JP4456745B2

JP4456745B2 - Work floor

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Publication number: JP4456745B2
Application number: JP2000299736A
Authority: JP
Inventors: 義徳深田
Original assignee: 義徳深田
Priority date: 2000-09-29
Filing date: 2000-09-29
Publication date: 2010-04-28
Anticipated expiration: 2020-09-29
Also published as: JP2002106166A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、構造物の天井等の高いところを構築する際の足場となる作業床に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
建物内部の天井部等を構築する際の足場となる作業床として、図２７に示すように、パイプやアングル等の枠材によって枠組みされた作業台７０に支柱７１を取り付けると共に、支柱７１の下端に小径の車輪７２を設けて構成されていて、作業者によって建物内部を移動自在とされる移動式の作業床７３がある。
【０００３】
この作業床７３にあっては、作業床７３の上面、すなわち床面を高くしようとする場合、支柱７１を取り付けた作業台７０と同様に構成された作業台７０を、前記作業台７０上に積み重ねていくことによって、作業床７３の床面を高くするようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の作業床７３にあっては、枠組みされた一定高さの作業台７０を作業台７０上に積み重ねることによって、作業床７３の床面を高くするようにしているので、作業床７３の床面の高さは大まかにしか変更できず、種種の天井高さ等（作業対象部の高さ）に応じて作業床７３の床面の高さを比較的細かく変えるということができなく、床面の高さの自由度が低いものであると共に、高い位置での作業台７０の取り付け作業は効率の悪いものであるという問題がある。
【０００５】
また、従来のものにあっては、図２８に示すように、支柱７１が横方向に多数本並んでおり、支柱７１間の間隔が狭く、建物内の床面に邪魔物がある場合、その邪魔物を跨いで移動するということが困難であり、邪魔物をどけなくては、移動できないということがあって、不便であると共に、作業床７３の床の下側の、建物内の床面上を物置場として使えないという不便さもあった。
【０００６】
また、小径の車輪７２を使用しているので、建物内の床面に溝又は突部等があると移動が困難なものであった。
本発明は、前記問題点を解消した作業床を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明が技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、四角形の頂点に位置するように立設配置される少なくとも４本の支柱２を備え、各支柱は、該支柱を構成する支柱構成体同志を長さ方向上下に連結可能として構成され、連結される一方の支柱構成体から他方の支柱構成体にわたって長さ方向上下に移動できるように各支柱に上下移動自在に嵌合される移動体を備えると共に、この移動体を支柱に対して固定するためのピンを挿通するピン挿通孔を支柱構成体に長さ方向に適宜間隔をおいて多数形成し、移動体同志をビームによって連結することで構成される床枠を備え、この床枠上に床が形成可能とされ、前記各支柱構成体の上端側には吊り枠が着脱自在に取付固定可能とされ、この吊り枠と、該吊り枠と前記移動体との間に設けられる揚重機とを有する昇降手段によって前記床枠を支柱に対して昇降可能としていることを特徴とする。
【０００８】
また、前記昇降手段の揚重機がレバーホイストによって構成されているのがよい。
また、各支柱は長さの異なる複数本の支柱構成体を組み合わせることで構成されるのがよい。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図１〜図１５は、作業床１の第１の実施の形態を示しており、この作業床１は、建物内部（室内）の天井部等の高いところの作業対象部を構築する等の作業をする際に使用されるものであり、作業者によって前後左右及び斜め方向に自由に移動自在とされる移動作業床である。
【００１０】
図１及び図２において、作業床１は、少なくとも４本の支柱２と、これら支柱２に取り付けられた作業台３と、各支柱２の下端に設けられた車輪４とを備えて主構成されている。
支柱２は、１本又は複数本の支柱構成体２Ａから構成されており、上下方向からみて四角形（矩形）の前後左右の頂点に位置するように（上下方向からみて四角形を呈するように）配置されている。
【００１１】
支柱構成体２Ａは、図３及び図４に示すように、上下方向に配置された４本のパイプ材等からなる主材５を互いに前後左右に間隔をおいて平行に、且つ、上下方向からみて四角形の頂点に位置するように（上下方向からみて四角形を呈するように）配置され、前後左右に隣り合う主材５同志をパイプ材等からなる連結材６によって相互に連結して主構成されている。
【００１２】
連結材６は主材５間の上端側から下端側に亘って適宜間隔をおいて多数配置されている。
また、支柱構成体２Ａの前後面には、上下方向に亘るプレート７が連結材６の外面側に配置されていて、該連結材６に溶接等によって固定されている。
このプレート７には、連結材６間に位置するピン挿通孔８が所定ピッチで上下方向に多数貫通形成されている。
【００１３】
また、前後のプレート７に形成されるピン挿通孔８は上下方向において対応した位置に形成され、前後のプレート７のピン挿通孔８にピン９が挿通可能とされている（図１１参照）。
また、支柱構成体２Ａの各主材５の上端部には、図６に示すように、ナット１０が固定され、各主材５の下端部には、先端側が下方突出状となるように且つ軸心回りに回転自在にボルト１１が挿通されたボルトホルダ１２が溶接等によって固定されている。
【００１４】
図７にも示すように、このボルト１１の外周面側には、軸心方向のキー溝１３が先端から形成されており、このボルト１１には、キー溝１３に嵌合する突部１４を有する回転体１５が先端側からボルト１１の軸部に外嵌されている。
そして、回転体１５によってボルト１１を軸心回りに回転させて、ボルト１１をナット１０のネジ孔に螺合させることで、支柱構成体２Ａ同志が長さ方向に相互に連結可能とされている。
【００１５】
