JP4460234B2 - ダイエット食品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダイエット食品および該ダイエット食品を含むダイエット食品キットに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、日本人の食生活が大きく変化し、肉食中心の高脂肪食を摂取するようになった。さらに、ストレスや運動不足により、中高年齢層だけでなく、青少年においても、肥満の増加が問題となっている。
【0003】
肥満は、ガン、糖尿病、高脂血症、高血圧などの生活習慣病の原因とされており、最近では、運動療法と食餌療法との両面から肥満の解消法が提案されている。しかし、運動療法は、文字どおり、体を動かすことを必要とするが、ほとんどの人は近年のライフスタイルから、そのような時間が取れず、実践するのは難しい。
【0004】
そこで、食餌療法の観点から、様々なダイエット食品、例えば、食物繊維とダイエットに効果的な成分とを配合したダイエット食品が提案されている(特許文献1〜5)。しかし、これらのダイエット食品は、ただ満腹感を与えて食餌量を減らすものであったり、あるいは糖や脂質の吸収を抑制してカロリーを制限するものであるため、十分なダイエット効果は得られない。さらに、体質、食生活、またはダイエット食品の摂取方法によっては、その効果が得られにくいといった問題点がある。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−147935号公報
【特許文献2】
特開平11−32728号公報
【特許文献3】
特開2001−169753号公報
【特許文献4】
特開2002−136272号公報
【特許文献5】
特開2002−186469号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、食事を制限することなく、効率的にダイエットを行うための食品が望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、食物繊維に着目し、食物繊維が有する効果を十分に発揮し得るダイエット食品を検討した。その結果、不溶性食物繊維が便通改善作用を有するため、これに腸内発酵性を有する水溶性食物繊維、ならびに糖および/または脂質吸収抑制作用を有する食物繊維を組み合わせることにより、これらが相乗的に作用し、効果的なダイエットを行うことができることを見出して、本発明を完成させた。
【0008】
本発明のダイエット食品は、(A)不溶性食物繊維、(B)腸内発酵性水溶性食物繊維、および(C)糖および/または脂質の吸収抑制効果を有する食物繊維を含有し、該(A)、該(B)、および該(C)が、それぞれ異なる食品材料である。
【0009】
本発明のダイエット食品キットは、ダイエット食品と補助食品とを含み、該補助食品は、(D)不溶性食物繊維を含有する食品であって、該補助食品が糖および/または脂質の吸収抑制効果あるいは糖および/または脂質の代謝促進効果を有し、そして該ダイエット食品および該補助食品は、同一形態でない。
【0010】
好ましい実施態様においては、上記ダイエット食品は、粉末、液体、または固形物であり、上記補助食品は、錠剤またはカプセル剤である。
【0011】
本発明のダイエット食品キットは、ダイエット食品と間食補助食品とを含み、該間食補助食品は、(E)糖および/または脂質の吸収抑制効果を有する水溶性食物繊維を含有する食品であり、該ダイエット食品および該間食補助食品は、同一形態でない。
【0012】
好ましい実施態様においては、上記ダイエット食品は、粉末、液体、または固形物であり、上記間食補助食品は、粉末または液体である。
【0013】
本発明のダイエット食品キットは、ダイエット食品、補助食品、および間食補助食品を含み、該補助食品は、(D)不溶性食物繊維を含有する食品であって、該補助食品が糖および/または脂質の吸収抑制効果あるいは糖および/または脂質の代謝促進効果を有し、該間食補助食品は、(E)糖および/または脂質の吸収抑制効果を有する水溶性食物繊維を含有する食品であり、該ダイエット食品、該補助食品、および該間食補助食品はいずれも同一形態でない。
