源/モードを表示する発光ダイオード67、複数種類の送信コイル68、及び複数種類の受信コイル69とから構成されている。
【0039】
従来は、アンテナの種類に応じて変更する回路がリーダライタに含まれているので、アンテナが変わるとリーダライタの送受信回路に変更が発生していた。そこで、本実施例では、送受信回路をリーダライタ30とアンテナ部60とで図5,6に示すように分け、アンテナを変更した場合、これに連動して変更されるアンテナ特性等に関連する送受信回路の一部分(送信回路63、受信回路64)をアンテナ60側に移している。そして、リーダライタ側には、アンテナ特性に直接関係しない変換処理(特にデジタル変換処理)に関する送受信回路のみが設けられている。これにより、大きさや形の異なるアンテナを取り付けた際にもリーダライタ30側の送信回路40と受信回路41の回路変更をなくすことができる。
【0040】
次に、ノイズ検知について説明する。
【0041】
ノイズ検知は、アンテナ部60から送信電磁波を出した状態で、タグ2からの応答を受信していない時にリーダライタ30の受信回路41からの信号を観測することにより、空間ノイズや電源からのるノイズ等が分かる。本実施例では、ノイズ出力回路50が接続された端子台49を設けて、受信回路41からの信号を図示しない電圧メータにて測定できるようにした。そして、ノイズ量が規定値より多い場合には、発光ダイオード42,66を点灯させたり、ブザー65を鳴らす等のように警報を発することも可能である。また、リーダライタ30にA/Dコンバータを搭載し、上位装置3からの命令に応じて検出結果を上位装置3へ通信することも可能である。
【0042】
次に、金属接近について説明する。
【0043】
金属接近検知回路62は、アンテナ部60側に設けられ、金属がアンテナ部60に接近した場合にアンテナ電流が増加することを利用し、金属接近を検知する。本実施例では、金属接近検知回路62からの金属接近出力回路51が接続された端子台49を設けて、図示しない電圧メータにて測定できるようにした。そして、金属接近検知電圧が規定値より高い場合には、発光ダイオード42,66を点灯させたり、ブザー65を鳴らす等のように警報を発することも可能である。また、リーダライタ30にA/Dコンバータを搭載し、上位装置3からの命令に応じて検出結果を上位装置3へ通信することも可能である。
【0044】
次に、上位装置3への複数のリーダライタ30の接続について説明する。
【0045】
リーダライタ30は、上位装置3とのインターフェイスを外部インターフェイス35を介したRS−232C等の1:1の接続だけでなく、RS−485等にすることにより、上位装置3の1台に対して複数台のリーダライタ30の接続を可能としている。
【0046】
図7は、上位装置3への複数のリーダライタ30の接続例を示すものである。上位装置3には、変換ボード70を介してRS−485でリーダライタ(1)30とアンテナ部(1)60が接続され、さらにリーダライタ(1)にはリーダライタ(2)30とアンテナ部(2)が接続され、さらにリーダライタ(2)30には、…リーダライタ(n)とアンテナ部(n)が接続されている。このように、上位装置3は、RS−232CのインターフェイスであるためRS−232C/RS−485の変換ボード70を接続して複数のリーダライタ30に接続する。そして、各リーダライタ30に各アンテナ部60を接続する。
【0047】
なお、本実施例では、上述した構成としたが、リーダライタ30の中にRS−232C/RS−485変換ボードを含めることも可能である。この時、各リーダライタ30にアドレスを設定することにより、上位装置3からの信号に対して1台のみが返答するようにして信号の衝突を避けている。
【0048】
次に、シーケンサ等の外部との接続について説明する。
【0049】
リーダライタ30は、シーケンサ等外部からの制御信号により、ある一定期間毎にタグ2との通信を行うよう制御する機能を持っている。
【0050】
図8は、シーケンサ等の外部装置が接続された場合の構成を示すものである。アンテナ部60を有するリーダライタ30には、上位装置3が接続されると共に外部装置(シーケンサ)80が接続されている。
【0051】
次に、外部装置からの制御信号による動作を図9のタイミングチャートを参照して説明する。
【0052】
外部装置80から外部制御入力がなされた際、リーダライタ30は、キャリア状態がオンになり、アンテナ部60を介してタグ2に信号を出力する。その後、リーダライタ30は、アンテナ部60を介してタグ2からのデータを受信した際、外部装置80に外部制御出力として正常受信した旨を知らせる。そして、リーダライタ30は、上位装置3に受信データ等を送信する。これをある一定期間繰り返す。これにより、タグ2からのデータを受信できず、待機状態が続いていた場合でも、一定期間後には外部制御入力により再度リーダライタ30はキャリアを出力し、通信を始めることが可能となる。
【0053】
以上説明したように上記発明の実施の形態によれば、上位装置(PC等)もしくはアダプタ等を接続すること無しに、リーダライタとタグ(非接触通信媒体)間で通信確認を行うため、リーダライタ単独での動作確認ができる。そのため、不具合がおきた場合、上位装置が原因なのかリーダライタが原因なのかを明確にすることができる。
【0054】
また、アンテナの種類に応じて変更する送受信回路がアンテナに含まれているため、アンテナが変わってもリーダライタの回路変更をする必要がなくなる。
【0055】
また、ノイズ検知や金属接近検知などの周囲環境を検知する機能を追加することにより、最適な使用環境が明確になって本来の通信機能を発揮することができる。
【0056】
上位装置とのインターフェイスがRS−232C等の1:1の接続のみならず、RS−485での接続も可能なため、上位装置1台に対して複数台のリーダライタの接続が出来る。
【0057】
また、複数のリーダライタが同時にそれぞれのタグ(非接触通信媒体)に対してコマンドを送信しないため、混信などが軽減される。