この支柱構成体２Ａは、長さの異なる数種のもの（例えば、長さＬ＝１０００ｍｍ、１４００ｍｍ、２０００ｍｍ）が用意されており、これらを作業対象部の高さに応じて適宜選択的に組み合わせる（使い分けする）ことで、支柱２の全長が変更調整できるようになっている。
ここで、支柱構成体２Ａの寸法について、代表的なものを例示すると、主材５は外径が４２．７ｍｍで厚み２．３ｍｍのパイプ材が使用されると共に、前後左右の主材５の中心間の距離が１４３．３ｍｍとされ、また、支柱構成体２Ａの長さＬが２０００ｍｍのものにおいて、連結材６は最上端から２番目と、最下端から２番目の連結材６間が２００ｍｍピッチで配置され、最上端及び最下端の連結材６は２番目の連結材６との距離が１５０ｍｍで支柱構成体２Ａの端部から５０ｍｍの位置に設けられており、ピン挿通孔８は内径４０ｍｍの孔が２００ｍｍピッチで形成されている。
【００１６】
車輪４は、大径（例えば、直径が８００ｍｍ）のものが採用されており、移動する際に、建物内の床面１６に溝等があっても良好に移動できるように考慮されている。
この車輪４は支柱２の下端部に取り付けられた車輪ホルダ１７に取り付けられている。
【００１７】
車輪ホルダ１７は、図５に示すように、スラストベアリング１８を有し、このスラストベアリング１８の上面に、主材５上端部とナット１０とからなるナット構造体と同様の構成のナット構造体１９が設けられ、このナット構造体１９に回転体１５を介して主材５の下端側のボルト１１が螺合されることで（図７に示す呼応増と同様の構造で）、車輪ホルダ１７が支柱２の下端に取付固定されている。
【００１８】
また、スラストベアリング１８の下面側には、支持ブラケット２０が固定され、この支持ブラケット２０の下部に軸受２１及び支軸２２を介して車輪４が横軸回りに回転自在に取り付けられている。
したがって、車輪４はスラストベアリング１８によって上下軸回りに回転自在とされている。
【００１９】
作業台３は、床枠２４と、床２５等とから構成されている。
床枠２４は、図８〜図１０に示すように、各支柱２に上下方向移動自在に嵌合された移動体２６と、前後左右に隣り合う移動体２６同志を連結する連結ビーム２７と、移動体２６に連結された延長ビーム２８とを備えて構成されている。
移動体２６は、主要部が四角筒状に形成され（例えば、厚さ４．５ｍｍの□２００ｍｍの筒体で形成されている）、図１１に示すように、支柱２に上下移動自在に外嵌されており、前記支柱２のピン挿通孔８に挿通されるピン９を移動体２６に貫通することで、移動体２６の支柱２に対する上下移動が規制されるように構成されている。
【００２０】
移動体２６に形成された、ピン９を挿通するピン挿通孔３１は上下方向に長い長孔とされ、移動体２６の上部の前後壁に上下一対形成されている。
各移動体２６の左右側面及び前後方向内方側の面の、ピン挿通孔３１よりも下方側には、十字形となるように配置された縦リブ３２及び横リブ３３が、それぞれ上下に固定されており、このリブ３２，３３に接合フランジ３４が固定されている。
【００２１】
また、各移動体２６の左右両側の上側の縦リブ３２は上方に延長され、この延長部分にフックを引っ掛ける吊り孔３５が形成されている。
連結ビーム２７及び延長ビーム２８は、図１０に示すように、上弦材３６と、下弦材３７と、これら上弦材３６と下弦材３７とを連結する垂直材３８及び斜材３９とから構成されている。
【００２２】
連結ビーム２７の上弦材３６及び下弦材３７の両端部に、接合フランジ４０が固定され、延長ビーム２８の上弦材３６及び下弦材３７の片側に、接合フランジ４０が固定されている。
連結ビーム２７は、前後左右に隣り合う移動体２６間に配置され、連結ビーム２７の上下の接合フランジ４０を、移動体２６の上下の接合フランジ３４に接当させてボルト・ナットによって両接合フランジ４０，３４を相互に固定することにより、移動体２６同志が相互に連結されている。
【００２３】
また、延長ビーム２８は移動体の左右方向外方側に配置され、延長ビーム２８の上下の接合フランジ４０を、移動体２６の上下の接合フランジ３４に接当させてボルト・ナットによって両接合フランジ４０，３４を相互に固定することにより、延長ビーム２８が移動体２６に連結されている。
床２５は、床枠２４上に、前後方向の根太２９を左右方向に間隔をおいて配置し、この根太２９の上に、木製、樹脂製、金属製等の板材等からなる床材３０が多数枚張られることで構成されている。
【００２４】
なお、根太２９はビーム２７にクランプ材によって固定され、床材３０はクランプ材によって根太２９に固定されている。また、本実施の形態の作業床１では、作業台３は、例えば、前後方向長さが５０００ｍｍ乃至６０００ｍｍで、左右幅が１００００ｍｍ乃至１２０００ｍｍの寸法に形成され、床面の高さは５０００ｍｍ以下に設定されるが、これに限定されることはない。
【００２５】
また、作業台３の少なくとも四隅には支持柱４１が、床２５の上方側に突出状に立設され、前後左右で隣り合う支持柱４１間には、手すり４２が設けられている。
また、支柱２同志及び支柱２と床枠２４とは管材４３によって連結される。
また、前記作業床１には、支柱２に対して作業台３を昇降させる昇降手段４６が備えられている。
【００２６】
この昇降手段４６は、図１２及び図１３に示すように、支柱構成体２Ａの上端側に載置されてボルトによって固定される吊り枠４７と、レバーホイスト４８（揚重機）と、レバーホイスト４８のチェーン４９の端部に取り付けられて吊り枠４７に引っ掛けられるフック５０と、レバーホイスト４８に取り付けられて移動体２６の吊り孔３５に引っ掛けられるフック５１等を備えていて、レバーによってチェーンを巻き上げて、移動体２６を上昇（又は下降）させることにより、作業台３を上昇（又は下降）させることができるようになっている。
【００２７】
なお、揚重機として手動式のレバーホイスト４８を例示したが、電動モータや油圧モータ等によってチェーンを巻き上げるものであってもよく、ウインチ又はホイストで構成されていてもよい。
前記構成の作業床１を組み立てるには、先ず、建物内の床面等上で、四角形の頂点に位置するように移動体２６を配置し、移動体２６同志を連結ビーム２７で連結すると共に、移動体２６に延長ビーム２８を連結して、床枠２４を組み立てる。
【００２８】
次に、床枠２４上に根太２９を固定すると共に、根太２９上に床板３０を張って床２５を形成し、支持柱４１及び手すり４２を取り付ける。
次に、１本の支柱構成体２Ａを各移動体２６に上方から挿通し、建物内の床面上に立設する。
次に、昇降手段４６の吊り枠４７を各支柱構成体２Ａの上端に取り付けると共に、レバーホイスト４８のフック５１を移動体２６の吊り孔３５に引っ掛け、さらに、チェーン４９の端部のフック５０を吊り枠４７に引っ掛ける。
【００２９】
次に、チェーン４９を巻き上げることによって、作業台３を支柱構成体２Ａに対して上昇させるのであるが、作業員の人数によって上昇の方法が若干異なる。