【0014】
好ましい実施態様においては、上記ダイエット食品は、粉末、液体、または固形物であり、上記補助食品は、錠剤またはカプセル剤であり、そして上記間食補助食品は、粉末または液体である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のダイエット食品、ならびに該ダイエット食品と補助食品および間食補助食品の少なくとも一方とを含むダイエット食品キットについて説明する。なお、以下に説明する構成は、本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができる。
【0016】
1.ダイエット食品
本発明のダイエット食品は、不溶性食物繊維(A成分)、腸内発酵性水溶性食物繊維(B成分)、および糖および/または脂質の吸収抑制効果を有する食物繊維(C成分)を含有し、かつ該A成分、該B成分、および該C成分がそれぞれ異なる食品材料である。このダイエット食品は、さらに必要に応じて、その他の成分を含有し得る。以下、A成分、B成分、C成分、およびその他の成分について説明する。各成分において用いられる材料は、それぞれ単独の材料であってもあるいは2種以上を組み合わせた材料であってもよい。
【0017】
1.1 不溶性食物繊維(A成分)
本発明のダイエット食品に用いられる不溶性食物繊維は、水に対して難溶性を示す植物性繊維または動物性繊維であり、例えば、セルロース、リグニン、キチン、キトサン、これらの誘導体、ならびにアラビノキシラン、アラビナン、ガラクトマンナン、ガラクタン、キシログルカンなどのいずれも酵素処理を行っていない水に難溶性の食物繊維が挙げられる。好ましくはセルロース、キトサン、およびこれらの誘導体、より好ましくはセルロースおよびその誘導体である。さらに、これらを含む食品材料も利用され得る。不溶性食物繊維は、物理的に腸を刺激し、腸の蠕動運動を活発にするため、摂取した食物の腸内通過時間を短縮する効果を有する。この食物の腸内通過時間を短縮することによって、腸管からの糖質、脂質の吸収量が抑制され得る。
【0018】
上記不溶性食物繊維のうち、セルロースは、さらに吸収された糖の代謝促進効果、ビタミン類の吸収促進効果、および腸内細菌を活性化する効果を有する。
【0019】
キトサンは、悪玉コレステロールであるLDLの量を減少させ、善玉コレステロールであるHDLの量を上昇させる作用を有する。さらに後述する糖および/または脂質の吸収抑制効果を有する食物繊維としての効果も有し、中でも、脂質を吸着し、排泄する作用が、他の食物繊維に比べて優れているため、好適であると考えられる。キトサンは、このほかにも、免疫力を高める作用、肝機能改善作用などを有しており、ダイエット効果だけでなく、体の調子を整える成分としても有用である。
【0020】
1.2 腸内発酵性水溶性食物繊維(B成分)
本発明のダイエット食品に含有される腸内発酵性水溶性食物繊維とは、腸内に棲息する腸内細菌が発酵し得る水溶性食物繊維をいう。腸内発酵性水溶性食物繊維としては、例えば、サイリウム、ペクチン、アラビノグルカン、キシラン、ガラクトマンナン、グルコマンナン、ガラクタンなどの酵素処理によって水への溶解性を示すように処理された水溶性の食物繊維、難消化性デキストリン、アルギン酸などが挙げられる。腸内発酵性水溶性食物繊維は、腸内細菌によって発酵され、酢酸、プロピオン酸、酪酸などの短鎖脂肪酸を生成する。この短鎖脂肪酸が腸の蠕動運動を高めるだけでなく、体内に吸収されてホルモンバランスを調整したり、肝臓に作用してコレステロールの合成を抑制するという効果も有することから、体内のバランスを整え、糖代謝、脂質代謝などのエネルギー代謝を改善し得る。
【0021】
1.3 糖および/または脂質の吸収抑制効果を有する食物繊維(C成分)