【0058】
シーケンサなどの外部装置からの制御信号により、ある一定の期間、タグ(非接触通信媒体)との通信を行う機能で、異常なタグ(非接触通信媒体)の認識が可能である。
【0059】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明によれば、不具合の生じた場合の原因を明確にでき、アンテナによる回路変更を回避し、最適な使用環境を明確にし、さらに上位装置1台に対して複数台のリーダライタとの接続を可能とし、異常な非接触通信媒体の認識を可能としたリーダライタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係るリーダライタとタグの簡略化した全体の構成を示すブロック図。
【図2】第1実施例のテストモードの動作を説明するためのフローチャート。
【図3】この発明の第2実施例に係るリーダライタとタグの簡略化した全体の構成を示すブロック図。
【図4】第2実施例のテストモードの動作を説明するためのフローチャート。
【図5】第3実施例のリーダライタの概略構成を示す図。
【図6】第3実施例のアンテナ部の概略構成を示す図。
【図7】上位装置への複数のリーダライタの接続例を示す図。
【図8】シーケンサ等の外部装置が接続された場合の構成を示す図。
【図9】外部装置からの制御信号による動作を説明するためのタイミングチャート。
【符号の説明】
1、30…リーダライタ
2…タグ
3…上位装置
10…表示部(表示手段)
11…制御回路(送信手段、判断手段、計数手段)
12…変調回路
13…送信回路
14…受信アンテナ
15…送信アンテナ
16…受信回路
17…復調回路
18…メモリ
19…テストスイッチ(切替手段)
60…アンテナ部
62…金属接近検出回路(検知手段)

Claims (2)

  1. 上位装置に接続され、非接触通信媒体と通信を行なうリーダライタにおいて、
    前記上位装置との接続、非接続を切換える切換手段と、
    この切換手段により非接続に切換えられた際、前記非接触通信媒体に対して所定のコマンドを送信する着脱自在に設けられた送信アンテナを有する送信手段と、
    この送信手段により送信されたコマンドに対する前記非接触通信媒体からの応答を受信する着脱自在に設けられた受信アンテナを有する受信手段と、
    この受信手段により前記非接触通信媒体からの応答を受信した際、その応答が正常な応答であるかを判断する判断手段と、
    この判断手段により正常と判断された際、正常な通信を行なった旨を報知する報知手段と、
    前記送信手段の送信アンテナ側に設けられ、かつ、前記送信手段の送信アンテナに接続され、当該送信アンテナに接近する金属を検知する金属検知手段と、
    前記リーダライタ側に設けられ、前記非接触通信媒体からの応答を受信していないとき、前記受信手段により送信された信号に基づき前記非接触通信媒体からの応答信号以外のノイズを検知するノイズ検知手段とを具備し、
    前記送信手段は、前記リーダライタ側に設けられ、前記非接触通信媒体へ送信する信号に対し前記送信アンテナのアンテナ特性等に直接関係しない信号変換処理を行なう第1の送信手段と、前記送信アンテナ側に設けられ、前記第1の送信手段から出力される信号に対し前記送信アンテナのアンテナ特性等に関連する信号変換処理を行ない、前記送信アンテナへ送る第2の送信手段とから構成され、
    前記受信手段は、前記受信アンテナ側に設けられ、前記受信アンテナにより受信された前記非接触通信媒体からの信号に対し前記送信アンテナのアンテナ特性等に関連する信号変換処理を行なう第1の受信手段と、前記リーダライタ側に設けられ、前記第1の受信手段から出力される受信された信号に対し前記送信アンテナのアンテナ特性等に直接関係しない信号変換処理を行なう第2の受信手段とから構成されたことを特徴とするリーダライタ。
  2. 上位装置に接続され、複数の非接触通信媒体と通信を行なうリーダライタにおいて、
    前記上位装置との接続、非接続を切換える切換手段と、
    この切換手段により非接続に切換えられた際、前記複数の非接触通信媒体に対して所定のコマンドを送信する着脱自在に設けられた送信アンテナを有する送信手段と、
    この送信手段により送信されたコマンドに対する前記複数の非接触通信媒体からの応答を受信する着脱自在に設けられた受信アンテナを有する受信手段と、
    この受信手段により前記複数の非接触通信媒体からの応答を受信した際、その応答数を計数する計数手段と、
    この計数手段で計数された応答数を報知する報知手段と、
    前記送信手段の送信アンテナ側に設けられ、かつ、前記送信手段の送信アンテナに接続され、当該通信用アンテナに接近する金属を検知する金属検知手段と、
    前記リーダライタ側に設けられ、前記非接触通信媒体からの応答を受信していないとき、前記受信手段により送信された信号に基づき前記非接触通信媒体からの応答信号以外の信号のノイズを検知するノイズ検知手段とを具備し、
    前記送信手段は、前記リーダライタ側に設けられ、前記非接触通信媒体へ送信する信号に対し前記送信アンテナのアンテナ特性等に直接関係しない信号変換処理を行なう第1の送信手段と、前記送信アンテナ側に設けられ、前記第1の送信手段から出力される信号に対し前記送信アンテナのアンテナ特性等に関連する信号変換処理を行ない、前記送信アンテナへ送る第2の送信手段とから構成され、
    前記受信手段は、前記受信アンテナ側に設けられ、前記受信アンテナにより受信された前記非接触通信媒体からの信号に対し前記送信アンテナのアンテナ特性等に関連する信号変換処理を行なう第1の受信手段と、前記リーダライタ側に設けられ、前記第1の受信手段から出力される受信された信号に対し前記送信アンテナのアンテナ特性等に直接関係しない信号変換処理を行なう第2の受信手段とから構成されたことを特徴とするリーダライタ。
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