作業員が４人いるときには、４ヶ所のレバーホイスト４８のチェーン４９を巻き上げることにより、作業台３は平行に上昇させることができるが、２人で作業を行うときには、作業台３を片側ずつ上昇させる。
【００３０】
すなわち、図１４に示すように、先ず、作業台３の片側を所定高さ上昇させ、この上昇させた側の移動体２６のピン挿通孔３１及び支柱構成体２Ａのピン挿通孔８にピン９を挿通させて支柱構成体２Ａに対して固定する。
次に、作業台３の他の片側を所定高さ上昇させ、この上昇させた側の移動体２６のピン挿通孔３１及び支柱構成体２Ａのピン挿通孔８にピン９を挿通させて支柱構成体２Ａに対して固定する。
【００３１】
これを繰り返すことで支柱構成体２Ａの上端側まで、作業台３を上昇させる。
また、作業台３を支柱構成体２Ａの上端側まで上昇させる間に、各支柱構成体２Ａの下端に車輪４を取り付ける。
この車輪４を取り付けるには、通常、一ヶ所ずつ行われ、図１５に示すように、作業台３を所定距離上昇させたところで、車輪４を取り付けるところの支柱構成体２Ａの近傍に仮柱４４を立てて、該仮柱４４を床枠２４に固定し、次いで、支柱構成体２Ａを上方に移動させ、車輪４を車輪ホルダ１７に付けた状態で支柱構成体２Ａの下方に配置し、支柱構成体２Ａの下端に車輪ホルダ１７を取り付ける。
【００３２】
なお、仮柱４４は車輪４取り付け後、取り外される。
この要領で、他の支柱構成体２Ａに車輪４を取り付ける。
作業台３を支柱構成体２Ａの上端側まで上昇させると、吊り枠４７を取り外し、車輪４が取り付けられた支柱構成体２Ａの上に他の支柱構成体２Ａを連結する。
【００３３】
このとき、天井の高さに応じて、同じ長さ又は他の長さの支柱構成体２Ａが選択的に連結される。
支柱構成体２Ａを連結すると、前記と同じ要領で作業台３を上昇させ、ピン９により、所望高さの位置で、作業台３を固定する。
前記構成のものにあっては、床枠２４の組立作業及び床２５の形成作業等が建物内の床面上で行え、組立効率がよい。
【００３４】
また、移動体２６を支柱２に対して固定するためのピン９を挿通するピン挿通孔８を支柱構成体２Ａに長さ方向に適宜間隔をおいて多数形成してあるので、建物内部の天井部等の作業対象部の高さに応じて、比較的自由に作業床１の床２５高さを設定でき、作業対象部の高さに応じた作業床１の床２５面高さの設定の自由度が高いものである。
【００３５】
また、これに加えて、長さの異なる複数種の支柱構成体２Ａを組み合わせて支柱２を構成することにより、建物内の天井部等の作業対象部の高さに応じた作業床面高さの設定の自由度がさらに高まる。
また、支柱２間の間隔が広く、作業床１の床２５下部分の、建物内の床面上を物置場として使用でき便利であると共に、建物内の床面上に邪魔物４５があっても、それを跨ぐように移動でき、便利である。
【００３６】
なお、作業床１を解体するには、前記と逆の動作によって行われる。
図１６〜図２４は、第２の実施の形態を示しており、この実施の形態における作業床１は、図２３に示すように、体育館等の建物の床５３の略全面に対応する作業台３（例えば、前後方向１８０００ｍｍで左右方向１８０００ｍｍの寸法に形成される）が構築されるものであり、したがって、支柱２の下端には、車輪は設けられておらず、移動不能な作業床１である。
【００３７】
この第２の実施の形態に係る作業床１は、四角形の頂点に位置するように前後左右に配置された４本の支柱２の他、左右同じ側にある前後の支柱２間に２本の支柱２が介在されていて、計８本の支柱２が設けられている。
支柱構成体２Ａは、前記第１の実施の形態と略同様に構成されているが、ピン挿通孔８が形成されたプレート７は左右の両側面に設けられていて、ピン９は左右方向に挿通される。
【００３８】
また、支柱構成体２Ａの主材５同志は、斜材５２によっても相互に連結されている。
また、この実施の形態では、支柱構成体２Ａの主材５の端部には、それぞれプレート２３が固着され、このプレート２３同志をボルト・ナットによって連結することにより支柱構成体２Ａ同志が連結されるように構成されている。
【００３９】
なお、前記第１の実施の形態と同様の連結構造によって連結するようにしてもよい。
移動体２６は、パイプ材及び型鋼等を枠組みすることで構成され、図１７〜図１９に示すように、アングル等から構成されていて、上下方向からみて四角形の頂点に位置するように配置された前後左右の４本の縦材５４を有し、各縦材５４の内側に支柱構成体２Ａの主材５が位置するように、該支柱構成体２Ａに上下方向移動自在に外嵌される。
【００４０】
左右方向で隣合う縦材５４同志は、それぞれパイプ材等からなる左右方向の横材５５によって連結されている。
この横材５５は上下一対配置されており、各横材５５の端部には、接合フランジ３４が固定されている。
また、この上下の横材５５同志はパイプ材等からなる補強材５７によって連結されている。
【００４１】
前後方向で隣合う縦材５４同志は、それぞれアングル等からなる横材５６によって連結されている。
この横材５６は、前記横材５５間に配置され、上下一対設けられていて、前記前後の横材５５同志をも連結している。
また、左右方向で隣合う縦材５４同志の下部はアングル等からなる補強材５８によって連結されている。
【００４２】
また、各縦材５４の下端には、孔６０が形成されたＬ字プレート５９が固定されている。
また、上側の左右各横材５６には、プレート６１が設けられ、このプレート６１にピン９が挿通されて、支柱２に対する移動体２６の上下移動を規制するピン挿通孔３１が形成されている。
【００４３】
このプレート６１は、補強部材６２によって、縦材５４に連結されている。
連結ビーム２７及び延長ビーム２８は、図２１及び図２２に示すように、上弦材３６及び下弦材３７はそれぞれ一対設けられていて、四角形を呈するように配置され、各上弦材３６及び下弦材３７のそれぞれの端部に、前記移動体２６の接合フランジ３４に連結される接合フランジ４０が固定されている。
【００４４】
その他の構成は、前記第１の実施の形態と略同様である。
この第２の実施の形態のものにあっても、作業床１を組み立てるのに、前記第１の実施の形態と略同様にして行われる。
すなわち、建物の床面１６上に移動体２６を配置し、前後方向において同じ位置にある左右の移動体２６同志（左右方向で隣合う移動体２６同志）を連結ビーム２７によって連結する。
【００４５】
この場合、前後方向で隣合う移動体２６同志は連結ビーム２７によっては連結されない。
そして、この連結ビーム２７上に、前後方向の根太２９を左右方向に適宜間隔をおいて配置して連結ビーム２７及び延長ビーム２８に固定し、この根太２９上に床材３０を張り、支持柱４１及び手すり４２を取り付ける。
【００４６】