糖および/または脂質の吸収抑制効果を有する食物繊維は、不溶性であっても水溶性であってもよい。このような食物繊維としては、キトサンおよびその誘導体、サイリウム、ペクチン、アラビノグルカン、グルコマンナン、難消化性デキストリン、アルギン酸、ポリデキストロース、グアーガム、アラビアゴム、フコイダン、ラミナン、ヘミセルロースなどが挙げられる。これらの中で、例えば、サイリウム、ペクチン、アラビノグルカン、グルコマンナン、難消化性デキストリン、アルギン酸、ポリデキストロース、およびヘミセルロースは、水溶性の食物繊維であるか、可溶化処理することにより水溶性の食物繊維となり得る(後述のE成分)。
【0022】
上記糖および/または脂質の吸収抑制効果を有する食物繊維(C成分)の中には、A成分またはB成分としても使用される材料が含まれるが、C成分としては、A成分およびB成分とは異なる材料が選択される。A成分の不溶性食物繊維に包含される物質としては、例えば、キトサンおよびその誘導体が挙げられる。B成分の腸内発酵性水溶性食物繊維に包含される物質としては、例えば、サイリウム、ペクチン、アラビノグルカン、グルコマンナン、難消化性デキストリン、およびアルギン酸が挙げられる。
【0023】
C成分の食物繊維は、糖および脂質に吸着して腸管からの糖および脂質の吸収を抑制すること、あるいは胆汁に含まれるコレステロールを吸着して排出することによって、体内への糖および脂質の吸収を抑制する効果を有する。さらに、脂質の吸収阻害および胆汁酸に放出されたコレステロールの再吸収阻害により、血清中のコレステロールが低下するため、体内に蓄積した脂質が代謝され、体内に蓄積した脂質代謝も改善され得る。
【0024】
1.4 その他の成分
上記ダイエット食品は、上記の食物繊維以外に、必要に応じて、通常食品に用いられる種々の成分を含有する。このような成分としては、栄養補助剤、賦形剤、増量剤、結合剤、増粘剤、乳化剤、着色料、香料、食品添加物などが挙げられる。特に、栄養補助剤として、必須アミノ酸、ビタミン類(特にビタミンA、ビタミンB群、ビタミンCおよびE)、ミネラル(カルシウム、マグネシウム、鉄、カリウム、ナトリウム、リン、セレンなどを含む化合物)を含むダイエット食品は、必要とされる成分を適宜含有させることにより代替食として利用可能である。
【0025】
1.5 ダイエット食品
本発明のダイエット食品は、不溶性食物繊維(A成分)、腸内発酵性水溶性食物繊維(B成分)、および糖および/または脂質の吸収抑制効果を有する食物繊維(C成分)を含有し、かつA成分、B成分、およびC成分がそれぞれ異なる食品材料である。これらのA成分、B成分、およびC成分の各成分の割合は任意であり、好ましくはA成分100重量部に対して、B成分が10〜2000重量部、より好ましくは50〜1000重量部、C成分が10〜1000重量部、より好ましくは50〜500重量部の割合で含有される。
【0026】
上記ダイエット食品中に含まれる食物繊維の量、すなわち不溶性食物繊維と水溶性食物繊維との総量に特に制限はないが、成人1日あたりの総食物繊維摂取量が好ましくは1g〜20g、より好ましくは3〜15gとなるように含有されることが好ましい。さらに、この食物繊維中の不溶性食物繊維と水溶性食物繊維との比は、重量比で、好ましくは0.1:1〜10:1、より好ましくは1:1〜6:1である。
【0027】
本発明の食品の形態に特に制限はない。例えば、粉末、液体(飲料など)、粉末を一定の形状に成形した固形物、顆粒、あるいは飴状の粘稠な液体であってもよい。さらに、ハードカプセル、ソフトカプセルのようなカプセル剤、錠剤、もしくは丸剤であり得る。好ましくは、粉末、液体、および固形物である。これらは、その形状または好みに応じて、そのまま食しても良いし、水、湯などに溶いて飲んでも良い。
【0028】
本発明のダイエット食品は、食事と共にあるいは食事の代わりに1日に少なくとも1回摂取することが好ましい。食事と共にあるいは食事の代わりに摂取する方法は、例えば、本発明の食品が粉末または液体の場合は、料理の素材と混合して調理してもよいし、料理に直接添加してもよい。さらに、本発明の食品に上記の栄養補助剤などを含有させ、固形状に成形し、この固形物の食品をそのまま代替食としてもよい。
【0029】
本発明のダイエット食品は、不溶性食物繊維(A成分)、腸内発酵性水溶性食物繊維(B成分)、および糖および/または脂質の吸収抑制効果を有する食物繊維(C成分)を含有し、かつA成分、B成分、およびC成分がそれぞれ異なる食品材料であるため、A成分が有する便通改善作用、B成分が有する腸内環境改善作用、およびC成分が有する糖および/または脂質吸収抑制作用が相乗的に作用することによって、効率的なダイエット効果が得られる。本発明の食品は、食事制限することなく、料理に含有させることなどによって、優れたダイエット効果を発揮する。
【0030】
2.ダイエット食品キット
本発明のダイエット食品キットは、上記ダイエット食品と、補助食品および間食補助食品のうちの少なくとも一方とを含む。このダイエット食品キットに含まれるダイエット食品、補助食品、および間食補助食品の形態はいずれも同一形態でない。以下に、補助食品、間食補助食品、および本発明のキットについて順に説明する。
【0031】
2.1 補助食品
本発明のダイエット食品キットに含まれる補助食品は、不溶性食物繊維(以下、D成分という場合がある)を含み、かつ糖および/または脂質の吸収抑制効果あるいは糖および/または脂質の代謝促進効果を有する食品である。この補助食品においては、不溶性食物繊維(D成分)自体が糖および/または脂質の吸収抑制効果あるいは糖および/または脂質の代謝促進効果を有していてもよく、あるいはこのような効果を有するD成分以外の成分が含有されていてもよい。さらに、その他の成分(上記ダイエット食品に含有され得るその他の成分と同様の材料)が含有されていてもよい。各成分において用いられる材料は、それぞれ単独の材料であってもあるいは2種以上を組み合わせた材料であってもよい。
【0032】
不溶性食物繊維(D成分)は、上記ダイエット食品に含有されるA成分に属する不溶性食物繊維であればよい。D成分として用いる不溶性食物繊維には、特に制限はなく、A成分と同一であっても異なっていてもよい。これらの不溶性食物繊維の中でも、糖および/または脂質の吸収抑制効果を有する不溶性食物繊維が好ましく、そのような食物繊維としては、キトサンおよびその誘導体が挙げられる。
【0033】
糖および/または脂質の吸収抑制効果を有するD成分以外の材料としては、上記C成分に記載の材料のうちの水溶性の食物繊維(例えば、ペクチンおよび難消化性デキストリン)が挙げられ、糖および脂質の吸収抑制効果を有するギムネマシルベスタ、グアバ葉、バナバ葉;糖の吸収抑制効果を有するサラシア;脂質の吸収抑制効果を有するガルニシアカンボジアなどが挙げられる。これらのうち、ギムネマシルベスタ、バナバ葉、およびサラシアが特に好適である。
【0034】
糖および/または脂質の代謝促進効果を有する材料としては、例えば、トウガラシ、コレウスフォコリ、パプリカ、ラズベリー、マカ、大豆ペプチド、ユビキノン、カフェイン、ビタミンB群、カルニチン、分岐アミノ酸、ゲルマニウム、モリブデンなどが挙げられる。
【0035】
本発明のキットに含有される補助食品は、上記D成分である不溶性食物繊維を任意の割合で含む。好ましくは、D成分を補助食品中に1〜40重量%、より好ましくは5〜30重量%の割合で含む。
【0036】
上記補助食品に、糖および/または脂質の吸収抑制効果あるいは糖および/または脂質の代謝促進効果を有するD成分以外の材料を含有する場合、その含有量は任意である。好ましくは不溶性食物繊維100重量部に対して1〜300重量部、より好ましくは2〜200重量部である。
【0037】