次に、各移動体２６に支柱構成体２Ａを挿通し、昇降手段４６を各支柱構成体２Ａの上端と移動体２６との間に設け、各昇降手段４６によって各移動体２６を上昇させて、作業台３を平行に上昇させ、所定距離上昇させたところで、ピン挿通孔８、３１にピン９を挿通して支柱構成体２Ａに対して作業台３を固定し、昇降手段４６を取り外して支柱構成体２Ａを連結し、この連結した各支柱構成体２Ａの上端と移動体２６との間に設け、ピン９を抜いて、また作業台３を上昇させるといった手順を繰り返して、床高さを所望の高さに設定する。
【００４７】
この第２の実施の形態では、例えば、図２４に示すように、建物の床面１６上で作業台３を組んだ状態から、一回目で作業台３を約１．５Ｍ上昇させ、２回目〜４回目まで作業台３を約２．２Ｍ上昇させるようにしている。
図２５及び図２６は、支柱構成体２Ａ同志の他の連結構造を示すものである。
この連結構造は、支柱構成体２Ａの端部に、４本の主材５が溶接等によって固定される１枚のプレート６３を設け、このプレート６３の、前後左右で隣り合う主材５間にボルト挿通孔６４を形成し、プレート６３同志をボルト・ナットによって連結固定することで、支柱構成体２Ａ同志を連結するようにしたものである。
【００４８】
この構造であると、支柱構成体２Ａ同志の結合が強いので、作業床１の床面を高くする場合（支柱２を長くする場合）に採用される。
【００４９】
【発明の効果】
本発明によれば、作業床は、四角形の頂点に位置するように立設配置される少なくとも４本の支柱２を備え、各支柱は、該支柱を構成する支柱構成体同志を長さ方向上下に連結可能として構成され、連結される一方の支柱構成体から他方の支柱構成体にわたって長さ方向上下に移動できるように各支柱に上下移動自在に嵌合される移動体を備えると共に、この移動体を支柱に対して固定するためのピンを挿通するピン挿通孔を支柱構成体に長さ方向に適宜間隔をおいて多数形成し、移動体同志をビームによって連結することで構成される床枠を備え、この床枠上に床が形成可能とされ、前記各支柱構成体の上端には吊り枠が着脱自在に取付固定可能とされ、この吊り枠と、該吊り枠と前記移動体との間に設けられる揚重機とを有する昇降手段によって前記床枠を支柱に対して昇降可能としているので、建物内の床面上で、移動体にビームを連結して床枠を組み立てると共に床枠上に床を形成し、その後、昇降手段によって支柱に対して床枠を上昇させることにより、作業床を構築することができ、床枠の組立作業及び床の形成作業等が建物内の床面上で行え、組立効率がよい。
【００５０】
また、移動体を支柱に対して固定するためのピンを挿通するピン挿通孔を支柱構成体に長さ方向に適宜間隔をおいて多数形成してあって、ピンを挿通するピン挿通孔を選択すること、またそれに加えて、複数本の支柱構成体を連結することで支柱の長さが変えられることにより、建物内部の天井部等の作業対象部の高さに応じて、比較的自由に作業床の床高さを設定でき、作業対象部の高さに応じた作業床の床面高さの設定の自由度が高いものである。
【００５１】
また、ビーム長さを長く採ることにより、支柱間の間隔の広い作業床を構成でき、これによって、作業床の床下部分の、建物内床面上を物置場として使用でき便利である。
また、支柱を、長さの異なる複数種の支柱構成体を組み合わせて構成することにより、建物内の天井部等の作業対象部の高さに応じた作業床面高さの設定の自由度がさらに高まるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１の実施の形態に係る作業床の正面図である。
【図２】第１の実施の形態に係る作業床の側面図である。
【図３】（ａ）は第１の実施の形態に係る支柱構成体の正面図であり、（ｂ）は第１の実施の形態に係る支柱構成体の側面図である。
【図４】第１の実施の形態に係る支柱構成体の平面図である。
【図５】第１の実施の形態に係る車輪の正面図である。
【図６】第１の実施の形態に係る支柱構成体同志の連結部分及び車輪と支柱構成体との連結部分の断面図である。
【図７】図６のＡ−Ａ線矢示断面図である。
【図８】第１の実施の形態に係る作業台の平面図である。
【図９】図８のＢ部の拡大図である。
【図１０】図９のＣ−Ｃ線矢示断面図である。
【図１１】第１の実施の形態に係る支柱構成体と移動体との連結部分の平面断面図である。
【図１２】第１の実施の形態に係る作業床を建物内部の床面上で組み立てた状態の正面図である。
【図１３】第１の実施の形態に係る作業床を建物内部の床面上で組み立てた状態の側面図である。
【図１４】作業台を上げるときの作用状態を示す正面図である。
【図１５】車輪を取り付けるときの作業床の正面図である。
【図１６】第２の実施の形態に係る支柱構成体の側面図である。
【図１７】第２の実施の形態に係る支柱構成体と移動体との連結部分の平面図である。
【図１８】第２の実施の形態に係る移動体の側面図である。
【図１９】第２の実施の形態に係る移動体の正面図である。
【図２０】図１９のＤ−Ｄ線矢示断面図である。
【図２１】ビームの正面図である。
【図２２】ビームの側面図である。
【図２３】第２の実施の形態に係る作業床の平面図である。
【図２４】第２の実施の形態に係る作業台を上昇させる手順を示した正面図である。
【図２５】支柱構成体同志の連結構造を示す正面図である。
【図２６】図２５のＥ−Ｅ線矢示図である。
【図２７】従来の作業床を示す側面図である。
【図２８】従来の作業床を示す正面図である。
【符号の説明】
２支柱
２Ａ支柱構成体
８ピン挿通孔
９ピン
２４床枠
２５床
２６移動体
２７ビーム
４６昇降手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a work floor serving as a scaffold for constructing a high place such as a ceiling of a structure.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 27, as a work floor to be used as a scaffold when building a ceiling portion or the like inside the building, a support 71 is attached to a work table 70 that is framed by a frame material such as a pipe or an angle, and the lower end of the support 71 There is a movable work floor 73 that is provided with a small-diameter wheel 72 and that can be freely moved in the building by an operator.