上記補助食品中に含まれる食物繊維の総量に特に制限はないが、上記のダイエット食品に含まれる総食物繊維量との総和が、上記成人1日あたりの総食物繊維摂取量となるように含有されることが好ましい。さらに、ダイエット食品キットが、ダイエット食品および補助食品を含む場合は、食物繊維中の不溶性食物繊維と水溶性食物繊維との比が、重量比で、好ましくは0.05:1〜10:1、より好ましくは0.1:1〜6:1であることが好ましい。
【0038】
上記補助食品は、上記ダイエット食品の項に記載された種々の形態とすることが可能であるが、前述のダイエット食品および後述の間食補助食品とは同一形態でないことが好ましい。後述のように、食前または食後に摂取する観点から、錠剤およびカプセル剤であることが好ましい。
【0039】
この補助食品は、食前または食後3時間以内、好ましくは1時間以内に摂取され、かつ1日に少なくとも1回摂取されることが好ましい。このような摂取によって、腸を長時間刺激することができるため、摂取物の腸内通過時間をさらに短縮することができる。この補助食品は、余分な糖および/または脂質の吸収抑制効果もしくは糖および/または脂質の代謝促進効果を発揮し、体内の糖および脂質の蓄積を防止するため、ダイエット食品のダイエット効果をさらに高めることが可能である。
【0040】
2.2 間食用補助食品
本発明のダイエット食品キットに含まれる間食用補助食品は、糖および/または脂質の吸収抑制効果を有する水溶性食物繊維(以下、E成分という場合がある)を含有する食品である。さらに必要に応じて、ストレス軽減作用のあるハーブおよびその他の成分(上記ダイエット食品に含有され得るその他の成分と同様の材料)が含有されていてもよい。各成分において用いられる材料は、それぞれ単独の材料であってもあるいは2種以上を組み合わせた材料であってもよい。
【0041】
糖および/または脂質の吸収抑制効果を有する水溶性食物繊維(E成分)は、糖および/または脂質の吸収抑制効果を有する水溶性食物繊維であれば、その種類に特に制限されない。E成分としては、例えば、上記ダイエット食品に含有されるC成分に属する食物繊維のうちの水溶性の食物繊維を選択することができる。これらの中でも、好ましくはペクチン、アラビノグルカン、グルコマンナン、難消化性デキストリン、アルギン酸などの腸内発酵性を有する水溶性食物繊維が用いられる。腸内発酵性水溶性食物繊維は、腸内細菌により発酵され、短鎖脂肪酸を生成する。この短鎖脂肪酸は、ホルモンバランスを調整するため、ストレスの軽減作用が得られる。その結果、ダイエット効果をより高めることができる。
【0042】
ストレス軽減作用のあるハーブとしては、オレンジピール、カモミール、ジャスミン、ツボグサ、バレリアン、パッションフラワー、ローズマリー、カツミレなどが挙げられる。このようなハーブは、間食補助用食品の効果をより高めることができる。
【0043】
本発明のキットに含有される間食用補助食品は、上記E成分である水溶性食物繊維を任意の割合で含み、好ましくはE成分を間食補助食品中に5〜90重量%、より好ましくは10〜80重量%の割合で含む。さらに、ストレス軽減作用のあるハーブを含有する場合、その含有量は任意である。好ましくは上記ハーブを間食補助食品中に0.05〜50重量%、より好ましくは0.1〜30重量%の割合で含有する。
【0044】
上記間食補助食品中に含まれる食物繊維の総量に特に制限はないが、上記のダイエット食品および/または補助食品に含まれる総食物繊維量との総和が、上記成人1日あたりの総食物繊維摂取量となるように含有されることが好ましい。さらに、ダイエット食品キットが、間食補助食品を含む場合は、食物繊維中の不溶性食物繊維と水溶性食物繊維との比が、重量比で、好ましくは0.1:1〜10:1、より好ましくは0.5:1〜6:1であることが好ましい。
【0045】
上記間食補助食品は、上記ダイエット食品の項に記載された種々の形態とすることが可能であるが、前述のダイエット食品および補助食品とは同一形態でないことが好ましい。粉末または液体(飲料)であることが好ましい。
【0046】