[0003]
In the work floor 73, when the upper surface of the work floor 73, that is, the floor surface is to be raised, a work table 70 configured in the same manner as the work table 70 to which the support 71 is attached is placed on the work table 70. The floor surface of the work floor 73 is raised by stacking.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional work floor 73, the floor surface of the work floor 73 is raised by stacking the framed work tables 70 having a fixed height on the work table 70. The height of the floor surface can only be roughly changed, and the height of the floor surface of the work floor 73 cannot be changed relatively finely according to various ceiling heights (the height of the work target portion), There is a problem that the degree of freedom of the height of the floor surface is low, and the work of attaching the work table 70 at a high position is inefficient.
[0005]
Further, in the conventional case, as shown in FIG. 28, when a plurality of support columns 71 are arranged in the horizontal direction, the interval between the support columns 71 is narrow, and there are obstacles on the floor in the building, It is difficult to move across obstacles, and it is inconvenient because it cannot be moved without removing obstacles, and it is inconvenient and the floor surface in the building below the floor of the work floor 73 There was also the inconvenience that the top could not be used as a storage room.
[0006]
In addition, since the small-diameter wheel 72 is used, it is difficult to move if there are grooves or protrusions on the floor surface in the building.
An object of this invention is to provide the work floor which eliminated the said problem.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
Technical measure taken by the present invention for solving the technical problem comprises at least four posts 2 that are vertically arranged to be positioned at the vertices of a square, each strut strut constituting the strut is configured as a possible connecting structure comrades lengthwise vertical, Ru fitted to be movable up and down in each post for movement from one of the pillar structure being coupled to the length direction vertical over the other pillar structure Provided with a moving body, a number of pin insertion holes for inserting pins for fixing the moving body to the column are formed in the column structure at appropriate intervals in the length direction, and the moving units are connected by a beam. it includes a formed bed frame in which, this on the floor frame bed is can be formed, the hanging frame the upper end of each post structure is freely attachable secured detachably, and the hanging frame, Provided between the suspension frame and the moving body Characterized in that the lifting means and a crane which is movable up and down the floor frame with respect to the column.
[0008]
Moreover, it is good that the lifting machine of the said raising / lowering means is comprised by the lever hoist.
Further, each strut is better to Ru is constructed by combining a plurality of struts structure of different lengths.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIGS. 1-15 has shown 1st Embodiment of the work floor 1, This work floor 1 is work, such as constructing | hanging high work object parts, such as a ceiling part inside a building (indoor). This is a moving work floor that is used when the operator moves and is freely movable in the front-rear, left-right, and diagonal directions by an operator.
[0010]
1 and 2, the work floor 1 is mainly composed of at least four columns 2, a work table 3 attached to these columns 2, and a wheel 4 provided at the lower end of each column 2. ing.
The support column 2 is composed of one or a plurality of support column structures 2A, and is arranged so as to be positioned at the front, rear, left and right vertices of a quadrangle (rectangle) when viewed from above and below (presenting a quadrangle when viewed from above and below). Has been.
[0011]
As shown in FIG. 3 and FIG. 4, the column structure 2 A is composed of four main pipes 5 arranged in the vertical direction, parallel to each other at intervals in the front, rear, left, and right directions, and from the vertical direction. It is arranged so as to be located at the apex of the quadrilateral (presenting a quadrilateral when viewed from the top and bottom), and is mainly configured by connecting the main members 5 adjacent to each other in the front, rear, left and right directions by a connecting member 6 made of a pipe material or the like. ing.
[0012]
A large number of connecting members 6 are arranged at appropriate intervals from the upper end side to the lower end side between the main members 5.
In addition, on the front and rear surfaces of the column structure 2A, a plate 7 extending in the vertical direction is disposed on the outer surface side of the connecting member 6, and is fixed to the connecting member 6 by welding or the like.
A plurality of pin insertion holes 8 positioned between the connecting members 6 are formed in the plate 7 so as to penetrate in a vertical direction.
[0013]
Further, the pin insertion holes 8 formed in the front and rear plates 7 are formed at corresponding positions in the vertical direction, and the pins 9 can be inserted into the pin insertion holes 8 of the front and rear plates 7 (see FIG. 11).
Further, as shown in FIG. 6, a nut 10 is fixed to the upper end portion of each main member 5 of the column structure 2 A, and the lower end portion of each main member 5 is formed so that the tip side protrudes downward. A bolt holder 12 into which a bolt 11 is inserted so as to be rotatable around an axis is fixed by welding or the like.
[0014]
As shown in FIG. 7, a key groove 13 in the axial direction is formed on the outer peripheral surface side of the bolt 11 from the tip, and a protrusion 14 that fits into the key groove 13 is formed on the bolt 11. A rotating body 15 is externally fitted to the shaft portion of the bolt 11 from the tip side.
Then, by rotating the bolt 11 around the axis by the rotating body 15 and screwing the bolt 11 into the screw hole of the nut 10, the strut members 2 A can be connected to each other in the length direction. .
[0015]
This support | pillar structure 2A is prepared with several types (for example, length L = 1000mm, 1400mm, 2000mm) from which length differs, and these are selectively combined suitably according to the height of a work object part. By changing the usage, the total length of the support column 2 can be changed and adjusted.
Here, as a typical example of the dimensions of the column structure 2A, a pipe material having an outer diameter of 42.7 mm and a thickness of 2.3 mm is used as the main material 5, and When the distance between the centers is 143.3 mm, and the length L of the column structure 2A is 2000 mm, the connecting material 6 is 200 mm between the second connecting material 6 from the uppermost end and the second connecting material 6 from the lowermost end. The connecting members 6 at the uppermost end and the lowermost end are arranged at a pitch, the distance from the second connecting member 6 is 150 mm, and is provided at a position 50 mm from the end of the column structure 2A. The pin insertion hole 8 has an inner diameter. 40 mm holes are formed at a pitch of 200 mm.
[0016]
The wheel 4 has a large diameter (for example, a diameter of 800 mm), and is considered so that the wheel 4 can move well even if there is a groove or the like on the floor surface 16 in the building.
The wheel 4 is attached to a wheel holder 17 attached to the lower end portion of the column 2.