この間食補助食品は、上記のダイエット代替食または補助食品とは別に、食間、すなわち任意の食事の3時間経過後から次の食事の3時間前の間に摂取され、かつ1日に少なくとも1回摂取されることが好ましい。このような摂取によって、胃で消化されにくい食品から生ずる脂質や糖の吸収を抑制することができる。さらに、腸を刺激することにより、空腹感を抑制できる。その結果、ダイエット食品のダイエット効果をさらに効果的にし得る。
【0047】
2.3 ダイエット食品キット
本発明のダイエット食品キットは、上述のようにダイエット食品と、補助食品および間食補助食品のうちの少なくとも一方とを含む。このキットが補助食品を含む場合、その量比は任意であるが、ダイエット食品と補助食品との摂取量の比が、含有される食物繊維量換算として重量比で1:0.01〜1:1となるように、キット中に含まれることが好ましい。間食補助食品を含む場合も同様にその量比は任意であるが、ダイエット食品と間食補助食品との摂取量の比が、含有される食物繊維量換算として重量比で1:0.005〜1:1となるようにキット中に含まれることが好ましい。
【0048】
本発明のダイエット食品キットを利用すると、ダイエット食品が有する種々のダイエット効果(摂取した食物の腸内通過時間を短縮する効果、余分な脂質および糖質の吸収抑制効果、糖および脂質の代謝促進効果など)を、補助食品および間食補助食品がそれぞれ相殺することなく、相乗的に作用させ、結果としてダイエット食品の効果をより高めることができると考えられる。その結果、肥満をもたらす種々の要因を解消し、優れたダイエット効果が得られる。
【0049】
【実施例】
(実施例1)
セルロース(武田薬品工業株式会社)、キトサン(甲陽ケミカル株式会社)、ペクチン(武田薬品工業株式会社)、およびサイリウム(大日本製薬株式会社)を用い、これらを以下の表1に記載の割合で混合して食品1を調製した。
【0050】
4週齢の雄のSDラット(日本チャールズリバー株式会社)に基本飼料および水を与えて1週間馴化させた。次いで、各ラットの体重を測定し、体重の平均値がほぼ均一となるように1群5匹にわけた。これとは別に、上記食品1を200mg/mLとなるように精製水に混合して試料液とした。この試料液を1群のラットにゾンデで1日あたり1mLの割合で経口投与した。この経口投与を13日間行った。投与期間中、飲水として25%果糖溶液を、飼料として基本飼料を自由摂取させた。なお、対照として、上記溶液の代わりに精製水をゾンデで同様に投与した群を設けた。
【0051】
経口投与開始日から7日目に体重計を用いて、ラットの体重、摂餌量、および乾燥糞便重量を測定した。得られた経口投与前および経口投与後のラットの体重から、以下の式を用いて体重増加率を算出した。さらに、得られた体重増加率を用いて、以下の式から体重増加抑制率を算出した。摂餌量は、経口投与前の飼料の重量と経口投与後の飼料の重量との差から1日当たりの平均値を求めた。乾燥糞便重量は、7日間の糞便をすべて回収し、40℃、24時間乾燥した後に乾燥重量を測定した。得られた摂餌量、乾燥糞便重量、体重増加率、および体重増加抑制率を表2に示す。
【0052】
【数1】
Figure 0004460234
【0053】
【数2】
Figure 0004460234
【0054】
さらに経口投与開始から14日目に0.5%カルミン混合粉末を1時間摂取させ、1時間ごとに糞便を観察して、糞便中にカルミンが検出される時間(腸内通過時間)を測定した。結果を表2に示す。
【0055】
(実施例2および3)
実施例1と同様に、表1に記載の各成分を混合して食品を調製した(各々食品2および3)。これらの食品を精製水に混合して試料液とし、各試料液を用いて実施例1と同様に操作し、摂餌量および乾燥糞便重量を測定し、体重増加率および体重増加抑制率を算出した。さらに腸内通過時間を測定した。結果を表2に併せて示す。
【0056】
(比較例1)
実施例1と同様に、表1に記載の各成分を混合して食品4を調製した。食品4を精製水に混合して試料液とし、この試料液を用いて実施例1と同様に操作し、摂餌量および乾燥糞便重量を測定し、体重増加率および体重増加抑制率を算出した。さらに腸内通過時間を測定した。結果を表2に併せて示す。