[0017]
As shown in FIG. 5, the wheel holder 17 has a thrust bearing 18, and a nut structure 19 having the same configuration as the nut structure including the upper end portion of the main material 5 and the nut 10 on the upper surface of the thrust bearing 18. And the bolt 11 on the lower end side of the main material 5 is screwed into the nut structure 19 via the rotating body 15 (with the same structure as the response increase shown in FIG. 7), so that the wheel holder 17 is It is fixedly attached to the lower end of the column 2.
[0018]
A support bracket 20 is fixed to the lower surface side of the thrust bearing 18, and a wheel 4 is attached to a lower portion of the support bracket 20 via a bearing 21 and a support shaft 22 so as to be rotatable about a horizontal axis.
Therefore, the wheel 4 is rotatable about the vertical axis by the thrust bearing 18.
[0019]
The work table 3 includes a floor frame 24, a floor 25, and the like.
As shown in FIGS. 8 to 10, the floor frame 24 includes a movable body 26 that is fitted to each column 2 so as to be movable in the vertical direction, and a connecting beam 27 that connects the movable bodies 26 adjacent to each other in the front, rear, left, and right directions. An extension beam 28 connected to the moving body 26 is provided.
The main part of the moving body 26 is formed in a square cylinder shape (for example, formed of a □ 200 mm cylinder having a thickness of 4.5 mm), and as shown in FIG. The vertical movement of the movable body 26 relative to the column 2 is restricted by passing the pin 9 inserted through the pin insertion hole 8 of the column 2 through the movable body 26.
[0020]
The pin insertion holes 31 formed in the moving body 26 through which the pins 9 are inserted are elongated holes in the vertical direction, and a pair of upper and lower is formed on the front and rear walls on the upper side of the moving body 26.
Vertical ribs 32 and horizontal ribs 33 arranged in a cross shape are fixed vertically on the left and right side surfaces and the front and rear inner surfaces of each moving body 26 below the pin insertion holes 31. The joining flange 34 is fixed to the ribs 32 and 33.
[0021]
Further, the upper vertical ribs 32 on the left and right sides of each moving body 26 are extended upward, and a suspension hole 35 for hooking a hook is formed in the extended portion.
As shown in FIG. 10, the connecting beam 27 and the extension beam 28 are composed of an upper chord member 36, a lower chord member 37, and a vertical member 38 and a diagonal member 39 that connect the upper chord member 36 and the lower chord member 37. Yes.
[0022]
Joining flanges 40 are fixed to both ends of the upper chord member 36 and the lower chord member 37 of the connecting beam 27, and the joining flange 40 is fixed to one side of the upper chord member 36 and the lower chord member 37 of the extension beam 28.
The connecting beam 27 is disposed between the moving bodies 26 adjacent to each other in the front, rear, left, and right. The upper and lower connecting flanges 40 of the connecting beam 27 are brought into contact with the upper and lower connecting flanges 34 of the moving body 26 and both the connecting flanges are formed by bolts and nuts. The mobile members 26 are connected to each other by fixing 40 and 34 to each other.
[0023]
The extension beam 28 is disposed on the outer side in the left-right direction of the moving body. The upper and lower joining flanges 40 of the extension beam 28 are brought into contact with the upper and lower joining flanges 34 of the moving body 26 and both joining flanges are formed by bolts and nuts. The extension beam 28 is connected to the moving body 26 by fixing 40 and 34 to each other.
In the floor 25, the joists 29 in the front-rear direction are arranged on the floor frame 24 at intervals in the left-right direction. On the joists 29, a floor material 30 made of a plate material made of wood, resin, metal, or the like is provided. It is made up of a large number of sheets.
[0024]
The joist 29 is fixed to the beam 27 by a clamp member, and the floor member 30 is fixed to the joist 29 by a clamp member. In the work floor 1 according to the present embodiment, the work table 3 is formed to have a length of 5000 mm to 6000 mm in the front-rear direction and a width of 10,000 mm to 12000 mm, for example, and the height of the floor surface is 5000 mm or less. Although set, it is not limited to this.
[0025]
In addition, support columns 41 are erected on the upper side of the floor 25 in at least four corners of the work table 3, and handrails 42 are provided between the support columns 41 adjacent in the front, rear, left, and right.
Further, the columns 2 and the column 2 and the floor frame 24 are connected by a pipe 43.
Further, the work floor 1 is provided with lifting means 46 for moving the work table 3 up and down with respect to the column 2.
[0026]
As shown in FIGS. 12 and 13, the elevating means 46 includes a suspension frame 47 that is placed on the upper end side of the column structure 2 A and fixed by bolts, a lever hoist 48 (lifter), and a lever hoist 48. A hook 50 attached to the end of the chain 49 and hooked on the suspension frame 47, a hook 51 attached to the lever hoist 48 and hooked on the suspension hole 35 of the moving body 26, etc. Thus, by raising (or lowering) the moving body 26, the work table 3 can be raised (or lowered).
[0027]
In addition, although the manual lever hoist 48 was illustrated as a lifting machine, it may wind up a chain with an electric motor, a hydraulic motor, etc., and may be comprised by the winch or the hoist.
In order to assemble the work floor 1 having the above-described configuration, first, the moving body 26 is arranged so as to be positioned at the apex of the rectangle on the floor surface or the like in the building, and the moving bodies 26 are connected by the connecting beam 27. The extension frame 28 is connected to the moving body 26 to assemble the floor frame 24.
[0028]
Next, the joist 29 is fixed on the floor frame 24, the floor plate 30 is stretched on the joist 29 to form the floor 25, and the support pillar 41 and the handrail 42 are attached.
Next, the single column structure 2A is inserted into each moving body 26 from above, and is erected on the floor surface in the building.
Next, the suspension frame 47 of the elevating means 46 is attached to the upper end of each column structure 2A, the hook 51 of the lever hoist 48 is hooked on the suspension hole 35 of the moving body 26, and the hook 50 at the end of the chain 49 is further attached. Hang on the hanging frame 47.
[0029]
Next, the work platform 3 is raised with respect to the column structure 2A by winding up the chain 49, but the raising method is slightly different depending on the number of workers.
When there are four workers, the worktable 3 can be raised in parallel by hoisting the chains 49 of the four lever hoists 48. However, when working with two people, the worktable 3 is raised one side at a time. Let
[0030]
That is, as shown in FIG. 14, first, one side of the work table 3 is raised by a predetermined height, and the pins 9 are inserted into the pin insertion holes 31 of the movable body 26 and the pin insertion holes 8 of the column structure 2A on the raised side. Is inserted and fixed to the column structure 2A.
Next, the other side of the work table 3 is raised by a predetermined height, and the pin 9 is inserted into the pin insertion hole 31 of the moving body 26 and the pin insertion hole 8 of the column structure 2A on the raised side, thereby forming the column structure. Fix to body 2A.