【0057】
【表1】
Figure 0004460234
【0058】
【表2】
Figure 0004460234
【0059】
表2の結果から、実施例のA成分、B成分、およびC成分を含有する試料液を投与した群(実施例1〜3)は、比較例のA成分およびB成分(またはC成分)のみを含有する試料液を投与した群(比較例1)に比べて、糞便量が増加し、体重増加抑制率が増加し、そして腸内通過時間が短縮していることがわかる。さらに、対照例の精製水を投与した群に比べて、腸内通過時間が大幅に短縮され(精製水投与群の約1/2.5〜1/2.8)、糞便量が増加し(約1.1〜1.2倍)、さらに、体重増加が抑制された。これらのことは、A成分、B成分、およびC成分を含有し、かつA成分、B成分、およびC成分がそれぞれ異なる食品材料である試料液が、優れたダイエット効果を有することを示す。特に、実施例1および2のA成分としてセルロースを含有する試料液を投与した群は、実施例3のA成分としてキトサンを含有する試料液を投与した群に比べて、約2.5〜4.4倍の体重増加抑制率であった。これらの中でも、実施例1の試料液を投与した群は、体重増加が約35%抑制され、特に優れたダイエット効果を有した。なお、摂餌量は、各群とも大きく変わらないため、試料液の投与以外の体重増加の要因はないものと考えられる。
【0060】
(実施例4)
ダイエット食品、補助食品、および間食補助食品をそれぞれ調製し、これらの食品を、これまでダイエットを試みて失敗経験があるというボランティア30人に摂取させ、ダイエット効果を以下のようにして評価した。
【0061】
(ダイエット食品の調製)
実施例1で用いた食品1を用いて、以下に記載の各成分を配合してスープ粉末を調製した:
スープ粉末(1食あたり)
食品1 3g
コーンスープパウダー(ハウス食品株式会社) 16g
ビタミンB1(日本香料薬品株式会社) 0.36mg
ビタミンB2(日本香料薬品株式会社) 0.4 mg
ビタミンB12(日本香料薬品株式会社) 0.8 μg
【0062】
(補助食品の調製)
以下に記載の各成分を混合し、打錠機により錠剤を調製した:
錠剤(1錠200mgあたり)
キトサン(甲陽ケミカル株式会社) 50mg
セルロース(武田薬品工業株式会社) 20mg
ギムネマシルベスタエキス (日本粉末薬品株式会社) 56mg
ガルニシアカンボジアエキス(明治製菓株式会社) 4mg
二酸化ケイ素 4mg
ショ糖エステル 10mg
還元麦芽糖 56mg
【0063】
(間食補助食品の調製)
以下に記載の各成分を混合して粉末を調製した:
粉末(1食あたり)
難消化性デキストリン(松谷化学工業株式会社) 2.7g
パッションフラワーエキス(株式会社常盤植物化学研究所)0.3g
【0064】
(ダイエット効果の評価)
まず、各ボランティアの体重を測定した。次いで、各ボランティアに3食(朝食、昼食、および夕食)のいずれか1食を上記スープ粉末を湯(70℃)200mLに溶解させたスープに代替してもらった。選択した後の食事時間の変更は認めなかった。さらに、上記選択した1食以外の食事(例えば、昼食をスープに代替していれば、朝食および夕食)の食前60分以内に上記錠剤(補助食品)3錠または食後60分以内に上記錠剤3錠をそれぞれ水200mLとともに摂取させた。そして、上記粉末(間食補助食品)3gを水250mLに溶解させた飲料を3食のうちのいずれかの食間(任意の食事の3時間経過後から次の食事の3時間前の間)に1日1回の割合で摂取させた。このような摂取方法を4週間行った。摂取期間終了後の翌日に各ボランティアの体重を測定し、体重の減少率を以下の式により算出した。結果を表3に示す。なお、ボランティアには、所定時間に上記摂取を行い、そして代替食(スープ)以外に、少なくとも1回は通常の食事を摂取することだけを遵守させ、これらの食品を摂取することで、これまで摂取していた食事を制限する必要がないことを伝えた。
【0065】