[0031]
By repeating this, the work table 3 is raised to the upper end side of the column structure 2A.
Further, while raising the work table 3 to the upper end side of the columnar structure 2A, the wheel 4 is attached to the lower end of each columnar structure 2A.
The wheels 4 are usually attached one by one. As shown in FIG. 15, when the work table 3 is raised by a predetermined distance, a temporary pillar 44 is provided in the vicinity of the column structure 2A to which the wheels 4 are attached. The temporary pillar 44 is fixed to the floor frame 24, and then the column structure 2A is moved upward, and the wheel 4 is attached to the wheel holder 17 and disposed below the column structure 2A. A wheel holder 17 is attached to the lower end of the structure 2A.
[0032]
The temporary pole 44 is removed after the wheels 4 are attached.
In this manner, the wheel 4 is attached to the other column structure 2A.
When the work table 3 is raised to the upper end side of the column structure 2A, the suspension frame 47 is removed, and the other column structure 2A is connected to the column structure 2A to which the wheels 4 are attached.
[0033]
At this time, the columnar structures 2A having the same length or other lengths are selectively connected according to the height of the ceiling.
When the column structure 2A is connected, the work table 3 is raised in the same manner as described above, and the work table 3 is fixed at a desired height position by the pins 9.
In the above structure, the assembly work of the floor frame 24 and the formation work of the floor 25 can be performed on the floor surface in the building, and the assembly efficiency is good.
[0034]
In addition, a large number of pin insertion holes 8 through which the pins 9 for fixing the movable body 26 to the column 2 are inserted in the column structure 2A at appropriate intervals in the length direction. The floor 25 height of the work floor 1 can be set relatively freely according to the height of the work target part such as a part, and the height of the floor 25 surface of the work floor 1 can be set according to the height of the work target part. It has a high degree of freedom.
[0035]
In addition to this, the work floor surface height according to the height of the work target part such as the ceiling part in the building is configured by combining the pillars 2A of a plurality of types having different lengths to form the support pillar 2. The degree of freedom of setting is further increased.
In addition, the space between the columns 2 is wide, and it is convenient to use the floor surface in the building under the floor 25 of the work floor 1 as a storage space. There is an obstacle 45 on the floor surface in the building. Can be moved across it, which is convenient.
[0036]
Note that dismantling the work floor 1 is performed by the reverse operation.
FIGS. 16-24 has shown 2nd Embodiment, The work floor 1 in this embodiment is a worktable corresponding to the substantially whole surface of the floor 53 of buildings, such as a gymnasium, as shown in FIG. 3 (for example, formed in a dimension of 18000 mm in the front-rear direction and 18000 mm in the left-right direction). Therefore, no wheel is provided at the lower end of the support column 2 and the work floor 1 is immovable. is there.
[0037]
The work floor 1 according to the second embodiment includes four struts 2 arranged at the front, rear, left and right so as to be positioned at the apex of the quadrangle, and two front and rear struts 2 on the same left and right sides. The struts 2 are interposed, and a total of eight struts 2 are provided.
The column structure 2A is configured in substantially the same manner as in the first embodiment, but the plate 7 in which the pin insertion holes 8 are formed is provided on both the left and right sides, and the pins 9 are arranged in the left-right direction. It is inserted.
[0038]
Further, the main members 5 of the columnar structure 2 A are also connected to each other by the diagonal member 52.
Further, in this embodiment, the plates 23 are fixed to the end portions of the main members 5 of the support structure 2A, and the support structures 2A are connected by connecting the plates 23 with bolts and nuts. It is comprised so that.
[0039]
In addition, you may make it connect with the connection structure similar to the said 1st Embodiment.
The moving body 26 is configured by framing a pipe material, a steel plate, and the like, and as illustrated in FIGS. 17 to 19, is configured from an angle or the like, and is disposed so as to be positioned at the apex of the quadrangle when viewed in the vertical direction. Further, it has four vertical members 54 on the front, rear, left and right sides, and is externally fitted to the column structure 2A so as to be movable in the vertical direction so that the main member 5 of the column structure 2A is located inside each vertical member 54. .
[0040]
The vertical members 54 adjacent in the left-right direction are connected to each other by a horizontal member 55 made of a pipe material or the like.
A pair of upper and lower cross members 55 are arranged, and a joining flange 34 is fixed to an end portion of each cross member 55.
The upper and lower cross members 55 are connected by a reinforcing member 57 made of a pipe material or the like.
[0041]
The vertical members 54 adjacent in the front-rear direction are connected by cross members 56 each having an angle or the like.
The cross members 56 are arranged between the cross members 55, and are provided in a pair of upper and lower sides, and also connect the front and rear cross members 55.
Further, the lower portions of the vertical members 54 adjacent in the left-right direction are connected by a reinforcing member 58 made of an angle or the like.
[0042]
Further, an L-shaped plate 59 in which a hole 60 is formed is fixed to the lower end of each vertical member 54.
In addition, a plate 61 is provided in each of the upper left and right horizontal members 56, and a pin 9 is inserted through the plate 61, and a pin insertion hole 31 that restricts the vertical movement of the movable body 26 with respect to the column 2 is formed. .
[0043]
The plate 61 is connected to the vertical member 54 by a reinforcing member 62.
As shown in FIGS. 21 and 22, the connecting beam 27 and the extension beam 28 are provided so that a pair of upper chord members 36 and lower chord members 37 are provided, and are arranged in a square shape. At each end, a joining flange 40 connected to the joining flange 34 of the moving body 26 is fixed.
[0044]
Other configurations are substantially the same as those in the first embodiment.
Even in the second embodiment, the work floor 1 is assembled in substantially the same manner as in the first embodiment.
That is, the moving body 26 is arranged on the floor surface 16 of the building, and the left and right moving bodies 26 that are at the same position in the front-rear direction (moving bodies 26 adjacent in the left-right direction) are connected by the connecting beam 27.
[0045]
In this case, the moving bodies 26 adjacent in the front-rear direction are not connected by the connecting beam 27.
Then, the joists 29 in the front-rear direction are arranged on the connecting beams 27 at appropriate intervals in the left-right direction and fixed to the connecting beams 27 and the extension beams 28. The flooring 30 is stretched on the joists 29, and the supporting pillars are supported. 41 and handrail 42 are attached.