【数3】
Figure 0004460234
【0066】
(実施例5〜7)
実施例4の条件を以下のように種々変更して、体重減少率を求めた。すなわち、実施例4のスープおよび錠剤のみを摂取し、飲料を摂取しなかった群(実施例5)、実施例4のスープおよび飲料のみを摂取し、錠剤を摂取しなかった群(実施例6)、および実施例4のスープのみを摂取し、錠剤および飲料を摂取しなかった群(実施例7)を設けた。結果を表3に併せて示す。
【0067】
(比較例2および3)
実施例4の食品1の代わりに食品4を用いてスープ粉末を調製し、このスープ粉末を用いたこと以外は、実施例4と同様の摂取方法で、スープ、錠剤、および粉末を摂取した群(比較例2)および実施例4のスープを用いなかったこと以外は、実施例4と同様にして、すなわち錠剤および飲料のみを摂取させた群を設け、それぞれ体重減少率を求めた。結果を表3に併せて示す。
【0068】
【表3】
Figure 0004460234
【0069】
表3の結果から、実施例の食品1を含有するスープを摂取した群(実施例4〜7)は、比較例2の食品4を含有するスープを摂取した群、あるいは比較例3のスープを摂取しない群に比べて、体重が減少していることがわかる。このことは、食品1を含むスープが優れたダイエット効果を有することを示す。特に、スープと、錠剤および飲料のうちの少なくとも一方とを摂取した群(実施例4〜6)は、スープのみを摂取した群(実施例7)に比べて、優れた体重減少効果が得られた。このことは、補助食品(錠剤)および間食補助食品(飲料)のうちの少なくとも一方を摂取することによって、ダイエット食品(スープ)のダイエット効果が、さらに効果的に発揮されることを示す。
【0070】
【発明の効果】
本発明によれば、このように、不溶性食物繊維(A成分)および腸内発酵性水溶性食物繊維(B成分)、および糖および/または脂質の吸収抑制効果を有する食物繊維(C成分)を含有し、該A成分、B成分、およびC成分がそれぞれ異なる食品材料であるダイエット食品が提供される。さらに該ダイエット食品を含むダイエット食品キットが提供される。このダイエット食品を摂取することによって、優れたダイエット効果が得られる。さらに、ダイエット食品キットを用いることによって、上記ダイエット食品のダイエット効果がさらに高められる。これらのダイエット食品およびダイエット食品キットは、食事制限することなく、優れたダイエット効果が得られるため、有用である。

Claims (4)

  1. ルロースを70重量部、トサンを10重量部、クチンを10重量部、そしてイリウムを10重量部の割合で含有するダイエット食品。
  2. 請求項1に記載のダイエット食品と補助食品とを含むダイエット食品キットであって、
    該補助食品が、(D)不溶性食物繊維を含有する食品であって、該補助食品が糖および/または脂質の吸収抑制効果あるいは糖および/または脂質の代謝促進効果を有し、そして
    該ダイエット食品および該補助食品が、同一形態でない、キット。
  3. 請求項1に記載のダイエット食品と間食補助食品とを含むダイエット食品キットであって、
    該間食補助食品が、(E)糖および/または脂質の吸収抑制効果を有する水溶性食物繊維を含有する食品であり、
    該ダイエット食品および該間食補助食品が、同一形態でない、キット。
  4. 請求項1に記載のダイエット食品、補助食品、および間食補助食品を含むダイエット食品キットであって、
    該補助食品が、(D)不溶性食物繊維を含有する食品であって、該補助食品が糖および/または脂質の吸収抑制効果あるいは糖および/または脂質の代謝促進効果を有し、
    該間食補助食品が、(E)糖および/または脂質の吸収抑制効果を有する水溶性食物繊維を含有する食品であり、
    該ダイエット食品、該補助食品、および該間食補助食品がいずれも同一形態でない、キット。
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