[0046]
Next, the column structure 2A is inserted into each moving body 26, and an elevating means 46 is provided between the upper end of each column structure 2A and the moving body 26, and each moving body 26 is raised by each elevating means 46. When the work table 3 is raised in parallel and raised by a predetermined distance, the pin 9 is inserted into the pin insertion holes 8 and 31, the work table 3 is fixed to the column structure 2A, and the lifting means 46 is removed. The floor structure 2A is connected, and the floor height is obtained by repeating the procedure of connecting the support structure 2A between the upper end of each connected support structure 2A and the moving body 26, removing the pin 9, and raising the work table 3. Is set to the desired height.
[0047]
In the second embodiment, for example, as shown in FIG. 24, the work table 3 is raised about 1.5 M at the first time from the state where the work table 3 is assembled on the floor 16 of the building, and the second time. The work table 3 is raised about 2.2M until the fourth time.
FIG. 25 and FIG. 26 show other connection structures of the columnar structures 2A.
In this connection structure, one plate 63 to which the four main members 5 are fixed by welding or the like is provided at the end of the column structure 2A. Bolt insertion holes 64 are formed, and the plates 63 are connected and fixed by bolts and nuts, so that the strut members 2A are connected.
[0048]
Since this structure has strong coupling between the columnar structures 2A, it is adopted when the floor surface of the work floor 1 is increased (when the column 2 is lengthened).
[0049]
【The invention's effect】
According to the present invention, working floor is provided with at least four posts 2 that are vertically arranged to be positioned at the vertices of a square, each strut has a length direction vertical struts structure comrades constituting the strut coupling is configured as possible, together with from one pillar structure being coupled comprises a movable body that Ru is fitted to be movable up and down in each post to be movable in the longitudinal direction above and below over the other pillar structure, this movement A floor frame configured by forming a number of pin insertion holes through which pins for fixing the body to the column are inserted in the column structure at appropriate intervals in the length direction and connecting the moving units with beams. the provided, the floor on this floor frame is possible to form the hanging frame in the upper end of each post structure is freely attachable secured detachably, and the hanging frame, and the hanging Ri frame with the mobile Lifting means having a lifting machine provided between them Thus since the vertically movable to the floor frame with respect to the column, on the floor in the building, and connecting the beams to the mobile bed is formed on the floor frame with assembling the bed frame, then, the lifting means By raising the floor frame with respect to the column, a work floor can be constructed, and floor frame assembly work, floor formation work, etc. can be performed on the floor surface in the building, and assembly efficiency is good.
[0050]
In addition, a number of pin insertion holes for inserting pins for fixing the movable body to the column are formed in the column structure at appropriate intervals in the length direction, and the pin insertion holes for inserting the pins are selected. In addition, the length of the column can be changed by connecting a plurality of column structures, so that it is relatively free according to the height of the work target such as the ceiling inside the building. The floor height of the work floor can be set, and the degree of freedom in setting the floor height of the work floor according to the height of the work target portion is high.
[0051]
Further, by taking a long beam length, it is possible to construct a work floor with a wide interval between the support columns, and it is convenient to use the floor under the floor of the work floor as a storeroom.
Further, the standoff, by configuring by combining a plurality of kinds of pillar structure of different lengths, the degree of freedom of the working floor level of the setting according to the height of the work object portion of the ceiling portion or the like in a building Has the effect of further increasing.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a work floor according to a first embodiment.
FIG. 2 is a side view of the work floor according to the first embodiment.
FIG. 3A is a front view of a column structure according to the first embodiment, and FIG. 3B is a side view of the column structure according to the first embodiment.
FIG. 4 is a plan view of a column structure according to the first embodiment.
FIG. 5 is a front view of a wheel according to the first embodiment.
FIG. 6 is a cross-sectional view of a connecting portion between strut constituents according to the first embodiment and a connecting portion between a wheel and a strut constituent.
7 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 8 is a plan view of a work table according to the first embodiment.
FIG. 9 is an enlarged view of a portion B in FIG.
10 is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG.
FIG. 11 is a plan cross-sectional view of a connecting portion between a column structure and a moving body according to the first embodiment.
FIG. 12 is a front view of a state in which the work floor according to the first embodiment is assembled on the floor surface inside the building.
FIG. 13 is a side view showing a state where the work floor according to the first embodiment is assembled on the floor surface inside the building.
FIG. 14 is a front view showing an operation state when the work table is raised.
FIG. 15 is a front view of a work floor when wheels are attached.
FIG. 16 is a side view of a column structure according to the second embodiment.
FIG. 17 is a plan view of a connecting portion between a column structure and a moving body according to the second embodiment.
FIG. 18 is a side view of a moving body according to the second embodiment.
FIG. 19 is a front view of a moving body according to the second embodiment.
20 is a cross-sectional view taken along line DD of FIG.
FIG. 21 is a front view of a beam.
FIG. 22 is a side view of a beam.
FIG. 23 is a plan view of a work floor according to the second embodiment.
FIG. 24 is a front view showing a procedure for raising the work table according to the second embodiment.
FIG. 25 is a front view showing a connection structure between the strut members.
26 is a view taken along line EE in FIG. 25. FIG.
FIG. 27 is a side view showing a conventional work floor.
FIG. 28 is a front view showing a conventional work floor.
[Explanation of symbols]
2 support 2A support structure 8 pin insertion hole 9 pin 24 floor frame 25 floor 26 moving body 27 beam 46 lifting means

Claims

Comprising at least four columns that are erected arranged to be positioned at the vertices of a square (2), each strut (2) is pillar structure constituting strut a (2) (2A) longitudinally comrades It is configured to be connectable up and down, and is fitted to each support column (2) so that it can move vertically in the longitudinal direction from one connected support structure (2A) to the other support structure (2A). provided with a mobile (26) that will be the pin insertion holes (8) the pillar structure for inserting the pin (9) for fixing against the moving body (26) strut (2) (2A) number formed at appropriate intervals in the longitudinal direction, provided with a configured bed frame (24) by the moving body (26) each other connected by beams (27), the floor on the floor frame (24) ( 25) it is capable formed, wherein the upper end of each strut structure (2A) suspended The frame (47) can be detachably mounted and fixed, and includes a lifting frame (47) and a lifting machine (48) provided between the hanging frame (47) and the moving body (26). A work floor characterized in that the floor frame (24) can be moved up and down with respect to the column (2 ) by means (46) .

The work floor according to claim 1 , characterized in that the lifting machine (48) of the lifting means (46) is constituted by a lever hoist .

Each strut (2) is working floor according to claim 1 or 2, characterized in that that consists by combining a plurality of supports structure of different lengths (2A).